JP2006147679A - 集積型発光ダイオード、集積型発光ダイオードの製造方法、発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置 - Google Patents

集積型発光ダイオード、集積型発光ダイオードの製造方法、発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 熱抵抗の大幅な低減が可能な集積型発光ダイオードを提供する。
【解決手段】 基板上にn型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17を順次成長させ、このp型GaN層17上に円形のp側電極18を形成した後、このp側電極18をマスクとしてn型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17をエッチングすることにより大きさが20μm以下の微小発光ダイオードを形成する。次に、これらの微小発光ダイオードのp側電極18上にヒートシンクとなる半導体基板20の導電層21を貼り合わせる。次に、基板を剥離した後、微小発光ダイオードのn型GaN層15上に透明電極からなるn側電極22を形成する。この後、微小発光ダイオードが形成された半導体基板20をチップ化し、集積型発光ダイオードを得る。
【選択図】 図11

Description

この発明は、集積型発光ダイオード、集積型発光ダイオードの製造方法、発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置に関する。
従来、発光ダイオード(LED)においては、基板上にダイオード構造を構成する半導体層を成長させ、電極を形成した後、半導体層とともに基板を分離してチップ化し、このLEDチップをヒートシンク上にマウントしていた。このLEDチップの大きさは一般的に300μm角程度である。
なお、特許文献1には、単一チップ内に互いに離間し独立した複数のpn接合面を有するLEDチップを放熱ベースに一体に取り付けることが開示されている。また、特許文献2には、サブピクセルがほぼ同一色の発光素子によって構成されている表示装置が開示されている。また、特許文献3には、同種の複数のLEDを埋め込んだ面型発光体が開示されている。さらに、特許文献4には、同色に発光する複数の発光素子を備えた表示素子が開示されている。ただし、特許文献2〜4においては、ヒートシンクについては記載されていない。
特開平2−74080号公報
特開2003−332633号公報
特開2002−185047号公報
特開2003−5674号公報
しかしながら、上述の従来のLEDにおいては、大きさが300μm角程度と大きい発光ダイオードチップがヒートシンク上に搭載されるため、動作時の放熱は実質的にこの発光ダイオードチップの接触面を介してのみ行われ、熱抵抗が大きく、放熱が不十分であるという問題があった。
そこで、この発明が解決しようとする課題は、熱抵抗の大幅な低減が可能な集積型発光ダイオードおよびその製造方法ならびにこの集積型発光ダイオードを用いた高輝度の発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置を提供することである。
この発明が解決しようとする他の課題は、発光効率が高い集積型発光ダイオードおよびその製造方法ならびにこの集積型発光ダイオードを用いた高輝度の発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置を提供することである。
本発明者は、従来技術が有する上記の課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、この発明を案出するに至った。その概要を説明すると次のとおりである。
すなわち、従来のLEDにおいては、発光ダイオードチップ上の発光構造を構成する半導体層の厚さは通常10μm程度であり、半導体層の横方向(チップ面に平行な方向)の大きさ(300μm程度)に対する半導体層の厚さの比(アスペクト比)は非常に小さいが、これは光の取り出しの効率の観点からは好ましくない。これに対し、半導体層の横方向の大きさを半導体層の厚さに近づけることでこのアスペクト比を1に近い値にすることができれば、光取り出し効率の大幅な向上を図ることができる。それだけでなく、半導体層の横方向の大きさを例えば数十μm程度またはそれ以下とすることにより、半導体層に含まれる転位の数を大幅に減らすことができ、実質的に無転位とすることも可能である。このような転位が非常に少ない、あるいは無転位の半導体層により構成された微小なLEDは、これまでにないものである。そして、この微小なLEDをヒートシンク上に複数搭載し、そのLED集合体を一つのLEDとすることで、従来にない新たな集積型LEDを実現することができる。また、この集積型LEDによりハイパワーLEDを構成する場合には、ヒートシンク上に必要な数の微小LEDを配列することで所望の光量を得ることができる。しかもこの場合、集積型LEDでは、複数の微小なLEDがヒートシンク上に搭載されている結果、動作時に発生する熱をいわば三次元的に逃がすことができため、単体の大きなLEDチップをヒートシンク上に搭載する従来のLEDに比べて、発熱による温度上昇を低く抑えることが可能である。このため、ハイパワーLEDで問題となる発熱の問題を解消することができる。さらに、この集積型LEDによれば、従来の300μm角程度の単体のLEDと同じ使用面積で、実質的に発光部の面積を大きくすることができるため、より面発光に近づけることも可能である。
この発明は、上記の検討に基づいて案出されたものである。
