JP2001328302A - ラベルプリンタの制御方法 - Google Patents

ラベルプリンタの制御方法

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JP2001328302A
JP2001328302A JP2000152523A JP2000152523A JP2001328302A JP 2001328302 A JP2001328302 A JP 2001328302A JP 2000152523 A JP2000152523 A JP 2000152523A JP 2000152523 A JP2000152523 A JP 2000152523A JP 2001328302 A JP2001328302 A JP 2001328302A
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Keiichi Abe
敬一 阿部
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベルを1枚ずつ発行する場合等の制御プロ
セスの円滑化を図ることができるラベルプリンタの制御
方法を提供する。 【解決手段】 1枚のラベルに印字した後、一定の時間
に亘り、新たな1枚分の印字データが供給されたか否か
を監視する。そして、新たな1枚分の印字データが一定
の時間内に供給されなかったときに、ティアオフ動作を
実行し、ティアオフ動作の終了から所定時間の経過後、
バックフィード動作を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指定された枚数の
ラベルに印字を行った後で、印字処理済みのラベルが所
定の位置に達するまで台紙を自動的に送り出すティアオ
フモード又は剥離モードを有するラベルプリンタの制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、指定された枚数のラベルに印字を
行った後で、印字済みのラベルと次の未処理のラベルと
の間の台紙部分が切取用カッタの位置に達するまで台紙
を自動的に送り出すティアオフモードや、ラベルが剥離
される位置に達するまで台紙を自動的に送り出す剥離モ
ードを有するラベルプリンタが提供されている。このよ
うなラベルプリンタにおいては、1枚のラベルを印字し
たり、指定枚数分のラベルを連続して印字した後、直ち
に、ティアオフ動作や剥離動作を行うことが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、ティアオフモードや剥離モードを有するラベルプリ
ンタにおいては、ラベルを1枚ずつ発行する場合に、1
枚のラベルに印字して僅かの後、次の1枚のラベルに印
字するように要求されても、ティアオフ動作や剥離動作
が終了するまで、次の1枚のラベルの印字を待つ必要が
あった。また、指定枚数分のラベルを連続して発行する
場合にも、同様の問題があった。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑みて、ラ
ベルを1枚ずつ発行する際の制御プロセスの円滑化を図
ることができるラベルプリンタの制御方法を提供するこ
とを第1の目的とする。また、本発明は、指定枚数分の
ラベルを連続して発行する際の制御プロセスの円滑化を
図ることができるラベルプリンタの制御方法を提供する
ことを第2の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1の観点に係るラベルプリンタの制御方
法は、供給された1枚分の印字データに基づいて、1枚
のラベルに印字する第1のステップと、予め設定された
第1の時間に亘り、台紙の移動を中断し、新たな1枚分
の印字データが供給されたか否かを監視する第2のステ
ップと、新たな1枚分の印字データが第1の時間内に供
給されなかったときに、印字済みのラベルと次の未処理
のラベルとの間の台紙部分が切取用の位置に達するまで
台紙を移動する第3のステップと、予め設定された第2
の時間に亘り、台紙の移動を中断する第4のステップ
と、第2の時間経過後に、次の未処理のラベルが印字用
の位置に達するまで台紙を移動する第5のステップとを
具備する。
