JP2006172884A - 充電装置および充電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリの劣化を的確に判断し、リーダライタを安定的に使用できる充電装置および充電システムを提供すること。
【解決手段】バッテリ20を有するリーダライタ2に設けられたRFIDタグ20aに対する読み書きを行う制御部10、記憶部11、RFID処理部13、アンテナ14と、バッテリ20の充電時にRFIDタグ20aの管理情報を読み込み、管理情報と今回の充電に関する管理情報とを比較し、バッテリ20の劣化を判定する制御を行う制御部10、記憶部11、RFID処理部13、アンテナ14と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、二次電池に充電する充電システムに関し、特に情報端末装置用に好適な充電装置および充電システムに関するものである。
従来、小型のICと無線通信用のアンテナを組み合わせたRFID(Radio Frequency Identification)方式による情報記録、および情報通信が知られている。RFID方式において、リーダライタは、複数のRFIDタグの情報を一括して認識することが可能であること、RFIDタグの情報の書き換えが可能であること、またRFIDタグは、記録できる情報量が64〜数百バイトと多いこと、超小型であること、リーダライタとRFIDタグとの間に障害物があっても通信が可能である等の利点から、流通業界をはじめ様々な業種において、その有益性が注目されている。リーダライタは、利便性と携帯性とを高めるうえで二次電池(バッテリ)を内蔵している。バッテリは主に充電式が用いられ、充電量が減少した場合、バッテリを充電装置(クレードル)に装着して充電量を補充する方式が採られている。リーダライタの使用中にバッテリの充電量が所定量以下に減少すると、送受信中の情報が途中で途切れ、情報管理上重大な問題に至る場合がある。そこで、バッテリの使用状況を記憶してバッテリの充電量の残量を正確に把握する技術が開示されている(特許文献1)。
特開平07−201370号公報
ところで、充電式バッテリは、充放電を繰返すと、劣化段階を経過して寿命が尽きる。したがって、バッテリの劣化段階において、バッテリの交換を行うのが理想であるが、バッテリの寿命は、個々のバッテリの充放電の状況によって異なり、寿命に伴う劣化段階も、個々に異なる。バッテリの劣化を知ることは容易には行えず、劣化に応じて的確にバッテリを交換できず、リーダライタの使い勝手が悪いという問題点があった。
また、複数のリーダライタが使用される環境下において、バッテリの劣化頻度の高低が偏在すると、これに伴ってバッテリ交換を偏在的に行うことになり、全体的にバッテリが不均一に消耗され、非経済的であるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、バッテリの劣化を的確に判断し、リーダライタを安定的に使用できる充電装置および充電システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる充電装置は、二次電池を有する充電対象に設けられた情報媒体に対する読み書きを行う読み書き手段と、前記二次電池の充電時に前記情報媒体に記憶された前記二次電池に関する管理情報を読み込み、該管理情報と今回の充電に関する管理情報とを比較し、前記二次電池の劣化を判定する制御を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる充電装置は、上記の発明において、複数の充電対象の各二次電池毎に該各二次電池の充電に関する履歴情報を記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、前記情報媒体の管理情報、今回の充電に関する管理情報および前記記憶手段に記憶された充電に関する履歴情報をもとに前記二次電池の劣化を判定することを特徴とする。
また、請求項3にかかる充電装置は、上記の発明において、前記二次電池の劣化の判定結果を報知出力する報知手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項4にかかる充電装置は、上記の発明において、前記制御手段は、充電にかかる充電時間の長短および/または充電開始時の充電前電圧の高低をもとに前記二次電池の劣化を判定することを特徴とする。
