JP2003002081A - ステアリングホイールの下方に備えられた変速指令操作機構 - Google Patents

ステアリングホイールの下方に備えられた変速指令操作機構

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JP2003002081A JP2001192645A JP2001192645A JP2003002081A JP 2003002081 A JP2003002081 A JP 2003002081A JP 2001192645 A JP2001192645 A JP 2001192645A JP 2001192645 A JP2001192645 A JP 2001192645A JP 2003002081 A JP2003002081 A JP 2003002081A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速指令操作をより迅速かつ容易に行なえる
ようにすること。 【解決手段】 ステアリングホイール2の下方において
左右両端部が上下方向に揺動可能に配設されたシフト指
令レバー10と、シフト指令レバー10の左端部に車両
の前後進方向に揺動可能に装着された前後進段指令レバ
ー30とを備えた変速指令操作機構100。前後進段指
令レバー30を中立位置から該前進方向に揺動させると
前進段指令スイッチSW3が作動し、中立位置から該後
進方向に揺動させると後進段指令スイッチSW4が作動
する。シフト指令レバー10の右端部を上方に揺動させ
るとシフトアップスイッチSW1が作動し、左端部を上
方に揺動させるとシフトダウンスイッチSW2が作動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック、バス、
乗用車等の車両における変速機の変速指令操作機構、更
に詳しくは、ステアリングホイールの下方に備えられ
て、変速機に対する前後進段指令操作及び変速指令操作
を行なうことができる変速指令操作機構に関する。
【0002】
【従来の技術】車両において、変速機に対する変速指令
操作のうち、シフトアップ指令操作及びシフトダウン指
令操作を行なうことができる、ステアリングホイールの
下方に備えられた変速指令操作機構は、例えば、実用新
案登録第2570499号登録公報に開示されている。
前記公報に開示された変速指令操作機構は、変速機に対
するシフトアップ指令操作をステアリングホイールに手
を添えたまま行ないうるシフトアップレバーと、変速機
に対するシフトダウン指令操作をステアリングホイール
に手を添えたまま行ないうるシフトダウンレバーとを備
えている。ステアリングコラムには、レバー支持部材で
あるスイッチハウジングが装着され、スイッチハウジン
グにはT形状をなすシフトスイッチアームが揺動自在に
支持されている。上記シフトアップレバー及びシフトダ
ウンレバーは、シフトスイッチアームのT形状をなす両
張出部に固着されている。スイッチハウジング内には、
シフトスイッチアームに関連して一対のシフトスイッチ
が配設されている。このように構成された変速指令操作
機構において、シフトアップレバーを中立位置から上方
に揺動させるとシフトアップスイッチが作動してシフト
アップの指令信号が出力され、また、シフトダウンレバ
ーを中立位置から上方に揺動させるとシフトダウンスイ
ッチが作動してシフトダウンの指令信号が出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した変速指令操作
機構によれば、ステアリングホイールに手を添えたま
ま、シフトアップレバー及びシフトダウンレバーを操作
することにより、変速機に対するシフトアップ及びシフ
トダウンの指令信号が出力されるよう構成されているの
で、変速指令操作を迅速かつ容易に行なうことができ、
ドライバにとって便利である。しかしながら、上記公報
には、変速機に対する前進段指令操作及び後進段指令操
作についての開示はなされていないので、これらの操作
をも合わせて行なうことができる、更に便利な変速指令
操作機構の開発が望まれているところであった。
【0004】本発明の目的は、ステアリングホイールの
下方において、変速機に対する前後進段指令操作及びシ
フト指令操作を実質的に1本のレバー上において行なう
ことを可能にし、変速指令操作をより迅速かつ容易に行
なうことを可能にする、新規な、ステアリングホイール
の下方に備えられた変速指令操作機構を提供することで
ある。
【0005】本発明の他の目的は、上記目的に加えて更
に、人間の習性に適合したレバー操作を行ないうるよう
にして、変速指令操作を自然な動作で円滑かつ確実に行
なうことを可能にする、新規な、ステアリングホイール
の下方に備えられた変速指令操作機構を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ステア
リングホイールの下方において車両の左右方向に延在し
かつ中央を揺動中心として左右両端部が上下方向に揺動
可能に配設されたシフト指令レバーと、シフト指令レバ
ーに関連して配置されたシフトアップスイッチ及びシフ
トダウンスイッチと、シフト指令レバーの一端部又は他
端部に車両の実質的に前後進方向に変位可能に装着され
た前後進段指令部材と、前後進段指令部材に関連して配
置された前進段指令スイッチ、後進段指令スイッチ及び
ディテント機構とを備え、前後進段指令部材は、ディテ
ント機構により、中立位置、前進段指令位置又は後進段
指令位置のいずれかに選択的に保持されるよう構成さ
れ、前後進段指令部材を中立位置から該前進方向に変位
させると前進段指令位置に保持されて前進段指令スイッ
チが作動し、前後進段指令部材を中立位置から該後進方
向に変位させると後進段指令位置に保持されて後進段指
令スイッチが作動し、シフト指令レバーをその一端部又
は他端部が中立位置から上方に変位するよう揺動させる
とシフトアップスイッチが作動し、シフト指令レバーを
その他端部又は一端部が中立位置から上方に変位するよ
う揺動させるとシフトダウンスイッチが作動する、こと
を特徴とするステアリングホイールの下方に備えられた
変速指令操作機構、が提供される。
【0007】前後進段指令部材は該前後進方向に揺動可
能に装着された前後進段指令レバーから構成されてい
る、ことが好ましい。前後進段指令部材に関連して、前
後進段指令部材の、中立位置から後進段指令位置への変
位を解除自在にロックする変位ロック機構が備えられ、
変位ロック機構により該変位のロックを解除したときに
のみ、前後進段指令部材の、中立位置から後進段指令位