【0006】上記発明よれば、1枚のラベルに印字した
後、第1の時間に亘り、台紙の移動を中断し、新たな1
枚分の印字データが供給されたか否かを監視する。そし
て、新たな1枚分の印字データが第1の時間内に供給さ
れた場合には、次の1枚のラベルに印字する。一方、新
たな1枚分の印字データが第1の時間内に供給されなか
った場合には、ティアオフ動作を実行し、さらに、ティ
アオフ動作の終了から第2の時間経過後に、バックフィ
ード動作を実行する。従って、ティアオフモードにより
ラベルを1枚ずつ発行する際の制御プロセスの円滑化を
図ることができる。
【0007】また、本発明の第2の観点に係るラベルプ
リンタの制御方法は、供給された同一の印字データに基
づいて、指定枚数分のラベルに連続して印字する第1の
ステップと、予め設定された第1の時間に亘り、台紙の
移動を中断し、同一の印字データに基づいて、新たに指
定された枚数分のラベルに印字するように要求されたか
否かを監視する第2のステップと、該要求が第1の時間
内になかったときに、印字済みの最終枚目のラベルと次
の未処理のラベルとの間の台紙部分が切取用の位置に達
するまで台紙を移動する第3のステップと、予め設定さ
れた第2の時間に亘り、台紙の移動を中断する第4のス
テップと、第2の時間経過後に、次の未処理のラベルが
印字用の位置に達するまで台紙を移動する第5のステッ
プとを具備する。
【0008】上記発明によれば、指定枚数分のラベルに
連続して印字した後、第1の時間に亘り、台紙の移動を
中断し、同一のデータに基づいて、新たに指定された枚
数分のラベルに連続して印字するように要求されたか否
か監視する。そして、その要求が第1の時間内にあった
場合には、次の指定枚数分のラベルに連続して印字す
る。一方、その要求が第1の時間内になかった場合に
は、ティアオフ動作を実行し、さらに、ティアオフ動作
の終了から第2の時間経過後に、バックフィード動作を
実行する。従って、ティアオフモードにより指定枚数分
のラベルを連続して発行する際の制御プロセスの円滑化
を図ることができる。
【0009】さらに、本発明の第3の観点に係るラベル
プリンタの制御方法は、供給された1枚分の印字データ
に基づいて、1枚のラベルに印字する第1のステップ
と、予め設定された第1の時間に亘り、台紙の移動を中
断し、新たな1枚分の印字データが供給されたか否かを
監視する第2のステップと、新たな1枚分の印字データ
が第1の時間内に供給されなかったときに、印字済みの
ラベルを台紙から剥離する第3のステップと、印字済み
のラベルが台紙から正常に剥離されたか否かを検出する
第4のステップと、印字済みのラベルが台紙から正常に
剥離されたことが検出されたときに、次の未処理のラベ
ルが印字用の位置に達するまで台紙を移動する第5のス
テップとを具備する。
【0010】上記発明によれば、印字済みのラベルを台
紙から剥離した後、第1の時間に亘り、台紙の移動を中
断し、新たな1枚分の印字データが供給されたか否かを
監視する。そして、新たな1枚分の印字データが第1の
時間内に供給された場合には、次の1枚のラベルに印字
する。一方、新たな1枚分の印字データが第1の時間内
に供給されなかった場合には、印字済みのラベルを台紙
から剥離した後、印字済みのラベルが台紙から正常に剥
離されたか否かを検出する。そして、印字済みのラベル
が台紙から正常に剥離されたことが検出されると、バッ
クフィード動作を実行する。従って、剥離モードにより
ラベルを1枚ずつ発行する際の制御プロセスの円滑化を
図ることができる。
【0011】
【発明の実施形態】以下、添付図面を参照しながら、本
発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施形
態に係るラベルプリンタの主要構成を示す側面図であ
り、ラベルプリンタの筐体を取り外して、ラベルプリン
タの内部構造を示している。
【0012】図1に示すラベルプリンタ10は、単独
で、あるいは、ラベルプリンタ10の外部に配置された
ホストコンピュータ等のコントローラの制御の下で、入
力されるデータ(以下、印字データと称する)に基づい
てラベルの印字を行うための装置である。尚、印字デー
タとしては、例えば、ラベルの種類やサイズ、ラベルに
印字する文字や図形、バーコード(以下、文字等と称す
