JP2006182858A - 回収ポリエステル成形品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一度ポリエステル成形品に成形されたポリエステル組成物を回収してそのまま原料として用いても、色相の変化がない回収ポリエステル成形品の製造方法の提供。
【解決手段】 ポリエステル組成物を溶融して成形加工するポリエステル成形品の製造方法において、原料であるポリエステル組成物の少なくとも一部に、成形加工されたポリエステル組成物からなる回収ポリマーを用い、かつクロロホルム溶液中での波長380〜780nmの光に対する吸収スペクトルが、波長540〜600nmの範囲に最大吸収波長を持ち、かつ最大吸収波長と波長400、500、600および700nmとの吸光度の比が特定の範囲にある整色剤を、得られるポリエステル成形品の重量を基準として、0.1〜5ppmの範囲で添加する回収ポリエステル成形品の製造方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ポリエステル成形品の製造方法に関し、さらに詳しくは、一度成形されたポリエステル組成物を回収し、それを少なくとも原料の一部として用いるポリエステル成形品の製造方法に関する。
ポリエステル、特にポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート及びポリテトラメチレンテレフタレートは、その機械的、物理的、化学的性能が優れているため、繊維やフィルムなどの成形品に広く利用されている。
これらの成形品を製造する際に、全てのポリエステルが成形品になれば良いが、例えばフィルムの場合は、幅方向の両端を把持して幅方向に延伸するため、中央部と両端部は厚みが異なり、厚い両端部は切り落とされて成形品とならない。また、繊維の場合は、成形加工、すなわち溶融紡糸の途中などで断糸が発生し、製品としては十分な糸長がないものができてしまう。そして、これらの製品として扱えないポリエステル組成物を廃棄するということは、製造コストを増大させてしまう。そこで、これらの製品として扱えないポリエステル組成物を再溶融して原料として用いることが、例えば特許文献1(特開2000−255014号公報)などで提案されている。
ところで、ポリエステル組成物への成形加工は、一度ポリエステルを溶融状態にするため、再溶融して原料として用いられるポリエステルは、重合されたばかりのポリエステルに比べ、通常280〜300℃という非常に高温の熱履歴を受けている。そして、このような高温下にさらされたポリエステルは、ポリマーが熱劣化して黄色く着色されてしまう。
そのため、ポリエステルの色相が要求される成形品、例えばディスプレイなどの表面に貼り合わされる光学用フィルムには、一旦成形加工したポリエステルを回収し、原料としてそのまま再度用いると、回収されたポリエステルからなる成形品との色相が変わってしまうことから、その使用が大きく制限されてきた。
一方、ポリマーの色相を向上させる方法として、コバルト化合物をポリエステルに添加することが特許文献2で、また染料をポリエステルに混練することが特許文献3〜5で提案されている。確かにコバルト化合物や染料を添加することによって、色相の優れた、例えば黄色味が抑えられた成形品を得ることはできる。しかし、回収ポリマーを使用した成形品の問題、すなわち回収を繰り返すうちに、色相が変化してしまうという問題は、いまだ放置されたままであった。
特開2000−255014号公報 特開昭51−128397号公報 特開平3−231918号公報 特開平11−158257号公報 特開平11−158361号公報
本発明の目的は、一度ポリエステル成形品に成形されたポリエステル組成物を回収してそのまま原料として用いても、色相の変化がない回収ポリエステル成形品の製造方法の提供にある。
本発明者らは、上記本発明の目的を達成しようと鋭意研究した結果、一度ポリエステル成形品に成形されてから回収されたポリエステル組成物を再度溶融して成形するまでに、特定の整色剤を添加することで達成できることを見出し、本発明に至った。
かくして本発明によれば、ポリエステル組成物を溶融して成形加工する際に、ポリエステル組成物の少なくとも一部として、成形加工されたポリエステル組成物からなる回収ポリマーを用い、かつクロロホルム溶液中での波長380〜780nmの光に対する吸収スペクトルが下記式(1)〜(5)
0.00≦A400/Amax≦0.20 (1)
0.10≦A500/Amax≦0.70 (2)
0.55≦A600/Amax≦1.00 (3)
0.00≦A700/Amax≦0.05 (4)
540nm≦λmax≦600 (5)
