JP2006209987A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 天板上に載置した被加熱調理器の温度を確実に検出することができ、また、被加熱容器の温度を検出する複数の温度センサのリード線の制御部への接続が容易であり、さらに、誘導加熱コイル又はこれにより温度が変化するコイル支持台やフェライトの温度を検出することにより、これらの温度があらかじめ定めた温度を超えたときは、誘導加熱コイルへの通電を停止するようにした加熱調理器を提供する。
【解決手段】 コイル支持台22上に誘導加熱コイル21が設けられた1個又は複数個の加熱部20、この加熱部20の駆動部57、冷却ファン59等が内部に設けられ、上面が開口した箱状の本体ケース2と、外周に天板枠が取付けられ、本体ケース2の上面開口部を覆って装着された天板10とを有し、加熱部20のコイル支持台22に、天板10の下面に当接又は近接して配設され被加熱容器60の温度を検出する複数の温度センサ41を設けると共に、複数の温度センサ41のリード線42を1個の共通端子56に接続した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、誘導加熱調理器に係り、より詳しくは、被加熱容器などの温度を検出する温度センサの取付構造に関するものである。
従来の誘導加熱調理器に、コイル保持台にリング状に加熱コイルを設けて、その中心の部品取付部に温度検出部及び温度ヒューズを設け、この温度検出部をトッププレートの下面に面接触するアルミ製の感熱板、茸形でアルミ製のケース内にサーミスタを封入してなる温度センサ、マイカ板製の座板、温度センサを上方に付勢するクッション材から構成され、クッション材及び座板の中心に温度センサの胴部が配置される貫通穴及び円形孔を設け、部品組付部に温度センサの頭部より径大のリード線導出孔を設け、感熱板に脚部を設けてスリットを通して係止させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、被感温部材と、被感温部材の温度を検出するセンサと、センサを被感温部材の方向に付勢する付勢用弾性部材と、付勢用弾性部材を介してセンサを支持する支持板と、支持板を係止するセンサ取付台とを備えたセンサ取付装置において、センサ取付台に、先端にヘッド部を有する複数の係合リブを設けるとともに、支持板にはヘッド部が挿入可能な挿入孔とこれに連結したヘッド部より径方向の幅が小さい回転孔を周方向に形成し、ヘッド部を挿入孔に挿入した後、支持板を回転することにより、付勢用弾性部材の圧縮反力によって回転孔の縁部がヘッド部の端面に押圧されて、支持板が軸方向に係止されるよう構成したセンサ取付装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−214680号公報 特開2001−70146号公報
特許文献1、2の構成では、複数の温度センサを設ける場合は、温度センサの接続端子をそれぞれコイル取付台の穴を通して取付けなければならないため、組立の作業性が悪い。また、温度センサの接続端子を温度を検出し、制御する温度検出回路基板へ接続するにあたり、接続端子が複数であると、接続位置が決められている場合には誤接続のおそれがあり、温度の検出に支障を来たすことがある。
さらに、コイル支持台の中心部に下方より温度センサを取付けるようにした構成においては、例えば、炊飯器のように、被感温容器(内鍋)が本体の内壁に規制されて位置決めされる場合や、温度センサと被感温容器とが直接接触する場合は問題ないが、誘導加熱調理器のように、温度センサと被感温容器との間に被感温容器を載置する天板(トッププレート)が設けられて、被感温容器の位置が規制されない構成では、温度検出が正確に行われない場合がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、天板上に載置した被加熱調理器の温度を確実に検出することができ、また、被加熱容器の温度を検出する複数の温度センサのリード線の制御部への接続が容易であり、さらに、誘導加熱コイル又はこれにより温度が変化するコイル支持台やフェライトの温度を検出することにより、これらの温度があらかじめ定めた温度を超えたときは、誘導加熱コイルへの通電を停止するようにした加熱調理器を提供することを目的としたものである。
本発明に係る加熱調理器は、コイル支持台上に誘導加熱コイルが設けられた1個又は複数個の加熱部、該加熱部の駆動部、冷却ファン等が内部に設けられ、上面が開口した箱状の本体ケースと、外周に天板支持枠が取付けられ、前記本体ケースの上面開口部を覆って装着された天板とを有し、前記加熱部のコイル支持台に、前記天板の下面に当接又は近接して配設され被加熱容器の温度を検出する複数の温度センサを設け、前記複数の温度センサのリード線を1個の共通端子に接続したものである。
