JP2006200885A - 液化ガスタンカー船または液化ガスターミナルに設置されるガス焼却炉 - Google Patents

液化ガスタンカー船または液化ガスターミナルに設置されるガス焼却炉 Download PDF

Info

Publication number
JP2006200885A
JP2006200885A JP2006012369A JP2006012369A JP2006200885A JP 2006200885 A JP2006200885 A JP 2006200885A JP 2006012369 A JP2006012369 A JP 2006012369A JP 2006012369 A JP2006012369 A JP 2006012369A JP 2006200885 A JP2006200885 A JP 2006200885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
combustion chamber
cold air
combustion
exhaust chimney
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006012369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4989078B2 (ja
Inventor
Damien Feger
ダミアン・フェジェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Safran Aircraft Engines SAS
Original Assignee
SNECMA SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SNECMA SAS filed Critical SNECMA SAS
Publication of JP2006200885A publication Critical patent/JP2006200885A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4989078B2 publication Critical patent/JP4989078B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G7/00Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals
    • F23G7/06Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste gases or noxious gases, e.g. exhaust gases
    • F23G7/08Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste gases or noxious gases, e.g. exhaust gases using flares, e.g. in stacks
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S10/00Lighting devices or systems producing a varying lighting effect
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S2/00Systems of lighting devices, not provided for in main groups F21S4/00 - F21S10/00 or F21S19/00, e.g. of modular construction
    • F21S2/005Systems of lighting devices, not provided for in main groups F21S4/00 - F21S10/00 or F21S19/00, e.g. of modular construction of modular construction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23LSUPPLYING AIR OR NON-COMBUSTIBLE LIQUIDS OR GASES TO COMBUSTION APPARATUS IN GENERAL ; VALVES OR DAMPERS SPECIALLY ADAPTED FOR CONTROLLING AIR SUPPLY OR DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; INDUCING DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; TOPS FOR CHIMNEYS OR VENTILATING SHAFTS; TERMINALS FOR FLUES
    • F23L7/00Supplying non-combustible liquids or gases, other than air, to the fire, e.g. oxygen, steam
    • F23L7/002Supplying water
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23LSUPPLYING AIR OR NON-COMBUSTIBLE LIQUIDS OR GASES TO COMBUSTION APPARATUS IN GENERAL ; VALVES OR DAMPERS SPECIALLY ADAPTED FOR CONTROLLING AIR SUPPLY OR DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; INDUCING DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; TOPS FOR CHIMNEYS OR VENTILATING SHAFTS; TERMINALS FOR FLUES
    • F23L9/00Passages or apertures for delivering secondary air for completing combustion of fuel 
    • F23L9/04Passages or apertures for delivering secondary air for completing combustion of fuel  by discharging the air beyond the fire, i.e. nearer the smoke outlet

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

【課題】より嵩ばらず、容易に設置でき、構成の簡素な焼却炉デバイスを提供する。
【解決手段】本発明は燃焼ガスを生成するヒーター本体(5)を有する燃焼室(3)と、燃焼を確保するためにヒーター本体(5)に冷たい空気(9)を供給する少なくとも1つのファン(7a、7b)と、燃焼ガスおよび冷たい空気によって形成される混合物(13)を排気するための排気煙突(11)とを含んで成るガス焼却炉デバイスに関し、燃焼室(3)は排気煙突(11)内に、該少なくとも1つのファン(7a、7b)から流れて来る燃焼の冷たい空気(9a)および/または冷却空気のフローを通すために燃焼室(3)と排気煙突(11)との間に環状ダクト(21)を残すようにして取り付けられ、該燃焼室(3)は環状ダクト(21)を流れる冷たい空気のフラクションをその内部に注入できる複数の注入オリフィスおよび/または管(29a、29b)を有する。
【選択図】図1

