JP2006206004A - ウインドシールドガラスの支持構造 - Google Patents

ウインドシールドガラスの支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 こもり音を効果的に低減することができるウインドシールドガラスの支持構造を得る。
【解決手段】 ウインドシールドガラスの支持構造10では、ウインドシールドガラス16の前下端16Aが車幅方向の全幅に亘りカウル部12の上端において支持されている。カウル部12は、上部を構成するカウルアウタ22と下部を構成するカウルインナ18とで、車体前方に向けて開口している。カウル部12を車幅方向に3等分する各位置には、カウルアウタ22とカウルインナ18とを連結して該カウル部12とで閉断面を形成するブレース26がそれぞれ配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動車のフロントウインドシールドガラスを車体に対し支持するためのウインドシールドガラスの支持構造に関する。
近年、自動車に衝突した歩行者を保護するために、フロントウインドシールドガラスの下端を支持するカウル部の剛性を下げた構造が採用されてきている。この構造の採用によって問題となる、フロントウインドシールドガラスの振動に伴うこもり音を低減するための対策が考えられている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、カウル部における2次モード振動の腹となる位置にステイ部材を設けることで該カウル部を部分的に補強し、衝撃吸収性を確保しつつフロントウインドシールドガラスの2次モード振動自体を抑えて、こもり音の発生を抑制するようになっている。
特開2003−327165号公報(第2実施形態) 特開平11−11351号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、歩行者保護の観点からステイ部材によるカウル部の剛性向上には限界があり、フロントウインドシールドガラスの振動を一層低減してこもり音を抑制するためには、さらに改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮して、こもり音を効果的に低減することができるウインドシールドガラスの支持構造を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係るウインドシールドガラスの支持構造は、車体前方に向けて開口し、上端においてウインドシールドガラスの前下端を車幅方向の全幅に亘り支持するカウル部と、前記カウル部を車幅方向又は前記フロントウインドシールドガラスの前縁形状に沿って3等分する位置で、それぞれ前記カウル部の上部と下部とを連結して該カウル部とで閉断面を形成する一対の補強部材と、を備えている。
請求項1記載のウインドシールドガラスの支持構造では、カウル部に設けた一対の補強部材によって、フロントウインドシールドガラスにおける車幅方向又は湾曲した前縁形状に沿う長さを略3等分する位置の変位が抑制される。このため、車室内空気の部分的な体積変化を生じさせ易いフロントウインドシールドガラスの1次モードの振動、2次モードの振動振幅が抑えられ、こもり音が低減される。また、一対の補強部材にてカウル部(フロントウインドシールドガラス)を部分的に補強するため、該カウル部の剛性が必要以上に増大してしまうこともない。
このように、請求項1記載のウインドシールドガラスの支持構造では、こもり音を効果的に低減することができる。なお、カウル部と補強部材とで形成する閉断面構造の上に(前後にオフセットすることなく)フロントウインドシールドガラスの支持部が位置することが望ましい。
請求項2記載の発明に係るウインドシールドガラスの支持構造は、請求項1記載のウインドシールドガラスの支持構造において、前記補強部材は、車体後方側に屈曲したフランジ部を有し、該フランジ部において前記カウル部の上部に固定されている。
請求項2記載のウインドシールドガラスの支持構造では、補強部材の上端に設けられた後向きのフランジがカウル部の上部に固定されているため、該固定部位廻りにカウル部の上下の振動を打ち消す方向のモーメントが作用する。このため、カウル部上部すなわちフロントウインドシールドガラスの振幅を一層低減することができる。
請求項3記載の発明に係るウインドシールドガラスの支持構造は、請求項1記載のウインドシールドガラスの支持構造において、前記補強部材は、前記カウル部の上端から一体に延設され、自由端が前記カウル部の下部に固定されている。
請求項3記載のウインドシールドガラスの支持構造では、カウル部の上端から延設された補強部材の自由端を該カウル部の下部に固定(接合等)することで、補強部材を別部材とする構成に対し簡単な構造で、補強部材によるこもり音低減効果が得られる。
請求項4記載の発明に係るウインドシールドガラスの支持構造は、請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のウインドシールドガラスの支持構造において、車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる周波数帯域で、前記フロントウインドシールドガラスに3次モードの振動が生じるように設定してある。