また、本発明に係る加熱調理器は、上記のコイル支持台に、誘導加熱コイル、コイル支持台又はこのコイル支持台に設けたフェライトの温度を検出する温度センサを設け、この温度センサのリード線を他の温度センサのリード線と共に1個の共通端子に接続したものである。
本発明に係る誘導加熱調理器は、加熱部にそれぞれ複数の温度センサを設けたことにより、被加熱容器が天板上の載置部からずれて載置された場合でも、被加熱容器の温度を確実に検出することができる。
また、複数の温度センサのリード線を1個の共通端子に接続するようにしたので、リード線の誤接合がなく、制御部への接続も容易である。
さらに、誘導加熱コイル、又はこれによって温度が変化するコイル支持台やフェライトの温度を検出する温度センサを設けたので、なんらかの理由で被加熱容器の温度を検出する温度センサからの検出信号が制御部へ送信されず、誘導加熱コイルの温度制御ができなくなった場合でも、誘導加熱コイル又はコイル支持台やフェライトの温度があらかじめ定めた温度より高くなったときは、これらの温度検出信号に基いて制御部は誘導加熱コイルへの通電を停止するようにしたので安全である。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の斜視図、図2は図1の断面図、図3は図2の加熱部の断面図、図4は図3の一部拡大図、図5は図3の上面図、図6は同じく下面図、図7は一部を省略した図3の分解斜視図である。なお、図7は図3と上下を逆にして示してある。
誘導加熱調理器1は、有底で上面が開口された箱状の本体ケース2と、本体ケース2の開口部を覆うように装着された天板10とからなっている。
そして、本体ケース2の前面側には、電源スイッチや火力、タイマー等を操作するダイアルを備えた操作部3が設けられており、この操作部3と並設されて引出し式のグリル4が設けられている。また、操作部3の後部側に段部を介して立設された縦壁には吸気穴5が設けられている。
そして、本体ケース2内には、円形のコイル支持台22上に渦巻状の誘導加熱コイル21が設置された1台又は複数台の加熱部20が設けられており、コイル支持台22に設けた複数の温度センサユニット取付部23には、天板10上に載置された被加熱容器60の温度を検出する温度センサユニット40が装着されている。57は基板に電子部品等が搭載されて加熱部20を駆動し火力を調整する制御部、59は加熱部20や制御部57等を冷却する冷却ファンである。なお、30はコイル支持台22の背面(下面)の中心部及びその外側に放射状に設けられ、誘導加熱コイル21からの磁気の漏洩を防止するフェライトである。
天板10は例えばガラス板の如き非磁性材からなり、外周には天板支持枠11が取付けられている。そして、天板10上には、本体ケース2内に設けた加熱部20に対応して、被加熱容器60の載置部12a,12b,12cが印刷により設けられている。また、天板10の前面側には、操作パネル3と連動して火力やタイマーの表示体を目視する表示窓13が設けられており、後部側には排気カバー14で覆れた排気口が設けられている。
次に、図3〜図7により、温度センサユニット40、及びこの温度センサユニット40をコイル支持台22に取付けるための温度センサユニット取付部23について説明する。
コイル支持台22には複数の開口部24が設けられており、この開口部24の下面には開口部24の半径方向の幅より大径の円筒部25が突設され、この円筒部25には先端部に係止爪27を有する係止片26a,26bが設けられている。そして、これら開口部24、円筒部25及び係止片26a,26bにより、温度センサユニット取付部23が形成される。
温度センサユニット40において、41は例えばサーミスタの如き温度センサ、42はそのリード線である。43は温度センサ41を収容して保持する円筒状のホルダで、軸方向の中央部近傍の外周にはフランジ状のストッパ44が設けられており、温度センサ41は上方からホルダ43内に挿入されて保持され、リード線42は下部から外部に取出されている。
45は円板状の支持板で、中心部にはホルダ43の下部が摺動自在に挿入される穴46が設けられている。また、穴46の外周にはばね座47が形成され、さらにその外周には凹溝48が形成されており、この凹溝48には温度センサユニット取付部23の係止片26a,26bの係止爪27が係止される係止部49が設けられている。
50はホルダ43のストッパ44と、支持板45のばね座47との間に介装されたホルダ43の付勢手段であるコイルばねで、ホルダ43、したがって温度センサ41を常時上方に付勢する。なお、コイルばね50によるホルダ43の付勢のストロークは、ストッパ44がコイル支持台22に当接することにより規制される。56はコイル支持台22に設けた複数の温度センサ41のリード線42が一括して接続される共通端子である。
