JP2002228093A - 液化ガス供給装置 - Google Patents

液化ガス供給装置

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JP2002228093A JP2001024381A JP2001024381A JP2002228093A JP 2002228093 A JP2002228093 A JP 2002228093A JP 2001024381 A JP2001024381 A JP 2001024381A JP 2001024381 A JP2001024381 A JP 2001024381A JP 2002228093 A JP2002228093 A JP 2002228093A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の圧力以上で気相の液化ガスを供給
することができ、かつ安全性を向上した液化ガス供給装
置を提供する。 【解決手段】 液化ガスが収容される容器3と、この容
器3内の気相部5に連通するガス管路7と、容器3内ま
たはガス管路7に流入した気相の液化ガスの圧力を検知
する圧力検知手段9と、容器3の温度を間接的に加熱器
の温度で検知する温度検知手段13と、容器3内の液化
ガスを加熱する液化ガス加熱手段11と、容器3内の液
化ガスの加熱を制御する制御部21を有し、この制御部
21は、圧力検知手段9で検知した圧力に応じて液化ガ
ス加熱手段11が放出する熱量を調整し、温度検知手段
13で検知した温度が所定の温度以上になると液化ガス
加熱手段11による容器3内の液化ガスの加熱を停止す
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化ガス供給装置
に係り、特に、気相の液化ガスを供給する液化ガス供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液化ガス供給装置は、液化ガスを
収容する容器とこの容器内の気相部に連通するガス管路
とを備えている。屋外または屋内に設置された容器に収
容された液相の液化ガスは、容器周囲の外気からの熱に
よって気化される。容器内の気相の液化ガスは、気相部
に連通するガス管路を介して気相の液化ガスを使用する
機器や装置類へ供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の液化
ガス供給装置では、容器周囲の外気からの熱によって液
相の液化ガスを気化して気相の液化ガスを供給するた
め、所定の圧力以上の圧力を維持して気相の液化ガスを
供給することは難しい。
【0004】これに対し、ガス管路にコンプレッサなど
の昇圧機を設け、供給される気相の液化ガスを所定の圧
力以上に維持することが考えられる。ところが、気相の
液化ガスは、温度条件によっては、昇圧されると再液化
してしまう場合があるため好ましくない。
【0005】このような問題を解決する手段として本願
の発明者らは、容器内の圧力または温度に応じて容器内
の液化ガスを加熱することで所定の圧力以上の圧力を維
持して気相の液化ガスを供給できる液化ガス供給装置を
考えている。
【0006】ところが、容器内の液化ガスを加熱する場
合、加熱により容器内の液化ガスの温度が上昇し過ぎ、
例えば法律などで定められた温度以上に上昇する可能性
がある。また、法律などに定がなくても、液化ガスの温
度が必要以上に上昇することは安全性の面から好ましく
ない。したがって、容器内の液化ガスの加熱において、
液化ガスの温度が所定の温度以上に上昇しないように
し、安全性を向上することが望ましい。
【0007】本発明の課題は、所定の圧力以上で気相の
液化ガスを供給し、かつ安全性を向上することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の液化ガス供給装
置は、液化ガスが収容される容器と、この容器内の気相
部に連通するガス管路と、容器内またはガス管路に流入
した気相の液化ガスの圧力を検知する圧力検知手段と、
容器の温度を検知する温度検知手段と、容器内の液化ガ
スを加熱する液化ガス加熱手段と、容器内の液化ガスの
加熱を制御する制御部を有し、この制御部は、圧力検知
手段で検知した圧力に応じて液化ガス加熱手段が放出す
る熱量を調整し、温度検知手段で検知した温度が所定温
度以上になると液化ガス加熱手段による容器内の液化ガ
スの加熱を停止する構成とすることにより上記課題を解
決する。
【0009】また、制御部は、圧力検知手段で検知した
圧力が所定の圧力範囲の上限値以上になると、液化ガス
