JP2006172153A - 生体認証機能付き電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子機器の種々の処理に関連して、生体認証を利用した便利な機能を提供する。
【解決手段】 入力部42から入力された生体認証に基づいて登録された指紋認証情報と、電子機器の機能制限に関する機能制限情報又は電子機器の機能の許可に関する機能許可情報との少なくともいずれか一方と、が認証された生体毎に関連付けられた指紋認証フォルダを作成する指紋認証フォルダ作成部24と、生体認証フォルダを記憶する記憶部30と、を有している。指紋認証情報とともに電子機器の機能に基づく処理要求が入力部42から入力された場合に、指紋情報を検索キーとして指紋情報と関連する指紋認証フォルダを記憶部30から読み出し、検索された指紋認証フォルダ内の機能制限情報又は前記機能許可情報に基づく電子機器の制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生体認証機能付き電子機器に関し、特に、指紋認証機能付き記録/再生装置に関する。
近年、ハードディスクや光学ディスクの大容量化と、コンテンツの高品質化への要求に伴う大容量化と、を受けて、様々なコンテンツや機能を有する電子機器が登場してきている。さらに、電子データを取り扱うため、漏洩、改竄、不正コピーに関する対策が必要になる。
電子データ記録再生装置において、1チップLSIからなる生体認証部と制御部とを設け、ユーザ本人の指紋であると確認された場合には、生体情報認証部から指紋の一致を示す認証結果が出力され、制御部から記録再生許可が記録再生部へ出力される。これにより、記録再生部では、記録部による外部入力情報の記録、あるいは再生部による外部出力情報の再生が行われる。また、ユーザ本人の指紋が確認されなかった場合は、生体情報認証部から不一致を示す認証結果が出力され、制御部から記録再生許可が出力され、制御部からの記録再生許可が出力されない。これにより、記録再生部での記録再生が禁止される。これにより、認証されたユーザ本人だけが電子データの記録/再生を行うことができる。従って、他人による電子データの漏洩、改竄、不正コピーを防止しセキュリティーレベルを高めることができる(特許文献1参照)。
特開2002−314531号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、1チップLSIからなる生体認証部と制御部を設けることで、認証された本人だけが電子データの記録/再生を行うことができる旨を開示しているものの、特許文献1は1人のユーザが装置を使用することを想定している。
しかしながら、記録/再生装置などの電子機器は、多数のユーザが使用するケースが多く、また、データの記録/再生のみでなくバラエティーに富んだ操作や処理がある。
本発明は、電子機器の種々の処理に関連して、生体認証を利用した便利な機能を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、入力部から入力された生体認証に基づいて登録された生体情報と、電子機器の機能制限に関する機能制限情報又は電子機器の機能の許可に関する機能許可情報との少なくともいずれか一方と、が認証された生体毎に関連付けられた生体認証フォルダを作成する生体認証フォルダ作成部を有していることを特徴とする。この生体認証フォルダはメモリに記憶されており、前記生体情報とともに電子機器の機能に基づく処理要求が前記入力部から入力された場合には、前記生体情報を検索キーとして該生体情報と関連する生体認証フォルダを前記記憶部から読み出し、検索された該生体認証フォルダ内の前記機能制限情報又は前記機能許可情報に基づいて電子機器の制御を行うことになる。
電子機器として記録再生機器を、生体認証として指紋認証を例にして以下に制御の例について説明する。
1)指紋認証機能により登録されたユーザのみに電子機器の電源オンを許可する。
2)指紋認証機能により登録された人が電源を入れることにより、その人にしか見えないタイトルを作成することが出来る。
3)指紋認証機能により登録された人が電源を入れることにより、その人にしか見えないコンテンツ格納フォルダを作成することが出来る。
4)指紋認証機能により登録された人が電源を入れることにより、その人にしか見えない予約情報を作成することが出来る。
5)指紋認証機能により登録された人が電源を入れることにより、その人にしか使用出来ない記録再生領域を割り当てることが出来る。
6)指紋認証機能により登録された人が電源を入れることにより、使用ファイル領域のうち、その人にしか消去出来ない(誤って他の人に上書き消去されない)ファイル領域を設けることが出来る。
