JPH09210188A - チェンジレバーユニット - Google Patents
チェンジレバーユニットInfo
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- JPH09210188A JPH09210188A JP1345296A JP1345296A JPH09210188A JP H09210188 A JPH09210188 A JP H09210188A JP 1345296 A JP1345296 A JP 1345296A JP 1345296 A JP1345296 A JP 1345296A JP H09210188 A JPH09210188 A JP H09210188A
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- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
ニット内におけるチェンジレバーの操作音を低減する。 【解決手段】 チェンジレバー1の下端側には、チェン
ジレバー1の下端に配設されたばね21と、ばね21に
より前記下端面から出没自在に配設されたボール22
と、ケーシング3の樹脂製ブロック部材32の、チェン
ジレバー1の下端に対向して形成された凹球面32a上
に、チェンジレバー1の操作位置に対応して、ボール2
2が係着するように形成されたディテント凹部33とか
らなるディテント機構20が形成されたチェンジレバー
ユニット30であり、前記ブロック部材32のうち、前
記凹部33を含む前記凹球面32aが形成された部分
と、前記ケーシング3の底板31との間に、緩衝材35
が配設、または充填される。
Description
ニットに関するもので、特に、チェンジレバーの操作音
を軽減させるための改良に関する。
ー空気式変速機で使用されるチェンジレバーユニットU
を示す。このチェンジレバーユニットUは、チェンジレ
バー1に貫通させた軸2の両端2a,2bをケーシング
3の相対向する側壁3a,3bにそれぞれ回動自在に支
持させ、かつ該チェンジレバー1を前記軸2のほぼ中央
部にピン4によって互いに係合させ、それによって該チ
ェンジレバー1を前記軸2と共に該軸2の周方向に回動
させるとともに、該軸2の長手方向に傾動させ得るよう
にしている。
は、前記軸2の一端2aに変位検出のためのアーム5
を、ピン5aにより固着させるとともに、前記ピン4の
軸心延長上のケーシング3の一方の側壁3cに短軸6を
回動自在に配設し、該短軸6に変位検出のためのアーム
7を、ピン7aにより固着させている。この短軸6に
は、「し」の字状の帯片8を係止し、かつ該帯片8に長
穴8aを形成し、該長穴8aにチェンジレバー1を挿通
させている。そして、前記チェンジレバー1の運動は、
前記アーム5および前記帯片8を介して前記アーム7に
それぞれ伝達され、該アーム5,7の変位がセンサ9,
10によって電気的に検出されるようになっている。
は、チェンジレバー1の変位をアーム5,7を介してX
−Y座標でとらえ、変位センサ9,10によって電気信
号に変換し、該電気信号を外部に出力する。前記変位セ
ンサ(フォトインタラプタ)9,10のうち変位センサ
9はシフト側センサで3個、変位センサ10はセレクト
側センサで2個からなり、該それぞれのセンサは前記ア
ーム5,7の移動域に適宜な間隔をもって配設されてい
る。このため、前記チェンジレバー1が動かされると、
該アーム5,7の位置を前記シフト側変位センサ9およ
びセレクト側変位センサ10のそれぞれが検出し、該チ
ェンジレバー1の位置を検出する。
ケーシング3の上部に配設されたガイドプレート11に
は、図7、図8に示すように、ロシヤ文字のЧ(チェ
ー)型のシフトパターン溝12を有している。すなわ
ち、このシフトパターンにおける一方の第1のシフトラ
インは、リバースRとニュートラルNと走行(発進から
自動変速)Dからなり、他方の第2のシフトラインは、
手動操作用のアップシフトUPとホールド(一定走行保
持)HOLDとダウンシフトDOWNからなり、さらに
セレクトラインは、走行DおよびホールドHOLDとか
らなっている。そして、この溝12には、チェンジレバ
ー1が挿通されている。通常、前記チェンジレバー1
を、自動変速にて前進走行中の前記Dの位置から、前記
他方の第2のシフトラインUP−HOLD−DOWNの
一定走行中の前記HOLDの位置に移動させて、手動で
アップシフトまたはダウンシフト操作をしている。
る前記チェンジレバー1の操作位置を運転者の手に感覚
