JP2006212794A - ラベルプリンタのラベル発行制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ラベル検出器が検出不能状態に陥った場合でも紙詰まりを起こすことなくラベル発行を行い得るラベルプリンタを提案すること。
【解決手段】 ラベルプリンタ1のラベル発行時には、ラベル発行口3近傍に配置した光学センサ14のラベル検出動作が正常であるか否かの動作確認を行い(ステップST2)、正常の場合にはラベル発行後に、ラベル発行口3からラベルが取り除かれたか否かを光学センサ14で検出すると自動的に次のラベル発行動作を開始する(ステップST3、4、5)。正常でない場合には、その旨を警告表示用のLEDを点滅して操作者に知らせ、光学センサ14を用いずに、手動操作入力を待って次のラベル発行を行う手動ラベル発行動作に切り換える(ステップST6、7、8)。光学センサ14が正常でない場合でもラベル発行を行うことができる。
【選択図】図4
【解決手段】 ラベルプリンタ1のラベル発行時には、ラベル発行口3近傍に配置した光学センサ14のラベル検出動作が正常であるか否かの動作確認を行い(ステップST2)、正常の場合にはラベル発行後に、ラベル発行口3からラベルが取り除かれたか否かを光学センサ14で検出すると自動的に次のラベル発行動作を開始する(ステップST3、4、5)。正常でない場合には、その旨を警告表示用のLEDを点滅して操作者に知らせ、光学センサ14を用いずに、手動操作入力を待って次のラベル発行を行う手動ラベル発行動作に切り換える(ステップST6、7、8)。光学センサ14が正常でない場合でもラベル発行を行うことができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、発行されたラベルがラベル発行口から取り出されたか否かを検出するための光学センサなどのラベル検出器を備えたラベルプリンタに関し、特に、ラベル検出器によるラベル検出が不能となった場合においてもラベル発行を継続して行うことのできるラベル発行制御方法に関するものである。
ラベルプリンタでは、一般に、長尺状の台紙にラベルが一定間隔で貼り付けられている構成のラベル作成用紙を印字位置を経由して搬送してラベルに印字を行い、しかる後に、ピーラーによって台紙からラベルを剥離して、ラベル発行口から作成したラベルを発行するように構成されている。ピーラーは、ラベル作成用紙を90度以上の角度に湾曲させながら搬送して、台紙表面に貼り付いているラベルを、それ自身の腰の強さを利用して台紙から剥離するように構成されている。例えば、下記の特許文献1に、この構成のピーラーを備えたプリンタが開示されている。
このようなラベルプリンタでは、ラベルがピーラーによって台紙から剥がされながらラベル発行口に搬送され、ラベルが剥がされた後の台紙は異なる経路に沿って排出される。これらラベルおよび台紙の搬送は、ラベルの後端部のみが台紙に貼りついたまま残っている時点で停止される。この時点では、台紙から剥がれたラベルの大部分がラベル発行口から送り出された状態になる。この後に、操作者によって発行されたラベルが取り出される。
ここで、ラベル発行口にラベルが残ったまま次のラベルの発行が行われると、ラベル発行口に、粘着面が露出した状態のラベルが溜まり、紙詰まり状態に陥ってしまう。この状態を回避するために、ラベル発行口近傍には一般に、ラベル検出器として、反射型の光学センサが配置されており、ラベル発行口のラベルがそこから取り出されたか否かを検出し、取り出されたことが検出されると、次のラベル発行動作を開始するようにしている。
特許第2992363号公報
しかしながら、ラベル発行口にラベルが残っているか否かを光学センサによって検出する場合には次のような問題点がある。一般に、ラベルプリンタは小型で携帯可能なものが多い。屋外においてラベルを作成して貼り付ける作業を行う場合には、ラベル発行口近傍に配置されている光学センサに外光が侵入し、ラベルの検出動作が正常に行われないことがある。光学センサの受光部に強い外光が侵入すると、その出力レベルが変化せず、ラベルの有無を検出不能になる。この場合、常にラベルが有る状態か、或いは常にラベルが無い状態と判断してしまう。