7)指紋認証機能により登録された人が電源を入れることにより、本体機器に接続されているインターフェイス機器(他の使用機器)のうち使用可能な機器を特定して使用することが出来る。
8)指紋認証機能により登録された人が電源を入れることにより、本体機器のスタートメニューの種類(数)を変更し使用者のレベルに応じて使いたい機能に絞り込んで使用することが出来る。
9)指紋認証機能により登録された人が電源を入れることにより、その人固有の設定を作成することが出来る。
10)上記2)、3)において、タイトルやフォルダがただ一人ではなく別の登録された人も見ることが出来る、例えば、R-15指定のタイトルを父親が録画を行い、両親のいずれもこのタイトルを見ることが出来るが、子供には見ることが出来ないように設定を行うこともできる。
11)指紋認証機能により登録されたユーザIDに基づいて、その機器の所有者がわかるため、紛失又は盗難時に持ち主を特定できる。
12)上記指紋認証機構がOCRの機能も有しており、OCR機能により番組識別情報であるGコード(登録商標)を新聞や雑誌から読み取り予約情報に変換して予約の登録が出来る。
13)OCR機能により新聞や雑誌から番組情報を読み取り予約のタイトル情報に出来る。
14)OCR機能により新聞や雑誌から番組情報を読み取り録画したタイトル情報に出来る。
本発明の電子機器によれば、指紋認証に基づいて作成された指紋別フォルダに、機器の処理に関する種々の条件を指紋認証により特定されるユーザ毎に設定することができるため、ユーザそれぞれの事情に応じて処理に関する制限や許可を設定することができる。また、記録・作成したコンテンツも、上記フォルダの下層ファイル又はフォルダとして又は上記フォルダと関連付けておくことで、コンテンツの処理に関するユーザ毎の制限等を設定することも簡単になる。合わせて、ユーザ毎のフォルダを作成し、これにアクセスするためには生体認証が必要となるため、制限情報などの漏洩を防止できるという利点もある。
以下、本発明の第1の実施の形態による記録再生装置について図面を参照しつつ説明を行う。図1は、本実施の形態による記録および/または再生を行う記録再生装置を含む記録再生システムの構成例を示す機能ブロック図である。図2は、記録再生装置の操作部を形成するリモートコントロール装置(以下、「リモコン装置」と称する。)の操作系を示す図である。図3は、本実施の形態による指紋−操作関連付けフォルダの作成処理のうち初回登録時の処理の流れを示すフローチャート図である。図4は、指紋フォルダのデータ構造を示す図である。図5は、図3に関連し、次回以降の処理の流れを示すフローチャート図である。図6は、機能制限解除又は特定機能許可の処理の流れを示すフローチャート図である。図7は、ユーザが登録した登録リストの構成例を示す図である。図8は、インターフェイス機器の関連リストの構成例を示す図である。図9(A)から(C)までは、ユーザ別に提供されるユーザインターフェイスの構成例を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態による記録再生システムAは、記録再生装置20と、記録再生装置20のインターフェイス部に接続されるアンテナ部21と、ネットワーク41と、操作部/指紋認証部を構成するリモコン42と、DVD又はBD(ブルーレイディスク)を含む記録用光ディスク48と、音声出力用スピーカ43と、液晶モニタや液晶TVなどの液晶表示装置44と、有している。記録再生装置20は、アンテナ部21からの放送信号を選局するチューナ22と、ネットワーク41を介して他の機器との間で電子データのやり取りを行うネットワークI/F部27と、リモコン装置42からの信号を受けて装置20の電源をオンオフ制御する電源SW部28a及びリモコン42からの操作を行うための入力信号を受ける入力部28bと、外部記憶媒体である光ディスク48を載せて駆動する外部記憶媒体I/F部29と、例えば大容量HDDからなる記憶部30と、全体を制御するCPU31と、RAM/ROMを含むメモリ32と、信号の通路を形成するバスライン33と、コンテンツをエンコードするエンコード部25と、コンテンツをデコードするデコード部23と、信号を出力する際の制御を行う出力制御部26と、指紋認証に関連するフォルダを作成する指紋認証フォルダ作成部24と、を有している。
図2に示すように、リモコン装置42は、種々の操作を行う操作部の他に、例えば、リモコン装置42の下端部に設けられた指紋認証機能46aを有するインターフェイス46を有している。指紋認証インターフェイス46は、携帯電話機などにも用いられる公知の指紋認証を用いることができる。指紋認証機構46aをリモコン側ではなく記録再生装置20側に設けても良い。