Description

本発明はガス焼却炉という一般的分野に関し、およびより詳細には、液化ガスタンカー船または液化ガスターミナルに設置されるガス焼却炉デバイスに関する。
一般的に、例えば石油または天然ガスを輸送するような液化ガスタンカー船は液化ガスを大気圧および約−160℃の温度で貯蔵するためのタンクを含んで成る。積荷(または貨物:cargo)を収容したタンクは断熱されているが、断熱材を通過する熱のため、積荷のフラクションが継続的に、典型的には1日あたり0.1%〜0.3%のオーダーで蒸発する。
タンカーの航行中、船を推進させるための燃料として液化ガス蒸気を使用するのが好都合である。液化ガス蒸気を推進のために使用しない場合、またはそのような蒸気が過剰に存在する場合、液化ガス蒸気を大気中へ直接に廃棄することは禁じられているので、規則により、過剰なガスを燃焼させて、あるいは再び液化させてなくすことが要求される。
再液化器を船に載せて設置するのは一般的に極めて複雑で高価であり、よって、大抵の場合に実施される解決策は過剰のガス蒸気を燃やし除去するものである。従って、ガスを十分安全に、特にわずかな炎も生じさせることなしに焼却し、また、現行規則により許可されているように燃焼ガスを約450℃以下の温度で排気するための手段を船に載せることが必要である。
これらの制約を満たすため、これまで液化ガスタンカー船には、液化ガス蒸気を推進システムのボイラーにて燃やす水蒸気タービン式推進システムが備えられていた。ボイラーにより生成する水蒸気は、船を推進させるためのタービンへ直接に、あるいは水蒸気量が船のエネルギー必要量(または要件:requirements)より多ければ水蒸気/水凝縮器に導かれる。そのような場合、ボイラーは推進システムのための水蒸気発生器として、かつ、船のエネルギー必要量が小さい場合には過剰の液化ガス蒸気の焼却炉として同時に機能する。
しかしながら、残念なことに液化ガスタンカー船のための水蒸気タービン推進タイプには重大な難点、特に以下のものがある:
・効率が低く、特にガスディーゼル推進システム、ガスタービンシステム、あるいは遅いまたは重いディーゼル燃料(slow or heavy diesel fuel)システムに対してさえも効率がより低いこと;
・所定寸法の船体に対して寸法が大きく、積荷のために利用可能な容積が小さくなること;および
・推進技術が一般的なものでなく、このためメンテナンスおよび船員の訓練を困難にさせ得ること。
従って、その推進タイプは現在のところ、ガスタービンによりガスを燃やすディーゼルエンジン推進システムで、または重油で運転されるディーゼルエンジンで置換されている。残念ながら、それら推進システムは過剰の液化ガス蒸気を焼却するために使用することはできない。従って、それらはそのようなガスを焼却するための所定のデバイスと関連付ける必要がある。
天然ガス蒸気を燃料として使用せず、また一般的に再液化器に結合される遅いディーゼルエンジンの場合でさえ、次の2つの機能を実施するために1つまたはそれ以上の焼却炉が分類会社により依然として必要とされる:第1の機能は再液化を経済上実施できない、天然ガス蒸気の窒素リッチな部分を除去することに関し;および第2の機能は再液化器(1つまたは複数)が動かない場合に蒸気の全てを除去することに関する。
従って、タンクから放出される蒸気を燃やすことのできる水蒸気推進を用いない船であっても、分類会社は蒸気を焼却するための追加のデバイスを依然として必要とする。
図3はガスまたは蒸気を焼却するための従来の船上デバイス101の極めて概略的な図である。
デバイス101は燃焼室103および煙突111を含んで成る。燃焼室103は燃焼室103の筐体内に配置された1つまたはそれ以上のバーナー147を有するヒーター本体105を含んでなり、燃焼室103の筐体は一般的に煙突111よりも大きい直径を有する。よって、燃焼室103は接続部材106により、膨張の影響を補償するための可撓性連結部108を介して煙突111に接続される。
煙突111の出口におけるガス113の温度を許容可能な温度にするため、バーナー147の炎131からの熱ガスを冷たい空気と混合するように、燃焼室103に過剰の空気が供給される。この冷たい燃焼および希釈空気(cool combustion-and-dilution air)はモーター113a、113bで駆動されるファン107a、107bにより燃焼室103に送られる。
熱ガスと冷たい空気とを強制的に混合するため、燃焼室103または煙突111に撹拌器135がオプションとして配置される。これら撹拌器135は耐火性材料、例えば耐火性スチールまたはブロックでできている必要があるが、これらは購入および維持するには高価である。
燃焼および希釈を同時に確保するのに周囲空気(または大気)を使用することは、しばしば、これら2つの機能を2つのシリーズ(または二組)のファンで分けるという考えを起こさせ得る。第1シリーズのファン107aおよび107bは主に燃焼空気を供給するのに供され、他方、モーター114により駆動される第2シリーズのファン108は希釈空気を供給するのに供される。それらファン108によって送られる冷たい空気の注入箇所は、一般的に燃焼室103の高い部分に位置し、よって、とりわけ頭損失を低減することが可能である。
バーナー147はガスまたは燃料油用の別の回路から供給される口火132により着火される。このことは購入時およびメンテナンスの間の双方において余計な支出をもたらし、また、追加の燃料を使用することは火災の原因となり得る。口火132自体は電気スパークプラグ171により着火される。
バーナー147の周囲での空気の分配を最適化し、および炎131を「捕まえる」ための乱流を形成するため、ダイアフラム151がオプションとしてバーナー147と同じ高さに配置される。
とりわけ船員が火傷するのを避けるため、燃焼室103および煙突111はその内側または外側のいずれかが断熱材104でライニングされる。
安全上の理由から、バーナー147にガスを供給するライン157には2つの遮断バルブ161および163が備えられ、これらはバーナー147にて炎131が検出されない場合に閉じられ得る。加えて、安全上の必須事項を満たすため、これら2つのバルブ161および163の間に捕捉され得るガスを排出口に導くように第3のバルブ173が配置される。
焼却炉101にて処理するのに焼却炉101に送るガスの流速(または流量)は、通常、調整バルブ159により制御される。
例えばエンジンまたは再液化器の運転速度を変更する場合など、ガスライン157における遷移状態に対処するため、バッファタンク181がオプションとしてバルブ159、161および163より上流に配置され得る。バッファタンク181はガスライン157における圧力変化を低減するように機能し、例えば焼却炉101を着火し、その後、ガスライン157における過剰なガスを燃やし除去するのにバルブ159、161および163を開けることのできるシーケンスを開始することができる。
バッファタンク181はエンジンまたは再液化器に供給するラインに対する最小圧力と最大圧力との間で動作し、そしてこれは比較的狭い、例えば数百キロパスカル(kPa)のオーダーの圧力幅をなす。よって、バッファタンク181は極めて大きな、典型的には数十立方メートル(m)の容積を有する必要があり、このためコストおよび嵩(または体積:bulk)に関する要因をもたらす。
船のタンクから流れて来る、推進システムで消費されなかったまたは再液化器で再び液化されなかった天然ガス蒸気を燃やし除去することに加えて、メタンタンカーに載せられる焼却炉は天然ガスおよび不活性ガスの混合物を除去するためのメンテナンス運転の間にも使用される。
メンテナンス運転がタンク内部にて必要な場合、そこに含まれる天然ガスをまず不活性ガスで、そして次に空気で置換しなければならない。
最後の液化天然ガス積荷を空にした後、依然として天然ガス蒸気で一杯であるタンクは、まずガスの一部を熱交換器に通して閉回路で循環させることによって次第に加熱する。この加熱操作の間、タンク内を一定圧力に維持するため、蒸気のフラクションを船の推進システムにて、または焼却炉101により燃やし除去する。
タンク内の温度が周囲温度(または大気温度)付近となると、船の不活性ガス発生器により供給される窒素および二酸化炭素ガスの混合物をタンクに注入して、天然ガス蒸気を追い出す。天然ガス蒸気および不活性ガスの混合物はこれを燃焼させるために焼却炉101に抜き出す。この混合物のメタン含量は特に操作の終わり頃には低いので、混合物を確実に燃焼させるために、一般的に例えば燃料油などの異なる燃料を燃やす補助のサポート炎(口火132)が用いられ、このため火災の危険性が増す。
