JP2001116197A - 液化ガス蒸発装置 - Google Patents

液化ガス蒸発装置

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JP2001116197A
JP2001116197A JP29659099A JP29659099A JP2001116197A JP 2001116197 A JP2001116197 A JP 2001116197A JP 29659099 A JP29659099 A JP 29659099A JP 29659099 A JP29659099 A JP 29659099A JP 2001116197 A JP2001116197 A JP 2001116197A
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Kazuhiro Oki
和広 大木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ないスペースとエネルギーで効率良く安全
に液化ガス液を蒸発させる。 【解決手段】 燃料Gfと空気Gaを供給して燃焼させ
る加熱手段3と、この加熱手段3に空気Gaを供給する
空気供給手段5と、加熱手段3を配置する燃焼室13を
有し、この燃焼室13で発生する燃焼熱で加熱する熱媒
液wを保持する熱媒液槽15と、この熱媒液槽15内に
設けられ、熱媒液wの熱で液化ガス液Lを蒸発させる熱
交換手段17と、電機部品を備えた制御機器25、27
が内部に設けられ、空気Gaを供給して大気圧を超える
圧力に加圧可能な内圧容器9と、この内圧容器9に連通
し、空気Gaを溜めて加熱手段3に供給する空気室11
と、内圧容器9と空気室11との連通部に設けられ、空
気室11への空気Gaの供給量を調整する空気量調整手
段31とを備えてなり、空気供給手段5は、空気Gaを
非危険場所21から導入する液化ガス蒸発装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化ガス蒸発装置
に係り、特に、熱媒液で液相の液化ガスを加熱して蒸発
させる液化ガス蒸発装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液化ガス蒸発装置51は、図2に
示すように、熱媒水wを加熱する熱源機53と、液相の
液化ガス、例えば液相の液化石油ガスである液化石油ガ
ス液(「LP液」または「LPG液」ともいう)Lを熱
媒水wで加熱して蒸発させ、液化石油ガス(「LPガ
ス」または「LPG」ともいう)GpにするLPG蒸発
器55とを備えている。
【0003】熱源機53は、燃焼用ガスGfを燃料とし
て空気とともに燃焼させ、熱媒水wを加熱するものであ
る。燃焼用ガスGfは、電磁弁25と燃料の供給量調整
器29とを備えた燃料供給管23を介してバーナー3に
供給される。バーナー3には、燃焼用空気が送風機5に
より、空気室11を介して供給される。熱媒水温度セン
サー37は、熱源機本体57内の熱媒水wの温度を検出
し、その検出信号を制御装置39に対して出力する。制
御装置39は、熱媒水wの温度の検出信号を受けて、電
磁弁25、バーナー3、そして送風機5を制御する。ま
た、熱源機本体57には、空焚きなどによる過熱を防止
するために、異常高温を検出する過熱用温度センサー3
5が設けられており、その検出信号も制御装置39に対
して出力される。
【0004】LPG蒸発器55は、蒸発器本体59内
に、内部をLP液Lが通流する熱交換器17を有し、熱
交換器17の一方の端部のLP液入口45から流入する
LP液Lは、熱媒水wの熱を受けて蒸発し、熱交換器1
7の他方の端部のLPガス出口47からLPガスGpと
して流出する。熱媒水wは、熱源機53とLPG蒸発器
55との間に設けられた循環用温水配管61と、この循
環用温水配管61に設けられた温水循環ポンプ63によ
って熱源機53とLPG蒸発器55との間を循環してお
り、熱交換器17で熱交換して温度の低下した熱媒水w
は、循環用温水配管61を通って熱源機53側に戻され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の液化ガス蒸発装
置51では、LPG蒸発器55の周囲、すなわち図2中
