JP5880470B2 - 車両前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両前部構造に関するものである。
車両の前部には、ウィンドシールド(フロントガラス)を取り付けるフロントウィンドウ開口部が形成されている。このフロントウィンドウ開口部の上辺は、ルーフパネルによって形成されており、ルーフパネルの先端部の下側には、車幅方向に延設されるルーフヘッダが設けられている。このようなルーフヘッダを有する車両の前部構造として、特開2007−182156号公報(特許文献1)には、ルーフヘッダパネルのパネル本体に、湾曲変形を容易にする部分として、階段状に凹嵌深さを異ならせた溝部を有する車両のルーフヘッダパネルが開示されている。この車両のルーフヘッダパネルは、パネル本体に湾曲変形を容易にする部分を形成することにより、車室共振音等による車室こもり音を軽減することを可能としている。
特開2007−182156号公報
ところで、ルーフヘッダは、ルーフクラッシュに対する強度を向上させるために設けられる。しかしながら、ルーフヘッダは、共振等によってこもり音の原因となることがあり、上記特許文献1のルーフヘッダは溝部を有することで上記こもり音を軽減している。ところが、前述したルーフヘッダでは、湾曲変形を容易にする部分として溝部を形成しているため、この溝部がルーフクラッシュに対する強度を小さくしてしまう原因となるという問題があった。
そこで、本発明の課題は、ルーフクラッシュに対する強度を維持しながら、こもり音の発生を低減させることができる車両前部構造を提供することである。
すなわち、本発明の車両前部構造は、車両のルーフパネルにおける車両の前方部の下側に配置され、車両の車幅方向に延設されたルーフヘッダを備える車両前部構造であって、ルーフヘッダは、ルーフヘッダの後方側にルーフパネルに向かって延びる後壁部を備え、ルーフヘッダには、ルーフヘッダにおける車両の前後方向の長さが周囲よりも長くなっており、かつ後壁部の高さが周囲よりも低くなっている部位が設けられている。
この発明によれば、ルーフヘッダは、ルーフヘッダの前後方向の長さが周囲よりも長くなっており、かつ後壁部の高さが周囲よりも低くなっている部位を有している。すなわち、ルーフヘッダは後壁部の高さが周囲よりも低くなっており、かつ、ルーフヘッダ底面の前後方向の長さが周囲よりも長くなっている部位を有している。後壁部の高さが周囲よりも低い部位は周囲に対し、剛性が低いため、この部位に振動モードの腹となる振動が発生しやすくなり、かつ、前後方向の長さが周囲よりも長いことにより、振動を大きくすることが可能となる。結果、ルーフヘッダの共振周波数を容易に調整することが可能となる。以上により、ウィンドシールドからの音の発生を低減させ、車室内におけるこもり音を低減することができる。また、上記ルーフヘッダにおいて、底面後端の稜線部には折れるきっかけとなり易いえぐりを設けず、かつ、後壁を残すことにより、ルーフクラッシュに対する強度を確保することが可能となる。
また、本発明に係る車両前部構造において、ルーフヘッダの部位における後壁部の高さは、車両の車幅をLとすると、車幅方向中央部からL/4だけ外側の位置で最も低くなっていることが好ましい。この発明によれば、ルーフヘッダの上記部位における後壁部を振動発生時により大きく振動させることが可能となる。従って、車室のこもり音の発生をより低減させることができる。
本発明によれば、ルーフクラッシュに対する強度を維持しながら、こもり音の発生を低減させることができる。
本発明の実施形態に係る車両の前部構造の要部を示す正面図である。 図1の車両の前部構造を成すルーフヘッダを示す側面図及び底面図である。 図2(b)のIII−III断面図である。 図2のルーフヘッダの変形モードにおける変形状態を示す図である。 比較例のルーフヘッダの変形モードにおける変形状態を示す図である。 ウィンドシールドの振動特性(イナータンスレベル)を示すグラフである。 ロードノイズ入力時のウィンドシールドからの発生音圧を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、同一要素又は同一相当要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。また、図示の便宜上、図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致しない。