請求項4記載のウインドシールドガラスの支持構造では、車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる際に、フロントウインドシールドガラスは3次モードで振動する。このため、車室内空気の部分的な体積変化が抑制される。すなわち、例えば車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる際にフロントウインドシールドガラスが2次モードで振動すると、左右逆位相の共鳴モードを生じて車室内空気の部分的な体積変化を生じ易く、また例えば車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる際にフロントウインドシールドガラスが1次モードで振動すると、振幅が大きいために車室内空気の部分的な体積変化が大きくなるが、フロントウインドシールドガラスの振動モードを3次にコントロールすることで、車室内空気の部分的な体積変動すなわちこもり音を抑制することができる。
そして、上記(請求項1の作用)の通り、一対の補強部材がフロントウインドシールドガラスの1次、2次振動を抑え、3次振動を許容する位置に配置されているため、上記車室内空気の部分的な体積変動の抑制効果が確実に得られる。
請求項5記載の発明に係るウインドシールドガラスの支持構造は、車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる周波数帯域で、フロントウインドシールドガラスに3次モードの振動が生じるように設定してある。
請求項5記載のウインドシールドガラスの支持構造では、車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる際に、フロントウインドシールドガラスは3次モードで振動する。このため、車室内空気の部分的な体積変化が抑制される。すなわち、例えば車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる際にフロントウインドシールドガラスが2次モードで振動すると、左右逆位相の共鳴モードを生じて車室内空気の部分的な体積変化を生じ易く、また例えば車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる際にフロントウインドシールドガラスが1次モードで振動すると、振幅が大きいために車室内空気の部分的な体積変化が大きくなるが、フロントウインドシールドガラスの振動モードを3次にコントロールすることで、車室内空気の部分的な体積変動すなわちこもり音を抑制することができる。
このように、請求項5記載のウインドシールドガラスの支持構造では、こもり音を効果的に低減することができる。
請求項6記載の発明に係るウインドシールドガラスの支持構造は、請求項5記載のウインドシールドガラスの支持構造において、前記フロントウインドシールドガラスの前下部は、車体前方に向けて開口したカウル部の上端において支持されており、前記フロントウインドシールドガラスの3次振動の節となる位置に、それぞれ前記カウル部の上部と下部とを連結して該カウル部とで閉断面を形成する補強部材を配置した。
請求項6記載のウインドシールドガラスの支持構造では、3次振動の節となる2箇所に配置された補強部材がフロントウインドシールドガラスの2次振動を抑えつつ、3次振動を許容(促進)する。また、2つの補強部材が車幅方向中央部を腹とする1次振動の振幅を抑制する。このため、車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる周波数帯域でフロントウインドシールドガラスの振動モードが3次にコントロールされ、上記車室内空気の部分的な体積変動の抑制効果が確実に得られる。
請求項7記載の発明に係るウインドシールドガラスの支持構造は、車室内空気が前後方向の1次共鳴を生じる周波数帯域で、フロントウインドシールドガラスに2次モードの振動が生じるように設定してある。
請求項7記載のウインドシールドガラスの支持構造では、車室内空気が前後方向の1次共鳴を生じる際に、フロントウインドシールドガラスは2次モードで振動する。このため、車室内空気の部分的な体積変化が抑制される。すなわち、例えば車室内空気が前後方向の1次共鳴を生じる際にフロントウインドシールドガラスが1次モードで振動すると、振幅が大きいために車室内空気の部分的な体積変化を生じ易いが、フロントウインドシールドガラスの振動モードを2次にコントロールすることで、車室内空気の部分的な体積変動すなわちこもり音を抑制することができる。
このように、請求項7記載のウインドシールドガラスの支持構造では、こもり音を効果的に低減することができる。
請求項8記載の発明に係るウインドシールドガラスの支持構造は、請求項7記載のウインドシールドガラスの支持構造において、前記フロントウインドシールドガラスの前下部は、車体前方に向けて開口したカウル部の上端において支持されており、前記フロントウインドシールドガラスの2次振動の節となる位置に、前記カウル部の上部と下部とを連結して該カウル部とで閉断面を形成する補強部材を配置した。