図3に示すように、本実施の形態による指紋認証機構46aを利用した指紋別フォルダの作成処理は、まず開始(start)すると(ステップS1)、ステップS2において指紋認証機構46aにより操作者であるユーザの指紋を読みとり、ステップS3で指紋認識が成功したか否かを判断する(ステップS3)。
指紋認識が失敗した場合には(No)、ステップS2に戻り、指紋認識を再度行う。例えば、数回この処理を繰り返しても成功しない場合には、処理を終了するようにしても良い。指紋認識が成功した場合には(Yes)、ステップS4に進み認識された指紋が新規登録されるものであるかどうか、例えば記憶部30内に記録されている既登録の指紋とを比較することにより判断する。既登録の指紋と同じ場合には、図5のステップS11に進む。新規の指紋である場合(Yes)には、ステップS5に進み、認識された新規指紋に対して新しいユーザIDを発行する(ステップS5)。次いで、ステップS6において、新規指紋パターンと新規ユーザIDとを関連付けして格納する。この際、新規指紋別フォルダを作成する(図4参照)。これにより新規指紋登録処理を終了する(ステップS7:end)。
図4に示すように、本実施の形態による指紋別フォルダ(1)は、指紋パターンA、指紋パターンAと対応するユニークなユーザID(指紋パターンAはユーザID:A11)と関連付けされている。指紋別フォルダ(2)において、指紋パターンBはユーザID:A12と関連付けされている。かかるフォルダを指紋パターン毎に作成することにより、指紋認証により例えば記録再生装置の電源をONできるユーザを指紋別フォルダ毎に登録することができる。さらに詳細に説明すると、指紋別フォルダ(1)に登録されているユーザID:A11のユーザは、以下に説明するように、機能制限種別データと、インターフェイス機器データと、タイトル・フォルダ再生許可データと、を含む機器の機能やコンテンツの処理の関するデータを有している。さらに、機能制限種別データは、操作制限フラグと閲覧制限フラグと、を含む制限の有無に関するデータを有するというように、指紋別フォルダは階層構造を有している。
図5に示すように、図3において新規登録された以降の処理においては、まず処理が開始されると(ステップS11)、ステップS12において指紋認識機能による読みとり処理を行う。ステップS13において指紋認識が成功するとステップS14に進み、失敗するとステップS12に戻る。ステップS14において、認識された指紋パターンが新規である場合(Yes)には、ステップS1(図3)に進む。ステップS14において、認識された指紋パターンが新規でない場合(No)は、ステップS15に進み、認識された既登録指紋を検索キーとして用いてユーザIDを検索し、このユーザIDを有する指紋別フォルダを検索する(ステップS16)。ステップS17において、ステップS16において検索された指紋別フォルダにユーザの操作に基づく新たなデータファイル等を追加したり、ファイルを修正又は削除したりする。次いで、ステップS18において、処理を終了する(end)。このようにして、指紋別フォルダが作成され、フォルダ内のデータ構造が追加・修正されていく。
図6から図9までに示すように、より具体的な処理としては、まず、ステップS21からステップS24までは、図5に示す処理と同じであり、ステップS24において登録済みの指紋パターンであると判断されると(Yes)、ステップS26に進み、指紋パターンをキーにしてユーザIDを検索し、次いで指紋別フォルダを検索する。ステップS27において、指紋別フォルダ内のデータ構造に基づいて、記憶再生機器の機能制限解除又は特定機能許可の命令をCPU31(図1)から出す。この状態において、ステップS28においてリモコン装置42(図1)からの操作キーに基づく指令を受け付け、処理を終了する(end:ステップS29)。
図7に示すように、ユーザID(A11からC12まで)と対応しているそれぞれの指紋別フォルダにおいて、フラグにより機能制限種別毎に制限の有無が指定されている。例えば、ユーザIDがA11である指紋別フォルダには、操作制限フラグと、閲覧制限付きタイトル作成フラグと、閲覧制限付きコンテンツ作成フラグと、閲覧制限付き予約情報作成フラグと、データ消去制限付きファイル領域作成フラグと、をそれぞれ記憶する領域が設けられている。ユーザにより、それぞれ異なる種々の制限が付されていることがわかる。尚、この制限は、基本的には、記録再生装置の管理者(例えば、一家の父母や企業の所属長など)が、ユーザ(家族やグループ内の人)毎の事情を加味して付すのが一般的である。すなわち、管理者が、まず指紋別フォルダに図7に示すようなユーザID毎の制限フラグを付していく。その後にユーザが指紋認証を経て本実施の形態による記録再生装置にログインすると、管理者によって付された制限に基づいた処理が行われることになる。すなわち、ユーザがある処理を行う場合に、上記ユーザ毎の制限を受けることになる。
