JP2006216161A - 半導体集積回路装置及びそのデータプログラム方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びそのデータプログラム方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ビット線の長さが増大したり、ビット線の配置ピッチが縮小されたりした場合においても、高速動作化に支障を与え難い半導体メモリを有した半導体集積回路装置を提供する。
【解決手段】 偶数ビット線BLeと、奇数ビット線BLoと、セルソース線CELSRCと、偶数ビット線BLeとセルソース線CELSRCとの間に接続された第1メモリ素子と、奇数ビット線BLoとセルソース線CELSRCとの間に接続され、第1メモリ素子と同じ行に属する第2メモリ素子とを備える。データを第1メモリ素子にプログラムする時、奇数ビット線BLoを浮遊とした状態で、プログラムデータを、偶数ビット線BLeを介して第1メモリ素子に与え、プログラムを抑制する電位を、セルソース線CELSRCを介して第2メモリ素子に与える。データを第2メモリ素子にプログラムする時はその逆とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は半導体集積回路装置及びそのデータプログラム方法に関する。
不揮発性半導体メモリ、特に、NAND型フラッシュメモリの記憶容量(memory capacity)は、飛躍的に増している。記憶容量の増加に伴って、メモリセルやメモリ周辺回路のトランジスタの微細化が進む。大規模な記憶容量を持つNAND型フラッシュメモリの典型例は、例えば、特許文献1に記載されている。
しかし、メモリセルやトランジスタの微細化が進んだとしても、メモリセルアレイの大きさは、大規模記憶容量化のために小さくし難い。つまり、ビット線の長さは、短くなり難い。むしろ、ビット線は長くなり易いのが実情である。このような実情にも係わらず、ビット線の配置ピッチは、微細化の進展に伴って狭くなる。このような要因から、ビット線容量(bit line capacitance)は、構造上、急速に増大する傾向にある。
ビット線容量が急速に増大すると、データ書き込み時におけるビット線プリチャージ時間の増大が、より大きくクローズアップされてくる。
この事情が今日以上に大きくなると、やがて、半導体メモリのパフォーマンス、特に、高速動作化のボトルネックになる可能性がある。
特開2000−91546号公報
この発明は、たとえ、ビット線の長さが増大したり、ビット線の配置ピッチが縮小されたりした場合においても、高速動作化に支障を与え難い半導体メモリを有した半導体集積回路装置及びそのデータプログラム方法を提供する。
この発明の第1態様に係る半導体集積回路装置は、偶数ビット線と、奇数ビット線と、セルソース線と、前記偶数ビット線と前記セルソース線との間に電気的に接続された第1メモリ素子と、前記奇数ビット線と前記セルソース線との間に電気的に接続され、前記第1メモリ素子と同じ行に属する第2メモリ素子と、を備え、データを前記第1メモリ素子にプログラムする時、前記奇数ビット線を電気的に浮遊とした状態で、プログラムするデータに応じた電位を、前記偶数ビット線を介して前記第1メモリ素子に与え、プログラムを抑制する電位を、前記セルソース線を介して前記第2メモリ素子に与え、データを前記第2メモリ素子にプログラムする時、前記偶数ビット線を電気的に浮遊とした状態で、プログラムするデータに応じた電位を、前記奇数ビット線を介して前記第2メモリ素子に与え、プログラムを抑制する電位を、前記セルソース線を介して前記第1メモリ素子に与える。
この発明の第2態様に係る半導体集積回路装置は、偶数ビット線と、奇数ビット線と、ページバッファと、前記ページバッファを、前記偶数ビット線、及び前記奇数ビット線のいずれかに一方に電気的に接続する第1選択スイッチと、前記偶数ビット線、及び前記奇数ビット線のいずれか一方を、電気的に浮遊な状態とする第2選択スイッチと、セルソース線と、前記セルソース線を、プログラム時とリード時とで電位を変えて駆動するセルソース線駆動回路と、前記セルソース線と前記偶数ビット線との間に設けられた第1のメモリ素子と、前記セルソース線と前記奇数ビット線との間に設けられ、前記第1メモリ素子と同じ行に属する第2メモリ素子とを具備する。
この発明の第3態様に係る半導体集積回路装置のデータプログラム方法は、偶数ビット線と、奇数ビット線と、セルソース線と、前記偶数ビット線と前記セルソース線との間に電気的に接続された第1メモリ素子と、前記奇数ビット線と前記セルソース線との間に電気的に接続され、前記第1メモリ素子と同じ行に属する第2メモリ素子と、を備えた半導体集積回路装置のデータプログラム方法であって、データを前記第1メモリ素子にプログラムする時、前記奇数ビット線を電気的に浮遊とした状態で、プログラムするデータに応じた電位を、前記偶数ビット線を介して前記第1メモリ素子に与え、プログラムを抑制する電位を、前記セルソース線を介して前記第2メモリ素子に与え、データを前記第2メモリ素子にプログラムする時、前記偶数ビット線を電気的に浮遊とした状態で、プログラムするデータに応じた電位を、前記奇数ビット線を介して前記第2メモリ素子に与え、プログラムを抑制する電位を、前記セルソース線を介して前記第1メモリ素子に与える。
この発明によれば、たとえ、ビット線の長さが増大したり、ビット線の配置ピッチが縮小されたりした場合においても、高速動作化に支障を与え難い半導体メモリを有した半導体集積回路装置及びそのデータプログラム方法を提供できる。
この発明の実施形態に係る半導体集積回路装置では、“データ書き込み時におけるビット線プリチャージ時間の増大”については、概略、データ書き込み時に、選択したビット線の両隣のビット線をフローティングにすることで対処する。
以下、この発明の実施形態を、図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
(第1実施形態)
図1は、この発明の第1実施形態に係る半導体集積回路装置のメモリセルアレイ、及びその周辺回路の一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る半導体集積回路装置は、メモリセルアレイ1、ページバッファ3、偶数/奇数ビット線選択スイッチ回路5e/5o、偶数/奇数ビット線バイアススイッチ回路7e/7o、及びソース線駆動回路9を有する。
メモリセルアレイ1には、偶数ビット線BLe、及び奇数ビット線BLoが配置される。
偶数ビット線BLeの一端は、偶数ビット線選択スイッチ回路5eを介してページバッファ3に電気的に接続され、その他端は、偶数ビット線バイアススイッチ回路7eを介してビット線バイアス電位端子BLCRLに電気的に接続される。同様に、奇数ビット線BLoの一端は、奇数ビット線選択スイッチ回路5oを介してページバッファ3に電気的に接続され、その他端は、奇数ビット線バイアススイッチ回路7oを介してビット線バイアス電位端子BLCRLに電気的に接続される。
また、メモリセルアレイ1に、例えば、書き換え可能な不揮発性半導体メモリ素子を集積した場合、メモリセルアレイ1は、“ブロック”を複数有する。“ブロック”は、データイレーズの最小単位である。例えば、NAND型フラッシュメモリの場合、1つの“ブロック”は、ビット線側選択ゲートトランジスタと、ソース線側選択ゲートトランジスタとに挟まれた部分となる。
ページバッファ3には、例えば、センスアンプ、及びデータレジスタを含む回路11が配置される。
センスアンプは、メモリセルアレイ1の中から、偶数ビット線BLe、又は偶数ビット線BLoを介して読み出されたセルデータの、電位のレベル、もしくは電流のレベルを識別し、セルデータを増幅する。
データレジスタは、例えば、書き換え可能な不揮発性半導体メモリ素子を、メモリセルアレイ1に集積した場合、以下のように利用される。
データレジスタは、メモリセルアレイ1の外から与えられた、メモリセルアレイ1の中に書き込まれるプログラムデータを保持し、また、メモリセルアレイ1の中から読み出されたセルデータを保持する。データレジスタが保持したプログラムデータは、プログラム動作時、偶数ビット線BLe、又は奇数ビット線BLoを介して選ばれたメモリセルに与えられる。一方、セルデータは、リード動作時、メモリセルアレイ1の外へリードデータとして出力される。また、ベリファイリード動作時には、データが、プログラムデータの通りにプログラムされているか否かのベリファイに利用される。データレジスタは、周知のようにセンスアンプと兼用されても良い。
