JP2010277649A - 記録制御装置、ハイブリッド記録装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

記録制御装置、ハイブリッド記録装置、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツを意図しない光ディスクに記録してしまう問題を抑制し、かつ、より短い時間で記録が可能な記録制御装置を実現する。
【解決手段】本発明に係るハイブリッド光ドライブ装置100は、マイコン部111が、大容量記憶媒体部120に仮想ディスク領域を特定のファイルシステムで作成する。そして、光ディスクが光ディスクドライブ部130に装填されると、仮想ディスク領域のファイルシステムと光ディスクのファイルシステムとが一致するか否かを判定する。一致すると判定した場合には、マイコン部111は、仮想ディスク領域のデータを光ディスクにコピーする。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に、記録媒体に記録されたデータを着脱可能な他の記録媒体にコピーすることが可能な記録制御装置に関する。
いわゆるフルハイビジョンなどの高精細な表示が可能なテレビジョン受像機の普及と共に、フルハイビジョン番組などの大容量データを記録することができるBlu−rayディスク(BD)を搭載可能なレコーダ装置も一般に普及している。
BDを初めとする光ディスクを搭載することができるレコーダ装置は、光ディスクよりもさらに大容量のデータを記録することができるハードディスクを内蔵するタイプ(ハイブリッドレコーダ)と、そのようなハードディスクを備えていないタイプ(ストレートレコーダ)とに大別することができる。
ストレートレコーダは、録画したコンテンツ(番組)をそのレコーダ装置に装填されている光ディスクに対して記録するため、ビデオデッキなどの従前のレコーダ装置と同様の操作方法でレコーダ装置を操作することができる。しかし、光ディスクが装填されていない場合および装填されている光ディスクのデータ容量が不足している場合には、コンテンツを記録することができないため、コンテンツの記録失敗が多くなる。また、多くの場合、コンテンツの録画と再生を同時に行うことができないという問題を生じる。
一方、ハイブリッドレコーダはハードディスクを内蔵しているため、録画と再生とを同時に行うことができる。また、コンテンツをハードディスクに録画することが可能であるため、ストレートレコーダのように光ディスクの装填を忘れてコンテンツの録画を失敗するという問題も起きない。
しかし、高齢者などのハイブリッドレコーダに不慣れなユーザーにとっては、コンテンツ(番組)がハードディスクに対して記録されるという概念が判り難いため、ハイブリッドレコーダの操作方法が理解できないことが多い。また、他装置においてコンテンツを再生する場合には、ハードディスクに記録されているコンテンツを光ディスクにコピーするという作業が生じる。この場合には、ユーザーがコンテンツを記録する光ディスクを選択してレコーダ装置に装填する必要があるため、ストレートレコーダの場合と同様に、ユーザーの意図しない光ディスクに対してコンテンツを記録してしまうなどのミスが生じるという問題を有している。また、ハイブリッドレコーダであっても、一般的に、ハードディスクから光ディスクにコンテンツをコピーしている間は一部の機能の使用が制限される。そして、コンテンツのデータサイズによっては、機能の使用が制限される時間が長時間になるという問題がある。
特許文献1に開示されたダビング装置は、電源がオフにされたときや放送の休止時間帯などユーザーにより使用される可能性が低いときにダビングを行い、ユーザーにより操作されているときにはダビングを行わないことを特徴としている。これにより、ユーザーは、ダビングという目的を達成しつつ、かつ、ダビング装置を操作する際には所望の機能を使用することができる。
また、特許文献2には、ダビングしようとするコンテンツと同一の番組に関するコンテンツがコピー先の光ディスクに記録されていない場合に、本当にダビングを実行するか否かをユーザーに問い合わせる録画装置が開示されている。これにより、当該録画装置は、ダビングにより意図しない光ディスクにコンテンツを記録してしまうというユーザーのミスを抑制することができる。
特開2006−164435号公報(平成18年6月22日公開) 特開2006−262012号公報(平成18年9月28日公開)
