JP2004175195A - チェンジレバーユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】チェンジレバー8のシフト方向およびセレクト方向の操作を、同一の検出スイッチ18で検出する。
【解決手段】ケーシング2の両側壁2a、2b間に水平軸10が回転可能に支持され、上方からケーシング2内に挿入されたチェンジレバー8がピン12により連結されている。チェンジレバー8は、水平軸10とともにその軸線回りに回動可能であり、また、水平軸10の軸線方向に回動できる。水平軸10を支持する一方の壁面2aに検出スイッチ18が設けられ、水平軸10と一体回転する検出アーム14がこの検出スイッチ18内のフォトインタラプタ24を遮蔽してシフト位置を検出する。また、チェンジレバー8のセレクト方向の操作は、このチェンジレバー8によって水平面内で回転するスイッチレバー32により、前記検出スイッチ18内の別のフォトインタラプタ26を遮蔽してセレクト位置を検出する。
【選択図】 図6
【解決手段】ケーシング2の両側壁2a、2b間に水平軸10が回転可能に支持され、上方からケーシング2内に挿入されたチェンジレバー8がピン12により連結されている。チェンジレバー8は、水平軸10とともにその軸線回りに回動可能であり、また、水平軸10の軸線方向に回動できる。水平軸10を支持する一方の壁面2aに検出スイッチ18が設けられ、水平軸10と一体回転する検出アーム14がこの検出スイッチ18内のフォトインタラプタ24を遮蔽してシフト位置を検出する。また、チェンジレバー8のセレクト方向の操作は、このチェンジレバー8によって水平面内で回転するスイッチレバー32により、前記検出スイッチ18内の別のフォトインタラプタ26を遮蔽してセレクト位置を検出する。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、チェンジレバーのセレクト方向およびシフト方向の回動操作による移動位置を検出する検出スイッチを備えたチェンジレバーユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
チェンジレバーユニットは、一般に、ケーシング内に回転可能に支持させた水平軸に、直立したチェンジレバーを連結し、このチェンジレバーの前記水平軸と直交する方向(シフト方向)の回動を、シフト位置検出スイッチで検出し、水平軸の軸線に沿った方向(セレクト方向)の回動をセレクト位置検出スイッチで検出することにより、チェンジレバーの移動位置を検出するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
前記従来のチェンジレバーユニットの一例について、図7ないし図10により説明する。このチェンジレバーユニット101は、ケーシング102の両側壁102a、102b間に亘って回転自在に支持された水平軸110を、このケーシング102内にほぼ直立した状態で挿入したチェンジレバー108に形成された貫通孔108a内を挿通させ、かつ、これらチェンジレバー108と水平軸110とをピン112により連結して、前記チェンジレバー108を水平軸110とともにこの水平軸110の周方向に回動可能にするとともに、この水平軸110の軸線方向(図8の左右方向)に向かって傾斜させることができるようになっている。
【0004】
水平軸110の一端(図8の左端)には、チェンジレバー108がこの水平軸110の周方向に回転した際の移動位置を検出するための第1アーム114が、止めピン116により固定されている。また、水平軸110と直交する方向のケーシング102の壁面102cに、短軸140が回動自在に支持され、この短軸140の周囲に、チェンジレバー108が水平軸110の軸線方向に回動した際の移動位置を検出するための第2アーム142が、止めピン144により固定されている。
【0005】
前記短軸140の端部には、下方へ延びた後水平方向へ湾曲するほぼL字状の係合片146が固定されており、この係合片146に形成された水平軸110と直交する方向の長溝146a内に、前記チェンジレバー108の下部が嵌入している。チェンジレバー108が水平軸110の周方向に回動するときには、この係合片146と干渉しないが、水平軸110の軸線方向に回動するときには、長溝146aの側面に係合して係合片146を回転させ、これとともに前記短軸140および第2の検出アーム142を回転させる。
【0006】