請求項8記載のウインドシールドガラスの支持構造では、2次振動の節となる1箇所すなわち車幅方向中央部に配置された補強部材がフロントウインドシールドガラスの1次振動を抑えつつ、2次振動を許容(促進)する。このため、車室内空気が前後方向の1次共鳴を生じる周波数帯域でフロントウインドシールドガラスの振動モードが2次にコントロールされ、上記車室内空気の部分的な体積変動の抑制効果が確実に得られる。
以上説明したように本発明に係るウインドシールドガラスの支持構造は、こもり音を効果的に低減することができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造10について、図1乃至図9に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印RE、矢印UP、矢印LO、矢印RI、及び矢印LEは、それぞれウインドシールドガラスの支持構造10が適用された自動車の車体Sの前方向(進行方向)、後方向、上方向、下方向、右方向、及び左方向を示しており、以下単に上下前後右左を示す場合は上記各矢印方向に対応している。
図1には、ウインドシールドガラスの支持構造10が適用された車体Sの前部が斜視図にて示されている。この図に示される如く、車体Sには、エンジンルームEの後上端における車室Rとの境界部に配設された下端支持部としてのカウル部12と、左右一対のフロントピラー14と、図示しないルーフのルーフヘッダとに囲まれて、前方向及び上方向を共に向いて開口しているフロントウインドウWが形成されている。このフロントウインドウWは、フロントウインドシールドガラス16によって閉止されている。フロントウインドシールドガラス16は、前下端16Aがカウル部12に接着にて固定されると共に、後上端がルーフヘッダに接着にて固定されている。また、フロントウインドシールドガラス16の左右端は、それぞれフロントピラー14に支持又は固着されている。
図1に示される如く、ウインドシールドガラスの支持構造10を構成するカウル部12は、車幅方向に長手とされた長尺状のカウルインナ18を備えており、カウルインナ18の下端はダッシュパネル20の上端に固着されている。また、図2にも示される如く、カウルインナ18の上端には、カウルアウタ22が固着されており、このカウルアウタ22の前端にフロントウインドシールドガラス16の前下端16Aが接着剤Aにて固定されている。カウルアウタ22は、後フランジ22Aがカウルインナ18の上フランジ18Aにスポット溶接にて固着されることで、上記の通りカウルインナ18上に固定されている。
カウルインナ18の下端部は前方に延設されてカウルアウタ22の前部と対向する下フランジ18Bとされている。これにより、カウル部12は、側断面視で前向きに開口する略コ字状に形成されている。また、下フランジ18Aには、前方に延びるカウルフロント24が固着されており、上向きに開口するカウルボックス(エアボックス)Cを形成している。カウルボックスCは、図示しないカウルルーバ、エンジンフードの後端部によって上側から覆われて閉止されるようになっている。
図1に戻り、カウル部12の車幅方向の異なる2箇所には、補強部材としてのブレース26が設けられている。図2に示される如く、各ブレース26は、カウルインナ18の下端近傍とカウルアウタ22の前端(接着剤Aによるフロントウインドシールドガラス16の固着部位)とを架け渡してこれらに固着されている。具体的には、ブレース26は、上端が屈曲されて形成された上フランジ26Aがカウルアウタ22の前端部の下面に溶接にて接合されると共に、下端が屈曲されて形成された下フランジ26Bがカウルインナ18下端部前面(下フランジ18Bの根元部分)に溶接にて接合されている。この実施形態では、上フランジ26Aは、後向きに屈曲されており、スポット溶接にてカウルアウタ22前端部の下面に固着されている。
また、これら一対のブレース26は、カウル部12を車幅方向に3等分する位置にそれぞれ配置されている。すなわち、図3及び図6に示される如く、ブレース26は、カウル部12の車幅方向に沿う長さLをL/3ずつに3等分する位置に配置されている。この位置は、フロントウインドシールドガラス16の前下端16A(すなわちカウル部12)の3次モード振動の節の位置に概ね一致しており、フロントウインドシールドガラス16の前下端16Aの2次モード振動の腹の位置にも概ね一致している。
以上により、カウル部12は、ブレース26の設置部位(上記2次モード振動の腹位置)で閉断面を形成し、他の部分では前向きに開口する開断面を形成している。ブレース26(によって形成される閉断面部)は、フロントウインドシールドガラス16の振動等の微小入力に対しては補強(剛性)部材として作用し、上方からカウル部12に衝突体(人の頭部など)が衝突する場合等の大入力に対しては補強効果が小さい構成とされている。したがって、カウル部12は、カウルアウタ22(フロントウインドシールドガラス16の前下端16A)に上方から衝撃が入力した場合に、変形して衝撃を吸収し易い構造になっている。この実施形態では、上記衝撃の入力によって、カウルアウタ22におけるカウルインナ18との固着部位よりも前側部分が下側に回動する如く変形するようになっている。