破線で示す危険場所42は、異常時にLPガスが滞留す
る恐れがあるため、火気や電気などの使用は制限を受け
る。したがって、熱源機53は、LPG蒸発器55から
一定の距離をとる必要があり、図2中2点鎖線で示す非
危険場所21に設置されている。このように、熱源機5
3とLPG蒸発器55とを離して設置する必要があるた
め、熱媒水wの循環用温水配管61を熱源機53とLP
G蒸発器55との間に設け、熱媒水wを温水循環ポンプ
63によって循環させている。このため、温水循環ポン
プ63の電気代がかかり、省スペース・省エネルギー性
に欠けている。
【0006】本発明の課題は、少ないスペースとエネル
ギーで効率良く安全に液化ガス液を蒸発させることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の液化ガス蒸発装
置は、燃料と空気を供給して燃焼させる加熱手段と、こ
の加熱手段に空気を供給する空気供給手段と、加熱手段
を配置する燃焼室を有し、この燃焼室で発生する燃焼熱
で加熱する熱媒液を保持する熱媒液槽と、この熱媒液槽
内に設けられ、熱媒液の熱で液化ガス液を蒸発させる熱
交換手段と、電機部品を備えた制御機器が内部に設けら
れ、空気を供給して大気圧を超える圧力に加圧可能な内
圧容器と、この内圧容器に連通し、空気を溜めて加熱手
段に供給する空気室と、内圧容器と空気室との連通部に
設けられ、空気室への空気の供給量を調整する空気量調
整手段とを備えてなり、空気供給手段は、空気を非危険
場所から導入することにより、上記課題を解決する。
【0008】このようにすれば、制御機器などが、大気
圧を超える圧力に加圧可能な耐圧性を有している内圧容
器の内部に設けられており、この内圧容器は、非危険場
所に設置された空気供給手段から供給された液化ガスな
どを含まない空気によって大気圧を超える圧に加圧され
ることにより、内圧容器の外側の液化ガスを含む空気が
内圧容器の内部に侵入することを防ぐ。このため、電気
部品を備えた制御機器の起動時などに生じるスパークな
どが液化ガスに引火するのを防ぐことができる。したが
って、加熱手段と燃焼室を有する熱媒液槽に熱交換手段
を設置することができ、従来の液化ガス蒸発装置のよう
に、熱源機とLPG蒸発器とを離して設置する必要がな
くなる。つまり、液化ガス蒸発装置を小型のものとし、
省スペース化を図ることができる。
【0009】さらに、加熱手段に空気を供給する空気室
は、内圧容器に連通しているため、内圧容器の加圧に用
いられた空気は、空気室に送られ、加熱手段の燃焼用空
気として利用される。加えて、従来の液化ガス蒸発装置
のように、熱媒水を循環させるための温水循環ポンプな
どが必要ない。したがって、空気の供給や熱媒水の循環
などに消費されるエネルギーが低減され、省エネルギー
性を向上することができる。すなわち、少ないスペース
とエネルギーで効率良く安全に液化ガス液を蒸発させる
ことができる。
【0010】ところで、内圧容器の加圧に用いられた空
気を空気室に溜めて加熱手段に燃焼用空気として供給す
る場合、加熱手段での燃焼状態を制御するために燃焼用
空気の供給量を調整する必要がある。一般的に、燃焼用
空気の供給量の調整は、空気供給手段に設けられた空気
量の調整手段、例えば送風機の吸い込み口または吹き出
し口に設けられたダンパーなどの開度によって調整され
ている。ところが、本発明のような空気室が内圧容器に
連通している液化ガス蒸発装置では、燃焼用空気の供給
量を空気供給手段に設けられた空気量調整手段によって
調整すると、内圧容器と空気室との連通部の流路面積
と、空気供給手段から内圧容器へ供給される空気量との
関係によっては、供給された空気が内圧容器内の圧力を
十分に昇圧することなく空気室へ移動してしまう場合が
ある。また、燃焼用空気の供給量を空気供給手段に設け
られた空気量調整手段によって調整した場合、加熱手段
への空気の供給量を微調整できず、燃焼効率が悪くなる
場合がある。
【0011】これに対し、本発明の液化ガス蒸発装置
は、内圧容器と空気室との連通部に、内圧容器から空気
室への燃焼用空気の供給量を調整する空気量調整手段を
備えているので、内圧容器内の圧力を十分に昇圧するこ
とができ、また、燃焼用空気の供給量を微調整すること