また、請求項5にかかる充電システムは、上記の発明において、請求項1〜4のいずれか一つに記載の充電装置と、前記二次電池に前記情報媒体を設け、該二次電池を用いて各種情報端末機能を駆動する情報端末装置と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項6にかかる充電システムは、上記の発明において、前記情報端末装置の筐体に前記情報媒体を設けたことを特徴とする。
また、請求項7にかかる充電システムは、上記の発明において、前記充電装置に接続され、前記制御手段による劣化の判定結果を保持し、この判定結果をもとに各二次電池の運用を管理する管理手段を有したホストコンピュータを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる充電装置および充電システムは、情報端末装置に用いられるバッテリの充電に関する管理情報を記憶する情報媒体であるRFIDタグを情報端末装置に備え、バッテリの劣化を的確に判断し、リーダライタを安定的に使用できるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる充電装置および充電システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、充電システム100の概要構成を示すブロック図であり、図2は、図1に示したリーダライタ2の詳細を示す機能ブロック図であり、また、図3は、充電システム100の外観を示す外観図である。図1において、充電システム100は、クレードル1と、複数のクレードル1a,1b,1cと、リーダライタ2と、ホストコンピュータ3と、ACアダプタ4とを有し、ACアダプタ4は、交流電源5と接続する。
クレードル1は、制御部10と、記憶部11と、充電部12と、RFID処理部13と、アンテナ14と、パネル表示部15と、スピーカ16とを有している。さらに制御部10は、充電処理部10aと、充電管理部10bと、劣化判断部10cとを有し、これらを制御している。また記憶部11は、管理情報11aを格納している。リーダライタ2は、バッテリ20を有し、バッテリ20は、RFIDタグ20aを貼付などの方法を用いて固定している。また、ホストコンピュータ3は、管理部3aを有し、複数のクレードル1a,1b,1cを接続している。ACアダプタ4は、交流電源5と接続し、クレードル1にリーダライタ2が装着されると、クレードル1を介してバッテリ20に直流電気を供給する。
クレードル1において、制御部10内の充電処理部10aは、バッテリ20の充電前の電圧、充電時間、充電後の電圧等の計測を、充電部12を介して行い、充電に関する情報を管理情報として充電管理部10bに出力する。充電管理部10bは、管理情報が入力されると、管理情報を記憶部11と劣化判断部10cとに出力する。劣化判断部10cは、充電管理部10bから入力された今回の管理情報とRFIDタグ20aから入力された前回の管理情報とから所定の項目を抽出して比較し、バッテリ20の劣化を判断する。
記憶部11は、充電管理部10bから管理情報が入力されるとバッテリごとに管理履歴情報11aとして格納する。そして、制御部10の指示によって管理履歴情報11aからバッテリごとの管理情報を充電管理部10bに出力する。
充電部12は、制御部10の制御のもと、バッテリ20の着脱を検知し、バッテリ20に対して充電を行うとともに、バッテリ20の電圧等の計測を行い、管理情報を充電処理部10aに出力する。
RFID処理部13は、アンテナ14を接続し、制御部10の制御のもと、アンテナ14を介してRFIDタグ20aに記憶されている前回の充電に関する管理情報を読込むとともに、上述した充電管理部10bの今回の充電に関する管理情報をアンテナ14を介して書込む。
パネル表示部15は、制御部10の制御のもと、劣化判断部10cが行った結果を光信号、文字表示等によって表示する。スピーカ16は、制御部10の制御のもと、劣化判断部10cが行った結果を音声出力する。この音声出力は、ブザー音、バッテリ20が劣化した旨を伝える音声を含む。
まず、クレードル1にリーダライタ2が装着されると、充電部12は、これを検知して制御部10に通知する。制御部10は、この通知を受けると、充電処理部10aに対して、たとえばバッテリ20の電圧、抵抗等を計測させ、バッテリ20が充電に必要な所定の要件を満たしているか否かを判断する。バッテリ20がこの所定の要件を満たしていると判断されると、制御部10は、RFID処理部13とアンテナ14とを介してRFIDタグ20aに記憶されている前回の管理情報を読込み、前回の管理情報を劣化判断部10cに出力する。