前記第1アーム114の回動範囲および第2アーム142の回動範囲には、それぞれシフト位置検出スイッチ118およびセレクト位置検出スイッチ148が配置され、前記シフトレバー108の回動に伴うアーム114、142の変位がこれら検出スイッチ118、148によって電気的に検出されるようになっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−219264号公報(第2頁、図5および図6)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記構成に係る従来のチェンジレバーユニットでは、水平軸が支持されている壁面の一方にシフト位置検出スイッチが、この壁面と直角な壁面にセレクト位置検出スイッチがそれぞれ設けられている。このように従来の構成では、セレクト側とシフト側とにそれぞれ1個ずつスイッチを備えているため、チェンジレバーユニット内のスペースを大きく占有してしまうので、チェンジレバーユニットの小型化が困難であるという問題があった。また、組付け時には、シフト側およびセレクト側のスイッチをそれぞれ別の壁面に取り付ける必要があるため、組立時の工数が多くなってしまうという問題もあった。しかも、シフト側およびセレクト側スイッチのそれぞれに低電圧回路が必要であるという問題もあった。
【0009】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、単一の検出スイッチによりチェンジレバーのシフト方向の動作およびセレクト方向の動作の両方向の動作を検出することができるチェンジレバーユニットを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明に係るチェンジレバーユニットは、セレクト方向およびシフト方向に回動可能なチェンジレバーと、チェンジレバーのシフト方向の位置およびセレクト方向の位置を検出する検出手段とを備えたものであって、特に、単一の検出手段に、チェンジレバーの一方向への移動位置を検出する第1センサ素子に加えて、他方向への移動位置を検出する第2センサ素子を設けるとともに、チェンジレバーの前記他方向への移動に応じて回転する回転手段を設け、この回転手段を介してチェンジレバーの前記他方向への移動位置を検出することにより、前記単一の検出手段によりチェンジレバーのセレクト方向およびシフト方向の移動位置を検出可能にしたものである。
【0011】
この発明に係るチェンジレバーユニットでは、チェンジレバーのシフト方向の操作を、検出手段に設けたセンサ素子で検出するとともに、セレクト方向の操作も、同じ検出手段に設けた別のセンサ素子で検出することができる。つまり、同一の検出手段でシフト方向およびセレクト方向の両方向の操作位置を検出することができ、チェンジレバーユニットの小型化、組立工数の減少、検出手段を構成する部品点数の削減、コストダウン等を行うことができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明は、ケーシングの両側壁間に回転可能に支持された水平軸と、ケーシングの上方から挿入されて前記水平軸に連結され、水平軸の周方向および軸線方向に回動可能なチェンジレバーと、チェンジレバーの前記周方向への移動位置および軸線方向への移動位置を検出する検出スイッチとを備えたものであって、特に、前記チェンジレバーの、水平軸の周方向への回転に伴って回転する検出アームと、水平軸の軸線方向への回転に伴って回転するスイッチレバーとを設けるとともに、単一のスイッチケース内に、前記検出アームの位置を検出するセンサ素子と、スイッチレバーの位置を検出するセンサ素子とを設けたものである。
【0013】
この発明に係るチェンジレバーユニットは、チェンジレバーを水平軸の周方向に回動操作すると、検出アームが一体的に回転し、スイッチケース内に設けられたセンサ素子によってその位置が検出され、チェンジレバーを水平軸の軸線方向に回動すると、スイッチレバーが回転して、前記スイッチケース内の別のセンサ素子によってその位置が検出され、単一の検出スイッチによってシフト方向およびセレクト方向の両方向の位置を検出することができる。
【0014】
さらに、請求項3に記載の発明は、前記スイッチケースは、水平軸を支持する一方の壁面に取付けられ、その内部に、水平軸とともに回転する検出アームの位置を検出するセンサ素子と、回転軸に支持されて水平面内で回転するスイッチレバーの位置を検出するセンサ素子とが設けられていることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るチェンジレバーユニットの平面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3は図1のIII−III線に沿う断面図である。
【0016】
このチェンジレバーユニット(全体として符号1で示す)は、図1に示すように、ケーシング2の上面に取り付けられたアッパーカバー4にシフトパターン溝6が形成され、このシフトパターン溝6を貫通して、チェンジレバー8の下部がケーシング2の内部に挿入されている。
