JP2508510Y2 - フィルムテ―プ打抜き装置 - Google Patents

フィルムテ―プ打抜き装置

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JP2508510Y2
JP2508510Y2 JP1989093843U JP9384389U JP2508510Y2 JP 2508510 Y2 JP2508510 Y2 JP 2508510Y2 JP 1989093843 U JP1989093843 U JP 1989093843U JP 9384389 U JP9384389 U JP 9384389U JP 2508510 Y2 JP2508510 Y2 JP 2508510Y2
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film tape
tension
film
tape
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昭 小林
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はフィルムテープ打抜き装置に関する。
[従来の技術] 例えば、TAB(Tape Automated Bonding)方式と呼ば
れるICチップの実装技術では、ポリイミド膜やポリエス
テル膜等の樹脂膜からなるフィルムテープの1こまごと
に所定の形状の開口を形成すると共にフィンガリードを
パターン形成し、次いで開口にICチップを配置すると共
にフィンガリードにICチップのバンプ電極を接合し、次
いでフィルムテープを1こまごとに切断した後プリント
基板や液晶表示パネル等の電子部品に取り付けるように
している。したがって、このような技術分野では、フィ
ルムテープの1こまごとに所定の形状の開口を形成する
必要がある。
第5図はフィルムテープの1こまごとに所定の形状の
開口を形成するための従来のフィルムテープ打抜き装置
の概略を示したものである。
このフィルムテープ打抜き装置では、上型1及び下型
2の前段側と後段側とにそれぞれ設けられた搬送ロール
3、4が同期して矢印方向に一定量ずつ間欠的に回転す
ると、図示しない供給ロールから繰り出されたフィルム
テープ5が1こまずつ間欠的に搬送され、そしてフィル
ムテープ5が停止している状態において、まず上型1の
上方に設けられた2つのカメラ6でフィルムテープ5の
1こまごとに施された位置決めマーク(図示せず)を読
み取り、この読み取り結果に基づいてX−Y−θステー
ジ7が駆動して上型1及び下型2(またはフィルムテー
プ5)のX−Y−θの3軸の位置決めを行い、次いで上
型1が下降してフィルムテープ5が打抜かれることによ
り、フィルムテープ5の所定の箇所に所定の形状の開口
(図示せず)が形成され、この開口の形成されたフィル
ムテープ5が図示しない巻取ロールに巻き取られるよう
になっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来のこのようなフィルムテープ打抜
き装置では、フィルムテープ5と上型1及び下型2との
間の相対的な位置決めを行うために、フィルムテープ5
に施された位置決めマークを読み取るための2つのカメ
ラ6、上型1及び下型2(またはフィルムテープ5)の
位置決めを行うためのX−Y−θステージ7、及び2つ
のカメラ6による読み取り結果に基づいてX−Y−θス
テージ7の駆動制御を行うための制御手段が必要とな
り、このため装置が複雑で大型化し、コストも高くな
り、また1回の打抜きに要する時間が長くなってしまう
という問題があった。
この考案は上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、構成が簡単で小型化及び低コ
スト化を図ることができ、また1回の打抜きに要する時
間を短くすることのできるフィルムテープ打抜き装置を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] この考案は上述した課題を解決するために、位置決め
孔を有するフィルムテープを間欠的に搬送するととも
に、該フィルムテープをその搬送方向と直交する方向に
付勢してテンションを付与した状態とするフィルムテー
プ搬送手段と、このフィルムテープ搬送手段によって搬
送されるフィルムテープを所定の形状に打抜くための金
型と、フィルムテープの位置決め孔に対応して金型に設
けられたパイロット兼位置決めピンと、金型による打抜
きが行われる直前に、フィルムテープに対するフィルム
テープ搬送手段によるテンション付与状態を解除しフィ
ルムテープの位置決め孔にパイロット兼位置決めピンを
嵌合するテンション付与状態解除手段とを具備するよう
にしたものである。
[作用] この考案によれば、フィルムテープに対するフィルム
テープ搬送手段によるテンション付与状態がテンション
付与状態解除手段によって解除されると、この解除され
た箇所におけるフィルムテープが弛むので、このときフ
ィルムテープの位置決め孔とパイロット兼位置決めピン