つぎに、充電部12は、制御部10の制御のもと、バッテリ20に対して充電を開始する。充電が開始されると、充電処理部10aは、たとえば、充電の時間に関する日時情報、充電の電気的な値に関する電気情報等の今回の充電に関する管理情報を収集する。充電処理部10aは、バッテリ20が所定の条件を満足すると、充電を終了する。充電処理部10aは、充電が終了すると、今回収集した管理情報を充電管理部10bに出力する。充電管理部10bは、今回の管理情報を記憶部11に記憶させるとともに劣化判断部10cに出力する。記憶部11は、今回の管理情報を管理履歴情報11aとして格納し、制御部10は、今回の管理情報をRFID処理部13とアンテナ14とを介してRFIDタグ20aに書込む。
劣化判断部10cは、前回の管理情報と今回の管理情報とを比較してバッテリ20の劣化を判断し、結果をパネル表示部15、スピーカ16に出力表示および音声出力するとともに、ホストコンピュータ3に出力する。
ホストコンピュータ3は、判断の結果を保管するとともに、管理部3aは、クレードル1,1a,1b,1cから入力された判断の結果を比較分析し、複数のバッテリの劣化状況を把握する。そして、この結果をもとに複数のバッテリにおいて、劣化の偏在が生じないように速やかにバッテリのローテーションを行う指示を各クレードル1,1a,1b,1cに出力する。
つぎに、リーダライタ2の詳細について図2を参照して説明する。図2は、リーダライタ2の概要構成を示すブロック図である。リーダライタ2は、照明部21と、撮像部22と、音声入出力部23と、光学読取処理部24と、表示部25と、カードインターフェース27と、外部通信部28と、入力部29と、無線部30と、メモリ31と、RFID処理部13と、制御部26と、バッテリ20とを有する。照明部21と、撮像部22と、音声入出力部23と、光学読取処理部24と、表示部25と、カードインターフェース27と、外部通信部28と、入力部29と、無線部30と、メモリ31、およびRFID処理部13は、制御部26に電気的に接続され、アンテナ14はRFID処理部13に電気的に接続されている。また、制御部26は、照明部21、撮像部22、音声入出力部23、光学読取処理部24、表示部25、カードインターフェース27、外部通信部28、入力部29、無線部30、メモリ31、およびRFID処理部13を制御する。バッテリ20は、リーダライタ2の各部に電気を供給し、各部を機能させるとともに充電に関連した管理情報を記憶するRFIDタグ20aを添付している。
入力部29は、外部情報記憶媒体に記憶された情報を読取る処理(情報読取処理)を指示する指示情報(読取指示情報)、外部情報記憶媒体に書込む情報(書込情報)と該外部情報記憶媒体に該書込情報を書込む処理(情報書込処理)を指示する指示情報とを含む書込指示情報、また外部の光学情報記憶媒体の情報を読取る処理(光学情報読取処理)を指示する指示情報(光学読取指示情報)を入力する複数の操作ボタン(図示せず)有し、リーダライタ2の装置筐体に配置される。
外部通信部28は、RS232C、USB、またはIEEE1394等の外部インターフェース、あるいはIrDA規格に準拠した赤外線通信インターフェース等を有し、外部のホストシステム(図示せず)、またはプリンタ等の周辺機器(図示せず)に対して情報通信を行う。
カードインターフェース27は、操作者がカードインターフェース27に着脱自在に挿入した記憶媒体32に対し、制御部26の制御のもと、制御部26から入力された情報を記憶するよう機能する。また、カードインターフェース27は、制御部26の制御のもと、この記憶媒体32に記憶された情報を読取るように機能する。
アンテナ14は、アルミニウム、チタン−ニッケル合金、銅合金等の金属を絶縁シートに螺旋状のループ状にプリントしたものであり、RFID処理部13の制御のもと、所定の交信領域内に存在するRFIDタグと所定の電波を送受信するように機能する。
RFID処理部13は、制御部26の制御のもと、アンテナ14に電気信号を送出してアンテナ14から所定の電波を出力させるように機能する。この場合、RFID処理部13は、制御部26の制御のもと、アンテナ14に送出する電気信号を制御してアンテナ14から所定の電波を出力させ、所望の無線通信を行う。
照明部21は、光学情報記憶媒体に対し赤外光、または可視光を投光する半導体レーザ素子、または発光ダイオード等の光源を有し、制御部26の制御のもと、光学情報記憶媒体に対して投光する。