(上記式(1)〜(5)中の、λmaxは最大吸収波長であり、Amax、A400、A500、A600およびA700は、それぞれ最大吸収波長、波長400nm、波長500nm、波長600nmおよび波長700nmにおける吸光度である。)
を満足する整色剤を添加する回収ポリエステル成形品の製造方法が提供される。
また、本発明によれば、本発明の製造方法の好ましい態様として、得られるポリエステル成形品の140℃で2時間熱処理したときのカラーa値が−9〜0、カラーb値が−2〜9の範囲にあること、成形加工されていないポリエステル組成物のみからなるポリエステル成形品と、得られる回収ポリエステル成形品との、140℃、2時間熱処理後のL表色系におけるカラーa値の差が、−3〜3の範囲にあること、またカラーb値の差が−3〜3の範囲にあること、窒素雰囲気下中で昇温速度10℃/分の条件で熱天秤にて測定した整色剤の重量減少開始温度が250℃以上であること、ポリエステルがポリエチレンテレフタレートまたはポリエチレンナフタレートであること、整色剤を添加するのが、成形されたポリエステル組成物を回収してから再度成形加工するまでの間に行なわれること、整色剤が青色系整色剤と紫色系整色剤との重量比90:10〜40:60の混合物であること、整色剤が青色系整色剤と赤色系もしくは橙色系整色剤との重量比98:2〜80:20の混合物であること、回収ポリマーの割合が回収ポリエステル成形品の重量を基準として、20〜80重量%であること、成形加工が溶融製膜で、ポリエステル成形品がポリエステルフィルムであること、ならびに成形加工が溶融紡糸で、ポリエステル成形品がポリエステル繊維であることの少なくともいずれかを具備する回収ポリエステル成形品の製造方法も提供される。
本発明によれば、一度ポリエステル成形品に成形されたポリエステル組成物を回収してそのまま原料として用いても、色相の変化がない、すなわち未使用ポリマーのみを用いた成形品と同様な成形品が得られる自己回収式ポリエステル成形品の製造方法が提供され、その工業的価値はきわめて高い。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明は、ポリエステル組成物を溶融して成形加工する際に、ポリエステル組成物の少なくとも一部として、一度成形加工されたポリエステル組成物を用いるポリエステル成形品の製造方法である。ここで、説明の便宜上、一度成形加工されたポリエステル組成物を回収ポリマー、また重合されて成形加工されていないポリエステル組成物を未使用ポリマーまたはバージンポリマーと称する。また、未使用ポリマーのみを用いたポリエステル成形品を非回収ポリエステル成形品、また回収ポリマーを少なくとも一部に用いたポリエステル成形品を回収ポリエステル成形品と称する。
通常、ポリエステル成形品を作るには、ポリエステル樹脂組成物を270℃〜320℃まで加熱して、溶融状態にして押し出し、必要に応じて、延伸や熱固定処理などを行なう。例えばフィルムの場合はシート状に回転している冷却ドラムの上に押出し、目的とする機械的特性を得るために、製膜方向や幅方向に延伸し、熱処理などを行なう。また、繊維の場合は、棒状に押出し、これを目的とする機械的特性を得るために、必要に応じて繊維軸方向に延伸したり、熱固定処理したりする。
そして、これらの製造工程で得られた成形品の一部、例えばフィルムの場合は幅方向の両端にあるエッジ部などを回収し、繊維の場合は、製品化されなかった屑糸などを回収する。そして、これらの回収されたポリマーは、通常、それらを再溶融してペレット状にして、原料として用いる。この際、後述の整色剤は、回収して再溶融してペレット状にする際に添加しても良いし、ペレット状にされた回収ポリマーを再度成形加工する際の溶融押出工程に直接添加しても良いし、整色剤を含有するポリエステル組成物を別途作成しておき、これと回収ポリマーとを混ぜ合わせても良い。すなわち、整色剤の添加時期は、成形加工されたポリエステルを回収してから、再度溶融して成形加工するまでの間に添加すればよく、例えば上述の屑フィルムを回収し、再溶融してペレット化する際に整色剤を添加しても良いし、ペレット化された回収ポリマーを再度成形加工するために溶融状態にするときに添加しても良い。整色剤の添加方法は、粉体または溶液の状態で直接回収ポリマーに添加して溶融混練機で混ぜ合わせても良いし、あらかじめ整色剤を含有するポリエステル組成物を製造し、その組成物を整色剤のマスターポリマーとして回収ポリマーと溶融混練機で混ぜ合わせても良い。