本実施形態の車両前部構造は、図1〜図3に示されるように、車両のルーフパネル2における車両の前方部の下端に配置され、車両の車幅方向に延設されたルーフヘッダ4を備えている。ルーフヘッダ4は、ルーフヘッダ4の後方側にルーフパネル2に向かって延びる後壁部14を備えている。また、ルーフヘッダ4には、ルーフヘッダ4の前後方向の長さが周囲よりも長くなっており、かつ後壁部14の高さが周囲よりも低くなっている部位Pが設けられている。すなわち、ルーフヘッダ4の部位Pにおける前後方向の長さは、部位Pの周囲の部位Q(図2参照)の前後方向の長さよりも長くなっており、かつ部位Pにおける後壁部14(以下後壁部14pとする)の高さは、周囲の部位Qにおける後壁部14(後壁部14qとする)の高さよりも低くなっている。ここで、ルーフヘッダ4の部位Pは、ルーフヘッダ4に与えられた振動を調整する振動調整部として機能する。
図1に示されるように、本実施形態に係る車両前部構造は、ウィンドシールド1を備えている。ウィンドシールド1の上部には、前述したルーフパネル2が設けられており、ルーフヘッダ4はルーフパネル2の前端部の下方に設けられている。図3に示されるように、ウィンドシールド1の上端部は、ルーフパネル2の先端部にウレタンシーラ3によって接着されている。
図2は、車両の左半分におけるルーフヘッダ4の構造を示している。車両の右半分におけるルーフヘッダ4の形状は、車両の左半分におけるルーフヘッダ4の形状と同様となっている。この図2に示されるように、ルーフヘッダ4は、車幅方向に延設されており、車幅方向の位置に応じて異なる形状を成している。具体的には、ルーフヘッダ4は、車両の車幅をLとすると、車両の車幅方向中央部からL/4だけ左側に位置する部位Pの形状と、部位Pの周辺の部位Qの形状とが異なっている。なお、図2(a)はルーフヘッダ4を後方から見た図であり、図2(b)はルーフヘッダ4を下方から見た図であり、図2(b)のIII−III断面の形状が図3に示されている。
図3に示されるように、ルーフヘッダ4の前端には、前方に突出する前端部11が形成されており、前端部11は、ルーフパネル2に対して、例えば溶接固定されている。前端部11の断面形状は、後方側に向かうに従って直線状に上昇する形状となっている。また、ルーフパネル2の断面形状も後方側に向かうに従って上昇する形状となっており、ルーフヘッダ4における前端部11の上昇割合と、ルーフパネル2の前端部の上昇割合は略同一とされている。
ルーフヘッダ4の前端部11の後方側には、断面形状が後方側に向かうに従って下降する前壁部12が形成されている。前端部11と前壁部12とは、連続的に形成されている。前壁部12の更に後方側には、延在部13が後方に延在している。延在部13は、後方側に向かうに従って徐々に上昇する断面形状をなしている。ルーフヘッダ4における延在部13の上昇割合と、ルーフパネル2の前端部の上昇割合は略同一とされている。延在部13の後方側には、後壁部14がルーフパネル2に向かって延びるように形成されている。
ここで、延在部13と後壁部14の形状は車幅方向の位置によって異なっている。具体的には、図3に示されるように、前述した部位Pの周囲の部位Qにおける延在部13(以下、延在部13qとする)の長さはbとなっており、部位Pにおける延在部13p(以下、延在部13pとする)の長さは長さb+Δbとなっている。そして、部位Qにおける後壁部14qの高さはh+Δhとなっており、部位Pにおける後壁部14pの高さはhとなっている。このように、後壁部14pの高さが後壁部14qの高さよりもΔhだけ低くなっており、後壁部14pの延在部13pに対する高さは、後壁部14qの延在部13qに対する高さの1/2未満となっている。なお、部位Qから部位Pに車幅方向に近づくに従って、延在部13の長さは徐々に長くなり、後壁部14の高さは徐々に低くなっている。
後壁部14の後方側には後端部15が形成されている。後端部15は、直線状をなす断面形状を有しており、ルーフパネル2の表面に沿って配置されている。また、後端部15は、ルーフパネル2に対して例えばマスチック接着によって接着固定されている。こうして、ルーフヘッダ4は、前端部11及び後端部15において、ルーフパネル2に対して取り付けられている。