更に、独国特許DE10211645号は船に設置され、および2つの燃焼室と煙突とを有するガス焼却炉を記載している。燃焼室には、燃焼空気がラジアルファンまたはブロワを経て、および希釈空気がラジアルファンを経て供給される。燃焼室と煙突との間の接続部は該燃焼室の出口に位置し、よって煙突から排気される熱ガスと同じ温度にあり、このため、裂けた場合には焼却炉が配置された構内に熱ガスが洩出するという危険性がある。
更に、熱ガスの洩出という危険性に加えて、従来の焼却炉デバイスにはいくつかの他の難点がある。
そのようなデバイスは嵩高く、高レベルの頭損失を与え、多大な電力を消費するファンおよびモーターを必要とする。
発明の目的および要旨
よって、本発明は、ガス焼却炉デバイスに関する上述の難点を緩和し、より嵩ばらず、液化ガスタンカー船または海上タイプのガスターミナルに容易に設置できるように模索するものである。
本発明のもう1つの目的は、信頼性および安全性を改善するため、ならびにメンテナンスを容易にし、およびコストを削減するために、焼却炉デバイスの構成を簡素化することにある。
これらの目的は次のガス焼却炉デバイスにより達成される:燃焼ガスを生成するヒーター本体を有する燃焼室と、燃焼を確保するためにヒーター本体に冷たい空気を供給する少なくとも1つのファンと、燃焼ガスおよび冷たい空気によって形成される混合物を排気するための排気煙突とを含んで成るガス焼却炉デバイスであって、燃焼室が排気煙突内に、該少なくとも1つのファンから流れて来る燃焼の冷たい空気(combustion cool air:または燃焼冷気)および/または冷却空気のフローを通すために燃焼室と排気煙突との間に環状ダクトを残すようにして取り付けられ、該燃焼室は環状ダクトを流れる冷たい空気のフラクションを環状ダクトの内部に注入できる複数の注入オリフィスおよび/または管を有することを特徴とするデバイス。
よって、接続部は必要なく、また、燃焼室と煙突との間に適合部材および可撓性連結部を有する必要がない。これは連結部から熱ガスが洩出する危険性が排除されることで安全性を増し、また、コストおよび頭損失を低減する。
加えて、これは焼却炉の製造業者(燃焼室の供給者)と造船業者(排気煙突が設けられる)との間の接点(interface)を簡素化し、よって危険性および費用を低減する。
排気煙突は第1支持体に固定されていてよく、および燃焼室は第2支持体に固定されていてよい。
改変例においては、排気煙突は第1支持体に固定され、および燃焼室は環状ダクトを流れる空気により冷却される懸架手段によって排気煙突内で懸架される。
好都合には、燃焼室は環状ダクトを流れる冷たい空気のフラクションを環状ダクトの内部に注入できる複数の注入オリフィスおよび/または管を有する。
本発明の1つの要旨において、このデバイスは燃焼室の上方に配置された複数の管を含み、追加の冷たい空気を外部から、上記少なくとも1つのファンから流れて来る冷たい空気により生じる吸引作用によってもたらす。
好都合には、このデバイスは冷たい空気と燃焼ガスとの間の混合を容易にする撹拌器を含み、この撹拌器は上記複数の管のいくつかに取り付けられる。
本発明のもう1つの要旨において、このデバイスは上記複数の管の少なくとも1つの管の内部に受容される第1スプレーノズルを端部に有する少なくとも第1の水回路を含み、第1スプレーノズルは燃焼ガスおよび冷たい空気の混合物中に水を注入する。
本発明の更にもう1つの要旨において、このデバイスは、排気煙突の頂部の周囲に取り付けられ、かつ吸引作用によって周囲空気の追加のフローを取り込む追加のダクトを含む。
このデバイスは上記追加のダクトの内部に受容される第2スプレーノズルを端部に有する少なくとも1つの第2の水回路を含み得る。
本発明の特徴によれば、ヒータ本体は高い流速を与える主要回路および低い流速を与える二次回路により独立してガスが供給され、主要および二次回路はガスラインに接続されている。
主要回路は、上記少なくとも1つのファンが作動しない場合に圧力検出器の制御下にて、または着火が起きない場合には炎検出器により閉じられる第1および第2バルブによって制御され得る。
二次回路は、上記少なくとも1つのファンが作動しない場合に圧力検出器の制御下にて閉じられる第3および第4バルブによって制御できる。
好都合には、このデバイスは、ガスライン内の圧力を制御するために第5および第6バルブによりガスラインと、または減圧するために第3、第4および第5バルブによりヒータ本体と接続されているバッファタンクを含む。
また本発明は液化ガスタンクを有し、および上記の特徴を有する焼却炉デバイスを含むタンカー船も提供する。
また本発明は上記の特徴を有する焼却炉デバイスを含むガスターミナルも提供する。
本発明の焼却炉デバイス、船およびガスターミナルの他の特徴および利点は、本発明を限定しないものとして示す以下の説明を読み、および添付の図面を参照することにより明らかになる。
実施態様の詳細な説明
本発明に従って、図1は液化ガスタンカー船の船上または海上タイプガスターミナルに設置するのに適したガス焼却炉デバイス1の極めて概略的な図である。焼却炉デバイス1は燃焼ガスを生成するヒーター本体5を有する単一の燃焼室3と、燃焼を確保するためにヒーター本体5に冷たい空気9を供給する少なくとも1つのファン7a、7bと、燃焼ガスおよび冷たい空気9の混合物13を排気するための排気煙突11とを含んで成る。
図1の例において、焼却炉デバイス1は燃焼室3の下方およびその軸線上に2つのファン7aおよび7bを有する。ファン7aおよび7bは2つのモーター13aおよび13bにより駆動できる。ファン7a、7bから流れて来る冷たい空気9は空気ボックス15を経て燃焼室3へと送られる。組立作業をより簡単にするため、および振動が伝わるのを低減するため、空気ボックス15はファン7aおよび7bに、また排気煙突11に、可撓性スリーブ17を介して接続されている。
ファン7aまたは7bの一方が作動しなくなった場合に部分的な運転を可能にするため、作動しているファン7a、7bによって吹き込まれる冷たい空気の全てを燃焼室3へと導くように、チェックバルブ(または逆止弁)19がオプションとしてファン7a、7bの出口に位置する。
本発明に従って、燃焼室3は排気煙突11内に、ファン(1つまたは複数)7a、7bから流れて来る燃焼の冷たい空気9aおよび/または冷却空気のフローを運ぶために燃焼室3と排気煙突11との間に環状ダクト21を残すようにして取り付けられる。ヒーター本体5を取り囲む燃焼室は、環状ダクト21を流れる冷たい空気9aのフラクションを環状ダクト21の内部に注入でき、これにより、上記冷たい空気を燃焼ガスと混合できる複数の注入管29bおよび/またはオリフィス29aを有する。換言すれば、注入管29bおよびオリフィス29aは冷たい空気を熱いフローへ直接に注入し、よって上記冷たい空気9aを熱いフローと混合するものである。環状ダクト21および燃焼室3の内部へ供給するのに同じファンを用いることにより、装置を簡素化し、そのコストおよび電力消費を削減する点に留意すべきである。
燃焼室3は好ましくは排気煙突11と同様の幾何的形状(例えば円筒形)を有し、そして燃焼室3は排気煙突11の底部に直接挿入される。これにより、とりわけ、燃焼室3と排気煙突11との間で高温連結および適合部材をなくすことができる。加えて、環状ダクト21は燃焼室3を排気煙突3内へ挿入および設置するのを容易にする機械的クリアランスを提供する。
この例において、煙突11は可撓性スリーブ17を含む補償器(compensator)を介して環状空間21に接続される。従って、周囲付近の温度(典型的には100℃以下)にて動作する補償器を介して接続を行うことができ、よって補強シートメタルなどの高価でない手段を下方に用いることができる。加えて、これは洩出が起きた場合、洩出物は同じく周囲温度付近の空気から成るので、危険性をほぼなくすことができる。
更に、これは焼却炉の製造業者と排気煙突11を通常供給する造船業者との間の接点を簡素化する。燃焼室3と排気煙突11との間の環状ダクトまたは空間21は希釈空気9のフラクションを燃焼室3の頂部へと運ぶためのダクトとして、および排気煙突11の底部の壁を船員または人員にとって危険でない温度に維持することができる熱シールドとしての双方で使用され、これ無しには高価で嵩高い装置に頼らねばならなくなる。
環状ダクト21を流れる冷たい空気9aは燃焼室3の壁を冷却するようにも機能し、これにより、壁を形成するために、特別な断熱材により保護する必要のない、高価でない材料を使用することが可能となる。
従って、燃焼室3には希釈空気および燃焼空気が下方から供給され、また、その周囲から環状ダクト21を経て追加の希釈空気が供給される。