加熱手段が放出する熱量を低減し、圧力検知手段で検知
した圧力が所定の圧力範囲の下限値以下になると、液化
ガス加熱手段が放出する熱量を増加し、かつ温度検知手
段で検知した温度が所定の温度範囲の上限値以上になる
と、液化ガス加熱手段による容器内の液化ガスの加熱を
停止し、温度検知手段で検知した温度が所定の温度範囲
の下限値以下になると、液化ガス加熱手段による容器内
の液化ガスを加熱する構成とする。
【0010】さらに、液化ガス加熱手段に設けられた流
路内を通流する熱媒を加熱する熱媒加熱手段と、この熱
媒加熱手段から前記液化ガス加熱手段に流れる前記熱媒
の量を調整する熱媒量調整手段とを有し、制御部は、圧
力検知手段で検知した圧力に応じて熱媒量調整手段によ
りこの熱媒加熱手段から前記液化ガス加熱手段に流れる
熱媒の量を調整し、温度検知手段で検知した温度が所定
の温度以上になると熱媒が通流する流路に設けられたポ
ンプを停止する構成とする。
【0011】また、制御部は、圧力検知手段で検知した
圧力が所定の圧力範囲の上限値以上になると、熱媒量調
整手段によりこの熱媒加熱手段から液化ガス加熱手段に
流れる熱媒の量を低減し、圧力検知手段で検知した圧力
が所定の圧力範囲の下限値以下になると、熱媒量調整手
段によりこの熱媒加熱手段から液化ガス加熱手段に流れ
る熱媒の量を増加し、かつ温度検知手段で検知した温度
が所定の温度範囲の上限値以上になると、ポンプを停止
し、温度検知手段で検知した温度が所定の温度範囲の下
限値以下になると、ポンプを駆動する構成とする。
【0012】このような構成とすれば、容器内またはガ
ス管路に流入した気相の液化ガスの圧力に応じて液化ガ
ス加熱手段が放出する熱量が調整されるため、外気温度
に関係なく液化ガスの飽和蒸気圧を所定の範囲内に保つ
と共に、容器内の液相の液化ガスを気化することができ
る。したがって、容器内の圧力所定の圧力以上に保持で
きるため、所定の圧力以上で気相の液化ガスを供給する
ことができる。さらに、温度検知手段で検知した温度が
所定温度以上になると液化ガス加熱手段による容器内の
液化ガスの加熱を停止するため、容器内の液化ガスは、
所定の温度、例えば法律で定められた温度以上になり難
くできる。すなわち、所定の圧力以上で気相の液化ガス
を供給でき、かつ安全性を向上できる。
【0013】さらに、ガス管路に、このガス管路を介し
て気相の液化ガスが供給される設備または機器の運転に
合わせて開閉する弁を設けた構成とすれば、気相の液化
ガスが供給される設備または機器が運転されていないと
きにガス管路内への気相の液化ガスの流入を電磁弁で遮
断し、ガス管路内の気相の液化ガスの圧力上昇による再
液化を防ぐことができるので好ましい。
【0014】また、制御部は、強制昇温運転指令によ
り、容器内またはガス管路に流入した気相の液化ガスの
圧力に関係なく、液化ガス加熱手段により容器内の液化
ガスを加熱する強制昇温回路を有する構成とする。この
ような構成にすれば、容器内の圧力に関係なく容器の温
度を上昇させることができる。したがって、例えば冬期
など外気温度が低いときに容器内に液化ガスを補充する
場合、温度の低い液化ガスが容器内に補充されることに
より容器内の温度低下による容器内の圧力の低下を抑え
ることができるので好ましい。
【0015】さらに、制御部は、強制昇温回路による容
器内の液化ガスの加熱を強制昇温運転指令から所定時間
経過すると中止するタイマー回路を有する構成とすれ
ば、強制運転指令の解除指令がなくても、所定時間経過
すると強制昇温回路による加熱を中止し、通常の容器内
またはガス管路に流入した気相の液化ガスの圧力に応じ
た加熱に戻すことができる。すなわち、解除指令発信の
ための強制昇温の解除ボタンなどを押し忘れても、所定
時間経過すると強制昇温回路による加熱を中止し、通常
の容器内またはガス管路に流入した気相の液化ガスの圧
力に応じた加熱に戻すことができるため、容器内の液化
ガスの不要な加熱を防止できるので好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用してなる液化
ガス供給装置の第1の実施形態について図1乃至図3を
参照して説明する。図1は、本発明を適用してなる液化
ガス供給装置の概略構成と動作を示す図である。図2
は、制御部が有する回路の一部分を示す回路図である。
図3は、制御部による熱媒流量調整弁の開閉動作と、熱
源機のバーナー及びポンプの発停動作を示す図である。
なお、本実施形態では、マイクロガスタービンのタービ
ン駆動用燃料として気相の液化ガスを供給する場合の構
成を一例として説明する。マイクロガスタービンは、従