図8は、記録再生装置のインターフェイスに外付けされる外部機器群の機器IDと、ユーザIDとの関係を示す図である。図8に示すように、外部機器群の機器IDは、X123、X154、Y1215、Z457であり、指紋別フォルダのユーザIDがA11とA12とに関して、ユーザ毎に外部機器を使用可能(フラグが“1”)であるか使用が不可能(フラグが“0”)であるかを指定することができる。これにより、記憶再生装置のみでなくそれに接続可能な外部機器の使用制限に関しても、設定が可能になる。
図9は、記録再生装置のメニュー画面(例えばGUI)の例を示す図である。図9(A)に示すように、例えば、ユーザA11が自己の指紋認証によりログインすると、ユーザA11用のGUIが表示される。ユーザA11には、図7、図8に示すように機能制限がなく、1.操作メニュー、2.タイトル作成メニュー、3.コンテンツ作成メニュー、4.予約情報作成メニュー、5.接続機器操作メニューの全てのメニューが表示されている。図9(B),(C)に示すように、ユーザB11はユーザA11よりも制限が多いため、表示されるメニューも少なくなっている。ユーザC11は、例えば小さい子供であり、リモコンスイッチを押すことはできても、親A11の許可がない場合には次の操作を行うことができないようになっている。
図10は、図9に示すメニュー画面の詳細な設定を行う際の処理の流れを示す図であり、ユーザ毎の制限の範囲内で自分用の設定を行う処理の流れを示す図である。図10に示すように、処理の開始(Start)から認識OKか否の確認処理までは、図3、図5などの処理と同様であるため省略する。登録済みの指紋パターンであった場合から説明を行う。ステップS31において、指紋パターンを検索キーとしてユーザID(指紋別フォルダ)を取得する。ステップS32において、ユーザIDに基づく、ユーザ固有の規定の作成を行う。ステップS32のより詳細なサブステップとしては、ステップS32−1においてパレンタルレベルを設定し、ステップS32−2において画質設定を行い、ステップS32−3において音質設定を行い、ステップS32−4においてリプレイ時間(再生中にあるボタンを押すと数秒前に戻って再生が開始される時間)の設定を行い、ステップS32−5においてスキップ時間の設定を行い(再生中にあるボタンを押すと例えば30秒前に戻って再生が開始される)、ステップS32−6において録画モード/録画フォーマットの設定を行い、ステップS32−7において国外向けの装置用に言語モードの設定を行い、ステップS32−8においてタイトル/EPGの番組検索のキーワード設定を行い、ステップS33において指紋別フォルダにユーザIDに基づくユーザ固有の設定値を保存し処理を終了する(ステップS34:end)。以上の処理は、ユーザの意志により、いずれかの項目を適宜変更することも可能である。複数通りの設定を保持しておき、その中から再生するコンテンツの種類などに応じて適切な設定を選択しても良い。
尚、録画モードの設定の種類としては、録画時の録画モードや録画フォーマットの設定が可能である。例えばデジタル放送から送られてくる信号をそのまま録画する方式であり、:ハイビジョン(HD)/スタンダード(SD)の切り替え、高画質(XP)、標準(SP)、2倍(LP)、3倍(EP)のうちのいずれかを選択可能である。また、録画フォーマットとしては、例えば、HDD:HD/SD録画、任意の録画モードで録画が可能なVR録画、DVD:VR録画、ビデオ録画などから選択可能である。
図11は、タイトルやフォルダ内のコンテンツの再生許可に関するデータ構成例を示す図である。図11に示すように、ユーザIDと機能制限種別との関係をみると、ユーザID:A11を有する例えば父親は、閲覧制限付きコンテンツ作成フラグ及び閲覧制限付き(例えばR−15)コンテンツ閲覧フラグとして“1”が付されている。ユーザID:A12を有する例えば母親は、閲覧制限付きコンテンツ作成フラグは“0”、閲覧制限付き(例えばR−15)コンテンツ閲覧フラグは“1”が付されている。ユーザID:C11を有する例えば長男(11才)は、接欄制限付きコンテンツ作成フラグ及び閲覧制限付き(例えばR−15)コンテンツ閲覧フラグとして“0”が付されている。この図よりわかることは、タイトルやフォルダがただ一人ではなく別の登録された人も見ることが出来るようにすることができるということである。但し、R−15指定のタイトルを父親が録画した場合に両親は見ることが出来るが、11才の長男には見ることが出来ないようにすることができる。