図2は、ページバッファ3の、1カラム分のデータレジスタ、及びセンスアンプを含んだ1カラム分の回路の一例を示す。この一例に係る回路は、書き換え可能な不揮発性半導体メモリ素子を、メモリセルアレイ1に集積した場合に使用されるものである。尚、ページバッファ3については、図2に示す回路に限らず、周知の回路を利用できるので、以下は、要点のみを簡単に説明する。
図2に示すように、回路11は、プライマリデータキャッシュ(PDC)、セカンダリィデータキャッシュ(SDC)、ダイナミックデータキャッシュ(DDC)、及びテンポラリデータキャッシュ(TDC)を有する。SDC、PDC、DDCは、プログラム動作時にプログラムデータを保持し、リード動作時にセルデータを保持し、ベリファイ動作時にセルデータを一時的に保持する。TDCは、例えば、SDC、又はPDCで増幅された、セルデータを一時的に保持する。
また、回路11は、二値メモリ、及び多値メモリの双方に利用できる。多値メモリに利用する場合、SDC、PDC、DDC、及びTDCは、上記の保持とともに、内部データの操作にも使用される。つまり、SDC、PDC、DDC、及びTDCは、互いに独立してデータを保持できるから、内部データの操作にも使用できるのである。
尚、回路11と同様の回路を有するページバッファは、本件出願人の先行出願である特願2004−24475(2004年1月30日出願)の図6等、及びこれの優先権主張出願である特願2004−160165(2004年5月28日出願、対応米国出願番号10/988,592号、2004年11月16日出願)の図6等に記載されている。
偶数/奇数ビット線選択スイッチ回路5e/5oは、例えば、プログラム動作時、及びリード動作時において、偶数ビット線が選択されると、偶数ビット線選択信号BLSeに従って偶数ビット線BLeをページバッファ3に電気的に接続する。これとともに、奇数ビット線選択信号BLSoに従って奇数ビット線BLoをページバッファ3から電気的に非接続とする。
反対に、奇数ビット線が選択されると、偶数/奇数ビット線選択スイッチ回路5e/5oは、奇数ビット線選択信号BLSoに従って奇数ビット線BLoをページバッファ3に電気的に接続する。これとともに、偶数ビット線選択信号BLSeに従って偶数ビット線BLeをページバッファ3から電気的に非接続とする。
偶数/奇数ビット線バイアススイッチ回路7e/7oは、偶数ビット線バイアス信号BIASe、及び奇数ビット線バイアス信号BIASoに従って、偶数ビット線BLe、及び奇数ビット線BLoをビット線バイアス電位端子BLCRLに接続する。偶数ビット線BLe、及び奇数ビット線BLoには、ビット線バイアス電位が与えられる。
本例の偶数/奇数ビット線バイアススイッチ回路7e/7oは、プログラム動作時においては、偶数ビット線BLe、及び奇数ビット線BLoの双方とも、ビット線バイアス電位端子BLCRLから非接続とする状態を発生させる。これにより、偶数ビット線BLeが選択されると、偶数/奇数ビット線バイアススイッチ回路7e/7oは、奇数ビット線BLoを電気的に浮遊な状態とする。
反対に、奇数ビット線BLoが選択されると、偶数/奇数ビット線バイアススイッチ回路7e/7oは、偶数ビット線BLeを電気的に浮遊な状態とする。
このように本例に係る半導体集積回路装置は、プログラム動作時において、偶数ビット線BLeが選択された場合には、非選択の奇数ビット線BLoを電気的に浮遊な状態とし、反対に奇数ビット線BLoが選択された場合には、非選択の偶数ビット線BLeを電気的に浮遊な状態とする。
ところで、書き換え可能な不揮発性半導体メモリ素子を、メモリセルアレイ1に集積した場合、例えば、NAND型の場合には、非選択のメモリ素子には、プログラムを抑制するプログラム抑制電位を伝えなければならない。本例では、プログラム抑制電位を、セルソース線CELSRCを介して非選択のメモリ素子に伝える。このために、本例は、セルソース線駆動回路9を持つ。
セルソース線駆動回路9は、セルソース線CELSRCを、プログラム動作時とリード時とで電位を変えて駆動する。例えば、セルソース線駆動回路9は、プログラム動作時に、セルソース線CELSRCを、プログラムを抑制するプログラム抑制電位を用いて駆動し、リード動作時に、セルソース線CELSRCを、リード動作時におけるソース電位を用いて駆動する。プログラム抑制電位の一例は電位VDDであり、ソース電位の一例は電位VSSである。電位VDDは回路内電源電位であり、例えば、昇圧電圧系回路を除く、ロジック回路に用いられる内部電源電位の電位と同じで良い。電位VSSは回路内接地電位であり、例えば、0V(アース)で良い。
以上、この発明の第1実施形態に係る半導体集積回路装置は、プログラム動作時に、選択したビット線に隣接するビット線を、電気的に浮遊な状態とする。一例としては、偶数ビット線を選択した場合には、奇数ビット線を電気的に浮遊な状態とし、奇数ビット線を選択した場合には、偶数ビット線を電気的に浮遊な状態とする。これにより、プログラム動作時、選択したビット線に隣接するビット線は、回路動作上、キャパシタの電極としては機能しなくなる。
即ち、選択したビット線どうしの間に、電気的に浮遊な状態のビット線が1つ入る。尚、回路によっては、2つ以上入れることも可能である。これにより、キャパシタの電極として機能する選択したビット線どうしを遠ざけることができる。
この結果、ビット線の配置ピッチが、微細化の進展に伴って狭くなった場合でも、回路動作上においては、ビット線容量Cの急速な増大が抑制される。もしくは、ビット線容量Cが低下される。
例えば、図3の簡略化した平面図に示すように、第1実施形態では、プログラム動作時に電位が与えられるビット線は、選択したビット線(Selected)である。ビット線の長さを“L”、ビット線の配置ピッチを“P”とした場合、選択したビット線の間には、電気的に浮遊な状態(floating)とされた非選択のビット線(Unselect)が1本入るから、電位が与えられるビット線どうしの距離は、“P×2”である。
対して、図4に示すように、プログラム抑制電位(VDD)を非選択のビット線(Unselect)に与える場合(比較例)には、電位が与えられるビット線どうしの距離は、“P”である。
このように、第1実施形態では、たとえ、ビット線の長さ“L”が増大したり、ビット線の配置ピッチ“P”が縮小されたりした場合においても、回路動作上、ビット線容量Cの急速な増大を抑制できる。
従って、第1実施形態に係る半導体集積回路装置によれば、高速動作化に支障を与え難い半導体メモリを有した半導体集積回路装置及びそのデータプログラム方法を得ることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、第1実施形態に係る半導体集積回路装置及びそのデータプログラム方法に使用可能なメモリセルアレイの新規な回路の一例に関する。一例に係る回路は、例えば、NAND型の不揮発性半導体メモリに使用することができる。
図5、及び図6は、この発明の第2実施形態に係る半導体集積回路装置のメモリセルアレイの一回路例を示す回路図である。尚、図5は、1つの“ブロックN”のみを示し、図6は、“ブロックN”と、これに隣接する“ブロックN−1、及びN+1”とを示す。
図5、及び図6に示すように、偶数ビット線BLeとセルソース線CELSRCとの間には、第1メモリ素子が電気的に接続され、同様に、奇数ビット線BLoとセルソース線CELSRCとの間には、第2メモリ素子が電気的に接続される。本例において、第1メモリ素子は第1NANDストリング21eであり、第2メモリ素子は第2NANDストリング21oである。
第1NANDストリング21eは、第1ビット線側選択トランジスタST1eと、第1セルソース線側選択トランジスタST2eと、第1メモリセルトランジスタMTe(本例ではMT0e〜MT31e)とを含む。メモリセルトランジスタMTe(MT0e〜MT31e)は、選択トランジスタST1eの電流通路の一端と選択トランジスタST2eの電流通路の一端との間に直列に接続される。
同様に、第2NANDストリング21oは、第2ビット線側選択トランジスタST1oと、第2セルソース線側選択トランジスタST2oと、第2メモリセルトランジスタMTo(本例ではMT0o〜MT31o)とを含む。メモリセルトランジスタMTo(MT0o〜MT31o)は、選択トランジスタST1oの電流通路の一端と選択トランジスタST2oの電流通路の一端との間に直列に接続される。
選択トランジスタST1eのゲート、及び選択トランジスタST1oのゲートは、第1選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODDに接続される。これにより、選択トランジスタST1e、及びST1oは、共通の第1選択ゲート信号により駆動される。