【0017】
この実施の形態に係るチェンジレバーユニット1のシフトパターンは、図1の上下方向に配置された左右および中央3列のシフトラインと、これらシフトライン間を接続するセレクトラインとを有しており、第1のシフトライン(図1の右側のシフトライン)はリバースR、中央のシフトラインはニュートラルNと走行(発進から自動変速)Dであり、第3(左側)のシフトラインは、手動操作用のアップシフトUPとホールド(一定走行保持)HOLDとダウンシフトDOWNであり、通常、前記チェンジレバー8を、自動変速にて前進走行中の前記Dの位置から、セレクトラインを通って、前記左側のシフトラインUP−HOLD−DOWNの一定走行中の前記HOLD位置に移動させて、手動でアップシフトまたはダウンシフト操作を行う。
【0018】
前記ケーシング2の両側壁2a、2b間に水平軸10が回転可能に支持されている。前記チェンジレバー8のケーシング2内に挿入された下端部には、前記水平軸10の軸線方向(図2の左右方向)に切り欠かれた凹溝8aが形成されており、この凹溝8a内に前記水平軸10が嵌合している。凹溝8aが形成されているチェンジレバー8の下端部と水平軸10とが、この水平軸10と直交する方向の連結ピン12によって連結されている。従って、チェンジレバー8は、水平軸10と一体的にこの水平軸10の軸線回り、つまり周方向に回動(チェンジレバー8が図3の左右方向に回動)することができ、また、水平軸10の軸線方向に回動(図2の左右方向に回動)できるようになっている。
【0019】
前記水平軸10の一端部(図2の左端部)寄りには、チェンジレバー8が水平軸10の軸線回りに回動する方向(シフト方向)の移動位置を検出する変位検出アーム14が取り付けられている。この変位検出アーム14は、水平軸10に嵌合され止めピン16によって固定された筒状部14aから上方へ延びており、チェンジレバー8の操作により水平軸10が回転するとこの水平軸10と一体的に回転する。
【0020】
前記変位検出アーム14が設けられている側のケーシング2の壁面2aに、チェンジレバー8の操作によるシフト位置およびセレクト位置を検出する検出スイッチ18が設けられている。この検出スイッチ18は、ケーシング2の前記壁面2aに固定されたスイッチケース20(図4および図5参照)を有しており、このスイッチケース20内のスイッチ基板22上に、シフト方向の位置を検出するフォトインタラプタ等のセンサ素子(第1センサ素子)24と、後に説明するスイッチレバーを介してセレクト方向の位置を検出するセンサ素子(第2センサ素子)26が設けられている。
【0021】
前記水平軸10に設けられた、シフト方向の変位を検出する変位検出アーム14は、チェンジレバー8のシフト方向の操作により、水平軸10とともに回転し、その先端に設けられている遮蔽板部28が、複数のフォトインタラプタ24のいずれかを遮蔽することによりシフト方向の位置を検出する。
【0022】
さらに、スイッチケース20に支持されている回転中心軸30に、スイッチレバー32が取付けられて、水平面内で回転するようになっている。このスイッチレバー32は、図5および図6に示すように、チェンジレバー8の側面に係合して、チェンジレバー8のセレクト方向の移動に応じて回転運動する係合部32aと、この係合部32aと逆の端部に設けられ、前記スイッチケース20内のセレクト位置検出用のフォトインタラプタ26を遮蔽する遮蔽板部32bとを有している。このスイッチレバー32は、ねじりコイルばね34によって、前記係合部32aがチェンジレバー8に押し付けられる方向に常時付勢されている。
【0023】
前記スイッチレバー32は、チェンジレバー8のセレクト方向の動きに追従して回転するが、ストッパ32c、32dが設けられており、一定の角度回転するとその位置で停止してチェンジレバー8から離れ、チェンジレバー8が戻ってくると、再びチェンジレバー8に追従して回転し、セレクト位置の検出を行う。これらストッパ32c、32dは、図5に示すように、両回転方向に対して設けられており、オーバー回転によるフォトインタラプタ26への誤信号を防止している。
【0024】
この実施の形態に係るチェンジレバーユニット1では、チェンジレバー8のシフト方向の操作が行われた際には、従来の構成と同様に、チェンジレバー8の回動に伴って水平軸10がその軸線回りに回転し、この回転とともに変位検出レバー14が回転する。この変位検出レバー14の回転により、その先端に設けた遮蔽板部28がシフト位置検出用のフォトインタラプタ24のいずれかを遮蔽し、そのシフト位置が検出される。
【0025】