光学読取処理部24は、フォトダイオード等の受光素子を有し、制御部26の制御のもと、光学情報記憶媒体からの反射光をもとに光学情報記憶媒体の情報を読取り、読取った情報を制御部26に送出する。また、撮像部22は、CCD、またはCMOS等のイメージセンサを有し、制御部26の制御のもと、光学情報記憶媒体の画像を撮像し、撮像した画像を制御部26に送出する。
表示部25は、LCD、または有機ELパネル等の薄型ディスプレイ等の表示素子を有し、制御部26の制御のもと、光学読取処理部24によって読取られた読取り情報、撮像部22によって撮像された画像、または入力部29によって送出された書込指示を含む書込み情報等を表示出力する。
音声入出力部23は、マイクロフォンおよびスピーカを有し、制御部26の制御のもと、外部からの音声情報を入力するとともに、入力した音声情報を制御部26に送出する。また、音声入出力部23は、制御部26の制御のもと、制御部26から入力された音声情報を外部に出力する。
制御部26は、メモリ31を有する。メモリ31は、処理プログラム等の各種データが予め記録されたROMと、各種演算パラメータ、外部情報記憶媒体、または光学情報記憶媒体から読取られた各種情報、書込み情報、あるいは音声情報等を記憶するRAMとを有している。制御部26は、メモリ31に記録された処理プログラムを実行するCPUによって実現される。
無線部30は、無線LAN機能を有し、制御部26の制御のもと、他のリーダライタと交信を行い、互いのカードインターフェース27に記録されている各種読取り情報、あるいは書込み情報を交換し、あるいは収集できるようにしている。また、交信によって、新しいパラメータの設定を行い、あるいは新規のデータ入力を行い、所定の領域内での情報交換を容易にできるようにしている。
上述したように、制御部26は、各構成部位の各処理または各動作を制御する。この場合、制御部26は、これらの各構成部位に入出力される情報について所定の入出力制御を行い、かつこの情報に対して所定の情報処理を行う。なお、制御部26は、外部通信部28を介して、ホストシステムと接続し、RFID処理部13または光学読取処理部24から入力された情報をこのホストシステムに送出し、ホストシステムによって情報処理がなされた指示情報を受信し、指示情報をもとに処理するようにしてもよい。
バッテリ20は、リーダライタ2の筐体内部に装填され、電気的配線によって、各部位に電気的に接続され、各構成部位が各処理または各動作を行うための電力を供給する。また、バッテリ20は、主に充電式が用いられ、充電によって減少した蓄電量が補充されるようになっている。
つぎに図3を参照してこの充電システム100の外観を説明する。図3は、この充電システム100の外観を示す外観図である。リーダライタ2は、バッテリ20を内蔵し、バッテリ20の表面にはRFIDタグ20aが固定されている。クレードル1は、リーダライタ2がクレードル1の装着口に挿入されると、クレードル1に備えられたターミナルスロット(図示せず)とバッテリ20の充電端子(図示せず)とが電気的に接続され、リーダライタ2からバッテリ20を取外すことなくバッテリ20に充電を行うことができるようになっている。パネル表示部15とスピーカ16とは、クレードル1の表面に配置され、アンテナ14は、バッテリ20が固定するRFIDタグ20aに対応した位置に配置されている。つまり、リーダライタ2の使用者は、バッテリ20の充電を行うと、パネル表示部15、スピーカ16によってバッテリ20の劣化を知ることができるとともに、ホストコンピュータ3からの指示も知ることができる。
つぎに、図4に記憶部11が格納する管理履歴情報11aの内容を例示する。図4に示すように、管理履歴情報11aは、バッテリごとに管理情報をまとめたものであり、バッテリを識別する「バッテリID」、充電を開始した日時である「充電開始日時」、充電を終了した日時である「充電終了日時」、充電に要した時間である「充電時間」、充電の開始前のバッテリの電圧である「充電前電圧」、充電の終了時のバッテリの電圧である「充電後電圧」、バッテリに対して何回充電を行ったかを示す「充電回数」、バッテリを使用しているリーダライタを識別する「装置ID」、バッテリの積算の使用時間である「積算使用時間」を記載している。
