JP2006178291A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被駆動部材を一方もしくは他方の突き当て端位置に保持するための、コイルへの無通電時に発生するトルクが小さくても、該被駆動部材を安定的に一方もしくは他方の突き当て端位置にて保持可能とし、このことによりマグネットを第1の位置と第2の位置の一方から他方の位置へと切り換える際の起動電圧を低くし、省電力化を達成した駆動装置を提供する。
【解決手段】回転可能なマグネット1、コイル2及びステータ4を具備するアクチュエータによって、被駆動部材6が一方の突き当て端位置から他方の突き当て端位置までマグネット1の軸方向に移動される駆動装置において、コイル2の無通電時における被駆動部材6の一方の突き当て端位置での保持を、マグネット1とステータ4との間の前記軸方向の磁気力によって行い、コイル2の無通電時における被駆動部材6の他方の突き当て端位置での保持を、アクチュエータの回転方向のトルクによって行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置等に好適な駆動装置に関するものである。
従来、円筒形状に形成されるとともに少なくとも外周面が周方向に分割して異なる極に交互に着磁されたマグネットと、コイルが巻回された第1のボビンと、コイルが巻回された第2のボビンと、第1のボビンに巻回されたコイルにより励磁され前記マグネットの一端側の外周面に対向する第1の外側磁極部と、マグネットの内周面に対向し中空概略円筒形状の第1の内側磁極部と、第2のボビンに巻回されたコイルにより励磁され前記マグネットのもう一端側の外周面に対向する第2の外側磁極部とマグネットの内周面に対向し中空概略円筒形状の第2の内側磁極部を備えたモータと、第1の内側磁極部の中空部或いは第2の内側磁極部の中空部に光軸を持つ光学手段と前記マグネットとに連結して回転し該回転により前記光学手段を光軸方向に移動する移動手段と、を備える駆動装置が提案(特許文献1)されている。
上記構成の駆動装置によれば、コイルとマグネットが軸方向に配置されるので、これらが地板上において多くの範囲を占めないコンパクトな装置となる等、大きな効果を有するもとなる。
しかし、上記構成によれば、いくつもの位置において任意に位置出しする事が可能であるが、光軸方向の長さが長くなったり、駆動回路が複雑になったりする。製品の仕様によっては2種類の位置の間でレンズ駆動が行えばよいものもある。例えば収納位置と使用位置との間で移動する場合や、通常撮影距離位置とマクロ撮影位置との間で移動する場合である。このような場合のために簡易的に2種類の位置の間でレンズを移動させる機構が望まれていた。これを達成するために、外周面が周方向に分割して異なる極に交互に着磁された円筒形状の着磁部をもち、回転可能なマグネットと、該マグネットの前記軸方向に配置されたコイルと、少なくとも一つの歯形状の外側磁極部と概略中空円筒形状の内側磁極部が前記マグネットの着磁部の外周面と内周面に対向し前記コイルにより励磁されるステータ、該ステータの内側磁極部の中空円筒形状部内を光路とするレンズ、マグネットの回転に伴って該レンズを光軸に沿って繰り出す繰り出し手段とを備え、前記マグネットの着磁部の外周面に対向する前記歯形状の外側磁極部が前記マグネットの着磁部の外周面に所定の角度範囲に対向するものであって、該外側磁極部の前記マグネットの着磁部に対向する前記所定の角度と前記マグネットの着磁部の着磁された1極あたりの角度の比率をY、前記マグネット部の半径方向の厚みに対する該マグネット部の着磁された1極あたりの円周上の長さの比の値をXとすると
−0.3X+0.63>Y
の条件を満たす駆動装置が提案(特許文献2)されている。
上記構成のレンズ駆動装置とすることにより、コイルへの無通電時において、マグネットの着磁された極の中心位置が外側磁極部の歯の中心に対向する位置で安定的に保持されるようになる。コイルへの通電を行った場合、マグネットの着磁された極の中心位置が外側磁極部の歯の中心に対向する位置の間を移動するように駆動されるので、該コイルへの通電を遮断されても該コイルへの通電によって駆動されたマグネットの着磁部はその位置を保持するようにステータに発生する磁力により回転方向の吸引力を受ける。つまり、一旦通電を行ってレンズ駆動を行った後は、無通電でもレンズの繰り出し或いは繰り込み状態を保持可能となり、駆動回路の構成が簡単であり且つ消費電力の少ない駆動装置とすることができる。
特開2002−051524号公報 特開2004−048873号公報
しかしながら、上記特許文献2に開示の駆動装置では、駆動に比較的高い電圧が必要となってしまい、更なる省電力化のためにコイルへ通電する電圧を下げることが求められる。以下、これを実現する技術について考察する。
