JP2006190851A - 集積型発光ダイオード、集積型発光ダイオードの製造方法、微小発光ダイオード、発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置 - Google Patents

集積型発光ダイオード、集積型発光ダイオードの製造方法、微小発光ダイオード、発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 熱抵抗の大幅な低減が可能でしかも光取り出し効率が高い集積型発光ダイオードを提供する。
【解決手段】 基板上にn型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17を順次成長させ、その上にp側電極18を形成した後、これをマスクとしてこれらの半導体層をエッチングすることで大きさが20μm以下の微小発光ダイオードを形成する。これらの微小発光ダイオードのp側電極18上にヒートシンクとなる半導体基板20の導電層21を貼り合わせる。基板をレーザ剥離法により剥離した後、この剥離で露出した半導体層をエッチングや研磨などにより平坦化し、この平坦面に発光波長の光を散乱する凹凸を形成し、n型GaN層15上に透明電極からなるn側電極22を形成する。この後、微小発光ダイオードが形成された半導体基板20をチップ化し、集積型発光ダイオードを得る。
【選択図】 図11

Description

この発明は、集積型発光ダイオード、集積型発光ダイオードの製造方法、微小発光ダイオード、発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置に関する。
従来、発光ダイオード(LED)においては、基板上にダイオード構造を構成する半導体層を成長させ、電極を形成した後、半導体層とともに基板を分離してチップ化し、このLEDチップをヒートシンク上にマウントしていた。このLEDチップの大きさは一般的に300μm角程度である。
なお、特許文献1には、単一チップ内に互いに離間し独立した複数のpn接合面を有するLEDチップを放熱ベースに一体に取り付けることが開示されている。また、特許文献2には、サブピクセルがほぼ同一色の発光素子によって構成されている表示装置が開示されている。また、特許文献3には、同種の複数のLEDを埋め込んだ面型発光体が開示されている。さらに、特許文献4には、同色に発光する複数の発光素子を備えた表示素子が開示されている。ただし、特許文献2〜4においては、ヒートシンクについては記載されていない。
特開平2−74080号公報
特開2003−332633号公報
特開2002−185047号公報
特開2003−5674号公報
しかしながら、上述の従来のLEDにおいては、大きさが300μm角程度と大きい発光ダイオードチップがヒートシンク上に搭載されるため、動作時の放熱は実質的にこの発光ダイオードチップの接触面を介してのみ行われ、熱抵抗が大きく、放熱が不十分であるという問題があった。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、熱抵抗の大幅な低減が可能で光取り出し効率も高い集積型発光ダイオードおよびその製造方法ならびにこの集積型発光ダイオードを用いた高輝度の発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置ならびにこの集積型発光ダイオードを構成するのに用いて好適な微小発光ダイオードを提供することである。
本発明者は、従来技術が有する上記の課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、この発明を案出するに至った。その概要を説明すると次のとおりである。
すなわち、従来のLEDにおいては、発光ダイオードチップ上の発光構造を構成する半導体層の厚さは通常10μm程度であり、半導体層の横方向(チップ面に平行な方向)の大きさ(300μm程度)に対する半導体層の厚さの比(アスペクト比)は非常に小さいが、これは光の取り出しの効率の観点からは好ましくない。これに対し、半導体層の横方向の大きさを半導体層の厚さに近づけることでこのアスペクト比を1に近い値にすることができれば、光取り出し効率の大幅な向上を図ることができる。それだけでなく、半導体層の横方向の大きさを例えば数十μm程度またはそれ以下とすることにより、半導体層に含まれる転位の数を大幅に減らすことができ、実質的に無転位とすることも可能である。このような転位が非常に少ない、あるいは無転位の半導体層により構成された微小なLEDは、これまでにないものである。そして、この微小なLEDをヒートシンク上に複数搭載し、そのLED集合体を一つのLEDとすることで、従来にない新たな集積型LEDを実現することができる。また、この集積型LEDによりハイパワーLEDを構成する場合には、ヒートシンク上に必要な数の微小LEDを配列することで所望の光量を得ることができる。しかもこの場合、集積型LEDでは、複数の微小なLEDがヒートシンク上に搭載されている結果、動作時に発生する熱をいわば三次元的に逃がすことができるため、単体の大きなLEDチップをヒートシンク上に搭載する従来のLEDに比べて、発熱による温度上昇を低く抑えることが可能である。このため、ハイパワーLEDで問題となる発熱の問題を解消することができる。さらに、この集積型LEDによれば、従来の300μm角程度の単体のLEDと同じ使用面積で、実質的に発光部の面積を大きくすることができるため、より面発光に近づけることも可能である。
また、上記の集積型LEDを構成する微小LEDの、外部に光が取り出される側の半導体層の光取り出し面に発光波長の光を散乱する微小な凹凸を形成することにより、活性層から出てくる光をこの凹凸で散乱させることができ、それによって光取り出しを効率的に行うことができる。
