JP2006212754A - 部品の打ち抜き方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 テープ状の部材の打ち抜き部をダイセット内に載置したときに、打ち抜き部の輪郭に沿って切断ラインを正確に配置させることができる部品の打ち抜き方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 テープ状の部材20の位置決め穴および打ち抜き部を撮影する段階と、撮影画像から位置決め穴と打ち抜き部との位置関係を検出する段階と、打ち抜き部がダイセット43内に載置されたときに、打ち抜き部の輪郭に沿って切断ラインが配置されるように、位置決め穴と打ち抜き部との位置関係に基づいて、位置決めピン44に対するダイセット43の位置を調整する段階と、位置決めピン44を位置決め穴に挿入した状態で、打ち抜き部をダイセット43内に載置し、ダイセット43によって打ち抜き部を打ち抜いて部品を生産する段階とを含むことを特徴としている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、テープ状の部材から部品を打ち抜いて生産するための部品の打ち抜き方法に関する。
電子部品となる打ち抜き部が長手方向に並べて設けられたテープ状の部材から、打ち抜き部をプレス装置によって打ち抜いて電子部品を生産する方法としては、プレス装置のダイセット内に打ち抜き部が配置されたときに、打ち抜き部の近傍にプリントされたマークをダイセットに設けられたセンサ(CCDカメラ)によって撮影し、打ち抜き部の輪郭に沿って切断ラインが配置されるように、マークとセンサとの位置関係に基づいて、ダイセットの位置を調整した後に、打ち抜き部を打ち抜いている打ち抜き方法がある。この打ち抜き方法では、テープ状の部材のマークを基準として、打ち抜き部の輪郭に沿って切断ラインが配置されるように、ダイセットをテープ状の部材の搬送方向、テープ状の部材の幅方向、鉛直軸周りの回転方向に移動させている(例えば、特許文献1参照)。
また、打ち抜き部がダイセット内に挿入される前段階において、プレス装置に設けられたカメラによって、打ち抜き部にプリントされているマークを撮影し、ダイセット内に載置された打ち抜き部の輪郭に沿って切断ラインが配置されるように、マークとカメラとの位置関係に基づいて、テープ状の部材を搬送方向および幅方向に移動させる構成もある。この構成では、テープ状の部材のマークを基準として、打ち抜き部とダイセットとの位置関係を調整している(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−77589号公報(段落0027〜0028、図1) 特開2004−56008号公報(段落0061、図4)
前記打ち抜き方法では、打ち抜き部に対して所定の位置関係でプリントされたマークを基準として、打ち抜き部に対するダイセットやテープ状の部材の位置を調整している。しかしながら、テープ状の部材におけるマークの位置にずれがある場合や、打ち抜き部に対するマークの位置がずれている場合には、基準の位置と打ち抜き部との位置関係が、あらかじめ設定された位置関係と異なってしまうため、マークに対するセンサやカメラの位置関係に基づいて、テープ状の部材やダイセットの位置を調整しても、打ち抜き部の輪郭に沿って切断ラインが配置されなくなってしまうという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、テープ状の部材の打ち抜き部をダイセット内に載置したときに、打ち抜き部の輪郭に沿って切断ラインを正確に配置させることができる部品の打ち抜き方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、テープ状の部材の打ち抜き部を、ダイセットおよび位置決めピンを有するプレス装置によって打ち抜くことにより、部品を生産する部品の打ち抜き方法であって、テープ状の部材の位置決め穴および打ち抜き部を撮影する撮影段階と、撮影段階で得られた撮影画像から、位置決め穴と打ち抜き部との位置関係を検出する位置検出段階と、打ち抜き部がダイセット内に載置されたときに、打ち抜き部の輪郭に沿って切断ラインが配置されるように、位置決め穴と打ち抜き部との位置関係に基づいて、位置決めピンに対するダイセットの位置を調整する調整段階と、位置決めピンを位置決め穴に挿入した状態で、打ち抜き部をダイセット内に載置し、ダイセットによって打ち抜き部を打ち抜いて部品を生産する打ち抜き段階とを含むことを特徴としている。