図5は上記駆動装置等に具備されるマグネットのトルク特性を、有限要素法による磁場解析を行って調べたシミュレーション結果である。横軸はマグネットの回転位置、縦軸はマグネットに働くトルクを示している。0Vのプロットがコイルへの通電を断ったときのコギングトルクであり、コイルへ通電する電圧を3V,5Vと上げていくことにより通電トルクが上がっていく様子を表わしている。コギングトルクに関して、E1点,E2点で示されるところは正回転しようとするとマイナスの力が働いて元の位置に戻ろうとし、逆回転しようとするとプラスの力が働いて元の位置に戻される。すなわちマグネットと外側磁極部の間の磁力によってマグネットがE1点或いはE2点に安定的に位置決めされようとするコギングの位置である。F点はマグネットの位相が少しでもずれると前後のE1点或いはE2点の位置に回転する力が働く不安定な均衡状態にある停止位置である。コイルへの通電がなされない状態では、振動や姿勢の変化によってF点に停止していることはなく、E1点或いはE2点の位置で停止する。E1点,E2点のようなコギング安定点はマグネットの着磁極数をnとすると、360/n度の周期で存在し、その中間位置がF点のような不安定点になる。そしてマグネットに回転止めを設けることによって、二つの安定位置に挟まれた範囲をマグネットが移動できるような構成とすることができる。図5上では、マグネットにそれぞれθ1’(第1の位置に対応する)、θ2’(第2の位置に対応する)の位置おいて回転止めを設けることでこれを実現できる。
それぞれの位置において、無通電時に重力や振動に負けずに鏡筒を保持するためには、ある一定以上のコギングトルク(絶対値が図5に示すCmin以上)が必要である。マグネットの可動範囲を「可動範囲1」に設定することによりこのことを達成できる。またそれぞれの位置において、通電時に摩擦や重力に打ち勝って鏡筒を起動するためには、ある一定以上の通電トルク(絶対値が図5に示すTmin以上)が必要である。このため、コイルへ通電する電圧は3Vでは起動に不十分であり、起動にはより高い電圧(第1の位置から第2の位置へは+5Vの通電、第2の位置から第1の位置へは−5Vの通電)が必要となってしまい、省電力化が難しかった。
より低い電圧で起動させるには、マグネットの可動範囲を、第1の位置をθ1に、第2の位置をθ2に、つまり可動範囲2に設定することが考えられる。すると、第1の位置では、コイルへ通電する電圧が3VのときでもTminを越えることができ、より低い電圧で第1の位置から第2の位置へ鏡筒の起動を行える。しかしこのときのコギングトルクC1は、鏡筒保持に必要なトルクCminを下回ってしまい、無通電時に、重力や振動の影響で鏡筒の位置を保持することができなくなってしまう。
そこで、コギングトルクに加え、鏡筒を保持する別の保持力を利用して、鏡筒を保持する力を上記Cmin以上とする構成にできれば、鏡筒の保持を確実に行え、第1の位置から第2の位置へ動かすために必要な電圧を下げることができ、省電力化を達成することができる点に着目し、本願出願人はこの種の新たな駆動装置を考えている。なお、マグネットの可動範囲を「可動範囲2」に設定しても、第2の位置から第1の位置へは従来と同様の電圧(−5V)を加えるようにすることで鏡筒の起動は可能であり、コギングトルクもCminを上回っているので、第2の位置での無通電時に、重力や振動の影響を受けても鏡筒の位置を保持可能である。
(発明の目的)
本発明の目的は、被駆動部材を一方もしくは他方の突き当て端位置に保持するための、コイルへの無通電時に発生するトルクが小さくても、該被駆動部材を安定的に一方もしくは他方の突き当て端位置にて保持可能とし、このことによりマグネットを第1の位置と第2の位置の一方から他方の位置へと切り換える際の起動電圧を低くし、省電力化を達成した駆動装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、回転可能なマグネット、コイル及びステータを具備するアクチュエータによって、被駆動部材が一方の突き当て端位置から他方の突き当て端位置まで前記マグネットの軸方向に移動される駆動装置において、前記コイルの無通電時における前記被駆動部材の前記一方の突き当て端位置での保持を、前記マグネットと前記ステータとの間の前記軸方向の磁気力によって行い、前記コイルの無通電時における前記被駆動部材の前記他方の突き当て端位置での保持を、前記アクチュエータの回転方向のトルクによって行う駆動装置とするものである。
同じく上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、回転可能なリング状のマグネット、コイル及び前記マグネットの軸方向に近接して配置されるステータを具備し、前記コイルへの通電方向が切り換えられることにより、前記マグネットが第1の位置と第2の位置のいずれかの回転位置に切り換えられるアクチュエータと、前記マグネットが前記第1の位置と前記第2の位置との間の可動範囲において一方の位置から他方の位置へ切り換えられることに伴い、一方の突き当て端位置から他方の突き当て端位置まで前記マグネットの軸方向に移動する被駆動部材とを有する駆動装置において、前記第1の位置における前記コイルの無通電時における回転方向のトルクが保持に必要なトルクより小さくなるように前記マグネットの可動範囲を設定すると共に、前記コイルの無通電時に前記被駆動部材を前記マグネットと前記ステータとの間の前記軸方向の磁気力によって前記一方の突き当て端位置に保持する駆動装置とするものである。