る)、ラベルに印字する文字の書体、ラベルに印字する
文字等のサイズが挙げられる。
【0013】このラベルプリンタ10においては、ラベ
ルプリンタ10の実行プロセスの指定をホストコンピュ
ータ等のコントローラから行うことができる。実行プロ
セスとしては、例えば、ティアオフモードにおける1枚
発行プロセスや連続発行プロセス、及び、剥離モードに
おける発行プロセスが挙げられる。尚、ラベルプリンタ
10が操作パネルを備える場合、操作パネルからラベル
プリンタ10の実行プロセスを指定しても良い。
【0014】ラベルプリンタ10においては、多数のラ
ベル12と、これらのラベル12が表面に貼り付けられ
た帯状の台紙13とで構成される用紙(ラベル連続体)
11が用いられる。この用紙11は、ラベルプリンタ1
0の内部に回転可能に配置された供給リール(サプライ
リール)14に巻回されている。この供給リール14が
台紙13にバックテンションをかけることにより、台紙
13が撓むのを防いでいる。
【0015】台紙13の裏面には、通常、その表面に貼
り付けられたラベル12の先端部又は後端部と重なる位
置に、識別マークが印刷されている。識別マークは、例
えば、光の反射特性や透過特性が周辺部と異なってお
り、ラベル12における印字開始位置を決定したり、隣
り合うラベル12の間隔を検出したり、ティアオフ動作
やバックフィード動作における台紙13の移動量を決定
する際に利用される。
【0016】供給リール14の下流側には、台紙13を
右側から左側へ搬送するプラテンローラ15が配置され
ている。供給リール14とプラテンローラ15との間に
は、ガイド16が台紙13の搬送方向に延在して配置さ
れている。このガイド16により、台紙13の幅方向の
位置が規制される。
【0017】また、供給リール14とプラテンローラ1
5との間には、ピッチセンサ17が配置されている。ピ
ッチセンサ17は、主として、隣り合うラベル12の間
隔を検出する。このピッチセンサ17は、例えば、所定
光量の光を台紙13の裏面に向けて発光する発光ダイオ
ード等で構成された発光部と、発光部から発光された
後、台紙13の裏面で反射した光を受光して、受光した
光量に対応する検出信号を出力するフォトトランジスタ
等で構成された受光部とを含んでいる。
【0018】この場合、台紙13の裏面に印刷された識
別マークで反射した光と、識別マークの周辺部で反射し
た光では、ピッチセンサ17の受光部における受光量が
異なり、この受光量の違いに基づいて、ピッチセンサ1
7が識別マークの間隔、つまり、隣り合うラベル12の
間隔を検出できる。この他、ピッチセンサ17の検出結
果は、ラベル12における印字開始位置の決定や、ティ
アオフ動作やバックフィード動作における台紙13の移
動量の算出等に利用される。
【0019】プラテンローラ15の上方には、サーマル
ヘッド19が上下動可能に配置されている。サーマルヘ
ッド19は、例えば、用紙11の幅方向に沿って多数の
発熱体が一列に設置されている。このサーマルヘッド1
9がラベル12をプラテンローラ15に押圧し、各発熱
体が発熱することにより、ホストコンピュータに入力さ
れたデータに応じた文字等がラベル12に印字される。
【0020】サーマルヘッド19の下流側には、下部分
が刃状となっている簡易カッタ20が配置されている。
ティアオフモードにおいては、この簡易カッタ20によ
り、印字済みのラベル12を貼り付けた台紙13を切り
取ることができる。
【0021】次に、剥離モードにおける動作について、
図2を参照しながら説明する。プラテンローラ15の下
流側には、印字済みのラベル12を台紙13から剥離す
るための剥離ピン21が配置されている。剥離ピン21
の下方には、ラベル剥離済みの台紙13を下方向に誘導
して転向する一対の剥離ローラ(ガイドローラ)22が
配置されている。
【0022】剥離発行プロセスの実行中に、印字済みの
ラベル12が剥離ピン21に到達すると、剥離ローラ2
2が台紙13を下方向に誘導して転向させる。このと
き、印字済みのラベル12は、台紙13に比べて剛性が
高いことから、台紙13に追従できない。従って、剥離
ピン21において、印字済みのラベル12を台紙13か
ら剥離できる。剥離時は、ラベル12の後端部が剥離ピ
ン21上に位置する状態で停止して、ラベル12が発行
される。