来のレシプロエンジン型の発電機などに比べ、発電規模
に対する設備の大きさがコンパクトであり、また、燃焼
排ガス温度が高温であるため、排熱からの熱回収率を向
上できる。このようなマイクロガスタービンでは、通常
の液化ガスの燃焼を行う機器類に比べ、高圧、例えば
0.3〜1.0MPaの圧力を維持して液化ガスを供給す
る必要がある。
【0017】本実施形態の液化ガス供給装置1は、図1
に示すように、液化ガス、例えば液化石油ガス(LP
G)や液化天然ガス(LNG)などを収容して貯蔵する
ための容器3、容器3内の気相部5に連通するガス管路
7、ガス管路7内の圧力を検知する圧力スイッチ9、容
器3の底部に設置されて液化ガス加熱手段となる加熱器
11、加熱器11の温度を検知する温度センサ13、熱
媒加熱手段となる熱源機15、加熱器11と熱源機15
との間で熱媒、例えば水を循環させるための熱媒管路1
7a、17b、熱媒管路17aと熱媒管路17bとをバ
イパスするバイパス管路17c、バイパス管路17cに
設けられてバイパス管路17cを開閉する電磁弁からな
る熱媒量調整弁19、そして液化ガス供給装置1の動作
を制御する制御部21などで構成されている。
【0018】容器3は、略円筒状の容器を横向きにした
状態で脚部23上に支持されている。このような容器3
は、屋外に設置されており、容器3の内部に収容されて
液相部25となる液相の液化ガスは、容器3が外気から
受けた熱により気化する。このため、容器3の上部の気
相部5には、気相の液化ガスが溜まった状態になってい
る。なお、図1において、容器3は断面で示している。
ガス管路7は、容器3の気相部5に挿入された状態で設
置されており、容器3からの出口部分で2本のガス管路
7a、7bに分岐している。分岐したガス管路7a、7
bのうち、ガス管路7aは、マイクロガスタービン27
の図示していない燃焼器に連結され、ガス管路7bは、
熱源機15の図示していないバーナーに連結されてい
る。
【0019】ガス管路7aの分岐部分近傍には、液化ガ
スの流れに対して上流側から、気相の液化ガスのマイク
ロガスタービン27への供給圧力を調整する第1圧力調
整器29、ガス管路7aを開閉する電磁弁からなる遮断
弁31が順に設けられている。遮断弁31は、マイクロ
ガスタービン27の図示していない制御部と配線32を
介して電気的に接続されている。そして、マイクロガス
タービン27が作動しているときには遮断弁31が開、
マイクロガスタービン27が停止ているときには遮断弁
31が閉するように制御されている。
【0020】一方、ガス管路7bの分岐部分近傍には、
液化ガスの流れに対して上流側から、気相の液化ガスの
熱源機15への供給圧力を2段階で調整する第2圧力調
整器33と第3圧力調整器35が順に設けられている。
ガス管路7のガス管路7a、7bへの分岐部分には、圧
力スイッチ9が設置されている。圧力スイッチ9は、予
め設定された温度で信号を発信するものであり、制御部
21と配線37を介して電気的に接続されている。な
お、圧力スイッチ9、第2圧力調整器27、第3圧力調
整器33などは、ガス管路7、7a、7bの一部分など
と共に容器3上に設置されたケース39内に収容されて
いる。ただし、ケース39を設けていない構成にするこ
ともできる。
【0021】加熱器11は、例えば金属製のケースの中
に蛇腹状に屈曲させた銅などの熱伝導性の高い材料で形
成した管路を配設し、この蛇腹状に形成した管路とケー
スとの間の空間に水やシリコン、または不凍液などの熱
伝達可能な充填物を充填したものである。このような加
熱器11を容器3の底面に密着させて取り付けている。
温度センサ13は、加熱器11の充填部材の温度、つま
り容器3に伝達される熱の温度を検知するように設置さ
れている。温度センサ13は、予め設定された所定の温
度で信号を発信するものであり、制御部21と配線37
を介して電気的に接続されている。熱源機15は、図示
していない熱媒が通流する流路、この流路に設けられた
熱媒タンク、ポンプ、流路内の熱媒を加熱するバーナ
ー、そしてポンプやバーナーの動作を制御する制御部な
どを一体的に筐体に納めたものである。熱源機15の図
示していない制御部は、制御部21と連携して作動する
ものであり、制御部21と配線37を介して電気的に接
続されている。
【0022】熱媒管路17aは、一端が熱源機15の図
示していない熱媒が通流する流路に、他端が加熱器11
の図示していない蛇腹状に形成した管路に連結されてお
り、熱媒管路17aには、熱源機15で加熱された熱媒
が通流する。熱媒管路17bは、一端が加熱器11の図
示していない蛇腹状に形成した管路に、他端が熱源機1