そして、ウインドシールドガラスの支持構造10は、車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる周波数帯域(例えば80Hz〜110Hz程度)で、フロントウインドシールドガラス16(の前下端16A)が3次モードで振動する設定とされている。すなわち、ウインドシールドガラスの支持構造10は、上記周波数帯域でフロントウインドシールドガラス16(の前下端16A)が3次モードで振動するように、ブレース26にて補強されるカウル部12の剛性が設定されている。この実施形態では、カウル部12の剛性は、フロントウインドシールドガラス16の3次の共振周波数が略100Hzになるように設定されている。
さらに、ウインドシールドガラスの支持構造10は、上記の通りカウル部12を車幅方向に3等分する位置にそれぞれブレース26を配置することで、フロントウインドシールドガラス16に3次モードの振動を生じさせ易い(3次モード振動に引き込む)構成とされている。すなわち、一対のブレース26は、フロントウインドシールドガラス16の3次モード振動の節の位置に略一致して配置されており、カウル部12はフロントウインドシールドガラス16の3次モード振動の腹位置の剛性が相対的に低くなるため、フロントウインドシールドガラス16に3次モードの振動を生じさせ易くなっている。これにより、カウル部12は、上記した3次の共振周波数を挟む広い周波数帯域で3次モードの振動を生じる構成とされている。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
上記構成のウインドシールドガラスの支持構造10では、エンジン振動が車体Sすなわちカウル部12を介してフロントウインドシールドガラス16に伝達されると、フロントウインドシールドガラス16が振動(上端を固定端とする膜振動)する。このフロントウインドシールドガラス16に入力される振動の周波数が低い場合(例えば30Hz〜40Hz程度)では、車室内空気が前後方向の1次共鳴を生じ、フロントウインドシールドガラス16が1次モードの振動を生じるために低周波域こもり音(路面入力こもり音)が生じ易い。
ここで、ウインドシールドガラスの支持構造10では、図3にモデル化して示される如く、カウル部12を車幅方向に3等分する位置に配置された一対のブレース26がフロントウインドシールドガラス16の1次モードの振動を抑制するため、換言すれば、フロントウインドシールドガラス16の1次モード振動の腹位置を挟む両側に配置されたブレース26がフロントウインドシールドガラス16の変位を規制する。図3から、想像線にて示すブレース26を備えない比較例における前下端16Aの変位に対し、著しく前下端16Aの変位が抑制されていることが分かる。これにより、ウインドシールドガラスの支持構造10を適用した車体Sでは、車室内空気の部分的な体積変化が抑制されて低周波域こもり音が低減される。
また、図4には、ウインドシールドガラスの支持構造10の車室R内の音圧レベルの測定結果を実線で、上記比較例の車室R内の音圧レベルの測定結果を破線で、それぞれ示している。この図から、ウインドシールドガラスの支持構造10では、比較例と比較して、車室音のうち33Hzから40Hzにかけての低周波域こもり音の成分(図中ハッチングを施した部分)が低減されていることが分かる。
また、フロントウインドシールドガラス16に入力される振動の周波数が中周波域(例えば80Hz〜110Hz程度)である場合には、車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる。このとき、フロントウインドシールドガラス16が2次モードの振動を生じると、中周波域こもり音(中高速こもり音)が生じ易くなる。
ここで、ウインドシールドガラスの支持構造10では、カウル部12を車幅方向に3等分する位置に一対のブレース26が配置されているため、フロントウインドシールドガラス16は、広い周波数帯域で2次モードの振動を殆ど生じることがなく、図5(A)に誇張して示す如く3次モード振動を生じる(3次モードに引き込まれる)。そして、フロントウインドシールドガラス16の3次の共振周波数が、車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる周波数帯域に存在する設定であるため、車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じている状態では、フロントウインドシールドガラス16は3次モードの振動を生じる。
このため、フロントウインドシールドガラス16の振動に伴う車室内空気の部分的な体積変化が抑制される。具体的には、図5(B)及び図6に模式的に示される如く、3次モードで振動するフロントウインドシールドガラス16は、想像線にて示す中立位置(非振動時の位置)に対し、車幅方向中央部と該中央部の外側部分とが逆位相で変位するため、車室内空気の部分的な体積変化が抑制される。また、3次モードでは、2次モードと比較して振動振幅が小さく、これによっても車室内空気の部分的な体積変化が抑制(キャンセル)される。
また、この中周波域は、車室内空気が前後方向の2次共鳴を生じる周波数帯域(例えば90Hz〜120Hz程度)に近いために、車室内空気が左右逆位相で前後方向に共鳴する所謂逆相モードが生じる場合もあるが、フロントウインドシールドガラス16が3次モードで振動するため、車室内空気が逆相モードで共鳴した場合でも該空気の部分的な体積変化を抑制(キャンセル)することができる。すなわち、ウインドシールドガラスの支持構造10では、フロントウインドシールドガラス16の2次モード振動が生じないため、車室内空気の前後方向の2次共鳴に一致してフロントウインドシールドガラス16の2次モード振動が生じることがなく、車室内空気が逆相モードで共鳴(前後方向の2次共鳴)した場合の中周波域こもり音の発生が防止される。