ラベル検出不能になった後にもラベル発行動作が継続すると、ラベル発行口で紙詰まりが発生する危険性があるので、以後のラベル発行動作を停止せざるを得ない。或いはラベルがまだ取り出されていないと判断し、ラベル発行動作を停止してしまう。ラベル発行動作の停止は、操作者にとっては極めて不便である。ラベル検出器として光学センサ以外の形式のセンサを用いた場合においても、ラベル検出器の検出動作が正常に行われないと同様な問題が発生する。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、ラベル発行口にラベルが残っているか否かを検出するためのラベル検出器が検出不能状態に陥った場合においても、紙詰まりやラベル発行動作停止を発生させることなくラベル発行を行うことのできるラベルプリンタのラベル発行制御方法を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のラベルプリンタのラベル発行制御方法は、ラベル発行口近傍に配置したラベル検出器を用いて、ラベル発行口にラベルが有るか否かのラベル検出動作を行い、ラベル発行口にラベルが無い場合には次のラベル発行動作を許可し、前記ラベル検出器のラベル検出動作が正常であるか否かの動作確認を行い、ラベル検出動作が正常でない場合には、前記ラベル検出器の出力を無効として、手動操作入力を待って、次のラベル発行動作を許可することを特徴としている。
本発明では、ラベル検出器によるラベル検出動作が正常な場合には、当該ラベル検出器の出力に基づきラベルの発行動作が継続して行われる。例えば、ラベル検出器として光学センサを用いている場合には、外光が侵入して光学センサによるラベル検出が不能となると、光学センサの出力に基づくラベルの発行動作が停止する。この代わりに、手動操作入力があると、次のラベル発行を行うことが可能になる。したがって、ラベル検出器に異常が発生した後も、操作者は、ラベル発行口からラベルと取り出した後に、手動操作入力を行うことにより、引き続きラベルを発行させることができ、ラベル発行が不可能になることがない。ラベル検出器が正常に戻ると、再び、当該センサ出力に基づくラベル発行が可能になる。
本発明の方法において、前記ラベル検出器のラベル検出動作が正常であるか否かの前記動作確認は、ラベル検出動作に先立って、ラベル発行口からラベルの発行動作が行われている時点において行えばよい。この時点ではラベルがラベル発行口に存在しているので、ラベル検出器によりラベルが検出できるか否か(すなわち、ラベル検出器が正常であるか否か)を確実に検出できる。
例えば、ラベル検出器として光学センサを用いている場合には、その発光部を点滅駆動すれば、それに同期してその受光部の受光量も変化する。受光部においてこのような受光状態が得られない場合には光学センサが異常であることが分かる。
また、本発明の方法において、前記動作確認によって、前記ラベル検出器のラベル検出動作が正常でないと判断された場合には警告表示を行うことが望ましい。警告表示によって、操作者は、ラベル発行動作が手動に切り換わったことを知ることができる。
次に、本発明は上記方法によってラベル発行制御を行うラベルプリンタに関するものであり、本発明によるラベルプリンタは、印字後のラベルを長尺状の台紙から剥離するためのピーラーと、台紙から剥離したラベルを排出するためのラベル発行口と、前記ラベル発行口にラベルが残っているか否かを検出するためのラベル検出器と、前記ラベル検出器によるラベル検出動作が正常であるか否かの動作確認を行う動作確認手段と、手動によりラベル発行動作を開始させるための手動操作部材と、前記ラベル検出動作が正常の場合には、当該ラベル検出器の出力に基づき次のラベル発行動作を開始し、正常でない場合には、前記ラベル検出器の出力を無効とし、前記手動操作部材による手動操作入力を待って、次のラベル発行動作を開始する制御手段とを有していることを特徴としている。