このように、本発明の部品の打ち抜き方法では、テープ状の部材の位置決め穴に対する打ち抜き部の位置関係に基づいて、位置決めピンに対するダイセットの相対的な位置を調整している。ここで、打ち抜き部をダイセット内に載置したときには、位置決め穴にプレス装置の位置決めピンが挿入されることから、位置決め穴と位置決めピンとが必ず同じ位置に配置されることになる。すなわち、本発明では、打ち抜き部をダイセット内に載置したときに、ダイセットの位置を調整したときの基準である位置決めピンに対する打ち抜き部の位置関係が、位置決め穴に対する打ち抜き部の位置関係と一致しているため、ダイセット内に載置された打ち抜き部の輪郭に沿って正確に切断ラインを配置させることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の部品の打ち抜き方法であって、位置検出段階において、位置決め穴と打ち抜き部の角部との位置関係を検出することを特徴としている。
このように、本発明の部品の打ち抜き方法では、位置決め穴と打ち抜き部の角部との位置関係に基づいて、位置決め穴と打ち抜き部との位置関係を検出しており、打ち抜き部の位置および向きを正確に検出し易いため、ダイセットを精度良く調整することができる。
このような部品の打ち抜き方法によれば、テープ状の部材の位置決め穴に対する打ち抜き部の位置関係に基づいて、位置決めピンに対するダイセットの相対的な位置を調整しており、打ち抜き部をダイセット内に載置したときに、ダイセットの位置を調整したときの基準である位置決めピンに対する打ち抜き部の位置関係が、位置決め穴に対する打ち抜き部の位置関係と一致しており、ダイセット内に載置された打ち抜き部の輪郭に沿って正確に切断ラインを配置させるため、部品の加工精度を高めることができるとともに、歩留りを向上させることができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の部品の打ち抜き方法によって生産されるカートリッジメモリを示した図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。図2は、本実施形態の部品の打ち抜き方法に用いられるテープ状の部材を示した平面図である。図3は、本実施形態の部品の打ち抜き方法に用いられる生産装置の概略図である。図4は、本実施形態の部品の打ち抜き方法に用いられるプレス装置を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。図5は、本実施形態の部品の打ち抜き方法に用いられるプレス装置の制御部を示した概略図である。図6は、本実施形態の部品の打ち抜き方法において打ち抜き部の位置を検出している態様を示した平面図である。
本実施形態では、磁気テープカートリッジに備えられるカートリッジメモリ(RFIDタグ)を生産する場合を想定して説明する。
(カートリッジメモリの構成)
磁気テープカートリッジのカートリッジケース内には、磁気テープカートリッジに記録されたデータや、磁気テープカートリッジの種類など、カートリッジ固有の管理データを記録するカートリッジメモリが収容されている。
カートリッジメモリ10は、図1に示すように、平面視で全体が矩形の薄片形状をした半導体記憶素子であり、樹脂からなる封止剤であるグローブトップ11の中に封入されたICチップ(図示せず)が裏面に設けられており、このICチップが基板12の表面にプリントされたループアンテナ13に配線されている。
このカートリッジメモリ10は、図2に示すように、カートリッジメモリ10となる打ち抜き部21が長手方向に並べて設けられたテープ状の部材20から、プレス装置40(図3参照)によって打ち抜き部21を打ち抜くことによって生産される。
ここで、カートリッジメモリ10は、カートリッジケース内に収容されるため、小型化されていることが好ましい。そこで、打ち抜き部21を打ち抜くときには、ループアンテナ13の外周形状に沿って切断し、基板12の外周形状をループアンテナ13の外周形状に近似させることにより、カートリッジメモリ10をできるだけ小さく形成している。
テープ状の部材20の打ち抜き部21の表面(図3の上側)には、ループアンテナ13がプリントされており、裏面にICチップが封入されたグローブトップ11(図1(b)参照)が設けられている。
また、テープ状の部材20の両側部には、テープ状の部材20が長手方向に走行するときに、送りローラ等の送りピンが挿入されるパーフォレーション穴22が均等間隔で並べて設けられている。
さらに、各パーフォレーション穴22・・・のうち、図2において、打ち抜き部21の長手方向の中央部の上側に位置するパーフォレーション穴22は、テープ状の部材20がプレス装置40(図3参照)のダイセット43内に載置された際に、プレス装置40の位置決めピン44(図4(b)参照)が挿入される位置決め穴23となっている。なお、位置決め穴23として、各パーフォレーション穴22・・・の中からどれを選ぶかは任意である。