しかしながら、特許文献1に開示されたダビング装置や特許文献2に開示された録画装置であっても、ハードディスクから光ディスクにコンテンツをコピーするためにファイルシステムを変換する必要があるために処理に余計な時間がかかるという問題を生じる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、コンテンツを意図しない光ディスクに記録してしまう問題を抑制し、かつ、より短い時間で記録が可能な記録制御装置を実現することにある。
本発明に係る記録制御装置は、上記課題を解決するために、着脱可能な記録媒体にデータを記録する記録装置を制御する記録制御装置であって、記憶部に記録領域を作成するとともに、該記録領域に特定のファイルシステムを構築する領域作成手段と、上記記録装置に記録媒体が装填されていないとき、該記録媒体に記録すべきデータを上記記録領域に記録する記録手段と、上記記録装置に記録媒体が装填されたとき、該記録媒体のファイルシステムと上記特定のファイルシステムとが一致するか否かを判定する判定手段と、上記判定手段が一致すると判定した場合に、上記記録装置に装填されている記録媒体に、上記記録手段によって上記記録領域に記録されたデータを記録するよう上記記録装置を制御する記録制御手段と、を備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記記録制御装置は、記録領域に構築されているファイルシステムと同一のファイルシステムが構築された記録媒体にデータを記録するが、記録領域に構築されているファイルシステムと異なるファイルシステムが構築された記録媒体にはデータを記録しない。
従って、記録制御装置は、例えば、BDAVファイルシステムが構築された記録領域のコンテンツデータをISO9660ファイルシステムが構築された光ディスクには記録しない。
これにより、記録制御装置は、コンテンツを意図しない光ディスクに記録してしまう問題を抑制し、かつ、より短い時間で記録することができるという効果を奏する。
本発明に係る記録制御方法は、上記課題を解決するために、着脱可能な記録媒体にデータを記録する記録装置を制御する記録制御装置の記録制御方法であって、領域作成手段が、特定のファイルシステムが構築された記録領域を記憶部に作成する領域作成工程と、上記記録装置に記録媒体が装填されていないとき、記録手段が該記録媒体に記録すべきデータを上記記録領域に記録する記録工程と、上記記録装置に記録媒体が装填されたとき、判定手段が該記録媒体のファイルシステムと上記特定のファイルシステムとが一致するか否かを判定する判定工程と、上記判定工程にて一致すると判定された場合に、上記記録装置に装填された記録媒体に、上記記録手段によって上記記録領域に記録されたデータを記録制御手段が記録するよう上記記録装置を制御する記録制御工程と、を含んでいることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る記録制御装置と同様の作用効果を奏する。
上記記録制御装置は、上記記録領域の管理情報を記録するための管理情報記憶部と、上記領域作成手段が上記記録領域を作成するときに、当該記録領域に記録されたデータを記録すべき上記記録媒体の種別を示す記録媒体種別情報を当該記録領域と関連づけて上記管理情報記憶部に記録する記録媒体情報記録手段をさらに備え、上記判定手段が、上記記録媒体のファイルシステムおよび種別が、それぞれ、上記特定のファイルシステムおよび上記記録媒体種別情報が示す種別と一致し、かつ、上記記録領域の容量が上記記録媒体の記憶容量以下であるか否かを判定することが望ましい。
上記の構成によれば、記録制御装置は、記録領域のファイルシステムと記録媒体のファイルシステムとが一致し、かつ、記録領域の容量が記録媒体の記憶容量以下でなければ、上記記録領域のデータを上記記録媒体に記録することはない。さらに、記録制御装置は、上記記録媒体と関連づけて記録された記録媒体種別情報が示す記録媒体の種別と、装填された記録媒体の種別が一致しなければ、上記記録領域のデータを上記記録媒体に記録することはない。
従って、記録制御装置は、コンテンツを意図しない光ディスクに記録してしまう可能性をさらに低減させることができるという効果を奏する。
上記記録制御装置は、上記領域作成手段が上記記憶部に複数の記録領域を作成するとともに、該複数の記録領域毎に特定のファイルシステムを構築し、上記複数の記録領域のうち一の記録領域に記録されたデータを上記記録媒体に記録するよう上記記録制御手段が上記記録装置を制御する場合に、当該一の記録領域と当該記録媒体とが関連付けられているか否かを判定する第2の判定手段をさらに備え、上記記録制御手段が、上記第2の判定手段が否と判定した場合には、当該一の記録領域と当該記録媒体とを関連づけ、さらに、上記記録装置に当該記録媒体が装填されたときには、関連づけられた当該一の記録領域に記録されたデータを当該記録媒体に記録するよう上記記録装置を制御することが望ましい。
