JP2006218940A - シフトレバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シフトレバーのみならず当該節度機構や自動復帰機構の各部材の衝突に起因する衝突音(打撃音)を防止・抑制することができるシフトレバー装置を得る。
【解決手段】シフトレバー装置は、節度機構及び自動復帰機構を有しており,自動復帰の際、ダンパー60の舌片部60Bが収納筒33に係合し、舌片部60Bの弾性力によってディテントロッド30の衝撃が緩衝され、ディテントロッド30の衝突音(打撃音)が防止・抑制され、かつ操作レバーと他の部材(例えば、ガイド溝38等)との衝撃も緩衝されることになり、操作レバー自体の衝突に起因する衝突音(打撃音)も防止・抑制される。さらに、互いに摺動し合うハウジング・レバーガイド36(ディテント溝42)とディテントロッド30が共に樹脂製とされているため、両者が摺動し合う際の音圧が柔らかくなり、操作フィーリング(タッチ)が向上する。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の変速機に用いられるシフトレバー装置に関する。
自動変速機をシフトするためのシフトレバー装置のうち、ハウジングに開口するガイド溝のパターンに沿ってシフトレバー(操作レバー)をセレクト操作及びこれと直交する方向のシフト操作することによって任意のシフトレンジが選択可能なものがある。この種のシフトレバー装置のガイド溝のパターンは、所謂ストレート式、所謂Hパターン式、及び所謂ゲート式等といろいろな形式があるが、それぞれシフトレバーが車両左右方向及び車両前後方向(装置の配置位置によっては、上下方向)に操作された際に節度を生じさせるための節度機構や所定のホームポジションに自動復帰させるための自動復帰機構を設けている。
ところで、シフトレバーを操作する際に、このシフトレバーがハウジングのガイド溝と衝突すると衝突音が生じる不具合があった。そこで、前述の如き衝突音を防止するために、シフトレバーに樹脂製の緩衝材を設けた構成のものが提案されている(一例として、特許文献1参照)。
このシフトレバー装置では、シフトレバーがガイド溝と衝突しようとしてもこれに先だって緩衝材が衝突(接触)するため、シフトレバーとガイド溝との衝突に起因する衝突音(打撃音)が防止・抑制される。
しかしながら、このような従来のシフトレバー装置に適用された緩衝構造では、ハウジングに開口するガイド溝あるいはシフトレバー自体に樹脂製の緩衝材を設けた構成であるため、前述の如くシフトレバーの節度機構や自動復帰機構を備えた構成のシフトレバー装置には対応できず、仮にシフトレバーとガイド溝との衝突に起因する衝突音(打撃音)が防止・抑制されたとしても、依然として節度機構や自動復帰機構における部材の衝突音が生じていた。特に、シフトレバーがホームポジションに自動復帰するシフトレバー装置では、乗員がシフトレバーから手を放しシフトレバーがホームポジションに自動復帰する際に生じる衝突音が顕著であり、このための対策が切望されていた。
特開平9−196154号公報
本発明は上記事実を考慮し、シフトレバーが操作された際に節度を生じさせるための節度機構や所定のホームポジションに自動復帰させるための自動復帰機構を設けた構成の場合であっても、シフトレバーのみならず当該節度機構や自動復帰機構の各部材の衝突に起因する衝突音(打撃音)を防止・抑制することができるシフトレバー装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明のシフトレバー装置は、セレクト操作及びこれと直交する方向のシフト操作によって任意のシフトレンジが選択可能なシフトレバー装置において、前記セレクト操作方向に沿って配置されたシャフト・シフトポジションに回転自在に支持され、前記シャフト・シフトポジション周りに揺動可能なリテーナと、前記シャフト・シフトポジションと直交するシャフト・セレクトポジションによって下端部が前記リテーナの下端部に回転自在に連結され、前記シャフト・セレクトポジション周りに回転することで前記セレクト操作されると共に、前記リテーナと共に前記シャフト・シフトポジション周りに回転することで前記シフト操作さる操作レバーと、前記操作レバーが挿通されたガイド溝を有するハウジング・レバーガイドと、前記操作レバーに設けられた収納筒内に突出方向に付勢されて収納されたディテントロッド、及び、前記ハウジング・レバーガイドに形成され前記ディテントロッドが圧接されるディテント溝を含んで構成され、前記操作レバーの前記セレクト操作及びシフト操作の際の節度及び所定のホームポジションに自動復帰させるためのディテント機構と、前記ハウジング・レバーガイドに設けられ、前記操作レバーが前記ホームポジションに復帰する際に前記ディテント機構に係合して前記操作レバーの衝撃を緩衝する緩衝部材と、を備えたことを特徴としている。