すなわち、上記課題を解決するために、第1の発明は、
大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなることを特徴とする集積型発光ダイオードである。
ここで、複数の微小発光ダイオードは発光波長が互いに同一であり、特性も通常は同一である。これらの微小発光ダイオードは通常、同一プロセスで同時に形成される。これらの微小発光ダイオードは、典型的には円柱状の形状を有するが、六角形などの他の形状であってもよい。微小発光ダイオードは典型的には、第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、微小発光ダイオードが第1の半導体層側を下にしてヒートシンク上に搭載される。第1の半導体層は典型的にはこのヒートシンクと電気的に接続される。このヒートシンクとしては、例えばGaAs基板やSi基板などの半導体基板が用いられるが、他のものを用いてもよい。このヒートシンクは典型的には一体のものであるが、場合によっては、複数のヒートシンクを接合するなどして一体化したものであってもよい。相互の電気的絶縁のため、複数の微小発光ダイオードの間の部分には、好適には、発光波長の光に対して透明な絶縁体が埋め込まれる。また、複数の微小発光ダイオードの第2の半導体層上には、典型的な一つの例では、透明電極層が形成される。この透明電極層は第2の半導体層と電気的に接続される。微小発光ダイオードを構成する第1の半導体層、活性層および第2の半導体層は転位を非常に少なくすることができ、実質的に無転位とすることができる。これは、微小発光ダイオードの大きさが20μm以下と極めて小さいことにより可能となるものである。第1の半導体層と電気的に接続された第1の電極および第2の半導体層と電気的に接続された第2の電極を複数の微小発光ダイオードのヒートシンク側に有するようすることもある。この場合には、上記の透明電極は不要となる。
第1の半導体層、活性層および第2の半導体層を構成する半導体としては、基本的にはどのようなものを用いてもよいが、具体的には、例えば、窒化物系III−V族化合物半導体やAlGaInP系III−V族化合物半導体などである。窒化物系III−V族化合物半導体は、最も一般的にはAlx y Ga1-x-y-z Inz Asu 1-u-v v (ただし、0≦x<1、0≦y<1、0≦z<1、0≦u<1、0≦v<1、0≦x+y+z<1、0≦u+v<1)からなり、より具体的にはAlx y Ga1-x-y-z Inz N(ただし、0≦x<1、0≦y<1、0≦z<1、0≦x+y+z<1)からなり、典型的にはAlx Ga1-x-z Inz N(ただし、0≦x<1、0≦z<1、0≦x+z<1)からなる。この窒化物系III−V族化合物半導体の具体例をいくつか挙げると、GaN、AlGaN、InGaN、AlGaInNなどである。
微小発光ダイオードが赤色発光の場合、それは典型的にはAlGaInP系半導体層を活性層(発光層)とする発光ダイオードであり、微小発光ダイオードが緑色発光または青色発光の場合、それらは典型的にはBx Aly Ga1-x-y-z-u Inz Tlu N系半導体層(ただし、0≦x<1、0≦y<1、0≦z<1、0≦u<1、0≦x+y+z+u<1)を活性層とする発光ダイオードである。
第2の発明は、
大きさが20μm以下の三種類以上の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなることを特徴とする集積型発光ダイオードである。
ここで、三種類以上の複数の微小発光ダイオードは発光波長が互いに異なり、通常は特性も異なる。これらの複数の微小発光ダイオードは、具体的には、例えば赤色発光の微小発光ダイオード、緑色発光の微小発光ダイオードおよび青色発光の微小発光ダイオードを含む。また、少なくとも一種類の微小発光ダイオードは典型的には第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、微小発光ダイオードが第1の半導体層側を下にしてヒートシンク上に搭載される。この少なくとも一種類の微小発光ダイオードの第1の半導体層は典型的にはヒートシンクと電気的に接続される。このヒートシンクは、一体のものであっても、複数のヒートシンクを接合するなどして一体化したものであってもよい。また、相互の電気的絶縁のため、複数の微小発光ダイオードの間の部分には、好適には全ての種類の微小発光ダイオードの発光波長の光に対して透明な絶縁体が埋め込まれる。
成長に用いる基板としては、発光ダイオードを構成する半導体層を良好な結晶性で成長させることが可能である限り、基本的にはどのような材料のものを用いてもよい。具体的には、赤色発光の発光ダイオードを構成するAlGaInP系半導体層の成長にはGaAs基板を用いるのが一般的である。緑色発光および青色発光の発光ダイオードを構成するBx Aly Ga1-x-y-z-u Inz Tlu N系半導体層の成長には、サファイア(Al2 3 )(C面、A面、R面を含む)、SiC(6H、4H、3Cを含む)、Si、ZnS、ZnO、LiMgO、GaAs、MgAl2 4 などからなる基板を用いることができる。より具体的には、例えば、C面を主面としたサファイア基板を用いることができる。ただし、ここで言うC面には、これに対して5〜6°程度まで傾いていて実質的にC面とみなすことができる結晶面も含むものとする。
微小発光ダイオードを構成する半導体層の成長方法としては、有機金属化学気相成長(MOCVD)、ハイドライド気相エピタキシャル成長またはハライド気相エピタキシャル成長(HVPE)、分子線エピタキシー(MBE)などを用いることができる。
