JP5029422B2 - 半導体装置のリセット回路 - Google Patents
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Description
図15は、パワーオンリセット回路の一例を示す回路図である。
なお、以下では電源端子VDDから供給される電圧(電源電圧)をVDD、接地端子GNDの電圧をGNDと表記する。
縦軸が電位、横軸が時間である。
ノードNの電位は信号Nと表記している。
また、アナログ回路を用いず、デジタル回路で構成できるので、半導体プロセスの追加工程を必要とせずに少ない製造工程及び小さい回路規模で半導体装置のリセット回路を実現できる。
図1は、第1の実施の形態のパワーオンリセット回路の構成を示す図である。
第1の実施の形態のパワーオンリセット回路は、リセット信号を入力しない(リセット端子を持たない、もしくはリセット端子がオープンの)フリップフロップ10−1,10−2,10−3,…,10−(m−1),10−mが直列に接続された構成となっている。各フリップフロップ10−1〜10−mのクロック入力端子にはクロック信号CKが入力されている。また、初段のフリップフロップ10−1の入力端子は高電位側の電源端子VDDに接続されておりVDDが印加される。
第1の実施の形態のパワーオンリセット回路では、最終段のフリップフロップ10−mの出力信号を、論理回路20をリセットするパワーオンリセット信号として出力する。
縦軸が電位、横軸が時間である。
フリップフロップ10−1〜10−mの出力初期値のうち、少なくとも1つがLレベルであれば、最終段のフリップフロップ10−mの出力端子からは、少なくとも1個のLパルスを有するパワーオンリセット信号が出力される。このようなLパルスにより、論理回路20がリセットされる。パワーオンリセット信号の電位レベルがHレベルになると、リセットが解除される。
次に、第2の実施の形態のパワーオンリセット回路を説明する。
図3は、第2の実施の形態のパワーオンリセット回路の構成を示す図である。
第2の実施の形態のパワーオンリセット回路は、前述のフリップフロップ10−1〜10−mの他に、直列に複数接続され、シフトレジスタ構成となっているリセット端子付のフリップフロップ30−1,30−2,30−3,…,30−(n−1),30−nを有している。フリップフロップ30−1〜30−nのクロック入力端子にはクロック信号CKが入力されている。また、初段のフリップフロップ30−1の入力端子は高電位側の電源端子VDDに接続されておりVDDが印加される。
第2の実施の形態のパワーオンリセット回路では、リセット端子付のフリップフロップ30−1〜30−nの最終段のフリップフロップ30−nの出力信号を、論理回路20をリセットするパワーオンリセット信号として出力する。
上側がフリップフロップ10−mの出力信号であり、下側がフリップフロップ30−nの出力信号である。縦軸が電位、横軸が時間である。
図5は、第3の実施の形態のパワーオンリセット回路の構成を示す図である。
第1の実施の形態のパワーオンリセット回路と同一の構成要素については同一の符号を付しており、説明を省略する。
上側がフリップフロップ10−mの出力信号であり、下側がAND回路40の出力信号(パワーオンリセット信号)である。縦軸が電位、横軸が時間である。
図7は、インバータ回路を複数のフリップフロップ間のうち偶数個区間に挿入したパワーオンリセット回路の構成を示す図である。
初段のフリップフロップ10−1の入力端子が低電位側の電源端子(接地端子GND)に接続されており、電位がGNDで固定されている場合について示している。フリップフロップ10−1〜10−m間のうち、奇数個区間(図8では3区間)にインバータ回路61,62,63を1つずつ挿入している。これにより、フリップフロップ10−1〜10−mの出力初期値が全てHレベルの場合でも、フリップフロップ10−mから、ある期間Lレベルとなる出力信号を出力できる。
ところで、図7、図8のようなパワーオンリセット回路で、インバータ回路を挿入する区間を電源投入時に変えるようにしてもよい。
図1のパワーオンリセット回路と同一の構成要素については同一符号を付している。ここで示すパワーオンリセット回路は、フリップフロップ10−1〜10−mのほかに、クロック入力端子をVDDで固定したフリップフロップ70と、インバータ回路71,72,73,74,75と、セレクタ76,77,78,79を有している。
図1のパワーオンリセット回路と同一の構成要素については同一符号を付している。ここで示すパワーオンリセット回路は、フリップフロップ10−1〜10−mのほかに、クロック入力端子をVDDで固定したフリップフロップ80と、インバータ回路81,82,83と、セレクタ84,85を有している。
セレクタ84,85へは、それぞれ前段のフリップフロップ10−1,10−(m−1)からの出力信号と、その出力信号をインバータ回路82,83で反転したものが入力される。セレクタ84,85は、たとえば、選択信号がHレベルの場合には、反転しない出力信号を選択して出力し、Lレベルの場合には、反転された出力信号を選択して出力する。
第4の実施の形態のパワーオンリセット回路は、第1乃至第3の実施の形態のパワーオンリセット回路とは異なり、フリップフロップ10−1〜10−mの代わりに、リセット端子付のフリップフロップ90−1,90−2,90−3,…,90−(m−1),90−mを有している。また、フリップフロップ90−1〜90−mの出力信号の論理積を行うAND回路91と、AND回路91の出力の電位レベルを検出する電位レベル検出回路92を有している。
図12は、Dフリップフロップの構成の一例を示す図である。
Dフリップフロップは、インバータ回路101,102,103,104,105,106と、スイッチ107,108,109,110を有している。
図12と同じ構成要素については、同一符号としている。
