JP2006197367A - カウンタ回路と、それを含む半導体装置 - Google Patents

カウンタ回路と、それを含む半導体装置 Download PDF

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    • H03K23/544Ring counters, i.e. feedback shift register counters with a base which is an odd number

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Abstract

【課題】 消費電力を低減することができるカウンタ回路とそれを使用する半導体装置を提供することである。
【解決手段】 カウンタは、クロック信号をカウントする複数段のフリップフロップを有するカウンタ部(F0〜F2、G1からG4)と、前記複数段のフリップフロップのうち1段のフリップフロップから(N−1)(Nは3以上の自然数)段のフリップフロップまでの出力を用いてN段のフリップフロップへの前記クロック信号の供給を制御するマスク回路部(F100、G5)とを具備する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体装置に関し、特にカウンタ回路を備えた半導体装置に関する。
半導体装置は、半導体基板にトランジスタ、抵抗、コンデンサなどの多数の回路素子を形成し、要求される回路動作や機能を果たすように各回路素子間を結線して構成される。カウンタ回路は時計タイマやインターバルタイマを形成する際に使われる回路である。
図1は、従来の3ビット同期式カウンタ回路の構成を示す回路図である。図1を参照して、従来のカウンタ回路は、フリップフロップF10〜F12、インバータ回路G1、排他的論理和(EXOR回路)G2、アンド回路G3、EXOR回路G4とを備えている。
クロック信号CLKは、フリップフロップF10〜F12のクロック入力端子Cに接続されている。リセット信号RSTは、フリップフロップF10〜F12のリセット端子Rに接続されている。フリップフロップF10の出力Q0は、外部出力端子Q0に接続され、また、インバータ回路G1を介してフリップフロップF10のデータ入力端子Dに接続されている。更に、フリップフロップF10の出力端子Q0は、EXOR回路G2の一方の入力端子と、アンド回路G3の一方の入力端子に接続されている。フリップフロップF11の出力端子Q1は、外部出力端子Q1に接続され、また、EXOR回路G2の他方の入力に接続されている。更に、フリップフロップF11の出力Q1は、アンド回路G3の他方の入力端子に接続されている。EXOR回路G2の出力は、フリップフロップF11のデータ入力端子Dに接続されている。フリップフロップF12の出力Q2は、外部出力端子Q2に接続され、また、EXOR回路G4の一方の入力に接続されている。更アンド回路G3の出力は、EXOR回路G4の他方の入力端子に接続されている。EXOR回路G4の出力端子は、フリップフロップF12のデータ入力端子Dに接続されている。このように、図1に示される従来の同期式カウンタ回路は、クロック信号CLKとリセット信号RSTが共通に供給されるフリップフロップF10〜F12と、カウンタの桁上げを行うアンド回路F3、EXOR回路G4を備えている。
次に、図1に示される従来の同期式カウンタ回路の動作を図2(a)〜(d)を参照して説明する。
先ず、リセット信号RSTがフリップフロップF10〜F12に供給され、図2(b)〜(d)に示されるように、フリップフロップF10〜F12の出力Q0〜Q2は”0”となる。フリップフロップF10の出力Q0は、インバータ回路G1により反転されて”1”がフリップフロップF10のデータ入力端子Dに供給されている。フリップフロップF10とF11の出力Q0とQ1とは共に”0”であり、EXOR回路G2は”0”をフリップフロップF11のデータ入力端子Dに供給している。フリップフロップF10とF11の出力Q0とQ1は共に”0”であり、従って、アンド回路G3の出力は”0”である。また、フリップフロップF12の出力Q2は、”0”である。従って、EXOR回路G4は、フリップフロップF12のデータ入力端子Dに”0”を供給している。
この状態で、図2(a)に示されるように、フリップフロップF10〜F12にクロック信号CLKの最初のパルスが入力される。この結果、図2(b)〜(d)に示されるように、クロック信号CLKに応答して、フリップフロップF10の出力Q0は、”0”から”1”に変わり、フリップフロップF11とF12の出力Q1とQ2は、”0”のままである。フリップフロップF10の出力Q0は、インバータ回路G1により反転されて”0”がフリップフロップF10のデータ入力端子Dに供給されている。フリップフロップF10の出力Q0は”1”であり、フリップフロップF11の出力Q1は”0”であり、EXOR回路G2は”1”をフリップフロップF11のデータ入力端子Dに供給している。また、アンド回路G3の出力は”0”であり、フリップフロップF12の出力Q2は、”0”であるので、EXOR回路G4は、フリップフロップF12のデータ入力端子Dに”0”を供給している。