ができる。すなわち、さらに効率良く安全に液化ガス液
を蒸発させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用してなる液化
ガス蒸発装置の一実施形態を、図1を参照して説明する
説明する。図1は、本発明を適用してなる液化ガス蒸発
装置の概略構成を示す図である。本実施形態の液化ガス
蒸発装置1は、燃料である燃焼用ガスGfと燃焼用空気
Gaを供給して燃焼させる加熱手段であるバーナー3、
このバーナー3に燃焼用空気Gaを供給する空気供給手
段である送風機5と送風機5に連通して空気を吸い込む
ための吸い込み管7、送風機5の吹き出し口に連通させ
て設けられた内圧容器9、内圧容器9に連通し、燃焼用
空気Gaを溜めてバーナー3に供給する空気室11、バ
ーナー3が配設され、空気室11に隣接する燃焼室1
3、燃焼室13を内包し、熱媒水(熱媒液)wを保持す
る熱媒液槽(温水槽)15、そして、燃焼室9で発生す
る燃焼熱で加熱された熱媒水wの熱でLP液(液化ガス
液)Lを蒸発させるための熱交換手段である熱交換器1
7などで構成されている。ここで、送風機5の吸い込み
管7の吸い込み口19は、非危険場所21に開口してお
り、ここから燃焼用空気Gaを導入する。また、送風機
5、内圧容器9、空気室11、バーナー3、そして熱媒
液槽15は、互いに接近して設けられ、一体的に、また
は一体化されて設けられている。
【0013】なお、非危険場所21とは、 異常発生時に液化ガスが漏れて滞留する恐れのある
液化ガス蒸発装置の周りから離れた清浄な空気のある場
所、 液化ガス蒸発装置が一つの室や仕切り壁で囲まれて設
けられる場合には、その室や仕切り壁の外側の清浄な空
気のある場所、 異常発生時に漏れる液化ガスが空気より重く、床面
近くに滞留する場合には、床面から離れた高い位置の清
浄な空気のある場所、 その他清浄な空気の得られる場所、を意味する。要
するに、異常発生時、または正常時に漏れる液化ガスを
含む空気を吸引しない場所である。
【0014】内圧容器9には、燃焼用ガスGfをバーナ
ー3に供給するための燃料供給管23が貫通しており、
燃料供給管23の内圧容器9内に配設された部分には、
上流側から順次、電磁弁25、27、燃料の供給量調整
器29が設けられている。すなわち、バーナー3に燃焼
を行わせるための制御機器である電磁弁25、27と供
給量調整器29とは、非危険場所21からの空気により
加圧された内圧容器9内に設置されており、内圧容器9
が加圧されていることで、燃焼用ガスGfと接触するこ
とがないため、防爆型電磁弁などを用いなくても安全性
が確保される。さらに、内圧容器9と空気室11との連
通部には、例えばダンパーやバタフライ弁などの空気の
流れを制御できる弁などからなる空気量調整器31が設
けられている。また、内圧容器9外側には、内圧容器9
内と連通した圧力スイッチ32が設けられている。
【0015】熱媒液槽15には、熱媒水wの水位を検出
する水位検出器33、空焚きなどによる過熱を防止する
ために異常高温を検出する過熱用温度センサー35、そ
して熱媒水wの温度を検知する熱媒水温度センサー37
などが備えられている。内圧容器9の圧力スイッチ32
や、熱媒液槽15の水位検出器33、過熱温度センサー
35、熱媒水温度センサー37などは、これらからの検
出信号に基づいて送風機5、電磁弁25、27、そして
バーナー3を制御する制御装置39と、配線41により
接続されている。なお、送風機5、制御装置19、圧力
スイッチ32、水位検出器33、過熱温度センサー3
5、熱媒水温度センサー37などは、危険場所42にあ
るため、防爆型のものを用いており、また、配線41の
各機器類との接続部は、防爆配線(各機器類の黒印)4
3となっている。また、熱媒液槽15内に設けられた熱
交換器17は、LP液入口45から流入したLP液L
を、通流している間に熱媒水wからの熱を受けて蒸発さ
せ、LPガス出口47からLPガスGpとして流出させ
る。
【0016】このような本実施形態の液化ガス蒸発装置
1は、次のように作動する。すなわち、制御装置39
は、熱媒水温度センサー37により、熱媒水wの温度が
設定温度以下であることを検出すると、送風機5を作動
させ、送風機5の吸い込み管7の非危険場所21に開口