とが若干ずれている場合には、フィルムテープの位置決
め孔がパイロット兼位置決めピンに相対的に嵌合しなが
らずれを矯正され、これによりフィルムテープの位置決
め孔がパイロット兼位置決めピンに相対的に所期の通り
嵌合されることになる。したがって、フィルムテープと
金型との間の相対的な位置決めを行うには、フィルムテ
ープに対するテンション付与状態をただ単に解除する構
成とすればよく、構成が簡単であり、ひいては小型化及
び低コスト化を図ることができ、また1回の打抜きに要
する時間を短くすることができることになる。
[実施例] 以下、実施例につきこの考案を詳細に説明する。
第1図及び第2図はこの考案の一実施例におけるフィ
ルムテープ打抜き装置の概略を示したものである。
このフィルムテープ打抜き装置は下型11及び上型12か
らなる金型13を備えている。このうち下型11は、ベース
21の上面に下型ダイ22が設けられ、この下型ダイ22の上
面の所定の4箇所に円錐形状のパイロット兼位置決めピ
ン23が設けられた構造となっている。下型ダイ22の第1
図中左側におけるベース21の上方には搬入側のテンショ
ンロール24が回転自在にかつ上下動自在に設けられてい
る。搬入側のテンションロール24は、その両側に突出し
たロール軸25とベース21との間に設けられたコイルスプ
リング26の力によって上方に付勢されている。第1図中
下型ダイ22のベース21の上部右側には搬出側のテンショ
ンロール27が回転自在にかつ上下動自在に設けられてい
る。搬出側のテンションロール27も、図示していない
が、搬入側のテンションロール24の場合と同様に、その
ロール軸とベース21との間に設けられたコイルスプリン
グの力によって上方に付勢されている。
上型12は、上型本体31の下面中央部にダイプレート32
が設けられ、このダイプレート32の下面中央部にダイガ
イド33が設けられ、このダイガイド33に上型ダイ34が抜
け止めされた状態で上下動自在に取り付けられ、この上
型ダイ34とダイプレート32との間にコイルスプリング35
が設けられた構造となっている。上型本体31の下面の搬
入側のテンションロール24のロール軸25(両側)と対向
する箇所にはテンション解除バー36が設けられており、
また上型本体31の下面の搬出側のテンションロール27の
ロール軸(両側)と対向する箇所にもテンション解除バ
ー37が設けられている。
搬入側のテンションロール24の第1図中左側には搬入
側の搬送ロール41が設けられている。搬出側のテンショ
ンロール27の第1図中右側には搬出側の搬送ロール42が
設けられている。これらの搬送ロール41、42は、図示し
ていないが、タイミングベルト等によって互いに連結さ
れ、ステップモータの駆動により、同期して矢印方向に
一定量ずつ間欠的に回転されるようになっている。搬入
側の搬送ロール41の前段側には供給ロール(図示せず)
が設けられている。供給ロールから繰り出されたフィル
ムテープ43は、搬送ロール41、テンションロール24、27
及び搬送ロール42をこの順で通過した後、搬出側の搬送
ロール42の後段側に設けられた巻取ロール(図示せず)
に巻き取られるようになっている。フィルムテープ43に
は1こまごとに、下型ダイ22上の4本のパイロット兼位
置決めピン23に対応して、4つの位置決め孔(図示せ
ず)が形成されている。
このフィルムテープ打抜き装置では、両搬送ロール4
1、42が同期して矢印方向に一定量ずつ回転すると、両
搬送ロール41、42間においフィルムテープ43が1こまず
つ間欠的にほぼ水平方向に搬送される。このとき、両テ
ンションロール24、27がコイルスプリング26等によって
上方(フィルムテープ43の搬送方向と直交する方向)に
付勢されているので、第1図及び第3図に示すように、
フィルムテープ43が所定のテンションを付与された状態
でパイロット兼位置決めピン23よりも所定の距離だけ上
方に離間した位置を通過する。
フィルムテープ43が1こまだけ搬送されて停止する
と、上型12がテンション解除バー36、37と共に下降す
る。すると、まず、テンション解除バー36、37の下端面
がテンションロール24、27のロール軸25を使用すること
により、第4図に示すように、テンションロール24、27
がコイルスプリング26の力に抗して押し下げられ、これ
に伴い両搬送ロール41、42間におけるフィルムテープ43
が弛んで自重により下降し、フィルムテープ43の4つの
位置決め孔が下型ダイ22上の4本のパイロット兼位置決
めピン23に相対的に嵌合される。このとき、フィルムテ
ープ43の4つの位置決め孔と4本のパイロット兼位置決
めピン23とが若干ずれている場合には、フィルムテープ
43の4つの位置決め孔が4本のパイロット兼位置決めピ
ン23に相対的に嵌合しながらずれを矯正されることにな
る。したがって、フィルムテープ43の4つの位置決め孔
と4本のパイロット兼位置決めピン23とが若干ずれてい
る場合であっても、フィルムテープ43の4つの位置決め
孔が4本のパイロット兼位置決めピン23に相対的に所期