5の図示していない熱媒が通流する流路に連結されてお
り、熱媒管路17bには、加熱器11で熱を放出した熱
媒が通流する。熱媒管路17aの熱源機15からの熱媒
の出口側部分と、熱媒管路17bの熱源機15への熱媒
の入口側部分との間にバイパス管路17cが設けられて
いる。バイパス管路17cには、バイパス管路17cへ
の熱媒の通流及び遮断を行うことで加熱器11へ通流さ
せる熱媒の量を調整する熱媒量調整弁19が設けられて
いる。熱媒量調整弁19は、制御部21と配線37を介
して電気的に接続されている。なお、バイパス管路17
cと熱媒量調整弁19は、配管抵抗が熱媒管路17aよ
りも少ないものを用いている。
【0023】制御部21は、圧力スイッチ9で検知した
圧力に応じて熱媒量調整弁19の開閉を行う回路、温度
スイッチ13で検知した温度に応じて熱源機15の駆動
及び停止、すなわち熱源機15の図示していないポンプ
及びバーナーの発停を行う回路、そしてスイッチの入力
などによる強制昇温運転指令により、圧力スイッチ9で
検知した圧力に関係なく熱媒量調整弁19を閉し、加熱
器11による容器3の加熱を行う回路などを含んでい
る。
【0024】すなわち、制御部21のこれらの動作を制
御するための制御回路39部分は、図2に示すように、
電源側の端子41側から遮断器43、運転指令スイッチ
45、フューズ47などが直列に接続されている。さら
に、電源ランプ49、圧力スイッチ9及び温度スイッチ
13が各々接続されるOUT1端子51及びOUT2端
子53を備えた本質安全回路55、OUT2端子53へ
の入力に対応して動作するリレー接点57とリレー接点
57に直列に接続されたリレーR2を構成するリレーコ
イル59、リレーコイル59に対応して動作するリレー
接点61とリレー接点61に直列に接続された温度異常
警告ランプ63、OUT1端子51への入力に対応して
動作するリレー接点65とリレー接点65に直列に接続
されたリレーR3を構成するリレーコイル67、タイマ
ー回路を含む強制昇温開路69を構成する強制昇温スイ
ッチ71と強制昇温スイッチ71に直列に接続されたタ
イマー73とタイマー73に並列に接続された限時動作
接点75、そしてリレーコイル67に対応して動作する
リレー接点77と熱媒量調整弁が接続される弁接続端子
79などが並列に接続されている。
【0025】また、現時動作接点75と直列、かつタイ
マー73と並列にリレーR4を構成するリレーコイル8
1が接続されている。強制昇温スイッチ71と並列、か
つタイマー73とリレーコイル81とに直列にリレーコ
イル81に対応して動作するリレー接点83が接続され
ている。リレー接点65と並列、かつリレーコイル67
と直列にリレーコイル81に対応して動作するリレー接
点85が接続されている。さらに、熱源機15が接続さ
れる熱源機端子87には、リレーコイル59に対応して
動作するリレー接点89が接続されている。リレー接点
77と直列、かつ弁接続端子79と並列に弁の開状態、
つまり加熱器11が加熱状態にあることを示す加熱器運
転ランプ91が接続されている。なお、リレー接点5
7、61、65、77、83、85は動作の場合に閉路
するものであり、リレー接点89は、動作の場合に開路
するものである。さらに、強制昇温スイッチ71は、押
し操作によって閉路するものである。また、現時動作接
点75は、動作時に限時があるものである。タイマー7
3は、動作停止までの時間をある範囲の間、例えば0〜
60分の間で任意に設定できるものである。
【0026】このような構成の液化ガス供給装置1の動
作と本発明の特徴部について説明する。なお、図におい
て、実線の矢印は液化ガスの流れを、破線の矢印は熱媒
の流れを示している。また、本実施形態では、圧力スイ
ッチ9は、圧力が降下して0.52MPaになると電気
信号を発信し、圧力が上昇して0.6MPaになると電
気信号の発信を中止するように設定されている。温度ス
イッチ13は、温度が上昇して39℃になると電気信号
を発信し、温度が降下して36℃になると電気信号の発
信を中止するように設定されている。
【0027】運転指令スイッチ45を入れたとき、つま
り閉路されたとき、図2に示すように、電源ランプ49
が点灯する。このとき、容器3内の液化ガスの温度、つ
まり加熱器11内の図示していない充填物の温度が39
℃よりも低ければ、温度センサー13は電気信号を発信
しない。このため、OUT2端子53への入力がなく、
リレー接点57は開路状態のままである。したがって、
リレーR2のリレーコイル59は作動せず、リレーR2
のリレー接点61は開路状態、リレー接点89は閉路状