また、未使用ポリマーは、整色剤を含有していないものに限られず、未使用ポリマー自体が整色剤を含有していてもよい。未使用ポリマーに整色剤を含有させることは、より色相の優れた成形品を得られることから好ましい。なお、未使用ポリマー自体が整色剤を含有する場合、未使用ポリマーのみで製造されたポリエステル成形品よりも、回収ポリマーを用いて製造された回収ポリエステル成形品は、ポリエステル成形品の重量を基準として、整色剤を少なくとも0.1〜5ppm多く含んでいることが、両者の色相の差を小さくするために必要である。
本発明における回収ポリマーは、繊維、フィルム、ボトルなどのいずれの成形品から回収されたものであっても良いが、繊維は染料などを添加されることがあるので、フィルムまたはボトルから回収されたものが好ましく、特にフィルムから回収されたものが好ましい。また、回収ポリマーは、同じ成形品の成形加工に供されても良いが、他の成形品の成形加工に供されても良い。もちろん、ポリマーの熱劣化以外の要因による色相の変化が生じないことから、回収ポリマーは同じ成形品の成形加工に供される自己回収式が好ましい。これらの中でも、成形加工としては、フィルムへの成形加工が好ましく、使用される回収ポリマーとしては、フィルム製造工程中への適用が容易であることから、フィルムへの成形加工中に発生する屑フィルムを再溶融してペレット化した、自己回収式フィルム成形加工が好ましい。
本発明におけるポリエステル組成物は、テレフタル酸やナフタレンジカルボン酸、あるいはこれらのエステル形成性誘導体に代表される芳香族ジカルボン酸成分と、グリコール成分を重縮合反応せしめて得られるポリエステルからなり、本発明の目的を損なわない範囲で、他の樹脂成分や機能剤が含有されていても良い。ポリエステル組成物中のポリエステルの割合は、好ましくは80重量%以上、さらには90重量%以上である。
また、ポリエステル組成物を構成するポリエステルは、繰り返し単位が単一成分であるホモポリエステルでも、2種以上の繰り返し単位を有する共重合ポリエステルであってもよいが、好ましくは繰り返し単位の80モル%以上、さらには90モル%以上が単一の繰り返し単位からなるポリエステルである。
具体的なポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリトリメチレンナフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレートおよびポリテトラメチレンナフタレートなどが挙げられ、これらの中でも特にポリエチレンテレフタレートおよびポリエチレンナフタレートが好ましく、特にポリエチレンテレフタレートが好ましい。
本発明におけるポリエステル組成物は、必要に応じて少量の添加剤、例えば滑剤、酸化防止剤、固相重合促進剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、抗菌剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、遮光剤、艶消剤等を含んでいてもよい。なお、これらの添加剤は、ハロゲン元素の含有量が極めて少ないことが好ましい。
これらのポリエステルは、通常知られている製造方法で製造できる。例えば、テレフタル酸の如きジカルボン酸成分とエチレングリコールの如きグリコール成分とを直接エステル化反応させる、若しくはテレフタル酸ジメチルの如きジカルボン酸成分の低級アルキルエステルとエチレングリコールの如きグリコール成分とをエステル交換反応触媒の存在下、エステル交換反応させ、ジカルボン酸のグリコールエステル及び/又はその低重合体を製造する。次いでこの反応生成物を重合触媒の存在下で減圧加熱して所定の重合度になるまで重縮合反応させることによって目的とするポリエステルが製造できる。
本発明におけるポリエステル組成物は、熱劣化による色相の変化が小さいことが好ましい。ポリエステル組成物の熱劣化は、ポリエステルを重合する際に用いる触媒の種類や量、また安定剤の種類や量などが影響する。その観点から、ポリエステルの重縮合反応触媒としては、アンチモン化合物およびゲルマニウム化合物が好ましい。一方、ポリエステル組成物中の触媒に起因する析出異物を抑制できることから、チタン化合物もポリエステルの重縮合反応触媒として好適に使用できる。
前記重縮合反応触媒として用いるアンチモン化合物としては、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、酢酸アンチモンなどが好ましく挙げられる。該アンチモン化合物の使用量は、アンチモン金属元素量で、ポリエステル組成物の全酸成分のモル数を基準として、5〜50mmol%、さらには7〜40mmol%、特に10〜30mmol%が好ましい。下限未満の場合、ポリエステル重合工程における重合反応速度が低下しやすく、また上限を超える場合、ポリエステル組成物中に異物としてアンチモン化合物が析出して、色相を黒ずませることがある。