次に、記録再生装置による番組予約について説明する。図12は、電子番組表(EPG)の表示53の例を示す図である。図12(A)に示すように、EPG51は一般的に時間(時間帯)とチャネルとがマトリックス状に配列されており、一般的な番組表と形態は同様であるが、視聴番組選択や視聴番組予約、記録再生予約などが画面上で簡単にできる点で大変便利な機能である。例えば、符号57で示す領域を選択すると、14時から16時までCH121で行われるY2映画が、予約可能である。図12(B)に示すように、ユーザID:A12で示されるユーザの指紋認証別フォルダ61に、予約番組:Y2映画と、予約時間:14−16時と、予約チャネル:121CHと、が格納される。このフォルダは、ユーザの指紋認証別フォルダ61の下層のフォルダ内に格納されても良い。
図13は、図12に示すEPGの領域57において、予約61と録画63との選択を可能とする表示例を示す図である。ユーザID:A12の母親は、例えばY2映画59の視聴予約61は可能であるが録画予約63は不可である旨を表示しており(ハッチが付されることで選択可能であることを示している)、母親は視聴予約を行うか否かのみを決定することができる。
図14は、テレビ画面上に表示されたEPG画面上のY2映画の領域57(図14(A))をリモコン装置42の指紋認識機能43を含むOCR機能を備えたスキャナ42によりスキャンした様子を示している(図14(B))。OCR機能は、番組の時間帯とチャネルとタイトルなどをスキャンし、このスキャンした結果に基づいて文字認識を行い、これに基づいて番組の視聴予約などを行うことも可能である。
OCR機能により新聞や雑誌から番組情報を読み取り予約のタイトル情報にすることも可能であり、新聞や雑誌から番組情報を読み取り録画したタイトル情報にすることも可能である。
尚、上記において説明した各処理は独立して行われても良いし、連続していても良い。独立した処理として扱う場合には、1処理毎に指紋認識処理を行うことによりそれぞれの単位処理を確定することができるようにするのが好ましい。
以上に説明したように、本実施の形態による記録再生装置によれば、指紋認証に基づいて作成された指紋別フォルダに、記録再生装置の処理に関する種々の条件を指紋認証により特定されるユーザ毎に設定することができるため、ユーザそれぞれの事情に応じて処理に関する制限や許可を設定することができる。また、記録・作成したコンテンツも、上記フォルダの下層ファイル又はフォルダとして又は上記フォルダと関連付けておくことで、コンテンツの処理に関するユーザ毎の制限等を設定することも簡単になる。
以上、本実施の形態について図面を参照して説明したが、その他、指紋別フォルダを作ることにより、盗難にあった場合などにも盗んだ人は指紋が合致しないため、その機器又は機器内に作成されたフォルダを閲覧することができないため、秘密の漏洩などが生じにくいという利点がある。例えば、最初に指紋登録を行って指紋別フォルダを作成した人の指紋認証による承認がない場合には、新たな登録が不可能にすることにより、盗んだ人などに対して秘密を保持することができる。
本発明は、使用制限などを設けたり、種々の機能別に使用制限を行ったりすることができる電子機器として利用することができる。
本発明の第1の実施の形態による記録再生装置を含む記録再生システムの構成例を示す機能ブロック図である。 記録再生装置の操作部を形成するリモートコントロール装置の操作系を示す図である。 本実施の形態による指紋−操作関連付けフォルダの作成処理のうち初回登録時の処理の流れを示すフローチャート図である。 図4は、指紋フォルダのデータ構造を示す図である。 図5は、図3に関連し、次回以降の処理の流れを示すフローチャート図である。 図6は、機能制限解除又は特定機能許可の処理の流れを示すフローチャート図である。 図7は、ユーザが登録した登録リストの構成例を示す図である。 図8は、インターフェイス機器の関連リストの構成例を示す図である。 図9(A)から(C)までは、ユーザ別に提供されるユーザインターフェイスの構成例を示す図である。 図9に示すメニュー画面の詳細な設定を行う際の処理の流れを示す図であり、ユーザ毎の制限の範囲内で自分用の設定を行う処理の流れを示すフローチャート図である。 タイトルやフォルダ内のコンテンツの再生許可に関するデータ構成例を示す図である。 電子番組表(EPG)の表示53の例を示す図である。 図12に示すEPGの領域57において、予約と録画との選択を可能とする表示例を示す図である。 テレビ画面上に表示されたEPG画面上のY2映画の領域(図14(A))をリモコン装置42の指紋認識機能を含むOCR機能を備えたスキャナによりスキャンした様子を示している(図14(B))。
符号の説明