以上の構成を有する本実施形態の車両前部構造においては、ルーフヘッダ4は、ルーフヘッダ4の前後方向の長さが周囲の部位Qよりも長くなっており、かつ後壁部14の高さが部位Qよりも低くなっている部位Pを有している。すなわち、ルーフヘッダ4は後壁部14の高さが周囲よりも低くなっており、かつ、ルーフヘッダ4底面の前後方向の長さが周囲よりも長くなっている部位Pを有している。後壁部14の高さが周囲よりも低い部位Pは周囲に対し、剛性が低いため、この部位Pに振動モードの腹となる振動が発生しやすくなり、かつ、前後方向の長さが周囲よりも長いことにより、振動を大きくすることが可能となる。結果、ルーフヘッダ4の共振周波数を容易に調整することが可能となる。以上により、ウィンドシールド1からの音の発生を低減させ、車室内におけるこもり音を低減することができる。また、上記ルーフヘッダ4において、底面後端の稜線部には折れるきっかけとなり易いえぐりを設けず、かつ、後壁を残すことにより、ルーフクラッシュに対する強度を確保することが可能となる。
また、本実施形態では、後壁部14の高さを抑えている部位Pの位置を二次曲げモードの腹となる車幅方向中央部からL/4だけ左寄り(右寄り)としているので、ルーフヘッダ4の運動エネルギーを増大させることにより、ルーフヘッダ4の質量を増加させることなく効率的にウィンドシールド1の二次共振を低下させることができる。
次に、比較対象となるルーフヘッダ(以下、比較ルーフヘッダとする)と、本実施形態に係るルーフヘッダ4との対比に基づいて、本実施形態に係るルーフヘッダ4の作用効果について説明する。まず、比較ルーフヘッダの構造について説明する。
図5に示されるように、比較ルーフヘッダ40を備える車両前部構造では、本実施形態と同様に、ウィンドシールド1及びルーフパネル2を備えており、ウィンドシールド1とルーフパネル2はウレタンシーラ3で接着されている。比較ルーフヘッダ40は、ルーフパネル2の前方下方位置に設けられている。
比較ルーフヘッダ40は、ルーフヘッダ4と同様に、前端部11、前壁部12、延在部13、後壁部14及び後端部15を備えている。しかしながら、比較ルーフヘッダ40には、ルーフヘッダ4の部位Pに相当する部位が設けられておらず、車幅方向の全ての位置において、延在部の長さはbであり後壁部の高さはh+Δhである。
次に、本実施形態のルーフヘッダ4及び比較ルーフヘッダ40に振動が加えられ変形モードとなったときの作用について図4及び図5を参照しながら説明する。図4及び図5では、変形前を実線で示し、変形後を二点鎖線で示している。
まず、図5に示されるように、比較ルーフヘッダ40では、比較ルーフヘッダ40のウィンドシールド1側の前端部、及び比較ルーフヘッダ40の後端部が振動レベル、位相ともに同じように振動する。よって、比較ルーフヘッダ40全体がほぼ同じ振動レベル、位相で振動する。一般にウィンドシールドの質量はルーフヘッダの質量よりも大きいため、このようなルーフヘッダにおいて、ウィンドシールドの共振周波数を低下させるためには、大きな質量を振動モードの腹になる位置に付加するか、或いは大幅に剛性を低下させる必要がある。特に剛性を低下させる場合にはルーフクラッシュとの両立が困難となる。
これに対して、本実施形態に係るルーフヘッダ4では、車方向中央部からL/4だけ左寄り(右寄り)の部位Pの後壁部14pの高さを低くしてルーフヘッダ4の後方側の剛性を低下させている。そして、部位Pの延在部13pの長さを長くして、図4に示されるように、二次共振時のルーフヘッダ4後部の振動を増幅させることにより、ルーフヘッダ4の運動エネルギーが増大し、結果、ウィンドシールド1とルーフヘッダ4からなる振動系において、ルーフヘッダ4の振動の寄与が相対的に大きくなる。このため、実際にはルーフヘッダ4よりも大きな質量を有するウィンドシールド1の共振を容易に低下させることが可能となる。ルーフヘッダ4の後部はルーフと樹脂系接着剤にて接着されており、溶接にてルーフと接合されているルーフヘッダ4の前部に対し、ルーフヘッダ上下曲げ剛性に対する寄与が小さいため、後壁縮小による剛性低下の影響は小さい。従って、上記により、ルーフヘッダ4の剛性を殆ど低下させることなく、ウィンドシールド1の共振周波数を低下することが可能となる。