置への変位が許容される、ことが好ましい。シフト指令
レバーの他端部又は一端部に変位可能に装着された他の
指令部材と、他の指令部材に関連して配置された他の指
令スイッチが備えられている、ことが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
ステアリングホイールの下方に備えられた変速指令操作
機構の好適実施形態を添付図面を参照して、更に詳細に
説明する。
【0009】図1及び図2を参照して、図示しない車両
の運転席には、ステアリングホイール2が備えられてい
る。ステアリングホイール2は、ステアリングシャフト
3の頂部に一体に装着され、ステアリングシャフト3
は、運転席の図示しない静止フレームに取り付けられた
ステアリングコラム4内に図示しない軸受を介して回転
自在に支持されている。ステアリングコラム4の上端部
であって、ステアリングホイール2の下方位置には静止
支持枠5が装着されている。静止支持枠5は、ステアリ
ングコラム4の上端部の周囲をほぼ矩形状に囲む筒状部
5aを備えている。静止支持枠5に、本発明による変速
指令操作機構100が備えられている。なお、本明細書
において、車両の実質的に前後進方向とは、図1におい
てほぼ上下方向(上方が前進方向)、図2においてほぼ
紙面の表裏方向(裏方向が前進方向)、車両の左右方向
とは、図1及び図2において左右方向、上下方向とは、
実質的にステアリングシャフト3の軸線方向を示すもの
であって、図1においてほぼ紙面の表裏方向(表方向が
上方)、図2においてほぼ上下方向、をそれぞれ示すも
のである。
【0010】変速指令操作機構100は、シフト指令レ
バー10と、シフト指令レバー10に関連して配置され
たシフトアップスイッチSW1、シフトダウンスイッチ
SW2及びディテント機構6を備えている。シフト指令
レバー10は、ステアリングホイール2の下方位置にお
いて車両の左右方向に延在しかつ中央を揺動中心として
左右両端部が上下方向に揺動しうるよう、上記静止支持
枠5に配設されている。図1〜図4を参照して、更に具
体的に説明すると、静止支持枠5の筒状部5aにおけ
る、車両の後進方向に面した正面外側には、支持部材2
0が取り付けられている。ほぼ板状のブロック体からな
る支持部材20は、図3に示されているように、正面か
ら見て、やや縦長の矩形状部の長手方向両端部をそれぞ
れ側方に突出させたような形状をなし、4個の角部には
取付孔20aが形成されている。静止支持枠5の筒状部
5aの正面の、取付孔20aに整合する位置には4個の
取付孔5b(図4においては2個だけ示されている)が
形成されている。支持部材20は、これらの取付孔20
a及び取付孔5bを介して図示しないボルト&ナットに
より筒状部5aに取り付けられている。
【0011】支持部材20は、図3及び図4に示されて
いるように、その裏面(図3において紙面の裏面、図4
において右端面)は平坦面をなすよう形成され、その長
手方向一端(図3及び図4において上端)から他端部
(図3及び図4において下端部)近傍までの領域は、そ
の裏面からの厚さが比較的薄い薄肉部21に形成されて
いる。また支持部材20の他端部は、その裏面からの厚
さが比較的厚く形成された厚肉部22をなしている。薄
肉部21の中央部には、支持軸23が正面側に突出する
よう一体に形成されている。
【0012】支持部材20の厚肉部22における、薄肉
部21との境界を規定する段部24は支持軸23の軸心
を中心とする直立円弧面に形成されている。厚肉部22
には、支持軸23の軸心を中心とする半径方向に延在す
る3個の孔25、26及び27が形成されている。孔2
5は、段部24に沿った周方向の中央部に形成され、そ
の一端は円弧面に開口し、他端は閉塞されている。孔2
6及び27は、孔25を周方向に等間隔をおいて挟んだ
位置に形成され、その一端は段部24に開口し、他端は
絶縁部材である適宜の合成樹脂から形成することができ
るふた部材26A及び27Aにより閉塞される。孔26
は、車両の前進方向に見て孔25の右隣に配置され、孔
27は、車両の前進方向に見て孔25の左隣に配置され
ている。孔26及び27の開口端寄りの1か所には小径
部が形成されている。上記のように構成された支持部材
20は適宜の合成樹脂又は金属から一体に形成されてい
る。
【0013】孔25内には、ディテントピン6a及び圧
縮コイルばね6bが挿入されている。ディテントピン6
aは適宜の合成樹脂又は金属から一体に形成されてい
る。ディテントピン6aの、孔25の開口端側の先端面
は球面形状に形成されている。ディテントピン6aの他
端部側は小径に形成され、圧縮コイルばね6bは、ディ
テントピン6aの大径&小径の段部に作用してディテン
トピン6aを孔25の開口端方向に付勢しうるよう配置
され、ディテントピン6aの先端部は段部24から半径
方向内側に突出するよう位置付けられる。
【0014】孔25の右隣に配置された孔26には、シ
フトアップスイッチSW1が装着されている。シフトア
ップスイッチSW1は、孔26内の小径部よりも先端側
(開口端側)に挿入された作動ピン26a及び圧縮コイ
ルばね26bと、孔26内の小径部よりも他端側に挿入
された一対のスイッチ板26cとを備えている。相互に
孔26の半径方向に間隔をおいて対向するよう配置され
た一対のスイッチ板26cは、導電性金属薄板から形成
され、先端部において相互に協働してほぼX形をなすよ
うに折り曲げられている。スイッチ板26cの各々は、
相互に協働してX形をなす折曲先端部において相互に接
触させられている。スイッチ板26cの各々の他端部
は、孔26のふた部材26Aから、厚肉部22の半径方
向外側に延び出すよう配設されている。実用的には、一
対のスイッチ板26cをふた部材26Aに埋め込むよう
一体に形成してスイッチ体とし、このスイッチ体を孔2
6に適宜に装着するよう構成することが好ましい。絶縁
部材である適宜の合成樹脂から一体に形成されている作
動ピン26aの先端面は球面形状に形成され、他端部は
他端に向かって徐々に小径となるような、ほぼ楔形状を
なすよう形成されている。作動ピン26aの先端部には
大径部が形成されている。圧縮コイルばね26bは、作
動ピン26aの大径部に作用して作動ピン26aを孔2
6の開口端方向に付勢しうるよう配置され、作動ピン2
6aの先端部は段部24から半径方向内側に突出するよ
う位置付けられる。この作動ピン26aの他端側は、孔
26の小径部から他端側に突出するよう配置され、その
最他端部は、スイッチ板26cの各々のX形をなす先端
部におけるほぼV形の隙間部に位置付けられる。
【0015】孔25の左隣に配置された孔27には、シ