一方、チェンジレバー8のセレクト方向の操作が行われた際には、チェンジレバー8の回動に応じてスイッチレバー32が水平面内で回転し、その係合部32aと逆の端部に設けられている遮蔽板部32bが、前記検出スイッチ18に設けられているセレクト位置検出用のフォトインタラプタ26のいずれかを遮蔽することにより、そのセレクト方向の位置が検出される。このようにこの実施の形態では、従来の構成で、チェンジレバーのシフト位置を検出するために設けられていた検出スイッチに、シフト位置検出用のセンサ素子に加えてセレクト位置検出用のセンサ素子を設け、チェンジレバーのセレクト方向の操作を、スイッチレバーを介して前記セレクト位置検出用のセンサ素子で検出できるようにしたので、単一の検出スイッチで、シフト方向およびセレクト方向の両方向の操作位置を検出することができる。
【0026】
また、前記実施の形態では、検出センサのセンサ素子としてフォトインタラプタ24、26を用いたが、フォトインタラプタに限るものではなく、その他のセンサ素子を用いるようにしても良い。
【0027】
なお、本発明は、前記実施の形態で説明した構造に限定されるものではなく、各部の形状、構造等を適宜変形、変更しうることはいうまでもない。いずれにしても、従来シフト方向の移動位置を検出するために用いていた検出スイッチに、他方のセレクト方向の移動位置を検出するセンサ素子を設け、またはセレクト方向の移動位置を検出するために用いていた検出スイッチに、シフト方向の移動位置を検出するセンサ素子を設けることにより、チェンジレバーのシフト方向およびセレクト方向の動作を同一のスイッチで検出できるようにすればよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載した発明によれば、セレクト方向およびシフト方向に回動可能なチェンジレバーと、チェンジレバーのシフト方向の位置およびセレクト方向の位置を検出する検出手段とを備えたチェンジレバーユニットにおいて、単一の検出手段に、チェンジレバーの一方向への移動位置を検出する第1センサ素子に加えて、他方向への移動位置を検出する第2センサ素子を設けるとともに、チェンジレバーの前記他方向への移動に応じて回転する回転手段を設け、この回転手段を介してチェンジレバーの前記他方向への移動位置を検出することにより、前記単一の検出手段によりチェンジレバーのセレクト方向およびシフト方向の移動位置を検出可能にしたことにより、検出手段の数を2個から1個に削減することができる。従って、チェンジレバーユニットの小型化が可能である。また、組立工数を減少することができ、検出手段の構成部品の点数を削減することができるので、検出手段のコストダウンを図ることができる。
【0029】
また、請求項2に記載の発明によれば、ケーシングの両側壁間に回転可能に支持された水平軸と、ケーシングの上方から挿入されて前記水平軸に連結され、水平軸の周方向および軸線方向に回動可能なチェンジレバーと、チェンジレバーの前記周方向への移動位置および軸線方向への移動位置を検出する検出スイッチとを備えたチェンジレバーユニットにおいて、前記チェンジレバーの、水平軸の周方向への回転に伴って回転する検出アームと、水平軸の軸線方向への回転に伴って回転するスイッチレバーとを設けるとともに、単一のスイッチケース内に、前記検出アームの位置を検出するセンサ素子と、スイッチレバーの位置を検出するセンサ素子とを設けたことにより、検出スイッチの数を2個から1個に削減することができる。従って、チェンジレバーユニットの小型化が可能である。また、組立工数を減少することができ、スイッチ構成部品の点数を削減することができるので、検出スイッチのコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るチェンジレバーユニットの平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】検出スイッチの内部構造を示す図である。
【図5】図2のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図1のアッパーカバーを外した状態を示す図である。
【図7】従来のチェンジレバーユニットの平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】図7のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】図8のX−X線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 チェンジレバーユニット
2 ケーシング
8 チェンジレバー
10 水平軸
14 検出アーム
18 検出手段(検出スイッチ)
24 第1センサ素子(シフト用センサ素子)
26 第2センサ素子(セレクト用センサ素子)
32 スイッチレバー