また、本実施形態に係るルーフヘッダ4と比較ルーフヘッダ40とを用いたウィンドシールド1の振動特性について図6及び図7を参照しながら説明する。まず、ウィンドシールド1の2次共振を励起するためにウィンドシールド1の左右両側の上端に対して上下に逆相となる加振力を加えたときのイナータンスレベルの結果について説明する。図6に示されるように、本実施形態に係るルーフヘッダ4を用いた場合のウィンドシールド1の振動特性を示す第1ラインL1は、比較ルーフヘッダ40を用いた場合のウィンドシールド1の振動特性を示す第2ラインL2を全体的に下回っている。よって、比較ルーフヘッダ40と比較してルーフヘッダ4を用いた場合の方が共振が低下していることが分かり、特に車室共鳴周波数付近でイナータンスレベルがより低下している。従って、本実施形態のルーフヘッダ4は、比較ルーフヘッダ40を用いた場合よりも振動特性の点で優れていることが分かる。
また、本実施形態のルーフヘッダ4を備える車両、及び比較ルーフヘッダ40を備える車両、のそれぞれにおけるロードノイズ入力時のウィンドシールド1の発音量について説明する。図7に示されるように、ルーフヘッダ4を用いた場合のロードノイズ入力時における音圧レベルを示す第3ラインL3は、比較ルーフヘッダ40を用いた場合のロードノイズ入力時における音圧レベルを示す第4ラインL4を全体的に下回っている。よって、比較ルーフヘッダ40と比較してルーフヘッダ4を用いた場合の方が音圧レベルは低下している。よって、ルーフヘッダ4を用いた場合には、比較ルーフヘッダ40を用いた場合よりもロードノイズにおけるウィンドシールド1からの発音量が低減されていることが分かり、これに伴いロードノイズも低減されている。
以上、上述した実施形態は、本発明に係る車両前部構造の実施形態を説明したものであり、本発明に係る車両前部構造は上記実施形態に記載されたものに限定されない。本発明に係る車両前部構造は、各請求項に記載した要旨を変更しないように上記実施形態に係る車両前部構造を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、上記実施形態では、車方向中央部からL/4だけ左寄り(右寄り)の位置に、後壁部14の高さを低くして延在部13の前後方向の長さを長くした部位Pを設けた例について説明した。しかしながら、部位Pを設ける位置は上記に限定されることなく適宜変更可能である。具体的には、例えば車幅方向中央部に上記部位Pを設けてもよく、この場合一次共振を効率よく低減させることが可能となる。
また、上記実施形態では、図3に示されるように、延在部13pの長さがb+Δb、延在部13qの長さがb、後壁部14pの高さがh、後壁部14qの高さがh+Δhである例について説明したが、これらのb、h、Δb、Δhの値は適宜設定することが可能である。具体的には、例えばΔbとΔhの値を同一とすることも可能であり、この場合、延在部13pの長さと後壁部14pの高さの和b+Δb+hと、延在部13qの長さと後壁部14qの高さの和b+h+Δhとが同一となる。このように、車幅方向の位置に拘らず延在部13の長さと後壁部14の高さの和が同一となるので、ルーフヘッダ4の製造が容易となり、部材の歩留まりの低下を抑えることも可能となる。
1…ウィンドシールド、2…ルーフパネル、3…ウレタンシーラ、4…ルーフヘッダ、11…前端部、12…前壁部、13,13p,13q…延在部、14,14p,14q…後壁部、15…後端部、P…部位、Q…周囲の部位。

Claims (3)

  1. 車両のルーフパネルにおける前記車両の前方部の下側に配置され、前記車両の車幅方向に延設されたルーフヘッダを備える車両前部構造であって、
    前記ルーフヘッダは、前記ルーフヘッダの後方側に前記ルーフパネルに向かって延びる後壁部を備え、
    前記ルーフヘッダには、前記ルーフヘッダにおける前記車両の前後方向の長さが周囲よりも長くなっており、かつ前記後壁部の高さが周囲よりも低くなっている部位が設けられている、
    車両前部構造。
  2. 前記ルーフヘッダの前記部位における前記後壁部の高さは、前記車両の車幅をLとすると、車幅方向中央部からL/4だけ外側の位置で最も低くなっている、請求項1に記載の車両前部構造。
  3. 前記周囲から前記部位に近づくに従って、前記ルーフヘッダにおける前記車両の前後方向の長さは徐々に長くなり、前記後壁部の高さは徐々に低くなっている、請求項1または2に記載の車両前部構造。
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