フトダウンスイッチSW2が装着されている。シフトダ
ウンスイッチSW2は、孔27内の小径部よりも先端側
に挿入された作動ピン27a及び圧縮コイルばね27b
と、孔27内の小径部よりも他端側に挿入された一対の
スイッチ板27cとを備えている。シフトダウンスイッ
チSW2の構成は、上記したシフトアップスイッチSW
1の構成と実質的に同じであるので、更なる説明は省略
する。
【0016】適宜の合成樹脂又は金属から一体に形成す
ることができるシフト指令レバー10の中間部は、ほぼ
一定の上下方向幅を有する帯板形状をなしており、長手
方向中央部には裏面側に一定の厚さだけ突出するボス部
11が形成されると共に、表裏方向に延在する被支持孔
12が形成されている。図3に示されているように、ボ
ス部11の外周面における上端面は、シフト指令レバー
10の平坦な上面と共通の平面上に位置付けられるよう
形成され、残りの面は、被支持孔12を軸心とする半径
Rを有する円形の外周面11a(最大外径面)を含むよ
う形成されている。この半径Rは、支持部材20の厚肉
部22における段部24の円弧面の半径よりも小さく規
定されている。ボス部11の外周面における下端部領域
は、シフト指令レバー10の平坦な下面から下方に突出
するよう配置されている。シフト指令レバー10の平坦
な下面から下方に突出したボス部11の外周面における
下端部領域において、その周方向中央には、上記外周面
11aから半径方向内側に凹むディテント溝11bが形
成されている。またディテント溝11bの周方向両側に
は、上記外周面11aが、周方向に比較的短い、相互に
同じ角度範囲にわたって延在するよう形成され、該外周
面11aの各々の周方向外側には、上記外周面11aか
ら半径方向内側に凹む、スイッチ非作動溝11cが、周
方向に比較的大きな同じ角度範囲にわたって延在するよ
う形成されている。ディテント溝11bは、被支持孔1
2の軸方向に見て、全体としては角度が比較的緩やかな
ほぼV形状をなしており、その底部は、ほぼ円弧形状を
なすよう形成されている。この底部の形状は、ディテン
ト機構6のディテントピン6aの球面状の先端部をほぼ
密着して嵌合しうるような円弧形状に形成されている。
スイッチ非作動溝11cは、外周面11aと共通の軸心
を有しかつ外周面11aの半径Rよりも小さな半径を有
する外周面上に位置付けられている。ディテント溝11
bの、上記外周面11aからの深さは、スイッチ非作動
溝11cよりも深く形成されている。
【0017】上記シフト指令レバー10は、その被支持
孔12が支持部材20の支持軸23に揺動(旋回)自在
に支持されることにより、支持部材20に揺動(旋回)
自在に支持される。なお、図3及び図4において番号2
8は、支持軸23に嵌合された抜止リングを示してい
る。シフト指令レバー10のボス部11の外周面におけ
る下端部領域は、支持部材20の厚肉部22における段
部24の円弧面に隙間をおいて対向するよう位置付けら
れる。このような構成により、シフト指令レバー10が
支持軸23まわりに揺動しても、帯板形状部(本体部)
が、上記厚肉部22に干渉することはない。
【0018】支持部材20のディテントピン6aの先端
は、シフト指令レバー10のディテント溝11b内に圧
縮コイルばね6bにより付勢された状態で嵌合させられ
る。支持部材20のシフトアップスイッチSW1の作動
ピン26aの先端は、シフト指令レバー10の、上記右
側に形成されたスイッチ非作動溝11c内の、ディテン
ト溝11bの右側に隣接した上記外周面11aとの境界
部に、圧縮コイルばね26bにより付勢された状態で位
置付けられている。作動ピン26aの最他端部は、スイ
ッチ板26cの各々のX形をなす先端部におけるほぼV
形の隙間部に位置付けられるので、一対のスイッチ板2
6cは相互に接触し、シフトアップスイッチSW1はO
N状態とされている。作動ピン26aが上記位置から被
支持孔12の軸心を中心とする半径方向外方に所定量移
動させられると、作動ピン26aの最他端が一対のスイ
ッチ板26cを相互に離隔する方向に弾性変形させるの
で、シフトアップスイッチSW1はOFFとなる(作動
ピン26aは絶縁部材により形成されているため)。作
動ピン26aが元の位置に復帰移動させられると、一対
のスイッチ板26cは弾性力により元のX形に復帰して
接触するのでシフトアップスイッチSW1は再びONと
なる。このようなON−OFF動作は、実質的に同じ構
成を有する他のスイッチSW2、SW3、SW4及びS
W5についても同じであり、後の説明は省略する。
【0019】支持部材20のシフトダウンスイッチSW
2の作動ピン27aの先端は、シフト指令レバー10
の、上記左側に形成されたスイッチ非作動溝11c内
の、ディテント溝11bの左側に隣接した上記外周面1
1aとの境界部に、圧縮コイルばね27bにより付勢さ
れた状態で位置付けられている。作動ピン27aの最他
端部は、スイッチ板27cの各々のX形をなす先端部に
おけるほぼV形の隙間部に位置付けられるので、一対の
スイッチ板27cは相互に接触し、シフトアップスイッ
チSW2はON状態とされている。上記シフト指令レバ
ー10は、実質的に水平に延在する、中立位置に保持さ
れる。なお、支持部材20の厚肉部22に形成された孔
25内に挿入されたディテントピン6a及び圧縮コイル
ばね6b、シフト指令レバー10のディテント溝11b
等は、ディテント機構6を構成する。
【0020】シフト指令レバー10が中立位置に保持さ
れた状態(図2〜図4に示されている状態)において、
シフト指令レバー10は、その左右両端部が、ステアリ
ングコラム4の上端部に装着された静止支持枠5の後端
部(車両の前後進方向の後端部)における左右外方位置
まで延在するよう、両端部が幅広に形成されている。上
記変速指令操作機構100はまた、シフト指令レバー1
0の一端部又は他端部に車両の実質的に前後進方向に変
位可能に装着された前後進段指令部材と、前後進段指令
部材に関連して配置された前進段指令スイッチSW3、
後進段指令スイッチSW4及びディテント機構40とを
備えている。図示の実施形態において、前後進段指令部
材は、シフト指令レバー10の一端部、図示の実施形態
において左端部に、一端部を揺動中心として他端部が車
両の実質的に前後進方向に揺動可能に装着された前後進
段指令レバー30により構成されている。主として図5
〜図7を参照して更に具体的に説明すると、シフト指令
レバー10の左端部は、ステアリングホイール2の軸方
向上方から見て、上記前後方向に所定の幅をもって上記
左右方向に延在するよう形成され、左端寄りの領域には
平坦な支持上面10aが形成されている。支持上面10
