JP2685408B2 - 電子調理器の温度感知素子取付装置 - Google Patents

電子調理器の温度感知素子取付装置

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JP2685408B2
JP2685408B2 JP6026954A JP2695494A JP2685408B2 JP 2685408 B2 JP2685408 B2 JP 2685408B2 JP 6026954 A JP6026954 A JP 6026954A JP 2695494 A JP2695494 A JP 2695494A JP 2685408 B2 JP2685408 B2 JP 2685408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子調理器に関し、
特に磁気誘導加熱方式の電子調理器において、温度感知
素子取付装置に調理容器支え板の表面温度を感知するサ
ーミスタを取り付けることはもとより、ワーキングコイ
ルを押えて、コイル支え板からのワーキングコイルの離
脱を防止するコイル押片を一体に形成した電子調理器の
温度感知素子取付装置に関するものである。
【0002】また、上記サーミスタの不良の際は、電子
調理器の内部温度が指定温度以上に上る時には、電源を
遮断するサーマルヒューズを手易く取り付けることがで
きるようにしたのである。
【0003】
【従来の技術】磁気誘導加熱方式の電子調理器は、コイ
ル支え板に取り付けられたワーキングコイル(加熱コイ
ル)に流れる渦流電流の損失によって直接金属容器を加
熱するようにして各種の飲食物を簡便に調理できる器具
である。
【0004】このような電子調理器には、温度による制
御のため、温度感知素子のサーミスタを具えている。こ
のサーミスタは調理容器の温度をより正確に感知するた
めに、調理容器を載置できるトッププレートに密着され
るように設ける。
【0005】日特開昭62−143387号の電子誘導
加熱調理器には、内部に加熱コイルが設けられ、上面に
調理容器を載置できるトッププレートを具え、調理容器
の温度を感知する温度センサをトッププレートに設けた
電子誘導加熱調理器が開示されている。上記公報によれ
ば、図7に示すごとく、サーミスタ15が導熱金属ケー
ス14内に封入された温度センサ16がトッププレート
12に設けられている。
【0006】図中の符号9は電子誘導加熱調理器の本体
であり、10は加熱コイル、11は制御部、13は凹
部、17は調理容器、18は台所家具の天板である。
【0007】このように構成された電子調理器において
は、通常、調理容器からトッププレートを通して伝達さ
れた温度を上記サーミスタが感知し、電子調理器の制御
部では、上記温度センサにより感知された温度が第1指
定温度(約320℃)以上に上ると、調理器の動作が止
まるようにする。
【0008】以後、上記電子調理器の制御部は、温度が
第2指定温度(約200℃)以下のとき、再セッティン
グを行うと、電子調理器を再動作させる。
【0009】一方、上記サーミスタの不良などにより電
子調理器の内部が過熱されると、内部のワイヤ及び部品
素子に異常が生じるが、これの防止のためサーマルヒュ
ーズが具えられる。このヒューズは電子調理器の内部温
度が所定温度(約130℃)以上になると開放され、上
記加熱コイル(ワーキングコイル)に入力される電源を
遮断させる。
【0010】上記のごとき電子調理器の場合、ワーキン
グコイルの設けられるコイル支え板の単品だけでは、サ
ーミスタとサーマルヒューズを同時に取り付けることが
できないため、別の取付装置が必要となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記サーミ
スタとサーマルヒューズを夫々電子調理器に設けるとす
れば、構造が複雑になるという問題点があった。さら
に、ワーキングコイルはエポキシ樹脂などの接着剤によ
り、電子調理器のコイル支え板に付着させることになる
が、電子調理器の動作時に生ずる高熱により、ワーキン
グコイルがコイル支え板から分離される現象が生じた。
これの防止のため、別の支持台を用いてワーキングコイ
ルを押えて固定させた。
【0012】しかしながら、上記支持台は外側のワーキ
ングコイルだけを押えて固定させたため、内側のワーキ
ングコイルが調理の際に、高熱により分離される問題点
があった。このような問題点を解決するためには、内側
のワーキングコイルを固定させる別の装置が必要となる