以上により、ウインドシールドガラスの支持構造10では、中周波域における車室内空気の部分的な体積変化が抑制されて中周波域こもり音が低減される。図7には、ウインドシールドガラスの支持構造10及びブレース26を備えない比較例の車室R内の音圧レベルの測定結果を、それぞれ実線、破線にて示している。この図から、ウインドシールドガラスの支持構造10では、比較例と比較して、車室音のうち75Hzから110Hzにかけての中周波域こもり音の成分(図中ハッチングを施した部分)が低減されていることが分かる。
さらに、ウインドシールドガラスの支持構造10では、ブレース26が後向きに屈曲された上フランジ26Aにおいてカウルアウタ22に固着されているため、フロントウインドシールドガラス16の振動レベル(振幅)を低減することができる。具体的には、図8(A)に示される如く、フロントウインドシールドガラス16の前下端16Aの振動変位は、主にカウルアウタ22の後端(後フランジ22Aの前端)廻りの角変位によって生じる。例えば、カウルアウタ22の後端廻りのモーメントM0によって、想像線にて示す状態から前下端16A等が上側に変位する際には、ブレース26に作用する引張力Fによってスポット溶接による接合点(打点)J廻りにモーメントM1が生じる。このモーメントM1は、モーメントM0とは反対向きのモーメントであり、引張力Fによってカウルアウタ22の後端廻りに直接的に生じるモーメント(図示省略)とは別に、カウルアウタ22にモーメントM0を打ち消す方向に作用するために、フロントウインドシールドガラス16の変位すなわち振動振幅が低減される。
比較例として図8(B)に示す構成(この構成も本発明に含まれる)では、ブレース26に代えて、前向きに屈曲して形成された上フランジ28Aを有するブレース28を備えている。このため、カウルアウタ22のモーメントM0によってブレース26に引張力Fが生じると、接合点J廻りにはモーメントM0とは同じ向きのモーメントM2が生じる。このため、引張力Fによってカウルアウタ22の後端廻りに直接的に生じるモーメント(図示省略)とは別に、カウルアウタ22にモーメントM0を打ち消す作用が生じることはない。
図9には、ウインドシールドガラスの支持構造10及び図8(B)に示す比較例におけるフロントウインドシールドガラス16の前下端16Aの振動レベルの測定結果を、それぞれ実線、破線にて示している。この図から、ウインドシールドガラスの支持構造10では、比較例と比較して、100Hz以下の広い領域でフロントウインドシールドガラス16の振動レベルが低減していることが分かる。これにより、ウインドシールドガラスの支持構造10では、こもり音が一層低減され、特にフロントウインドシールドガラス16が1次モードで振動するために振幅の影響が大きい低周波域こもり音がより効果的に低減される。
そして、ウインドシールドガラスの支持構造10では、カウル部12は、ブレース26の設置部位以外では前向きに開口しているため、上下方向の剛性が低い。このため、フロントウインドシールドガラス16の前下端の上方から衝突体が衝突した際の衝撃エネルギを、カウル部12の変形によって効果的に吸収することができる。
このように、第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造10では、所要の歩行者保護性能を確保しながら、こもり音を効果的に低減することができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、上記第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部品・部分については上記第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付してその説明・図示を省略する場合がある。
(第2の実施形態)
図10には、第2の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造40が側断面図にて示されている。この図に示される如く、ウインドシールドガラスの支持構造40では、ブレース26に代えて、カウルアウタ22の前端から下向きに延設されたブレース42を備えている。すなわち、ブレース42は、打ち抜き加工、プレス加工にてカウルアウタ22に一体成形にて形成されて、その上端がカウルアウタ22の前端に連続している。ブレース42の下端には、下フランジ26Bと同様の下フランジ42Aが屈曲にて形成されており、この下フランジ42Aがカウルインナ18の下端部前面に固着されている。
各ブレース42の車幅方向における配置は、ブレース26の配置と同じである。また、ウインドシールドガラスの支持構造40の他の構成は、ウインドシールドガラスの支持構造10の対応する構成と同じである。