aの中央部には、実質的に上下方向に貫通する支持孔1
0bが形成され、支持上面10aの左端(シフト指令レ
バー10の左端)は支持孔10bと同軸の半円形状をな
すよう形成されている。シフト指令レバー10の左端部
における右側領域には、支持上面10aよりも実質的に
上方に延び出す厚肉部13が形成されている。厚肉部1
3における、支持上面10aとの境界を規定する段部1
4は、支持孔10bと共通の軸心を有する直立半円形状
面に形成されている。
【0021】シフト指令レバー10の左端部の厚肉部1
3には、支持孔10bの軸心を中心とする半径方向に延
在する3個の孔15、16及び17が形成されている。
孔15は、段部14に沿った周方向の中央部に形成さ
れ、その一端は段部14に開口し、他端は閉塞されてい
る。孔16及び17は、孔15を周方向に隣接して挟ん
だ位置に形成され、各々の一端は段部14に開口し、他
端は、絶縁部材である適宜の合成樹脂から形成すること
ができるふた部材16A及び17Aにより閉塞される。
孔16は、実質的に上方から見て、孔15の、車両の前
進方向側に隣接して配置され、孔17は、実質的に上方
から見て、孔15の、車両の後進方向側に隣接して配置
されている。孔15、16及び17の構成は、先に述べ
た支持部材20の厚肉部22に形成された孔25、26
及び27と、それぞれ実質的に同じに形成されている。
【0022】孔15内には、ディテントピン15a及び
圧縮コイルばね15bが挿入されている。ディテントピ
ン15aは適宜の合成樹脂又は金属から一体に形成され
ている。ディテントピン15aの、孔15の開口端側の
先端面は球面形状に形成されている。ディテントピン1
5aの先端部には大径部が形成されている。圧縮コイル
ばね15bは、ディテントピン15aの大径部に作用し
てディテントピン15aを孔15の開口端方向に付勢し
うるよう配置され、作動ピン15aの先端部は段部14
から半径方向内側に突出するよう位置付けられる。
【0023】孔15の、車両の前進方向側に隣接して配
置された孔16には、前進段指令スイッチSW3が装着
されている。前進段指令スイッチSW3は、孔16内の
小径部よりも先端側に挿入された作動ピン16a及び圧
縮コイルばね16bと、孔16内の小径部よりも他端側
に挿入された一対のスイッチ板16cとを備えている。
また、孔15の、車両の後進方向側に隣接して配置され
た孔17には、後進段指令スイッチSW4が装着されて
いる。後進段指令スイッチSW4は、孔17内の小径部
よりも先端側に挿入された作動ピン17a及び圧縮コイ
ルばね17bと、孔17内の小径部よりも他端側に挿入
された一対のスイッチ板17cとを備えている。前進段
指令スイッチSW3及び後進段指令スイッチSW4の構
成は、先に述べた、シフトアップスイッチSW1及びシ
フトダウンスイッチSW2の構成と実質的に同じである
ので、更なる説明は省略する。
【0024】適宜の合成樹脂又は金属から一体に形成す
ることができる前後進段指令レバー30は、ほぼ一定の
厚さを有すると共に、平面形状が、一端部においては半
円形状よりも周方向長さが若干大きめの外周面30Aを
有するようなほぼ半円形状に形成され、更に外周面30
Aの両端から幅方向に拡大され、次いで他端に向かって
若干末広がりとなるように延在する如く形成されてい
る。上記外周面30Aは、すなわち前後進段指令レバー
30の、ほぼ半円形状をなす一端面30Aであるといえ
る。前後進段指令レバー30の一端部領域の下面は、平
坦な被支持下面30aをなすよう形成され、該一端部の
中央には、被支持軸31が裏面方向に延び出すよう一体
に形成されている。前後進段指令レバー30は、実質的
に車両の前後進方向に見て、一端部領域は水平に延在
し、一端部領域の他端から前後進段指令レバー30の他
端に向かって上方に緩やかな角度でほぼ直線状に傾斜す
るよう形成されている。前後進段指令レバー30のほぼ
半円形状をなす一端面30Aには、一端面30Aから半
径方向内側に凹む3個のディテント溝32、33及び3
4が、周方向に等間隔をおいて形成されている。ディテ
ント溝32は該一端面30Aの周方向中央に配置されて
いる。相互に実質的に同じ形状をなすディテント溝3
2、33及び34は、平面から見て、比較的緩やかな角
度のほぼV形状に形成され、また各々の底部は、ほぼ円
弧状に形成されている。
【0025】全体形状が概ね上記のように形成された前
後進段指令レバー30は、その被支持下面30aがシフ
ト指令レバー10の左端部の支持上面10aに重合され
かつ被支持軸31が支持孔10bに嵌合されることによ
り、その一端部がシフト指令レバー10の左端部に揺動
可能に支持される。なお、図7において、番号31a
は、被支持軸31に嵌合された抜止リングを示してい
る。前後進段指令レバー30のほぼ半円形状をなす上記
一端面30Aは、シフト指令レバー10の上記厚肉部1
3における、段部14の半円形状面に対し隙間をおいて
対向するよう位置付けられる。
【0026】シフト指令レバー10の上記厚肉部13に
配設されたディテントピン15aの先端は、前後進段指
令レバー30のディテント溝32内に圧縮コイルばね1
5bにより付勢された状態で嵌合させられる。前進段指
令スイッチSW3の作動ピン16aの先端は、上記周方
向中央のディテント溝32に対し、実質的に車両の前進
方向側に配置されたディテント溝33内に圧縮コイルば
ね16bにより付勢された状態で嵌合させられる。作動
ピン16aの最他端部は、スイッチ板16cの各々のX
形をなす先端部におけるほぼV形の隙間部に位置付けら
れるので、一対のスイッチ板16cは相互に接触し、前
進段指令スイッチSW3はON状態とされている。ま
た、後進段指令スイッチSW4の作動ピン17aの先端
は、上記周方向中央のディテント溝32に対し、実質的
に車両の後進方向側に配置されたディテント溝34内に
圧縮コイルばね17bにより付勢された状態で嵌合させ
られる。作動ピン17aの最他端部は、スイッチ板17
cの各々のX形をなす先端部におけるほぼV形の隙間部
に位置付けられるので、一対のスイッチ板17cは相互
に接触し、後進段指令スイッチSW4はON状態とされ
ている。上記前後進段指令レバー30は、シフト指令レ
バー10の左端部から左方に延び出す、中立位置に保持
される。なお、シフト指令レバー10の上記厚肉部13
に形成された孔15内に挿入されたディテントピン15
a及び圧縮コイルばね15b、前後進段指令レバー30
のディテント溝32、33及び34等は、ディテント機
構40を構成する。そして前後進段指令レバー30は、
ディテント機構40により、中立位置(図1、図5〜図