が、これは部品数を増加させ、組立てが難しく、生産性
の低下などの問題点を来した。
【0013】
【発明の目的】上記のごとき従来の問題点の改善のため
なされたこの発明においては、上記サーミスタとサーマ
ルヒューズを簡便に取り付けるとともに、内側に設けた
ワーキングコイルの外れるのを防止する電子調理器の温
度感知素子取付装置の提供にその目的がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明による電子調理器の温度感知素子取付装置
は、コイル支え板の上部に設けられたワーキングコイル
と、調理容器を載置できる調理面と、温度センサが具え
られた電子調理器において、上記温度センサを固定する
ための挿入ホールを形成されたホルダと、上記コイル支
え板の上部に設けられたワーキングコイルを押えて固定
させる少なくとも2ヶ以上のコイル押片が一体に形成さ
れた構成である。また、ホルダにはサーマルヒューズ挿
入溝が形成されている。
【0015】
【実施例】以下、この発明による一実施例について添付
図面に沿って詳述する。図1において、温度感知素子取
付装置のホルダ1は所定の厚さをもつ円形である。2
a,2bはワーキングコイルの内側コイルを押えてコイ
ル支え板に密着されるようにするコイル押え片である。
【0016】ホルダ1とコイル押え片2a,2bは一体
に形成され、コイル押え片2a,2bはホルダ1から放
射状に形成されている。コイル支え板12はホルダ1の
円周面近所の上部から外側へ突出形成されている。
【0017】一方、ホルダ1の中央にはホール40が形
成され、ホルダ1の中央からある一側へ外れた部分、つ
まり円周面接した部分にはサーミスタを固定する挿入ホ
ール3が形成され、挿入ホール3の両側にはホルダ1の
円周面から内方へ切開されたリード線ガイド溝4a,4
bが形成されている。
【0018】この際、上記リード線ガイド溝4aと4b
との間には延長部20を形成する。さらに、リード線ガ
イド溝4bの一側には、ホルダ1の円周面から内方へ切
開されたサーマルヒューズ挿入溝5が形成されている。
【0019】図2において、22は突出部であって、ホ
ルダ1より小径で、厚く、延長部20に一体に連結され
ている。図2によれば、コイル押え片2a,2bがホル
ダ1の上部面より上方へ突出されており、リード線ガイ
ド溝4aと4b間に形成された延長部20は、ホルダ1
と突出部22の厚さより厚いのが解り得る。
【0020】図3によれば、中央にホール40を形成さ
れたホルダ1の上側面にはコイル押え片2a,2bが形
成され、この際、コイル押え片2bはサーマルヒューズ
挿入溝15の上側に形成されている。
【0021】一方、サーミスタはガイドシャフトを有す
るサーミスタブラケットに内装されているが、リード線
ガイド溝4aと4bの間に形成された挿入ホール3はス
プリング挿入ホール3aと、サーミスタブラケットのガ
イドシャフトが挿入されるガイドシャフト挿入ホール3
bとに区分される。つまり、スプリング挿入ホール3a
は、ホルダ1の上側面から所定の深さを持つ円筒形であ
り、ガイドシャフト挿入ホール3bは、スプリング挿入
ホール3aより小径の円筒形であって、スプリング挿入
ホール3aの中央からホルダ1の底面を通り付ける円筒
形である。
【0022】図4において、ホール40の周囲にはリン
グ形状の突出部22が形成されており、ガイドシャフト
挿入ホール3b側へ延長されている。突出部22の周囲
には凹溝23が形成され、また、凹溝23の周囲には多
数個の締付溝30a〜30dが形成されている。
【0023】ここで、多数個の締め付け溝30a〜30
はホルダ1をコイル支え板に固定させるものであり、
ホルダ1の底面に形成された突出部22と凹溝23は、
ホルダ1がコイル支え板でスライディングせずに固定さ
れるべくするためのものである。
【0024】図5において、緩衝スプリング9はサーミ
スタブラケット7の下部に形成されたガイドシャフト8
に嵌入されたままホルダ1の上側面に形成されたスプリ
ング挿入ホール3aに挿入される。E−リング10はサ
ーミスタブラケット7の上部を押えると、緩衝スプリン
グ9が押えられつつガイドシャフト8がホルダ1の下部
へ突出されるが、この際、ガイドシャフト8の下端部に
形成されたリング溝8aに嵌入されるようになる。この
際、サーミスタブラケット7に内装されたサーミスタの
リード線6a,6bは、ホルダ1の円周面に形成された
ガイド溝4a,4b内に位置される。
【0025】また、サーマルヒューズ13はホルダ1の