ここで、前記動作確認手段により、台紙から剥がされながら前記ラベル発行口に向けてラベルが排出されている時点で、前記ラベル検出器のラベル検出動作が正常であるか否かの確認を行えばよい。また、前記制御手段は、ラベルの先端側の部分が前記ラベル発行口から送り出され、その後端部分が未だ台紙から剥離されていない時点で、これらラベルおよび台紙の搬送を停止し、ラベル発行口からのラベル取り出し、あるいは手動操作入力を待つようにすればよい。
さらに、前記動作確認手段によって前記ラベル検出器の検出動作が正常でないことが判別された場合に、警報を発生する警報手段を有していることが望ましい。
一方、前記手動操作部材として、一般的にラベルプリンタなどに配列されている、前記ラベルおよび台紙の搬送を手動操作により行わせるためのペーパーフィードボタンを利用することができる。
以上説明したように、本発明では、ラベル発行口にラベルが残っているか否かを検出するためのラベル検出器が正常でないことが検出された場合には、次のラベル発行の開始を、手動操作入力を待って行うようにしている。ラベル検出器が正常でない場合には、操作者がラベル発行口からラベルを取り出した後において、次のラベル発行動作が行われない。操作者は、ラベルを取り出した後にラベルの発行動作が行われない場合には、手動操作入力を行うことにより次のラベルを発行させることができる。
このように、本発明では、ラベル検出器が正常でない場合には手動によるラベル発行動作に切り換えるようにしている。したがって、ラベルがラベル発行口に残っているにもかかわらず次のラベルの発行動作が開始されて、ラベル発行口の部分が紙詰まり状態に陥ることを防止できる。また、手動によりラベル発行を継続できるので、ラベル発行が強制的に中断されて、操作者が不便をきたすこともない。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したラベルプリンタの実施の形態を説明する。
図1はラベルプリンタの外観斜視図であり、図2はその内部構成を示す概略断面図である。ラベルプリンタ1は、全体として縦長の直方体形状をしたプリンタケース2を備え、その前面部分2aには、上側にラベル発行口3が形成され、その下側に台紙排出口4が形成されている。また、前面部分2aには、ペーパーフィードボタン31、動作状態を知らせるためのLED32〜34などが配置されている。
プリンタケース2の内部には、その下半部分にロール紙装填部5が形成されている。ロール紙装填部5にはラベル作成用紙がロール状に巻かれた構成のロール紙6が装填されている。ラベル作成用のロール紙6は、表面に長方形のラベル7が一定間隔で貼り付けられている一定幅の長尺状の台紙8がロール状に巻かれた構成のものである。
ロール紙装填部5に装填されたロール紙6から繰り出されるラベル付きの台紙8は、搬送路11を通って、サーマルヘッド12とプラテンローラ13の間に導かれる。プラテンローラ13はサーマルヘッド12の印字面に押圧されており、当該サーマルヘッド12の印字位置を規定している。サーマルヘッド12によって、台紙8の表面に貼り付けられているラベル7に印字が行われた後は、これらの間から引き出された台紙8は、全体として鋭角に折れ曲がっている台紙屈曲用ガイド21を備えたピーラー20を経由して搬送される。ピーラー20によって、台紙8の表面に貼り付いている印字後のラベル7が台紙8から剥離して、ラベル発行口3から発行される。
これに対して、ラベル7が剥離された後の台紙8は、台紙屈曲用ガイド21によって鋭角に屈曲された搬送経路に沿って搬送される。プラテンローラ13におけるサーマルヘッド12とは反対側の外周側の位置には、ピーラー20の構成部品であるピーラーローラ22がプラテンローラ13の外周面部分に押圧されている。台紙屈曲用ガイド21によって鋭角に屈曲された台紙8は、プラテンローラ13およびピーラーローラ22の間から、当該ピーラーローラ22の外周面に沿ってプリンタ前面側に導かれて、台紙排出口4からプリンタ前方に排出される。
ここで、ラベル発行口3の近傍には、当該ラベル発行口3から発行されるラベル7を検出するための反射型の光学センサ14(ラベル検出器)が配置されている。また、ラベル付きの台紙8の搬送路11上には、当該台紙8の搬送動作を制御するために用いる透過型の光学センサ15が配置されている。