【発明が属する技術分野】
本発明は、チェンジレバーのセレクト方向およびシフト方向の回動操作による移動位置を検出する検出スイッチを備えたチェンジレバーユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
チェンジレバーユニットは、一般に、ケーシング内に回転可能に支持させた水平軸に、直立したチェンジレバーを連結し、このチェンジレバーの前記水平軸と直交する方向(シフト方向)の回動を、シフト位置検出スイッチで検出し、水平軸の軸線に沿った方向(セレクト方向)の回動をセレクト位置検出スイッチで検出することにより、チェンジレバーの移動位置を検出するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
前記従来のチェンジレバーユニットの一例について、図7ないし図10により説明する。このチェンジレバーユニット101は、ケーシング102の両側壁102a、102b間に亘って回転自在に支持された水平軸110を、このケーシング102内にほぼ直立した状態で挿入したチェンジレバー108に形成された貫通孔108a内を挿通させ、かつ、これらチェンジレバー108と水平軸110とをピン112により連結して、前記チェンジレバー108を水平軸110とともにこの水平軸110の周方向に回動可能にするとともに、この水平軸110の軸線方向(図8の左右方向)に向かって傾斜させることができるようになっている。
【0004】
水平軸110の一端(図8の左端)には、チェンジレバー108がこの水平軸110の周方向に回転した際の移動位置を検出するための第1アーム114が、止めピン116により固定されている。また、水平軸110と直交する方向のケーシング102の壁面102cに、短軸140が回動自在に支持され、この短軸140の周囲に、チェンジレバー108が水平軸110の軸線方向に回動した際の移動位置を検出するための第2アーム142が、止めピン144により固定されている。
【0005】
前記短軸140の端部には、下方へ延びた後水平方向へ湾曲するほぼL字状の係合片146が固定されており、この係合片146に形成された水平軸110と直交する方向の長溝146a内に、前記チェンジレバー108の下部が嵌入している。チェンジレバー108が水平軸110の周方向に回動するときには、この係合片146と干渉しないが、水平軸110の軸線方向に回動するときには、長溝146aの側面に係合して係合片146を回転させ、これとともに前記短軸140および第2の検出アーム142を回転させる。
【0006】
前記第1アーム114の回動範囲および第2アーム142の回動範囲には、それぞれシフト位置検出スイッチ118およびセレクト位置検出スイッチ148が配置され、前記シフトレバー108の回動に伴うアーム114、142の変位がこれら検出スイッチ118、148によって電気的に検出されるようになっている。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−219264号公報(第2頁、図5および図6)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前記構成に係る従来のチェンジレバーユニットでは、水平軸が支持されている壁面の一方にシフト位置検出スイッチが、この壁面と直角な壁面にセレクト位置検出スイッチがそれぞれ設けられている。このように従来の構成では、セレクト側とシフト側とにそれぞれ1個ずつスイッチを備えているため、チェンジレバーユニット内のスペースを大きく占有してしまうので、チェンジレバーユニットの小型化が困難であるという問題があった。また、組付け時には、シフト側およびセレクト側のスイッチをそれぞれ別の壁面に取り付ける必要があるため、組立時の工数が多くなってしまうという問題もあった。しかも、シフト側およびセレクト側スイッチのそれぞれに低電圧回路が必要であるという問題もあった。
【0009】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、単一の検出スイッチによりチェンジレバーのシフト方向の動作およびセレクト方向の動作の両方向の動作を検出することができるチェンジレバーユニットを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載された発明に係るチェンジレバーユニットは、セレクト方向およびシフト方向に回動可能なチェンジレバーと、チェンジレバーのシフト方向の位置およびセレクト方向の位置を検出する検出手段とを備えたものであって、特に、単一の検出手段に、チェンジレバーの一方向への移動位置を検出する第1センサ素子に加えて、他方向への移動位置を検出する第2センサ素子を設けるとともに、チェンジレバーの前記他方向への移動に応じて回転する回転手段を設け、この回転手段を介してチェンジレバーの前記他方向への移動位置を検出することにより、前記単一の検出手段によりチェンジレバーのセレクト方向およびシフト方向の移動位置を検出可能にしたものである。