的に伝えるため、該チェンジレバー1の下端側には、デ
ィテント機構20が形成されている。すなわち該チェン
ジレバー1の下端に配設されたばね21と、該ばね21
により前記下端面から出没自在に配設されたボール22
と、前記ケーシング3の底部に設けられた樹脂製ブロッ
ク部材23の、操作される前記チェンジレバー1の下端
に対向して形成された凹球面23a上に、該チェンジレ
バー1の操作位置に対応して、前記ボール22が係着す
るように形成されたディテント凹部24とからなってい
る。
うなチェンジレバーユニットUにおいて、走行中の変速
に際し、前記ガイドプレート11に形成されたシフトパ
ターン溝12に沿って、前記チェンジレバー1を操作す
るとき、該ユニットU内で、しばしば該チェンジレバー
1の他部材との衝突による衝撃音を発生していた。
際し、前記チェンジレバーユニットU内で発生する衝撃
音は、次のとおりである。 (1) 前記ディテント機構20における衝撃音で、前
記チェンジレバー1の比較的早い操作を行なったとき、
樹脂製ブロック部材23の凹球面23a上に形成された
ディテント凹部24に、該チェンジレバー1の下端に設
けられたボール22が係着する金属と樹脂との衝撃音で
ある。(これはシフトおよびセレクト操作時に発生す
る。) (2) 操作される前記チェンジレバー1の下端部分
が、前記樹脂製ブロック部材23に形成されたストッパ
部23b,23cに衝突する金属と樹脂との衝撃音であ
る。(これはシフトおよびセレクト操作時に発生す
る。) (3) 前記チェンジレバー1を貫通、支持し、その両
端がケーシング3の相対向する側壁3a,3bにそれぞ
れ支持された軸2が、一方の側壁3aに設けられたサイ
ドカバー13との間にすきまがあるため、前記チェンジ
レバー1のセレクト操作時に、該軸端2aが前記サイド
カバー13に衝突する金属同士の衝撃音である。(これ
はセレクト操作時に発生する。)
の部材などと共鳴し、特に走行中、運転者に耳障りな不
快感を与えているという問題点があった。
その目的は前記問題点を解消し、走行中の変速操作のと
き、前記チェンジレバーの操作音が低減されたチェンジ
レバーユニットを提供することにある。
の本発明の構成は、チェンジレバーを貫通した軸の両端
をケーシングの相対向する側壁にそれぞれ支持させると
ともに、該チェンジレバーをピンによって前記軸に支持
させて、該チェンジレバーを前記軸に対してその周方向
に回動可能に、かつその軸芯に対して傾動可能に支持さ
せるとともに、該チェンジレバーの下端側には、該チェ
ンジレバーの下端に配設されたばねと、該ばねにより前
記下端面から出没自在に配設されたボールと、前記ケー
シングの底部に設けられた樹脂製ブロック部材の、操作
される前記チェンジレバーの下端に対向して形成された
凹球面上に、該チェンジレバーの操作位置に対応して、
前記ボールが係着するように形成されたディテント凹部
とからなるディテント機構が形成されたチェンジレバー
ユニットにおいて、次のとおりである。
ィテント凹部を含む前記凹球面が形成された部分と、前
記ケーシングの底板との間に、緩衝材が配設、または充
填されることを特徴とする。
ク部材に形成された前記ディテント凹部内で、前記ボー
ルが係着される傾斜部分に、3個以上の線状の突起部
が、該凹部の中心から放射状に形成されることを特徴と
する。
て、前記チェンジレバーの下端が、前記にブロック部材
形成されたストッパ部と当接する該チェンジレバーの下
端部分に、可とう性のゴム系管部材を固着したことを特
徴とする。
ジレバーを貫通した軸の両端を支持する前記ケーシング
の相対向する側壁の一方の外面に設けられたサイドカバ
ーと、前記軸の端面との間に、緩衝部材が配設されるこ
とを特徴とする。
で、前記樹脂製ブロック部材のうち、ディテント機構の
一部である前記ディテント凹部を含む凹球面が形成され
た部分と、前記ケーシングの底板との間に、緩衝材を配
設、または充填して、チェンジレバーの下端に設けられ
たボールが、前記凹部に係着するときの金属と樹脂との
衝撃音を該緩衝材に吸収させている。また、前記ディテ
ント凹部内の前記ボールが係着される傾斜部分に、3個
以上の線状の突起部を、等間隔に放射状に形成して、前
記ボールの係着状態を従来の線接触から点接触に変えて
いる。これらにより、前記チェンジレバーの操作音を軽
減することができる。
に、可とう性のゴム系管部材を固着して、樹脂製ブロッ
ク部材に形成されたストッパ部に衝突する衝撃音を軽減
している。
面との間に、緩衝部材を配設して、該軸端が前記サイド
カバーに衝突する衝撃音を軽減している。