さらに、上記のような集積型LEDをサファイア基板などの上にELO(Epitaxial Lateral Overgrowth)法によりGaN系半導体層を横方向成長させることで製造する場合、解決する必要がある課題があることが分かった。すなわち、この方法では、図29Aに示すように、サファイア基板201上にGaN系半導体層202を形成し、このGaN系半導体層202をシードとしてELO法によりGaN系半導体層203を横方向させ、その上に素子形成用のGaN系半導体層204を成長させた後、図29Bに示すように、サファイア基板201を除去する。この場合、このGaN系半導体層204の表面は比較的平坦となるため、その上に電極を形成したり、そこから光取り出しを行ったりすることができるが、GaN系半導体層203は実際にはサファイア基板201から宙に浮いた形で横方向成長するため、その上面および下面とも平坦にならず、また、このGaN系半導体層203とサファイア基板201との間の空間は通常、水素ガスや窒素ガスなどが封入された状態または空気が後に侵入する状態になっていることから、その下面は結晶性が悪い状態や変質した状態となっている。このようにGaN系半導体層203の下面が平坦になっていないと、GaN系半導体層203、204の全体の上面と下面との平行度が悪く、光取り出し効率の劣化を招く。また、この下面が結晶性の悪い状態や変質した状態になっていると、この部分で光が吸収されるため、やはり光取り出し効率の劣化を招く。この問題を防止するためには、GaN系半導体層204を成長させ、サファイア基板201をレーザ剥離法により剥離した後に、図29Cに示すように、このGaN系半導体層203の剥離面をエッチング、研磨などにより平坦化することで、GaN系半導体層203、204の全体の上面と下面との平行度を高くするとともに、下面の結晶性が悪かったり、変質した部分を除去することが有効である。
この発明は、上記の検討に基づいて案出されたものである。
すなわち、上記課題を解決するために、第1の発明は、
第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、上記積層面内の少なくとも一方向の大きさが20μm以下であり、上記第1の半導体層および上記第2の半導体層のうちの外部に光が取り出される方の光取り出し面に発光波長の光を散乱する凹凸が設けられている同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなることを特徴とする集積型発光ダイオードである。
ここで、複数の微小発光ダイオードは発光波長が互いに同一であり、特性も通常は同一である。これらの微小発光ダイオードは通常、同一プロセスで同時に形成される。これらの微小発光ダイオードは、例えば、円柱状の形状や、四角柱や六角柱などの多角柱状の形状や、一方向に延在するストライプ形状を有するが、他の形状であってもよい。微小発光ダイオードが円柱状の形状や多角柱状の形状の場合、典型的には、積層面内の全ての方向の大きさが20μm以下である。微小発光ダイオードがストライプ形状の場合には、その幅方向の大きさが20μm以下である。微小発光ダイオードは典型的には、第2の半導体層側を下にしてヒートシンク上に搭載される。第2の半導体層は典型的にはこのヒートシンクと電気的に接続される。このヒートシンクとしては、例えばGaAs基板やSi基板などの半導体基板が用いられるが、他のものを用いてもよい。このヒートシンクは典型的には一体のものであるが、場合によっては、複数のヒートシンクを接合するなどして一体化したものであってもよい。相互の電気的絶縁のため、複数の微小発光ダイオードの間の部分には、好適には、発光波長の光に対して透明な絶縁体が埋め込まれる。また、複数の微小発光ダイオードの第1の半導体層上には、典型的な一つの例では、透明電極層が形成される。この透明電極層は第1の半導体層と電気的に接続される。微小発光ダイオードを構成する第1の半導体層、活性層および第2の半導体層は転位を非常に少なくすることができ、実質的に無転位(例えば、1×108 cm-2以下)とすることができる。これは、微小発光ダイオードの少なくとも一方向の大きさが20μm以下と極めて小さいことにより可能となるものである。第1の半導体層と電気的に接続された第1導電型側の電極および第2の半導体層と電気的に接続された第2導電型側の電極を複数の微小発光ダイオードのヒートシンク側に有するようにすることもある。この場合には、上記の透明電極は不要となる。
第1の半導体層、活性層および第2の半導体層を構成する半導体としては、基本的にはどのようなものを用いてもよいが、具体的には、例えば、窒化物系III−V族化合物半導体やAlGaInP系III−V族化合物半導体などである。窒化物系III−V族化合物半導体は、最も一般的にはAlx y Ga1-x-y-z Inz Asu 1-u-v v (ただし、0≦x<1、0≦y<1、0≦z<1、0≦u<1、0≦v<1、0≦x+y+z<1、0≦u+v<1)からなり、より具体的にはAlx y Ga1-x-y-z Inz N(ただし、0≦x<1、0≦y<1、0≦z<1、0≦x+y+z<1)からなり、典型的にはAlx Ga1-x-z Inz N(ただし、0≦x<1、0≦z<1、0≦x+z<1)からなる。この窒化物系III−V族化合物半導体の具体例をいくつか挙げると、GaN、AlGaN、InGaN、AlGaInNなどである。
微小発光ダイオードが赤色発光の場合、それは典型的にはAlGaInP系半導体層を活性層(発光層)とする発光ダイオードであり、微小発光ダイオードが緑色発光または青色発光の場合、それらは典型的にはBx Aly Ga1-x-y-z-u Inz Tlu N系半導体層(ただし、0≦x<1、0≦y<1、0≦z<1、0≦u<1、0≦x+y+z+u<1)を活性層とする発光ダイオードである。
第2の発明は、
第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、上記積層面内の少なくとも一方向の大きさが20μm以下であり、上記第1の半導体層および上記第2の半導体層のうちの外部に光が取り出される方の光取り出し面に発光波長の光を散乱する凹凸が設けられていることを特徴とする微小発光ダイオードである。
第2の発明においては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して説明したことが成立する。
第3の発明は、
少なくとも一方向の大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードの製造方法であって、
基板上に第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層を順次成長させる工程と、
上記第2の半導体層上に第2導電型側の電極を形成する工程と、
上記第2導電型側の電極をマスクとして上記第2の半導体層、上記活性層および上記第1の半導体層をエッチングすることにより少なくとも一方向の大きさが20μm以下の複数の微小発光ダイオードを形成する工程と、
上記複数の微小発光ダイオードの上記第2導電型側の電極上にヒートシンクを貼り合わせる工程と、
上記基板をレーザ剥離法により除去する工程と、
上記第1の半導体層の剥離面を平坦化する工程と、