同様に、選択トランジスタST2eのゲート、及び選択トランジスタST2oのゲートは、第2選択ゲート線SGS for EVEN/SGD for ODDに接続される。これにより、選択トランジスタST2e、及びST2oは、共通の第2選択ゲート信号により駆動される。
第1メモリセルトランジスタMTe(MT0e〜MT31e)のゲート、及び第2メモリセルトランジスタMTo(MT0o〜MT31o)のゲートは、ワード線WL(WL0〜WL31)に接続される。これにより、メモリセルトランジスタMTe、及びMToは、共通の行選択信号により駆動される。
尚、選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODD、及びSGS for EVEN/SGD for ODD、並びにワード線WLは、図1に示した行選択線に対応する。
本例では、セルソース線CELSRCは、偶数セルソース線CELSRC for EVENと、奇数セルソース線CELSRC for ODDとを含む。これにより、選択トランジスタST1eを、選択トランジスタST1oと同じ行に配置でき、選択トランジスタST2eは、選択トランジスタST2oと同じ行に配置できる。
例えば、図中、NANDストリング21e、及び21oを中心として、上側(UPPER)に、第1NANDストリング21eと偶数ビット線Bleとのコンタクト23を配置し、下側(LOWER)に、第1NANDストリング21eと偶数セルソース線CELSRC for EVENとのコンタクト25を配置する。第2NANDストリング21oのコンタクト23、及び25の位置については、第1NANDストリング21eと反対にする。これにより、選択トランジスタST1eのゲート、及び選択トランジスタST1oのゲートを直線状に形成できる。同様に、選択トランジスタST2eのゲート、及び選択トランジスタST2oのゲートについても、直線状に形成できる。この結果、それぞれ同じ行に配置することができる。
尚、第1メモリセルトランジスタMTeは、第2メモリセルトランジスタMToと同じ行に配置される。
偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDは、例えば、行選択線(SGD for EVEN/SGS for ODD、SGS for EVEN/SGD for ODD、及びWL)に沿って、ロウ方向に形成し、カラム方向に沿って形成される偶数ビット線BLe、及び奇数ビット線BLoと交差、例えば、直交させると良い。
図5には、1つのブロックNのみを示している。ブロックを、メモリセルアレイ1中に複数設ける場合には、例えば、図6に示すように、コンタクト23、25を、隣接するブロックN−1、及びN+1で共有させながら、図5に示すブロックをカラム方向に沿って繰り返していけば良い。これにより、理論上、図5に示すブロックを、メモリセルアレイ1中に無限に設けることができる。
次に、その一動作例を説明する。動作のうち、リード動作、及びイレーズ動作については、周知の動作を利用することができるので、以下の説明では、プログラム動作のみを説明する。
〔プログラム動作〕
図7は、この発明の第2実施形態に係る半導体集積回路装置の一動作例を示す動作波形図である。
このプログラム動作は、図5、及び図6に示す回路に、図2に示す回路が接続された場合である。以下、偶数ビット線BLeが選択された場合を例にとり、選択されたブロックに着目し、時刻に従って説明する。
尚、非選択のブロックにおいては、第1選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODDの電位、及び第2選択ゲート線SGS for EVEN/SGD for ODDの電位は、例えば、0Vである。従って、選択トランジスタST1e、ST1o、ST2e、及びST2oは、“オフ”である。
〔1.時刻t1〕
第1選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODDの電位を、例えば、0Vから電位Vsgに上昇させる。選択トランジスタST1e、及びST1oは、“オン”する。
第2選択ゲート線SGS for EVEN/SGD for ODDの電位は、例えば、0Vを維持する。選択トランジスタST2e、及びST2oは、“オフ”状態を維持する。
選択されたワード線WL(selected)の電位、及び非選択のワード線WL(unselect)の電位は、例えば、0Vを維持する。
セルソース線CELSRCの電位を、例えば、0Vから電位VDD、例えば、2.5V〜3Vに上昇させる。ただし、本例では、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDは、セルソース線CELSRCにより一緒に駆動されるものとする。
偶数ビット線BLeの電位、及び奇数ビット線BLoの電位は、例えば、0Vを維持する。
ビット線バイアス電位端子BLCRLの電位を、0Vから電位VDDに上昇させる。
ビット線バイアス信号BIASe、及びBIASoは、一旦、0Vとする。選択スイッチ回路7e、及び7oは、“オフ”状態となる。
ビット線選択信号BLSe、及びBLSoは、0Vを維持する。選択スイッチ回路5e、及び5oは、“オフ”状態を維持する。
データキャッシュ制御信号BLC1の電位、及びビット線クランプ信号BLCLAMPの電位を、例えば、0Vから電位Vsgにまで上昇させた後、さらに、高い電位、例えば、4.5Vまで上昇させる。ページバッファ3中のPDCに保持されたプログラムデータは、TDCに転送される。
〔2.時刻t2〕
時刻t1に続いて、バイアス信号BIASoの電位を、一旦、0Vから、約3Vの電位に上昇させた後、再び0Vに戻す。バイアススイッチ回路7oは、一時的に“オン”した後、再び“オフ”状態に戻る。
バイアススイッチ回路7oが、一時的に“オン”することで、非選択のビット線BLoは、バイアス電位端子BLCRLから、1V〜1.5Vに充電された後、電気的に浮遊な状態(floating)となる。
選択信号BLSeの電位は、一旦、0Vから、選択スイッチ回路5eのしきい値Vt+3V程度の電位(ページバッファ3側のデータ“0”は通すが、データ“1”は通さない程度が適している)に上昇させた後、7.5Vの電位に上昇させる。選択スイッチ回路5eは、“オン”する。
選択された偶数ビット線BLeには、非選択のビット線BLoが電気的に浮遊な状態で、TDCに保持されたプログラムデータ“0”、又は“1”が転送される。
プログラムデータが“0”の場合、偶数ビット線BLeの電位は、電位VSS、例えば、0Vになる。
反対に、プログラムデータ“1”の場合、偶数ビット線BLeの電位は、電位VDD、例えば、2.5V〜3Vになる。
図7中、奇数ビット線BLoの浮遊な状態を示す下側の点線は、隣接する選択された偶数ビット線BLeがデータ“0”の場合を示し、同じく上側の点線はデータ“1”の場合を示している(容量カップリングにより、非選択の奇数ビット線BLoの電位が上昇する)。
これらの偶数ビット線BLeの電位は、選択トランジスタST1eを介して、選択されたブロック中の、NANDストリング21eのチャネル部分(例えば、図5に示すメモリセルトランジスタMT0eのドレインまで)に転送される。
また、選択されたブロック中の、NANDストリング21oのチャネル部分(例えば、図5に示すメモリセルトランジスタMT0oのドレインまで)には、電位VDD、例えば、2.5V〜3Vの電位が、セルソース線CELSRCから選択トランジスタST1oを介して転送される。2.5V〜3Vの電位は、プログラムを抑制する電位である。
〔3.時刻t3〕
時刻t2に続いて、第1選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODDの電位を、一旦、電位Vsgから0Vに戻す。選択トランジスタST1e、及びST1oは、“オフ”する。
選択されたブロック中の、NANDストリング21eのチャネル部分は、データ“0”、又はデータ“1”が転送された状態で電気的に浮遊な状態となる。
同様に、選択されたブロック中の、NANDストリング21oのチャネル部分は、1V〜1.5Vの電位が転送された状態で電気的に浮遊な状態となる。
〔4.時刻t4〕
時刻t3に続いて、第1選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODDの電位を、0Vから、電位Vsgdに上昇させる。電位Vsgdは、データ“0”は通すが、データ“1”は通さない電位である。