図3は、ラベルプリンタ1の制御系の主要部分を示す概略構成図である。プリンタ制御系は、CPUなどからなるプリンタ制御回路41を中心に構成されており、プリンタ制御回路41には上位装置40からラベル作成用の印字データなどが供給される。プリンタ制御回路41は、上位装置40あるいは操作部42からラベル作成指令が入力されると、光学センサ14、15の検出信号14S、15Sに基づき、ラベル発行動作を行う。
ラベル発行口3の近傍に配置されている反射型の光学センサ14は、発行されるラベル7に対して同一の側に発光部14aおよび受光部14bを備えており、ラベル7が存在していると、発光部14aからの光がラベル表面で反射され受光部14bに入射するので、受光部14bの受光量が増加する。受光量の増加に基づき、ラベル7の有無が検出される。
光学センサ15は透過型の光学センサであり、ラベル付き台紙8の搬送路を挟み、発光部15aおよび受光部15bが対向配置されている。ラベルが通過する場合には、発光部15aからの光が遮られて受光部15bで受光量が低下、あるいは零になり、ラベルの間の台紙のみの部分が通過する場合には受光部15bでの受光量が増加して最大となる。プリンタ制御回路41では、この受光量変化に基づきラベル付き台紙8のラベルの搬送位置を検出し、これに基づき、モータドライバ43を介して紙送りモータ44を駆動制御して、ラベル付き台紙8の搬送を制御する。
ここで、プリンタ制御回路41は、ピーラー20によって剥離されながらラベル7がラベル発行口3に搬送されている時点において、光学センサ14の発光部14aを一定の周期で点滅駆動する。そして、受光部14bから得られる検出信号14Sに基づき、光学センサ14のラベル検出動作が正常であるか否かの動作確認を行う。光学センサ14のラベル検出動作が正常であることが確認されると、当該光学センサ14の検出信号14Sに基づき、ラベル発行動作を行う。光学センサ14のラベル検出動作が正常でない場合には、当該光学センサ14の検出信号14Sを無視し、手動操作入力を待って、次のラベル発行動作を行う。
本例では、手動操作入力として、ラベル付き台紙8を手動により所望量送り出す際に操作されるペーパーフィードボタン31を利用するようにしている。すなわち、光学センサ14のラベル検出動作が正常でないことが確認されると、プリンタ制御回路41は、操作部42に配列されている警告表示用のLED32を点滅駆動させ、その旨を操作者に知らせる。また、この後は、ラベル発行動作を手動に切り換え、ペーパーフィードボタン31を操作することにより発生する手動操作入力31Sを、ラベル発行動作のトリガー信号として用いるようになっている。このような光学センサ14の動作確認動作、ラベル発行動作などの制御は、プリンタ制御回路31のROM内に予め格納されている制御プログラムを実行することにより実現される。
図4は本例のラベルプリンタ1のラベル発行動作を示す概略フローチャートである。このフローチャートにしたがって、ラベル発行動作を説明する。操作部42あるいは上位装置40からラベル発行指令が入力されると、ラベル付き台紙8の先頭のラベル7の先端部分を所定の位置に位置決めする頭出し動作を行った後に搬送を開始する。搬送に同期させて、印字位置を通過するラベル7に対して所望の印字を行う(ステップST1)。
印字後のラベル7が貼り付けられている台紙8の部分はピーラー20を経由して搬送される。ピーラー20を通過する間に、ラベル7は先頭側から徐々に台紙8から剥がされながら、ラベル発行口3に向けて搬送される。ピーラー20からラベル発行口3に至るラベル搬送路上には光学センサ14が配置されている(図3参照)。台紙8から剥離されながらラベル7がラベル発行口3から発行されている発行動作中の時点において、光学センサ14のラベル検出動作が正常であるか否かの確認動作を行う(ステップST2)。確認動作においては、光学センサ14の発光部14aを一定の周期で繰り返し点滅駆動する。正常時には、点滅駆動に同期して、受光部14bでの受光量がパルス状に変化する。このような受光量の変化を表す検出信号14Sが出力されている場合には正常であると判断される。