前記重縮合反応触媒として用いるゲルマニウム化合物としては、例えば特許第2792068号に記載されているものを挙げることができる。更に説明すると、(イ)無定形酸化ゲルマニウム、(ロ)結晶性ゲルマニウム、(ハ)酸化ゲルマニウムをアルカリ金属又はアルカリ土類金属もしくはそれらの化合物の存在下にグリコールに溶解した溶液、および(ニ)酸化ゲルマニウムを水に溶解し、これにグリコールを加え、水を留去して調整した酸化ゲルマニウムのグリコール溶液などを挙げることができる。該ゲルマニウム化合物の使用量は、ゲルマニウム金属元素量で、ポリエステル組成物の全酸成分のモル数を基準として、5〜50mmol%、さらには7〜40mmol%、特に10〜30mmol%が好ましい。下限未満の場合、ポリエステル重合工程における重合反応速度が低下しやすく、また上限を超える場合、ポリエステルを重合する際にジエチレングリコールが多量に副生成され、ポリエステルの熱安定性が低下して、着色しやすくなる。
前記重縮合反応触媒として用いるチタン化合物としては、有機チタン化合物が好ましく挙げられ、例えば特開平5−298670号に記載されているものを挙げることができる。更に詳しくは、チタンのアルコラートや有機酸塩、テトラアルキルチタネートと芳香族多価カルボン酸又はその無水物との反応物などを例示でき、好ましい具体例としてチタンテトラブトキシド、チタンイソプロポキシド、蓚酸チタン、酢酸チタン、安息香酸チタン、トリメリット酸チタン、テトラブチルチタネートと無水トリメリット酸との反応物等を挙げることができる。該チタン化合物の使用量は、チタン金属元素量で、ポリエステル組成物の全酸成分のモル数を基準として、1〜15mmol%、さらには2〜12mmol%、特に3〜10mmol%が好ましい。下限未満の場合、ポリエステル重合工程における重合反応速度が低下し、また上限を超える場合、ポリエステルの熱安定性が低下して、着色しやすくなる。
本発明において、ポリエステルの重合の際にエステル交換触媒を用いる場合、エステル交換触媒としてはマンガン、カルシウム、マグネシウム、チタンの酸化物、塩化物、炭酸塩、カルボン酸塩などが好ましく使用でき、特に酢酸塩、すなわち、酢酸マンガン、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウム、酢酸チタンが好ましく使用できる。
ところで、本発明で使用するポリエステル組成物は、熱安定性を高めるために、従来からポリエステルの製造工程で添加されるリン化合物を含有することが好ましい。このリン化合物は特に限定されないが、正リン酸、亜リン酸、トリメチルホスフェート、トリエチルホスフェート、トリ-n-ブチルホスフェートなどが好ましく挙げられる。リン化合物の使用量は、リン元素量で、ポリエステル組成物の全酸成分のモル数を基準として、5〜100mmol%、さらには6〜80mmol%、特に7〜60mmol%が好ましい。下限未満の場合、ポリエステルの熱安定性が低下して、着色しやすくなり、また上限を超える場合、前述の触媒が異物として析出しやすくなる。
また、本発明におけるポリエステル組成物は、コバルト化合物の含有量が、コバルト金属元素量で、ポリエステル組成物の重量に対し、10重量ppm以下であることが好ましい。該コバルト化合物は、通常ポリエステルの色相調整剤として添加されるが、該コバルト金属元素量が10重量ppmを超える場合、ポリエステルの熱安定性が低下したり、ポリエステル中に異物として析出し、得られる繊維やフィルム製品の品質を低下させる。コバルト金属元素量は7ppm以下であることがより好ましく、5重量ppm以下であることが更に好ましい。
本発明のポリエステル成形品の製造方法の特徴の一つは、回収ポリマーを原料の一部として用いる際に、得られる回収ポリエステル成形品の重量を基準として、整色剤を0.1〜5ppm添加して、未使用ポリマーのみで製造されたポリエステル成形品との色相の差を小さくすることにある。
本発明における整色剤とは、有機の多芳香族環系染料又は顔料を表す。具体的には後述のように青色系整色剤、紫系整色剤、赤色系整色剤、橙色系整色剤などが挙げられる。整色剤は単一種で用いても複数種を併用しても良いが、整色剤溶液の380〜780nm領域の吸収スペクトルは、濃度20mg/L、光路長1cmでのクロロホルム溶液において、下記式(1)〜(5)のすべてを満たすことが必要である。
0.00≦A400/Amax≦0.20 (1)
0.10≦A500/Amax≦0.70 (2)
0.55≦A600/Amax≦1.00 (3)
0.00≦A700/Amax≦0.05 (4)