【0011】
この発明に係るチェンジレバーユニットでは、チェンジレバーのシフト方向の操作を、検出手段に設けたセンサ素子で検出するとともに、セレクト方向の操作も、同じ検出手段に設けた別のセンサ素子で検出することができる。つまり、同一の検出手段でシフト方向およびセレクト方向の両方向の操作位置を検出することができ、チェンジレバーユニットの小型化、組立工数の減少、検出手段を構成する部品点数の削減、コストダウン等を行うことができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明は、ケーシングの両側壁間に回転可能に支持された水平軸と、ケーシングの上方から挿入されて前記水平軸に連結され、水平軸の周方向および軸線方向に回動可能なチェンジレバーと、チェンジレバーの前記周方向への移動位置および軸線方向への移動位置を検出する検出スイッチとを備えたものであって、特に、前記チェンジレバーの、水平軸の周方向への回転に伴って回転する検出アームと、水平軸の軸線方向への回転に伴って回転するスイッチレバーとを設けるとともに、単一のスイッチケース内に、前記検出アームの位置を検出するセンサ素子と、スイッチレバーの位置を検出するセンサ素子とを設けたものである。
【0013】
この発明に係るチェンジレバーユニットは、チェンジレバーを水平軸の周方向に回動操作すると、検出アームが一体的に回転し、スイッチケース内に設けられたセンサ素子によってその位置が検出され、チェンジレバーを水平軸の軸線方向に回動すると、スイッチレバーが回転して、前記スイッチケース内の別のセンサ素子によってその位置が検出され、単一の検出スイッチによってシフト方向およびセレクト方向の両方向の位置を検出することができる。
【0014】
さらに、請求項3に記載の発明は、前記スイッチケースは、水平軸を支持する一方の壁面に取付けられ、その内部に、水平軸とともに回転する検出アームの位置を検出するセンサ素子と、回転軸に支持されて水平面内で回転するスイッチレバーの位置を検出するセンサ素子とが設けられていることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係るチェンジレバーユニットの平面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3は図1のIII−III線に沿う断面図である。
【0016】
このチェンジレバーユニット(全体として符号1で示す)は、図1に示すように、ケーシング2の上面に取り付けられたアッパーカバー4にシフトパターン溝6が形成され、このシフトパターン溝6を貫通して、チェンジレバー8の下部がケーシング2の内部に挿入されている。
【0017】
この実施の形態に係るチェンジレバーユニット1のシフトパターンは、図1の上下方向に配置された左右および中央3列のシフトラインと、これらシフトライン間を接続するセレクトラインとを有しており、第1のシフトライン(図1の右側のシフトライン)はリバースR、中央のシフトラインはニュートラルNと走行(発進から自動変速)Dであり、第3(左側)のシフトラインは、手動操作用のアップシフトUPとホールド(一定走行保持)HOLDとダウンシフトDOWNであり、通常、前記チェンジレバー8を、自動変速にて前進走行中の前記Dの位置から、セレクトラインを通って、前記左側のシフトラインUP−HOLD−DOWNの一定走行中の前記HOLD位置に移動させて、手動でアップシフトまたはダウンシフト操作を行う。
【0018】
前記ケーシング2の両側壁2a、2b間に水平軸10が回転可能に支持されている。前記チェンジレバー8のケーシング2内に挿入された下端部には、前記水平軸10の軸線方向(図2の左右方向)に切り欠かれた凹溝8aが形成されており、この凹溝8a内に前記水平軸10が嵌合している。凹溝8aが形成されているチェンジレバー8の下端部と水平軸10とが、この水平軸10と直交する方向の連結ピン12によって連結されている。従って、チェンジレバー8は、水平軸10と一体的にこの水平軸10の軸線回り、つまり周方向に回動(チェンジレバー8が図3の左右方向に回動)することができ、また、水平軸10の軸線方向に回動(図2の左右方向に回動)できるようになっている。
【0019】
前記水平軸10の一端部(図2の左端部)寄りには、チェンジレバー8が水平軸10の軸線回りに回動する方向(シフト方向)の移動位置を検出する変位検出アーム14が取り付けられている。この変位検出アーム14は、水平軸10に嵌合され止めピン16によって固定された筒状部14aから上方へ延びており、チェンジレバー8の操作により水平軸10が回転するとこの水平軸10と一体的に回転する。