次に、上記のように構成した温度センサユニット40のコイル支持台22への取付手順の一例について説明する。
先ず、ホルダ43に上方から温度センサ41を挿入して取付け、リード線42をホルダ43の下方から引き出す。ついで、ホルダ43の下部を支持板45の穴46に挿入すると共に、ホルダ43のストッパ44と支持板45のばね座47との間にコイルばね50を配置する。そして、ホルダ43の上部をコイル支持台22の開口部24に下から挿入すると共に、支持板45の凹溝48に係止片26a,26bの係止爪27を挿入し、支持板45を回転させてその係止部49を係止爪27に係止させる。
このようにして、コイル支持台22に設けた複数の温度センサユニット取付部23にそれぞれ温度センサユニット40を装着し、各温度センサ41のリード線42を共通端子56に接続する。そして、この共通端子56を図2に示すように、制御部57の基板に設けた端子台58に接続すれば、温度センサユニット40の取付けが終了する。なお、このとき、温度センサ41はコイルばね50に付勢されて天板10の下面に当接し、又は近接して位置する。
なお、温度センサユニット取付部23への温度センサユニット40の取付手段は上記の構造に限定するものではなく、例えば支持板45に係止穴を設けて係止片26a,26bの係止爪27に係止させ、あるいは温度センサユニット取付部23の係止片26a,26bを省略して円筒部25を延長すると共に、支持板45に係止爪を有する係止片を設け、この係止爪を円筒部25に設けた係止穴に係止させるなど、適宜変更することができる。
上記のように構成した本実施の形態によれば、温度センサユニット40をコイル支持台22の下から取付けるようにしたので、取付作業が容易である。
また、コイル支持台22に設けた複数の温度センサ41のリード線42を、1個の共通端子56に纏めて接続するようにしたので、この共通端子56を制御部58の端子台58aに接続するだけで各温度センサ41の制御部58への接続が完了するため、接続作業がきわめて簡単であり、誤接続することもない。
さらに、複数の温度センサ41をコイル支持台22に設けてそれぞれ天板10に当接又は近接させるようにしたので、被加熱容器60を天板10上の載置部12a〜12cからずれた位置に載置した場合でも、被加熱容器60の温度を確実に検出することができる。
[実施の形態2]
図8は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の加熱部の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態は、複数の温度センサユニット40を1個の支持板45aによりコイル支持台22に取付けるようにしたものである。なお、本実施の形態においては、誘導加熱コイル22を内、中、外の3つのリング状に形成してコイル支持台22上に取付け、これら誘導加熱コイル21の間に実施の形態1の場合と同様に温度センサユニット取付部23を形成した。また、支持板45aには、この温度センサユニット取付部23に対応して、実施の形態1の場合と同様にそれぞれ穴46、ばね座47、凹溝48及び係止部49を設けた。
本実施の形態による温度センサユニット40のコイル支持台22への取付手順、作用、効果は、実施の形態1の場合とほぼ同様である。
図9は本実施の形態の加熱部20の他の例の断面図である。本例においても、1個の支持板45bにより複数の温度センサユニット40をコイル支持台22に取付けるようにしたものであるが、コイル支持台22及び支持板45bの構造を一部変更したものである。
コイル支持台22は、温度センサユニット取付部23の円筒部25に設けた係止片26a,26bを省略すると共に、中心部近傍及び外周部近傍に先端部に係止爪29を有する複数の係止片28をそれぞれ設けた。
また、支持板45bの中心部近傍及び外周部近傍に、コイル支持台22の係止片28の係止爪30が係止する係止部51をそれぞれ設けると共に、温度センサユニット40のホルダ43の下部が挿入される穴46の外周にばね座47だけを設けたものである。
本例に係る温度センサユニット40をコイル支持台22に取付けるには、コイル支持台22に設けた開口部24に、温度センサ41が取付けられたホルダ43をそれぞれ下から挿入し、支持板45bの穴46を各ホルダ43の下部にそれぞれ嵌入すると共に、ホルダ43のストッパ44と支持板45bのばね座47との間にコイルばね50を配置する。
そして、支持板45bの各係止部51をコイル支持台22の係止片28の係止爪29を係止させて支持板45bをコイル支持台22に取付け、各温度センサ41のリード線42を1個の共通端子56に接続する。