の通り嵌合され、フィルムテープ43の1こまの位置決め
が所期の通り行われることになる。この後、上型ダイ34
と下型ダイ22とによってフィルムテープ43の1こまが打
抜かれ、フィルムテープ43の1こまの所定の箇所に所定
の形状の開口(図示せず)が形成される。
この後、上型12がテンション解除バー36、37と共に上
昇すると、コイルスプリング26等の力によってテンショ
ンロール24、27が第1図及び第3図に示す元の位置に戻
され、これに伴い両搬送ロール41、42間におけるフィル
ムテープ43に所定のテンションが再び付与されることに
なる。以下、上述した動作が繰り返されることにより、
フィルムテープ43の1こまごとに所定の形状の開口が形
成され、この開口の形成されたフィルムテープ43が巻取
ロールに巻き取られることになる。
なお、上記実施例では、テンションロール24、27を用
いてフィルムテープ43にテンションを付与した場合で説
明したが、搬送ロール41、42によりフィルムテープ43に
テンションを付与しながら搬送するようにしても良い。
ここで、テンションを付与するとは、フィルムテープ43
を搬送ロール41、42により搬送するために必要な程度に
フィルムテープ43を緊張することを意味し、このための
手段としては、必ずしもコイルスプリング26を用いるこ
とに限定はされない。例えば、カム等を用いて、テンシ
ョンロール24、27を上昇されても良い。また、パイロッ
ト兼位置決めピン23は上型12側に設けることもできる。
但し、この場合、パイロット兼位置決めピン23の先端が
フィルムテープ43の位置決め孔に嵌合してからフィルム
テープ43のテンションを解除するようにタイミングを調
整することが望まれる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、フィルムテ
ープに対するフィルムテープ搬送手段によるテンション
付与状態がテンション付与状態解除手段によって解除さ
れると、この解除された箇所におけるフィルムテープが
弛むので、このときフィルムテープの位置決め孔とパイ
ロット兼位置決めピンとが若干ずれている場合には、フ
ィルムテープの位置決め孔がパイロット兼位置決めピン
に相対的に嵌合しながらずれが矯正され、フィルムテー
プの位置決め孔をパイロット兼位置決めピンに相対的に
所期の通り嵌合させることができ、したがってフィルム
テープと金型との間の相対的な位置決めを行うには、フ
ィルムテープに対するテンション付与状態をただ単に解
除する構成とすればよく、構成が簡単であり、ひいては
小型化及び低コスト化を図ることができ、また1回の打
抜きに要する時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例におけるフィルムテープ打
抜き装置の概略正面図、第2図はこのフィルムテープ打
抜き装置の概略側面図、第3図はこのフィルムテープ打
抜き装置でフィルムテープにテンションが付与されてい
る状態を示す概略正面図、第4図はこのフィルムテープ
打抜き装置でフィルムテープへのテンション付与状態が
解除された状態を示す概略正面図、第5図は従来のフィ
ルムテープ打抜き装置の概略斜視図である。 11……下型、12……上型、23……パイロット兼位置決め
ピン、24、27……テンションロール、36、37……テンシ
ョン解除バー、41、42……搬送ロール、43……フィルム
テープ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】位置決め孔を有するフィルムテープを間欠
    的に搬送するとともに、該フィルムテープをその搬送方
    向と直交する方向に付勢してテンションを付与した状態
    とするフィルムテープ搬送手段と、 このフィルムテープ搬送手段によって搬送される前記フ
    ィルムテープを所定の形状に打抜くための金型と、 前記フィルムテープの位置決め孔に対応して前記金型に
    設けられたパイロット兼位置決めピンと、 前記金型による打抜きが行われる直前に、前記フィルム
    テープに対する前記フィルムテープ搬送手段によるテン
    ション付与状態を解除し前記フィルムテープの位置決め
    孔に前記パイロット兼位置決めピンを嵌合するテンショ
    ン付与状態解除手段とを具備してなるフィルムテープ打
    抜き装置。
JP1989093843U 1989-08-11 1989-08-11 フィルムテ―プ打抜き装置 Expired - Lifetime JP2508510Y2 (ja)

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JPS5927096B2 (ja) * 1980-10-31 1984-07-03 松下電器産業株式会社 キャリアフィルム打抜成型装置
JPS5976317U (ja) * 1982-11-16 1984-05-23 株式会社浅野研究所 トリミングプレス位置修正装置

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