次に、図2(a)に示されるように、フリップフロップF10〜F12にクロック信号CLKの2番目のパルスが入力される。この結果、図2(b)〜(d)に示されるように、クロック信号CLKに応答して、フリップフロップF10の出力Q0は、”1”から”0”に変わり、フリップフロップF11の出力Q1は、”0”から”1”に変わり、F12の出力Q2は、”0”のままである。フリップフロップF10の出力Q0は、インバータ回路G1によりが反転されて”1”フリップフロップF10のデータ入力端子Dに供給されている。フリップフロップF10の出力Q0は”0”であり、フリップフロップF11の出力Q1は”1”であるので、EXOR回路G2は”1”をフリップフロップF11のデータ入力端子Dに供給している。また、アンド回路G3の出力は”0”であり、フリップフロップF12の出力Q2は、”0”であるので、EXOR回路G4は、フリップフロップF12のデータ入力端子Dに”0”を供給している。
次に、図2(a)に示されるように、フリップフロップF10〜F12にクロック信号CLKの3番目のパルスが入力される。この結果、図2(b)〜(d)に示されるように、クロック信号CLKに応答して、フリップフロップF10の出力Q0は、”0”から”1”に変わり、フリップフロップF11の出力Q1は、”1”のままであり、F12の出力Q2は、”0”のままである。フリップフロップF10の出力Q0は、インバータ回路G1により反転されて”0”がフリップフロップF10のデータ入力端子Dに供給されている。フリップフロップF10の出力Q0は”1”であり、フリップフロップF11の出力Q1は”1”であるので、EXOR回路G2は”0”をフリップフロップF11のデータ入力端子Dに供給している。また、アンド回路G3の出力は”1”であり、フリップフロップF12の出力Q2は、”0”であるので、EXOR回路G4は、フリップフロップF12のデータ入力端子Dに”1”を供給している。
次に、図2(a)に示されるように、フリップフロップF10〜F12にクロック信号CLKの4番目のパルスが入力される。この結果、図2(b)〜(d)に示されるように、クロック信号CLKに応答して、フリップフロップF10の出力Q0は、”1”から”0”に変わり、フリップフロップF11の出力Q1は、”0”に変わり、F12の出力Q2は、”0”から”1”に変わる。フリップフロップF10の出力Q0は、インバータ回路G1により反転されて”1”がフリップフロップF10のデータ入力端子Dに供給されている。フリップフロップF10の出力Q0は”0”であり、フリップフロップF11の出力Q1は”0”であるので、EXOR回路G2は”0”をフリップフロップF11のデータ入力端子Dに供給している。また、アンド回路G3の出力は”0”であり、フリップフロップF12の出力Q2は”1”であるので、EXOR回路G4は、フリップフロップF12のデータ入力端子Dに”1”を供給している。
以降、クロック信号CLKのパルスが供給されるごとに、上記と同様の動作が繰り返される。
このようにして、フリップフロップF10は、クロック信号CLKを2分周し、フリップフロップF11は、クロック信号CLKを4分周し、フリップフロップF11は、クロック信号CLKを8分周する。
しかしながら、図1に示されるカウンタ回路では、図2(a)〜(d)のタイミングチャートに示されるように、フリップフロップF12には、クロック信号CLKの4パルスの内、先頭の1パルスが入力されれば十分であるが、残りの3パルスもフリップフロップF12に供給されている。そのため、3クロック分フリップフロップF12が無駄に動作して余分な電力を消費することになる。
また、回路が余分に動作する機会が増加するので、素子そのもののなかで発生するわずかな電流や電圧の揺らぎに起因するノイズが発生する可能性が高くなる。また、電力消費を抑えるのであれば非同期カウンタ回路を用いればよいが、基準クロックに対する遅延が大きく、タイマのような正確なクロック生成が必要な場合や、高速動作で使用する場合には不向きである。
従来のカウンタが特開平10−303738号公報に開示されている。この従来例では、計数終了値を示す外部設定値を上位ビット部と下位ビット部に分割し、下位ビット部には第1計数回路が使用され、上位ビット部には回路規模及び消費電力の小さい計数回路が使用される。第1回路部は高周波クロックを計数し、第2回路部は高周波クロックを分周して得られたクロックが供給されている。
特開平10−303738号公報
本発明の目的は、消費電力を低減することができるカウンタ回路とそれを使用する半導体装置を提供することである。
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と発明の実施の形態の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の1つの観点では、カウンタ回路は、複数段のフリップフロップを有するカウンタ部(F0〜F2、G1からG4)と、マスク回路部(F100、G5)とを具備する。前記複数段のフリップフロップのうち1段のフリップフロップから(N−1)(Nは3以上の自然数)段のフリップフロップは、クロック信号を同期的にカウントする。マスク回路部は、前記1段のフリップフロップから前記(N−1)(Nは3以上の自然数)段のフリップフロップまでの出力を用いてN段のフリップフロップへの前記クロック信号の供給を制御する。
前記マスク回路部において、許可信号生成部(F100)は、前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップまでの出力に基づいて許可信号を生成する。許可部(G5)は、前記許可信号に基づいて前記クロック信号の前記N段のフリップフロップへの供給を許可する。即ち、前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップまでの出力が共に”1”であるとき、許可信号生成部(F100)は、許可信号を生成する。