上記複数の微小発光ダイオードの上記平坦化された上記第1の半導体層上に第1導電型側の電極を形成する工程とを有することを特徴とするものである。
成長に用いる基板としては、微小発光ダイオードを構成する半導体層を良好な結晶性で成長させることが可能である限り、基本的にはどのような材料のものを用いてもよい。具体的には、赤色発光の発光ダイオードを構成するAlGaInP系半導体層の成長にはGaAs基板を用いるのが一般的である。緑色発光および青色発光の発光ダイオードを構成するBx Aly Ga1-x-y-z-u Inz Tlu N系半導体層の成長には、サファイア(Al2 3 )(C面、A面、R面を含む)、SiC(6H、4H、3Cを含む)、Si、ZnS、ZnO、LiMgO、GaAs、MgAl2 4 などからなる基板を用いることができる。例えば、C面またはA面を主面としたサファイア基板を用い、その上にBx Aly Ga1-x-y-z-u Inz Tlu N系半導体層をC+面方位で成長させる場合や、R面を主面としたサファイア基板を用い、その上にBx Aly Ga1-x-y-z-u Inz Tlu N系半導体層をA面方位で成長させる場合などである。ただし、ここで言うC面、A面またはR面には、これに対して5〜6°程度まで傾いていて実質的にC面、A面またはR面とみなすことができる結晶面も含むものとする。
微小発光ダイオードを構成する半導体層の成長方法としては、有機金属化学気相成長(MOCVD)、ハイドライド気相エピタキシャル成長またはハライド気相エピタキシャル成長(HVPE)、分子線エピタキシー(MBE)などを用いることができる。この成長においては、典型的には、まず、基板上にシード層となる半導体層を形成した後、横方向成長を行う。転位密度の小さい半導体層の成長方法としては、横方向成長のほか、サファイア基板などの基板に凹凸加工を施してからその上に成長を行う方法(LEPS(Lateral Epitaxy on the Patterned Substrate)と呼ばれる方法)や、サファイア基板などの基板に深い凹凸加工を施し、その凸部の側面から横方向成長を行う方法(カンチレバーエピタキシー法と呼ばれる方法)を用いてもよい。
第1の半導体層の剥離面の平坦化は、エッチングや研磨などを組み合わせることにより行うことができる。
第1導電型側の電極としては、典型的には透明電極が形成される。第1導電型側の電極を形成した後には、典型的には、複数の微小発光ダイオードが形成されたヒートシンクを所定形状にチップ化するが、場合によってはチップ化しないでそのまま使用してもよい。好適には、複数の微小発光ダイオードを形成した後、第2導電型側の電極上にヒートシンクを貼り合わせる前に、これらの複数の微小発光ダイオードの間の部分に、発光波長の光に対して透明な絶縁体を埋め込む。
第1の半導体層の剥離面を平坦化した後に、光取り出し面となるこの平坦面に発光波長の光を散乱する凹凸を形成するようにしてもよい。
第3の発明においては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して説明したことが成立する。
第4の発明は、
少なくとも一方向の大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードの製造方法であって、
基板上に第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層を順次成長させる工程と、
上記第2の半導体層上に第2導電型側の電極を形成する工程と、
上記第2導電型側の電極をマスクとして上記第2の半導体層、上記活性層および上記第1の半導体層をエッチングすることにより少なくとも一方向の大きさが20μm以下の複数の微小発光ダイオードを形成する工程と、
上記複数の微小発光ダイオードの上記第1の半導体層上に第1導電型側の電極を形成する工程と、
上記複数の微小発光ダイオードの上記第1導電型側の電極および上記第2導電型側の電極上にヒートシンクを貼り合わせる工程と、
上記基板をレーザ剥離法により除去する工程と、
上記第1の半導体層の剥離面を平坦化する工程とを有することを特徴とするものである。
第4の発明においては、その性質に反しない限り、第1および第3の発明に関連して説明したことが成立する。
第5の発明は、
赤色発光の発光ダイオード、緑色発光の発光ダイオードおよび青色発光の発光ダイオードを基板上にそれぞれ複数個配列することにより形成された発光ダイオードディスプレイにおいて、
上記赤色発光の発光ダイオード、上記緑色発光の発光ダイオードおよび上記青色発光の発光ダイオードのうちの少なくとも一種類の発光ダイオードが、第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、上記積層面内の少なくとも一方向の大きさが20μm以下であり、上記第1の半導体層および上記第2の半導体層のうちの外部に光が取り出される方の光取り出し面に発光波長の光を散乱する凹凸が設けられている同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードであることを特徴とするものである。
発光ダイオードを配列する基板としては種々のものを用いることができ、用途などに応じて最適なものが用いられるが、通常はこの基板を通して光が取り出されるようにするため、透明な導光板が用いられる。
第5の発明においては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して説明したことが成立する。
第6の発明は、
赤色発光の発光ダイオード、緑色発光の発光ダイオードおよび青色発光の発光ダイオードを基板上にそれぞれ複数個配列することにより形成された発光ダイオード照明装置において、
上記赤色発光の発光ダイオード、上記緑色発光の発光ダイオードおよび上記青色発光の発光ダイオードのうちの少なくとも一種類の発光ダイオードが、第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、上記積層面内の少なくとも一方向の大きさが20μm以下であり、上記第1の半導体層および上記第2の半導体層のうちの外部に光が取り出される方の光取り出し面に発光波長の光を散乱する凹凸が設けられている同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードであることを特徴とするものである。
第6の発明においては、その性質に反しない限り、第1および第5の発明に関連して説明したことが成立する。