態にあり、熱源機15の図示していないバーナーが点火
されて熱媒の加熱が行われると共に、熱源機15の図示
していないポンプが駆動される。
【0028】このとき、容器3内の圧力、つまりガス管
路7の容器3からの出口部分の圧力が0.52MPaよ
りも低ければ、圧力センサー9は電気信号を発信し、O
UT1端子51への入力により、リレー接点65は閉路
状態になる。このため、リレーR3のリレーコイル67
が作動してリレー接点77が閉路し、熱媒量調整弁19
への通電が行われて熱媒量調整弁19が閉されると共
に、加熱器運転ランプ91が点灯する。したがって、熱
媒は、図1に示すように、熱媒管路17a、17bを通
流し、熱源機15と加熱器11の間を循環する。これに
より、容器3内の液化ガスが加熱され、液相の液化ガス
の気化と液化ガスの飽和蒸気圧の上昇とにより、容器3
内の圧力が上昇する。
【0029】容器3内の圧力が上昇し、0.6MPa以
上になると圧力スイッチ9が電気信号の発信を中止し、
圧力スイッチ9からOUT1端子51への入力がなくな
ることにより、リレー接点65が開路状態になり、リレ
ーR3のリレー接点77が開路し、熱媒量調整弁19へ
の通電が遮断される。これにより、熱媒量調整弁19が
開され、熱源機15から送出される熱媒のほとんど、例
えば約90%は、配管抵抗の少ないバイパス管路17c
側に流れ、熱源機15から送出される熱媒は、加熱器1
1にはあまり流れず、バイパス管路17cにより熱源機
15に戻される。この結果、加熱器11から容器3に与
えられる熱量は、加熱器11に流入するわずかな熱媒の
熱量だけとなり、容器3内の液化ガスの加熱が抑制され
る。
【0030】容器3内の液化ガスの加熱が抑制されるこ
とにより、容器3内の圧力が低下し、再び0.52MP
a以下になると、圧力スイッチ9が電気信号を発信する
ため、OUT1端子51への入力により、リレー接点6
5は閉路状態になる。このため、リレーR3のリレーコ
イル67が作動してリレー接点77が閉路し、熱媒量調
整弁19へ通電が行われ、熱媒量調整弁19が閉され
る。したがって、熱媒は、図1に示すように、再び、熱
媒管路17a、17bを通流し、熱源機15と加熱器1
1の間を循環するようになる。これにより、容器3内の
液化ガスが受ける熱量が多くなり、液相の液化ガスの気
化と液化ガスの飽和蒸気圧の上昇とにより、容器3内の
圧力が上昇する。
【0031】このように、制御部21は、圧力スイッチ
9で検知した容器3内またはガス管路7内の圧力に応じ
て、図3に示すように、0.6MPa以上になると熱媒
量調整弁を開、つまり加熱器11による容器3内の液化
ガスを加熱し、0.52MPa以下になるとと熱媒量調
整弁を閉、つまり加熱器11による容器3内の液化ガス
の加熱を抑制する2位置動作を行うことで、容器3内の
液化ガスの圧力を所定の圧力以上に保つ。所定の圧力以
上に保たれた気相の液化ガスは、図1に示すように、第
1圧力調整器29でマイクロガスタービン27が要求す
る圧力に減圧され、マイクロガスタービン27に供給さ
れる。
【0032】ここで、加熱器11による容器3内の液化
ガスの加熱を抑制した状態でも、加熱器11からのわず
かな熱量により容器3内の温度が上昇し続ける場合があ
る。この場合、容器3や液化ガスの温度が、例えば法律
などで定められた上限温度を越えてしまう場合がある。
したがって、容器3の温度、つまり加熱器11の充填物
の温度が39℃以上になると温度スイッチ13は電気信
号を発信し、図2に示すように、温度スイッチ13から
OUT2端子53への入力により、リレー接点57が閉
路状態になり、リレーR2のリレーコイル59が作動す
る。このため、リレーR2のリレー接点61が閉路して
温度異常警告ランプが点灯すると共に、リレー接点89
が開路し、熱源機15の図示していないポンプ及びバー
ナーが停止する。これにより、加熱器11による容器3
の加熱が中止され、容器3の昇温が止まる。
【0033】容器3の加熱が中止されて容器3の温度が
低下し、容器3の温度が36℃以下になると、温度スイ
ッチ13は電気信号の発信を停止し、温度スイッチ13
からOUT2端子53への入力が無くなることにより、
リレー接点65が開路状態になり、リレーR3のリレー
接点57が開路する。したがって、リレーR2のリレー
接点89が閉路し、熱源機15の図示していないポンプ
及びバーナーが再び作動する。これにより、容器3内の
圧力に応じて加熱器11による容器3の加熱が行われ
る。
【0034】このように、制御部21は、温度スイッチ
13で検知した容器3の温度に応じて、図3に示すよう
に、39℃以上になると熱源機15の図示していないポ