そのために、前記許可信号生成部は、前記クロック信号に同期して動作し、前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップまでの出力の論理積を受け、出力端子から前記許可信号を出力するマスク・フリップフロップ(F100)を備えており、前記許可部は、前記許可信号と前記クロック信号との論理積を前記N段のフリップフロップのクロック信号端子に供給するアンド回路(G5)を備えている。
この場合、クロック信号との同期を確実にするためには、前記許可信号生成部は、前記クロック信号の前記N段のフリップフロップへの供給が許可されるタイミングより、前記クロック信号の半周期前に前記許可信号を生成することが望ましい。そのために、前記許可信号生成部は、前記クロック信号を反転するためのインバータ回路(G6)を更に具備してもよい。前記マスク・フリップフロップは、前記インバータ回路により反転された反転クロック信号をクロック信号端子に受けて動作する。
本発明の他の観点では、カウンタ回路は、複数段のフリップフロップを有するカウンタ部(F0〜F2、G1からG4)と、第1マスク回路部(F100、G5)と、第2マスク回路部(F100、G5)とを具備する。前記複数段のフリップフロップのうち1段のフリップフロップから(N−1)(Nは3以上の自然数)段のフリップフロップはクロック信号を同期的にカウントする。第1マスク回路部は、前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップまでの出力に基づいて前記クロック信号から生成される第1クロック信号をN段のフリップフロップへ供給する。前記N段のフリップフロップから(M−1)(M>Nの自然数)段のフリップフロップは前記第1クロック信号を同期的にカウントする。第2マスク回路部は、前記N段のフリップフロップから前記(M−1)段のフリップフロップまでの出力に基づいて前記クロック信号から生成される第2クロック信号をM段のフリップフロップへ供給する。
前記第1マスク回路部において、第1許可信号生成部(F100)は、前記1段から前記(N−1)段までのフリップフロップの出力に基づいて第1許可信号を生成する。第1許可部(G5)は、前記第1許可信号に基づいて前記クロック信号が前記第1クロック信号として前記N段のフリップフロップへ供給されることを許可する。即ち、前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップまでの出力が共に”1”であるとき、第1許可信号生成部(F100)は、第1許可信号を生成する。また、前記第2マスク回路部において、第2許可信号生成部(F100)は、前記1段から前記(M−1)段までのフリップフロップの出力に基づいて第2許可信号を生成する。第2許可部(G5)は、前記第2許可信号に基づいて前記クロック信号が前記第2クロック信号として前記M段のフリップフロップへ供給されることを許可する。即ち、前記N段のフリップフロップから前記(M−1)段のフリップフロップまでの出力が共に”1”であるとき、第2許可信号生成部(F100)は、第2許可信号を生成する。
そのために、前記第1許可信号生成部は、前記クロック信号に同期して動作し、前記1段から前記(N−1)段までのフリップフロップの出力の論理積をデータ入力端子に受け、出力端子から前記第1許可信号を出力する第1マスク・フリップフロップ(F100)を備えており、前記第1許可部は、前記第1許可信号と前記クロック信号との論理積を前記第1クロック信号として前記N段のフリップフロップのクロック信号端子に供給する第1アンド回路(G5)を備えている。また、前記第2許可信号生成部は、前記第1クロック信号に同期して動作し、前記N段から前記(M−1)段までのフリップフロップの出力の論理積をデータ入力端子に受け、出力端子から前記第2許可信号を出力する第2マスク・フリップフロップ(F100)を備えており、前記第2許可部は、前記第2許可信号と前記クロック信号との論理積を前記第2クロック信号として前記M段のフリップフロップのクロック信号端子に供給する第2アンド回路(G5)を備えている。
この場合、クロック信号との同期を確実にするためには、前記クロック信号の前記N段のフリップフロップへの供給が許可されるタイミングより、前記クロック信号の半周期前に前記第1許可信号を生成することが望ましい。そのために、前記第1許可信号生成部は、前記クロック信号を反転するための第1インバータ回路(G6)を更に具備してもよい。前記第1マスク・フリップフロップは、前記第1インバータ回路により反転された反転クロック信号をクロック信号端子に受けて動作する。また、前記第2許可信号生成部は、前記クロック信号を反転するための第2インバータ回路(G6)を更に具備してもよい。前記第2マスク・フリップフロップは、前記第2インバータ回路により反転された反転クロック信号をクロック信号端子に受けて動作する。
また、本発明の他の観点では、半導体装置は、上記のカウンタ回路を内蔵する。
また、本発明の他の観点では、にクロック信号をカウントする方法は、1段のフリップフロップから(N−1)(Nは3以上の自然数)段のフリップフロップによりクロック信号を同期的にカウントする第1カウントステップと、前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップの出力に基づいて前記クロック信号から第1クロック信号を生成する第1生成ステップと、N段のフリップフロップにより前記第1クロック信号をカウントする第2カウントステップとにより達成される。更に、(N+1)段のフリップフロップから(M−1)(M>Nの自然数)段のフリップフロップにより前記第1クロック信号を同期的にカウントする第3カウントステップと、前記N段のフリップフロップから前記(M−1)段のフリップフロップの出力に基づいて前記クロック信号から第2クロック信号を生成する第2生成ステップと、M段のフリップフロップにより前記第2クロック信号をカウントする第4カウントステップとにより達成されてもよい。