したがって、第2の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造40によっても、第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造10と同様の効果を得ることができる。すなわち、第2の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造40では、所要の歩行者保護性能を確保しながら、こもり音を効果的に低減することができる。また、ウインドシールドガラスの支持構造40では、カウルアウタ12と別体のブレース30を備える構成と比較して、部品点数及び溶接点数が削減される。なお、ウインドシールドガラスの支持構造40では、第1の実施形態のようにモーメントM0を打ち消す接合点廻りのモーメントM1が生じることはない(接合点J自体が存在しない)が、モーメントM2を生じることもない。
なお、第1及び第2の実施形態では、カウル部12を車幅方向に略3等分する位置に一対のブレース30を配置した例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、湾曲したフロントウインドシールドガラス16の前下端16Aを3等分する位置にブレース30を配置するようにしても良い。すなわち、3次モードの共振周波数を車室内空気の左右方向1次共鳴の周波数帯域に設定した本実施形態では、ブレース30は、カウル部12(前下端16A)の3次モード振動の節の位置(2次モード振動の腹の位置)の近傍に配置されて、2次モード振動を抑えつつ3次モード振動を生じさせる(振動モードを3次のコントロールすることができる)位置に配置されれば良い。
(第3の実施形態)
図11には、第3の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造50が斜視図にて示されている。この図に示される如く、ウインドシールドガラスの支持構造50では、ブレース26が1つだけ設けられている。このブレース26は、カウル部12の車幅方向中央部、すなわちフロントウインドシールドガラス16の前下端16Aの2次モード振動の節(1次モード振動の腹)の位置に配置されている。
そして、ウインドシールドガラスの支持構造50は、車室内空気が前後方向の1次共鳴を生じる周波数帯域(例えば30Hz〜40Hz程度)で、フロントウインドシールドガラス16(の前下端16A)が2次モードで振動する設定とされている。すなわち、ウインドシールドガラスの支持構造50は、上記周波数帯域でフロントウインドシールドガラス16(の前下端16A)が2次モードで振動するように、ブレース26にて補強されるカウル部12の剛性が設定されている。この実施形態では、カウル部12の剛性は、フロントウインドシールドガラス16の3次の共振周波数が略35Hzになるように設定されている。
さらに、ウインドシールドガラスの支持構造50は、上記の通り車幅方向中央部にブレース26を配置することで、フロントウインドシールドガラス16に2次モードの振動を生じさせ易い(2次モード振動に引き込む)構成とされている。すなわち、ブレース26は、フロントウインドシールドガラス16の2次モード振動の節の位置に略一致して配置されており、カウル部12はフロントウインドシールドガラス16の2次モード振動の腹位置の剛性が相対的に低くなるため、フロントウインドシールドガラス16に2次モードの振動を生じさせ易くなっている。
次に、第3の実施形態の作用を説明する。
上記構成のウインドシールドガラスの支持構造50では、エンジン振動が車体Sすなわちカウル部12を介してフロントウインドシールドガラス16に伝達されると、フロントウインドシールドガラス16が振動する。このフロントウインドシールドガラス16に入力される振動の周波数が低い場合(例えば30Hz〜40Hz程度)では、車室内空気が前後方向の1次共鳴を生じる。このとき、フロントウインドシールドガラス16が1次モードの振動を生じると、車室内空気の部分的な体積変化が大きくなり、低周波域こもり音(路面入力こもり音)が生じ易くなる。
ここで、ウインドシールドガラスの支持構造10では、カウル部12の車幅方向中央部にブレース26が配置されているため、フロントウインドシールドガラス16は1次モードの振動を殆ど生じることがない。そして、フロントウインドシールドガラス16の2次の共振周波数が、車室内空気が前後方向の1次共鳴を生じる周波数帯域に存在する設定であるため、車室内空気が前後方向の1次共鳴を生じている状態では、フロントウインドシールドガラス16は2次モードの振動を生じる。
このため、フロントウインドシールドガラス16の振動に伴う車室内空気の部分的な体積変化が抑制される。これにより、ウインドシールドガラスの支持構造50では、中周波域における車室内空気の部分的な体積変化が抑制されて低周波域こもり音が低減される。また、ウインドシールドガラスの支持構造50では、ブレース26が後向きに屈曲された上フランジ26Aにおいてカウルアウタ22に固着されているため、第1の実施形態と同様にフロントウインドシールドガラス16の振動振幅を低減することができる。さらに、ウインドシールドガラスの支持構造50では、第1の実施形態と同様に、カウル部12の上下方向の剛性が低いため、フロントウインドシールドガラス16の前下端の上方から衝突体が衝突した際の衝撃エネルギを、カウル部12の変形によって効果的に吸収することができる。