本発明によれば、被駆動部材を一方もしくは他方の突き当て端位置に保持するための、コイルへの無通電時に発生するトルクが小さくても、該被駆動部材を安定的に一方もしくは他方の突き当て端位置にて保持可能とし、このことによりマグネットを第1の位置と第2の位置の一方から他方の位置へと切り換える際の起動電圧を低くし、省電力化を達成した駆動装置を提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下に記載の実施例1および実施例2に示す通りである。
図1〜図4は、本発明の実施例1に係わる駆動装置を、第1の位置としてマクロ位置、第2の位置として標準位置に利用した、レンズのピント切り換えに用いた例を示すものであり、そのうち図1は駆動装置の分解斜視図、図2(a)はマクロ位置、(b)は標準位置での駆動装置の断面図、図3(a)はマクロ位置、(b)は標準位置における回転軸に垂直な面での駆動装置の断面図、図4はコイルへの通電を断ったときの、(a)マクロ位置、(b)標準位置それぞれの鏡筒保持状態を示す模式図である。なお、この実施例1では、レンズが後述のセンサ8側にあるときを標準位置、後述のステータ4の磁極連結部4c側にあるときをマクロ位置としている。また、以下の説明で用いる座標軸は図1(b)に示すような円筒座標系を用い、z軸はセンサ8からレンズ7に向かう方向を正としている。
図1〜図4において、1はz軸(図1(b)参照)を中心軸にもつ中空円筒形状のマグネットであり、ロータを構成しており、外周表面をθ方向にn分割してS極、N極が交互に着磁(図3参照)された着磁部1aを有している。また、該マグネット1の内周部には、内径方向に突き出た柱状の駆動ピン1bを3本、120度ごとに備えている。このマグネット1のz軸方向の安定点をM−Mとして図2に示している。マグネット1は、図2から明らかなように、常に安定点からz軸に負の方向に位置するため、常にz軸正の方向の力を受けている。
上記マグネット1は射出成形により形成されるプラスチックマグネットから成るため、駆動ピン1bを有するという複雑な形状でも一部品として製造することが可能である。また、射出成形マグネットは表面に薄い樹脂皮膜が形成されるため、錆の発生がコンプレッションマグネットに比較して大幅に少ないので塗装などの防錆処理を廃止できる。さらに、コンプレッションマグネットで問題になる磁性粉の付着もなく、防錆塗装時に発生しやすい表面のふくらみもなく、品質の向上が達成できる。該マグネット1の材料には、Nd−Fe−B系希土類磁性粉とポリアミドなどの熱可塑性樹脂バインダー材との混合物を用い、この混合物を射出成形することにより形成されたプラスチックマグネットを用いている。これにより、コンプレッション成形されたマグネットの場合の曲げ強度が500kgf/cm程度なのに対して、例えばポリアミド樹脂をバインダー材として使用した場合800kgf/cm以上の曲げ強度が得られ、コンプレッション成形では出来ない薄肉円筒形状に形成することが可能となる。薄肉円筒状に形成することで後述のステータ4の外側磁極部と内側磁極部との間隔を短く設定することができ、その間の磁気抵抗が小さい磁気回路とすることができる。これにより、後述のコイル2への通電を行った場合、小さな起磁力でも多くの磁束を発生することができ、アクチュエータの性能が高まる。
2は円筒形状のコイルであり、マグネット1と同心でかつ該マグネット1のz軸方向に並んで配置され、その外径はマグネット1の外径とほぼ同じ寸法となっている。3は絶縁性材料からなるボビンであり、図2に示すように、糸巻形状部3aと円筒形状のロータ軸受け部3bから成る。糸巻形状部3aにはコイル2が巻回されており、その外径は後述のステータ外筒4aの内径とほぼ等しい。ロータ軸受け部3bは糸巻形状部3aと同心で、z軸方向に並んで配置される。ロータ軸受け部3bの外径は前述のマグネット1の着磁部1aの内径とほぼ同じであり、マグネット1を回転可能に支持している。ロータ軸受け部3bには駆動ピン1bを貫通するための切り欠き部を3箇所備えている。
4はコイル2に通電されることにより励磁されるステータであり、軟磁性体材料から成り、外筒4a、内筒4bそれらを結ぶ磁極連結部4cにより構成される。外筒4aはその先端部がz軸方向に延出する複数の歯、すなわち櫛歯形状によって構成される。このz軸方向に延出する歯の数は前記マグネット1の着磁分割数nの1/2にて形成され、これらが外側磁極部を形成している。該外側磁極部はθ方向に720/n度の整数倍数の角度離れて形成され、個数は着磁極数の半分以下ならばいくつでも構わない。本実施例1ではnを12に設定し、外側磁極部の数は6である。内筒4bは中空円筒形状により構成され内側磁極部を成すものであり、マグネット1の駆動ピン1bを貫通させるための切り欠き部を3箇所、120度ごとに備えている。