ファン7a、7bから送られる空気(燃焼空気および希釈空気の双方)の全部は燃焼室3を通過し、または注入管またはオリフィス29b、29aを通過する前に燃焼室3の周囲に沿って流れるので、耐火性でない材料を使用することができる。
一例として、ガス焼却炉デバイス1を船に載せる場合(図2も参照のこと)、排気煙突11は船の上甲板24aにて第1支持体23aで支持し、またはこれに固定することができる。それにもかかわらず、燃焼室3、ヒーター本体5および空気ボックス15は船の中間甲板24bにて第2支持体23bに固定することができ、また、ファン7aおよび7bはより下甲板24cにて第3支持体23cに固定することができる。この構成により、造船業者より供給される煙突11は、いずれも焼却炉の製造業者より供給される装置の部材である燃焼室3、ヒーター本体5および空気ボックス15ならびにファン7a、7bと独立して支持され、これにより、造船業者と装置製造業者との間の機械的接点を簡素化できる。
排気煙突11は第1支持体23aに固定されているので、これを空気ボックス15に、および支持体23bに機械的に接続されている燃焼室3に接続する可撓性接続部17が熱ガス13に曝されず、むしろ燃焼室3と煙突との間に形成される環状ダクト21を流れる冷たい空気9aのフローに曝されることを確保するように、排気煙突11は燃焼室3の周囲で十分に離れて位置する(go dowm)ことに留意すべきである。
改変例においては、燃焼室3は排気煙突11内で懸架手段25により懸架され、懸架手段25は好ましくは燃焼室3のより冷たい部分に設けられ、そして環状ダクト21を流れる冷たい空気9aで冷却される。
もう1つの改変例においては、排気煙突11、燃焼室3、ヒーター本体5および空気ボックス15は中間甲板または上甲板にて共通の支持体(23aまたは23b)に固定することができる。
これらのアプローチ(または方策)によれば、排気煙突11または燃焼室3と支持体23aまたは23bとの間において、簡単な構造の機械的接点27を用いることが可能となる点に留意すべきである。これら機械的接点27は、環状ダクト21を流れる冷たい空気9aのフローにより、周囲温度(または大気温度)付近の温度に留まる。
加えて、焼却炉デバイス1は燃焼室3の上方に配置された複数の導管または管33を有し、追加の冷たい空気9bを外部から、ファン7a、7bから流れて来る冷たい空気により生じる吸引作用によってもたらす。
従って、希釈空気の追加のフラクションが、排気煙突11の外部に接続された複数の管33を経て熱ガス中にもたらされる。これら管33は長さが短く、典型的には排気煙突11の直径の約1/5であるので、吸引した空気についての頭損失はごくわずかであり、よって、追加の希釈空気の極めて大きな、典型的には10%〜20%の範囲にあるフローを移送することができる。この配置により、追加のファンを燃焼室3の高い部分に関して設置することをなくすことができ、これにより、装置を簡素化できる。
更に、焼却炉デバイス1は燃焼ガスの冷たい空気との混合を容易にするために撹拌器35を含んでいてよい。撹拌器35は複数の管33のフラクションに取り付けられ得る。好都合には、撹拌器35を冷却するのために、管33より吸引された冷たい空気9bを使用することができるように、撹拌器35は管33のいくつかで支持され得る。よって、断熱材によったり、または高価な耐火性材料により管35を作製したりする必要がない。
排気煙突11の出口における所定の排気温度に対してファン7a、7bの寸法を小さくするため、焼却炉デバイス1は複数の管33のうち少なくとも1つの管の内部に受容される第1スプレーノズル39を端部に有する少なくとも第1の水回路37を含んでいてよい。第1スプレーノズル39は部分または完全蒸発により燃焼ガスおよび冷たい空気の混合物を冷却するため、この混合物中に水を注入する。
このアプローチによれば、注入ノズル39は冷たい空気を吸引する管33の内部に配置され、これにより、周囲付近の温度にある空気としか直接接触しないので、注入ノズル39が高温に曝されるのを回避しつつ、熱ガスの中央に水を注入することが可能となる点に留意すべきである。これはオプションとして、水回路および注入ノズルにおいて塩が析出し、ならびに閉塞および腐食させるという危険性を低減しつつ、海水を使用することを可能にする。
焼却炉デバイス1はオプションとして、排気煙突11の頂部の周囲に取り付けられる追加のダクト41を含んでいてよく、吸引作用によって周囲空気の追加のフローを熱ガスの噴流中に取り込む(または混入させる:entrain)。
そのような場合、焼却炉デバイス1はより低い噴流温度を得るために、上記追加のダクト41の内部に受容される第2スプレーノズル45を端部に有する第2の水回路43を含んでいてよい。
従って、燃焼室3の壁の冷却は、主にその外側面上での強制対流熱交換により実現され、他方、熱ガスの冷却は、熱いフローにおける冷たい空気のダクト33により、および場合によりその後の水回路37、43からの注入によりもたらされる。追加の冷たい空気および水を熱ガスと混合することは、冷たい空気および水を注入するダクト29a、29bおよび37、43により、ならびにまた撹拌器35により形成される乱流によって確保される。
環状ダクト21と燃焼室3の内部との間の圧力差は極めて小さく、典型的には100パスカル(Pa)、即ち1ミリバール(mbar)のオーダーである点に留意されたい。第一に、熱ガスは燃焼室3の低い部分から空気ボックスを経て空気を供給することによって、約「70」の混合比で混合される。第二に、熱ガスは乱流によって、および管またはオリフィス29a、29b、33または撹拌器35より形成される冷たい空気を追加で供給することによって混合される。
従って、バーナーは下方から約70の割合で過剰に供給されるので、熱ガスの平均温度は約700℃の最低レベルを有する。この作用を環状ダクト21による燃焼室の壁の冷却と組み合わせることによって、熱ガスの温度は約550℃の最低レベルにまで下げられ、よって、この室に対して非耐火性材料、例えばステンレス鋼を使用することが可能となる。
ヒーター本体5は、例えば紫外検出器セルを含むような炎検出器システム49の制御下にて着火される1つまたはそれ以上のバーナー47を更に含む。
バーナー47の周囲での空気の分配を最適化するため、および炎を捕まえる乱流を形成するために、ダイアフラム51がオプションとしてバーナー47と同じ高さに配置される。
またヒーター本体5は、高い流速を与える主要回路53により、および低い流速を与える二次回路55により、独立してガスが供給される。主要および二次回路55および53は、例えば船の(図2を参照にこと)ガスライン57により供給される。ガスライン57から焼却炉デバイス1に送られるガスのフローは調整バルブ59により調整される。
従って、ヒーター本体5のバーナー47はガスライン57から、2つの異なる流速範囲に対応する2つの支流を経て供給される。
主要回路または支流53は、ファン7a、7bが作動しない場合に圧力センサまたは検出器65の制御下にて、またはバーナー47に着火し損ねた場合に炎検出器49により閉じられる第1および第2バルブ61、63によって制御される。
これに対して、二次回路または支流55は、ファン7a、7bが作動しない場合に圧力検出器65の制御下にて閉じられる第3および第4バルブ67、69によって制御される。
大流量主要回路または支流53は、焼却炉1に送られるガスが点火装置71(例えば電気スパークプラグ)により着火し得るのに十分にメタンをリッチに含み、よって、燃焼を起こし、および炎検出器49で検出可能な炎31が形成される通常運転時に用いられる。
より高い安全性のためには、いかなる理由であれ、炎検出器49で炎31が検出されなくなったときは常に、第1および第2バルブ61および63を閉じ、安全バルブ73を開けて、これら2つのバルブ61および63の間に捕捉されたガスを排出口へと排気する。
いずれにせよ焼却炉1は天然ガスとメタンとの可燃性でない混合物を処理できなければならないので、本発明のデバイスは、上記高流速主要回路53を閉じたときに、ガス混合物のフローを、例えガス混合物が可燃性でなくても、バーナー47に送るために二次回路55を用いることができる。燃焼室3に注入されるこのガス混合物は、ファン7a、7bおよび管33ならびにダクト41より送られる空気により希釈される。混合物におけるメタン含量をこのように更に低下させることにより、排気煙突11から放出されるガス中のメタン含量が爆発の起こり得る範囲よりもはるかに低いということを確保できる。