上述のように構成されたこの発明においては、集積型発光ダイオードを構成する各微小発光ダイオードは大きさが20μm以下と極めて小さいため、大きさが300μm角程度と大きい単体の発光ダイオードチップをヒートシンク上に搭載する従来の発光ダイオードと異なり、動作時に発生する熱を各微小発光ダイオードからヒートシンクに伝導により迅速に逃がすことができ、全体としていわば三次元的に効率よく放熱を行うことができる。また、微小発光ダイオードを構成する半導体層の厚さも通常は10μm程度であるため、微小発光ダイオードのアスペクト比を0.5程度またはそれ以上とすることができ、1により近づけることができ、光を取り出す上で有利である。さらに、第1の半導体層および第2の半導体層のうちの外部に光が取り出される方の光取り出し面に発光波長の光を散乱する凹凸が設けられているため、活性層から出てくる光を効率的に外部に取り出すことができる。
また、基板上に第1の半導体層、活性層および第2の半導体層を成長させ、この基板をレーザ剥離法により除去した後、この第1の半導体層の剥離面を平坦化することにより、これらの半導体層全体の上面と下面との平行度を高くすることができるとともに、第1の半導体層の下面の結晶性の悪い部分や変質した部分を除去することができ、この下面での光の吸収を防止することができる。
この発明によれば、熱抵抗が極めて低く、光取り出し効率も高い集積型発光ダイオードを実現することができる。そして、この集積型発光ダイオードを用いて高輝度の発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置を得ることができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図において、同一の部分には同一の符号を付す。
まず、この発明の第1の実施形態による集積型LEDについて説明する。
図1〜図11はこの集積型LEDの製造方法を示し、図12は集積型LEDの完成状態を示す。ここで、図1〜図6および図10〜図12のAは平面図、Bは断面図である。
図1に示すように、まず、例えば主面がC+面であるサファイア基板11を用意し、サーマルクリーニングなどによりその表面を清浄化した後、このサファイア基板11上に例えば有機金属化学気相成長(MOCVD)法により例えば成長温度1000℃程度でSiドープのn型GaN層12を所定の厚さ、例えば1μm程度に成長させる。次に、このn型GaN層12をリソグラフィーおよび反応性イオンエッチング(RIE)法などを用いたエッチングにより所定の幅およびピッチのストライプ形状に加工する。このエッチングはサファイア基板11に達するまで行う。このストライプ形状のn型GaN層12の幅は例えば10μm、ピッチは例えば50〜60μmである。
次に、図2に示すように、例えばMOCVD法により例えば成長温度1070℃程度でSiドープのn型GaN層13を所定の厚さ、例えば1μm程度の厚さに成長させる。この場合、サファイア基板11のC+面上から成長が始まり、その部分が横方向成長することにより、基板全面にn型GaN層13が成長する。隣接するストライプ形状のn型GaN層12の中央部には成長層の会合部14が形成される。このn型GaN層13のうち、ストライプ形状のn型GaN層12の側面と会合部14との間の部分の結晶性は良好で、ほぼ無転位とすることができる。
次に、図3に示すように、n型GaN層13上に例えば厚さが3μm程度のSiドープのn型GaN層15を成長させる。次に、n型GaN層15上に例えば厚さが2.5nmのInGaNからなる井戸層と例えば厚さが6nmのGaNからなる障壁層とを交互に成長させて多重量子井戸(MQW)構造の活性層16を成長させる。この活性層16の井戸数は例えば5〜20とする。次に、この活性層16上に必要に応じて劣化防止層としてアンドープGaN層(図示せず)を成長させ、さらに、必要に応じてその上に電子阻止層としてMgドープのp型AlGaN層(図示せず)を成長させた後、その上にMgドープのp型GaN層17を成長させる。p型AlGaN層は、例えばAl組成が0.15で厚さが20nmである。次に、必要に応じて、p型GaN層17およびp型AlGaN層にドープされたMgを電気的に活性化するために熱処理を行う。
上記のn型GaN層15、活性層16、p型GaN層17などのうち、n型GaN層12の側面と会合部14との間のほぼ無転位の部分のn型GaN層13上に成長した部分も同様にほぼ無転位となる。
上記のGaN系半導体層の成長原料は、例えば、Ga原料としてはトリメチルガリウム((CH3 3 Ga、TMG)、Al原料としてはトリメチルアルミニウム((CH3 3 Al、TMA)、In原料としてはトリメチルインジウム((CH3 3 In、TMI)を、N原料としてはNH3 を用いる。ドーパントについては、n型ドーパントとしては例えばシラン(SiH4 )を、p型ドーパントとしては例えばビス=メチルシクロペンタジエニルマグネシウム((CH3 5 4 2 Mg)あるいはビス=シクロペンタジエニルマグネシウム((C5 5 2 Mg)を用いる。
次に、図4に示すように、ストライプ形状のn型GaN層12の側面と会合部14との間の部分のほぼ無転位のp型GaN層17上に円形のp側電極18を形成する。このp側電極18はストライプ形状のn型GaN層12の延在方向に所定ピッチで形成する。このp側電極18の直径は例えば20μm程度である。このp側電極18としては、Ag、Rhなどの高反射材料、Au、Pt、Pd、Niなどのオーミック電極材料、Ni/Ag/Ni多層金属膜やNi/Pt/Ni多層金属膜などを用いることができる。このp側電極18にAg、Rhなどの高反射材料を用いる場合、これらのAg、Rhなどをp型GaN層17上に直接形成してもよいし、オーミックコンタクトを取りにくければ例えば厚さが5nm程度のNi膜を介して形成してもよい。このp側電極18の下地のp型GaN層17はほぼ無転位であるため、転位を伝わったAgなどのエレクトロマイグレーションによるp側電極18と後述のn側電極22との短絡の問題を有効に防止することができる。
次に、図5に示すように、p側電極18をマスクとして例えばRIE法によりn型GaN層13が露出するまでエッチングを行う。こうして、n型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17が円柱状に加工される。この円柱部が一つのGaN系LED(マイクロGaN系LED)を構成する。この円柱状のGaN系LEDはほぼ無転位である。
次に、図6に示すように、上記の円柱部の間の部分に発光波長の光に対して透明な透明絶縁材料19を埋め込む。この透明絶縁材料19は、例えば透明樹脂やSiO2 などである。