ンプ及びバーナーが停止、つまり加熱器11による容器
3内の加熱を中止し、36℃以下になると熱源機15の
図示していないポンプ及びバーナーを作動、つまり加熱
器11により容器3を加熱する2位置動作を行うこと
で、容器3内の温度が所定温度以上にならないように
し、かつ容器3内の温度が所定温度以下にならないよう
にすることで、制御部21と圧力スイッチ9による加熱
器11から容器3への伝達熱量の調整と併せ、容器3内
の液化ガスの圧力を所定の圧力以上に保つことができる
ようにしている。
【0035】ところで、容器3内にタンクローリー車な
どから液化ガスの補充を行う場合、冬期など外気温度が
低くタンクローリー車などから補充する液化ガスの温度
が容器3内の液化ガスよりも低くなっている場合、補充
された液化ガスにより容器3内の温度が低下してしまう
ことにより、容器3内の圧力が低下し、容器3内の温度
及び圧力が、所定の圧力以上、つまりマイクロガスター
ビン27が要求する圧力以上に戻るまで、所定の圧力、
つまりマイクロガスタービン27が要求する圧力で気相
の液化ガスを供給できない場合がある。
【0036】これに対し、本実施形態の液化ガス供給装
置1では、図2に示すように、強制昇温スイッチを押す
ことにより、タイマー73及び限時動作接点75が作動
する。このとき、リレーR4のリレーコイル81が通電
されるため作動し、リレーR4のリレー接点83が閉路
し、さらに、リレーR4のリレー接点85が閉路するこ
とで、予め設定された所定時間、例えば約10分間、圧
力スイッチ9からの入力に関係なく、リレーR3のリレ
ーコイル67が作動してリレーR3のリレー接点77が
閉路することで、弁接続端子79つまり熱媒量調整弁1
9に通電されて熱媒量調整弁19が閉される。したがっ
て、熱媒は、図1に示すように、熱媒管路17a、17
bを通流し、熱源機15と加熱器11の間を循環するよ
うになる。
【0037】これにより、容器3内の液化ガスが受ける
熱量が多くなり、予め設定された所定時間の間、容器3
内の液化ガスは、容器3内の圧力とは関係なく強制的に
昇温される。このため、タンクローリー車などから液化
ガスが補充された場合でも、容器3内の温度及び圧力の
低下を抑制することができ、気相の液化ガスを所定の圧
力で供給できない時間を無くすか、または短縮すること
ができる。なお、強制昇温回路69の作動により、容器
3が加熱器11により加熱されている場合であっても、
加熱器11の充填物の温度が39℃以上になると、温度
スイッチ13は電気信号を発信し、温度スイッチ13か
らOUT2端子53への入力により、リレー接点89が
開路し、熱源機15の図示していないポンプ及びバーナ
ーが停止する。すなわち、強制昇温回路69の作動中で
も、加熱器11の充填物の温度が39℃以上になると加
熱器11による容器3の加熱が中止され、容器3の昇温
が止まり、容器3の温度が法律などで定められた温度を
越えることはない。
【0038】このように、本実施形態の液化ガス蒸発装
置1では、ガス管路7に流入した気相の液化ガスの圧
力、つまり容器3内の液化ガスの圧力に応じて、加熱器
11へ通流させる熱媒の量を調整し、加熱器11が放出
する熱量を調整するため、外気温度に関係なく液化ガス
を気化することができる。加えて、外気温度に関係なく
液化ガスの飽和蒸気圧を所定の範囲に保持できる。した
がって、外気温度に関係なく容器3内の圧力を所定の圧
力以上に保持できるため、所定の圧力以上で気相の液化
ガスを供給することができる。さらに、容器3を加熱す
る加熱器11の温度が所定温度以上になると、熱源機1
5の図示していないポンプを停止して加熱器11への熱
媒の通流を止める。つまり、加熱器11による容器3の
加熱が停止されるため、容器3の温度が所定の温度、例
えば法律で定められた温度を越えることがないようにで
きる。すなわち、所定の圧力以上で気相の液化ガスを供
給でき、かつ安全性を向上できる。
【0039】さらに、制御部21が強制昇温回路69を
有しているため、容器3内に容器3内の液化ガスの温度
よりも低い温度の液化ガスが補充されるような場合であ
っても、容器3を強制的に加熱することで、液化ガスの
補充による容器3内の温度や圧力の低下を抑制できる。
したがって、気相の液化ガスを所定の圧力で供給できな
い時間を無くすか、または短縮することができる。
【0040】また、強制昇温回路69はタイマー回路を
含んでいるので、強制昇温回路69の作動を所定時間で
自動的に解除することができる。したがって、解除指令
発信のための強制昇温の解除ボタンなどを押し忘れて
も、所定時間経過すると強制昇温回路69による加熱を