従って、焼却炉デバイス1をこのように運転しているとき、混合物が再び可燃性になったなら混合物を再び着火するために、点火装置71は規則的に、例えば不活性ガスが充填された船のタンクから天然ガス蒸気で充填された別のタンクに切り換える際に作動させ得る。燃焼し続けると、炎検出器49により炎31を再び検出でき、よって、主要回路53の第1および第2バルブ61および63を再び開くことができ、および処理のためにタンクからガスをより大きな流速で流すことができる。
これにより、天然ガスと不活性ガスの混合物を小さい流速で単に希釈することによって、あるいは混合物が十分にリッチであれば高い流速で燃焼させることによってのいずれかで処理することを自動的に確保できる。これは、タンクを不活性する、またはタンクにガスを補充する操作に必要な時間の長さを最適化するように機能する。
焼却炉デバイス1を希釈モードで運転しているとき、ファン7a、7bが作動せず、混合物の十分な希釈が最早保証されない場合には、安全性は第3および第4バルブ67および69を閉じることによっている。この安全性はバーナー47の付近に配置されたダイアフラム51によりファン7a、7bと燃焼室3との間の頭損失を測定する圧力センサ65により制御できる。
従って、低い流速では、焼却炉1に送られるガスの混合物を十分希釈するには低すぎる圧力(従って、小さすぎる空気のフロー)を圧力センサ65が検出すると(その混合物が焼却炉1で燃え得るのに十分リッチにメタンを含むか否かによらず)直ちに、第3および第4バルブ67および69を閉じ、および別のバルブ75を開けて排出口に接続することによって、あるいは単に希釈することによって、焼却炉デバイス1の安全性が保証される。
同様に、高い流速では、炎検出器49が炎を検出しなくなる(これは再着火が突然起こるという危険性がある)と直ちに、またはファン7a、7bが作動していないことを圧力センサ65が検出する(これは排気温度が高くなり過ぎるという危険性がある)と直ちに、主要回路53の第1および第2バルブ61および63を閉じ、および排出口に繋がるバルブ73を開けることによって、安全性が保証される。
二次回路55における最大流速は特定の狭窄部により、または第3および第4バルブ67および69のセクション(section:断面または部分)を選択することにより制御できる点に留意すべきである。従って、ガス混合物が焼却炉1の入口における最大圧力にある状態であっても、燃焼率3での希釈割合は、点火装置71によるガス混合物の再着火が、混合物が再び可燃性になったときに危険なものとならないようなものとすることを保証できる。
点火装置71に連結された二次回路55は、炎検出器49により作動および検出されると、バルブ61および63により制御される主要回路53を開けることによって供給される主要な炎31を着火するよう機能する口火として働く。
更に、再液化器を含む遅いディーゼル船において、二次回路55は、再液化されず、およびタンクに戻されない窒素リッチな蒸気フラクションを処理するために使用でき、そのような処理は燃焼による、または希釈によるものである。これに対して、主要回路53は、再液化器が作動しない場合(またはその開始または停止の移行操作の間)で、船のタンクから流れて来る蒸気の一部または全部を焼却炉1が燃やす必要のあるときにのみ作動される。
好都合には、焼却炉デバイス1は、ガスライン57の圧力を制御するために第5および第6バルブ83および85を経てガスライン57に、または減圧するために第3、第4および第5バルブ67、69および83を経てヒーター本体5に連通しているバッファタンク81を含む。これにより、焼却炉1により処理すべきガスの流速における遷移状態を緩和することができる。
バッファタンク81は、バルブ67および69より上流に接続されている場合でも、バルブ83により分離することができる。更に、バッファタンク81は主要および二次回路53および55の間に位置するバルブ85に連結することができる。この配置により、このバッファ容積をガスライン57における圧力の最小値と最大値との間でなく、最大圧力と燃焼室3における圧力よりわずかに高い圧力との間で用いることができる。
特に、推進のためにガス蒸気を使用する船では、そのために設けられる加圧および再ヒーターシステム(図示せず)によって、ガスライン57における公称条件下でのガス流速は、船を推進させるエンジンの要請を満たすため、焼却炉1により処理すべきガスの流速をゼロにするように調節される。従って、焼却炉の電力消費を極めて顕著に削減するには、除去すべき過剰なガス蒸気が存在しないシステムの公称条件下にてファン7aおよび7bを停止させ得ることが好都合である。そのような場合、条件が突然変化したとき、または船の1つまたはそれ以上の推進エンジンが停止したときに、ファン7aおよび7bを動作状態に戻し、二次回路55を開け得るのに十分な圧力を圧力検出器65が検出し、そして続いて、炎31を炎検出器49が検出して主要回路53を開け得るのに要する時間全体に亘って、ガスライン57の圧力上昇を防止するためにガスライン57内の過剰な天然ガス蒸気を吸収できることが必要である。
ファン7a、7bが停止し、およびバルブ61、63、67および69が閉じた状態で焼却炉が作動しない場合、バッファタンク81は周囲圧力(または大気圧)付近の圧力にある点に留意すべきである。
しかしながら、ガスライン57内のガス圧力がその上限に近づくと、ファン7a、7bは運転開始され、バルブ59および85が開かれる。従って、ガスライン57に存在するガスのフラクションをバッファタンク81により、ガスライン57の圧力まで徐々に圧力上昇させながら吸収することができる。
ファン7a、7bが十分な速度に達すると、圧力センサ65により制御されるアラームが解除され、二次回路55のバルブ67および69を開け、点火装置を71を作動させ得る。ガスが十分にメタンリッチであると、ガスが燃え始め、および炎検出器49により制御される別のアラームも解除され得、よって、バルブ61および63の制御下にて主要回路53を開けることができる。
そして、焼却炉1はガスライン57内の圧力を公称範囲内に維持するため、処理するガス流速に応じてフルパワーで運転できる。そして、バルブ85を閉じてガスライン57からタンク81を分離でき、他方、バルブ67、69および83を開けてタンク81を二次回路55を経てバーナー57に接続した状態に維持することができる。
バーナー57に関する技術を適切に選択すれば、極めて小さい頭損失、典型的には10kPa以下で運転することができる。そのような場合、バッファタンク81が燃焼室3内の圧力(これ自身は周囲圧力に近い)に極めて近い圧力に達するまで、バッファタンク81に吸収したガスをバーナー47に排気できる。バッファタンク81内の圧力がこの値になったとき、バルブ67、69および83を閉じることができ、およびバッファタンク81を遮断し、ガスライン57における遷移状態の圧力を調整するのに再び用いるために用意しておくことができる。
ガスライン57における公称最大圧力と周囲圧力との間に亘るバッファタンク81の運転圧力範囲は、単にガスラインの最大圧力と最小圧力との間に亘る従来技術のタンク(図3を参照のこと)の範囲よりはるかに大きい。
典型的には、ガスライン57における公称圧力は0.6メガパスカル(MPa)〜0.8MPaの範囲で様々であり、他方、バッファタンク81における圧力は0.8MPaと周囲圧力との間で様々であり得る。従って、所定量のガスを吸収するのに、バッファタンク81の容積は従来技術のタンク容積の約1/4であることが理解され得、これは費用および寸法の点で極めて顕著な利点となる。
二次および主要回路55および53内またはバッファタンク81内の爆発性混合物のあらゆる危険性を回避するため、チェックバルブ87または例えば窒素を注入するための不活性ガス注入回路(図示せず)などのデバイスを適用できることに留意すべきである。
ガスライン57内の過剰のガスを燃やし除去することを要する圧力遷移状態が経過すると、バルブ67、69および57を閉じることができ、およびファン7aおよび7bを再びオフに切り換えることができる。従って、より小さい寸法のバッファタンク81で、ファン7a、7bにより消費される電力量を最小限にしつつ、ガスの燃焼における遷移状態に対処することが可能である。
図2は液化ガスタンク91を有し、およびタンクから放出される蒸気を燃やすために、図1の焼却炉デバイスを含むタンカー船の極めて概略的な図である。
この例では、排気煙突11は船の上部甲板24aに取り付けられ、またファン7aおよび7bは船の下部甲板24cに取り付けられる。これに対して、燃焼室3、ヒーター本体5および空気ボックス15は船の中間甲板24bに取り付けられる。
焼却炉デバイスはガスターミナルにおいても使用できることに留意すべきである。
本発明のガス焼却炉デバイスの極めて概略的な図である。 図1の焼却炉デバイスを含む船の極めて概略的な図である。 従来のガス焼却炉デバイスの極めて概略的な図である。