次に、図7に示すように、ヒートシンクとなる、Si基板やGaAs基板などの導電性の半導体基板20の表面に、Cu、Au、Sn、Ti、Ptなどやそれらの合金(AuSnなど)などの導電層21をコーティングしたものを別途用意し、その導電層21を図6に示すサファイア基板11上のp側電極18と貼り合わせる。
次に、図8に示すように、サファイア基板11の裏面側から例えばエキシマーレーザなどによるレーザビームを照射することにより、サファイア基板11から、n型GaN層12、13から上の部分を剥離する(レーザ剥離法)。
このようにして剥離されたもののn型GaN層12、13の剥離面は、既に述べたように、平坦性が悪く、しかも結晶性が悪かったり、変質層が形成されていたりする。そこで次に、図9に示すように、n型GaN層12、13の剥離面をHClなどにより処理した後、この剥離面を化学的機械的研磨(CMP)法などにより研磨したり、RIE法によりエッチングしたりして平坦化し、最終的にn型GaN層15の裏面を露出させる。この時点で各マイクロGaN系LEDは相互に分離される。
次に、図10に示すように、n型GaN層15および透明絶縁材料19上に発光波長の光に対して透明な材料、例えばZnOやインジウム−スズ酸化物(ITO)などからなるn側電極22を形成する。n側電極22を透明にするのは、このn側電極22が光取り出し面となるためである。n型GaN層15の一部に例えばTi/Al膜やTi/Au膜などのパターンを形成し、その上にn側電極22を形成するようにしてもよい。また、n型GaN層15および透明絶縁材料19上にNi、Au、NiOなどのオーミック電極材料を発光波長の光に対して透明な十分に小さい厚さ、例えば約5nmの厚さに形成し、その上にn側電極22を形成するようにしてもよい。また、n側電極22の一部にTi/Ni膜のパターンを形成するようにしてもよい。
次に、図11に示すように、n側電極22上にパッド電極23を形成する。このパッド電極23は、円柱状のマイクロGaN系LED部を避けた部位のn側電極22上に形成する。
次に、円柱状のマイクロGaN系LEDが集積された半導体基板20を図11に示す1チップ領域の形状に切り出してチップ化する。これによって、図12に示すように、複数の円柱状のマイクロGaN系LEDがヒートシンクである半導体基板20上に集積された集積型LEDチップが得られる。この集積型GaN系LEDチップの大きさは、従来のLEDチップの大きさと同様に、300μm程度またはそれ以下とすることができる。この集積型LEDチップに含まれるマイクロGaN系LEDの個数は、その直径や配列ピッチにもよるが、例えば10〜50個程度である。
図示は省略するが、この集積型LEDは、通常の単体GaN系LEDと同様にSi、AlN、ダイヤモンドなどからなるサブマウント(Siサブマウントでは静電気放電(ESD)防止用ツェナーダイオードを含むものなど)にマウントし、通常のLEDパッケージのアノード端子およびカソード端子にそれぞれ配線をワイヤーボンディングし、さらに樹脂モールドまたはシリコーンなどでモールドし、必要に応じてさらにその上に集光用のレンズを取り付ける。一例を図13に示す。図13に示すように、ステム101上にサブマウント102を載せ、その上にこの集積型GaN系LEDチップ103をはんだを用いてマウントする。集積型GaN系LEDチップ103のパッド電極23とステム101のカソード端子104とをワイヤ105によりボンディングするとともに、サブマウント102上に設けられ、集積型GaN系LEDチップ103のp側電極18と電気的に接続されたパッド(図示せず)とステム101のアノード端子106とをワイヤ107によりボンディングする。カソード端子104およびアノード端子106はそれぞれリード108、109と接続されている。集積型GaN系LEDチップ103およびワイヤ105、107の全体を透明な樹脂110によりモールドする。樹脂110の屈折率は例えば1.5〜2である。
以上のように、この第1の実施形態によれば、例えば直径が20μm程度の円柱状の形状を有し、発光波長および特性が同一のマイクロGaN系LEDが複数個、ヒートシンクである同一の半導体基板21上に搭載された集積型LEDを得ることができる。このマイクロGaN系LEDは、活性層16の材料などの選択により青色発光または緑色発光に構成することができ、それによって青色発光または緑色発光の集積型LEDを得ることができる。この集積型LEDにおいては、直径が20μm程度と小さいマイクロGaN系LEDがヒートシンク上に載っているため、大きさが300μm角程度と大きい単体のLEDチップがヒートシンク上に載っている従来のLEDに比べて、熱抵抗の大幅な低減を図ることができる。また、マイクロGaN系LEDのアスペクト比は0.5程度と従来に比べて大幅に高くすることができて光の取り出しの観点より好ましく、ひいては発光効率に優れた集積型LEDを得ることができる。また、レーザ剥離法によりサファイア基板11から、n型GaN層12、13から上の部分を剥離した後、このn型GaN層12、13の剥離面をHClなどにより処理し、さらにCMP法などにより研磨したり、RIE法によりエッチングしたりして平坦化しているので、マイクロGaN系LEDを構成する半導体層の上面と下面との平行度を高くすることができるとともに、下面に結晶性の悪い部分や変質した部分が存在しないようにすることができ、これらにより光の取り出し効率の一層の向上を図ることができ、ひいては発光効率の一層の向上を図ることができる。
次に、この発明の第2の実施形態によるカラーディスプレイについて説明する。
この第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様にして、図5に示すように、n型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17を円柱状に加工する工程まで実行する。
次に、上述のようにして円柱状のn型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17が多数形成されたサファイア基板11のp側電極18側を軟粘着基板(図示せず)と貼り合わせる。
次に、第1の実施形態と同様にして、レーザ剥離法によりサファイア基板11から、n型GaN層12、13から上の部分を剥離した後、各マイクロGaN系LEDを相互に分離する。