中止し、通常の気相の液化ガスの圧力に応じた容器3の
加熱の制御に戻すことができるため、容器3内の液化ガ
スの不要な加熱を防止できる。加えて、強制昇温回路6
9作動中でも、所定温度以上に温度が上昇すれば、熱源
機15の図示していないポンプ及びバーナーを停止し、
容器3の加熱を中止することができるので、より安全性
を向上できる。なお、本発明による圧力及び温度に応じ
た容器の加熱動作及び熱媒加熱手段の動作や、強制昇温
時の動作の制御は、図2に示した回路構成に限らず様々
な回路構成で実現できる。
【0041】さらに、本実施形態の液化ガス蒸発装置1
では、ガス管路7aにマイクロガスタービン27の作動
及び停止に連動して開閉する遮断弁31を備えている。
このため、マイクロガスタービン27が停止している場
合に、ガス管路7aに気相の液化ガスが流入し、ガス管
路7a内の圧力が上昇することによる気相の液化ガスの
再液化を防止することができる。加えて、本実施形態の
熱源機15は、容器3からガス管路7、7bを介して供
給される気相の液化ガスを燃料とするため、別に燃料源
を準備または設置する必要がない。
【0042】さらに、本実施形態は、従来の容器の外面
に加熱器11を設置したものであり、専用の容器などを
準備する必要がない。また、本実施形態は、容器3のよ
うな、略円筒状の容器を横向きに設置したような大容量
の容器に限らず、様々な容器、例えば設置面積などに対
する制限が少ない小型のシリンダ型容器にも適用でき
る。
【0043】また、本実施形態では、熱媒として水を例
示したが、熱媒には、水に限らず様々な流体を用いるこ
とができる。さらに、本実施形態では、液化ガス加熱手
段として容器3の底部に密着させた加熱器11を用いて
いるが、液化ガス加熱手段として、容器3の外表面に取
り付けることができる様々な構成の加熱器や、容器3内
の液相部25中に配設された熱媒の流路からなる熱交換
器などを用いることもできる。また、本実施形態では、
加熱器11内の充填物の温度を検知することで容器3の
温度を間接的に検知する温度スイッチ13を設けている
が、容器3の温度を直接検知する温度検知手段を設ける
こともできる。加えて、圧力検知手段も容器3内の圧力
を検知するように設けることもできる。
【0044】また、本実施形態では、加熱器11の温度
に応じて、熱源機15の図示していないポンプ及びバー
ナーを発停しているが、加熱器11の温度に応じてポン
プのみを発停するような構成にもできる。ただし、加熱
器11の温度に応じてポンプ及びバーナーを発停する構
成として方が、液化ガスなどのエネルギー消費を抑える
ことができるので好ましい。加えて、熱媒加熱手段は、
熱源機15のような一体的に構成されたものである必要
はなく、熱媒管路17a、17bにポンプやバーナーな
どを個々に設けることもできる。ただし、熱源機15の
ような一体的に構成された熱媒加熱手段は、市販の製品
として入手できるため、液気化ガス供給装置のコストを
抑えることができる。
【0045】さらに、本発明は、本実施形態の構成に限
らず、様々な構成の液化ガス供給装置に適用することが
でき、さらに、マイクロガスタービンに限らず、所定の
圧力以上の気相の液化ガスを利用する機器や装置類に気
相の液化ガスを供給する様々な構成の液化ガス供給装置
に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、所定の圧力以上で気相
の液化ガスを供給することができ、かつ安全性を向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用してなる液化ガス供給装置の一実
施形態の概略構成と動作を示すブロック図である。
【図2】制御部が有する回路の一部分を示す回路図であ
る。
【図3】制御部による熱媒流量調整弁の開閉動作と、熱
源機のバーナー及びポンプの発停動作を示す図である。
【符号の説明】
1 液化ガス蒸発装置 3 容器 5 気相部 7、7a、7b ガス管路 9 圧力スイッチ 11 加熱器 13 温度スイッチ 15 熱源機 17a、17b 熱媒管路 17c バイパス管路 19 熱媒量調整弁 21 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伴 敏明 静岡県天竜市二俣町南鹿島23 矢崎計器株 式会社内 Fターム(参考) 3E072 AA03 DB01 GA30 3E073 AA01 DB06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化ガスが収容される容器と、該容器内
    の気相部に連通するガス管路と、前記容器内または前記