【0023】剥離ピン21の左方向には、剥離センサ1
8が配置されている。剥離センサ18は、印字済みのラ
ベル12が台紙13から正常に剥離したか否かを検出す
る。この剥離センサ18は、例えば、所定光量の光を一
定の方向に向けて発光する発光ダイオード等で構成され
た発光部と、発光部から発光された後、剥離センサ18
の下方に達したラベル12で反射した光を受光して、受
光した光量に対応する検出信号を出力するフォトトラン
ジスタ等で構成された受光部とを含んでいる。
【0024】この場合、印字済みのラベル12が台紙1
3から正常に剥離されると、剥離センサ18の発光部か
ら発光された光が、同ラベル12の表面で反射された
後、その受光部に到達する。一方、印字済みのラベル1
2が台紙13から正常に剥離されないと、剥離センサ1
8の発光部から発光された光が、その受光部に到達しな
い。従って、剥離センサ18の受光部における受光量の
違いにより、印字済みのラベル12が台紙13から正常
に剥離されたか否か検出できる。この他、剥離センサ1
8の検出結果は、台紙13から剥離されたラベル12が
回収されたか否かの判断等に利用される。
【0025】以上説明してきたラベルプリンタ10の各
部は、図1や図2に示す制御部33により制御される。
ここで、図3を参照しながら、制御部33について説明
する。図3に示すように、制御部33には、ROM(R
ead Only Memory)31、RAM(Ra
ndom Access Memory)32、CPU
(Central Processing Unit)
33、搬送制御回路34、識別マーク検出回路35、ラ
ベル検出回路36、サーマルヘッド制御回路37、イン
ターフェース38等が組み込まれている。CPU33と
各回路との間は、データバス及びコントロールバスで接
続されている。
【0026】ROM31には、ラベルプリンタ10の各
部(図示せず)の制御プログラム、各種固定データ、ラ
ベルプリンタ10の各部制御に必要な制御テーブルデー
タ、IO定数等が予め記憶されている。尚、ROM31
に記憶された制御プログラムには、図4(ティアオフモ
ードにおける1枚発行プロセス)、図6(ティアオフモ
ードにおける連続発行プロセス)及び図8(剥離モード
における発行プロセス)の実行プログラムが含まれてい
る。
【0027】RAM32には、ホストコンピュータ40
からインターフェース38を介して、印字データが供給
され、一時的に記憶される。また、RAM32には、ホ
ストコンピュータ40からインターフェース38を介し
て、ラベルプリンタ10の実行プロセスのモードが供給
され、一時的に記憶される。さらに、RAM32には、
ピッチ検出回路35を介して、ピッチセンサ17の検出
結果が供給され、一時的に記憶されると共に、剥離検出
回路36を介して、剥離センサ18の検出結果が供給さ
れ、一時的に記憶される。
【0028】CPU33は、ROM31が記憶した制御
プログラムに基づいて制御信号を生成し、この制御信号
を搬送制御回路34に供給する。CPU33から制御信
号を供給された搬送制御回路34は、その制御信号に基
づいてプラテンローラ15や剥離ローラ22を制御す
る。また、CPU33は、RAM32に記憶されている
印字データに基づいて制御信号を生成し、この制御信号
をサーマルヘッド制御回路37に供給する。CPU33
から制御信号を供給されたサーマルヘッド制御回路37
は、その制御信号に基づいてサーマルヘッド19を駆動
する。
【0029】さらに、CPU33は、ピッチセンサ17
がラベルの裏面に印刷された識別マークを検出すると、
ピッチセンサ17が検出した識別マークの位置を基点と
し、RAM32に記憶されたラベルの種類やサイズ等に
基づいて、ラベルにおける印字開始位置を決定したり、
隣り合うラベルの間隔を検出したり、ティアオフ動作や
剥離動作やバックフィード動作における台紙の移動量を
決定するよう設定されている。
【0030】また、CPU33は、剥離モードにおい
て、剥離センサ18が台紙から剥離されたラベルを検出
すると、印字済みのラベルが台紙から正常に剥離された
と判断し、その旨を出力する。この出力結果を受けて、
ホストコンピュータ40は、例えば、台紙から剥離され
たラベルの回収を促す旨の音声を発生して、ラベルの回
収を使用者に呼び掛けることができる。この他、CPU