正常であると判断された場合には、台紙から剥離されたラベル7がラベル発行口3から所定量だけ突出し、その後端部が台紙8に貼りついたままの時点で、ラベル発行動作を終了させる(ステップST3)。この後は、光学センサ14の発光部14aを一定の周期で繰り返し点滅駆動し、得られる検出信号14Sに基づき、ラベル発行部3からラベル7が取り除かれたか否かを判別する(ステップST4)。ラベル7が残っている状態では、発光部4aの点滅駆動に同期して受光部14bでの受光量が変化するので、かかる受光量変化を表す検出信号14Sに基づき、ラベル7が残っていることを判別できる。ラベル7が取り除かれると、受光部14bでの受光量が発光部4aの点滅駆動に同期して変化しなくなるので、これを表す検出信号14Sに基づき、ラベル7が取り除かれたことを判別できる。
ラベル7が取り除かれた後は、次のラベル発行指令を待ち、発行指令があると自動的に次のラベル発行動作を開始する(ステップST5)。ラベル7が取り除かれるまでは次のラベル発行動作は開始されない。
これに対して、光学センサ14のラベル検出動作が正常でないことが検出された場合には、ラベル発行動作を終了した後に操作部42の警告表示用のLED32を点滅駆動して、異常が発生した旨を表示する(ステップST6、7)。例えば、屋外でラベルプリンタ1を使用している場合に、外光が光学センサ14の受光部14bに射し込んでいると、光学センサ14の発光部14aを点滅駆動しても、受光部14bの受光量がそれに同期して変化せずに、常に受光量が高い状態に保持される。この状態では、ラベル7が取り除かれた後も同様な状態のままであるので、ラベル検出が不可能である。よって、この状態を示す検出信号14Sが得られる場合には、ラベル検出動作が正常でないと判断する。
この場合には、ラベル発行口3からラベル7が取り除かれた後においてもラベル発行動作が自動的に開始されることはない。すなわち、光学センサ14の出力信号14Sを無効とし、ペーパーフィードボタン31の押し下げにより発生する手動操作入力31Sを待つ(ステップST8)。この間、操作者はラベル7を取り出した後、ペーパーフィードボタン31を押し下げればよい。手動操作入力31Sがあると、次のラベル発行動作を開始する(ステップST5)。
このように、本例では、ラベル発行口近傍に配置されているラベル検出用の光学センサ14の検出動作が正常でない場合には、次のラベル発行動作を自動から手動に切り換えている。すなわち、発行されたラベル7がラベル発行口3から取り除かれても、次のラベル発行動作が開始することはない。操作者は、警告表示用のLED32の点滅から異常が発生したことを知ることができる。また、ラベル7をラベル発行口3から取り除いても次のラベル発行動作が開始されないので、このことからも異常が発生したことを知ることができる。この状態において操作者は、次のラベルの発行を希望する場合には、ペーパーフィードボタン31を操作すれば、それがトリガーとなってラベル発行動作が開始され、1枚のラベルが発行される。
なお、手動によるラベル発行時においても、光学センサ14のラベル検出動作が正常であるか否かの動作確認が行われる。ラベル検出動作が正常状態に復帰していれば、手動によるラベル発行動作が解除される。すなわち、警告表示用のLEDの点滅が止み、発行されたラベル7がラベル発行口3から取り除かれたか否かが光学センサ14の検出信号14Sに基づき判別され、取り除かれたことが検出されると、自動的に次のラベル発行動作が開始される。
以上説明したように、本例のラベルプリンタ1においては、ラベル発行口3にラベル7が残っているか否かを検出するための光学センサ14の検出動作が正常であるか否かをラベル発行動作毎に検出している。正常でないことが検出された場合には、光学センサ14の出力に基づく自動ラベル発行動作を解除して、手動によるラベル発行動作に切り換えている。したがって、光学センサ14の検出動作が外光侵入などに起因して正常でない場合に、ラベル7が取り除かれたと誤検出して、ラベル7の発行動作を継続してラベル発行口3が紙詰まり状態に陥るという弊害を防止できる。これと同時に、光学センサ14が正常に機能しない場合においても、ラベル7の発行を希望する場合には、手動操作入力によって次のラベル発行動作を行わせることができるので、操作者にとっては極めて使い勝手が良い。