つぎに、図5に示すフローチャートを参照してクレードル1がバッテリ20の劣化判断を行う動作を説明する。まず、制御部10は、クレードル1にリーダライタ2が装着されると、充電処理部10aを介してバッテリ20に対して所定の項目をチェックして充電を開始するか否かを判断し(ステップS101)、チェックした項目が所定の要件を充足していれば、充電を行うと判断する(ステップS101,Yes)。制御部10は、RFID処理部13とアンテナ14とを介してRFIDタグ20aに記憶されている前回の管理情報を読込み(ステップS102)、前回の管理情報を劣化判断部10cに出力する。
つぎに、充電処理部10aは、充電部12を介してバッテリ20に充電処理を行い(ステップS103)、バッテリ20が所定の条件を充足しているか否かを判断し、充電終了の判断を行う(ステップS104)。充電処理部10aは、バッテリ20が所定の条件を充足している場合、充電終了と判断し(ステップS104,Yes)、充電を終了する。充電処理部10aは、充電が終了すると、今回の管理情報を充電管理部10bに出力し、充電管理部10bは、今回の管理情報を記憶部11と劣化判断部10cとに出力する。制御部10は、充電管理部10bが入力した今回の管理情報をRFID処理部13とアンテナ14とを介してRFIDタグ20aに書込む(ステップS105)。
劣化判断部10cは、前回の管理情報から前回の充電時間を抽出し、今回の管理情報から今回の充電時間を抽出して比較する(ステップS106)。劣化判断部10cは、今回の充電時間が前回の充電時間に比して多大でないと判断した場合(ステップS106,No)、バッテリ20は正常であると判定し(ステップS107)、今回の充電時間が前回の充電時間に比して多大であると判断した場合(ステップS106,Yes)、バッテリ20は劣化していると判定する(ステップS108)。制御部10は、劣化判断部10cの判断結果である判定をパネル表示部15とスピーカ16とホストコンピュータ3とに対して出力処理を行う(ステップS109)。
この実施の形態1では、クレードル1は、バッテリ20の充電時にRFIDタグ20aに記憶された前回の管理情報を読込み、前回の管理情報と今回の充電によって収集された今回の管理情報とを比較してバッテリ20の劣化の判断を行うようにしている。そのため、リーダライタ2の使用者は、バッテリ20の充電時にバッテリ20の劣化の状態を的確に知ることができ、バッテリ20の交換を滞りなく行える。
また、クレードル1は、バッテリ20の前回の管理情報と今回の管理情報とを比較してバッテリ20の劣化の判断を行っているため、バッテリ20固有の劣化特性を把握することができ、バッテリ20に対して劣化の判断が正確に行える。
また、ホストコンピュータ3は、複数のクレードル1a,1b,1cを接続することによって、所定の領域内で使用されているバッテリの劣化頻度を把握することができる。バッテリの劣化頻度が把握できると、所定領域全体のバッテリの劣化頻度が偏在しないローテーションを行うことができる。
なお、この実施の形態1では、バッテリ20が正常である場合、出力処理を行うようにしていたが、正常表示を行わないようにしてもよい。また、バッテリ20が劣化している場合、たとえばパネル表示部15に代えてLCDが「要バッテリ交換」というメッセージを表示し、あるいはスピーカ16がバッテリ20が劣化している旨を音声出力し、積極的にバッテリ20交換を促すようにしてもよい。
つぎに、この実施の形態1の変形例を説明する。実施の形態1では、劣化判断部10cは、前回の充電時間と今回の充電時時間とを比較判断していたが、この変形例では、判断部10cは、前回の充電時の充電前に計測された充電前電圧と今回の充電時の充電前に計測された充電前電圧とを比較判断するようにしている。
この実施の形態1の変形例について、図6に示すフローチャートを参照してクレードル1がバッテリ20の劣化判断を行う動作を説明する。まず、制御部10は、クレードル1にリーダライタ2が装着されると、充電処理部10aを介してバッテリ20に対して所定の項目をチェックして充電を開始するか否かを判断し(ステップS201)、チェックした項目が所定の要件を充足していれば、充電を行うと判断する(ステップS201,Yes)。制御部10は、RFID処理部13とアンテナ14とを介してRFIDタグ20aに記憶されている前回の管理情報を読込み(ステップS202)、前回の管理情報を劣化判断部10cに出力する。