第2の発明においては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して説明したことが成立する。
第3の発明は、
大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードの製造方法であって、
基板上に第2導電型の第2の半導体層、活性層および第1導電型の第1の半導体層を順次成長させる工程と、
上記第1の半導体層上に第1の電極を形成する工程と、
上記第1の電極をマスクとして上記第2の半導体層、上記活性層および上記第1の半導体層をエッチングすることにより大きさが20μm以下の複数の微小発光ダイオードを形成する工程と、
上記複数の微小発光ダイオードの上記第1の電極上にヒートシンクを貼り合わせる工程と、
上記基板を除去する工程と、
上記複数の微小発光ダイオードの上記第2の半導体層上に第2の電極を形成する工程とを有することを特徴とするものである。
ここで、第2の電極としては、典型的には透明電極が形成される。第2の電極を形成した後には、典型的には、複数の微小発光ダイオードが形成されたヒートシンクを所定形状にチップ化するが、場合によっては、チップ化しないでそのまま使用してもよい。好適には、複数の微小発光ダイオードを形成した後、第1の電極上にヒートシンクを貼り合わせる前に、これらの複数の微小発光ダイオードの間の部分に、発光波長の光に対して透明な絶縁体を埋め込む。
第3の発明においては、その性質に反しない限り、第1の発明に関連して説明したことが成立する。
第4の発明は、
大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードの製造方法であって、
基板上に第2導電型の第2の半導体層、活性層および第1導電型の第1の半導体層を順次成長させる工程と、
上記第1の半導体層上に第1の電極を形成する工程と、
上記第1の電極をマスクとして上記第2の半導体層、上記活性層および上記第1の半導体層をエッチングすることにより大きさが20μm以下の複数の微小発光ダイオードを形成する工程と、
上記複数の微小発光ダイオードの上記第2の半導体層上に第2の電極を形成する工程と、
上記複数の微小発光ダイオードの上記第1の電極および上記第2の電極上にヒートシンクを貼り合わせる工程と、
上記基板を除去する工程とを有することを特徴とするものである。
第4の発明においては、その性質に反しない限り、第1および第3の発明に関連して説明したことが成立する。
第5の発明は、
赤色発光の発光ダイオード、緑色発光の発光ダイオードおよび青色発光の発光ダイオードを基板上にそれぞれ複数個配列することにより形成された発光ダイオードディスプレイにおいて、
上記赤色発光の発光ダイオード、上記緑色発光の発光ダイオードおよび上記青色発光の発光ダイオードのうちの少なくとも一種類の発光ダイオードが、大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードである
ことを特徴とするものである。
発光ダイオードを配列する基板としては種々のものを用いることができ、用途などに応じて最適なものが用いられるが、通常はこの基板を通して光が取り出されるようにするため、透明な導光板が用いられる。
第5の発明においては、その性質に反しない限り、第1および第3の発明に関連して説明したことが成立する。
第6の発明は、
赤色発光の発光ダイオード、緑色発光の発光ダイオードおよび青色発光の発光ダイオードを基板上にそれぞれ複数個配列することにより形成された発光ダイオード照明装置において、
上記赤色発光の発光ダイオード、上記緑色発光の発光ダイオードおよび上記青色発光の発光ダイオードのうちの少なくとも一種類の発光ダイオードが、大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードである
ことを特徴とするものである。
第6の発明においては、その性質に反しない限り、第1、第3および第5の発明に関連して説明したことが成立する。
上述のように構成されたこの発明においては、集積型発光ダイオードを構成する各微小発光ダイオードは大きさが20μm以下と極めて小さいため、大きさが300μm角程度と大きい単体の発光ダイオードチップをヒートシンク上に搭載する従来の発光ダイオードと異なり、動作時に発生する熱を各微小発光ダイオードからヒートシンクに伝導により迅速に逃がすことができ、全体としていわば三次元的に効率よく放熱を行うことができる。また、微小発光ダイオードを構成する半導体層の厚さも通常は10μm程度であるため、微小発光ダイオードのアスペクト比を0.5程度またはそれ以上とすることができ、1により近づけることができ、光を取り出す上で有利である。
この発明によれば、熱抵抗が極めて低く、発光効率も高い集積型発光ダイオードを実現することができる。そして、この集積型発光ダイオードを用いて高輝度の発光ダイオードディスプレイおよび発光ダイオード照明装置を得ることができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、実施形態の全図において、同一の部分には同一の符号を付す。
まず、この発明の第1の実施形態による集積型LEDについて説明する。
図1〜図11はこの集積型LEDの製造方法を示し、図12は集積型LEDの完成状態を示す。ここで、図1〜図6および図10〜図12のAは平面図、Bは断面図である。