プログラムデータ“0”の場合、選択トランジスタST1eが“オン”する。このため、NANDストリング21eのチャネル部分の電位は、例えば、偶数ビット線BLeと電気的に接続され、電位VSS、例えば、0Vになる。
反対に、プログラムデータ“1”の場合、選択トランジスタST1eが“オフ”状態を維持する。このため、NANDストリング21eのチャネル部分の電位は、電気的に浮遊な状態のまま、データ“1”を維持する。
尚、選択トランジスタST1oは“オフ”状態を維持する。このため、NANDストリング21oのチャネル部分の電位は、電気的に浮遊な状態のまま、2.5V〜3Vの電位を維持する。
〔5.時刻t5〕
時刻t4に続いて、非選択のワード線WL(WLunselect)の電位を、例えば、0Vから電位Vpassに上昇させる。電位Vpassは、メモリセルトランジスタMTを、そのしきい値が高い状態においても、“オン”させる電位である。
選択されたブロックにおける、NANDストリング21e、21o中の非選択のメモリセルトランジスタMTは、“オン”する。
また、選択されたワード線WL(WLselect)の電位を、例えば、0Vから、電位Vpgm´に上昇させる。電位Vpgm´は、メモリセルトランジスタMTを、そのしきい値が低い状態においてのみ“オン”させる電位である。
選択されたブロックにおける、NANDストリング21e、21o中の選択されたメモリセルトランジスタMTは、そのしきい値が高い場合に“オフ”する。反対に、低い場合には“オン”する。
〔6.時刻t6〕
時刻t5に続いて、選択されたワード線WL(WLselect)の電位を、例えば、電位Vpgm´から電位Vpgmに上昇させる。
プログラムデータ“0”の場合、NANDストリング21eのチャネルは、電位VSS、例えば、0Vとなっている。このため、NANDストリング21e中の選択されたメモリセルトランジスタMTのチャネルと、その制御ゲートとの間の電位差が拡大する。この結果、チャネルから、メモリセルトランジスタMTの浮遊ゲートへ電子が注入され、メモリセルトランジスタMTのしきい値は、高い状態へシフトする。
反対に、プログラムデータ“1”の場合、NANDストリング21eのチャネルは電気的に浮遊な状態となっている。このため、NANDストリング21e中の選択されたメモリセルトランジスタMTのチャネルの電位は、容量カップリングにより上昇する。このため、NANDストリング21e中の選択されたメモリセルトランジスタMTのチャネルと、その制御ゲートとの間の電位差の拡大が抑制される。この結果、浮遊ゲートへの電子の注入が抑制され、メモリセルトランジスタMTのしきい値が、高い状態へシフトすることが抑制される。
NANDストリング21oのチャネルは、電気的に浮遊な状態となっている。このため、プログラムするデータが“1”の場合と同様にして、メモリセルトランジスタMTのしきい値が、高い状態へシフトすることが抑制される。
〔7.時刻t7〕
以下、リカバリ動作である。
まず、クランプ信号BLCLAMPの電位、及び制御信号BLC1の電位を、4.5Vから、例えば、0Vに戻す。ページバッファ3はメモリセルアレイ1と電気的に非接続となり、PDCは、TDCから電気的に非接続となる。
〔8.時刻t8〕
時刻t7に続いて、ワード線WL(WLselected)の電位を、電位Vpgmから、例えば、0Vに戻す。
〔9.時刻t9〕
時刻t8に続いて、ワード線WL(unselect)の電位を、電位Vpassから、例えば、0Vに戻す。
〔10.時刻t10〕
時刻t9に続いて、選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODDの電位を、電位Vsgdから、例えば、0Vに戻す。
また、セルソース線CELSRCの電位を、電位VDDから、例えば、0Vに戻す。
〔11.時刻t11〕
時刻t10に続いて、選択信号BLSeの電位を、7.5Vから、例えば、0Vに戻す。選択スイッチ回路5eは、“オフ”状態となる。
バイアス信号BIASe、及びBIASoの電位を、0Vから、7.5Vとする。スイッチ回路7e、及び7oは“オン”する。
これらの結果、偶数ビット線BLe、及び奇数ビット線BLoは、バイアス電位端子BLCRLの電位にバイアスされる。
〔12.時刻t12〕
時刻t11に続いて、バイアス電位端子BLCRLの電位を、VDDから、例えば、0Vに戻す。
この結果、偶数ビット線BLe、及び奇数ビット線BLoの電位は、例えば、0Vに戻る。
〔13.時刻t13〕
時刻t12に続いて、バイアス信号BIASe、及びBIASoの電位を、7.5Vから、0Vに戻す。スイッチ回路7e、及び7oは“オフ”状態となる。
上記動作によって、プログラム動作は完了する。
上記動作における、選択されたビット線からデータが転送される様子を、図8に示す。図8は、偶数ビット線BLeが選択された場合を示す。
図8に示すように、プログラムデータ“0”、又は“1”は、NANDストリング21eに、選択された偶数ビット線BLe、及び選択トランジスタST1eを介して与えられる。
非選択の奇数ビット線BLoは電気的に浮遊な状態である。プログラムを抑制する電位(本例では、VDD)は、NANDストリング21oに、奇数セルソース線CELSRC for ODD、及び選択トランジスタST1oを介して与えられる。
図9に比較例を示す。図9に示す比較例は、プログラムを抑制する電位(本例では、VDD)を、NANDストリング21oに、非選択の奇数ビット線BLo、及び選択トランジスタST1を介して与える例である。
第2実施形態においても、図9に示す比較例に比較して、回路動作上、ビット線容量Cを減らすことができる。
尚、図10に、奇数ビット線BLoが選択された場合を示し、図11に、その比較例を示す。図10、及び図11は、図8、及び図9に対して、選択されたビット線が相違するのみであり、それ以外はほぼ同じである。よって、その説明は省略する。
以上、第2実施形態によれば、第1実施形態に係る半導体集積回路装置及びそのデータプログラム方法に使用可能なメモリセルアレイの新規な回路を得ることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、第2実施形態に示した一例に係る回路を実現するデバイスの一例に関する。
図12は、この発明の第3実施形態に係る半導体集積回路装置の平面パターンの一例を示す平面図である。図13は図12中の13−13線に沿う断面図、図14は図12中の14−14線に沿う断面図、図15は図12中の15−15線に沿う断面図、図16は図12中の16−16線に沿う断面図、図17は図12中の17−17線に沿う断面図、図18は図12中の18−18線に沿う断面図である。
図12〜図18に示すように、例えば、P型の半導体基板(P-SUBSTRATE)、例えば、P型のシリコン基板31中には、セルNウェル(CELL-N-WELL)33、及びセルPウェル(CELL-P-WELL)35が形成される。セルNウェル33は、セルPウェル35を基板31から電気的に分離する。
基板31の表面領域内、本例では、セルPウェル35の表面領域内には、素子分離絶縁膜37が形成される。素子分離絶縁膜の一例は、シャロートレンチアイソレーション(STI)である。素子分離絶縁膜は、基板31の表面に、本例では、セルPウェル35の表面に、活性領域AAを分離する。
活性領域AA上には、ゲート絶縁膜39が形成される。ゲート絶縁膜39の一例は、二酸化シリコン膜である。ゲート絶縁膜39上には、浮遊ゲート(FG)41が形成される。浮遊ゲート41の一例は、導電性のポリシリコン膜である。浮遊ゲート41上には、ゲート間絶縁膜43が形成される。ゲート間絶縁膜43の一例は、窒化シリコン膜/二酸化シリコン膜/窒化シリコン膜の三層構造膜(ONO膜)である。ゲート間絶縁膜43上には、制御ゲート45が形成される。制御ゲート45の一例は、導電性ポリシリコン膜/珪化金属膜の積層構造膜(ポリサイド膜)である。
メモリセルトランジスタMTのゲート電極は、浮遊ゲート41、ゲート間絶縁膜43、及び制御ゲート45の積層構造からなる。制御ゲート45は、ロウ方向に隣接するメモリセルトランジスタMTどうしで共有され、ワード線WLとして機能する。
選択トランジスタSTのゲート電極も同様であり、浮遊ゲート41と同じ導電体膜41´、ゲート間絶縁膜43と同じ絶縁膜43´、及び制御ゲート45と同じ導電体膜45´が利用された積層構造からなる。本例の絶縁膜43´は開孔47を有し、導電体膜45´は開孔47を介して導電体膜41´に電気的に接続される。導電体膜45´、及び導電体膜41´は、ロウ方向に隣接する選択トランジスタSTどうしで共有され、第1選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODD、又は第2選択ゲート線SGS for EVEN/SGD for ODDとして機能する。