その切り欠き部は、図1及び図4に示すように、ガイド面4b1、段差面4b2、逃げ面4b3、回転規制面4b4,4b5から成る。回転規制面4b4,4b5はそれぞれ後述の点P4,点P1を通り、z軸に平行であり、これら回転規制面4b4,4b5によりマグネット1の可動範囲を、後述する図5の「可動範囲2」に設定している。ガイド面4b1は後述の点P1、点P2を通り、z軸に垂直な面である。段差面4b2は後述の点P2,P3を通る任意の形状である。逃げ面4b3は後述の点P3,P4を通り、z軸に垂直な面である。切り欠き部を構成する点P1,P2,P3,P4,P5,P6のうちの点P1,P2,P3,P4それぞれの座標を(θp1,z1)、(θp2,z1)、(θp3,z3)、(θp4,z3)とすると、θp1<θp2<θp3<θp4であり、z3>z1である。このように内筒4bにガイド面4b1、段差面4b2、逃げ面4b3を設けることにより、後述の第1の位置(マクロ位置)においてマグネット1をz軸を中心として自由に回転させることができる。ガイド面4b1、段差面4b2、逃げ面4b3はボビン3に設けても良い。
ステータ4の内側磁極部を成す内筒4aは、本実施例1の場合は中空の円筒形状で構成しているが、外筒4aの軸方向に延出した外側磁極部と同様に櫛歯形状で構成してもよい。但し、外側磁極部が上に述べた櫛歯形状で構成されるならば、外側磁極部と内側磁極部の間を通過する磁束は櫛歯状の外側磁極部と該外側磁極部の形状を円筒形状の内側磁極部4bに投影した該内側磁極部上の位置との間を通過するため、内側磁極部の形状は単なる中空の円筒形状のままでもよい。
ステータ4の外筒4aと内筒4bの間にボビン3とコイル2が接着などにより固定され、コイル2に通電されることによりステータ4が励磁される。ステータ4の外筒4a(外側磁極部)及び内筒4b(内側磁極部)はマグネット1の着磁部1aの外周面及び内周面に対向して該マグネット1の着磁部1aを所定の隙間を持って挟み込むように設けられる(図3参照)。よって、コイル2により発生する磁束は外側磁極部及び内側磁極部との間にあるマグネット1を横切るので、ロータであるマグネット1に効果的に作用し、アクチュエータの出力を高めることができる。
また、マグネット1は前述したように射出成形により形成されるプラスチックマグネット材料により構成されており、これにより円筒形状の半径方向に関しての厚さは非常に薄く構成することができる。そのため、ステータ4の外側磁極部と内側磁極部との間隔を非常に短くでき、コイル2とステータ4により形成される磁気回路の磁気抵抗を小さく構成できる。これにより少ない電流で多くの磁束を発生させることができ、アクチュエータの出力アップ、低消費電力化、コイルの小型化が達成されることになる。
以上、マグネット1、ボビン3、コイル2、ステータ4により、本実施例1の駆動装置におけるアクチュエータが構成される。
5は地板であり、後述する鏡筒6の外径とほぼ径が等しく、z軸を中心軸とする穴5aを持つ。穴5aの側面には回転止め溝5cを備える。回転止め溝5cは一ヶ所以上あれば良いが、本実施例1では鏡筒位置を後述のセンサ8と平行に保つために3ヶ所、120度ごとに設置している。回転止め溝5cは軸方向に長い柱状であって、z軸上前面はマクロ端突き当て面5c1、後面は標準端突き当て面5c2とし、それぞれ後述の鏡筒6のマクロ端突き当て部6a1、標準端突き当て部6a2とz軸方向に対向している。
6は円筒形状の鏡筒であり、内部に後述のレンズ7を固定することができる。外周部にはz軸方向に伸びる柱状の回転止めキー6aを回転止め溝5cと同数備えており、該回転止めキー6aは回転止め溝5cと嵌合し、地板5と軸方向に摺動可能になっている。回転止めキー6aのz軸上前面はマクロ側突き当て部6a1、後面は標準端突き当て部6a2となっている。回転止めキーは摩擦低減のためにr方向に伸びるピン形状のものでも良い。
また、鏡筒6の外周面にはカム溝6bを3箇所、120度ごとに備えている。カム溝6bは図4に示すようにヘリコイド部と水平部から構成されている。ヘリコイド部は、中心軸が図4(b)に示す点Q1、点Q2を通る直線または曲線である。水平部の中心軸はz軸に対して垂直であり、図4(b)に示す点Q2、点Q3を通る直線である。ヘリコイド中心軸を構成する点Q1,Q2,Q3それぞれの座標を(θq1,z5),(θq2,z6),(θq3,z6)とすると、θq1<θq2<θq3であり、z5>z6となる。
カム溝6bはマグネット1の駆動ピン1bと摺動可能に当接し、図4(b)のようにヘリコイド部で駆動ピン1bと当接するときは、マグネット1が回転することにより鏡筒6がz軸方向に移動可能になっている。カム溝6bの水平部で駆動ピン1bと当接するとき、鏡筒6はマグネット1とz軸を中心とする回転方向には自由であり、z軸方向には一体で移動(マクロ位置と標準位置との間を)可能になっている。このように鏡筒6に設けた円筒カム形状のカム溝6bとステータ4に設けた端面カム形状のガイド面4b1、段差面4b2、逃げ面4b3により、マクロ位置(第1の位置)ではマグネット1に働くz軸方向の力(後述する)を鏡筒6に伝え、標準位置(第2の位置)ではマグネット1に働く回転方向の力をz軸方向に変換して鏡筒6に伝え、マクロ位置と標準位置の間ではマグネット1の回転に伴い鏡筒6をz軸方向に移動することをコンパクトな構成で実現することができる。