33は、ラベルを検出している状態からラベルを検出し
ていない状態に、剥離センサ18の検出結果が変化する
と、台紙から剥離されたラベルが回収されたと判断する
よう設定されている。
【0031】ここで、図4〜図8を参照しながら、本実
施形態に係るラベルプリンタの制御プロセスの具体例に
ついて説明する。先ず、図4及び図5を参照しながら、
本実施形態に係るラベルプリンタの制御プロセスの一例
として、ティアオフモードにおける1枚発行プロセスに
ついて説明する。
【0032】図4の1枚発行プロセスにおいては、ラベ
ルプリンタ10の電源が入ると、ステップS10におい
て、ラベルプリンタ10の初期化を実行する。次に、ス
テップS11において、1枚分の印字データがRAMに
記憶されているか否かを確認する。そして、1枚分の印
字データがRAMに記憶されている場合には、その印字
データに印字展開処理を施した後(ステップS12)、
印字展開処理済みの印字データに基づいて、1枚のラベ
ルに印字する(ステップS13)。
【0033】次に、ステップS14において、新たな1
枚分の印字データがRAMに記憶されているか否かを確
認する。そして、新たな1枚分の印字データがRAMに
記憶されている場合には、再びステップS12、S13
を実行する。一方、新たな1枚分の印字データがRAM
に記憶されていない場合には、ステップS15におい
て、一定の時間に亘り新たな1枚分の印字データがRA
Mに記憶されたか否かを監視する。この動作は、タイマ
ーを監視しながら、予め設定された一定の時間(図4で
は、トータル500ms)に亘り、繰り返し実行される
(ステップS16)。尚、この時間は、実務運用上、実
際にラベルプリンタ10を使用する際に流れ作業上の重
要なインターバルとなるため、ソフト制御により変更可
能であることが好ましい。
【0034】そして、ステップS16において、一定の
時間内に新たな1枚分の印字データがRAMに記憶され
た場合には、再びステップS12、S13を実行する。
一方、一定の時間内に新たな1枚分の印字データがRA
Mに記憶されなかった場合には、ステップS17におい
て、再度、新たな1枚分の印字データがRAMに記憶さ
れているか否かを確認する。そして、新たな1枚分の印
字データがRAMに記憶されている場合には、再びステ
ップS12、S13を実行する。
【0035】一方、新たな1枚分の印字データがRAM
に記憶されていない場合には、ステップS18におい
て、ROM等に記憶されたティアオフ動作時における台
紙の移動量に基づいて、ティアオフ動作を実行する。こ
の動作により、印字済みのラベルと次の未処理のラベル
との間の台紙部分が簡易カッタの位置に達することとな
る。ここで、予め設定された一定時間(例えば、
)に亘り台紙の移動を中断することにより、印字済
みのラベルを貼り付けた台紙を手動で切り取り、印字済
みのラベルを回収できる(ステップS19)。(発明者
の方へ 空欄部に適当な数値を加筆してください。)
【0036】尚、印字済みのラベルを回収するための時
間は、実際にラベルプリンタ10を使用する際に流れ作
業上の重要なインターバルとなるため、ソフト制御によ
り変更可能であることが好ましい。また、ステップS1
9において、操作パネルやホストコンピュータからラベ
ルプリンタに、印字済みのラベルを貼り付けた台紙を自
動的に切り取るよう命令できる設定としても良い。
【0037】台紙がカットされると、ステップS20に
おいて、ROM等に記憶されたバックフィード動作時に
おける台紙の移動量に基づいて、バックフィード動作を
実行する。この動作により、次の未処理のラベルが印字
用の位置に達することとなり、次の1枚のラベルの印字
に備えることができる(ステップS11)。
【0038】ここで、図5を参照しながら、図4に示す
1枚発行プロセスの実行中における台紙の移動について
説明する。尚、図5においては、1枚目のラベルの印字
を開始する前に、台紙の先端が簡易カッタの位置に達し
ている場合が示されている。
【0039】1枚分のデータがRAMに記憶され、この
データに基づいて、1枚目のラベルに印字するように要
求されると、1枚目のラベルの先端がサーマルヘッドの
位置に達するまでバックフィード動作により台紙を移動
する。そして、1枚目のラベルの印字を開始すると、台