7に示される位置)、図示しない前進段指令位置又は後
進段指令位置のいずれかに選択的に保持されるよう構成
されている。これらについては後に詳述する。
【0027】前後進段指令部材に関連して、前後進段指
令部材の、中立位置から後進段指令位置への変位を解除
自在にロックする変位ロック機構、実施形態においては
前後進段指令レバー30に関連して、前後進段指令レバ
ー30の、中立位置から後進段指令位置への揺動を解除
自在にロックする揺動ロック機構50が備えられてい
る。揺動ロック機構50は、該揺動のロックを解除した
ときにのみ、前後進段指令レバー30の中立位置から後
進段指令位置への揺動を許容するよう構成されている。
図6及び図7を参照して、揺動ロック機構50について
具体的に説明する。
【0028】シフト指令レバー10の左端部の上記支持
上面10aには、支持孔10bの軸心を中心とする小径
円弧溝51及び大径円弧溝52、並びに支持孔10bの
軸心に対し半径方向に延在する半径方向溝53が形成さ
れている。小径円弧溝51は、所定の半径方向幅及び支
持孔10bの軸と平行な方向に向かう深さを有し、前後
進段指令レバー30における車両の前後進方向中央部か
ら該後進方向に延在するよう形成されている。大径円弧
溝52は、小径円弧溝51と同じ半径方向幅及び支持孔
10bの軸と平行な方向に向かう深さを有し、該前後進
方向中央部から該前進方向に延在するよう形成されてい
る。半径方向溝53は、小径円弧溝51及び大径円弧溝
52と同じ周方向幅及び支持孔10bの軸と平行な方向
に向かう深さを有し、小径円弧溝51及び大径円弧溝5
2の、シフト指令レバー10における車両の前後進方向
中央部に位置する一端部間を連通するよう、該軸心を中
心とする半径方向に延在するよう形成されている。
【0029】前後進指令レバー30の該前後進方向中央
部内には、小径孔54が、前後進指令レバー30の一端
部近傍位置から他端部にわたって、被支持軸31の軸心
を中心とする半径方向に直線状に延在するよう形成され
ている。前後進指令レバー30の被支持下面30aにお
ける、被支持軸31の半径方向外方位置であって、小径
孔54の一端の延長上には、上記半径方向溝53と同じ
周方向幅及び被支持軸31の軸と平行な方向に向かう深
さを有する半径方向溝30bが該半径方向に延在するよ
う形成されている。小径孔54の一端は半径方向溝30
bの上端部に開口し、半径方向溝30bの上端は、小径
孔54の上端の延長方向に延在するよう形成されてい
る。前後進指令レバー30の他端部には大径孔55が形
成されている。大径孔55は、その一端が小径孔54に
連通し他端が前後進指令レバー30の他端に開口するよ
う形成されている。大径孔55内には、押しボタン56
が移動可能に挿入されている。押しボタン56の一端に
は操作ロッド57が一体に連結され、操作ロッド57
は、小径孔54に移動可能に挿入されている。大径孔5
5内には圧縮コイルばね58が配置されて、押しボタン
56を前後進指令レバー30の他端方向に付勢してい
る。押しボタン56の他端部は前後進指令レバー30の
他端から突出するよう位置付けられる。
【0030】操作ロッド57の上記半径方向内側端に
は、実質的に下方に向かって延び出す係合部57aが一
体に形成されている。操作ロッド57及び係合部57a
の直径は、上記小径円弧溝51、大径円弧溝52、半径
方向溝53及び30bの幅よりもわずかに小さく形成さ
れている。前後進指令レバー30が上記中立位置(図
1、図5〜図7に示される位置)に保持された状態で、
前後進指令レバー30に形成された半径方向溝30b
は、シフト指令レバー10に形成された半径方向溝53
に整合するよう位置付けられ、かつ操作ロッド57の係
合部57aが半径方向溝30b及び53の、上記半径方
向外側端部間に跨がって係合するよう位置付けられる
(図6及び図7参照)。
【0031】なお、操作ロッド57及び係合部57aを
前後進指令レバー30の大径孔55、小径孔54及び半
径方向溝30b内に挿入するのを容易に可能にするた
め、前後進指令レバー30は、被支持軸31よりも他端
側(図7において左端側)の部分が厚さ方向(図7にお
いてほぼ上下方向)のほぼ中央において2分割されてい
る。これら2つの部材が重合され、接着または図示しな
いビスにより一体に連結されるとにより図示の前後進指
令レバー30が構成される。図7において、符号PL
は、上記した如く2分割された2つの部材のパーティン
グラインを示している。パーティングラインPLは、大
径孔55及び小径孔54の軸線に沿って延在するよう位
置付けられる。
【0032】図1及び図2を参照して、シフト指令レバ
ー10の他端部、図示の実施形態において右端部には、
他の指令部材が変位可能に装着され、かつ、他の指令部
材に関連して他の指令スイッチが備えられている。図示
の実施形態において、他の指令部材は、シフト指令レバ
ー10の右端部に、一端部を旋回中心として他端部が車
両の実質的に前後進方向に揺動可能に装着された他の指
令レバー60から構成されている。シフト指令レバー1
0の右端部の構成及び他の指令レバー60の基本的構成
は、先に説明した、シフト指令レバー10の左端部の構
成及び前後進指令レバー30の構成と実質的に同じであ
るので、説明は省略する。他の指令レバー60と、シフ
ト指令レバー10の右端部との間には、前後進指令レバ
ー30におけるディテント機構40と実質的に同じ構成
を有するディテント機構70が、シフト指令レバー10
を支持する支持軸23の軸線に関して対称位置に配設さ
れている。またシフト指令レバー10の右端部には、シ
フト指令レバー10の左端部に配設された前進段指令ス
イッチSW3と実質的に同じ構成を有する他の指令スイ
ッチSW5が、該軸線に関して対称位置に配設されてい
る。実施形態において、他の指令スイッチSW5は、図
示しない変速機の制御モードを、マニュアル操作制御モ
ードと自動変速制御モードとに切換可能なスイッチとし
て使用される。
【0033】上記変速指令操作機構100を備えた図示
しない車両は、ディーゼルエンジン、流体継手、湿式多
板摩擦クラッチ(含むクラッチアクチュエータ)、多段
変速機(含むシフト&セレクトアクチュエータ)、コン
トローラ等を備えている。変速指令操作機構100の上
記スイッチSW1〜SW5からの指令信号はコントロー
ラに入力され、コントローラはこれらの入力信号に基づ
いてクラッチアクチュエータ、シフト&セレクトアクチ
ュエータ等に制御信号を出力し、多段変速機を制御しう
るよう構成されている。
【0034】上記変速指令操作機構100において、上
記他の指令レバー60が、ディテント機構70により、