適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。図1ないし
図4は、本発明のチェンジレバーユニットの一実施例を
示す図で、図5ないし図7に示す部材と同一部材には、
同一符号を付してその説明を省略する。
び図2(図1のA部拡大図)に示すように、ケーシング
3の下部には、その底部に配設された底板31上に前記
樹脂製ブロック部材32が配設されている。このブロッ
ク部材32の上面は、該チェンジレバー1の下端の移動
域(操作域)内で、該チェンジレバー1の下端と常に一
定の間隔を保つように、凹球面32aが形成されてい
る。そして、該チェンジレバー1の下端には、該下端と
前記ブロック部材32との間に、ディテント機構20が
形成されている。このディテント機構20は、該チェン
ジレバー1の下端にばね21と、該ばね21を介して出
没自在に配設されたボール22と、前記ブロック部材3
2の凹球面32aに形成されたディテント凹部33とに
よって構成されている。
ンのリバースR位置,ニュートラルN位置,走行(発進
から自動変速)D位置およびホールド(一定走行保持)
HOLD位置に対応する箇所に形成されている。したが
って、前記チェンジレバー1がそれらの位置に移動され
ると、前記ボール22がディテント凹部33に落ち込む
ように係着されるため、該チェンジレバー1は、そこに
位置決めされる。しかし、このチェンジレバーユニット
30は、前記第2シフトライン(UP−HOLD−DO
WN)にチェンジレバー自動戻り機構26が設けられて
いるので、該第2シフトラインのアップシフトUP位置
およびダウンシフトDOWN位置には、当然のことなが
ら、前記凹部33は設けられていない。
ィテント凹部33を含む前記凹球面32aが形成された
部分に対応して、前記ケーシング3の底板31に接する
面側に、単数または複数の凹部34a、または一部が上
面に貫通した凹部34bが設けられている。そして、前
記樹脂製のブロック部材32を、前記ケーシング3の底
板31上に配設するとき、前記凹部34a,34b内
に、緩衝材35として、例えばシリコーン系ゴム材を配
設、または充填して、前記ディテント機構20の前記ボ
ール22がディテント凹部33に係着するときの衝撃音
を吸収させている。
び図3(図2のIII-III 線矢視による平面図)に示すよ
うに、前記ボール22が係着される傾斜部分33aに、
3個以上(本実施例では4個)の線状の突起部33b
が、該凹部の中心から放射状に形成され、前記ボール2
2と点(本実施例では4点)で接触するようになってい
る。
凹球面32a上には、前記チェンジレバー1の、前記ガ
イドプレート11に形成されているシフトパターン溝1
2のうち、前記セレクト・シフト間の切り換え操作位置
の溝部分に対応して、前記チェンジレバー1を強く操作
したとき、その強い操作を阻止するため、それぞれスト
ッパ部32b,32cが形成されている。これらのスト
ッパ部32b,32cの形状は、上方からみたとき、ほ
ぼ直角状とほぼ直線状にそれぞれ形成されている。
前記樹脂製ブロック部材32に形成されたストッパ部3
2b,32cと当接する該チェンジレバー1の下端部分
には、図2に示すように可とう性のゴム系材からなる管
部材36が固着されており、前記ストッパ部32b,3
2cとの衝突時の衝撃音の発生を低減させている。また
同時に、前記チェンジレバー1が、前記ガイドプレート
11の前記セレクト・シフト間の切り換え操作位置の溝
部分に接触する僅か前に、前記チェンジレバー1の下端
部分を前記ストッパ部32b,32cに当接させてい
る。
ように、前記チェンジレバーを貫通、支持した軸2は、
その両端2a,2bがケーシング3の相対向する側壁3
a,3bに支持されおり、その一方の側壁3aの外面に
設けられたサイドカバー13と、前記軸2aの端面との
間に、樹脂製例えばナイロン樹脂製の環状緩衝部材37
が配設されている。この環状緩衝部材37により、前記
チェンジレバー1のセレクト操作時に、該軸端2aが前
記サイドカバー13に衝突するときの衝撃音を吸収させ
ている。なお、前記軸2の一端部2aは、2個のリテー
ナ38a,38bによって、前記ケーシング3の一方の
側壁3aに、脱落を防止しながら回動自在に嵌着されて
いる。
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果たす他
の形態の手段によってもよく、また本発明の技術は前記
構成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
よれば、請求項1ないし請求項4については、ブロック