図1に示すように、まず、例えば主面がC+面であるサファイア基板11を用意し、サーマルクリーニングなどによりその表面を清浄化した後、このサファイア基板11上に例えば有機金属化学気相成長(MOCVD)法により例えば成長温度1000℃程度でSiドープのn型GaN層12を所定の厚さ、例えば1μm程度に成長させる。次に、このn型GaN層12をリソグラフィーおよび反応性イオンエッチング(RIE)法などを用いたエッチングにより所定の幅およびピッチのストライプ形状に加工する。このエッチングはサファイア基板11に達するまで行う。このストライプ形状のn型GaN層12の幅は例えば10μm、ピッチは例えば50〜60μmである。
次に、図2に示すように、例えばMOCVD法により例えば成長温度1070℃程度でSiドープのn型GaN層13を所定の厚さ、例えば1μm程度の厚さに成長させる。この場合、サファイア基板11のC+面上から成長が始まり、その部分が横方向成長することにより、基板全面にn型GaN層13が成長する。隣接するストライプ形状のn型GaN層12の中央部には成長層の会合部14が形成される。このn型GaN層13のうち、ストライプ形状のn型GaN層12の側面と会合部14との間の部分の結晶性は良好で、ほぼ無転位とすることができる。
次に、図3に示すように、n型GaN層13上に例えば厚さが3μm程度のSiドープのn型GaN層15を成長させる。次に、n型GaN層15上に例えば厚さが2.5nmのInGaNからなる井戸層と例えば厚さが6nmのGaNからなる障壁層とを交互に成長させて多重量子井戸(MQW)構造の活性層16を成長させる。この活性層16の井戸数は例えば5〜20とする。次に、この活性層16上に必要に応じて劣化防止層としてアンドープGaN層(図示せず)を成長させ、さらに、必要に応じてその上に電子阻止層としてMgドープのp型AlGaN層(図示せず)を成長させた後、その上にMgドープのp型GaN層17を成長させる。p型AlGaN層は、例えばAl組成が0.15で厚さが20nmである。次に、必要に応じて、p型GaN層17およびp型AlGaN層にドープされたMgを電気的に活性化するために熱処理を行う。
上記のGaN系半導体層の成長原料は、例えば、Ga原料としてはトリメチルガリウム((CH3 3 Ga、TMG)、Al原料としてはトリメチルアルミニウム((CH3 3 Al、TMA)、In原料としてはトリメチルインジウム((CH3 3 In、TMI)を、N原料としてはNH3 を用いる。ドーパントについては、n型ドーパントとしては例えばシラン(SiH4 )を、p型ドーパントとしては例えばビス=メチルシクロペンタジエニルマグネシウム((CH3 5 4 2 Mg)あるいはビス=シクロペンタジエニルマグネシウム((C5 5 2 Mg)を用いる。
次に、図4に示すように、ストライプ形状のn型GaN層12の側面と会合部14との間の部分のp型GaN層17上に円形のp側電極18を形成する。このp側電極18はストライプ形状のn型GaN層12の延在方向に所定ピッチで形成する。このp側電極18の直径は例えば20μm程度である。このp側電極18としては、Ag、Rhなどの高反射材料、Au、Pt、Pd、Niなどのオーミック電極材料、Ni/Ag/Ni多層金属膜やNi/Pt/Ni多層金属膜などを用いることができる。
次に、図5に示すように、p側電極18をマスクとして例えばRIE法によりn型GaN層13が露出するまでエッチングを行う。こうして、n型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17が円柱状に加工される。この円柱部が一つのGaN系LED(マイクロGaN系LED)を構成する。
次に、図6に示すように、上記の円柱部の間の部分に発光波長の光に対して透明な透明絶縁材料19を埋め込む。この透明絶縁材料19は例えば透明樹脂などである。
次に、図7に示すように、ヒートシンクとなる、Si基板やGaAs基板などの導電性の半導体基板20の表面に、Cu、Au、Sn、Ti、Ptなどやそれらの合金(AuSnなど)などの導電層21をコーティングしたものを別途用意し、その導電層21を図6に示すサファイア基板11上のp側電極18と貼り合わせる。
次に、図8に示すように、サファイア基板11の裏面側から例えばエキシマーレーザなどによるレーザビームを照射することにより、サファイア基板11から、n型GaN層12、13から上の部分を剥離する。
次に、図9に示すように、このようにしてサファイア基板11から剥離されたもののn型GaN層12、13をHClなどを用いてウエットエッチングしたり、さらにラッピングを行ったりすることにより除去してn型GaN層15の裏面を露出させる。この時点で各マイクロGaN系LEDは相互に分離される。
次に、図10に示すように、n型GaN層15および透明絶縁材料19上に発光波長の光に対して透明な材料、例えばZnOやインジウム−スズ酸化物(ITO)などからなるn側電極22を形成する。n側電極22を透明にするのは、このn側電極22が光取り出し面となるためである。n型GaN層15の一部に例えばTi/Al膜やTi/Au膜などのパターンを形成し、その上にn側電極22を形成するようにしてもよい。また、n型GaN層15および透明絶縁材料19上にNi、Au、NiOなどのオーミック電極材料を発光波長の光に対して透明な十分に小さい厚さ、例えば約5nmの厚さに形成し、その上にn側電極22を形成するようにしてもよい。また、n側電極22の一部にTi/Ni膜のパターンを形成するようにしてもよい。
次に、図11に示すように、n側電極22上にパッド電極23を形成する。このパッド電極23は、円柱状のマイクロGaN系LED部を避けた部位のn側電極22上に形成する。