紙がサーマルヘッドの印字速度に同期して移動し、1枚
目のラベルの印字を終了すると、2枚目のラベルの先端
がサーマルヘッドの位置に達する。
【0040】次に、新たな1枚分の印字データがRAM
に記憶されなかった場合には、1枚目のラベルと2枚目
のラベルとの間の台紙部分が簡易カッタの位置に達する
まで、台紙を移動する。この動作の後、1枚目のラベル
を回収する場合には、1枚目のラベルが貼り付けられた
台紙を切り取る。そして、2枚目のラベルの先端がサー
マルヘッドの位置に達するまでバックフィード動作によ
り台紙を移動し、2枚目のラベルの印字に備える。
【0041】次に、図6及び図7を参照しながら、本実
施形態に係るラベルプリンタの制御プロセスの一例とし
て、ティアオフモードにおける連続発行プロセスについ
て説明する。尚、図6に示す連続発行プロセスにおい
て、ステップS30〜ステップS33が図4のステップ
S10〜ステップS13と同じ内容であると共に、ステ
ップS38〜ステップS40が図4のステップS18〜
ステップS20と同じ内容である。
【0042】図6に示す連続発行プロセスにおける特徴
は、予め指定された枚数分のラベルが印字されるまで、
ステップS33を繰り返した後、同一の印字データに基
づいて、新たに指定された枚数分のラベルに連続して印
字するように要求されたか否かを一定の時間に亘り監視
することである(ステップS34〜ステップS36)。
そして、ステップS37において、その要求が一定の時
間内にあった場合には、ステップS33、S34を実行
する。一方、その要求が一定の時間内になかった場合に
は、ステップS38〜ステップS40を実行する。
【0043】ここで、図7を参照しながら、図6に示す
連続発行プロセスの実行中における台紙の移動について
説明する。
【0044】RAMに記憶された1枚分の印字データに
基づいて、n枚分のラベルに連続して印字するように要
求されると、n枚分のラベルが順に印字される。そし
て、最後のn枚目のラベルの印字を終了したとき、(n
+1)枚目の未処理のラベルの先端がサーマルヘッドの
位置に達している。
【0045】次に、同一の印字データに基づいて、新た
に指定された枚数分のラベルに連続して印字するように
要求されなかった場合には、n枚目のラベルと(n+
1)枚目のラベルとの間の台紙部分が簡易カッタの位置
に達するまで台紙を移動する。この動作の後、n枚分の
ラベルを回収する場合には、これらのラベルが貼り付け
られた台紙を切り取る。そして、(n+1)枚目のラベ
ルの先端がサーマルヘッドの位置に達するまでバックフ
ィード動作により台紙を移動し、次の指定枚数分のラベ
ルの連続印字に備える。
【0046】次に、図8を参照しながら、本実施形態に
係るラベルプリンタの制御プロセスの一例として、剥離
モードにおける発行プロセスについて説明する。尚、図
8に示す連続発行プロセスにおいて、ステップS50〜
ステップS57が図4のステップS10〜ステップS1
7と同じ内容である。
【0047】図8に示す剥離発行プロセスにおける特徴
は、ステップS54〜S57において、一定の時間内に
新たな1枚分の印字データがRAMに記憶されなかった
場合には、印字済みのラベルを台紙から剥離した後、台
紙から剥離されたラベルが回収されたか否かを検出する
ことである(ステップS58、S59)。ここで、台紙
から剥離されたラベルが回収されたことが検出される
と、この検出結果をトリガーとして、ステップS60の
バックフィード動作を実行する。
【0048】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、ラベルを1枚ずつ発行する際や指定枚数分のラベル
を連続して発行する際の制御プロセスの円滑化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るラベルプリンタ(テ
ィアオフモード)の主要構成を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るラベルプリンタ(剥
離モード)の主要構成を示す側面図である。
【図3】図1のラベルプリンタの主要各部を制御する制
御部のブロック図である。
【図4】図1のラベルプリンタのティアオフモードにお
ける制御プロセスの一例を示すフローチャートである。
