JP2006226501A - ガス供給システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 燃焼部34の燃焼熱で熱交換器35内の媒体を熱交換加熱し、循環路42でコイルチューブ41に循環供給して、バルク貯槽2内の液化ガスQを加温する。加温により気化した気化ガスをガス供給系5で供給する。外気温上昇で液化ガスの昇温に伴いバルク貯槽の内圧が上昇して設定圧力に到達すれば、所定圧力に下がるまで冷却運転を行う。冷却運転として、燃焼部を非燃焼にした状態でポンプ43と送風ファン33を作動させ循環路に循環される媒体を熱交換器35で強制放熱させて冷却する。冷却された媒体がコイルチューブを通過する間に液化ガスと熱交換して液化ガスが冷却される。
【選択図】 図1
Description
図3は加温制御部62aや冷却制御部63aによって実行される第1実施形態の制御フローチャートを示すものである。この第1実施形態は、特にバルク貯槽2内の内圧の如何によって、つまり圧力センサ23による検出内圧値の如何によって加温するか冷却するかの要否判別や、その開始・終了を行うようにするものである。従って、この第1実施形態では、上述の説明及び図1・図2において、圧力センサ23は必須の構成要素ではあるものの、外気温センサ37及び媒体温度センサ44は必須ではない。
ここで、P1,P2は冷却運転制御に係る設定圧力値である。P1が冷却運転制御を開始させるか否かの判断基準値となる一方、P2がその冷却運転制御を終了させるか否かの判断基準値となる。P1としては、あと少しの圧力上昇で安全弁22が作動して圧力解放してしまうことになる前の段階の圧力値が設定され、具体的には安全弁22の作動開始圧力値よりも所定量だけ低い圧力値が設定される。例えば、バルク貯槽2内の所定の安全率を見込んで設定されている許容限界内圧範囲の上限近傍あるいは上限値から所定値を減じた圧力値をP1として設定すればよい。P2としては、多少の圧力上昇が生じても安全弁22の作動までには至らないような正常な内圧値に相当する圧力値が設定される。例えば、バルク貯槽2の内圧として通常圧力範囲の上限以下の圧力値が設定される。
図4は加温制御部62bや冷却制御部63bによって実行される第2実施形態の制御フローチャートを示すものである。この第2実施形態は、特にバルク貯槽2が設置された環境の外気温の如何によって、つまり外気温センサ37による検出外気温の如何によって冷却するか否かの要否判別やその開始・終了を行うようにするものである。従って、この第2実施形態では、基本構成の説明及び図1・図2において、外気温センサ37は冷却運転のための必須の構成要素ではあるものの、圧力センサ23及び媒体温度センサ44は冷却運転のためには必須ではない。
図5は加温制御部62cや冷却制御部63cによって実行される第3実施形態の制御フローチャートを示すものである。この第3実施形態は、特に液化ガスQの温度の如何によって冷却するか否かの要否判別やその開始・終了を行うようにするものである。そのための液化ガスQの温度を直接に検出するようにしてもよいが、本第3実施形態では循環路42内の媒体温度を検出することにより液化ガスQの温度を間接的に検出するようにしている。従って、この第3実施形態では、基本構成の説明及び図1・図2において、媒体温度センサ44は冷却運転のための必須の構成要素ではあるものの、圧力センサ23及び外気温センサ37は冷却運転のためには必須ではない。
なお、本発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第1〜第3の各実施形態では、バルク貯槽2内の液化ガスQを熱源機3から供給される熱源の媒体により加温したり逆に冷却したりするための熱交換手段として、バルク貯槽2の内部に配設したコイルチューブ41を採用しているが、これに限らず、バルク貯槽2の外部に配設した熱交換手段を採用してもよい。このような外部設置の熱交換手段としては、例えばパイプ又は面状伝熱パネル等をバルク貯槽2の壁部外表面に接触させて巻回させたり上記外表面に対し部分的に密着させたりして配設し、このようなパイプ又は伝熱パネルに対し上記実施形態で説明した媒体を循環供給させてその媒体がバルク貯槽2の壁部を介して内部の液化ガスQと熱交換し得るようにすればよい。
3 熱源機
4 媒体循環回路
23 圧力センサ
33 送風ファン(放熱部)
34 燃焼部