7はレンズであり、鏡筒6の内径部に支持される。8はCCDやC−MOSなど、光を電子的に記録するセンサであり、前述の地板5とビスや紫外線硬化樹脂などで固定される。
以上の構成をとることにより、鏡筒6に設けた回転止めキー6aと地板5に設けた回転止め溝5cの寸法のみでレンズ繰り出し量を決められるため、多くの部品を介してレンズ繰り出し量を決めるものに比べて加工上の寸法誤差が積み重ならない。さらに、それぞれ柱状のキー、柱状の溝という単純な形状なため、精度よく加工でき、高精度に位置決めを行うことができる。また、駆動装置の寸法を径方向に小さくすることができる。すなわち、駆動装置全体の半径は、(レンズ7の半径)+(鏡筒6の厚さ)+(内筒4b+外筒4aの各厚さ)+(コイル2の厚さ)+(ボビン3の厚さ)となり、レンズ7の光軸とアクチュエータの回転軸が一致しないものに比べて小さくできる。
次に、上述した構成によるアクチュエータの無通電時の特性について説明する。マグネット1は常にz軸方向における安定点(図2のM−M)からz軸に負の方向に位置するため、常にz軸正の方向の力を受けている。従って、コイル2への通電を断った時、マグネット1はステータ4(詳しくは、後述するように磁極連結部4c)との間に働く磁力、つまりz軸方向に吸引する力を受けている。このマグネット1の受けるθ方向のトルク(コギングトルク、通電トルク)を図5に示している。なお、マグネット1の可動範囲は前述したように回転規制面4b4,4b5により、「可動範囲2」に設定されている。また、マグネット1に加わるz軸方向の力fを図6に示しており、図6において、横軸はマグネット1の回転位相、縦軸はステータ4によりマグネット1が受ける第1の位置(θ1)及び第2の位置(θ2)におけるz軸方向の力f1,f2である。
まず、θ方向において、既に説明したようにアクチュエータはコイル2への通電がなされていない状態では、図5に示すE1あるいはE2に対応する位置がマグネット1の安定点である。z軸方向においては、無通電時、ステータ4がマグネット1の極に拘わらず、N極、S極ともに引きつける。従って、マグネット1は該マグネット1の回転角度位置に拘わらず強磁性体の体積の多い方、すなわちステータ4の磁極連結部4cに吸引される方向(z軸方向)に力f1,f2を受けている。
上記のアクチュエータの特性を利用することで、コイル2への無通電時に、図2(a)〜図4(a)に示すマクロ位置、図2(b)〜図4(b)に示す標準位置それぞれの状態において回転軸(z軸)方向の位置を保持することができる。
《マクロ時》
図4(a)は、マクロ位置において、鏡筒6を位置決めする際の模式図であり、マグネット1の駆動ピン1bが回転規制部4b4に当接することにより、該マグネット1の回転角度位置は図3(a)に示すθ1となる。マグネット1は安定点E1に向かうコギングトルクC1を受けるものの、そのトルクは回転規制部4b4に伝わるため、鏡筒6に伝わらない。このとき、マグネット1はステータ4からz軸方向の支持を受けず、z軸方向に移動可能となっている。マグネット1の駆動ピン1bはカム溝6bの水平部に当接し、鏡筒6とz軸方向に一体となって移動する。このとき、マグネット1はz軸正方向にステータ4との間に働く力f1により該ステータ4の磁極連結部4cの方向に吸収され、マクロ端突き当て部6a1はこの力でマクロ端突き当て部5c1に押し付けられ、鏡筒6とz軸方向の位置が決まる。また、z軸方向の力f1が保持力となり、重力や振動に対しても鏡筒6の位置を安定して保持することができる。
このときのコギングトルクC1は標準時のコギングトルクC2に比べて小さな値で良い。前述の通り、コギングトルクを小さくすると、そのときの通電トルクは大きくなる。すなわち、小さなコギングトルクで鏡筒の位置を保持できると、駆動に必要な電圧を下げることができる。
《標準時》
図4(b)は、標準位置において、鏡筒6を位置決めする際の模式図であり、マグネット1の角度位置は図3(b)に示すθ2であり、マグネット1は安定点E2に向かうコギングトルクC2を受けている。このとき、鏡筒6は駆動ピン1bよりカム溝6bを介してz軸負方向に移動しようとする力を受ける。その結果、鏡筒6の標準端突き当て部6a2が標準端突き当て面5c2に押し付けられ、z軸方向の位置が定まる。すなわち、マグネット1は鏡筒6により回転規制を受け、鏡筒6はコギングトルクC2によってz軸方向の位置を保持される。このときのコギングトルクC2は、重力や振動に対して安定に保持できるトルクCmin以上である必要がある。また、このときのマグネット1に働くz軸方向の力f2は、ガイド面4b1により規制され、鏡筒6には伝わらない構造となっている。