(生産装置の構成)
生産装置1は、図2および図3に示すように、打ち抜き部21が打ち抜かれていないテープ状の部材20を送り出す送出リール2と、打ち抜き部21を打ち抜くプレス装置40と、打ち抜き部21が打ち抜かれたテープ状の部材20を巻き取る巻取リール3とから構成され、プレス装置40の上流側には、プレス装置40のダイセット43の位置を調整する調整手段30が設けられている。
また、符号4,5は、テープ状の部材20を走行させるための送りローラであり、この送りローラ4,5の送りピン(図示せず)がテープ状の部材20のパーフォレーション穴22・・・に挿入されることにより、送りローラ4,5の回転に伴ってテープ状の部材20が下流側に送り出されるように構成されている。
(プレス装置の構成)
プレス装置40は、図3に示すように、上下に配置されたプレス金型41およびダイテーブル42を有するダイセット43を備えており、テープ状の部材20がプレス金型41とダイテーブル42との間を走行するように構成されている。
このプレス装置40では、図4に示すように、テープ状の部材20の打ち抜き部21(図2参照)をダイテーブル42上に載置し、プレス金型41を下降させてダイテーブル42に当接させることにより、テープ状の部材20から打ち抜き部21を打ち抜くことができる。
また、プレス装置40には、テープ状の部材20の打ち抜き部21(図2参照)がダイテーブル42上に載置されたときに、テープ状の部材20の位置決め穴23(図2参照)に挿入される位置決めピン44が設けられている。
これにより、打ち抜き部21がダイテーブル42上に載置されたときには、位置決め穴23と位置決めピン44とがダイテーブル42上で必ず同じ位置に配置されることになり、ダイテーブル42上に載置された打ち抜き部21は、位置決めピン44によって位置が固定されることになる。
さらに、プレス装置40には、ダイセット43をテープ状の部材20の長手方向および幅方向に移動させるための駆動手段50が設けられている。
この駆動手段50は、図4(a)に示すように、テープ状の部材20の長手方向に軸方向が配置されたボールねじ51aが、ダイテーブル42の下部をテープ状の部材20の長手方向に貫通している雌ねじ穴52aに螺合されており、ボールねじ51aの一端に設けられたプーリー53aと、パルスモータやサーボモータ等の駆動モータ54aの駆動軸に取り付けられたプーリ−55aとに無端状のベルト56aが掛け渡されている。そして、駆動モータ54aの駆動軸を任意の方向に回転させることにより、その駆動力がベルト56aを介してボールねじ51aに伝達されて、ボールねじ51aが定位置で軸周りに回転し、ボールねじ51aのねじ溝に案内されたダイテーブル42がテープ状の部材20の長手方向に移動することになる。このとき、ダイテーブル42とともにプレス金型41も移動するように結合されており、駆動手段50によってダイセット43全体がテープ状の部材20の長手方向に移動するように構成されている。
また、駆動手段50では、ダイセット43をテープ状の部材20の長手方向に移動させる構成と同様にして、図4(b)に示すように、ダイセット43をテープ状の部材20の幅方向に移動させるように構成されている。つまり、テープ状の部材20の幅方向に軸方向が配置されたボールねじ51bが、ダイテーブル42の下部をテープ状の部材20の幅方向に貫通している雌ねじ穴52bに螺合されており、駆動モータ54bの駆動軸を任意の方向に回転させることにより、ボールねじ51bのねじ溝に案内されたダイセット43がテープ状の部材20の幅方向に移動するように構成されている。
(調整手段の構成)
調整手段30は、図5に示すように、テープ状の部材20の表面を撮影するためのCCD(Charge Coupled Device)カメラ31と、CCDカメラ31で撮影された画像に基づいて、テープ状の部材20の打ち抜き部21(図2参照)がダイセット43内に載置されたときに、打ち抜き部21の輪郭に沿って切断ラインが配置されるように、ダイセット43に対して移動の指示を与える制御部32とから構成されている。
CCDカメラ31は、テープ状の部材20の表面に向けて設置されており、テープ状の部材20の位置決め穴23および打ち抜き部21が撮影された撮影画像を、制御部32の位置検出手段33に出力するように構成されている。
制御部32は、図2および図5に示すように、CCDカメラ31の撮影画像から位置決め穴23と打ち抜き部21との位置関係を検出する位置検出手段33と、打ち抜き部21がダイセット43内に載置されたときに、打ち抜き部21の輪郭に沿って切断ラインが配置される位置までのダイセット43の移動量を算出する移動量算出手段34と、移動量算出手段34で算出された移動量に基づいて、ダイセット43に対して移動の指示信号を出力する移動指示手段35とから構成されている。