540nm≦λmax≦600 (5)
(上記式(1)〜(5)中の、λmaxは最大吸収波長であり、Amax、A400、A500、A600およびA700は、それぞれ最大吸収波長、波長400nm、波長500nm、波長600nmおよび波長700nmにおける吸光度である。)
ここで吸収スペクトルとは、通常分光光度計によって測定されるスペクトルである。整色剤溶液の吸収スペクトルの最大吸収波長が540nm未満の場合は得られるポリエステル組成物の赤味が強くなり、また600nmを超える場合は得られるポリエステル組成物の青味が強くなる。最大吸収波長(λmax)の範囲は545〜595nmの範囲が好ましく、550〜590nmの範囲が更に好ましい。
また最大吸収波長(λmax)での吸光度(Amax)に対する上記に示す各波長での吸光度の割合が式(2)〜(5)のいずれか一つでも外れる場合、得られるポリエステル組成物の着色が大きくなる。上記式(2)〜(5)はそれぞれ下記式(6)〜(9)のいずれか1つ以上の範囲にあることが好ましく、更に下記式(6)〜(9)すべてを満たしていることが好ましい。
0.00≦A400/Amax≦0.15 (6)
0.30≦A500/Amax≦0.60 (7)
0.60≦A600/Amax≦0.95 (8)
0.00≦A700/Amax≦0.03 (9)
(ここで、上記式(6)〜(9)中の、Amax、A400、A500、A600およびA700は、上記式(2)〜(5)と同様である。)
さらに、本発明のポリエステル成形品の重量を基準として、添加される整色剤の量が、下限未満の場合、ポリエステル組成物の黄色味を改善する効果がほとんど発現されず、一方、上限を超える場合、明度が弱くなり見た目に黒味が強くなる。該整色剤の量は0.3重量ppm〜4重量ppmの範囲が好ましく、0.5〜3重量ppmの範囲にあることがさらに好ましい。なお、上記整色剤の量は、未使用ポリマーがもともと整色剤が添加されている場合、もともと添加されている整色剤の量を除いた、回収ポリマーを原料として用いる際に新たに添加される整色剤の量を意味する。なお、得られる回収ポリエステル成形品の重量を基準として、回収ポリマーの割合は、特に制限されないが、本発明の効果の発現しやすさから、20〜80重量%、さらに30〜70重量%が好ましい。
本発明におけるポリエステル成形品は、140℃、2時間熱処理後のL表色系におけるカラーa値が−9〜0の範囲に、またカラーb値が−2〜9の範囲にあることが好ましい。該カラー値は含有される整色剤の量によって変化してくるが、カラーa値が−9より小さい場合、ポリエステル成形品は緑色味が強くなり、0より大きい場合は赤味が強くなり好ましくない。またカラーb値が−2より小さい場合、ポリエステル成形品は青味が強くなり、10より大きい場合は黄色味が強くなるので好ましくない。カラーa値は−8〜−1の範囲が好ましく、−7.5〜−2の範囲が更に好ましい。またカラーb値は−1〜8の範囲が好ましい。
また、本発明の製造方法で製造された回収ポリエステル成形品と、未使用ポリマーのみから製造されたポリエステル成形品との、上記カラーa値の差は、−3〜3の範囲にあることが好ましく、さらに−2〜2の範囲にあることが好ましい。また、本発明の製造方法で製造されたポリエステル成形品と、未使用ポリマーのみから製造されたポリエステル成形品との、上記カラーb値の差は、−3〜3の範囲にあることが好ましく、さらに−2〜2の範囲にあることが好ましい。これらの差が、上記範囲を外れると、本発明の製造方法で製造されたポリエステル成形品と、未使用ポリマーのみから製造されたポリエステル成形品と色相の差が大きくなってしまう。したがって、回収ポリマーに添加する整色剤の種類や量は、これらの差が小さくなるように調整される。
本発明で使用する整色剤は、窒素雰囲気下中、昇温速度10℃/分の条件で熱天秤にて測定した重量減少開始温度が250℃以上であることが好ましい。ここで、熱天秤で測定した重量減少開始温度とは、JIS K−7120に記載の重量減少開始温度(T1)のことであり、整色剤が有している耐熱性の指標となる。該重量減少開始温度が250℃未満である場合、整色剤の耐熱性が不十分であることから最終的に得られるポリエステル組成物の着色の原因となり好ましくない。該重量減少開始温度は300℃以上であることが更に好ましい。
本発明において、ポリエステル組成物の固有粘度(溶媒:オルトクロロフェノール、測定温度:35℃)は、フィルム等の成形品において通常使用することが出来る範囲のものであれば好適に使用でき、例えば0.40〜1.00の範囲にあることが好ましい。また、該ポリエステル組成物は必要に応じて、固相重合により固有粘度を高めても良い。