つぎに、充電処理部10aは、充電部12を介してバッテリ20に充電処理を行い(ステップS203)、バッテリ20が所定の条件を充足しているか否かを判断し、充電終了の判断を行う(ステップS204)。充電処理部10aは、バッテリ20が所定の条件を充足している場合、充電終了と判断し(ステップS204,Yes)、充電を終了する。充電処理部10aは、充電が終了すると、今回の管理情報を充電管理部10bに出力し、充電管理部10bは、今回の管理情報を記憶部11と劣化判断部10cとに出力する。制御部10は、充電管理部10bが入力した今回の管理情報をRFID処理部13とアンテナ14とを介してRFIDタグ20aに書込む(ステップS205)。
劣化判断部10cは、前回の管理情報から前回の充電前電圧を抽出し、今回の管理情報から今回の充電前電圧を抽出して比較する(ステップS206)。劣化判断部10cは、今回の充電前電圧が前回の充電前電圧に比して多大でないと判断した場合(ステップS206,No)、バッテリ20は正常であると判定し(ステップS207)、今回の充電前電圧が前回の充電前電圧に比して多大であると判断した場合(ステップS206,Yes)、バッテリ20は劣化していると判定する(ステップS208)。制御部10は、劣化判断部10cの判断結果である判定をパネル表示部15とスピーカ16とホストコンピュータ3とに対して出力処理を行う(ステップS209)。
なお、この実施の形態1の変形例では、充電前電圧を比較してバッテリ20の劣化の判断を行うようにしていたが、充電時間と充電前電圧とを組み合わせて劣化の判断を行うようにしてもよいし、管理情報から他の項目を抽出して比較を行い劣化の判断を行うようにしてもよい。
(実施の形態2)
つぎに、この実施の形態2について説明する。実施の形態1では、バッテリ20にRFIDタグ20aを固定し、バッテリ20を個別に管理するようにしていたが、この実施の形態2では、リーダライタにRFIDタグを固定し、リーダライタとバッテリとを一体化して管理するようにしている。
図7は、この発明の実施の形態2である充電システム200の概要構成を示すブロック図であり、図8は、この充電システム200の外観を示す外観図である。この実施の形態2において、バッテリ20Aの管理情報を記憶するRFIDタグ20bは、リーダライタ2Aの筐体に貼付などの方法によって固定され、リーダライタ2Aがクレードル1Aに装着されると、クレードル1Aのアンテナ14AとRFIDタグ20bとが対応した位置になる。なお、図7において、図1と同一の構成部分については同一の符号を付し、また、図8において、図3と同一の構成部分については同一の符号を付している。
図7に示すように、リーダライタ2Aは、バッテリ20Aを内蔵しているが、RFIDタグ20bは、バッテリ20Aに固定されずリーダライタ2Aの筐体に固定されている。
また、図8に示すように、リーダライタ2Aがクレードル1Aに装着されると、アンテナ14AとRFIDタグ20bとは、接近して対面した位置関係になり、RFID処理部13は、アンテナ14Aを介して良好な状態でRFIDタグ20bに対して管理情報の読込みと書込みとが行えるようになる。
クレードル1Aは、リーダライタ2Aが装着されると、RFIDタグ20bに記憶されるバッテリ20Aの前回の管理情報を読込み、今回の充電を行い、今回の管理情報をRFIDタグ20bに書込む。また、クレードル1Aは、前回の管理情報と今回の管理情報とをもとに所定の項目を抽出して比較し、バッテリ20Aの劣化の判断を行い、この判断結果である判定を、パネル表示部15、スピーカ16、ホストコンピュータ3に出力処理を行う。ホストコンピュータ3は、複数のクレードル1A,1a,1b,1cから入力した判断結果をもとに、バッテリの劣化頻度が偏在しないように複数のリーダライタにローテーションを指示する。
この実施の形態2では、リーダライタ2Aの筐体にバッテリ20Aの充電に関する情報を記憶するRFIDタグ2bを固定しているため、クレードル1Aは、リーダライタ2Aとバッテリ20Aとを一体化して扱うことができる。つまり、バッテリ20Aの劣化の判断を行うことは、バッテリ20Aを使用しているリーダライタ2Aの使用頻度、使用環境等が加味されることとなり、ホストコンピュータ3は、容易に複数のリーダライタのローテーションを行うことができる。