なお、制御部32は、既存のコンピュータによって構成されており、位置検出手段33、移動量算出手段34、および移動指示手段35は、与えられたプログラムに従ってCPU(Central Processing Unit)が処理を行うことにより実現される。
位置検出手段33は、図5および図6に示すように、CCDカメラ31の撮影画像から位置決め穴23と打ち抜き部21との位置関係を検出する手段である。具体的には、位置決め穴23の重心23aに対するループアンテナ13の角部13aの基準位置13bの相対的な位置を検出している。ここで、カートリッジメモリ10は、基板12の外周形状をループアンテナ13の外周形状に近似させており、打ち抜き部21を打ち抜く際に、ループアンテナ13を損傷させないことが重要であるため、本実施形態では、ループアンテナ13の位置に基づいて、打ち抜き部21の位置を検出している。
なお、本実施形態におけるループアンテナ13の角部13aは、ループアンテナ13の四隅のうち、図6の右上の角部13aとしている。また、角部13aに形成された円弧の円中心を角部13aの基準位置13bとしている。
移動量算出手段34は、図5に示すように、打ち抜き部21がダイセット43内に載置されたときに、打ち抜き部21の輪郭に沿って切断ラインが配置される位置までのダイセット43の移動量を算出する手段である。
ここで、打ち抜き部21がダイセット43内に載置されたときには、位置決め穴23とプレス装置40の位置決めピン44とが必ず同じ位置に配置される。
そこで、移動量算出手段34では、打ち抜き部21がダイセット43内に載置されたときに、打ち抜き部21の輪郭に沿って切断ラインが配置される位置までの位置決めピン44に対するダイセット43の相対的な移動量を、位置検出手段33で検出された位置決め穴23に対する打ち抜き部21の相対的な位置に基づいて算出している。
移動指示手段35は、図5に示すように、移動量算出手段34で算出された移動量に基づいて、ダイセット43の駆動手段50の各駆動モータ54a,54bに対して指示信号を出力することにより、ダイセット43をテープ状の部材20の長手方向や幅方向に移動させる手段である。
なお、本実施形態の移動量算出手段34では、ダイセット43内に配置された打ち抜き部21(図2参照)よりも数個前の打ち抜き部21におけるダイセット43の移動量を算出することになるため、移動指示手段35では、移動量算出手段34で算出された移動量を順次に蓄積して記憶し、打ち抜き部21がダイセット43内に配置されたときに、その打ち抜き部21に対応する移動量を抽出して、移動量に基づいた指示信号を出力するように構成されている。
(カートリッジメモリの打ち抜き方法)
次に、前記生産装置1(図3参照)を用いて、図2に示すテープ状の部材20から打ち抜き部21を打ち抜いてカートリッジメモリ10(図1参照)を生産する打ち抜き方法について説明する。
[撮影段階]
まず、図2および図3に示すように、送出リール2から送り出されたテープ状の部材20の表面を調整手段30のCCDカメラ31によって撮影し、位置決め穴23および打ち抜き部21が撮影された撮影画像を制御部32の位置検出手段33に出力する。
[位置検出段階]
そして、図5および図6に示すように、調整手段30から出力された撮影画像から、制御部32の位置検出手段33によって、位置決め穴23の重心23aとループアンテナ13の角部13aの基準位置13bとの位置関係を検出する。このように、位置決め穴23とループアンテナ13の角部13aとの位置関係を検出することにより、打ち抜き部21の位置を正確に検出することができる。
[調整段階]
また、移動量算出手段34では、図5に示すように、打ち抜き部21がダイセット43内に載置されたときに、打ち抜き部21の輪郭に沿って切断ラインが配置される位置までの位置決めピン44に対するダイセット43の移動量を、位置検出手段33によって検出された位置決め穴23と打ち抜き部21との位置関係に基づいて算出する。
さらに、移動量算出手段34によって算出された移動量に基づいて、移動指示手段35からダイセット43の駆動手段50に対して指示信号が出力され、打ち抜き部21がダイセット43内に載置されたときに、打ち抜き部21の輪郭に沿って切断ラインが配置される位置までダイセット43が移動する。
[打ち抜き段階]
その後、図2および図4に示すように、テープ状の部材20を下降させて打ち抜き部21をダイテーブル42上に載置する。このとき、位置決め穴23には位置決めピン44が挿入され、打ち抜き部21の位置がダイテーブル42上で固定される。