本発明において、整色剤は青色系整色剤と紫色系整色剤を重量比90:10〜40:60の範囲で併用したもの、あるいは青色系整色剤と赤色系または橙色系整色剤とを重量比98:2〜80:20の範囲で併用したものが好ましい。ここで青色系整色剤とは、一般に市販されている整色剤の中で「Blue」と表記されているものであって、具体的には溶液中の可視光スペクトルにおける最大吸収波長が580〜620nm程度にあるものを示す。同様に紫色系整色剤とは市販されている整色剤の中で「Violet」と表記されているものであって、具体的には溶液中の可視光吸収スペクトルにおける最大吸収波長が560〜580nm程度にあるものを示す。赤色系整色剤とは市販されている整色剤の中で「Red」と表記されているものであって、具体的には溶液中の可視光吸収スペクトルにおける最大吸収波長が480〜520nm程度にあるものである。橙色系系整色剤とは市販されている整色剤の中で「Orange」と表記されているものである。
これらの整色剤としては油溶染料が特に好ましく、具体的な例としては、青色系整色剤には、C.I.Solvent Blue 11、C.I.Solvent Blue 25、C.I.Solvent Blue 35、C.I.Solvent Blue 36、C.I.Solvent Blue 45 (Telasol Blue RLS)、C.I.Solvent Blue 55、C.I.Solvent Blue 63、C.I.Solvent Blue 78、C.I.Solvent Blue 83、C.I.Solvent Blue 87、C.I.Solvent Blue 94等が挙げられる。紫色系整色剤には、C.I.Solvent Violet 8、C.I.Solvent Violet 13、C.I.Solvent Violet 14、C.I.Solvent Violet 21、C.I.Solvent Violet 27、C.I.Solvent Violet 28、C.I.Solvent Violet 36等が挙げられる。赤色系整色剤には、C.I.Solvent Red 24、C.I.Solvent Red 25、C.I.Solvent Red 27、C.I.Solvent Red 30、C.I.Solvent Red 49、C.I.Solvent Red 52、C.I.Solvent Red 100、C.I.Solvent Red 109、C.I.Solvent Red 111、C.I.Solvent Red 121、C.I.Solvent Red 135、C.I.Solvent Red 168、C.I.Solvent Red 179等が例示される。橙色系整色剤には、C.I.Solvent Orange 60等が挙げられる。
ここで青色系整色剤と紫色系整色剤を併用する場合、重量比90:10より青色系整色剤の重量比が大きい場合は、得られるポリエステル成形品のカラーa値が小さくなって緑色を呈しやすく、40:60より青色整色剤の重量比が小さい場合は、カラーa*値が大きくなって赤色を呈しやすくなる。他方、青色系整色剤と赤色系または橙色系整色剤を併用する場合、重量比98:2より青色系整色剤の重量比が大きい場合は、得られるポリエステル組成物のカラーa値が小さくなって緑色を呈しやすく、80:20より青色整色剤の重量比が小さい場合は、カラーa値が大きくなって赤色を呈しやすくなる。該整色剤は、青色系整色剤と紫色系整色剤を重量比80:20〜50:50の範囲で併用すること、あるいは青色系整色剤と赤色系または橙色系整色剤を重量比95:5〜90:10の範囲で併用することがさらに好ましい。
本発明をさらに実施例により具体的に説明するが、本発はこれら実施例により限定されるものではない。実施例中の各種特性は、下記の方法により測定した。
(1)固有粘度:
ポリエステル組成物チップを100℃、60分間でオルトクロロフェノールに溶解した希薄溶液を、35℃でウベローデ粘度計を用いて測定した値から求めた。
(2)色相(L値、a値、b値):
成形品を50×50mmに切断し、厚み合計が2mmとなるよう重ね合わせた後クリッピングし、140℃で1時間定温乾燥機に入れ結晶化処理を行った。その後、色差計調整用の白色標準プレート上に置き、プレート表面のハンターL、a、及びbを、ミノルタ社製ハンター型色差計(CR−200型)を用いて測定した。Lは明度を示し、その数値が大きいほど明度が高いことを示し、aはその値が大きいほど赤着色の度合いが大きいことを示し、bはその値が大きいほど黄着色の度合いが大きいことを示す。また他の詳細な操作はJIS Z−8729に準じて行った。
(3)整色剤の重量減少開始温度:
リガク社製TAS−200熱天秤を用いて、JIS K7120に従い、窒素雰囲気下中昇温速度10℃/分で測定した。
[参考例1]整色剤の可視光吸収スペクトル測定、整色剤調製
表1に示す整色剤を室温で濃度20mg/Lのクロロホルム溶液とし、光路長1cmの石英セルに充填し、対照セルにはクロロホルムのみを充填して、日立分光光度計U−3010を用いて、380〜780nmの可視光領域での可視光吸収スペクトルを測定した。整色剤2種を混合する場合は合計で濃度20mg/Lとなるようにした。最大吸収波長とその波長における吸光度に対する、400、500、600、700nmの各波長での吸光度の割合を測定した。更に粉末の整色剤の熱重量減少開始温度を測定した。結果を表1に示す。尚、実施例、比較例でこれら整色剤をポリエステル製造工程で添加する場合は、100℃の温度で、原料として用いるグリコール溶液に対し、濃度0.1重量%となるように溶解または分散させて調製した。
Figure 2006182858
[実施例1]
<未使用ポリマーのみからなるポリエステルフィルムの製造>
テレフタル酸ジメチル100重量部とエチレングリコール70重量部との混合物に、酢酸マンガン四水和物0.029重量部(23mmol%)を撹拌機、精留塔及びメタノール留出コンデンサーを設けた反応器に仕込み、140℃から240℃まで徐々に昇温しつつ、反応の結果生成するメタノールを系外に留出させながら、エステル交換反応を行った。その後、リン酸トリメチル0.02重量部(28mmol%)を添加し、エステル交換反応を終了させた。その後、三酸化二アンチモン0.037重量部(25mmol%)を添加して、撹拌装置、窒素導入口、減圧口、蒸留装置を備えた反応容器に移し、300℃まで昇温し、30Pa以下の高真空で重縮合反応を行って、固有粘度0.65のポリエステル組成物を得た。このポリエステル組成物を、常法に従い、チップ化した。
得られたチップを常法により170℃で3時間乾燥後、溶融温度290℃で1mmのスリット状ダイを通して200μmの厚みのシート状に溶融押出し、表面仕上げ0.3s程度、表面温度20℃の回転冷却ドラム上に密着させ固化させた。次いで、得られた未延伸フィルムを75℃に予熱し、低速、高速のロール間で15mm上方より900℃の表面温度のIRヒータ1本にて加熱して3.6倍に延伸し、続いてステンターに供給し、105℃にて横方向に3.9倍に延伸した。得られた二軸延伸フィルムを230℃の温度で5秒間熱固定処理し、厚み15μmの回収ポリマー未使用の二軸延伸ポリエステルフィルムを得た。
得られた回収ポリマー未使用のポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
<回収ポリマーを用いたポリエステルフィルムの製造>
上記のようにして得られた回収ポリマー未使用のポリエステルフィルムを、粉砕機にてフレーク状に粉砕した後、この粉砕ポリエステルに表1に示す粉末状の整色剤Aを、回収ポリマーの重量を基準として、3重量ppmの濃度になるように添加、混合した。この整色剤添加粉砕ポリエステルを単軸スクリュー押し出し機に供給し、290℃の溶融温度で再溶融押し出し、チップ化して回収ポリエステルチップを得た。
また、上記のフィルムに成形する前の未使用ポリマーと上記の回収ポリエステルチップとを50対50の重量比率で混合し、この混合ポリエステルチップを、上記の回収ポリマー未使用のポリエステルフィルムと同様にして乾燥、溶融押し出し、延伸し、厚み15μmの回収ポリエステル組成物使用二軸延伸ポリエステルフィルムを得た。
得られた回収ポリマー使用二軸延伸ポリエステルフィルムの特性を表2に示す。
[実施例2および3]
実施例1において、整色剤を表2に示す種類および量に変更したこと以外は実施例1と同様な操作を繰り返した。結果を表2に示す。
[実施例4]
実施例1において、重合触媒を二酸化ゲルマニウム(40mmol%)に変更したこと以外は実施例1と同様な操作を繰り返した。結果を表2に示す。
[実施例5]
原料をテレフタル酸ジメチルから2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチルに変更して、未使用ポリマーの固有粘度を0.62に変更した以外は実施例1と同様な操作を繰り返した。結果を表2に示す。
[実施例6]
実施例1の未使用ポリマーを、表1に示す整色剤Aを、未使用ポリマーの重量を基準として、もともと3ppm含有するものに変更した以外は、実施例1と同様な操作を繰り返した。結果を表2に示す。
[比較例1]
実施例1の回収ポリマーに整色剤Aを添加しなかったこと以外は実施例1と同様な操作を繰り返した。結果を表2に示す。
[比較例2〜4]