図1に示される中立位置に保持されている状態において
は、他の指令スイッチSW5はONであり、コントロー
ラは、このON信号に基づいて、変速機の制御モードを
自動変速制御モードに設定する。車両の前進走行におけ
る変速機の変速は、車両の運転状態に応じて自動制御さ
れる。他の指令レバー60を、その一端部を旋回中心と
して他端部を車両の実質的に前進方向に揺動させると
(図1において矢印F1参照)、他の指令レバー60は
ディテント機構70により、マニュアル操作モード位置
に保持される(図8参照)。他の指令スイッチSW5は
OFFとされる。他の指令スイッチSW5のOFF信号
を受けて、コントローラは、変速機の制御モードをマニ
ュアル操作制御モードに設定する。車両の前進走行にお
ける変速機の変速は、シフト指令レバー10のシフトア
ップ&シフトダウン操作(手動操作)による指令信号に
基づいて制御される。
【0035】上記前後進段指令レバー30は、ディテン
ト機構40により、中立位置(図1、図5及び図6参
照)、前進段指令位置(図8参照)又は後進段指令位置
(図示せず)のいずれかに選択的に保持されるよう構成
されている。前後進段指令レバー30が中立位置に保持
されている状態では、前進段指令スイッチSW3及び後
進段指令スイッチSW4はいずれもONであり、コント
ローラは、これらのON信号を受けて、変速機を中立状
態に制御する。図1、図5及び図6を参照して、前後進
段指令レバー30を、中立位置から、その一端部を旋回
中心として他端部を車両の実質的に前進方向に揺動させ
ると(図1において矢印F2参照)、ディテント溝33
がディテントピン15aに相対的に嵌合させられ、前後
進段指令レバー30は前進段指令位置に保持される(図
8参照)。ディテント溝32は、後進段指令スイッチS
W4の作動ピン17aに相対的に嵌合させられる。後進
段指令スイッチSW4はONの状態に保持される。前進
段指令スイッチSW3の作動ピン16aは、前後進段指
令レバー30の一端面30Aによりその他端方向に押し
込まれるので、前進段指令スイッチSW3はOFFとな
る。コントローラは、前進段指令スイッチSW3の作動
信号(OFF信号)を受けて、変速機の制御モードを前
進段制御モード(前進走行制御モード)に設定する。
【0036】上記とは逆に、前後進段指令レバー30
を、中立位置から、その一端部を旋回中心として他端部
を車両の実質的に後進方向に揺動させると(図1におい
て矢印B参照)、ディテント溝34がディテントピン1
5aに相対的に嵌合させられ、前後進段指令レバー30
は後進段指令位置に保持される(図示せず)。ディテン
ト溝32は、前進段指令スイッチSW3の作動ピン16
aに相対的に嵌合させられる。前進段指令スイッチSW
3はONの状態に保持される。後進段指令スイッチSW
4の作動ピン17aは、後進段指令レバー30の一端面
30Aによりその他端方向に押し込まれるので、後進段
指令スイッチSW4はOFFとなる。コントローラは、
後進段指令スイッチSW4の作動信号(OFF信号)を
受けて、変速機の制御モードを後進段制御モード(後進
走行制御モード)に設定する。
【0037】上記したように、前後進段指令レバー30
の他端部を車両の実質的に前進方向に揺動させると、前
進段指令スイッチSW3が作動して変速機は前進段変速
走行可能に制御され、また、前後進段指令レバー30の
他端部を車両の実質的に後進方向に揺動させると、後進
段指令スイッチSW4が作動して変速機は後進段走行可
能に制御されるので、前後進段指令レバー30の操作方
向と車両の走行方向が一致し、人間の習性に適合したレ
バー操作が行なわれる。その結果、変速指令操作を、自
然な動作で円滑かつ確実に行なうことが可能になる。そ
して変速指令操作の誤操作も防止され、使い易くなって
実用上有用である。
【0038】前後進段指令レバー30に関連して、前後
進段指令レバー30の、中立位置から後進段指令位置へ
の揺動を解除自在にロックする揺動ロック機構50を備
えることにより、揺動ロック機構50により該揺動のロ
ックを解除したときにのみ、前後進段指令レバー30
の、中立位置から後進段指令位置への揺動が許容される
ので、誤操作が確実に防止される。揺動ロック機構50
を図6及び図7に示すように構成した場合には、前後進
段指令レバー30を、押しボタン50を押さないで中立
位置から後進段指令位置へ揺動させると、操作ロッド5
7の係合部57aが半径方向溝53に当接して該後進方
向への揺動がロックされる。押しボタン50を押すと、
操作ロッド57の係合部57aが小径円弧溝51の一端
まで半径方向溝53及び30bに沿って移動させられる
ので、該揺動操作により係合部57aが小径円弧溝51
に沿って移動させられ、該揺動が許容される。他方、前
後進段指令レバー30の、中立位置から前進段指令位置
への揺動は、押しボタン50を押さない状態で、操作ロ
ッド57の係合部57aが大径円弧溝52に沿って移動
させられ、該揺動は支障なく円滑に行なわれる。
【0039】図2及び図3を参照して、上記シフト指令
レバー10の右端部(図示の実施形態においては他の指
令レバー60でよい)を中立位置から上方に揺動させる
と(図2において矢印U参照)、シフトアップスイッチ
SW1の作動ピン26aが、図3において左隣の外周面
11aによりその他端方向に押し込まれるので、シフト
アップスイッチSW1はOFFとなる。コントローラ
は、シフトアップスイッチSW1の作動信号(OFF信
号)を受けて、変速機の変速段を1段シフトアップする
よう制御する。シフトダウンスイッチSW2の作動ピン
27aは、スイッチ非作動溝11cに当接された状態に
あり、シフトダウンスイッチSW2はONに維持され
る。人間の習性としてレバーの右側をアップさせる動作
は、一般的にシフトアップ操作に適合するので、上記の
構成により、人間の習性に適合したレバー操作が行なわ
れる。その結果、変速指令操作であるシフトアップ操作
を、自然な動作で円滑かつ確実に行なうことが可能にな
る。そして変速指令操作の誤操作も防止され、使い易く
なるので実用上有用である。
【0040】上記とは逆に、シフト指令レバー10の左
端部(図示の実施形態においては前後進段指令レバー3
0でよい)を中立位置から上方に揺動させると(図2に
おいて矢印D参照)、シフトダウンスイッチSW2の作
動ピン27aが図3において右隣の外周面11aにより
その他端方向に押し込まれるので、シフトダウンスイッ
チSW2はOFFとなる。コントローラは、シフトダウ
ンスイッチSW2の作動信号(OFF信号)を受けて、
変速機の変速段を1段シフトダウンするよう制御する。