A…記録再生システム、20…記録再生装置、21…アンテナ部、24…指紋認証フォルダ作成部、41…ネットワーク、42…操作部/指紋認証部(リモコン装置)、48…記録用光ディスク、43…音声出力用スピーカ、44…表示装置。

Claims (12)

  1. 生体の特徴に基づく生体情報であって生体認証に基づいて生体を識別することができる生体情報と、電子機器の機能制限に関する機能制限情報又は電子機器の機能の許可に関する機能許可情報との少なくともいずれか一方と、が生体毎に関連付けられて格納される生体認証フォルダを作成する生体認証フォルダ作成部と、
    前記生体認証フォルダを記憶する記憶部と、
    前記生体情報を提示して行われる電子機器の機能に基づく処理要求に応じて、前記生体情報を検索キーとして該生体情報と関連する生体認証フォルダを前記記憶部から検索し、検索された該生体認証フォルダ内の前記機能制限情報又は前記機能許可情報に基づいて電子機器の制御を行う制御部と
    を有する電子機器。
  2. 前記生体認証フォルダは、前記生体情報により特定されるユーザを識別するユーザIDと、前記機能制限情報の解除フラグ又は前記機能許可の許諾フラグと、が関連付けされたデータ構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. さらに、前記生体情報を取得する生体情報取得部と、該生体情報取得部により取得された生体情報と、前記電子機器の操作要求と、を前記電子機器に送るリモコン装置により制御されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記機能制限情報は、前記電子機器の操作制限と、該電子機器内に存在する情報の閲覧制限とのうち少なくとも一方に関する情報であることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記電子機器内に存在する情報は、前記生体情報の入力に基づく認証を受けて作成されたコンテンツ情報であることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記機能許可情報は、機器使用予約許可と、消去制限付きファイル領域作成許可に関する情報のうち少なくともいずれか一方を有することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の電子機器。
  7. ユーザの指紋情報と、電子機器の機能制限に関する機能制限情報又は電子機器の機能の許可に関する機能許可情報との少なくともいずれか一方と、ユーザ毎に関連付けられた指紋認証フォルダを作成する生体認証フォルダ作成部と、
    前記指紋認証フォルダを記憶する記憶部と、
    前記指紋情報を提示して行われる電子機器の機能に基づく処理要求に応じて、前記指紋情報を検索キーとして該指紋情報と関連する指紋認証フォルダを前記記憶部から検索し、検索された該指紋認証フォルダ内の前記機能制限情報又は前記機能許可情報に基づく電子機器の制御を行う制御部と
    を有する電子機器。
  8. 前記制御部は、コンテンツを記録する際に、前記コンテンツを格納するフォルダを前記指紋認証フォルダに関連付けて作成する制御を行うことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記制御部は、コンテンツを再生する際に、前記指紋認証フォルダ内に記録された前記コンテンツに関する処理制限に基づいて再生する制御を行うことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. コンテンツの記録および/または再生を行う記録再生装置であることを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 生体認証に基づく生体情報と、電子機器の機能制限に関する機能制限情報又は電子機器の機能の許可に関する機能許可情報との少なくともいずれか一方と、を生体毎に関連付けした生体認証フォルダを作成するステップと、
    該生体認証フォルダを記憶するステップと、
    前記生体情報とともに提示される前記電子機器の機能に基づく処理要求に応じて、前記生体情報を検索キーとして該生体情報と関連する生体認証フォルダを前記記憶部から読み出し、検索された該生体認証フォルダ内の前記機能制限情報又は前記機能許可情報に基づく電子機器の制御を行うステップと
    を有する電子機器の制御方法。
  12. コンピュータに請求項11に記載のステップを実行させるためのプログラム。
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