請求項1記載のシフトレバー装置では、操作レバーがハウジング・レバーガイドのガイド溝に沿ってセレクト操作及びシフト操作されることによって任意のシフトレンジが選択される。すなわち、操作レバーがセレクト操作されると、この操作レバーをリテーナに連結するシャフト・セレクトポジション周りに操作レバーのみが回転して、前記セレクト操作される。さらに、操作レバーがシフト操作されると、操作レバーがリテーナと共にシャフト・シフトポジション周りに回転して、前記シフト操作される。また、操作レバーがセレクト操作及びシフト操作される際には、操作レバーのディテントロッドがハウジング・レバーガイドのディテント溝に圧接されながら摺動することで、操作レバーの節度が得られる。さらに、乗員が操作レバーから手を放せば、操作レバーは、ディテントロッドがハウジング・レバーガイドのディテント溝に案内誘導されることで、所定のホームポジションに自動復帰する。
ここで、操作レバーが所定のホームポジションに自動復帰する際には、緩衝部材がディテント機構に係合してその衝撃が緩衝され(押し当たりながら戻り)、例えばディテントロッドがディテント溝の側壁に衝突することによる衝突音(打撃音)が防止・抑制される。しかも、このディテントロッド等のディテント機構は常に操作レバーに連動するため、緩衝部材によってディテント機構の衝撃が緩衝されることで、操作レバーと他の部材(例えば、ハウジング・レバーガイドに開口するガイド溝等)との衝撃も緩衝されることになり、操作レバー自体の衝突に起因する衝突音(打撃音)も防止・抑制される。
このように、請求項1記載のシフトレバー装置では、シフトレバーが操作された際に節度を生じさせしかも所定のホームポジションに自動復帰させるためのディテント機構(節度機構及び自動復帰機構)を設けた構成の場合であっても、シフトレバーのみならず当該ディテント機構(節度機構及び自動復帰機構)の各部材の衝突に起因する衝突音(打撃音)を防止・抑制することができる。
請求項2に係る発明のシフトレバー装置は、請求項1記載のシフトレバー装置において、前記緩衝部材は、前記ハウジング・レバーガイドのディテント溝に設けられると共に前記収納筒に係合して前記緩衝を成す、ことを特徴としている。
請求項2記載のシフトレバー装置では、ハウジング・レバーガイドのディテント溝に設けられた緩衝部材が、操作レバーに設けられた収納筒に係合して前記緩衝が成されるため、ディテントロッドとディテント溝とによって成される前記操作レバーの節度動作及び自動復帰動作(ディテントロッドのディテント溝に対する追従動作)が不要に阻害されることがなく、効果的に前記緩衝を成すことができる。
請求項3に係る発明のシフトレバー装置は、請求項1または請求項2記載のシフトレバー装置において、前記ハウジング・レバーガイド及び前記ディテントロッドは共に樹脂製とされている、ことを特徴としている。
請求項3記載のシフトレバー装置では、互いに摺動し合うハウジング・レバーガイド(ディテント溝)とディテントロッドが共に樹脂製とされているため、両者が摺動し合う際の音圧が柔らかくなり、操作フィーリング(タッチ)が向上する。
以上説明したように本発明に係るシフトレバー装置は、シフトレバーが操作された際に節度を生じさせしかも所定のホームポジションに自動復帰させるためのディテント機構(節度機構及び自動復帰機構)を設けた構成の場合であっても、シフトレバーのみならず当該ディテント機構(節度機構及び自動復帰機構)の各部材の衝突に起因する衝突音(打撃音)を防止・抑制することができるという優れた効果を有する。
図1には、本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置10の全体構成が分解斜視図にて示されている。
このシフトレバー装置10は、装置本体(外枠)とされるプレート・サブアッシー12を備えている。このプレート・サブアッシー12には、シャフト・シフトポジション14によってリテーナ16が支持されており、リテーナ16はシャフト・シフトポジション14周りに(シャフト・シフトポジション14と共に)揺動回転可能となっている。シャフト・シフトポジション14は、ブッシュ18及びワッシャー20を介在させてナット22で締結されている。
リテーナ16の下端部には、シャフト・セレクトポジション24によって操作レバー26が連結されている。シャフト・セレクトポジション24は、シャフト・シフトポジション14と直交して設けられており、さらにクリップ28によって抜け止めされている。これにより、操作レバー26は、シャフト・セレクトポジション24周りに回転可能とされ、しかも、リテーナ16と共にシャフト・シフトポジション14周りにも回転可能となっている。ここで、操作レバー26のシャフト・セレクトポジション24周りの回転がセレクト操作方向(図1矢印X方向)とされ、操作レバー26のシャフト・シフトポジション14周りの回転がシフト操作方向(図1矢印Y方向)とされている。