次に、円柱状のマイクロGaN系LEDが集積された半導体基板20を図11に示す1チップ領域の形状に切り出してチップ化する。これによって、図12に示すように、複数の円柱状のマイクロGaN系LEDがヒートシンクである半導体基板20上に集積された集積型LEDチップが得られる。この集積型LEDチップの大きさは、従来のLEDチップの大きさと同様に、300μm程度またはそれ以下とすることができる。この集積型LEDチップに含まれるマイクロGaN系LEDの個数は、その直径や配列ピッチにもよるが、例えば10〜50個程度である。
図示は省略するが、この集積型LEDは、通常の単体GaN系LEDと同様にSi、AlN、ダイヤモンドなどからなるサブマウント(Siサブマウントでは静電気放電(ESD)防止用ツェナーダイオードを含むものなど)にマウントし、通常のLEDパッケージのアノード端子およびカソード端子にそれぞれ配線をワイヤーボンディングし、さらに樹脂モールドまたはシリコーンなどでモールドし、必要に応じてさらにその上に集光用のレンズを取り付ける。一例を図13に示す。図13に示すように、ステム101上にサブマウント102を載せ、その上にこの集積型GaN系LEDチップ103をはんだを用いてマウントする。集積型GaN系LEDチップ103のパッド電極23とステム101のカソード端子104とをワイヤ105によりボンディングするとともに、サブマウント102上に設けられ、集積型GaN系LEDチップ103のp側電極18と電気的に接続されたパッド(図示せず)とステム101のアノード端子106とをワイヤ107によりボンディングする。カソード端子104およびアノード端子106はそれぞれリード108、109と接続されている。集積型GaN系LEDチップ103およびワイヤ105、107の全体を透明な樹脂110によりモールドする。樹脂110の屈折率は例えば1.5〜2である。
以上のように、この第1の実施形態によれば、例えば直径が20μm程度の円柱状の形状を有し、発光波長および特性が同一のマイクロGaN系LEDが複数個、ヒートシンクである同一の半導体基板21上に搭載された集積型LEDを得ることができる。このマイクロGaN系LEDは、活性層16の材料などの選択により青色発光または緑色発光に構成することができ、それによって青色発光または緑色発光の集積型LEDを得ることができる。この集積型LEDにおいては、直径が20μm程度と小さいマイクロGaN系LEDがヒートシンク上に載っているため、大きさが300μm角程度と大きい単体のLEDチップがヒートシンク上に載っている従来のLEDに比べて、熱抵抗の大幅な低減を図ることができる。また、マイクロGaN系LEDのアスペクト比は0.5程度と従来に比べて大幅に高くすることができて光の取り出しの観点より好ましく、ひいては発光効率に優れた集積型LEDを得ることができる。
次に、この発明の第2の実施形態による集積型LEDについて説明する。
図14〜図16はこの集積型LEDの製造方法を示し、図17は集積型LEDの完成状態を示す。ここで、図14〜図17のAは平面図、Bは断面図である。
図14に示すように、まず、例えば主面がC+面であるサファイア基板11を用意し、サーマルクリーニングなどによりその表面を清浄化した後、このサファイア基板11上に例えばMOCVD法により例えば成長温度500℃でGaNバッファ層(図示せず)を成長させる。その後、基板温度を1000℃程度まで昇温してGaNバッファ層を結晶化し、その上に第1の実施形態と同様にn型GaN層15、MQW構造の活性層16およびp型GaN層17を成長させる。
次に、図15に示すように、p型GaN層17上に円形のp側電極18を形成する。このp側電極18は一方向に所定ピッチで形成する。
次に、図16に示すように、p側電極18をマスクとして例えばRIE法によりサファイア基板11が露出するまでエッチングを行う。こうして、n型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17が円柱状に加工される。この円柱部が一つのマイクロGaN系LEDを構成する。
この後、第1の実施形態と同様に、上記の円柱部の間の部分に発光波長の光に対して透明な透明絶縁材料19を埋め込む工程以降の工程を実行する。これによって、図17に示すように、複数の円柱状のマイクロGaN系LEDがヒートシンクである半導体基板20上に集積された集積型LEDチップが得られる。
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
次に、この発明の第3の実施形態による集積型LEDについて説明する。この集積型LEDは赤色発光のものである。
図18〜図20はこの集積型LEDの製造方法を示し、図21は集積型LEDの完成状態を示す。ここで、図18〜図20のAは平面図、Bは断面図である。
図18に示すように、まず、n型GaAs基板24を用意し、例えばMOCVD法により、まずn型GaAsバッファ層を成長させ、その上にn型AlGaInP層25、活性層26およびp型AlGaInP層27を順次成長させる。ここで、n型AlGaInP層25およびp型AlGaInP層27は、例えば(Al0.65Ga0.350.5 In0.5 Pからなる。また、活性層26は例えばGa0.5 In0.5 Pからなる。p型AlGaInP層27上には通常、p型GaAsコンタクト層が形成されるが、その図示を省略する。
次に、図19に示すように、p型AlGaInP層27上に円形のp側電極18を形成する。このp側電極18は一方向に所定ピッチで形成する。
次に、図20に示すように、p側電極18をマスクとして例えばRIE法によりn型GaAs基板24が露出するまでエッチングを行う。こうして、n型AlGaInP層25、活性層26およびp型AlGaInP層27が円柱状に加工される。この円柱部が一つのマイクロAlGaInP系LEDを構成する。
次に、上記の円柱部の間の部分に発光波長の光に対して透明な透明絶縁材料19を埋め込む。