35 熱交換器(放熱部)
41 コイルチューブ(熱交換部)
44 媒体温度センサ
61 操作スイッチ
63a,63b,63c 冷却制御部(制御手段)
Q 液化ガス
Claims (8)
- 液化ガスを貯留する貯留タンクと、液化ガスを加温することにより気化させる加温手段とを備え、気化された気化ガスを供給先に供給するように構成されたガス供給システムであって、
上記貯留タンク内に貯留されている液化ガスを冷却する冷却手段と、
この冷却手段を作動制御して冷却運転を実行する制御手段と
を備えていることを特徴とするガス供給システム。 - 請求項1に記載のガス供給システムであって、
上記冷却手段は、上記液化ガスと熱交換可能に循環される媒体を冷却することにより液化ガスを間接的に冷却するように構成されている、ガス供給システム。 - 請求項2に記載のガス供給システムであって、
上記冷却手段は、
内部に通される媒体が上記液化ガスと熱交換し得るように上記貯留タンクに設けられた熱交換部と、
この熱交換部に対し上記媒体を循環供給する媒体循環回路と、
この媒体循環回路に介装され内部を通過する媒体を気中放熱により冷却する放熱部と
を備えて構成されている、ガス供給システム。 - 液化ガスを貯留する貯留タンクと、この貯留タンクに対し設置され内部の液化ガスと熱交換可能に媒体が循環供給される熱交換部と、この熱交換部に循環供給する媒体を加熱する熱源機とを備え、上記熱源機は、送風ファンと、この送風ファンからの送風を受けて燃焼される燃焼部と、内部に通される媒体をこの燃焼部からの燃焼熱により熱交換加熱する熱交換器とを備えてなり、上記熱源機の燃焼作動により加熱された媒体を上記熱交換部に循環供給することにより液化ガスを加温して気化させるように構成されたガス供給システムであって、
上記媒体を冷却して上記熱交換部に循環供給することにより貯留タンク内の液化ガスを冷却させる冷却運転を実行する制御手段を備え、
上記制御手段は、上記燃焼部を非燃焼状態に維持しつつ上記熱交換器に媒体を通過させて放熱させることによりその媒体を冷却するように構成されている
ことを特徴とするガス供給システム。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のガス供給システムであって、
手動操作によりON・OFF信号を出力する操作スイッチを備え、
上記制御手段は、上記操作スイッチから出力されるON信号を受けて上記冷却運転を開始させるように構成されている、ガス供給システム。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のガス供給システムであって、
上記貯留タンク内の内圧を検出する圧力センサを備え、
上記制御手段は、上記圧力センサにより検出された検出内圧値が設定圧力値を超えることにより上記冷却運転を開始させるように構成されている、ガス供給システム。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のガス供給システムであって、
外気温を検出する外気温センサを備え、
上記制御手段は、上記外気温センサにより検出された検出外気温が設定温度を超えることにより上記冷却運転を開始させるように構成されている、ガス供給システム。 - 請求項2〜請求項4のいずれかに記載のガス供給システムであって、
上記媒体の温度を検出する媒体温度センサを備え、
上記制御手段は、上記媒体温度センサにより検出された検出媒体温度が設定温度を超えることにより上記冷却運転を開始させるように構成されている、ガス供給システム。
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---|---|---|---|---|
CN104373812A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-02-25 | 江苏深绿新能源科技有限公司 | 低温绝热气瓶天然气加热系统 |
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2005
- 2005-02-21 JP JP2005044183A patent/JP4692013B2/ja not_active Expired - Fee Related
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