シフトアップスイッチSW1の作動ピン26aは、スイ
ッチ非作動溝11cに当接された状態にあり、シフトア
ップスイッチSW1はONに維持される。上記したよう
に、人間の習性としてレバーの右側をアップさせる動作
は、一般的にシフトアップ操作に適合するので、これと
は逆にレバーの左側をアップさせる動作をシフトダウン
操作とすることに無理はなく、変速指令操作であるシフ
トダウン操作を、自然な動作で円滑かつ確実に行なうこ
とが可能になる。そして変速指令操作の誤操作も防止さ
れ、使いやすくなるので実用上有用である。なお、シフ
ト指令レバー10による上記シフトアップ&シフトダウ
ン操作は、上記実施形態においては、他の指令レバー6
0が図8に示されている如く、マニュアル操作制御モー
ド位置に保持された状態で行なわれる。
【0041】上記説明から容易に理解されるように、本
発明による変速指令操作機構100においては、ステア
リングホイール2の下方において、変速機に対する前後
進段指令操作及びシフト指令操作を実質的に1本のレバ
ー上において行なうことを可能にし、変速指令操作をよ
り迅速かつ容易に行なうことを可能にするものである。
実施形態においては、1本のシフト指令レバー10の両
端部に前後進段指令レバー30及び他の指令レバー60
を揺動可能に配設して、シフト指令レバー10の操作で
シフトアップ及びシフトダウン指令を遂行し、前後進段
指令レバー30の操作で前進段指令及び後進段指令を遂
行し、他の指令レバー60の操作で、自動変速制御モー
ド又はマニュアル操作制御モードの切換を遂行すること
ができる。これらのレバー操作は、全て、ステアリング
ホイール2に手を添えた状態で行なうことが可能であ
り、優れた操作性が確保される。また、1本のシフト指
令レバー10に複数の指令レバーを集合させているの
で、機構全体がコンパクト化され、しかも多くの指令操
作を実質的に1か所で集中して行なうことが可能であ
り、これらの点においても使いやすくなるので実用上有
用である。なお、他の指令レバー60は、これを更にス
イッチを増加して使用してもよいし、別のスイッチの操
作に利用してもよい。また、車両の仕様に応じて省略す
る場合もある。
【0042】以上、本発明によるステアリングホイール
の下方に備えられた変速指令操作機構を、実施形態に基
づいて添付図面を参照しながら詳細に説明したが、本発
明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の
範囲を逸脱することなく、更に他の種々の変形あるいは
修正が可能である。例えば、上記実施形態において、シ
フト指令レバー10の右端部を中立位置から上方に揺動
させるとシフトアップスイッチSW1が作動し、シフト
指令レバー10の左端部を中立位置から上方に揺動させ
るとシフトダウンスイッチSW2が作動するよう構成さ
れているが、この構成においては、シフト指令レバー1
0の左端部を中立位置から下方に揺動させてもシフトア
ップスイッチSW1が作動し、また、シフト指令レバー
10の右端部を中立位置から下方に揺動させてもシフト
ダウンスイッチSW2が作動するので、いずれの作動も
成立する。
【0043】また、上記実施形態に代えて、シフト指令
レバー10の左端部を中立位置から上方に揺動させると
シフトアップスイッチが作動し、シフト指令レバー10
の右端部を中立位置から上方に揺動させるとシフトダウ
ンスイッチが作動するよう構成する、他の実施形態もあ
る。この構成においては、シフト指令レバー10の右端
部を中立位置から下方に揺動させてもシフトアップスイ
ッチが作動し、また、シフト指令レバー10の左端部を
中立位置から下方に揺動させてもシフトダウンスイッチ
が作動するので、いずれの作動も成立する。
【0044】以上、要するに、本発明においては、シフ
ト指令レバーをその一端部又は他端部が中立位置から上
方に変位するよう揺動させるとシフトアップスイッチが
作動し、シフト指令レバーをその他端部又は一端部が中
立位置から上方に変位するよう揺動させるとシフトダウ
ンスイッチが作動する、よう構成されるのである。つま
り、「シフト指令レバーをその一端部又は他端部が中立
位置から上方に変位するよう揺動させるとシフトアップ
スイッチが作動し」とは、「シフト指令レバーの一端部
又は他端部を中立位置から上方に揺動させるとシフトア
ップスイッチが作動し」、又は「シフト指令レバーの他
端部又は一端部を中立位置から下方に揺動させるとシフ
トアップスイッチが作動し」のいずれの構成をも含むも
のである。また、「シフト指令レバーをその他端部又は
一端部が中立位置から上方に変位するよう揺動させると
シフトダウンスイッチが作動する」とは、「シフト指令
レバーの他端部又は一端部を中立位置から上方に揺動さ
せるとシフトダウンスイッチが作動する」又は「シフト
指令レバーの一端部又は他端部を中立位置から下方に揺
動させるとシフトダウンスイッチが作動する」のいずれ
の構成をも含むものである。
【0045】上記実施形態において、前後進段指令レバ
ー30は、シフト指令レバー10の左端部に車両の実質
的に前後進方向に揺動可能に装着されているが、これ
を、シフト指令レバー10の右端部に車両の実質的に前
後進方向に揺動可能に装着する他の実施形態もある。以
上、要するに、本発明においては、前後進段指令レバー
30は、シフト指令レバーの一端部又は他端部に車両の
実質的に前後進方向に揺動可能に装着される、よう構成
されるのである。
【0046】上記実施形態において、他の指令レバー6
0は、シフト指令レバー10の右端部に揺動可能に装着
されているが、これを、シフト指令レバー10の左端部
に揺動可能に装着する他の実施形態もある。この実施形
態が成立するのは、シフト指令レバー10の右端部に前
後進段指令レバー30が装着されている場合である。以
上、要するに、本発明においては、他の指令レバー60
は、シフト指令レバーの一端部又は他端部に揺動可能に
装着される、よう構成されるのである。揺動の方向は、
車両の実質的に前後進方向であることがことが好まし
い。
【0047】上記実施形態において、前後進段指令レバ
ー30は、シフト指令レバー10の左端部に、車両の実
質的に前後進方向に揺動可能に装着され、また、他の指
令レバー60は、シフト指令レバー10の右端部に、車
両の実質的に前後進方向に揺動可能に装着されている
が、揺動可能の構成に代えて、車両の実質的に前後進方
向に回転可能に装着する(前後進段指令レバー30、他
の指令レバー60はダイヤルの如き回転操作部材に置換
されるであろう)、又は車両の実質的に前後進方向にス
ライド可能に装着する(前後進段指令レバー30、他の