本例の作用、効果は、図8の場合と同様である。
[実施の形態3]
図10は本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の加熱部の断面図、図11は図10の下面図、図12は一部を省略した図10の分解斜視図で、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。なお、図12は図10と上下を逆にしてある。
本実施の形態に係る加熱部20の構成は、実施の形態1の加熱部20とほぼ同様であるが、一部又は全部の支持板45に誘導加熱コイル21の温度を検出する温度センサ54を設けたものである。
本実施の形態においては、温度センサユニット40をコイル支持台22に取付ける支持板45の一方の側に、上方に延びる垂直部とその上端部に直交して設けられた水平部とからなるL字状の取付腕52が設けられており、水平部は支持板45をコイル支持台22に取付けたときに、その上面がコイル支持台22の上面とほぼ同一平面になるような高さに選ばれている。この取付腕52の水平部の長手方向には上面に開口する凹溝53が設けられており、凹溝53の両端部には貫通穴53a,53bが設けられている。
温度センサ54はほぼ逆U字状に形成されて、腕部52の凹溝53内に収容され、そのリード線55は貫通穴53a,53bから下方に取り出されている。
このように構成した本実施の形態においては、支持板45により温度センサユニット40をコイル支持台22に取付けると、腕部52の水平部がコイル支持台22の開口部24a内に挿入されて保持され、温度センサ54は誘導加熱コイル21に当接又は近接して位置する。そして、温度センサ54のリード線55は、他の温度センサ41のリード線42と共に、1個の共通端子56に接続される。
本実施の形態においては、温度センサユニット40に設けた温度センサ41により、天板10上に載置された被加熱容器60の温度を検出して検出信号を制御部57に送信し、制御部57はこの信号に基いて通電量を調整し、温度(火力)制御を行う。このとき、腕部52に設けた温度センサ54は作動しない。若し、信号線の故障その他の理由により温度センサ41が不動作になり、あるいは検出信号が制御部57に送信できなくなると、誘導加熱コイル21の温度が制御部57に伝達されないため温度制御ができなくなり、誘導加熱コイル21の温度が上昇する。そして、誘導加熱コイル21の温度があらかじめ定めた温度を超えると温度センサ54が作動し、誘導加熱コイル21の温度を検出してその検出信号を制御部57へ送信する。これを受けた制御部57は誘導加熱コイル21への通電を停止する。
この場合、温度センサ54も常時誘導加熱コイル21の温度を検出してその検出信号を制御部57に送信し、この検出信号があらかじめ定めた温度を超えたときは、誘導加熱コイル21への通電を停止するようにしてもよい。
このように、本実施の形態によれば、誘導加熱コイル21があらかじめ定めた温度を超えたときは、被加熱容器60の温度を検出する温度センサ41とは別に設けた温度センサ54によりこれを検出し、誘導加熱コイル21への通電を停止するようにしたので、誘導加熱コイル21の温度上昇を防止することができ、安全である。
[実施の形態4]
図13は本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器の加熱部の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態に係る加熱部20の構成は、実施の形態1の加熱部20の構成とほぼ同様であるが、一部の温度センサユニット40aの構造を変更して、誘導加熱コイル21の温度を検出するようにしたものである。
本実施の形態は、コイル支持台22に取付けた複数の温度センサユニット40のうち、一部の温度センサユニット40aのホルダ43aを、他のホルダ43より短かくしたものである。
このように構成した温度センサユニット40aを、他の温度センサユニット40と同様に、温度センサ41が収容されたホルダ43aの上部を、誘導加熱コイル21の直下に位置する開口部24に挿入し、支持板45によりコイル支持台22に取付けて、そのリード線42を共通端子56に接続する。このとき、温度センサ41の上面はコイル支持台22とほぼ同一平面上に位置し、誘導加熱コイル21に当接し、又は近接して保持される。
本実施の形態の作用、効果は、実施の形態3の場合とほぼ同様である。
[実施の形態5]
本実施の形態は、実施の形態3の温度センサ54を保持する腕部52、又は実施の形態4の温度センサ41を保持するホルダ43aの構造を若干変更して、コイル支持台22又はコイル支持台22の下面に設けたフェライト30に当接又は近接して配置したものである。