操作レバー26には収納筒33が設けられており、この収納筒33のロッド孔34には、ディテント機構を構成するディテントロッド30がスプリング32によって突出方向に付勢された状態で収納されている。このディテントロッド30は樹脂製とされており、後述するハウジング・レバーガイド36のディテント溝42に対応している。
プレート・サブアッシー12の端部開口部分には、樹脂製のハウジング・レバーガイド36が設けられている。ハウジング・レバーガイド36は、ピン40によってプレート・サブアッシー12に取り付けられている。このハウジング・レバーガイド36には、操作レバー26のセレクト操作及びシフト操作に対応したガイド溝38が形成されており、操作レバー26はこのガイド溝38を挿通して配置されている。図8にも示す如く、ハウジング・レバーガイド36のガイド溝38には、操作レバー26の複数のシフトレンジ、すなわち、「H」ホームポジション、「N」レンジ、「D」レンジ、「R」レンジ、及び「B」レンジが設定されており、前述した如く操作レバー26がセレクト操作または/及びシフト操作されることで選択した位置へ移動できる構成となっている。なお、図8においては、操作レバー26の複数のシフトレンジの説明を解りやすくするために、後述するハウジング・サブアッシー78における各シフトレンジを示してある。
また、図2乃至図4に示す如く、ハウジング・レバーガイド36の裏面には、ディテント機構を構成するディテント溝42が形成されている。このディテント溝42は、ガイド溝38と同様に操作レバー26のセレクト操作及びシフト操作に対応したゲート形状でしかも凹凸が連続する傾斜面を成して形成されており、操作レバー26のディテントロッド30が圧接されている。これにより、ディテントロッド30がディテント溝42の凹凸を乗り越えながら移動することで、操作レバー26はセレクト方向及びシフト方向に節度をもって操作できると共に前記「H」ホームポジションに自動復帰するように構成されている。なお、図4においては、収納筒33(ディテントロッド30)の各移動位置を二点鎖線にて示してあり、「A」にて示す位置が収納筒33(ディテントロッド30)の初期位置(すなわち、操作レバー26の「H」ホームポジション)となっている。
またさらに、ハウジング・レバーガイド36のディテント溝42には、緩衝部材としてのダンパー60が設けられている。ここで、図5にはこのダンパー60の詳細が斜視図にて示されている。また、図6にはダンパー60の平面図が示されており、図7にはダンパー60の正面図が示されている。ダンパー60は、全体として略L字形の本体部60Aと、この本体部60Aに一体に形成された略U字形の舌片部60Bとによって構成されており、本体部60Aがハウジング・レバーガイド36の裏面側からディテント溝42の周縁部分に嵌り込んで取り付けられている。さらに、このダンパー60の舌片部60Bは、弾性を有しており(弾性変形可能であり)、ディテント溝42に圧接された操作レバー26のディテントロッド30を収納する収納筒33に対応している。これにより、操作レバー26が前記「H」ホームポジションに復帰する際に、すなわち操作レバー26に連動してディテントロッド30(収納筒33)が初期位置(図4に二点鎖線「A」にて示す位置)へ移動する際に、ダンパー60の舌片部60Bが収納筒33に係合し弾性力によってディテントロッド30の移動(ディテント溝42の側壁との衝撃)を緩衝することができる構成となっている。
なお、ダンパー60の舌片部60Bの弾性力は、スプリング32の付勢力よりも弱く設定されており、操作レバー26が「H」ホームポジションに自動復帰する際に(ディテントロッド30がディテント溝42に沿って初期位置に復帰する際に)その移動を阻害しないように(操作レバー26の戻り速度を弱める程度に)構成されている。
また、プレート・サブアッシー12には、センサユニット44が設けられている。センサユニット44は、ケース46とリンク・センサ48及びセレクトポジションセンサ50を有した構成となっている。ケース46とリンク・センサ48とは、ケース46の端部に設けられた揺動軸部52にリンク・センサ48が揺動回転可能に支持された構成となっており、リンク・センサ48は揺動軸部52を支点として下端部分が揺動可能である。また、リンク・センサ48の先端(下端)部はケース46に一体に形成されたガイド梁部54の内側に入り込んでおり、リンク・センサ48の不要な抜け出しを防止すると共にその揺動を案内している。