している吸い込み口19より燃焼用空気Gaを導入し、
内圧容器9に圧送する。内圧容器9の圧力が大気圧+Δ
P以上になったこと、つまり大気圧を超えたことを確認
し、さらに好ましくは、大気圧+ΔP以上になった後、
予め決められた一定時間経過後に電磁弁25、27、バ
ーナー3などに通電を開始し、バーナー3を燃焼させ
る。このとき、空気室11からの燃焼用空気Gaの供給
量は、空気量調整器31で所定量になるように調整さ
れ、また、内圧容器9内の圧力は、空気室内の燃焼用空
気Gaが燃焼で消費されても、大気圧+ΔP以上になる
ように空気量調整器31で調整されている。ここで、Δ
Pの概略値は、たとえば5mmH2O(50Pa)程度
である。また、燃焼開始前、大気圧+ΔP以上になって
予め決められた一定時間経過する間に、燃焼室13内に
残っている前回の燃焼による燃焼ガスや未燃の可燃性ガ
スは、燃焼用空気Gaにより排気されて燃焼用空気Ga
に置換され、バーナー3の燃焼中に発生する燃焼ガスG
gは、熱媒水wと熱交換し排気される。
【0017】このように、本実施形態の液化ガス蒸発装
置1では、内圧容器9内は大気圧を超える圧力になって
いるので、万一LPガスが内圧容器9や熱媒液槽15の
周囲に滞留していても内圧容器9内にLPガスが流入す
ることはない。このような内圧容器9内に制御機器、す
なわち電磁弁25、27などが設置されているため、こ
れらの制御機器などの起動時のスパークなどが液化ガス
に引火するのを防ぐことができる。したがって、バーナ
ー3と燃焼室13を、熱交換器17が設置された熱媒液
槽15内に設置することができ、従来の液化ガス蒸発装
置のように、バーナーや燃焼室を備えた温水槽などから
なる熱源機と、熱交換器を備えた温水槽からなるLPG
蒸発器とに装置を分離する必要がなく、温水循環ポンプ
や循環用温水配管なども不要になる。つまり、液化ガス
蒸発装置を小型のものとし、省スペース化を図ることが
できる。
【0018】さらに、空気室11は、内圧容器9に連通
しているため、空気室11から供給するバーナー3の燃
焼用空気Gaを内圧容器9の加圧用空気として利用する
ことができる。加えて、従来の液化ガス蒸発装置のよう
に、熱媒水wを循環させるための温水循環ポンプや循環
用温水配管などが必要ない。したがって、燃焼用空気G
aの供給や熱媒水wの循環などに消費されるエネルギー
が低減され、また、温水循環ポンプや循環用温水配管で
の放熱などもなくなり、省エネルギー性を向上すること
ができる。また、何らかの原因によって、内圧容器9内
にLPガスが侵入しても、非危険場所21から導入され
る清浄な燃焼用空気Gaによって内圧容器9内が掃気さ
れてから、内圧容器9内の制御機器、つまり電磁弁2
5、27などの電気機器に通電が開始され、バーナー3
への着火が行われるため、引火による爆発などの危険性
はない。さらに、何らかの原因で内圧容器9内の圧力が
降下すると、温水制御装置39への通電は停止し、バー
ナー3は消える。したがって、安全に運転することがで
きる。すなわち、少ないスペースとエネルギーで効率良
く安全に液化ガス液を蒸発させることができる。
【0019】加えて、内圧容器9、空気室11、バーナ
ー3、燃焼室13、そして熱交換器17が設置された熱
媒液槽15などが一体化されていることにより、装置の
設置工事が簡単となり、設置工事性が向上する。
【0020】ところで、一般的には、燃焼用空気Gaの
供給量は、送風機5の空気の吸い込み口、または吹き出
し口に設けられたダンパーなどの空気量調整手段によっ
て調整することになる。ところが、本実施形態の液化ガ
ス蒸発装置1のように、バーナー3に燃焼用空気Gaを
供給する空気室11が内圧容器9に連通している場合、
燃焼用空気Gaの供給量を送風機5に設けられた空気量
調整手段によって調整すると、内圧容器9と空気室11
との連通部の流路面積と、送風機5から内圧容器9への
燃焼用空気Gaの供給量との関係によっては、供給され
た燃焼用空気Gaが内圧容器9内の圧力を十分に昇圧す
ることなく空気室11へ移動してしまう場合がある。こ
のため、送風機5に設けられた空気量調整手段で燃焼用
空気Gaの供給量を調整した場合、内圧容器9内に液化
ガスが侵入する恐れが生じる。また、燃焼用空気Gaの
供給量を送風機5に設けられた空気調整手段によって調