そして、これら温度センサ41,54によるコイル支持台22又はフェライト30の温度検出信号が、あらかじめ定めた温度を超えたときは誘導加熱コイル21の温度が上昇したと判断し、制御部57が誘導加熱コイル21への通電を停止するようにしたものである。
本実施の形態においても、実施の形態3,4とほぼ同様の効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の斜視図である。 図1の断面図である。 図2の加熱部の断面図である。 図3の一部拡大図である。 図3の上面図である。 図3の下面図である。 一部を省略した図3の分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の加熱部の断面図である。 実施の形態2の他の例の加熱部の断面図である。 本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の加熱部の断面図である。 図10の下面図である。 一部を省略した図10の分解斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器の加熱部の断面図である。
符号の説明
1 誘導加熱調理器、2 本体ケース、3 操作部、10 天板、11 天板支持枠、20 加熱部、21 誘導加熱コイル、22 コイル支持台、23 温度センサユニット取付部、30 フェライト、40,40a 温度センサユニット、41,54 温度センサ、42,55 リード線、43,43a ホルダ、45,45a,45b 支持板、50 コイルばね(付勢手段)、52 取付腕、56 共通端子、57 制御部、58 端子台、60 被加熱容器。

Claims (7)

  1. コイル支持台上に誘導加熱コイルが設けられた1個又は複数個の加熱部、該加熱部の駆動部、冷却ファン等が内部に設けられ、上面が開口した箱状の本体ケースと、外周に天板支持枠が取付けられ、前記本体ケースの上面開口部を覆って装着された天板とを有し、
    前記加熱部のコイル支持台に、前記天板の下面に当接又は近接して配設され被加熱容器の温度を検出する複数の温度センサを設けると共に、前記複数の温度センサのリード線を1個の共通端子に接続したことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記加熱部のコイル支持台に、誘導加熱コイルに当接又は近接して配置され、前記誘導加熱コイルの温度を検出する温度センサを設け、該温度センサのリード線を他の温度センサのリード線と共に1個の共通端子に接続したことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記加熱部のコイル支持台に、該コイル支持台又は該コイル支持台に設けたフェライトに当接又は近接してこれらの温度を検出する温度センサを設け、該温度センサのリード線を他の温度センサのリード線と共に1個の共通端子に接続したことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記コイル支持台に設けた複数の開口部の下面にそれぞれ設けた取付部と、温度センサが上部に収容された円筒状のホルダ、該ホルダを前記コイル支持台の取付部に取付ける支持板、及び該支持板と前記ホルダとの間に介装され前記ホルダを上方に付勢する付勢手段からなる複数の温度センサユニットとを有し、
    前記ホルダの上部を前記コイル支持台の開口部から突出させて該ホルダを前記支持板により前記コイル支持台にそれぞれ取付けたことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記温度センサが収容された複数のホルダと付勢手段とを、1個の支持板によりコイル支持台に取付けたことを特徴とする請求項4記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記温度センサユニットの一部又は全部の支持板に取付腕を設け、該取付腕に誘導加熱コイル、コイル支持台又はフェライトの温度を検出する温度センサを取付けたことを特徴とする請求項2、3、4のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記誘導加熱コイルの温度を検出する温度センサが収容されるホルダを他のホルダより短かく形成し、該ホルダに収容されてコイル支持台上に設けた誘導加熱コイルの温度を検出する温度センサを設けたことを特徴とする請求項2、4、5のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
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