なお、この実施の形態2では、RFIDタグ20bをリーダライタ2Aの筐体に固定するようにしていたが、リーダライタ2A内部の他の部位に固定するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態1,2では、クレードル1,1Aが記憶部11と劣化判断部10cとを備え、管理情報から所定の項目を抽出して比較を行うようにしていたが、ホストコンピュータ3が管理情報を格納するデータベースを備え、ホストコンピュータ3が劣化の判断を行うようにしてもよい。このようにすれば、多くの判断材料と多くの判断基準とによって劣化の判断が行える一方、クレードル1,1Aは、構成を簡素化でき、かつ安価に製造することができる。
また、上述の実施の形態1,2では、情報端末装置をリーダライタとして説明したが、バッテリを内蔵する携帯電話、携帯式PC等の装置であってもよい。
この発明の実施の形態1にかかる充電システムを示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1にかかるリーダライタを示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1にかかる充電システムを示す外観図である。 この発明の実施の形態1にかかる管理履歴情報の例を示す図である。 この発明の実施の形態1にかかる劣化の判断の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1の変形例である劣化の判断の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2にかかる充電システムを示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態2にかかる充電システムを示す外観図である。
符号の説明
1,1A,1a,1b,1c クレードル
2,2A リーダライタ
3 ホストコンピュータ
3a 管理部
4 ACアダプタ
5 交流電源
10,10A,26 制御部
10a 充電処理部
10b 充電管理部
10c 劣化判断部
11 記憶部
11a 管理履歴情報
12 充電部
13 RFID処理部
14,14A アンテナ
15 パネル表示部
16 スピーカ
20,20A バッテリ
20a,20b RFIDタグ
21 照明部
22 撮像部
23 音声入出力部
24 光学読取処理部
25 表示部
27 カードインターフェース
28 外部通信部
29 入力部
30 無線部
31 メモリ
32 記憶媒体
100,200 充電システム

Claims (7)

  1. 二次電池を有する充電対象に設けられた情報媒体に対する読み書きを行う読み書き手段と、
    前記二次電池の充電時に前記情報媒体に記憶された前記二次電池に関する管理情報を読み込み、該管理情報と今回の充電に関する管理情報とを比較し、前記二次電池の劣化を判定する制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする充電装置。
  2. 複数の充電対象の各二次電池毎に該各二次電池の充電に関する履歴情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記情報媒体の管理情報、今回の充電に関する管理情報および前記記憶手段に記憶された充電に関する履歴情報をもとに前記二次電池の劣化を判定することを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記二次電池の劣化の判定結果を報知出力する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の充電装置。
  4. 前記制御手段は、充電にかかる充電時間の長短および/または充電開始時の充電前電圧の高低をもとに前記二次電池の劣化を判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の充電装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の充電装置と、
    前記二次電池に前記情報媒体を設け、該二次電池を用いて各種情報端末機能を駆動する情報端末装置と、
    を備えたことを特徴とする充電システム。
  6. 前記情報端末装置の筐体に前記情報媒体を設けたことを特徴とする請求項5に記載の充電システム。
  7. 前記充電装置に接続され、前記制御手段による劣化の判定結果を保持し、この判定結果をもとに各二次電池の運用を管理する管理手段を有したホストコンピュータを備えたことを特徴とする請求項5または6に記載の充電システム。
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