前記調整段階では、位置決め穴23と打ち抜き部21との位置関係に基づいて、位置決めピン44に対するダイセット43の相対的な位置を調整している。ここで、位置決め穴23と位置決めピン44とは同じ位置に配置されることから、打ち抜き部21をダイセット43内に載置したときに、ダイセット43の位置を調整したときの基準である位置決めピン44に対する打ち抜き部の位置関係が、位置決め穴23に対する打ち抜き部21の位置関係と一致しているため、ダイセット43内に載置された打ち抜き部21の輪郭に沿って正確に切断ラインが配置される。
そして、プレス金型41を下降させてダイテーブル42に当接させ、打ち抜き部21をループアンテナ13に沿って打ち抜くことにより、カートリッジメモリ10(図1参照)を生産する。
このように、本発明の打ち抜き方法では、ダイセット43の切断ラインが打ち抜き部21の輪郭に沿って正確に配置されているため、カートリッジメモリ10の加工精度を高めることができるとともに、歩留りを向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。例えば、本実施形態では、図4に示すように、ダイセット43をテープ状の部材20の長手方向および幅方向に移動させて位置を調整しているが、位置決め穴23と打ち抜き部21との位置関係に基づいて、ダイセット43を鉛直軸周りに回転させて位置を調整するように構成してもよい。この構成では、図2に示す位置決め穴23と、打ち抜き部21の2箇所の角部との位置関係を検出することにより、打ち抜き部21の向きを正確に検出し、打ち抜き部21の向きに対応させて、ダイセット43を鉛直軸周りに回転させて位置を調整することにより、カートリッジメモリ10(図1参照)の加工精度を高めることができる。
また、本実施形態では、図5および図6に示すように、位置検出手段33において、位置決め穴23の重心23aと、ループアンテナ13の角部13aの重心13bとの位置関係を検出することにより、位置決め穴23と打ち抜き部21との位置関係を検出しているが、打ち抜き部21に十字状の基準ライン等の基準マークをプリントし、位置決め穴23と基準マークとの位置関係を検出することにより、位置決め穴23と打ち抜き部21との位置関係を検出してもよい。
本実施形態の部品の打ち抜き方法によって生産されるカートリッジメモリを示した図で、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本実施形態の部品の打ち抜き方法に用いられるテープ状の部材を示した平面図である。 本実施形態の部品の打ち抜き方法に用いられる生産装置の概略図である。 本実施形態の部品の打ち抜き方法に用いられるプレス装置を示した図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本実施形態の部品の打ち抜き方法に用いられるプレス装置の制御部を示した概略図である。 本実施形態の部品の打ち抜き方法において打ち抜き部の位置を検出している態様を示した平面図である。
符号の説明
1 生産装置
10 カートリッジメモリ
20 テープ状の部材
21 打ち抜き部
23 位置決め穴
30 調整手段
31 CCDカメラ
32 制御部
33 位置検出手段
34 移動量算出手段
35 移動指示手段
40 プレス装置
41 プレス金型
42 ダイテーブル
43 ダイセット
44 位置決めピン
50 駆動手段

Claims (2)

  1. テープ状の部材の打ち抜き部を、ダイセットおよび位置決めピンを有するプレス装置によって打ち抜くことにより、部品を生産する部品の打ち抜き方法であって、
    前記テープ状の部材の位置決め穴および前記打ち抜き部を撮影する撮影段階と、
    前記撮影段階で得られた撮影画像から、前記位置決め穴と前記打ち抜き部との位置関係を検出する位置検出段階と、
    前記打ち抜き部が前記ダイセット内に載置されたときに、前記打ち抜き部の輪郭に沿って切断ラインが配置されるように、前記位置決め穴と前記打ち抜き部との位置関係に基づいて、前記位置決めピンに対する前記ダイセットの位置を調整する調整段階と、
    前記位置決めピンを前記位置決め穴に挿入した状態で、前記打ち抜き部を前記ダイセット内に載置し、前記ダイセットによって前記打ち抜き部を打ち抜いて部品を生産する打ち抜き段階と、を含むことを特徴とする部品の打ち抜き方法。
  2. 前記位置検出段階において、前記位置決め穴と前記打ち抜き部の角部との位置関係を検出することを特徴とする請求項1に記載の部品の打ち抜き方法。
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