整した場合、燃焼用空気Gaのバーナー3への供給量を
微調整できず、燃焼効率が悪くなる場合がある。
【0021】このため、本実施形態の液化ガス蒸発装置
1では、内圧容器9と空気室11との連通部に空気量調
整器31を備えており、内圧容器9内の圧力を十分に昇
圧し、また、燃焼用空気Gaの供給量を微調整すること
ができる。すなわち、さらに効率良く安全に運転するこ
とができる。
【0022】また、本実施形態では、送風機5を危険場
所42に設置しているが、送風機5を非危険場所21に
設置し、送風機5と内圧容器9とを配管で結ぶようにし
てもよい。この場合、送風機5は、防爆型である必要は
なくなり、また、配線41を防爆配線43にする必要が
なくなる。
【0023】また、本実施形態では、制御機器として電
磁弁25、27を内圧容器9内に設置したが、制御装置
39や水位検出器33、過熱用温度センサー35、熱媒
水温度センサー37などが、内圧容器9内に包含される
ように構成してもよい。この場合、制御装置39や水位
検出器33、過熱用温度センサー35、熱媒水温度セン
サー37などに防爆型のものを用いる必要がなくなる。
【0024】さらに、本発明は、本実施形態の構成の液
化ガス蒸発装置1に限らず、様々な構成の液化ガス蒸発
装置に適用することができる。例えば、燃料供給管23
に設けられた電磁弁は2個である必要はなく、機能に応
じて適宜増減できる。また、制御装置39は、液化ガス
蒸発装置1を運転するために必要な制御機能を1つにま
とめたものであるが、制御機能毎に複数の制御装置に分
割してもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明の液化ガス蒸発装置によれば、少
ないスペースとエネルギーで効率良く安全に液化ガス液
を蒸発させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる液化ガス蒸発装置の一実
施形態を示す概略構成図である。
【図2】従来の液化ガス蒸発装置を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 液化ガス蒸発装置 3 バーナー 5 送風機 7 吸い込み管 9 内圧容器 11 空気室 13 燃焼室 15 熱媒液槽 17 熱交換器 21 非危険場所 25 電磁弁 27 電磁弁 42 危険場所 w 熱媒水 L LP液 Ga 燃焼用空気 Gf 燃焼用ガス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料と空気を供給して燃焼させる加熱手
    段と、該加熱手段に前記空気を供給する空気供給手段
    と、前記加熱手段を配置する燃焼室を有し、該燃焼室で
    発生する燃焼熱で加熱する熱媒液を保持する熱媒液槽
    と、該熱媒液槽内に設けられ、前記熱媒液の熱で液化ガ
    ス液を蒸発させる熱交換手段と、電機部品を備えた制御
    機器が内部に設けられ、前記空気を供給して大気圧を超
    える圧力に加圧可能な内圧容器と、該内圧容器に連通
    し、前記空気を溜めて前記加熱手段に供給する空気室
    と、前記内圧容器と前記空気室との連通部に設けられ、
    前記空気室への前記空気の供給量を調整する空気量調整
    手段とを備えてなり、前記空気供給手段は、前記空気を
    非危険場所から導入する液化ガス蒸発装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014020499A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Yazaki Energy System Corp 液化燃料ガス気化装置
JP2015102205A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 矢崎エナジーシステム株式会社 液化燃料ガス気化装置
JP2015102203A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 矢崎エナジーシステム株式会社 液化燃料ガス気化装置
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