活性領域AAの、メモリセルトランジスタMTのゲート電極どうしの間の下に位置した部分、及びメモリセルトランジスタMTのゲート電極と選択トランジスタSTのゲート電極との間の下に位置した部分には、N型ソース/ドレイン拡散層49が形成される。同様に、選択トランジスタSTのゲート電極どうしの間の下に位置した部分には、N型ソース/ドレイン拡散層49´が形成される。
N型ソース/ドレイン拡散層49´は、プラグ51に電気的に接続される。プラグ51の一例は、金属膜である。金属膜の例は、チタン膜や、タングステン膜である。
選択トランジスタST1eの拡散層49´に接続されるプラグ51は、偶数ローカル内部配線53eに電気的に接続される。配線53eの一例は、金属膜である。金属膜の例は、アルミニウム膜や、銅膜である。選択トランジスタST2eの拡散層49´に接続されるプラグ51は、偶数セルソース線CELSRC for EVENに電気的に接続される。偶数セルソース線CELSRC for EVENの一例は、金属膜である。金属膜の例は、アルミニウム膜や、銅膜である。
また、選択トランジスタST1oの拡散層49´に接続されるプラグ51は、奇数セルソース線CELSRC for ODDに電気的に接続される。奇数セルソース線CELSRC for ODDの一例は、偶数セルソース線CELSRC for EVENと同様である。選択トランジスタST2oの拡散層49´に接続されるプラグ51は、奇数ローカル内部配線53oに電気的に接続される。奇数ローカル内部配線53oの一例は、偶数ローカル内部配線53eと同様である。
本例では、セルソース線CELSRC for EVEN、及びCELSRC for ODDは、ローカル内部配線53e、及び53oと同じ平面上にある。これらは、例えば、同じ導電体膜を利用して形成される。
本例では、セルソース線CELSRC for EVEN、及びCELSRC for ODDを、ローカル内部配線53e、及び53oと同じ平面上に形成するために、次のようなパターン上の工夫を施している。
即ち、セルソース線CELSRCに、ビット内ローカル部分と、ビット間共通部分とを設けることである。ビット内ローカル部分は、ローカル内部配線53に沿ってローカル内部配線53と並行する方向に延びる。ビット間共通部分は、ローカル内部配線53が無い部分に形成され、ローカル内部配線53に交差する方向に延びる。一例は、図12の平面図に示す。
一例では、例えば、ローカル内部配線53e、及び53oが無い部分に、これら配線53e、及び53oに交差する方向に、奇数ビット間共通部分55o、及び偶数ビット間55eを形成する。奇数ビット内ローカル部分55o´は、奇数ビット間共通部分55oから、配線53eに並行する方向に沿って偶数ローカル内部配線53eどうしの間に形成する。同様に、偶数ビット内ローカル部分55e´は、偶数ビット間共通部分55eから、配線53oに並行する方向に沿って奇数ローカル内部配線53oどうしの間に形成する。
このようなパターンとすることにより、セルソース線CELSRC for EVEN、及びCELSRC for ODDを、ローカル内部配線53e、及び53oと同じ平面上に形成できる。
偶数ローカル内部配線53eは、プラグ57に電気的に接続される。同様に、奇数ローカル内部配線53oも、プラグ57に電気的に接続される。プラグ57の一例は、プラグ51と同様である。
偶数ローカル内部配線53eに接続されるプラグ57は、偶数ビット線BLeに電気的に接続される。同様に、奇数ローカル内部配線53oに接続されるプラグ57は、奇数ビット線BLoに電気的に接続される。
ビット線BLe、及びBLoは、ローカル内部配線53e、53oの上方に形成され、これら配線53e、及び53oと同じカラム方向に延びる。
このように、ビット線BLe、及びBLoを、セルソース線CELSRC for EVEN、及びCELSRC for ODDの上方に形成する。これにより、セルソース線CELSRC for EVEN、及びCELSRC for ODDに、ロウ方向に延びるビット間共通部分55e、55oを設けることができる。
ビット線BLe、BLo、セルソース線CELSRC for EVEN、CELSRC for ODD、ローカル内部配線53e、53o、ワード線WL、第1選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODD、及び第2選択ゲート線SGS for EVEN/SGD for ODDは、層間絶縁膜(Interlevel dielectrics)によって、互いに絶縁される。
以上、第3実施形態によれば、第2実施形態に示した一例に係る回路を、実際のデバイスとして実現することができる。
(第4実施形態)
第4実施形態は、第3実施形態に示した一例に係るデバイスを用いて、メモリセルアレイを実現する場合の一例に関する。
図19は、この発明の第4実施形態に係る半導体集積回路装置のチップレイアウト例を示す平面図である。図19に示す半導体集積回路装置は、例えば、NAND型フラッシュメモリである。
図19に示すように、半導体チップ、例えば、シリコンチップ100には、メモリセルアレイ1が、例えば、2つ配置される。メモリセルアレイ1のカラム方向に沿った両端部には、例えば、ローデコーダ102がそれぞれ配置される。メモリセルアレイ1のロウ方向に沿った両端部の一つには、例えば、ページバッファ3、メモリ周辺回路104、チャージポンプ回路106、パッド108が順次配置される。メモリ周辺回路104には、コマンドデコーダ、メモリセルアレイ制御回路等の回路が配置され、チャージポンプ回路106には、昇圧回路(チャージポンプ回路)に利用されるキャパシタとトランジスタが配置される。パッド108には、チップ100と外部との接続点となる端子(パッド)が配置される。
メモリセルがNAND型である場合には、データ消去時にセルPウェル(CELL-P-WELL)35に高い電圧(以下消去電圧)を印加する。消去電圧は、チャージポンプ回路106中の昇圧回路で発生され、カラム方向に延びるセルウェル線CPWELLM1を介してメモリセルアレイ1に導かれる。セルウェル線CPWELLM1は、メモリセルアレイ1上において、例えば、図12〜図18に示したビット線BLe、BLoと同じメタル層(M1)で形成され、例えば、ビット線BLe、BLoに並行しつつ、ビット線数百〜数千バイト毎に1本設けられる。
さらに、第4実施形態では、メモリセルアレイ1上において、グローバルセルソース線CELSRCM1が形成される。グローバルセルソース線CELSRCM1は、例えば、周辺回路104中のセルソース線駆動回路9から、メモリセルアレイ1中のセルソース線CELSRC for EVEN、CELSRC for ODDそれぞれに対してソース電位を導くものである。グローバルセルソース線CELSRCM1は、例えば、上記メタル層(M1)で形成される。そして、セルウェル線CPWELLM1と同様に、例えば、ビット線BLe、BLoに並行しつつ、ビット線数百〜数千バイト毎に1本設けられる。本例においては、例えば、グローバルセルソース線CELSRCM1とセルウェル線CPWELLM1とが交互に配置される。
図20は、図19に示すメモリセルアレイ1の回路例を示す回路図である。
図20に示す回路例は、図19を参照して説明した通りの回路である。
ただし、本回路例は、下記の点が、図19を参照して説明した回路と異なる。以下、代表的な相違点の2つを上げ、それぞれ第1回路構造例、第2回路構造例として説明する。さらに、本回路例を集積回路化した場合のメモリセルアレイの一構造例を、レイアウト例として説明する。
(第1回路構造例)
第1回路構造例は、グローバルセルソース線が多層配線構造、例えば、“CELSRCM1”と“CELSRCM2”との二層構造であることである。
グローバルセルソース線を多層配線構造とすれば、グローバルセルソース線の抵抗値を減らすことができる。例えば、メモリセルアレイ1中に、ロウ方向に沿って互いに独立するグローバルセルソース線CELSRCM1を、その上層にあるグローバルセルソース線CELSRCM2を用いて、例えば、ロウ方向に沿って互いに接続する。このようにすれば、グローバルセルソース線やセルソース線の抵抗値が下がる、という利点を得ることができる。
例えば、グローバルセルソース線CELSRCM1の下層にある、セルソース線CELSRC for EVEN/CELSRC for ODDは、例えば、カラム方向に沿って互いに独立する。つまり、セルソース線CELSRC for EVEN、CELSRC for ODDは、グローバルセルソース線CELSRCM2に並列に接続される。これにより、セルソース線CELSRC for EVEN、CELSRC for ODDはグローバルセルソース線CELSRCM2によって分路(シャント:shunt)され、結果として、セルソース線CELSRC for EVEN、CELSRC for ODDの抵抗値を下げることができる。