このように、第3の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造50では、所要の歩行者保護性能を確保しながら、こもり音を効果的に低減することができる。
本発明の第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造が適用された自動車車体の斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造の側断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造に支持されたフロントウインドシールドガラスの低周波域での振動変位を示す数値解析結果である。 本発明の第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造が適用された自動車の車室音の周波数分布を示す線図である。 本発明の第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造に支持されたフロントウインドシールドガラスの中周波域での振動変位を誇張して示す図であって、(A)は模式的な斜視図、(B)は図5(A)の5B−5B線に沿う断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造に支持されたフロントウインドシールドガラスの中周波域での振動変位を示す数値解析結果である。 本発明の第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造が適用された自動車の車室音の周波数分布を示す線図である。 (A)は本発明の第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造を構成するブレースの模式図、(B)は比較例に係るブレースの模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造に支持されたフロントウインドシールドガラスの振動レベルを示す線図である。 本発明の第2の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造の側断面図図である。 本発明の第3の実施形態に係るウインドシールドガラスの支持構造が適用された自動車車体の斜視図である。
符号の説明
10 ウインドシールドガラスの支持構造
12 カウル部
16 フロントウインドシールドガラス
16A 前下端
18 カウルインナ(カウル部の下部)
22 カウルアウタ(カウル部の上部)
26 ブレース(補強部材)
26A 上フランジ(フランジ部)
40 ウインドシールドガラスの支持構造
42 ブレース(補強部材)
50 ウインドシールドガラスの支持構造
S 車体

Claims (8)

  1. 車体前方に向けて開口し、上端においてウインドシールドガラスの前下端を車幅方向の全幅に亘り支持するカウル部と、
    前記カウル部を車幅方向又は前記フロントウインドシールドガラスの前縁形状に沿って3等分する位置で、それぞれ前記カウル部の上部と下部とを連結して該カウル部とで閉断面を形成する一対の補強部材と、
    を備えたウインドシールドガラスの支持構造。
  2. 前記補強部材は、車体後方側に屈曲したフランジ部を有し、該フランジ部において前記カウル部の上部に固定されている請求項1記載のウインドシールドガラスの支持構造。
  3. 前記補強部材は、前記カウル部の上端から下向きに延設され、自由端が前記カウル部の下部に固定されている請求項1記載のウインドシールドガラスの支持構造。
  4. 車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる周波数帯域で、前記フロントウインドシールドガラスに3次モードの振動が生じるように設定してある請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のウインドシールドガラスの支持構造。
  5. 車室内空気が左右方向の1次共鳴を生じる周波数帯域で、フロントウインドシールドガラスに3次モードの振動が生じるように設定してあるウインドシールドガラスの支持構造。
  6. 前記フロントウインドシールドガラスの前下部は、車体前方に向けて開口したカウル部の上端において支持されており、
    前記フロントウインドシールドガラスの3次振動の節となる位置に、それぞれ前記カウル部の上部と下部とを連結して該カウル部とで閉断面を形成する補強部材を配置した、
    請求項5記載のウインドシールドガラスの支持構造。
  7. 車室内空気が前後方向の1次共鳴を生じる周波数帯域で、フロントウインドシールドガラスに2次モードの振動が生じるように設定してあるウインドシールドガラスの支持構造。
  8. 前記フロントウインドシールドガラスの前下部は、車体前方に向けて開口したカウル部の上端において支持されており、
    前記フロントウインドシールドガラスの2次振動の節となる位置に、前記カウル部の上部と下部とを連結して該カウル部とで閉断面を形成する補強部材を配置した、
    請求項7記載のウインドシールドガラスの支持構造。
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