ここで、 前記第1生成ステップは、前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップの出力に基づいて第1許可信号を生成するステップと、前記第1許可信号に応答して前記クロック信号から前記第1クロック信号を生成して前記N段のフリップフロップに供給するステップとにより達成されることが好ましい。また、前記第2生成ステップは、前記N段のフリップフロップから前記(M−1)段のフリップフロップの出力に基づいて第2許可信号を生成するステップと、前記第2許可信号に応答して前記クロック信号から前記第2クロック信号を生成して前記M段のフリップフロップに供給するステップとにより達成されることが好ましい。
また、前記第1許可信号を生成するステップは、前記クロック信号が前記N段のフリップフロップに供給されるべきタイミングより、前記クロック信号の半周期前に前記第1許可信号を生成するステップを具備し、前記第2許可信号を生成するステップは、前記クロック信号が前記M段のフリップフロップに供給されるべきタイミングより、前記クロック信号の半周期前に前記第2許可信号を生成するステップを具備することが好ましい。
上記のように、本発明では、複数段のフリップフロップが上位グループ、下位グループに分けられ、下位グループのフリップフロップの出力から上位グループのフリップフロップへのクロック信号の供給を許可するための許可信号が生成されている。従って、上位グループのフリップフロップへのクロック信号の供給が、下位グループのフリップフロップからの桁上がりのタイミングのみになる。こうして、カウンタ回路の動作回数を減少させ、電力消費およびノイズ発生の可能性を減少させることができる。尚、カウンタ回路は複数の部分に分割され、その部分のうち少なくとも1つにおいて、上記のようにすれば、チップ面積を考慮しながら、消費電力を低減することができる。
以下に添付図面を参照して、本発明のカウンタ回路とそれを使用する半導体装置について詳細に説明する。
図3は、本発明の第1実施形態によるカウンタの回路構成を示す回路図である。図3を参照して、本発明のカウンタ回路は、3ビットのカウンタであり、カウンタ部とマスク回路部とを有している。カウンタ部は、フリップフロップF0〜F2、インバータ回路G1、排他的論理和(EXOR回路)G2、アンド回路G3、EXOR回路G4を備えている。マスク回路部は、許可信号生成部と許可部とを有する。許可信号生成部は、インバータ回路G6、フリップフロップF100とを備え、許可部はEXOR回路G5を備えている。
クロック信号CLKは、フリップフロップF0〜F1のクロック端子Cに接続され、またアンド回路G5を介してフリップフロップF2のクロック端子Cに、インバータ回路G6を介してフリップフロップF100のクロック端子に接続されている。リセット信号RSTは、フリップフロップF0〜F2、F100のリセット端子Rに接続されている。フリップフロップF0の出力Q0は、外部出力端子Q0に接続され、また、インバータ回路G1を介してフリップフロップF0のデータ入力端子Dに接続されている。更に、フリップフロップF0の出力端子Q0は、EXOR回路G2の一方の入力端子と、アンド回路G3の一方の入力端子に接続されている。フリップフロップF1の出力Q1は、外部出力端子Q1に接続され、また、EXOR回路G2の他方の入力に接続されている。更に、フリップフロップF1の出力Q1は、アンド回路G3の他方の入力端子に接続されている。EXOR回路G2の出力は、フリップフロップF1のデータ入力端子Dに接続されている。アンド回路G3の出力は、フリップフロップF100のデータ入力端子Dに接続されている。フリップフロップF100の出力Qは、許可信号としてアンド回路G5の一方の入力に接続されている。フリップフロップF2の出力Q2は、外部出力端子Q2に接続され、また、EXOR回路G4の一方の入力に接続されている。更アンド回路G3の出力は、EXOR回路G4の他方の入力端子に接続されている。EXOR回路G4の出力端子は、フリップフロップF2のデータ入力端子Dに接続されている。クロック信号CLKは、アンド回路G5の他方の入力に接続されている。アンド回路G5の出力はフリップフロップF3のクロック入力端子に接続されている。アンド回路G5の出力は、フリップフロップF2のクロック端子に接続されている。
次に、図3に示される従来のカウンタ回路の動作を図4(a)〜(g)を参照して説明する。
先ず、リセット信号RSTがフリップフロップF0〜F1に供給され、図4(b)〜(g)に示されるように、フリップフロップF0〜F2、F100の出力Q0〜Q2、Qは”0”となる。フリップフロップF0の出力Q0は、インバータ回路G1により反転されて”1”がフリップフロップF0のデータ入力端子Dに供給されている。フリップフロップF0とF1の出力Q0とQ1とは共に”0”であり、EXOR回路G2は”0”をフリップフロップF1のデータ入力端子Dに供給している。アンド回路G3の出力は”0”であり、”0”がフリップフロップF100のデータ入力端子とEXOR回路G4の一方の入力に供給されている。フリップフロップF100の出力Qは”0”であるので、EXOR回路G4は、フリップフロップF2のデータ入力端子Dに”0”を供給している。また、フリップフロップF100の出力は”0”であるので、フリップフロップF100の出力はマスク信号(不許可信号)をアンド回路G5に出力する。従って、アンド回路G5は、クロック信号が供給されても、フリップフロップF100のクロック信号端子にクロック信号を供給しない。