さらに、グローバルセルソース線CELSRCM1も同様に、ロウ方向に沿って互いに独立する。従って、グローバルセルソース線CELSRCM2を用いて、グローバルセルソース線CELSRCM1を、グローバルセルソース線CELSRCM2に並列に接続する。これにより、グローバルセルソース線CELSRCM1もまた、グローバルセルソース線CELSRCM2によって分路されるので、グローバルセルソース線CELSRCM1の抵抗値を下げることができる。
(第2回路構造例)
第2回路構造例は、選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODD、及びSGS for EVEN/SGD for ODDが、それぞれ選択ゲート線SGD for EVENM0/SGS for ODDM0、及びSGS for EVENM0/SGD for ODDM0によって分路されることである。
これによる利点は、選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODD、及びSGS for EVEN/SGD for ODDの抵抗値が下がることにある。また、本例は、選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODD、及びSGS for EVEN/SGD for ODDが、セルウェル線CPWELLM1とセルPウェル(CELL-P-WELL)とのコンタクト箇所(セルPウェルコンタクト)において切断される回路構造である。セルPウェルコンタクトは、例えば、セルウェル線CPWELLM1の下にある。この場合には、切断された選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODD、及びSGS for EVEN/SGD for ODDどうしが、選択ゲート線SGD for EVENM0/SGS for ODDM0、及びSGS for EVENM0/SGD for ODDM0によって接続が維持される、という利点もある。
本例では、選択ゲート線SGD for EVENM0/SGS for ODDM0、及びSGS for EVENM0/SGD for ODDM0は、セルソース線CELSRC for EVEN、CELSRC for ODDと同じメタル層(M0)で形成される。この場合、セルソース線CELSRC for EVEN、CELSRC for ODDは、例えば、選択ゲート線SGD for EVENM0/SGS for ODDM0と選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODDとの接続箇所において切断される。接続箇所は、セルウェル線CPWELLM1の下、及びグローバルセルソース線CELSRCM1の下にある。上述の通り、セルソース線CELSRC for EVEN、CELSRC for ODDはグローバルセルソース線CELSRCM2によって分路される。即ち、グローバルセルソース線CELSRCM2は、切断されたセルソース線CELSRC for EVEN、CELSRC for ODDどうしを接続する役目も持つ。
(レイアウト例)
図21〜図23は図20に示す回路の一構造例を示す平面図である。図21は第1層メタルM0のレイアウト例を示し、同じく図22は第2層メタルM1のレイアウト例を示し、図23は第3層メタルM2のレイアウト例を示す。
図21に示すように、第1層メタルM0は、メモリセルアレイ1上において、主に次の配線(1)〜(7)に利用される。
(1) 選択ゲート線SGD for EVENM0/SGS for ODDM0
(2) 選択ゲート線SGS for EVENM0/SGD for ODDM0
(3) 偶数セルソース線CELSRC for EVEN
(4) 奇数セルソース線CELSRC for ODD
(5) 偶数ローカル内部配線53e
(6) 奇数ローカル内部配線53o
(7) セルウェル線−セルPウェル間中間配線63
配線(1)、即ち、選択ゲート線SGD for EVENM0/SGS for ODDM0は、プラグ61を介して第1選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODD(詳細は図12〜図14参照)に接続される。
配線(2)、即ち、選択ゲート線SGS for EVENM0/SGD for ODDM0は、プラグ61を介して第2選択ゲート線SGS for EVEN/SGD for ODD(詳細は図12〜図14参照)に接続される。
配線(3)〜(6)は、上述した通りである。
配線(7)、即ちセルウェル線−セルPウェル間中間配線63は、セルウェル線CPWELLM1(第2層メタルM1)を、セルPウェル35に接続する際に、一旦、第1層メタルで受ける部分である。セルウェル線CPWELLM1は、中間配線63を介してセルPウェル35に接続される。中間配線63とセルウェル35との接続例は様々ある。その接続には、例えば、特許文献1(特開2000−91546号公報)に記載された例の全てを使用することができる。よって、接続の詳細は、本明細書においては割愛する。
図22に示すように、第2層メタルM1は、メモリセルアレイ1上において、主に次の配線(8)〜(11)に利用される。
(8) 偶数ビット線BLe
(9) 奇数ビット線BLo
(10) セルウェル線CPWELLM1
(11) グローバルセルソース線CELSRCM1
配線(8)、(9)は上述した通りである。
配線(10)、即ち、セルウェル線CPWELLM1は、プラグ65を介して中間配線63に接続される。
配線(11)、即ち、グローバルセルソース線CELSRCM1は、プラグ67を介して偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDに接続される。
なお、プラグ65、及び67はそれぞれ、プラグ57と同じ導電体層を利用して形成することができる。
図23に示すように、第3層メタルM2は、メモリセルアレイ1上において、主に次の配線(12)に利用される。
(12) グローバルセルソース線CELSRCM2
配線(12)、即ち、グローバルセルソース線CELSRCM2は、プラグ69を介してグローバルセルソース線CELSRCM1に接続される。
グローバルセルソース線CELSRCM2は、メモリセルアレイ1上において、例えば、一枚の板状に形成される。一枚の板状とすることで、グローバルセルソース線CELSRCM1、これに交差する偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDそれぞれを、グローバルセルソース線CELSRCM2によって分路することができる。
図24〜図25は図21〜図23に示すレイアウト例の断面構造例を示す断面図である。
図24はビット線BL(例えば、奇数ビット線BLo)に沿った断面を示し、図25はグローバルセルソース線CELSRCM1に沿った断面である。これらの図面には、例えば、図14、及び図21〜図23に示す部分と同一の部分については同一の参照符号を付すことで、その説明は省略する。
このように、第4実施形態によれば、第3実施形態に示した一例に係るデバイスを用いたメモリセルアレイの一構造例を実現できる。
(第5実施形態)
第5実施形態は、第4実施形態により説明した一構造例の改良に関する。特に、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDそれぞれの、更なる低抵抗値化を図ることを目的とする。
第1〜第3実施形態により説明した装置は、例えば、プログラム動作時に、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDを使用して、選択されたブロック中に存在する非選択NANDストリング(21e、又は21oのいずれか一方)に、プログラムを抑制する電位を転送する。要するに、非選択NANDストリングのチャネルを、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDを使用して充電する。
非選択NANDストリングのチャネルへの充電は、プログラム動作の高速化に重要な役割を果たす。つまり、充電がより速く完了すればするほど、プログラム動作の高速化を図り易くなる。