図5に示すように、一般にコギングトルクの強い角度位置(例えばθ1’)ではコギングトルクの弱い角度位置(θ1)に対して、通電トルクの大きさはコギングトルクの強い角度位置のほうが小さくなる(C1’>C1,TL1’<TL)。従って、強いコギングトルクが必要な角度位置において起動に必要なトルクを出すには、電圧を高くする、コイル2の巻数を変える、などの対策が必要になってくるが、その結果、省エネルギー、省スペース性などが犠牲になる。また、両端をコギングトルクで保持する場合、保持に必要なコギングトルクと駆動に必要な通電トルクをともに得るための両端の角度位置が決まってしまい、設計自由度は少なくなる。
そこで、上記実施例1のように、マクロ位置においてステータ4とマグネット1の間に働くz軸方向の吸引力(力f)を用いた保持を行う構成にすると、マクロ位置では位置保持のための高いコギングトルクが不要になる。従って、コギングトルクが低く、通電トルクが高いマグネット位置(図5におけるθ1)をマクロ位置とすることができ、低い電圧(図5では、3V)で鏡筒6を起動することができる。このことは省電力化、装置の小型化の上で有利である。また、マクロ時の角度位置を自由に選べるため、マグネット1の角度位置に関する設計自由度も大きくなる。
次に、駆動装置の駆動時の様子を、図3および図4を用いて説明する。前述のようにマクロ位置では、コイル2への通電を断っていてもマグネット1は図3(a)に示す角度位置θ1に保持されている。このときにコイル2へ+3Vの電圧をかけると、ステータ4は励磁されて外側磁極部(外筒4a)がS極になる。すると、外側磁極部に対向するマグネット1の着磁部1aが反発力を受け、マグネット1は図5に示すトルクTLを受けて安定的に起動し、θ正方向(図3(a)の反時計回り)に回転する。駆動ピン1bが逃げ面4b3を過ぎると該駆動ピン1bは段差部4b2を介してガイド面4b1に乗り上がり、マグネット1はz軸正方向の移動を規制される。駆動ピン1bがカム溝6bのヘリコイド部と当接すると、マグネット1の回転とともに鏡筒6はz軸負方向に移動する。そして、標準端突き当て部6a2がz軸方向に対向している標準端突き当て面5c2に当たり、図3(b)の標準状態に切り換わる。前述のようにこのときに通電を断っても鏡筒6はこの位置に安定して保持される。この間、鏡筒6は回転止めキー6aによって回転方向の動きを規制されるため、z軸負方向(図4の下方向)に直進する。
次に、標準位置において、コイル2へ−5Vをかけると、外側磁極部がN極に励磁され、マグネット1aは通電トルクTh2を受けて起動し、θ負方向(図3(b)の時計回り)に回転する。駆動ピン1bがカム溝6bのヘリコイド部と当接している間、マグネット1の回転とともに鏡筒6はz軸正方向に移動する。マグネット1が回転し、駆動ピン1bの角度位置がP2を越えると、マグネット1がステータ4のガイド面4b1から受けていたz軸正方向の規制がなくなる。同時に駆動ピン1bはカム溝6bの水平部と当接し、鏡筒6はマグネット1とともにz軸正方向に僅かに移動する。そして、マクロ端突き当て部6a1がz軸方向に対向しているマクロ端突き当て面5c1に当たり、図3(a)のマクロ状態に切り換わる。
このようにコイル2への通電方向を切り換えることにより、鏡筒(レンズ)位置を標準、マクロの2つの位置に安定して切り換えることができる。
上記実施例1によれば、通電トルクは摩擦や重力に打ち勝つために、ある一定以上(Tmin)である必要があるが、電圧を低くしたい(図5の3Vに下げたい)ので、図5において、第1の位置をθ1’からθ1へ、第2の位置をθ2’からθ2へとマグネット1の可動範囲を「可動範囲1」から「可動範囲2」にずらす(回転規制部4b4,4b5により)ことで3Vでの通電トルクをTmin以上のTLにして、第1の位置での鏡筒6の起動を可能にしている。また、無通電時に重力や振動に負けずに鏡筒を保持するには、第1の位置(θ1)では、このときのコギングトルクC1では不十分なためにマグネット1の位置をz軸方向の安定点(図2のM−M)よりもz軸の負方向にずらし、このことによりz軸方向に作用する力f1を利用して、鏡筒6の保持を行うようにしている。第2の位置(θ2)では、従来通り、電圧を−5Vにすることで起動可能とし、また、この第2の位置を安定点であるE2から離れた場所に設定して、この第2の位置において、Cminを上回っているE2へ向かうコギングトルクC2を発生させ、鏡筒6の保持を可能にしている。
つまり、第1の位置では、z軸方向の力f1を利用して鏡筒6の保持を可能にしているので、コギングトルクC1が小さくてもよく、よって、第1の位置から第2の位置への鏡筒6の起動電圧を3V(Tminよりも大きいTL)にしても、該鏡筒6を起動することができる。よって、被駆動部材である鏡筒6を第1の位置において安定的に保持可能であるとともに、第1の位置から第2の位置へ鏡筒6の位置を切り換える際に必要な電圧を下げることができ、省電力化を達成可能となる。
また、マクロ時の角度位置を自由に選べるため、マグネット1の角度位置に関する設計自由度も大きくなる。