Claims (14)

  1. 燃焼ガスを生成するヒーター本体(5)を有する燃焼室(3)と、燃焼を確保するためにヒーター本体(5)に冷たい空気(9)を供給する少なくとも1つのファン(7a、7b)と、燃焼ガスおよび冷たい空気によって形成される混合物(13)を排気するための排気煙突(11)とを含んで成るガス焼却炉デバイスであって、燃焼室(3)が排気煙突(11)内に、該少なくとも1つのファン(7a、7b)から流れて来る燃焼の冷たい空気(9a)および/または冷却空気のフローを通すために燃焼室(3)と排気煙突(11)との間に環状ダクト(21)を残すようにして取り付けられ、該燃焼室(3)は環状ダクト(21)を流れる冷たい空気のフラクションをその内部に注入できる複数の注入オリフィスおよび/または管(29a、29b)を有することを特徴とする、デバイス。
  2. 排気煙突(11)が第1支持体(23a)に固定され、および燃焼室(3)が第2支持体(23b)に固定されることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  3. 排気煙突(11)が第1支持体(23a)に固定され、および燃焼室(3)が環状ダクト(21)を流れる空気により冷却される懸架手段(25)によって排気煙突(11)内で懸架されることを特徴とする、請求項1に記載のデバイス。
  4. 燃焼室(3)の上方に配置された複数の管(33)を含み、追加の冷たい空気を外部から、該少なくとも1つのファン(7a、7b)から流れて来る冷たい空気により生じる吸引作用によって送ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のデバイス。
  5. 燃焼ガスおよび冷たい空気の混合を容易にする撹拌器(35)を含み、該撹拌器は前記複数の管(33)のフラクションに取り付けられることを特徴とする、請求項4に記載のデバイス。
  6. 前記複数の管(33)の少なくとも1つの管の内部に受容される第1スプレーノズル(39)を端部に有する少なくとも第1の水回路(37)を含み、第1スプレーノズルは燃焼ガスおよび冷たい空気により形成される混合物中に水を注入することを特徴とする、請求項4に記載のデバイス。
  7. 排気煙突(11)の頂部の周囲に取り付けられ、および吸引作用によって周囲空気の追加のフローを取り込む追加のダクト(41)を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のデバイス。
  8. 前記追加のダクト(41)の内部に受容される第2スプレーノズル(45)を端部に有する少なくとも1つの第2の水回路(43)を含むことを特徴とする、請求項7に記載のデバイス。
  9. ヒータ本体(5)は高い流速を与える主要回路(53)および低い流速を与える二次回路(55)により独立してガスが供給され、主要および二次回路がガスライン(57)に接続されていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のデバイス。
  10. 主要回路(53)が、前記少なくとも1つのファン(7a、7b)が作動しない場合に圧力検出器(65)の制御下にて、または着火し損ねた場合に炎検出器(49)により閉じられる第1および第2バルブ(61、63)によって制御されることを特徴とする、請求項9に記載のデバイス。
  11. 二次回路(55)が、前記少なくとも1つのファン(7a、7b)が作動しない場合に圧力検出器(65)の制御下にて閉じられる第3および第4バルブ(67、69)によって制御されることを特徴とする、請求項9に記載のデバイス。
  12. ガスライン(57)内の圧力を制御するために第5および第6バルブ(83、85)を介してガスライン(57)と、または減圧するために第3、第4および第5バルブ(67、69、83)を介してヒータ本体(5)と連通しているバッファタンク(81)を含むことを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載のデバイス。
  13. 液化ガスタンクを有するタンカー船であって、請求項1〜12のいずれかに記載の焼却炉デバイスを含むことを特徴とする、船。
  14. 請求項1〜12のいずれかに記載の焼却炉デバイスを含むことを特徴とする、ガスターミナル。
JP2006012369A 2005-01-21 2006-01-20 液化ガスタンカー船または液化ガスターミナルに設置されるガス焼却炉 Active JP4989078B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0500631A FR2881209B1 (fr) 2005-01-21 2005-01-21 Incinerateur de gaz installe sur un navire de transport de gaz liquefie
FR0500631 2005-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006200885A true JP2006200885A (ja) 2006-08-03
JP4989078B2 JP4989078B2 (ja) 2012-08-01