この状態で、図4(a)に示されるように、フリップフロップF0〜F2に向けてクロック信号CLKの最初のパルスが供給される。この結果、図4(b)〜(g)に示されるように、クロック信号CLKに応答して、フリップフロップF0の出力Q0は、”0”から”1”に変わり、フリップフロップF1の出力Q1は、”0”のままである。フリップフロップF2はクロック信号が供給されないので、フリップフロップF2の出力Qは”0”のままである。フリップフロップF100の出力は”0”のままである。この結果、フリップフロップF0の出力Q0は、インバータ回路G1により反転されて、”0”がフリップフロップF0のデータ入力端子Dに供給されている。フリップフロップF0の出力Q0は”1”であり、フリップフロップF1の出力Q1は”0”であるので、EXOR回路G2は”1”をフリップフロップF1のデータ入力端子Dに供給している。また、アンド回路G3の出力は”0”であるので、EXOR回路G4は、フリップフロップF2のデータ入力端子Dに”0”を供給している。また、フリップフロップF100の出力Qは”0”であり、フリップフロップF100の出力はマスク信号(不許可信号)をアンド回路G5に出力する。従って、アンド回路G5は、クロック信号が供給されても、フリップフロップF2のクロック信号端子にクロック信号を供給しない。
この状態で、図4(a)に示されるように、フリップフロップF0〜F2、F100に向けてクロック信号CLKの2番目のパルスが供給される。この結果、図4(b)〜(g)に示されるように、クロック信号CLKに応答して、フリップフロップF0の出力Q0は、”1”から”0”に変わり、フリップフロップF1の出力Q1は、”0”から”1”に変わる。フリップフロップF2の出力Q2は、クロック信号が供給されないので、”0”のままであり、フリップフロップF100の出力Qは”0”である。フリップフロップF0の出力Q0は、インバータ回路G1により反転されて、”1”がフリップフロップF0のデータ入力端子Dに供給されている。フリップフロップF0の出力Q0は”0”であり、フリップフロップF1の出力Q1は”1”であるので、EXOR回路G2は”1”をフリップフロップF1のデータ入力端子Dに供給している。また、アンド回路G3は”0”をフリップフロップF100のデータ入力端子とEXOR回路G4の一方の入力端子に供給している。フリップフロップF2の出力Q2は、”0”であるので、EXOR回路G4は、フリップフロップF2のデータ入力端子Dに”0”を供給している。また、フリップフロップF100の出力Qは”0”であり、フリップフロップF100の出力はマスク信号(不許可信号)をアンド回路G5に出力する。従って、アンド回路G5は、クロック信号が供給されても、フリップフロップF2のクロック信号端子にクロック信号を供給しない。
この状態で、図4(a)に示されるように、フリップフロップF0〜F2、F100に向けてクロック信号CLKの3番目のパルスが供給される。この結果、図4(b)〜(g)に示されるように、クロック信号CLKの3番目のパルスの立ち上がりに応答して、フリップフロップF0の出力Q0は、”0”から”1”に変わり、フリップフロップF1の出力Q1は、”1”のままである。フリップフロップF2の出力Q2は、クロック信号が供給されないので、”0”のままである。フリップフロップF0の出力Q0は、インバータ回路G1により反転されて、”0”がフリップフロップF0のデータ入力端子Dに供給されている。フリップフロップF0の出力Q0は”1”であり、フリップフロップF1の出力Q1は”1”であるので、EXOR回路G2は”0”であり、”0”がフリップフロップF1のデータ入力端子Dに供給されている。また、アンド回路G3の出力も”1”となる。フリップフロップF2の出力Q2は、”0”であるので、EXOR回路G4は、フリップフロップF2のデータ入力端子Dに”1”を供給している。
フリップフロップF0とF1の出力は、クロック信号の3番目のパルスの立ち上がりエッジに同期して既に出力状態が変化している。そのため、クロック信号の3番目のパルスの立下りエッジの前には、アンド回路G3の出力は既に”1”になっている。フリップフロップF100には、インバータ回路G6を介してクロック信号が供給されている。フリップフロップF100は、3番目のパルスの立下りエッジに同期してアンド回路G3の出力をラッチして”1”を出力する。こうして、フリップフロップF100はマスク信号(許可信号)をアンド回路G5に出力する。従って、アンド回路G5は、クロック信号が供給されたとき、フリップフロップF2のクロック信号端子へのクロック信号の供給を許可する。
次に、図4(a)に示されるように、フリップフロップF0〜F2にクロック信号CLKの4番目のパルスが入力される。この結果、図2(b)〜(d)に示されるように、クロック信号CLKに応答して、フリップフロップF0の出力Q0は、”1”から”0”に変わり、フリップフロップF1の出力Q1は、”1”から”0”に変わわる。また、フリップフロップF2の出力Q2は、”0”から”1”に変わる。フリップフロップF0の出力Q0は、インバータ回路G1により反転されて、”1”がフリップフロップF0のデータ入力端子Dに接続されている。フリップフロップF0の出力Q0は”0”であり、フリップフロップF1の出力Q1は”0”であるので、EXOR回路G2は”0”をフリップフロップF1のデータ入力端子Dに供給している。また、アンド回路G3の出力は”0”となる。フリップフロップF2の出力Q2は、”1”であるので、EXOR回路G4は、フリップフロップF2のデータ入力端子Dに”1”を供給している。