さらに、第2の位置においては回転方向の磁気的な吸引力により鏡筒位置を保持することができ、その結果、レンズの光学性能を安定させることができる。このとき少ない部品点数でレンズ繰り出し量を決められるため、高精度に位置決めを行うことができる。
その他の効果として、コイル2への通電により発生する磁束は、外側磁極部と内側磁極部との間にあるマグネット1を横切るので、効果的に作用する。外側磁極部4aは円筒形状のマグネット1の軸方向と平行方向に延出する歯形状もしくは櫛歯形状により構成されるため、軸の中心に向かうような半径方向への凹凸により構成されるものに比べて直径方向に関する寸法は小さく構成できる。これにより、外径と内径との差が小さい円筒状のアクチエータとすることができる。コイル2は一つで構成されるので通電の制御回路も単純になり、コストも安く構成できる。
次に、本発明の実施例2に係わる駆動装置について、図7〜図9を用いて説明する。
図7は本発明の実施例2に係わる駆動装置の分解斜視図、図8(a)はマクロ位置、(b)は標準位置の回転軸に垂直な面での駆動装置の断面図、図9は図7及び図8に示す軸受けの要部構成を示す図である。なお、図1と同じ構成部品については同一の符号を付し、その詳細は省略する。なお、本実施例2における地板は、図1の地板5と同様の機能を有するが、その形状が一部異なるために「5’」として示している。
図7〜図9において、10は中空円盤形状に形成され、その中心を回転中心として回転可能に保持されるマグネットである。該マグネット10は回転中心となる仮想軸に直交する面が該仮想軸を中心とする角度方向にn分割(本実施例2では12分割)して、S極、N極に交互に着磁されている。また、該マグネット10の内周部には内径方向に突き出た柱状の駆動ピン10aを3本、120度ごとに備えている。コイル2は、マグネット10の外径側に同心上で、軸方向には重なって配置されている。
11は絶縁性材料からなるボビンであり、コイル2が巻回されている。12は軟磁性材料からなる第1のステータであり、コイル2への通電により励磁される第1磁極部12a,12b,12c,12d,12e,12fを持ち、該第1磁極部12a〜12fは円盤形状のマグネット10の軸方向と垂直な平面に所定の隙間をもって対向し、マグネット10の半径方向でしかも内径方向に延出する櫛歯形状の歯により構成されている。該第1のステータ12の各第1磁極部はその先端部がマグネット10の半径方向に延出する複数の歯、即ち櫛歯形状によって構成されているが、この延出する歯の数はマグネット10の着磁分割数nの1/2個形成され、それらが720/n度(本実施例2では72度)ずつ等分配置されている(本実施例2では6つ)。コイル2への通電により、第1磁極部12a〜12fはすべて互いに同極になるように励磁される。
13は軟磁性材料からなる第2のステータであり、コイル2への通電により励磁される第2磁極部13a,13b,13c,13d,13e,13fを持ち、該第2磁極部13a〜13fは円盤形状のマグネット10の軸方向と垂直な平面に所定の隙間をもって対向し、マグネット10の半径方向でしかも内径方向に延出する櫛歯形状の歯により構成されている。該第2のステータ13の各第2磁極部はその先端部がマグネット10の半径方向に延出する複数の歯、即ち櫛歯形状によって構成されるが、この延出する歯の数はマグネット10の着磁分割数nの1/2個形成され、それらが720/n度(本実施例2では72度)ずつ等分配置されている。
第2のステータ13の第2磁極部13a〜13fはマグネット10を挟んで第1のステータ12の第1磁極部12a〜12fに対向する位置に形成されている。第1のステータ12と第2のステータ13の各磁極部はコイル2の外径を覆う外壁部13gで磁気的に連結されている。
上記コイル2、第1のステータ12、第2のステータ13で磁気回路を構成している。コイル2への通電により、第1磁極部12a〜12fはすべて互いに同極になるように励磁される。但し、第1のステータ12の第1磁極部12a〜12fと第2のステータ13の第2磁極部13a〜13fとは異なる極性に励磁される。
14は非磁性材料による軸受けである。マグネット10の駆動ピン10aを貫通するため、周方向に長い切り欠き部14aを3ヶ所備える。軸受け14はその外周部でマグネット10の内径面と当接し、該マグネット10を回転可能に保持している。14b1,14b2は、上記実施例1におけるステータ4の回転規制部4b4,4b5と同様の機能(マグネット10の可動範囲を図5の「可動範囲2」とする機能)を有する部分である。
図9に、軸受け14とマグネット10の可動範囲の位置関係を示す。コイル2への通電を断ったとき、マグネット10は第1磁極部12a〜12f、第2磁極部13a〜13f双方から磁気的な吸引力を受ける。従って、マグネット10が第1磁極部12a〜12fにくっついたとき、第2磁極部13a〜13fにくっついたとき、それぞれがマグネット10の軸方向安定点となり、その中間地点がマグネット10に働く軸方向の磁力が0になる不安定点である。