【0020】
前記変位検出アーム14が設けられている側のケーシング2の壁面2aに、チェンジレバー8の操作によるシフト位置およびセレクト位置を検出する検出スイッチ18が設けられている。この検出スイッチ18は、ケーシング2の前記壁面2aに固定されたスイッチケース20(図4および図5参照)を有しており、このスイッチケース20内のスイッチ基板22上に、シフト方向の位置を検出するフォトインタラプタ等のセンサ素子(第1センサ素子)24と、後に説明するスイッチレバーを介してセレクト方向の位置を検出するセンサ素子(第2センサ素子)26が設けられている。
【0021】
前記水平軸10に設けられた、シフト方向の変位を検出する変位検出アーム14は、チェンジレバー8のシフト方向の操作により、水平軸10とともに回転し、その先端に設けられている遮蔽板部28が、複数のフォトインタラプタ24のいずれかを遮蔽することによりシフト方向の位置を検出する。
【0022】
さらに、スイッチケース20に支持されている回転中心軸30に、スイッチレバー32が取付けられて、水平面内で回転するようになっている。このスイッチレバー32は、図5および図6に示すように、チェンジレバー8の側面に係合して、チェンジレバー8のセレクト方向の移動に応じて回転運動する係合部32aと、この係合部32aと逆の端部に設けられ、前記スイッチケース20内のセレクト位置検出用のフォトインタラプタ26を遮蔽する遮蔽板部32bとを有している。このスイッチレバー32は、ねじりコイルばね34によって、前記係合部32aがチェンジレバー8に押し付けられる方向に常時付勢されている。
【0023】
前記スイッチレバー32は、チェンジレバー8のセレクト方向の動きに追従して回転するが、ストッパ32c、32dが設けられており、一定の角度回転するとその位置で停止してチェンジレバー8から離れ、チェンジレバー8が戻ってくると、再びチェンジレバー8に追従して回転し、セレクト位置の検出を行う。これらストッパ32c、32dは、図5に示すように、両回転方向に対して設けられており、オーバー回転によるフォトインタラプタ26への誤信号を防止している。
【0024】
この実施の形態に係るチェンジレバーユニット1では、チェンジレバー8のシフト方向の操作が行われた際には、従来の構成と同様に、チェンジレバー8の回動に伴って水平軸10がその軸線回りに回転し、この回転とともに変位検出レバー14が回転する。この変位検出レバー14の回転により、その先端に設けた遮蔽板部28がシフト位置検出用のフォトインタラプタ24のいずれかを遮蔽し、そのシフト位置が検出される。
【0025】
一方、チェンジレバー8のセレクト方向の操作が行われた際には、チェンジレバー8の回動に応じてスイッチレバー32が水平面内で回転し、その係合部32aと逆の端部に設けられている遮蔽板部32bが、前記検出スイッチ18に設けられているセレクト位置検出用のフォトインタラプタ26のいずれかを遮蔽することにより、そのセレクト方向の位置が検出される。このようにこの実施の形態では、従来の構成で、チェンジレバーのシフト位置を検出するために設けられていた検出スイッチに、シフト位置検出用のセンサ素子に加えてセレクト位置検出用のセンサ素子を設け、チェンジレバーのセレクト方向の操作を、スイッチレバーを介して前記セレクト位置検出用のセンサ素子で検出できるようにしたので、単一の検出スイッチで、シフト方向およびセレクト方向の両方向の操作位置を検出することができる。
【0026】
また、前記実施の形態では、検出センサのセンサ素子としてフォトインタラプタ24、26を用いたが、フォトインタラプタに限るものではなく、その他のセンサ素子を用いるようにしても良い。
【0027】
なお、本発明は、前記実施の形態で説明した構造に限定されるものではなく、各部の形状、構造等を適宜変形、変更しうることはいうまでもない。いずれにしても、従来シフト方向の移動位置を検出するために用いていた検出スイッチに、他方のセレクト方向の移動位置を検出するセンサ素子を設け、またはセレクト方向の移動位置を検出するために用いていた検出スイッチに、シフト方向の移動位置を検出するセンサ素子を設けることにより、チェンジレバーのシフト方向およびセレクト方向の動作を同一のスイッチで検出できるようにすればよい。