【図5】図4の制御プロセスにおける台紙の移動を説明
するための図である。
【図6】図1のラベルプリンタのティアオフモードにお
ける制御プロセスの別の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】図6の制御プロセスにおける台紙の移動を説明
するための図である。
【図8】図1のラベルプリンタの剥離モードにおける制
御プロセスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ラベルプリンタ 11 用紙 12 ラベル 13 台紙 17 ピッチセンサ 18 剥離センサ 19 サーマルヘッド 20 簡易カッタ 21 剥離ピン 22 剥離ローラ 30 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C058 AB12 AC06 AD06 AE04 AE14 AF06 AF25 AF51 AF66 GA14 GB04 GB15 GB20 GB36 GB39 GB47 GB54 GE07 GE22 GE24 GH06 GH07 3F048 AA05 AB01 AC04 BA05 BA29 BB02 CA06 CC02 CC03 CC17 DB03 DB07 DB11 DC14 EA13 EB40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された1枚分の印字データに基づい
    て、1枚のラベルに印字する第1のステップと、 予め設定された第1の時間に亘り、台紙の移動を中断
    し、新たな1枚分の印字データが供給されたか否かを監
    視する第2のステップと、 新たな1枚分の印字データが第1の時間内に供給されな
    かったときに、印字済みのラベルと次の未処理のラベル
    との間の台紙部分が切取用の位置に達するまで台紙を移
    動する第3のステップと、 予め設定された第2の時間に亘り、台紙の移動を中断す
    る第4のステップと、 第2の時間経過後に、次の未処理のラベルが印字用の位
    置に達するまで台紙を移動する第5のステップと、を具
    備することを特徴とするラベルプリンタの制御方法。
  2. 【請求項2】 供給された同一の印字データに基づい
    て、指定枚数分のラベルに連続して印字する第1のステ
    ップと、 予め設定された第1の時間に亘り、台紙の移動を中断
    し、同一の印字データに基づいて、新たに指定された枚
    数分のラベルに印字するように要求されたか否かを監視
    する第2のステップと、 該要求が第1の時間内になかったときに、印字済みの最
    終枚目のラベルと次の未処理のラベルとの間の台紙部分
    が切取用の位置に達するまで台紙を移動する第3のステ
    ップと、 予め設定された第2の時間に亘り、台紙の移動を中断す
    る第4のステップと、 第2の時間経過後に、次の未処理のラベルが印字用の位
    置に達するまで台紙を移動する第5のステップと、を具
    備することを特徴とするラベルプリンタの制御方法。
  3. 【請求項3】 供給された1枚分の印字データに基づい
    て、1枚のラベルに印字する第1のステップと、 予め設定された第1の時間に亘り、台紙の移動を中断
    し、新たな1枚分の印字データが供給されたか否かを監
    視する第2のステップと、 新たな1枚分の印字データが第1の時間内に供給されな
    かったときに、印字済みのラベルを台紙から剥離する第
    3のステップと、 印字済みのラベルが台紙から正常に剥離されたか否かを
    検出する第4のステップと、 印字済みのラベルが台紙から正常に剥離されたことが検
    出されたときに、次の未処理のラベルが印字用の位置に
    達するまで台紙を移動する第5のステップと、を具備す
    ることを特徴とするラベルプリンタの制御方法。
  4. 【請求項4】 前記第1又は第2の時間が変更可能であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載
    のラベルプリンタの制御方法。
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