Family

ID=34955007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006012369A Active JP4989078B2 (ja) 2005-01-21 2006-01-20 液化ガスタンカー船または液化ガスターミナルに設置されるガス焼却炉

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7836835B2 (ja)
EP (1) EP1684013A3 (ja)
JP (1) JP4989078B2 (ja)
KR (1) KR101293003B1 (ja)
CN (1) CN100572919C (ja)
FR (1) FR2881209B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010540212A (ja) * 2007-09-20 2010-12-24 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 電子デバイス製造廃液を周囲空気により除害するための装置及び方法
WO2013061928A1 (ja) 2011-10-24 2013-05-02 三菱重工業株式会社 液化ガス処理システム、この制御方法、これを備えた液化ガス運搬船およびこれを備えた液化ガス貯蔵設備
WO2020144988A1 (ja) * 2019-01-08 2020-07-16 三菱重工業株式会社 舶用ボイラ及び舶用ボイラの改造方法
JP2021188843A (ja) * 2020-06-01 2021-12-13 ボルカノ株式会社 ガス燃焼装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0903990D0 (en) * 2009-03-07 2009-04-22 Hamworthy Combustion Eng Ltd Incinerator
GB2471909C (en) * 2009-07-18 2019-02-13 Hamworthy Combustion Engineering Ltd Incinerator for boil-off gas
NO20092951A1 (no) * 2009-09-03 2011-03-04 Viking Dredging As Anordning ved bulkskip for sandtransport og fluidisert lossing
FR3012206B1 (fr) * 2013-10-17 2015-11-06 Nex Generation Natural Gas Natural Growth Incinerateur de gaz compact embarque sur navire
FI20146081A (fi) * 2014-12-10 2016-06-11 Evac Oy Jätteenkäsittelylaitteisto
KR20160086610A (ko) 2015-01-12 2016-07-20 강림중공업 주식회사 버너 및 이를 이용한 증발가스 처리장치용 가스연소기
JP6580341B2 (ja) * 2015-02-27 2019-09-25 三菱重工業株式会社 揮発性有機化合物燃焼装置、ボイラ、タンカーおよび揮発性有機化合物燃焼方法
KR101661169B1 (ko) 2015-04-13 2016-09-29 강림중공업 주식회사 증발가스 처리장치용 가스연소기
KR101661173B1 (ko) 2015-04-13 2016-09-29 강림중공업 주식회사 냉각구조의 소형 증발가스 처리장치용 연소기
KR101661172B1 (ko) 2015-04-13 2016-09-29 강림중공업 주식회사 증발가스 처리장치용 가스연소기
KR102385753B1 (ko) * 2020-05-25 2022-04-11 현대중공업 주식회사 가스연소유닛 및 이를 구비한 선박
CN113154368A (zh) * 2021-06-04 2021-07-23 西安热工研究院有限公司 一种用于降低送风机和一次风机噪声的煤粉锅炉风机布置系统

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5724811U (ja) * 1981-06-11 1982-02-09
JPS5739895U (ja) * 1980-08-19 1982-03-03
JPS57165259U (ja) * 1981-04-08 1982-10-18
JPS60200007A (ja) * 1984-03-21 1985-10-09 Sumitomo Metal Ind Ltd 微粉炭燃焼方法
JPH06272833A (ja) * 1993-03-17 1994-09-27 Ryoji Watabe 廃棄物焼却炉の次段燃焼室
JPH08247437A (ja) * 1995-03-13 1996-09-27 Nakai:Kk ガス直火型かまどの排気構造
JPH09269114A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Taiyo Toyo Sanso Co Ltd 排ガス除害装置における燃焼ノズルと燃焼筒、排ガス除害装置及び排ガスの除害方法
JP2001132898A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Osaka Gas Co Ltd 液化天然ガス運搬船におけるカーゴタンクの圧力制御装置及びその圧力制御方法
JP2002186820A (ja) * 2000-12-19 2002-07-02 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 排ガス冷却装置
JP2003175891A (ja) * 2001-08-24 2003-06-24 Cryostar-France Sa 天然ガス燃料の供給装置

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1629251A (en) * 1927-05-17 Of astlebobo
US2702590A (en) * 1949-09-08 1955-02-22 Eloise B Stillman Liquid fuel circulating system for mechanically atomizing liquid fuel burner and method of controlling the output of said burner
US2837893A (en) * 1952-12-12 1958-06-10 Phillips Petroleum Co Automatic primary and secondary air flow regulation for gas turbine combustion chamber
US2979124A (en) * 1958-09-29 1961-04-11 American Air Filter Co Air heater fuel control system
US3057983A (en) * 1959-01-23 1962-10-09 Westinghouse Electric Corp Circuit interrupter
US3164201A (en) * 1963-11-29 1965-01-05 William R Irwin High flame-low flame burners
US3548761A (en) * 1968-12-26 1970-12-22 Solomon Zalman Anti-pollution incinerator
US3914090A (en) * 1971-05-13 1975-10-21 Engelhard Min & Chem Method and furnace apparatus
DE2211264C3 (de) * 1972-03-09 1981-07-02 Klöckner-Humboldt-Deutz AG, 5000 Köln Vorrichtung zur Erhöhung der Kühlwirkung eines Drehofen-Satellitenkühlers und Verfahren zum Betreiben derselben
US3797989A (en) * 1972-11-20 1974-03-19 Peabody Gordon Piatt Burner control system
US3892519A (en) * 1974-04-15 1975-07-01 Zink Co John Liquid bubble screen seal for controlling combustible gases
US4181491A (en) * 1976-09-22 1980-01-01 Bloom Engineering Company, Inc. Method and apparatus for heating a furnace chamber
US4137036A (en) * 1977-03-28 1979-01-30 Combustion Unlimited Incorporated Flare burner
DE3038519C2 (de) * 1980-10-11 1983-08-18 Hartung, Kuhn & Co Maschinenfabrik GmbH, 4000 Düsseldorf Verfahren zur Verminderung der Feststoffemissionen während des Ausdrückens einer Kokscharge aus Horizontalkammeröfen und Kamin zur Durchführung des Verfahrens
HU184389B (en) * 1981-02-27 1984-08-28 Villamos Ipari Kutato Intezet Method and apparatus for destroying wastes by using of plasmatechnic
US4552082A (en) * 1982-05-27 1985-11-12 Grey Vincent G Offshore incineration of hazardous waste materials
US4819438A (en) * 1982-12-23 1989-04-11 United States Of America Steam cooled rich-burn combustor liner
US4632042A (en) * 1985-10-30 1986-12-30 Chang Shien F Incinerator for the high speed combustion of waste products
US6293121B1 (en) * 1988-10-13 2001-09-25 Gaudencio A. Labrador Water-mist blower cooling system and its new applications
GB8826909D0 (en) * 1988-11-17 1988-12-21 Booth G Combustion apparatus
US5018547A (en) * 1990-04-30 1991-05-28 Alcorn Arlo S Pressure actuated valve
US4981088A (en) * 1990-05-14 1991-01-01 Diamond Electronics, Inc. Slag eliminator for furnace viewing system
TW211603B (ja) * 1991-06-03 1993-08-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd
US5397551A (en) * 1992-07-09 1995-03-14 Daesung Industrial Co., Ltd. Incinerator
US5322026A (en) * 1992-12-21 1994-06-21 Bay Il H Waste combustion chamber with tertiary burning zone
US5820736A (en) * 1996-12-23 1998-10-13 Bouziane; Richard Pyrolysing apparatus
JP3725299B2 (ja) * 1997-06-19 2005-12-07 株式会社パウダリングジャパン 通常燃焼及びパルス燃焼両用燃焼器
US6135063A (en) * 1999-03-11 2000-10-24 Welden; David P. Dual regulator direct-fired steam generator
WO2001009547A1 (en) * 1999-07-29 2001-02-08 Independent Stave Co. Burners with high turndown ratio and gas combustor
US6485292B1 (en) * 1999-11-19 2002-11-26 Process Equipment & Service Company, Inc. Flare stack for natural gas dehydrators
JP2001269530A (ja) * 2000-03-28 2001-10-02 Sumitomo Heavy Ind Ltd 水スプレー装置及びそれを備えるガス冷却システム
JP3844941B2 (ja) * 2000-03-30 2006-11-15 株式会社神戸製鋼所 調温装置および高温排ガスの調温方法
JP4535558B2 (ja) * 2000-03-31 2010-09-01 大陽日酸株式会社 燃焼式排ガス処理装置
US6782906B2 (en) * 2000-12-28 2004-08-31 Young-Chul Chang Time based mass flow controller and method for controlling flow rate using it
JP2002339071A (ja) * 2001-05-18 2002-11-27 L'air Liquide Sa Pour L'etude & L'exploitation Des Procede S Georges Claude Alcvdシステムにおける処理ガス供給機構
US20030059731A1 (en) * 2001-09-25 2003-03-27 Coffey Clayton G. Device for incinerating waste gas
DE10211645B4 (de) * 2002-03-15 2015-06-03 Saacke Gmbh Verfahren zum Verbrennen von Boil-off-Gas auf einem Flüssiggas-Transportschiff und Verwendung einer Combustor-Einheit
US20050058959A1 (en) * 2003-09-17 2005-03-17 General Electric Company Gas flow control for gas burners utilizing a micro-electro-mechanical valve