フリップフロップF0とF1の出力は、クロック信号の4番目のパルスの立ち上がりエッジに同期して既に出力状態が変化している。そのため、クロック信号の4番目のパルスの立下りエッジの前には、アンド回路G3の出力は既に”0”になっている。フリップフロップF100には、インバータ回路G6を介してクロック信号が供給されている。フリップフロップF100は、4番目のパルスの立下りエッジに同期してアンド回路G3の出力をラッチして”0”を出力する。こうして、フリップフロップF100はマスク信号(不許可信号)をアンド回路G5に出力する。従って、アンド回路G5は、クロック信号が供給されたとき、フリップフロップF2のクロック信号端子へのクロック信号の供給を禁止する。
以降同様の動作が繰り返される。
図3に示される本発明のカウンタ回路では、図1に示されるカウンタ回路が上位ビット部と下位ビット部に分けられ、上位ビットに対してマスク回路部が追加されている。マスク回路部は、下位ビット部から上位ビット部への桁上がりのタイミングを合わせるため、下位ビット部の全てのデータの論理積に基づいて許可信号を生成している。
図3に示される回路構成を採用することにより、カウンタ回路内のフリップフロップの動作回数を減少させたること可能である。まず下位ビット部のフリップフロップの出力Q0とQ1のアンド出力を生成する。次にタイミングを合わせるため、下位ビット部のアンド出力が、クロック信号CLKの反転信号に同期してフリップフロップF100によりラッチされ、マスク信号(許可/不許可信号)が出力され、アンド回路G5によりクロック信号のフリップフロップF2のクロック入力端子への供給を許可し、あるいは禁止している。このことにより、クロック信号CLKに対し下位ビット部の桁上がり時に立ち上がるクロック信号のパルスのみ有効となるクロック信号が生成され、これが上位ビット部のクロック信号CLKとして使用される。これにより、上位ビット部のカウンタ回路の動作回数を減少させることができる。これを式として表すと、Nビット部カウンタがフルカウントするのに必要な回数は、分割しない場合、2×N回なのに対し、本発明のように分割が行われた場合は2×A+2(N−A)×B回(N=A+B)と表される。例えば8ビット部のカウンタでフル(=FFh)までカウントする場合、分割しないと2×8=2048回のフリップフロップの動作が必要である。一方、カウンタが分割されている場合、上位ビット部には下位ビット部からの桁上がりの場合のみクロックが伝播するようにすれば、2×2+2×6=896回のフリップフロップの動作だけで済む。この回数の差の分だけフリップフロップが動作しなくなるので、消費電力を抑えることができる。
このように、上記方法を用いることで、上位ビット部にクロックが入力される機会を減らすことになり、その結果上位ビット部のフリップフロップの動作回数を減少させることができる。フリップフロップの動作回数が減少すれば、電力消費を抑えることができる。また、回路内の素子が動作しないため、ノイズが発生する可能性を減らすことができる。
また、カウンタ回路に図3に示される複数のマスク回路部が設けられてもよい。各マスク回路部は、1段目のフリップフロップから該当フリップフロップの直前の段のフリップフロップまでの出力が”1”になったとき、該当フリップフロップに供給されるクロック信号を有効とすればよい。
第1実施形態によるカウンタは3ビット(フリップフロップF0〜F2に対応)の場合である。しかしながら、ビット部数が増えるほどフルにカウントするまでの動作回数は増加する。この場合、以下に説明される第2実施形態による回路構成とすることができる。この例を図3を参照して説明する。カウンタは6ビットであり、フリップフロップF0〜F5を使用するものとする。ビット1からビット2までのフリップフロップF0からF2は、図3に示される構成と同様になる。リセット信号は、フリップフロップF0〜F5に供給される。ビット3と4までのフリップフロップF3、F4の各々では、その出力Q3又はQ4と前段のフリップフロップの出力の排他的論理和がデータ入力として供給される。即ち、フリップフロップF3では、フリップフロップF3の出力Q3とフリップフロップF2の出力Q2の、EXOR回路による排他的論理和がデータ入力として供給される。また、フリップフロップF3の出力Q3はフリップフロップF4のためのEXOR回路に供給される。同様に、フリップフロップF4では、フリップフロップF4の出力Q4とフリップフロップF3の出力Q3の、EXOR回路による排他的論理和がデータ入力として供給される。また、フリップフロップF4の出力Q4はフリップフロップF5のためのEXOR回路に供給される。フリップフロップの接続は、フリップフロップF2と同様である。即ち、フリップフロップF5では、フリップフロップF5の出力Q4とフリップフロップF4の出力Q4の、EXOR回路による排他的論理和がデータ入力として供給される。また、フリップフロップF5の出力Q5は次段のフリップフロップF5のためのEXOR回路に供給される。フリップフロップF3とF4には、フリップフロップF2と同様に、アンド回路G5の出力がクロック信号として供給されている。フリップフロップF5には、フリップフロップF2と同様に、アンド回路を介してクロック信号CLKが供給される。アンド回路の他方には、フリップフロップF100と同様に、第2許可信号生成回路としてのフリップフロップからの出力が許可信号として供給される。フリップフロップF2〜F4の出力Q2〜Q4の出力がアンド回路で計算され、計算結果はそのフリップフロップのデータ入力に接続される。そのフリップフロップの出力が、上記アンド回路に第2許可信号として供給される。そのフリップフロップには、フリップフロップF100と同様に、インバータ回路を介してクロック信号CLKが供給されている。