実施例1の回収ポリマーに添加する整色剤を表2に示す種類、量に変更したこと以外は実施例1と同様な操作を繰り返した。結果を表2に示す。
[比較例5]
回収ポリマーに整色剤を添加しなかった以外は、実施例6と同様な操作を繰り返した。結果を表2に示す。
Figure 2006182858
なお、表2中の整色剤量は、(I)が未使用ポリマー中に含有される、未使用ポリマーの重量を基準としたときの整色剤量、(II)が回収ポリマーを原料として用いる際に新たに添加した、回収ポリマーの重量を基準としたときの整色剤量で、(III)が回収ポリエステル成形品中の、回収ポリエステル成形品の重量を基準としたときの全整色剤量で、そして(IV)が整色剤量(III)から(I)を差し引いた、色相を近づけるために新たに添加した、回収ポリエステル成形品の重量を基準としたときの整色剤量である。また、表2中の、DMTはテレフタル酸ジメチル、DMNは2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル、SBOは三酸化二アンチモンおよびGEOは二酸化ゲルマニウムを意味する。
表2からも明らかなように、本発明の製造方法では、未使用ポリマーのみで製造されたポリエステル成形品と非常に近い色相を得られる回収ポリエステル成形品に具備させることができる。これに対して、本発明の要件のいずれかを欠如する比較例の製造方法では、得られる回収ポリエステル成形品の色相が、未使用ポリマーのみで製造されたポリエステル成形品とは異なるものしか得られなかった。
本発明の製造方法によれば、一度成形されたポリエステル樹脂組成物を原料としてもちいても、未使用ポリマーのみからなるポリエステル成形品と非常に近い色相を有する成形品が得られることから、ポリエステルフィルムやポリエステル繊維の製造方法として好適に採用でき、特に色相の変化が問題視される用途、例えばディスプレイなどの表面に貼り合わされる光学用フィルムの製造方法として好適に用いることができる。

Claims (8)

  1. ポリエステル組成物を溶融して成形加工するポリエステル成形品の製造方法において、原料であるポリエステル組成物の少なくとも一部に、成形加工されたポリエステル組成物からなる回収ポリマーを用い、かつクロロホルム溶液中での波長380〜780nmの光に対する吸収スペクトルが下記式(1)〜(5)を満足する整色剤を、得られるポリエステル成形品の重量を基準として、0.1〜5ppmの範囲で添加することを特徴とする回収ポリエステル成形品の製造方法。
    0.00≦A400/Amax≦0.20 (1)
    0.10≦A500/Amax≦0.70 (2)
    0.55≦A600/Amax≦1.00 (3)
    0.00≦A700/Amax≦0.05 (4)
    540nm≦λmax≦600 (5)
    (上記式(1)〜(5)中の、λmaxは最大吸収波長であり、Amax、A400、A500、A600およびA700は、それぞれ最大吸収波長、波長400nm、波長500nm、波長600nmおよび波長700nmにおける吸光度である。)
  2. 得られる回収ポリエステル成形品を、140℃で2時間熱処理したとき、カラーa値が−9〜0の範囲にあり、かつカラーb値が−2〜9の範囲にある請求項1記載の回収ポリエステル成形品の製造方法。
  3. 得られる回収ポリエステル成形品と成形加工されていないポリエステル組成物のみから製造されたポリエステル成形品とを、140℃で2時間熱処理したとき、両者のカラーa値の差が−3〜3の範囲にある請求項1記載の回収ポリエステル成形品の製造方法。
  4. 得られる回収ポリエステル成形品と成形加工されていないポリエステル組成物のみからなるポリエステル成形品とを、140℃で2時間熱処理したとき、両者のカラーb値の差が−3〜3の範囲にある請求項1記載の回収ポリエステル成形品の製造方法。
  5. 回収ポリマーの割合が、回収ポリエステル成形品の重量を基準として、20〜80重量%の範囲である請求項1記載の回収ポリエステル成形品の製造方法。
  6. 整色剤が、青色系整色剤と紫色系整色剤との重量比90:10〜40:60の混合物である請求項1記載の回収ポリエステル成形品の製造方法。
  7. 整色剤が、青色系整色剤と、赤色系もしくは橙色系整色剤との重量比98:2〜80:20の混合物である請求項1記載の回収ポリエステル成形品の製造方法。
  8. 成形加工が溶融製膜で、ポリエステル成形品がポリエステルフィルムである請求項1記載の回収ポリエステル成形品の製造方法。
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