指令レバー60はスライド片部材に置換されるであろ
う)、他の実施形態も成立する。車両の実質的に前後進
方向の回転又はスライドにおいても、上記揺動における
と実質的に同様な作用効果を得ることは可能である。し
たがって、本発明において、上記前後進段指令レバー3
0は、シフト指令レバーの一端部又は他端部に車両の実
質的に前後進方向に変位可能に装着された前後進段指令
部材となり、他の指令レバー60は、シフト指令レバー
の他端部又は一端部に変位可能に装着された他の指令部
材となる。前後進段指令レバー30及び他の指令レバー
60の変位の方向は、該変位の操作により、シフト指令
レバー10が揺動させられない方向に規定される必要が
ある。なお、シフト指令レバー10の取付位置は、ステ
アリングコラム4の存在範囲であれば実施形態の位置に
限定されることはない。
【0048】また、上記実施形態において、前後進段指
令レバー30に関連して、前後進段指令レバー30の、
中立位置から後進段指令位置への揺動を解除自在にロッ
クする揺動ロック機構50が備えられ、揺動ロック機構
50により該揺動のロックを解除したときにのみ、前後
進段指令レバー30の、中立位置から後進段指令位置へ
の揺動が許容される、よう構成されているが、上記した
ように、前後進段指令レバー30が、例えば、回転操作
部材、あるいはスライド片部材に置き換えられることに
起因して、揺動ロック機構50は、より広い概念である
変位ロック機構となる。したがって、本発明において
は、前後進段指令部材に関連して、前後進段指令部材
の、中立位置から後進段指令位置への変位を解除自在に
ロックする変位ロック機構が備えられ、変位ロック機構
により該変位のロックを解除したときにのみ、前後進段
指令部材の、中立位置から後進段指令位置への変位が許
容される、よう構成されることになる。
【0049】また、上記実施形態において、シフト指令
レバー10、前後進段指令レバー30及び他の指令レバ
ー60が中立位置に位置付けられている状態で、全ての
スイッチはONとなるよう構成されているが、全てのス
イッチをOFFとする他の実施形態、あるいは一部のス
イッチをOFFとし、残りのスイッチをONとする更に
他の実施形態もありうる。したがって、またスイッチの
作動とは、ONからOFFへの切換動作に限らず、OF
FからONへの切換動作をも含むものである。
【0050】
【発明の効果】本発明による、ステアリングホイールの
下方に備えられた変速指令操作機構によれば、ステアリ
ングホイールの下方において、変速機に対する前後進段
指令操作及びシフト指令操作を実質的に1本のレバー上
において行なうことを可能にし、変速指令操作をより迅
速かつ容易に行なうことを可能にする。また、上記効果
に加えて更に、人間の習性に適合したレバー操作を行な
いうるようにして、変速指令操作を自然な動作で円滑か
つ確実に行なうことを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された、ステアリングホイ
ールの下方に備えられた変速指令操作機構の実施形態を
示す平面図であって、一部を断面にして示す平面図。
【図2】図1に示す変速指令操作機構の正面図であっ
て、一部を断面にして示す正面図。
【図3】図2の一部を拡大して示す図。
【図4】図3のA−A矢視断面図。
【図5】図1の一部を拡大して示す図。
【図6】揺動ロック機構の実施形態を示す平面図。
【図7】図6のB−B矢視断面図。
【図8】図1に示す変速指令操作機構の他の作動態様を
示す平面図。
【符号の説明】
2 ステアリングホイール 10 シフト指令レバー 30 前後進段指令レバー 40 ディテント機構 50 揺動ロック機構 60 他の指令レバー SW1 シフトアップスイッチ SW2 シフトダウンスイッチ SW3 前進段指令スイッチ SW4 後進段指令スイッチ SW5 他の指令スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイールの下方において車
    両の左右方向に延在しかつ中央を揺動中心として左右両
    端部が上下方向に揺動可能に配設されたシフト指令レバ
    ーと、シフト指令レバーに関連して配置されたシフトア
    ップスイッチ及びシフトダウンスイッチと、シフト指令
    レバーの一端部又は他端部に車両の実質的に前後進方向
    に変位可能に装着された前後進段指令部材と、前後進段
    指令部材に関連して配置された前進段指令スイッチ、後
    進段指令スイッチ及びディテント機構とを備え、前後進
    段指令部材は、ディテント機構により、中立位置、前進
    段指令位置又は後進段指令位置のいずれかに選択的に保
    持されるよう構成され、前後進段指令部材を中立位置か
    ら該前進方向に変位させると前進段指令位置に保持され
    て前進段指令スイッチが作動し、前後進段指令部材を中
    立位置から該後進方向に変位させると後進段指令位置に
    保持されて後進段指令スイッチが作動し、シフト指令レ
    バーをその一端部又は他端部が中立位置から上方に変位
    するよう揺動させるとシフトアップスイッチが作動し、
    シフト指令レバーをその他端部又は一端部が中立位置か
    ら上方に変位するよう揺動させるとシフトダウンスイッ
    チが作動する、ことを特徴とするステアリングホイール
    の下方に備えられた変速指令操作機構。
  2. 【請求項2】 前後進段指令部材は該前後進方向に揺動
    可能に装着された前後進段指令レバーから構成されてい
    る、請求項1記載の変速指令操作機構。
  3. 【請求項3】 前後進段指令部材に関連して、前後進段
    指令部材の、中立位置から後進段指令位置への変位を解
    除自在にロックする変位ロック機構が備えられ、変位ロ
    ック機構により該変位のロックを解除したときにのみ、
    前後進段指令部材の、中立位置から後進段指令位置への
    変位が許容される、請求項1記載のステアリングホイー
    ルの下方に備えられた変速指令操作機構。
  4. 【請求項4】 シフト指令レバーの他端部又は一端部に
    変位可能に装着された他の指令部材と、他の指令部材に
    関連して配置された他の指令スイッチが備えられてい
    る、請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリング
    ホイールの下方に備えられた変速指令操作機構。
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