部材のうち、ディテント凹部を含む凹球面が形成された
部分と、ケーシングの底板との間に、緩衝材が配設、ま
たは充填されるので、変速操作時のチェンジレバーユニ
ット内のディテント機構における金属と樹脂との衝撃音
を緩和し、チェンジレバーの操作音を軽減することがで
きる。
チェンジレバーの下端が前記ブロック部材に形成された
ストッパ部と当接する部分に、可とう性のゴム系部材を
固着したので、変速操作時の前記チェンジレバーユニッ
トの操作音を小さくすることができる。
たサイドカバーと、チェンジレバーを貫通、支持する軸
の端面との間に、緩衝部材が配設されるので、セレクト
操作時、該軸端が前記サイドカバーに衝突する衝撃音を
軽減することができる。
示すセレクト方向の縦断面図である。
方向の断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 チェンジレバーを貫通した軸の両端をケ
ーシングの相対向する側壁にそれぞれ支持させるととも
に、該チェンジレバーをピンによって前記軸に支持させ
て、該チェンジレバーを前記軸に対してその周方向に回
動可能に、かつその軸芯に対して傾動可能に支持させる
とともに、該チェンジレバーの下端側には、該チェンジ
レバーの下端に配設されたばねと、該ばねにより前記下
端面から出没自在に配設されたボールと、前記ケーシン
グの底部に設けられた樹脂製ブロック部材の、操作され
る前記チェンジレバーの下端に対向して形成された凹球
面上に、該チェンジレバーの操作位置に対応して、前記
ボールが係着するように形成されたディテント凹部とか
らなるディテント機構が形成されたチェンジレバーユニ
ットにおいて、 前記ブロック部材のうち、前記ディテント凹部を含む前
記凹球面が形成された部分と、前記ケーシングの底板と
の間に、緩衝材が配設、または充填されることを特徴と
するチェンジレバーユニット。 - 【請求項2】 前記ブロック部材に形成された前記ディ
テント凹部内で、前記ボールが係着される傾斜部分に、
3個以上の線状の突起部が、該凹部の中心から放射状に
形成されることを特徴とする請求項1に記載のチェンジ
レバーユニット。 - 【請求項3】 前記チェンジレバーの下端が、前記にブ
ロック部材形成されたストッパ部と当接する該チェンジ
レバーの下端部分に、可とう性のゴム系管部材を固着し
たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチ
ェンジレバーユニット。 - 【請求項4】 前記チェンジレバーを貫通した軸の両端
を支持する前記ケーシングの相対向する側壁の一方の外
面に設けられたサイドカバーと、前記軸の端面との間
に、緩衝部材が配設されることを特徴とする請求項3に
記載のチェンジレバーユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1345296A JPH09210188A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | チェンジレバーユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1345296A JPH09210188A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | チェンジレバーユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09210188A true JPH09210188A (ja) | 1997-08-12 |
Family
ID=11833543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1345296A Pending JPH09210188A (ja) | 1996-01-30 | 1996-01-30 | チェンジレバーユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09210188A (ja) |
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-
1996
- 1996-01-30 JP JP1345296A patent/JPH09210188A/ja active Pending
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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