次に、ヒートシンクとなる、Si基板やGaAs基板などの導電性の半導体基板20の表面に、Cu、Au、Sn、Ti、Ptなどやそれらの合金(AuSnなど)などの導電層21をコーティングしたものを別途用意し、その導電層21を図20に示すn型GaAs基板24上のp側電極18と貼り合わせる。
次に、n型GaAs基板24をその裏面側からラッピングすることにより薄くした後、n型AlGaInP層25に対してn型GaAs基板24を選択的にエッチングすることができるエッチング方法を用いて残りのn型GaAs基板24をエッチング除去する。こうして、n型AlGaInP層25からp側電極18までの部分が分離される。この時点で各マイクロAlGaInP系LEDは相互に分離される。
次に、第1の実施形態と同様にして、n側電極22の形成工程以降の工程を実行する。これによって、図21に示すように、複数の円柱状のマイクロAlGaInP系LEDがヒートシンクである半導体基板20上に集積された集積型LEDチップが得られる。
この第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
次に、この発明の第4の実施形態による集積型LEDについて説明する。
図22〜図27はこの集積型LEDの製造方法を示し、図28は集積型LEDの完成状態を示す。ここで、図22〜図24および図28のAは平面図、Bは断面図である。
この第4の実施形態においては、第1の実施形態と同様に工程を進めてp側電極18の形成まで行った後、図22に示すように、このp側電極18をマスクとしてn型GaN層13の厚さ方向の途中の深さまでエッチングを行い、n型GaN層15、活性層16およびp型GaN層17を円柱状に加工する。
次に、図23に示すように、円柱部の外側の部分のn型GaN層15上に例えば円形のn側電極22を形成する。このn側電極22としては、例えばAgやAgを主成分とする合金などからなるものを用いる。
次に、基板全面に例えばSiO2 膜を形成し、さらにこのSiO2 膜上にリソグラフィーにより所定形状のレジストパターンを形成した後、このレジストパターンをマスクとしてSiO2 膜をエッチングすることにより、一つのp側電極18とそれに隣接する一つのn側電極22とを含む長方形の区画に分けるように縦横に走る溝を形成する。次に、レジストパターンを除去した後、こうして溝が形成されたSiO2 膜をマスクとして例えばRIE法によりサファイア基板11が露出するまでエッチングする。これによって、図24に示すように、サファイア基板11に達する溝28が形成される。
次に、図25に示すように、半導体基板20の表面に、Cu、Au、Sn、Ti、Ptなどやそれらの合金(AuSnなど)などの導電層を形成し、この導電層をリソグラフィーおよびエッチングにより所定形状に加工することでp側電極18と同じ形状および配列パターンの電極29と互いに隣接するn側電極22を含むストライプ状の電極30とを形成し、さらにこれらの電極29、30上にはんだバンプ31、32を形成したものを別途用意する。そして、それらの電極29、30を図24に示すサファイア基板11上のp側電極18およびn側電極22と貼り合わせた後、はんだバンプ31、32をリフローさせることにより接合する。ここで、半導体基板20上の電極29、30を互いに電気的に分離するため、例えば、電極30は半導体基板20上に形成された絶縁膜上に形成する。また、図示は省略するが、半導体基板20上には各チップ領域毎に、電極29、30にそれぞれ配線が接続され、その末端にパッド電極が形成されている。
次に、図26に示すように、サファイア基板11の裏面側から例えばエキシマーレーザなどによるレーザビームを照射することにより、サファイア基板11から、n型GaN層12、13から上の部分を剥離する。
次に、図27に示すように、このようにしてサファイア基板11から剥離されたもののn型GaN層12、13をHClなどを用いてウエットエッチングしたり、さらにラッピングを行ったりすることにより除去してn型GaN層15の裏面を露出させる。この時点で各マイクロGaN系LEDは相互に分離される。
次に、円柱状のマイクロGaN系LEDが集積された半導体基板20を1チップ領域の形状に切り出してチップ化する。これによって、図28に示すように、複数の円柱状のマイクロGaN系LEDがヒートシンクである半導体基板20上に集積された集積型LEDチップが得られる。
この第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができる。
次に、この発明の第5の実施形態による集積型LEDについて説明する。
図29に示すように、この集積型LEDにおいては、第2の実施形態または第3の実施形態と同様なプロセスで製造されたバー状の青色発光集積型LED33、緑色発光集積型LED34および赤色発光集積型LED35がそれらの側面で互いに接合されて一体化され、透明電極からなるn側電極22上にパッド電極23が形成されている。これらの青色発光集積型LED33、緑色発光集積型LED34および赤色発光集積型LED35においては、それらのp側電極18およびn側電極22間に互いに独立に電圧を印加することができるようになっており、互いに独立駆動することができるようになっている。
この第5の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができるほか、赤色、緑色、青色発光のハイパワーLEDを得ることができる。
次に、この発明の第6の実施形態による集積型LEDについて説明する。
図30に示すように、この集積型LEDは、第2の実施形態と同様なプロセスで製造されたバー状の形状を有する。この場合、n側電極22上のパッド電極23はバーの長手方向に延在して形成する。