円周面に形成された挿入溝5に設けられる。
【0026】上記のごとく組立てられた温度感知素子取
付装置1は、内外側ワーキングコイル11a,11bが
設けられているコイル支え板12の中央部に嵌設され
る。この際、コイル支え板12の中央部分に形成された
突出片25は、ホルダ1の底面に形成されている凹溝2
3に嵌挿される。
【0027】また、図示のないねじなどをコイル支え板
12に形成された各締付溝32を通してホルダ1の低面
に形成された締付溝30a〜30dに締め付けることに
より、温度感知素子取付装置1はコイル支え板12に設
けられる。
【0028】図6において、ホルダ1の円周面外側へ突
出されたコイル押え片2a,2bが内側コイル11aの
上部を押えて支持するようになる。
【0029】一方、図5においてすでに述べたように、
温度感知素子取付装置1の結合されたコイル支え板12
の上部には調理容器支え板21が設けられる。この際、
熱伝導性の良好な材質(例えば、アルミニウム)で形成
されたサーミスタ取付ブラケット7は緩衝スプリング9
により上部へ移動され、上端が調理容器支え板21の下
端に密着される。調理容器支え板21の上部には調理容
器20が載置される。
【0030】符号18は、サーミスタブラケット7に内
装されたサーミスタと電子調理器を制御させるためのコ
ネクタである。
【0031】
【発明の効果】上述のように、この発明による電子調理
器の温度感知素子取付装置は、過熱による変形されやす
い内側コイルを堅固に支持する機能を果すことはもとよ
り、サーミスタとサーマルヒューズを容易に設けること
ができる。したがって、ワーキングコイルの離脱を防止
し、サーミスタとサーマルヒューズを簡便に設置できる
効果がある。なお、この発明はこの発明の範囲から外れ
ることなく種々の変形が実施できることは明らかであ
る。特に、上述ではサーミスタがガイドシャフトをもつ
ブラケットに内装されている場合についてのみ述べた
が、サーミスタの取付状態にしたがって、ホルダのリー
ド線ガイド溝間に形成された挿入溝の形状はさまざまに
変形されうるのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による電子調理器の温度感知素子取付
装置の斜視図。
【図2】同上の側面図。
【図3】同上の平面図。
【図4】同上の低面図。
【図5】この発明による電子調理器の分解斜視図。
【図6】同上の結合状態を示すための一部切開の側断面
図。
【図7】従来の電子誘導加熱調理器の断面図。
【符号の説明】
1 ホルダ 2a,2b コイル押え片 3a スプリング挿入ホール 3b ガイドシャフト挿入ホール 4a,4b リード線ガイド溝 5 サーマルヒューズ挿入溝 6a,6b リード線 7 サーミスタブラケット 8 ガイドシャフト 9 緩衝ばね 10 E−リング 11a,11b ワーキングコイル 12 コイル支え板 13 サーマルヒューズ 20 金属調理容器 21 調理容器支え板

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル支え板の上部に設けられたワーキ
    ングコイルと、調理容器を載置できる調理面と、温度セ
    ンサが具えられた電子調理器において、上記温度センサ
    を固定するための挿入ホール、及びサーマルヒユーズを
    挿入できる溝が形成されたホルダと、上記コイル支え板
    の上部に設けられたワーキングコイルを押えて固定させ
    る少なくとも2ヶ以上のコイル押え片と、が一体に形成
    されて成る電子調理器の温度感知素子取付装置。
  2. 【請求項2】 上記挿入ホールの両側には、上記温度セ
    ンサからリードされた線を取り付けるリード線ガイド溝
    が形成されている請求項1に記載の電子調理器の温度感
    知素子取付装置。
  3. 【請求項3】 上記挿入ホールは、ホルダの中央からあ
    る一側へ外れた部分に形成された請求項1又は3に記載
    の電子調理器の温度感知素子取付装置。
  4. 【請求項4】 上記ホルダの中央には、中央ホールが形
    成されている請求項4に記載の電子調理器の温度感知素
    子取付装置。
JP6026954A 1993-02-24 1994-02-24 電子調理器の温度感知素子取付装置 Expired - Fee Related JP2685408B2 (ja)

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