次に、各マイクロGaN系LEDのn型GaN層15側を別の軟粘着基板(図示せず)と貼り合わせた後、最初の軟粘着基板を剥離する。次に、マイクロGaN系LEDを拡大転写する。すなわち、マイクロGaN系LEDが多数貼り合わされた軟粘着基板を延伸して各マイクロGaN系LEDの間隔を広げ、その状態でマイクロGaN系LEDを例えば4個毎に間引きし、ヒートシンクとなる基板(図示せず)上にあらかじめ形成された配線に各マイクロGaN系LEDのp側電極18を接合する。この状態を図14に示す。図14において、符号24aがマイクロGaN系LED、25aが図中縦方向の一列のマイクロGaN系LEDのp側電極18を接続する配線を示す。このマイクロGaN系LED24aは青色発光であるとする。
次に、図15に示すように、上述と同様にして形成した緑色発光のマイクロGaN系LED24bを上記の基板上に配線25aと平行にあらかじめ形成された配線25bに接合する。次に、AlGaInP系材料を用いて上述と同様にして形成した赤色発光のマイクロAlGaInP系LED24cを上記の基板上に配線25a、25bと平行にあらかじめ形成された配線25cに接合する。次に、図15中横方向の一列の青色発光マイクロGaN系LED24aのn型GaN層15、緑色発光マイクロGaN系LED24bのn型GaN層15および赤色発光マイクロAlGaInP系LED24cのn型AlGaInP層(図示せず)をそれぞれ接続する透明電極からなるn側電極22を形成した後、このn側電極22上にそれぞれ配線26を形成する。
以上のようにしてカラーディスプレイを製造することができる。このカラーディスプレイは、パッシブマトリックス方式で縦横に線順次駆動することで画像を表示することができる。
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な構造のマイクロLEDを用いて高輝度のカラーディスプレイを実現することができる。
次に、この発明の第3の実施形態による集積型LEDについて説明する。
この第3の実施形態においては、第1の実施形態と同様にして、図5に示す工程まで実行した後、図16に示すように、n型GaN層15上に一方向に延在するn側電極22を形成する。
次に、別途用意した基板の表面に、ワックスなどにより、サファイア基板11上のp側電極18およびn側電極22側を貼り合わせる。次に、第1の実施形態と同様にして、レーザ剥離法によりサファイア基板11から、n型GaN層12、13から上の部分を剥離する。次に、ワックスを溶かして上記の基板から集積型LED層を剥離する。
次に、この集積型LED層を図16に示す1チップ領域の形状に切り出してチップ化する。図17に、こうして得られた集積型LEDチップ103を示す。
次に、図18に示すように、この集積型LEDチップ103のp側電極18およびn側電極22をそれぞれヒートシンク111、112に接合した後、集積型GaN系LEDチップ103およびヒートシンク111、112の全体を透明な樹脂110によりモールドする。
この第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
次に、この発明の第4の実施形態による集積型LEDについて説明する。
図19〜図24はこの集積型LEDの製造方法を示し、図25は集積型LEDの完成状態を示す。ここで、図19〜図24のAは平面図、Bは断面図である。
この第4の実施形態においては、第1の実施形態と同様に工程を進めてp側電極18の形成まで行った後、図19に示すように、このp側電極18をマスクとしてn型GaN層15の厚さ方向の途中の深さまでエッチングを行い、n型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17を円柱状に加工する。
次に、図20に示すように、円柱部の外側の部分のn型GaN層15上に例えば円形のn側電極22を形成する。このn側電極22としては、例えばAgやAgを主成分とする合金などからなるものを用いる。
次に、基板全面に例えばSiO2 膜を形成し、さらにこのSiO2 膜上にリソグラフィーにより所定形状のレジストパターンを形成した後、このレジストパターンをマスクとしてSiO2 膜をエッチングすることにより、一つのp側電極18とそれに隣接する一つのn側電極22とを含む長方形の区画に分けるように縦横に走る溝を形成する。次に、レジストパターンを除去した後、こうして溝が形成されたSiO2 膜をマスクとして例えばRIE法によりサファイア基板11が露出するまでエッチングする。これによって、図21に示すように、サファイア基板11に達する溝28が形成される。
次に、図22に示すように、半導体基板20の表面に、Cu、Au、Sn、Ti、Ptなどやそれらの合金(AuSnなど)などの導電層を形成し、この導電層をリソグラフィーおよびエッチングにより所定形状に加工することでp側電極18と同じ形状および配列パターンの電極29と互いに隣接するn側電極22を含むストライプ状の電極30とを形成し、さらにこれらの電極29、30上にはんだバンプ31、32を形成したものを別途用意する。そして、それらの電極29、30を図21に示すサファイア基板11上のp側電極18およびn側電極22と貼り合わせた後、はんだバンプ31、32をリフローさせることにより接合する。ここで、半導体基板20上の電極29、30を互いに電気的に分離するため、例えば、電極30は半導体基板20上に形成された絶縁膜上に形成する。また、図示は省略するが、半導体基板20上には各チップ領域毎に、電極29、30にそれぞれ配線が接続され、その末端にパッド電極が形成されている。
次に、図23に示すように、サファイア基板11の裏面側から例えばエキシマーレーザなどによるレーザビームを照射することにより、サファイア基板11から、n型GaN層12、13から上の部分を剥離する。
次に、図24に示すように、このようにしてサファイア基板11から剥離されたもののn型GaN層12、13をHClなどを用いてウエットエッチングしたり、さらにラッピングを行ったりすることにより除去してn型GaN層15の裏面を露出させる。この時点で各マイクロGaN系LEDは相互に分離される。
次に、円柱状のマイクロGaN系LEDが集積された半導体基板20を1チップ領域の形状に切り出してチップ化する。これによって、図25に示すように、複数の円柱状のマイクロGaN系LEDがヒートシンクである半導体基板20上に集積された集積型LEDチップが得られる。
この第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
次に、この発明の第5の実施形態による集積型LEDについて説明する。