次に、図5を参照して、第2実施形態の動作を説明する。図5に示すように、ビット3,4のフリップフロップF3とF4に供給されるクロック信号はビット2のフリップフロップF2に供給されるクロック信号と同じである。フリップフロップF2〜F4の出力の論理積が第2許可信号生成回路としてのフリップフロップに供給され、インバータ回路により反転されるクロック信号に同期して第2許可信号(mask2)として出力される。それが、フリップフロップF5ようのアンド回路に供給される。また、そのアンド回路にはクロック信号CLKが供給される。こうして、上位ビット3から5に対しても、図3に示されると同様にして、フリップフロップの動作回数を減らすことができる。
上記のように分割数を増やして複数のマスク回路部を増やすとさらに動作回数を減らすことができる。これを式として表すと、Nビット部カウンタがフルカウントするのに必要な回数は、分割しない場合、フリップフロップの動作回数は2×N回なのに対し、分割が行われる場合は2×A+2(N−A)×B+2(N−A−B)×C回(N=A+B+C)となる。例えば16ビット部のカウンタでフル(=FFFFh)までカウントしたい場合、分割しないとフリップフロップの動作回数は216×16=1048576回となる。一方、フリップフロップが分割され上位ビット部には下位ビット部からの桁上がりの場合のみクロック信号が供給されるようにすれば、216×3+213×13=303104回で済む。さらに、フリップフロップが3分割されることを考えると、216×2+214×3+211×11=202752回となり、さらに動作回数を減らすことができる。
なお、ビット部数が少ない場合は、動作回数の減少よりも素子数増加が懸念されるため、分割数とビット部数の兼ね合いで分割数を決めるのが望ましい。分割数を増やす方法は、ビット部数が多いカウンタに特に効果的である。
このように、本発明によれば、カウンタ回路において、上位ビット部と下位ビット部に分割することにより、カウンタ回路の動作回数を減少させ、電力消費およびノイズ発生の可能性を減少させることができる。
図1は、従来のカウンタ回路の構成を示す回路図である。 図2は、図1に示される従来のカウンタ回路の動作を示すタイミングチャートである。 図3は、本発明の第1実施形態によるカウンタ回路の構成を示す回路図である。 図4は、図3に示されるカウンタ回路の動作を示すタイミングチャートである。 図5は、本発明の第2実施形態によるカウンタ回路の動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
F1〜F2、F100:フリップフロップ
G1,G6:インバータ回路
G2,G4:EXOR(排他的論理和)回路
G3,G5:アンド回路

Claims (15)

  1. 複数段のフリップフロップを有するカウンタ部と、前記複数段のフリップフロップのうち1段のフリップフロップから(N−1)(Nは3以上の自然数)段のフリップフロップは、クロック信号を同期的にカウントし、
    前記1段のフリップフロップから前記(N−1)(Nは3以上の自然数)段のフリップフロップまでの出力を用いてN段のフリップフロップへの前記クロック信号の供給を制御するマスク回路部と
    を具備するカウンタ回路。
  2. 請求項1に記載のカウンタ回路において、
    前記マスク回路部は、
    前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップまでの出力に基づいて許可信号を生成する許可信号生成部と、
    前記許可信号に基づいて前記クロック信号の前記N段のフリップフロップへの供給を許可する許可部と
    を具備するカウンタ回路。
  3. 請求項2に記載のカウンタ回路において、
    前記許可信号生成部は、前記クロック信号に同期して動作し、前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップまでの出力の論理積を受け、出力端子から前記許可信号を出力するマスク・フリップフロップを具備し、
    前記許可部は、前記許可信号と前記クロック信号との論理積を前記N段のフリップフロップのクロック信号端子に供給するアンド回路を具備する
    カウンタ回路。
  4. 請求項2又は3に記載のカウンタ回路において、
    前記許可信号生成部は、前記クロック信号の前記N段のフリップフロップへの供給が許可されるタイミングより、前記クロック信号の半周期前に前記許可信号を生成するカウンタ回路。
  5. 請求項4に記載のカウンタ回路において、
    前記許可信号生成部は、前記クロック信号を反転するためのインバータ回路を更に具備し、
    前記マスク・フリップフロップは、前記インバータ回路により反転された反転クロック信号をクロック信号端子に受ける
    カウンタ回路。
  6. 複数段のフリップフロップを有するカウンタ部と、前記複数段のフリップフロップのうち1段のフリップフロップから(N−1)(Nは3以上の自然数)段のフリップフロップはクロック信号を同期的にカウントし、
    前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップまでの出力に基づいて前記クロック信号から生成される第1クロック信号をN段のフリップフロップへ供給する第1マスク回路部と、前記N段のフリップフロップから(M−1)(M>Nの自然数)段のフリップフロップは前記第1クロック信号を同期的にカウントし、
    前記N段のフリップフロップから前記(M−1)段のフリップフロップまでの出力に基づいて前記クロック信号から生成される第2クロック信号をM段のフリップフロップへ供給する第2マスク回路部と
    を具備するカウンタ回路。
  7. 請求項6に記載のカウンタ回路において、