リンク・センサ48のスライド孔56には、操作レバー26のピン部58が入り込んでいる。したがって、操作レバー26が前述の如くシャフト・セレクトポジション24周りに回転すると(セレクト操作されると)、これに常に連動してリンク・センサ48が揺動される構成である。
さらに、リンク・センサ48と反対側のケース46裏面側にはセレクトポジションセンサ50が設けられており、このセレクトポジションセンサ50の検出片64がリンク・センサ48の先端部に形成されたスライド孔66に入り込んでいる。これにより、リンク・センサ48が揺動されるとセレクトポジションセンサ50が作動してリンク・センサ48の揺動位置(すなわち、操作レバー26のセレクト位置)が検出される構成となっている。
また、プレート・サブアッシー12には、シフトポジションセンサ68が設けられている。シフトポジションセンサ68はシャフト・シフトポジション14に対応して設けられており、ワッシャー70を介在させてスクリュウ72によってプレート・サブアッシー12に締結固定されている。操作レバー26がリテーナ16と共にシャフト・シフトポジション14周りに回転すると(シフト操作されると)、シフトポジションセンサ68が作動して操作レバー26のシフト位置が検出される構成となっている。
以上の構成の各部品が取り付けられたプレート・サブアッシー12には、ハウジング・レバーガイド36の表面側にカバースライド74及びカバースライド76を介在させてハウジング・サブアッシー78が取り付けられてプレート・サブアッシー12の一端開口部分を閉鎖しており、さらに、操作レバー26の先端部にはノブ80が取り付けられている。
また一方、プレート・サブアッシー12の他端開口部分には、カバープレート82が取り付けられてプレート・サブアッシー12の他端開口部分を閉鎖している。
次に、本実施の形態に係るシフトレバー装置10の作用を説明する。
シフトレバー装置10では、操作レバー26がセレクト操作及びシフト操作されることによって任意のシフトレンジが選択される。
すなわち、操作レバー26がセレクト操作されると、この操作レバー26をリテーナ16に連結するシャフト・セレクトポジション24周りに操作レバー26のみが回転して、前記セレクト操作される。さらに、操作レバー26がシフト操作されると、操作レバー26がリテーナ16と共にシャフト・シフトポジション14周りに回転して、前記シフト操作される。この場合、ハウジング・レバーガイド36のディテント溝42に圧接されている操作レバー26のディテントロッド30が、ディテント溝42の凹凸を乗り越えながら移動することにより、操作レバー26はセレクト方向及びシフト方向に節度をもって操作できる。
また、操作レバー26がセレクト操作される際には、操作レバー26に連動してリンク・センサ48が動作し、セレクトポジションセンサ50が作動されて、操作レバー26の位置(セレクトポジション)検出が成され、操作レバー26がシフト操作される際には、操作レバー26に連動してシフトポジションセンサ68が作動されて、操作レバー26の位置(シフトポジション)検出が成される。
またさらに、乗員が操作レバー26から手を放せば、ディテントロッド30がディテント溝42の初期位置(図4に二点鎖線「A」にて示す位置)へ移動することで、操作レバー26は所定の「H」ホームポジションに自動復帰する。
ここで、操作レバー26が所定の「H」ホームポジションに自動復帰する際には、すなわち操作レバー26に連動してディテントロッド30が前記初期位置へ移動する際には、ダンパー60の舌片部60Bが収納筒33に係合し、舌片部60Bの弾性力によってディテントロッド30の移動(ディテント溝42の側壁との衝撃)が緩衝され(押し当たりながら戻り)、ディテントロッド30がディテント溝42の側壁に衝突することによる衝突音(打撃音)が防止・抑制される。しかも、ディテントロッド30は常に操作レバー26に連動するため、ダンパー60によってディテントロッド30の衝撃が緩衝されることで、操作レバー26と他の部材(例えば、ハウジング・レバーガイド36に開口するガイド溝38等)との衝撃も緩衝されることになり、操作レバー26自体の衝突に起因する衝突音(打撃音)も防止・抑制される。
さらに、このシフトレバー装置10では、互いに摺動し合うハウジング・レバーガイド36(ディテント溝42)とディテントロッド30が共に樹脂製とされているため、両者が摺動し合う際の音圧が柔らかくなり、操作フィーリング(タッチ)が向上する。
このように、本実施の形態に係るシフトレバー装置10では、操作レバー26が操作された際に節度を生じさせるための節度機構及び所定のホームポジションに自動復帰させるための自動復帰機構(ディテント機構としてのディテントロッド30及びディテント溝42)を設けた構成としても、操作レバー26のみならず当該節度機構や自動復帰機構の各部材の衝突に起因する衝突音(打撃音)を防止・抑制することができる。