(その他の実施の形態)
なお、上記の例では、反射型の光学センサを用いてラベル発行口にラベルがあるか否かを検出している。これ以外の形式のラベル検出器を用いた場合においても本発明を同様に適用可能である。
なお、上記の例では、反射型の光学センサを用いてラベル発行口にラベルがあるか否かを検出している。これ以外の形式のラベル検出器を用いた場合においても本発明を同様に適用可能である。
1 ラベルプリンタ、2 プリンタケース、2a 前面部分、3 ラベル発行口、4 台紙排出口、5 ロール紙装填部、6 ロール紙、7 ラベル、8 台紙、11 搬送路、12 サーマルヘッド、13 プラテンローラ、14 光学センサ、14a 発光部、14b 受光部、14S 検出信号、20 ピーラー、21 台紙屈曲用ガイド、22 ピーラーローラ、31 ペーパーフィードボタン、32 LED、40 上位装置、41 プリンタ制御回路、42 操作部
Claims (9)
- ラベル発行口近傍に配置したラベル検出器を用いて、ラベル発行口にラベルが有るか否かのラベル検出動作を行い、
ラベル発行口にラベルが無い場合には次のラベル発行動作を許可し、
前記ラベル検出器のラベル検出動作が正常であるか否かの動作確認を行い、
ラベル検出動作が正常でない場合には、前記ラベル検出器の出力を無効として、手動操作入力を待って、次のラベル発行動作を許可することを特徴とするラベルプリンタのラベル発行制御方法。 - 請求項1において、
ラベル検出動作に先立って、ラベル発行口からラベルの発行動作が行われている時点において、前記ラベル検出器のラベル検出動作が正常であるか否かの前記動作確認を行うことを特徴とするラベルプリンタのラベル発行制御方法。 - 請求項2において、
前記動作確認によって、前記ラベル検出器のラベル検出動作が正常でないと判断された場合に、その旨を表示することを特徴とするラベルプリンタのラベル発行制御方法。 - 請求項1、2または3において、
前記ラベル検出器として光学センサを用いることを特徴とするラベルプリンタのラベル発行制御方法。 - 印字後のラベルを長尺状の台紙から剥離するためのピーラーと、
台紙から剥離したラベルを排出するためのラベル発行口と、
前記ラベル発行口にラベルが残っているか否かを検出するためのラベル検出器と、
前記ラベル検出器によるラベル検出動作が正常であるか否かの動作確認を行う動作確認手段と、
手動によりラベル発行動作を開始させるための手動操作部材と、
前記ラベル検出動作が正常の場合には、当該ラベル検出器の出力に基づき次のラベル発行動作を開始し、正常でない場合には、前記ラベル検出器の出力を無効とし、前記手動操作部材による手動操作入力を待って、次のラベル発行動作を開始する制御手段とを有していることを特徴とするラベルプリンタ。 - 請求項5において、
前記動作確認手段は、台紙から剥がされながら前記ラベル発行口に向けてラベルが排出されている時点で、前記ラベル検出器のラベル検出動作が正常であるか否かの確認を行い、
前記制御手段は、ラベルの先端側の部分が前記ラベル発行口から送り出され、その後端部分が未だ台紙から剥離されていない時点で、これらラベルおよび台紙の搬送を停止し、ラベル発行口からのラベル取り出し、あるいは手動操作入力を待つことを特徴とするラベルプリンタ。 - 請求項6において、
前記動作確認手段によって前記ラベル検出器の検出動作が正常でないことが判別された場合に、警報を発生する警報手段を有していることを特徴とするラベルプリンタ。 - 請求項5、6または7において、
前記手動操作部材は、前記ラベルおよび台紙の搬送を手動操作により行わせるためのペーパーフィードボタンであることを特徴とするラベルプリンタ。 - 請求項5ないし8のうちのいずれかの項において、
前記ラベル検出器は光学センサであることを特徴とするラベルプリンタ。
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