    前記第1マスク回路部は、
    前記1段から前記(N−1)段までのフリップフロップの出力に基づいて第1許可信号を生成する第1許可信号生成部と、
    前記第1許可信号に基づいて前記クロック信号が前記第1クロック信号として前記N段のフリップフロップへ供給されることを許可する第1許可部と
    を具備し、
    前記第2マスク回路部は、
    前記1段から前記(M−1)段までのフリップフロップの出力に基づいて第2許可信号を生成する第2許可信号生成部と、
    前記第2許可信号に基づいて前記クロック信号が前記第2クロック信号として前記M段のフリップフロップへ供給されることを許可する第2許可部と
    を具備するカウンタ回路。
  8. 請求項7に記載のカウンタ回路において、
    前記第1許可信号生成部は、前記クロック信号に同期して動作し、前記1段から前記(N−1)段までのフリップフロップの出力の論理積をデータ入力端子に受け、出力端子から前記第1許可信号を出力する第1マスク・フリップフロップを具備し、
    前記第1許可部は、前記第1許可信号と前記クロック信号との論理積を前記第1クロック信号として前記N段のフリップフロップのクロック信号端子に供給する第1アンド回路を具備し、
    前記第2許可信号生成部は、前記第1クロック信号に同期して動作し、前記N段から前記(M−1)段までのフリップフロップの出力の論理積をデータ入力端子に受け、出力端子から前記第2許可信号を出力する第2マスク・フリップフロップを具備し、
    前記第2許可部は、前記第2許可信号と前記クロック信号との論理積を前記第2クロック信号として前記M段のフリップフロップのクロック信号端子に供給する第2アンド回路を具備する
    カウンタ回路。
  9. 請求項7又は8に記載のカウンタ回路において、
    前記第1許可信号生成部は、前記クロック信号の前記N段のフリップフロップへの供給が許可されるタイミングより、前記クロック信号の半周期前に前記第1許可信号を生成し、
    前記第2許可信号生成部は、前記クロック信号の前記M段のフリップフロップへの供給が許可されるタイミングより、前記クロック信号の半周期前に前記第2許可信号を生成するカウンタ回路。
  10. 請求項9に記載のカウンタ回路において、
    前記第1許可信号生成部は、前記クロック信号を反転するための第1インバータ回路を更に具備し、
    前記第1マスク・フリップフロップは、前記第1インバータ回路により反転された反転クロック信号をクロック信号端子に受け、
    前記第2許可信号生成部は、前記クロック信号を反転するための第2インバータ回路を更に具備し、
    前記第2マスク・フリップフロップは、前記第2インバータ回路により反転された反転クロック信号をクロック信号端子に受ける
    カウンタ回路。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載のカウンタ回路を具備する半導体装置。
  12. 1段のフリップフロップから(N−1)(Nは3以上の自然数)段のフリップフロップによりクロック信号を同期的にカウントする第1カウントステップと、
    前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップの出力に基づいて前記クロック信号から第1クロック信号を生成する第1生成ステップと、
    N段のフリップフロップにより前記第1クロック信号をカウントする第2カウントステップと
    を具備するクロック信号をカウントする方法。
  13. 請求項12に記載のクロック信号をカウントする方法において、
    (N+1)段のフリップフロップから(M−1)(M>Nの自然数)段のフリップフロップにより前記第1クロック信号を同期的にカウントする第3カウントステップと、
    前記N段のフリップフロップから前記(M−1)段のフリップフロップの出力に基づいて前記クロック信号から第2クロック信号を生成する第2生成ステップと、
    M段のフリップフロップにより前記第2クロック信号をカウントする第4カウントステップと
    を更に具備するにクロック信号をカウントする方法。
  14. 請求項12又は13に記載のクロック信号をカウントする方法において、
    前記第1生成ステップは、
    前記1段のフリップフロップから前記(N−1)段のフリップフロップの出力に基づいて第1許可信号を生成するステップと、
    前記第1許可信号に応答して前記クロック信号から前記第1クロック信号を生成して前記N段のフリップフロップに供給するステップと
    を具備し、
    前記第2生成ステップは、
    前記N段のフリップフロップから前記(M−1)段のフリップフロップの出力に基づいて第2許可信号を生成するステップと、
    前記第2許可信号に応答して前記クロック信号から前記第2クロック信号を生成して前記M段のフリップフロップに供給するステップと
    を具備するクロック信号をカウントする方法。
  15. 請求項14に記載のクロック信号をカウントする方法において、
    前記第1許可信号を生成するステップは、前記クロック信号が前記N段のフリップフロップに供給されるべきタイミングより、前記クロック信号の半周期前に前記第1許可信号を生成するステップを具備し、
    前記第2許可信号を生成するステップは、前記クロック信号が前記M段のフリップフロップに供給されるべきタイミングより、前記クロック信号の半周期前に前記第2許可信号を生成するステップを具備する
    クロック信号をカウントする方法。
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