    ガス管路に流入した気相の液化ガスの圧力を検知する圧
    力検知手段と、前記容器の温度を検知する温度検知手段
    と、前記容器内の液化ガスを加熱する液化ガス加熱手段
    と、前記容器内の液化ガスの加熱を制御する制御部とを
    有し、該制御部は、前記圧力検知手段で検知した圧力に
    応じて前記液化ガス加熱手段が放出する熱量を調整し、
    前記温度検知手段で検知した温度が所定の温度以上にな
    ると前記液化ガス加熱手段による前記容器内の液化ガス
    の加熱を停止してなる液化ガス供給装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記圧力検知手段で検知
    した圧力が所定の圧力範囲の上限値以上になると、前記
    液化ガス加熱手段が放出する熱量を低減し、前記圧力検
    知手段で検知した圧力が所定の圧力範囲の下限値以下に
    なると、前記液化ガス加熱手段が放出する熱量を増加
    し、かつ前記温度検知手段で検知した温度が所定の温度
    範囲の上限値以上になると、前記液化ガス加熱手段によ
    る前記容器内の液化ガスの加熱を停止し、前記温度検知
    手段で検知した温度が所定の温度範囲の下限値以下にな
    ると、前記液化ガス加熱手段による前記容器内の液化ガ
    スを加熱してなる請求項1に記載の液化ガス供給装置。
  3. 【請求項3】 液化ガスが収容される容器と、該容器内
    の気相部に連通するガス管路と、前記容器内または前記
    ガス管路に流入した気相の液化ガスの圧力を検知する圧
    力検知手段と、前記容器の温度を検知する温度検知手段
    と、前記容器内の液化ガスを加熱する液化ガス加熱手段
    と、該液化ガス加熱手段に設けられた流路内を通流する
    熱媒を加熱する熱媒加熱手段と、該熱媒加熱手段から前
    記液化ガス加熱手段に流れる前記熱媒の量を調整する熱
    媒量調整手段と、前記容器内の液化ガスの加熱を制御す
    る制御部とを有し、該制御部は、前記圧力検知手段で検
    知した圧力に応じて前記熱媒量調整手段により該熱媒加
    熱手段から前記液化ガス加熱手段に流れる前記熱媒の量
    を調整し、前記温度検知手段で検知した温度が所定の温
    度以上になると前記熱媒が通流する流路に設けられたポ
    ンプを停止してなる液化ガス供給装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記圧力検知手段で検知
    した圧力が所定の圧力範囲の上限値以上になると、前記
    熱媒量調整手段により前記熱媒加熱手段から前記液化ガ
    ス加熱手段に流れる前記熱媒の量を低減し、前記圧力検
    知手段で検知した圧力が所定の圧力範囲の下限値以下に
    なると、前記熱媒量調整手段により前記熱媒加熱手段か
    ら前記液化ガス加熱手段に流れる前記熱媒の量を増加
    し、かつ前記温度検知手段で検知した温度が所定の温度
    範囲の上限値以上になると、前記ポンプを停止し、前記
    温度検知手段で検知した温度が所定の温度範囲の下限値
    以下になると、前記ポンプを駆動してなる請求項3に記
    載の液化ガス供給装置。
  5. 【請求項5】 前記ガス管路に、該ガス管路を介して気
    相の液化ガスが供給される設備または機器の作動及び停
    止に連動して開閉する弁を設けたことを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の液化ガス供給装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、強制昇温運転指令によ
    り、前記容器内または前記ガス管路に流入した前記気相
    の液化ガスの圧力に関係なく、前記液化ガス加熱手段に
    より前記容器内の液化ガスを加熱する強制昇温回路を有
    することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に
    記載の液化ガス供給装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記強制昇温回路による
    前記容器内の液化ガスの加熱を強制昇温運転指令から所
    定時間経過すると中止するタイマー回路を有することを
    特徴とする請求項6に記載の液化ガス供給装置。
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