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載した発明によれば、セレクト方向およびシフト方向に回動可能なチェンジレバーと、チェンジレバーのシフト方向の位置およびセレクト方向の位置を検出する検出手段とを備えたチェンジレバーユニットにおいて、単一の検出手段に、チェンジレバーの一方向への移動位置を検出する第1センサ素子に加えて、他方向への移動位置を検出する第2センサ素子を設けるとともに、チェンジレバーの前記他方向への移動に応じて回転する回転手段を設け、この回転手段を介してチェンジレバーの前記他方向への移動位置を検出することにより、前記単一の検出手段によりチェンジレバーのセレクト方向およびシフト方向の移動位置を検出可能にしたことにより、検出手段の数を2個から1個に削減することができる。従って、チェンジレバーユニットの小型化が可能である。また、組立工数を減少することができ、検出手段の構成部品の点数を削減することができるので、検出手段のコストダウンを図ることができる。
【0029】
また、請求項2に記載の発明によれば、ケーシングの両側壁間に回転可能に支持された水平軸と、ケーシングの上方から挿入されて前記水平軸に連結され、水平軸の周方向および軸線方向に回動可能なチェンジレバーと、チェンジレバーの前記周方向への移動位置および軸線方向への移動位置を検出する検出スイッチとを備えたチェンジレバーユニットにおいて、前記チェンジレバーの、水平軸の周方向への回転に伴って回転する検出アームと、水平軸の軸線方向への回転に伴って回転するスイッチレバーとを設けるとともに、単一のスイッチケース内に、前記検出アームの位置を検出するセンサ素子と、スイッチレバーの位置を検出するセンサ素子とを設けたことにより、検出スイッチの数を2個から1個に削減することができる。従って、チェンジレバーユニットの小型化が可能である。また、組立工数を減少することができ、スイッチ構成部品の点数を削減することができるので、検出スイッチのコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るチェンジレバーユニットの平面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】検出スイッチの内部構造を示す図である。
【図5】図2のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図1のアッパーカバーを外した状態を示す図である。
【図7】従来のチェンジレバーユニットの平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】図7のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】図8のX−X線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 チェンジレバーユニット
2 ケーシング
8 チェンジレバー
10 水平軸
14 検出アーム
18 検出手段(検出スイッチ)
24 第1センサ素子(シフト用センサ素子)
26 第2センサ素子(セレクト用センサ素子)
32 スイッチレバー
Claims (3)
- セレクト方向およびシフト方向に回動可能なチェンジレバーと、チェンジレバーのシフト方向の位置およびセレクト方向の位置を検出する検出手段とを備えたチェンジレバーユニットにおいて、
単一の検出手段に、チェンジレバーの一方向への移動位置を検出する第1センサ素子に加えて、他方向への移動位置を検出する第2センサ素子を設けるとともに、チェンジレバーの前記他方向への移動に応じて回転する回転手段を設け、この回転手段を介してチェンジレバーの前記他方向への移動位置を検出することにより、前記単一の検出手段によりチェンジレバーのセレクト方向およびシフト方向の移動位置を検出可能にしたことを特徴とするチェンジレバーユニット。 - ケーシングの両側壁間に回転可能に支持された水平軸と、ケーシングの上方から挿入されて前記水平軸に連結され、水平軸の周方向および軸線方向に回動可能なチェンジレバーと、チェンジレバーの前記周方向への移動位置および軸線方向への移動位置を検出する検出スイッチとを備えたチェンジレバーユニットにおいて、
前記チェンジレバーの、水平軸の周方向への回転に伴って回転する検出アームと、水平軸の軸線方向への回転に伴って回転するスイッチレバーとを設けるとともに、単一のスイッチケース内に、前記検出アームの位置を検出するセンサ素子と、スイッチレバーの位置を検出するセンサ素子とを設けたことを特徴とするチェンジレバーユニット。 - 前記スイッチケースは、水平軸を支持する一方の壁面に取付けられ、その内部に、水平軸とともに回転する検出アームの位置を検出するセンサ素子と、回転軸に支持されて水平面内で回転するスイッチレバーの位置を検出するセンサ素子とが設けられていることを特徴とする請求項2に記載のチェンジレバーユニット。
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