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5739895U (ja) * 1980-08-19 1982-03-03
JPS57165259U (ja) * 1981-04-08 1982-10-18
JPS5724811U (ja) * 1981-06-11 1982-02-09
JPS60200007A (ja) * 1984-03-21 1985-10-09 Sumitomo Metal Ind Ltd 微粉炭燃焼方法
JPH06272833A (ja) * 1993-03-17 1994-09-27 Ryoji Watabe 廃棄物焼却炉の次段燃焼室
JPH08247437A (ja) * 1995-03-13 1996-09-27 Nakai:Kk ガス直火型かまどの排気構造
JPH09269114A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Taiyo Toyo Sanso Co Ltd 排ガス除害装置における燃焼ノズルと燃焼筒、排ガス除害装置及び排ガスの除害方法
JP2001132898A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Osaka Gas Co Ltd 液化天然ガス運搬船におけるカーゴタンクの圧力制御装置及びその圧力制御方法
JP2002186820A (ja) * 2000-12-19 2002-07-02 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 排ガス冷却装置
JP2003175891A (ja) * 2001-08-24 2003-06-24 Cryostar-France Sa 天然ガス燃料の供給装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010540212A (ja) * 2007-09-20 2010-12-24 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 電子デバイス製造廃液を周囲空気により除害するための装置及び方法
WO2013061928A1 (ja) 2011-10-24 2013-05-02 三菱重工業株式会社 液化ガス処理システム、この制御方法、これを備えた液化ガス運搬船およびこれを備えた液化ガス貯蔵設備
WO2020144988A1 (ja) * 2019-01-08 2020-07-16 三菱重工業株式会社 舶用ボイラ及び舶用ボイラの改造方法
JP2020112278A (ja) * 2019-01-08 2020-07-27 三菱重工マリンマシナリ株式会社 舶用ボイラ及び舶用ボイラの改造方法
JP7152957B2 (ja) 2019-01-08 2022-10-13 三菱重工マリンマシナリ株式会社 舶用ボイラ及び舶用ボイラの改造方法
JP2021188843A (ja) * 2020-06-01 2021-12-13 ボルカノ株式会社 ガス燃焼装置
JP7311155B2 (ja) 2020-06-01 2023-07-19 ボルカノ株式会社 ガス燃焼装置

Also Published As

Publication number Publication date
FR2881209A1 (fr) 2006-07-28
EP1684013A2 (fr) 2006-07-26
US7836835B2 (en) 2010-11-23
CN100572919C (zh) 2009-12-23
KR20060085202A (ko) 2006-07-26
JP4989078B2 (ja) 2012-08-01
FR2881209B1 (fr) 2015-04-24
CN1807980A (zh) 2006-07-26
KR101293003B1 (ko) 2013-08-02
US20060166152A1 (en) 2006-07-27
EP1684013A3 (fr) 2014-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4989078B2 (ja) 液化ガスタンカー船または液化ガスターミナルに設置されるガス焼却炉
US8444411B2 (en) Incinerator for boil-off gas
KR100681303B1 (ko) 보일-오프 가스를 연소시키기 위한 연소기유니트를 갖는액화가스 탱커
WO2021008620A1 (zh) 双燃料超大型集装箱船供气系统及超大型集装箱船
CN101956988B (zh) 用于蒸发气体的焚烧炉
JP2008215662A (ja) 燃焼装置、ガス処理方法
KR20090046217A (ko) Lng선의 bog 처리 장치
KR20180083461A (ko) 선박의 벤트 마스트 구조
JP7083211B1 (ja) 燃焼装置及び燃焼システム
CN220793436U (zh) 一种lng气体加热装置及加热系统
US20240255144A1 (en) An arrangement handling purged alcohol-based fuel and a method thereof
TWI826962B (zh) 一種用於燃燒沖洗氣體的裝置和方法
CN110337567A (zh) 锅炉及具备锅炉的船舶以及惰性气体的生成方法
KR101741347B1 (ko) 액화가스 기화방법, 액화가스 기화시스템, 이를 탑재한 해상 부유체구조물
KR102385753B1 (ko) 가스연소유닛 및 이를 구비한 선박
JP2001116197A (ja) 液化ガス蒸発装置
JP2018096450A (ja) ガス処理システム
JP6034610B2 (ja) 液化燃料ガス気化装置
JP2021134773A (ja) メタンスリップ抑制システム並びに該メタンスリップ抑制システムを備える船舶および洋上浮体設備
JP2807446B2 (ja) ボイラ内燃焼火炎確認装置
CN117006474A (zh) 一种利用船舶锅炉处理双壁管空气的系统
JP2001116196A (ja) 液化ガス蒸発装置
JP2008222140A (ja) 船舶内窒素ガス発生装置の排ガス設備
JP2001116194A (ja) 液化ガス蒸発装置
JP2000171029A (ja) 液化ガス蒸発装置およびその運転方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110902

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4989078

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250