この第5の実施形態においては、第1の実施形態と同様に工程を進めてp側電極18の形成まで行うが、この場合、このp側電極18は、ストライプ形状のn型GaN層12の側面と会合部14との間の部分のほぼ無転位のp型GaN層17上に、n型GaN層12に平行に延在するストライプ形状に形成する。そして、このp側電極18をマスクとして例えばRIE法によりn型GaN層13が露出するまでエッチングを行う。こうして、n型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17がストライプ形状に加工される。このストライプ形状の部分が一つのマイクロGaN系LEDを構成する。この後、第1の実施形態と同様に工程を進めて、図26に示すように、n側電極22上へのパッド電極23の形成まで行う。
次に、ストライプ形状のマイクロGaN系LEDが集積された半導体基板20を図26に示す1チップ領域の形状に切り出してチップ化する。これによって、図27に示すように、複数のストライプ形状のマイクロGaN系LEDがヒートシンクである半導体基板20上に集積された集積型LEDチップが得られる。
この第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
次に、この発明の第6の実施形態による集積型LEDについて説明する。
この第6の実施形態においては、第1の実施形態と同様にして図9に示す工程まで実行した後、n型GaN層15の裏面に、ウエットエッチングを行ったり、リソグラフィーおよびRIE法などによるエッチングを行ったりして、発光波長の光を効率的に散乱することができる微小な凹凸を形成する。図28に一例として、n型GaN層15の裏面にレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてRIE法によりエッチングすることにより凹凸33を形成した場合を示す。この凹凸33の大きさおよび間隔は例えば0.1〜1μm程度である。
この後、第1の実施形態と同様に工程を進めて目的とする集積型LEDを製造する。
この第6の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点に加えて、各マイクロGaN系LEDのn型GaN層15の光取り出し面に発光波長の光を散乱することができる微小な凹凸が形成されていることにより、光取り出し効率の向上を図ることができるという利点を得ることができる。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の第1〜第6の実施形態において挙げた数値、材料、構造、形状、基板、原料、プロセスなどはあくまでも例に過ぎず、必要に応じて、これらと異なる数値、材料、構造、形状、基板、原料、プロセスなどを用いてもよい。また、必要に応じて、第1〜第6の実施形態の二以上を組み合わせてもよい。
また、例えば、第1〜第6の実施形態において、LEDを構成する半導体層の積層構造や形状は単なる例に過ぎず、他の積層構造や形状であってもよい。
また、第1〜第6の実施形態においては、成長基板としてサファイア基板を用いているが、必要に応じて、すでに述べたSiC基板、Si基板などの他の基板を用いてもよい。
また、第4の実施形態において、はんだバンプ31、32の代わりに単なるはんだ層を用いてもよい。
この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの実装例を示す斜視図である。 この発明の第2の実施形態によるカラーディスプレイの製造方法を説明するための平面図である。 この発明の第2の実施形態によるカラーディスプレイの製造方法を説明するための平面図である。 この発明の第3の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第3の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図である。 この発明の第3の実施形態による集積型LEDの実装例を示す斜視図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第5の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第5の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図である。 この発明の第6の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための拡大断面図である。 この発明を説明するための略線図である。
符号の説明
11…サファイア基板、12、13、15…n型GaN層、16…活性層、17…p型GaN層、18…p側電極、19…透明絶縁材料、20…半導体基板、21…導電層、22…n側電極、23…パッド電極、24a、24b…マイクロGaN系LED、24c…マイクロAlGaInP系LED、25a、25b、25c…配線、28…溝、29、30…電極、31、32…はんだバンプ、33…凹凸

Claims (18)

  1. 第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、上記積層面内の少なくとも一方向の大きさが20μm以下であり、上記第1の半導体層および上記第2の半導体層のうちの外部に光が取り出される方の光取り出し面に発光波長の光を散乱する凹凸が設けられている同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなることを特徴とする集積型発光ダイオード。