充電の高速化を図るには、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDを低抵抗値化すること、が良い。例えば、第4実施形態では、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDを、主にグローバルセルソース線CELSRCM2を利用して分路することにより、その低抵抗値化を図った。
第5実施形態では、更なる低抵抗値化を狙う。
第4実施形態では、グローバルセルソース線CELSRCM2と、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、又は奇数セルソース線CELSRC for ODDとの接続箇所(例えば、プラグ67が存在する箇所)は、グローバルセルソース線CELSRCM1と、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、又は奇数セルソース線CELSRC for ODDとの交点である。要するに、接続箇所は、グローバルセルソース線CELSRCM1の下にある。
第5実施形態では、接続箇所を、グローバルセルソース線CELSRCM1の下だけではなく、セルウェル線CPWELLM1の下にも設定する。これにより、接続箇所が増え、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDの更なる低抵抗値化を図ることができる。
図26、及び図27は、第5実施形態に係る半導体集積回路装置の一構造例を示す平面図である。図26は第2層メタルM1のレイアウト例を示し、同じく図27は第3層メタルM2のレイアウト例を示す。
図26に示すように、第5実施形態では、セルウェル線CPWELLM1と、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、又は奇数セルソース線CELSRC for ODDとの交点に、グローバルセルソース線CELSRCM2と偶数セルソース線CELSRC for EVEN、又は奇数セルソース線CELSRC for ODDとの接続箇所を設ける。このために、例えば、セルウェル線CPWELLM1の一部を切り欠き、切り欠いた部分に、セルウェル線CPWELLM1からは電気的に分離された中間配線71を設ける。中間配線71は、例えば、セルウェル線CPWELLM1と同じ第2層メタルM1を用いて形成することができる。中間配線71は、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、又は奇数セルソース線CELSRC for ODDに、プラグ67を介して接続される。
なお、図26、及び図27に示すように、プラグ67、及び中間配線71(以下セルソース線コンタクト)は、メモリセルアレイ1上において、例えば、千鳥状に配置される。この理由の一つは、セルウェル線CPWELLM1の下が、選択ゲート線SGD for EVENM0/SGS for ODDM0と第1選択ゲート線SGD for EVEN/SGS for ODDとの接続箇所(以下選択ゲート線コンタクト)、及び選択ゲート線SGS for EVENM0/SGD for ODDM0と第2選択ゲート線SGS for EVEN/SGD for ODDとの接続箇所(以下選択ゲート線コンタクト)として利用されるからである。セルウェル線CPWELLM1と、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、又は奇数セルソース線CELSRC for ODDとの交点の全てに、ソース線コンタクトを形成すると、選択ゲート線コンタクトを形成する部分が無くなってしまう。そこで、セルウェル線CPWELLM1下に、例えば、ソース線コンタクト、及び選択ゲート線コンタクトを交互に配置する。これにより、選択ゲート線コンタクトも確保される。
平面パターンの一例としては、例えば、図27に示すように、セルウェル線CPWELLM1下において、ソース線コンタクト(参照符号69の部分に相当)、及び選択ゲート線コンタクト(参照符号61の部分に相当)が千鳥状に配置されることとなる。
図28は図26、及び図27に示すレイアウト例の断面構造例を示す断面図である。
図28はセルウェル線CPWELLM1に沿った断面を示す。図28には、例えば、図14、及び図21〜図25に示す部分と同一の部分については同一の参照符号を付すことで、その説明は省略する。
このように、第5実施形態によれば、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDの更なる低抵抗値化を図ることができ、例えば、プログラム動作の高速化を図り易い、という利点を得ることができる。
なお、第5実施形態は、例えば、中間配線71を形成するために、セルウェル線CPWELLM1のロウ方向に沿った幅を広くしなければならない可能性がある。
対して、第4実施形態は、中間配線71を形成しないので、セルウェル線CPWELLM1のロウ方向に沿った幅を狭くできる、という利点がある。即ち、第4実施形態は、第5実施形態に比較して、メモリセルアレイ1を高集積化し易い。
従って、第4実施形態、及び第5実施形態は、プログラム動作の高速化を図るか、あるいはメモリセルアレイ1の高集積化を図るか等を勘案し、そのどちらかが適宜選ばれれば良い。
(第6実施形態)
第6実施形態は、第5実施形態と同様に、偶数セルソース線CELSRC for EVEN、及び奇数セルソース線CELSRC for ODDの、更なる低抵抗値化を図ろうとするものであり、更なる低抵抗値化を図れる他の例である。
第3〜第5実施形態では、図29に示すように、偶数セルソース線CELSRC for EVEN(又は奇数セルソース線CELSRC for ODD)のカラム方向に沿った幅W1を、選択ゲート線SGS for EVENM0/SGD for ODDM0のカラム方向に沿った幅W2、及び選択ゲート線SGD for EVENM0/SGS for ODDM0のカラム方向に沿った幅W3と、例えば、同じとした(W1=W2、W1=W3)。
対して、第6実施形態では、図30に示すように、幅W1を幅W2よりも広くし、かつ、幅W3よりも広くした(W1>W2、W1>W3)。
このように、“W1>W2、W1>W3”とすることで、偶数セルソース線CELSRC for EVEN(又は奇数セルソース線CELSRC for ODD)の更なる低抵抗値化を図ることができる。
(変形例)
図31は、図30中の31−31線に沿った断面を示す。
図31に示すように、“W1>W2、W1>W3”とした場合において、例えば、偶数セルソース線CELSRC for EVEN(又は奇数セルソース線CELSRC for ODD)、選択ゲート線SGS for EVENM0/SGD for ODDM0、及び選択ゲート線SGD for EVENM0/SGS for ODDM0を、ダマシン(damascene)法を用いて形成したとする。この場合、図32に示すように、偶数セルソース線CELSRC for EVEN(又は奇数セルソース線CELSRC for ODD)に、ディッシング(dishing)と呼ばれる窪みが生ずることがある。
ディッシングの発生を抑制するためには、例えば、図33に示すように、偶数セルソース線CELSRC for EVEN(又は奇数セルソース線CELSRC for ODD)に、例えば、千鳥状に層間絶縁膜を残し(残した部分に参照符号75を付す)、偶数セルソース線CELSRC for EVEN(又は奇数セルソース線CELSRC for ODD)を、メッシュ状パターンとすると良い。メッシュ状パターンとすれば、図34の断面に示すように、偶数セルソース線CELSRC for EVEN(又は奇数セルソース線CELSRC for ODD)が層間絶縁膜75によって分断されるので、事実上の幅は、幅W1よりも狭くすることができる。
このように、偶数セルソース線CELSRC for EVEN(又は奇数セルソース線CELSRC for ODD)をメッシュ状パターンとすることで、“W1>W2、W1>W3”とした場合においても、ディッシングの発生を抑制することができる。
以上、この発明を第1〜第6実施形態により説明したが、この発明は、これら実施形態それぞれに限定されるものではなく、その実施にあたっては、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
また、上記実施形態はそれぞれ、単独で実施することが可能であるが、適宜組み合わせて実施することも、もちろん可能である。
また、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、各実施形態において開示した複数の構成要件の適宜な組み合わせにより、種々の段階の発明を抽出することも可能である。