pMOS112は、電源投入直後にフローティング状態となるインバータ回路103の入力側のノードn2の電位レベルを引き上げるプルアップ抵抗として機能する。
図14は、出力初期値がLレベルとなるフリップフロップの構成の他の例を示す図である。
図13のフリップフロップでは、電源投入直後にフローティング状態となるノードn1,n2に、プルダウン抵抗、プルアップ抵抗として機能するnMOS111、pMOS112を接続した場合について説明したが、図14のフリップフロップでは、その代わりに容量として機能するnMOS121,122,123,124を接続している。
nMOS123は、電源端子VDDとノードn2間に接続され、nMOS124は、接地端子GNDとノードn2間に接続されている。
図13、図14のようなフリップフロップを、第1乃至第3の実施の形態のパワーオンリセット回路のフリップフロップ10−1〜10−mとして用いることで、電源投入時の出力初期値が全てLレベルとなるので、確実に論理回路20をリセットすることができる。更に、フリップフロップ10−1〜10−mの個数を調整することで、リセット期間を調整できるようになる。
前記フリップフロップのクロック入力端子にはクロック信号が入力され、
初段の前記フリップフロップの入力端子は電源端子に接続されており、
最終段の前記フリップフロップの出力信号にもとづいたパワーオンリセット信号を出力することを特徴とする半導体装置のリセット回路。
前記リセット端子付フリップフロップのクロック入力端子には前記クロック信号が入力され、
初段の前記リセット端子付フリップフロップの入力端子は前記電源端子に接続されており、
リセット端子には前記出力信号が入力され、
最終段の前記リセット端子付フリップフロップの出力信号を、前記パワーオンリセット信号として出力することを特徴とする付記1記載の半導体装置のリセット回路。
(付記4) 前記最終段の前記フリップフロップの前記出力信号及び他の前記フリップフロップの他の出力信号を入力し、前記出力信号及び前記他の出力信号の何れか1つ以上が異なる電位レベルの場合、対象回路をリセットさせ、前記出力信号及び前記他の出力信号が前記電源端子の電位レベルと等しい場合、前記対象回路をリセットから復帰させるパワーオンリセット信号を出力する論理回路を更に有することを特徴とする付記1記載の半導体装置のリセット回路。
(付記8) 前記回路は、クロック入力端子に電源を接続し、データを入力しないクロック固定フリップフロップと、当該クロック固定フリップフロップの出力信号に応じて、前記インバータ回路の出力または前段の前記フリップフロップの出力の何れかを選択して出力する選択回路と、を有することを特徴とする付記7記載の半導体装置のリセット回路。
前記リセット端子付フリップフロップの全ての出力信号の電位レベルが一定期間同じ場合に、前記リセット端子付フリップフロップをリセットする回路と、を有し、
初段の前記リセット端子付フリップフロップの入力端子は電源端子に接続されており、
最終段の前記リセット端子付フリップフロップの出力信号にもとづいたパワーオンリセット信号を出力することを特徴とする半導体装置のリセット回路。
20 論理回路
CK クロック信号
VDD 電源端子
Claims (5)
- 直列に複数接続されたフリップフロップと、
直列に複数接続されたリセット端子付フリップフロップを有し、
前記フリップフロップ及び前記リセット端子付フリップフロップのクロック入力端子にはクロック信号が入力され、
初段の前記フリップフロップ及び初段の前記リセット端子付フリップフロップの入力端子は電源端子に接続されており、
前記リセット端子付フリップフロップのリセット端子には最終段の前記フリップフロップの出力信号が入力され、
最終段の前記リセット端子付フリップフロップの出力信号を、パワーオンリセット信号として出力することを特徴とする半導体装置のリセット回路。 - 直列に複数接続されたフリップフロップを有し、
前記フリップフロップのクロック入力端子にはクロック信号が入力され、
初段の前記フリップフロップの入力端子は電源端子に接続されており、
前記電源端子は高電位側電源端子であり、複数の前記フリップフロップ間のうち、偶数個の区間にそれぞれインバータ回路が挿入されており、
最終段の前記フリップフロップの出力信号にもとづいたパワーオンリセット信号を出力することを特徴とする半導体装置のリセット回路。 - 直列に複数接続されたフリップフロップを有し、
前記フリップフロップのクロック入力端子にはクロック信号が入力され、
初段の前記フリップフロップの入力端子は電源端子に接続されており、
前記電源端子は低電位側電源端子であり、複数の前記フリップフロップ間のうち、奇数個の区間にそれぞれインバータ回路が挿入されており、
最終段の前記フリップフロップの出力信号にもとづいたパワーオンリセット信号を出力することを特徴とする半導体装置のリセット回路。 - 直列に複数接続されたリセット端子付フリップフロップを更に有し、
前記リセット端子付フリップフロップのクロック入力端子には前記クロック信号が入力され、
初段の前記リセット端子付フリップフロップの入力端子は前記電源端子に接続されており、
リセット端子には前記出力信号が入力され、
最終段の前記リセット端子付フリップフロップの出力信号を、前記パワーオンリセット信号として出力することを特徴とする請求項2または3記載の半導体装置のリセット回路。 - 前記最終段の前記フリップフロップの前記出力信号及び他の前記フリップフロップの他の出力信号を入力し、前記出力信号及び前記他の出力信号の何れか1つ以上が異なる電位レベルの場合、対象回路をリセットさせ、前記出力信号及び前記他の出力信号が前記電源端子の電位レベルと等しい場合、前記対象回路をリセットから復帰させる前記パワーオンリセット信号を出力する論理回路を更に有することを特徴とする請求項2または3記載の半導体装置のリセット回路。
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