  2. 上記複数の微小発光ダイオードは発光波長が互いに同一であることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  3. 上記微小発光ダイオードが上記第2の半導体層側を下にして上記ヒートシンク上に搭載されていることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  4. 上記第2の半導体層が上記ヒートシンクと電気的に接続されていることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  5. 上記複数の微小発光ダイオードの間の部分に発光波長の光に対して透明な絶縁体が埋め込まれていることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  6. 上記複数の微小発光ダイオードの上記第1の半導体層上に透明電極層が形成されていることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  7. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層が実質的に無転位であることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  8. 上記第1の半導体層と電気的に接続された第1導電型側の電極および上記第2の半導体層と電気的に接続された第2導電型側の電極を上記複数の微小発光ダイオードの上記ヒートシンク側に有することを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  9. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層が窒化物系III−V族化合物半導体からなることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  10. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層がAlGaInP系III−V族化合物半導体からなることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  11. 第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、上記積層面内の少なくとも一方向の大きさが20μm以下であり、上記第1の半導体層および上記第2の半導体層のうちの外部に光が取り出される方の光取り出し面に発光波長の光を散乱する凹凸が設けられていることを特徴とする微小発光ダイオード。
  12. 上記微小発光ダイオードは円柱状の形状、多角柱状の形状またはストライプ形状を有することを特徴とする請求項11記載の微小発光ダイオード。
  13. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層が実質的に無転位であることを特徴とする請求項11記載の微小発光ダイオード。
  14. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層が窒化物系III−V族化合物半導体からなることを特徴とする請求項11記載の微小発光ダイオード。
  15. 少なくとも一方向の大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードの製造方法であって、
    基板上に第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層を順次成長させる工程と、
    上記第2の半導体層上に第2導電型側の電極を形成する工程と、
    上記第2導電型側の電極をマスクとして上記第2の半導体層、上記活性層および上記第1の半導体層をエッチングすることにより少なくとも一方向の大きさが20μm以下の複数の微小発光ダイオードを形成する工程と、
    上記複数の微小発光ダイオードの上記第2導電型側の電極上にヒートシンクを貼り合わせる工程と、
    上記基板をレーザ剥離法により除去する工程と、
    上記第1の半導体層の剥離面を平坦化する工程と、
    上記複数の微小発光ダイオードの上記平坦化された上記第1の半導体層上に第1導電型側の電極を形成する工程とを有することを特徴とする集積型発光ダイオードの製造方法。
  16. 少なくとも一方向の大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードの製造方法であって、
    基板上に第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層を順次成長させる工程と、
    上記第2の半導体層上に第2導電型側の電極を形成する工程と、
    上記第2導電型側の電極をマスクとして上記第2の半導体層、上記活性層および上記第1の半導体層をエッチングすることにより少なくとも一方向の大きさが20μm以下の複数の微小発光ダイオードを形成する工程と、
    上記複数の微小発光ダイオードの上記第1の半導体層上に第1導電型側の電極を形成する工程と、
    上記複数の微小発光ダイオードの上記第1導電型側の電極および上記第2導電型側の電極上にヒートシンクを貼り合わせる工程と、
    上記基板をレーザ剥離法により除去する工程と、
    上記第1の半導体層の剥離面を平坦化する工程とを有することを特徴とする集積型発光ダイオードの製造方法。
  17. 赤色発光の発光ダイオード、緑色発光の発光ダイオードおよび青色発光の発光ダイオードを基板上にそれぞれ複数個配列することにより形成された発光ダイオードディスプレイにおいて、
    上記赤色発光の発光ダイオード、上記緑色発光の発光ダイオードおよび上記青色発光の発光ダイオードのうちの少なくとも一種類の発光ダイオードが、第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、上記積層面内の少なくとも一方向の大きさが20μm以下であり、上記第1の半導体層および上記第2の半導体層のうちの外部に光が取り出される方の光取り出し面に発光波長の光を散乱する凹凸が設けられている同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードであることを特徴とする発光ダイオードディスプレイ。
  18. 赤色発光の発光ダイオード、緑色発光の発光ダイオードおよび青色発光の発光ダイオードを基板上にそれぞれ複数個配列することにより形成された発光ダイオード照明装置において、
    上記赤色発光の発光ダイオード、上記緑色発光の発光ダイオードおよび上記青色発光の発光ダイオードのうちの少なくとも一種類の発光ダイオードが、第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、上記積層面内の少なくとも一方向の大きさが20μm以下であり、上記第1の半導体層および上記第2の半導体層のうちの外部に光が取り出される方の光取り出し面に発光波長の光を散乱する凹凸が設けられている同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードであることを特徴とする発光ダイオード照明装置。
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