この第6の実施形態によれば、第1の実施形態と同様な利点を得ることができるほか、線状光源を得ることができる。
次に、この発明の第7の実施形態による表示装置について説明する。
図31に示すように、この表示装置においては、第2の実施形態と同様なプロセスで製造されたバー状の集積型LED36〜39が基板上に文字型(図ではH、I)に配置されている。そして、これらの集積型LED36〜39を点灯させることにより、文字を表示することができるようになっている。
この第7の実施形態によれば、集積型LED36〜39の組み合わせにより、高輝度のLEDディスプレイを得ることができる。
以上、この発明の実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、上述の第1〜第5の実施形態において挙げた数値、材料、構造、形状、基板、原料、プロセスなどはあくまでも例に過ぎず、必要に応じて、これらと異なる数値、材料、構造、形状、基板、原料、プロセスなどを用いてもよい。
また、例えば、第1〜第4の実施形態において、LEDを構成する半導体層の積層構造や形状は単なる例に過ぎず、他の積層構造や形状であってもよい。
また、第1、第2および第4の実施形態においては、成長基板としてサファイア基板を用いているが、必要に応じて、すでに述べたSiC基板、Si基板などの他の基板を用いてもよい。
また、第4の実施形態において、はんだバンプ31、32の代わりに単なるはんだ層を用いてもよい。
この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第1の実施形態による集積型LEDの実装例を示す斜視図である。 この発明の第2の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第2の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第2の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第2の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第3の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第3の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第3の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第3の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 この発明の第4の実施形態による集積型LEDの製造方法を説明するための平面図および断面図である。 この発明の第5の実施形態による集積型LEDを示す平面図である。 この発明の第6の実施形態による集積型LEDを示す平面図である。 この発明の第7の実施形態による集積型LEDを示す平面図である。
符号の説明
11…サファイア基板、12、13、15…n型GaN層、16、26…活性層、17…p型GaN層、18…p側電極、19…透明絶縁材料、20…半導体基板、21…導電層、22…n側電極、23…パッド電極、24…n型GaAs基板、25…n型AlGaInP層、27…p型AlGaInP層、28…溝、29、30…電極、31、32…はんだバンプ

Claims (26)

  1. 大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなることを特徴とする集積型発光ダイオード。
  2. 上記複数の微小発光ダイオードは発光波長が互いに同一であることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  3. 上記微小発光ダイオードは円柱状の形状を有することを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  4. 上記微小発光ダイオードは第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、上記微小発光ダイオードが上記第1の半導体層側を下にして上記ヒートシンク上に搭載されていることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  5. 上記第1の半導体層が上記ヒートシンクと電気的に接続されていることを特徴とする請求項4記載の集積型発光ダイオード。
  6. 上記複数の微小発光ダイオードの間の部分に発光波長の光に対して透明な絶縁体が埋め込まれていることを特徴とする請求項1記載の集積型発光ダイオード。
  7. 上記複数の微小発光ダイオードの上記第2の半導体層上に透明電極層が形成されていることを特徴とする請求項4記載の集積型発光ダイオード。
  8. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層が実質的に無転位であることを特徴とする請求項4記載の集積型発光ダイオード。
  9. 上記第1の半導体層と電気的に接続された第1の電極および上記第2の半導体層と電気的に接続された第2の電極を上記複数の微小発光ダイオードの上記ヒートシンク側に有することを特徴とする請求項4記載の集積型発光ダイオード。
  10. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層が窒化物系III−V族化合物半導体からなることを特徴とする請求項4記載の集積型発光ダイオード。