なお、前述した実施の形態においては、操作レバー26のホームポジションを図8に示す如く「H」位置に設定した構成としたが、ホームポジションとはこのような「H」位置に限定されるわけではなく、ある所定の位置(すなわち、起点となる位置)であり、操作レバー26の他の移動位置を「ホームポジション」として設定する構成としてもよい。
また、前述した実施の形態においては、ダンパー60の舌片部60Bが収納筒33に係合してディテントロッド30の移動(ディテント溝42の側壁との衝撃)を緩衝する構成としたが、これに限らず、ダンパー60の舌片部60Bにディテントロッド30自体が係合することでその移動を緩衝する構成としてもよい。
本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置の全体構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置のハウジング・レバーガイドに設けられたディテント溝及びダンパーの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置のハウジング・レバーガイドに設けられたディテント溝及びダンパーの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置のハウジング・レバーガイドに設けられたディテント溝及びダンパーの構成を示す裏面図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置のハウジング・レバーガイドに設けられたダンパーの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置のハウジング・レバーガイドに設けられたダンパーの構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置のハウジング・レバーガイドに設けられたダンパーの構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係るシフトレバー装置の操作レバーの複数のシフトレンジの構成を示すハウジング・サブアッシーの平面図である。
符号の説明
10 シフトレバー装置
12 プレート・サブアッシー
14 シャフト・シフトポジション
16 リテーナ
24 シャフト・セレクトポジション
26 操作レバー
30 ディテントロッド(ディテント機構)
33 収納筒(ディテント機構)
36 ハウジング・レバーガイド
38 ガイド溝
42 ディテント溝(ディテント機構)
60 ダンパー(緩衝部材)
60A 本体部
60B 舌片部

Claims (3)

  1. セレクト操作及びこれと直交する方向のシフト操作によって任意のシフトレンジが選択可能なシフトレバー装置において、
    前記セレクト操作方向に沿って配置されたシャフト・シフトポジションに回転自在に支持され、前記シャフト・シフトポジション周りに揺動可能なリテーナと、
    前記シャフト・シフトポジションと直交するシャフト・セレクトポジションによって下端部が前記リテーナの下端部に回転自在に連結され、前記シャフト・セレクトポジション周りに回転することで前記セレクト操作されると共に、前記リテーナと共に前記シャフト・シフトポジション周りに回転することで前記シフト操作さる操作レバーと、
    前記操作レバーが挿通されたガイド溝を有するハウジング・レバーガイドと、
    前記操作レバーに設けられた収納筒内に突出方向に付勢されて収納されたディテントロッド、及び、前記ハウジング・レバーガイドに形成され前記ディテントロッドが圧接されるディテント溝を含んで構成され、前記操作レバーの前記セレクト操作及びシフト操作の際の節度及び所定のホームポジションに自動復帰させるためのディテント機構と、
    前記ハウジング・レバーガイドに設けられ、前記操作レバーが前記ホームポジションに復帰する際に前記ディテント機構に係合して前記操作レバーの衝撃を緩衝する緩衝部材と、
    を備えたことを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 前記緩衝部材は、前記ハウジング・レバーガイドのディテント溝に設けられると共に前記収納筒に係合して前記緩衝を成す、ことを特徴とする請求項1記載のシフトレバー装置。
  3. 前記ハウジング・レバーガイド及び前記ディテントロッドは共に樹脂製とされている、ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のシフトレバー装置。
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