また、上記実施形態では、この発明を半導体集積回路装置、例えば、半導体メモリに適用した例に基づき説明したが、上述したような半導体メモリを内蔵した半導体集積回路装置、例えば、プロセッサ、システムLSI等もまた、この発明の範疇である。
図1はこの発明の第1実施形態に係る半導体集積回路装置のメモリセルアレイ、及びその周辺回路の一構成例を示すブロック図 図2は1カラム分の回路の一例を示す回路図 図3はこの発明の第1実施形態に係る半導体集積回路装置の動作を示す平面図 図4は比較例の動作を示す平面図 図5はこの発明の第2実施形態に係る半導体集積回路装置のメモリセルアレイの一回路例を示す回路図(1ブロック) 図6はこの発明の第2実施形態に係る半導体集積回路装置のメモリセルアレイの一回路例を示す回路図(複数ブロック) 図7はこの発明の第2実施形態に係る半導体集積回路装置の一動作例を示す動作波形図 図8はこの発明の第2実施形態に係る半導体集積回路装置のデータ転送の様子を示す図(BLe選択) 図9は比較例を示す図(BLe選択) 図10はこの発明の第2実施形態に係る半導体集積回路装置のデータ転送の様子を示す図(BLo選択) 図11は比較例を示す図(BLo選択) 図12はこの発明の第3実施形態に係る半導体集積回路装置の平面パターンの一例を示す平面図 図13は図12中の13−13線に沿う断面図 図14は図12中の14−14線に沿う断面図 図15は図12中の15−15線に沿う断面図 図16は図12中の16−16線に沿う断面図 図17は図12中の17−17線に沿う断面図 図18は図12中の18−18線に沿う断面図 図19はこの発明の第4実施形態に係る半導体集積回路装置のチップレイアウト例を示す平面図 図20は図19に示すメモリセルアレイの回路例を示す回路図 図21は図20に示す回路例のM0レイアウト例を示す平面図 図22は図20に示す回路例のM1レイアウト例を示す平面図 図23は図20に示す回路例のM2レイアウト例を示す平面図 図24は図21〜図23に示すレイアウト例のビット線に沿う断面図 図25は図21〜図23に示すレイアウト例のグローバルセルソース線に沿う断面図 図26はこの発明の第5実施形態に係る半導体集積回路装置のM1レイアウト例を示す平面図 図27はこの発明の第5実施形態に係る半導体集積回路装置のM2レイアウト例を示す平面図 図28は図26〜図27に示すレイアウト例のセルウェル線に沿う断面図 図29は第3〜第5実施形態に係る半導体集積回路装置のセルソース線(M0)の幅と選択ゲート線(M0)の幅との関係を示す平面図 図30はこの発明の第6実施形態に係る半導体集積回路装置のセルソース線(M0)の幅と選択ゲート線(M0)の幅との関係を示す平面図 図31は図30中の31−31線に沿う断面図 図32はディッシングの発生を示す断面図 図33はこの発明の第6実施形態の変形例に係る半導体集積回路装置のセルソース線(M0)の幅と選択ゲート線(M0)の幅との関係を示す平面図 図34は図33中の34−34線に沿う断面図
符号の説明
1…メモリセルアレイ、3…ページバッファ、5e、5o…偶数/奇数ビット線選択スイッチ回路、7e、7o…偶数/奇数ビット線バイアススイッチ回路、9…ソース線駆動回路、BLe…偶数ビット線、BLo…奇数ビット線、CELSRC、CELSRC for EVEN、CELSRC for ODD…セルソース線、21e、21o…NANDストリング。

Claims (5)

  1. 偶数ビット線と、
    奇数ビット線と、
    セルソース線と、
    前記偶数ビット線と前記セルソース線との間に電気的に接続された第1メモリ素子と、
    前記奇数ビット線と前記セルソース線との間に電気的に接続され、前記第1メモリ素子と同じ行に属する第2メモリ素子と、を備え、
    データを前記第1メモリ素子にプログラムする時、
    前記奇数ビット線を電気的に浮遊とした状態で、プログラムするデータに応じた電位を、前記偶数ビット線を介して前記第1メモリ素子に与え、
    プログラムを抑制する電位を、前記セルソース線を介して前記第2メモリ素子に与え、
    データを前記第2メモリ素子にプログラムする時、
    前記偶数ビット線を電気的に浮遊とした状態で、プログラムするデータに応じた電位を、前記奇数ビット線を介して前記第2メモリ素子に与え、
    プログラムを抑制する電位を、前記セルソース線を介して前記第1メモリ素子に与えることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 偶数ビット線と、
    奇数ビット線と、
    ページバッファと、
    前記ページバッファを、前記偶数ビット線、及び前記奇数ビット線のいずれかに一方に電気的に接続する第1選択スイッチと、
    前記偶数ビット線、及び前記奇数ビット線のいずれか一方を、電気的に浮遊な状態とする第2選択スイッチと、
    セルソース線と、
    前記セルソース線を、プログラム時とリード時とで電位を変えて駆動するセルソース線駆動回路と、
    前記セルソース線と前記偶数ビット線との間に設けられた第1のメモリ素子と、
    前記セルソース線と前記奇数ビット線との間に設けられ、前記第1メモリ素子と同じ行に属する第2メモリ素子と
    を具備することを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 前記第1メモリ素子は第1NANDストリングであり、
    前記第2メモリ素子は第2NANDストリングであり、
    前記第1NANDストリングは、第1ビット線側選択トランジスタと、第1セルソース線側選択トランジスタと、前記第1ビット線側選択トランジスタの電流通路の一端と前記第1セルソース線側選択トランジスタの電流通路の一端との間に直列に接続された少なくとも1つの第1メモリセルトランジスタとを含み、
    前記第2NANDストリングは、第2ビット線側選択トランジスタと、第2セルソース線側選択トランジスタと、前記第2ビット線側選択トランジスタの電流通路の一端と前記第2セルソース線側選択トランジスタの電流通路の一端との間に直列に接続された少なくとも1つの第2メモリセルトランジスタとを含み、
    前記第1ビット線側選択トランジスタ、及び前記第2セルソース線側選択トランジスタは、共通の第1選択ゲート信号により駆動され、
    前記第1セルソース線側選択トランジスタ、及び前記第2ビット線側選択トランジスタは、共通の第2選択ゲート信号により駆動され、
    前記第1メモリセルトランジスタ、及び前記第2メモリセルトランジスタは、共通の行選択信号により駆動されることを特徴とする請求項1及び請求項2いずれかに記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記セルソース線は、偶数セルソース線と、奇数セルソース線とを含み、
    前記第1ビット線側選択トランジスタは、前記第2セルソース線側選択トランジスタと同じ行にあり、
    前記第1セルソース線側選択トランジスタは、前記第2ビット線側選択トランジスタと同じ行にあり、
    前記第1メモリセルトランジスタは、前記第2メモリセルトランジスタと同じ行にあることを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路装置。
  5. 偶数ビット線と、
    奇数ビット線と、
    セルソース線と、
    前記偶数ビット線と前記セルソース線との間に電気的に接続された第1メモリ素子と、
    前記奇数ビット線と前記セルソース線との間に電気的に接続され、前記第1メモリ素子と同じ行に属する第2メモリ素子と、を備えた半導体集積回路装置のデータプログラム方法であって、
    データを前記第1メモリ素子にプログラムする時、
    前記奇数ビット線を電気的に浮遊とした状態で、プログラムするデータに応じた電位を、前記偶数ビット線を介して前記第1メモリ素子に与え、
    プログラムを抑制する電位を、前記セルソース線を介して前記第2メモリ素子に与え、
    データを前記第2メモリ素子にプログラムする時、
    前記偶数ビット線を電気的に浮遊とした状態で、プログラムするデータに応じた電位を、前記奇数ビット線を介して前記第2メモリ素子に与え、
    プログラムを抑制する電位を、前記セルソース線を介して前記第1メモリ素子に与えることを特徴とする半導体集積回路装置のデータプログラム方法。
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