  11. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層がAlGaInP系III−V族化合物半導体からなることを特徴とする請求項4記載の集積型発光ダイオード。
  12. 大きさが20μm以下の三種類以上の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなることを特徴とする集積型発光ダイオード。
  13. 上記三種類以上の複数の微小発光ダイオードは発光波長が互いに異なることを特徴とする請求項12記載の集積型発光ダイオード。
  14. 上記微小発光ダイオードは円柱状の形状を有することを特徴とする請求項12記載の集積型発光ダイオード。
  15. 少なくとも一種類の上記微小発光ダイオードは第1導電型の第1の半導体層、活性層および第2導電型の第2の半導体層が順次積層された構造を有し、上記微小発光ダイオードが上記第1の半導体層側を下にして上記ヒートシンク上に搭載されていることを特徴とする請求項12記載の集積型発光ダイオード。
  16. 少なくとも一種類の上記微小発光ダイオードの上記第1の半導体層が上記ヒートシンクと電気的に接続されていることを特徴とする請求項15記載の集積型発光ダイオード。
  17. 上記複数の微小発光ダイオードの間の部分に全ての種類の上記微小発光ダイオードの発光波長の光に対して透明な絶縁体が埋め込まれていることを特徴とする請求項15記載の集積型発光ダイオード。
  18. 少なくとも一種類の上記複数の微小発光ダイオードの上記第2の半導体層上に透明電極層が形成されていることを特徴とする請求項15記載の集積型発光ダイオード。
  19. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層が実質的に無転位であることを特徴とする請求項15記載の集積型発光ダイオード。
  20. 上記第1の半導体層と電気的に接続された第1の電極および上記第2の半導体層と電気的に接続された第2の電極を上記複数の微小発光ダイオードの上記ヒートシンク側に有することを特徴とする請求項15記載の集積型発光ダイオード。
  21. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層が窒化物系III−V族化合物半導体からなることを特徴とする請求項15記載の集積型発光ダイオード。
  22. 上記第1の半導体層、上記活性層および上記第2の半導体層がAlGaInP系III−V族化合物半導体からなることを特徴とする請求項15記載の集積型発光ダイオード。
  23. 大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードの製造方法であって、
    基板上に第2導電型の第2の半導体層、活性層および第1導電型の第1の半導体層を順次成長させる工程と、
    上記第1の半導体層上に第1の電極を形成する工程と、
    上記第1の電極をマスクとして上記第2の半導体層、上記活性層および上記第1の半導体層をエッチングすることにより大きさが20μm以下の複数の微小発光ダイオードを形成する工程と、
    上記複数の微小発光ダイオードの上記第1の電極上にヒートシンクを貼り合わせる工程と、
    上記基板を除去する工程と、
    上記複数の微小発光ダイオードの上記第2の半導体層上に第2の電極を形成する工程とを有することを特徴とする集積型発光ダイオードの製造方法。
  24. 大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードの製造方法であって、
    基板上に第2導電型の第2の半導体層、活性層および第1導電型の第1の半導体層を順次成長させる工程と、
    上記第1の半導体層上に第1の電極を形成する工程と、
    上記第1の電極をマスクとして上記第2の半導体層、上記活性層および上記第1の半導体層をエッチングすることにより大きさが20μm以下の複数の微小発光ダイオードを形成する工程と、
    上記複数の微小発光ダイオードの上記第2の半導体層上に第2の電極を形成する工程と、
    上記複数の微小発光ダイオードの上記第1の電極および上記第2の電極上にヒートシンクを貼り合わせる工程と、
    上記基板を除去する工程とを有することを特徴とする集積型発光ダイオードの製造方法。
  25. 赤色発光の発光ダイオード、緑色発光の発光ダイオードおよび青色発光の発光ダイオードを基板上にそれぞれ複数個配列することにより形成された発光ダイオードディスプレイにおいて、
    上記赤色発光の発光ダイオード、上記緑色発光の発光ダイオードおよび上記青色発光の発光ダイオードのうちの少なくとも一種類の発光ダイオードが、大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードである
    ことを特徴とする発光ダイオードディスプレイ。
  26. 赤色発光の発光ダイオード、緑色発光の発光ダイオードおよび青色発光の発光ダイオードを基板上にそれぞれ複数個配列することにより形成された発光ダイオード照明装置において、
    上記赤色発光の発光ダイオード、上記緑色発光の発光ダイオードおよび上記青色発光の発光ダイオードのうちの少なくとも一種類の発光ダイオードが、大きさが20μm以下の同種類の複数の微小発光ダイオードが一体のヒートシンク上に互いに分離された状態で搭載されてなる集積型発光ダイオードである
    ことを特徴とする発光ダイオード照明装置。
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