従って、図9に示すように、軸受け14(切り欠き部14a)を配置し、マグネット10の可動範囲を不安定点より僅かにz軸方向にずらしておくと、マグネット10には常にz軸正方向(図9の上方向:図8の左方向)に力を受ける。
また、切り欠き部14aにはマグネット10が第1の位置(マクロ位置:図5のθ1)になる角度位置において、逃げ部14bを有する。こうすることにより、マグネット10を第1の位置でz軸正方向に移動可能にできる。その結果、上記実施例1と同じように、第1の位置において、鏡筒6とマグネット10の駆動ピン10aをz軸正方向に一体となって移動させ、マクロ端突き当て部6a1をマクロ端突き当て部5c1’に押し付けることができ、第1の位置から第2の位置(この実施例2では、マクロ位置から標準位置)への駆動に必要な電圧を下げることができる。
以上、マグネット10、コイル2、ボビン11、第1のステータ12、第2のステータ13、軸受け14により、実施例2の駆動装置におけるアクチュエータが構成される。
上記の構成により、アクチュエータの厚さを最小限にしつつ磁極の形成が可能となる。すなわち、上記実施例1のように磁極部を軸方向と平行に延びる凹凸で形成すると、その分アクチュエータは厚くなってしまうが、本実施例2では、半径方向に延出する櫛歯形状により磁極部を形成しているので、ステップモータを構成する駆動装置の回転軸方向と平行方向の寸法を最小限に抑えることができる。つまり、本実施例2では、上記実施例1と比べると半径方向には大きくなってしまうものの、回転軸方向には小さくすることができる。
また、実施例1と同様、コイル2への通電方向を切り換えることにより、レンズ位置を標準、マクロの二つの位置に安定して切り換えることができる。そのときにマクロ位置では位置保持のための高いコギングトルクが不要になり、マクロ位置から標準位置へ切り換える電圧を下げることができ、上記実施例1と同様、省電力の駆動装置とすることができる。
本発明は、レンズをマクロ位置と標準位置に切り換える駆動装置のみならず、広角位置と望遠位置に切り換える駆動装置、収納位置と撮影位置に切り換える駆動装置、シャッタを閉位置と開位置に切り換える駆動装置などに適用することができる。
本発明の実施例1に係わる駆動装置を示す斜視図である。 図1の駆動装置においてマクロ位置(a)、標準位置(b)での断面図である。 図1の駆動装置においてマクロ位置(a)、標準位置(b)における回転軸に垂直な面での断面図である。 本発明の実施例1においてコイルへの通電を断ったときのマクロ位置(a)、標準位置(b)それぞれでの鏡筒保持状態を示す模式図である。 本発明の実施例1においてマグネットにかかるトルクを示す図である。 本発明の実施例1においてマグネットにかかる軸方向の力を示す図である。 本発明の実施例2に係わる駆動装置の分解斜視図である。 図7の駆動装置においてマクロ位置(a)、標準位置(b)における回転軸に垂直な面での断面図である。 本発明の実施例2における軸受けとマグネット可動範囲の位置関係を示す図である。
符号の説明
1,10 マグネット
2 コイル
3,11 ボビン
4 ステータ
4c 磁極連結部
4b4,4b5 回転規制部
5,5’ 地板
5c,5c’回転止め溝
6 鏡筒
6b カム溝
7 レンズ
12 第1のステータ
13 第2のステータ
14 軸受け
14a 切り欠け部
14b 逃げ部
14b1,14b1 回転規制部

Claims (2)

  1. 回転可能なマグネット、コイル及びステータを具備するアクチュエータによって、被駆動部材が一方の突き当て端位置から他方の突き当て端位置まで前記マグネットの軸方向に移動される駆動装置において、
    前記コイルの無通電時における前記被駆動部材の前記一方の突き当て端位置での保持を、前記マグネットと前記ステータとの間の前記軸方向の磁気力によって行い、前記コイルの無通電時における前記被駆動部材の前記他方の突き当て端位置での保持を、前記アクチュエータの回転方向のトルクによって行うことを特徴とする駆動装置。
  2. 回転可能なリング状のマグネット、コイル及び前記マグネットの軸方向に近接して配置されるステータを具備し、前記コイルへの通電方向が切り換えられることにより、前記マグネットが第1の位置と第2の位置のいずれかの回転位置に切り換えられるアクチュエータと、
    前記マグネットが前記第1の位置と前記第2の位置との間の可動範囲において一方の位置から他方の位置へ切り換えられることに伴い、一方の突き当て端位置から他方の突き当て端位置まで前記マグネットの軸方向に移動する被駆動部材と、
    を有する駆動装置において、
    前記第1の位置における前記コイルの無通電時における回転方向のトルクが保持に必要なトルクより小さくなるように前記マグネットの可動範囲を設定すると共に、前記コイルの無通電時に前記被駆動部材を前記マグネットと前記ステータとの間の前記軸方向の磁気力によって前記一方の突き当て端位置に保持することを特徴とする駆動装置。
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