上記の構成によれば、記録制御装置は、複数の記録領域のうち一の記録領域に記録されたデータをいずれの記録領域にも関連づけがされていない記録媒体に記録する場合、当該一の記録領域のファイルシステムと上記記録媒体のファイルシステムとが一致すれば、当該一の記録領域と当該記録媒体とを関連付ける。
従って、記録制御装置は、一の記録領域と関連づけが行われた記録媒体に他の記録領域のデータを記録することはない。
これにより、記録制御装置は、コンテンツを意図しない光ディスクに記録してしまう可能性をさらに低減させることができるという効果を奏する。
上記記録制御装置は、上記記録領域の管理情報を記録するための管理情報記憶部をさらに備え、上記第2の判定手段が否と判定した場合に、上記記録制御手段が上記記録媒体に記録されているメディアIDを上記一の記録領域に関連づけて上記管理情報記憶部に記録することにより、上記一の記録領域と上記記録媒体とを関連付けることが望ましい。あるいは、上記記録制御装置は、上記第2の判定手段が否と判定した場合に、外部から受け付けた識別値を上記記録手段が上記一の記録領域に記録し、かつ、上記記録制御手段が上記識別値を上記記録媒体に記録するよう上記記録装置を制御することが望ましい。
上記記録制御装置は、上記複数の記録領域の各々には互いに異なるスロット番号が割り当てられており、上記領域作成手段は、上記複数のスロット番号のいずれとも異なるスロット番号への切り替えを要求するATAPIコマンドを受け付けた場合に上記記録領域を作成することが望ましい。
上記の構成によれば、上記ATAPIコマンドは標準のATAPIコマンドであるので、記録領域を作成する旨の作成指示として独自のコマンドを実装する必要がないというさらなる効果を奏する。
上記記録制御装置は、上記複数の記録領域の各々に、連続する整数のスロット番号が割り当てられ、上記スロット番号の最大値に2以上の値を加えて得た値と等しいスロット番号への切り替えを要求するATAPIコマンドを受け付けると、エラーが発生した旨を示す情報を外部に供給する通信制御手段をさらに備え、上記領域作成手段が、上記最大値に1を加えて得た値と等しいスロット番号への切り替えを要求するATAPIコマンドを受け付けた場合に限り上記記録領域を作成することが望ましい。
上記記録制御装置は、上記記録制御手段が上記記録媒体と関連づけられた上記一の記録領域に記録されたデータを当該記録媒体に記録するよう上記記録装置を制御するときに、上記一の記録領域に割り当てられているスロット番号を、上記記録装置にも割り当てる割当手段をさらに備えていることが望ましい。
なお、本発明は、記録制御装置と、記憶部と、記録装置と、を備えていることを特徴とするハイブリッド記録装置であってもよい。
また、上記記録制御装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記記録制御装置をコンピュータにおいて実現する記録制御プログラム、およびその記録制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
以上説明したように、本発明に係る記録制御装置は、上記課題を解決するために、着脱可能な記録媒体にデータを記録する記録装置を制御する記録制御装置であって、記憶部に記録領域を作成するとともに、該記録領域に特定のファイルシステムを構築する領域作成手段と、上記記録装置に記録媒体が装填されていないとき、該記録媒体に記録すべきデータを上記記録領域に記録する記録手段と、上記記録装置に記録媒体が装填されたとき、該記録媒体のファイルシステムと上記特定のファイルシステムとが一致するか否かを判定する判定手段と、上記判定手段が一致すると判定した場合に、上記記録装置に装填されている記録媒体に、上記記録手段によって上記記録領域に記録されたデータを記録するよう上記記録装置を制御する記録制御手段と、を備えていることを特徴としている。
これにより、記録制御装置は、コンテンツを意図しない光ディスクに記録してしまう問題を抑制し、かつ、より短い時間で記録することができるという効果を奏する。
本発明に係るレコーダシステムの構成を示すブロック図である。 本発明に係るハイブリッド光ドライブ装置における仮想ディスク領域の作成を説明する図である。 本発明に係るレコーダシステムが仮想ディスク領域を作成するトリガーとなる処理を示すフローチャートである。 (a)(b)は、それぞれ、本発明に係るレコーダシステムが仮想ディスク領域を作成する処理を示すシーケンス図およびフローチャートである。 (a)(b)は、それぞれ、本発明に係るレコーダシステムが仮想ディスク領域を作成する別の方法による処理を示すシーケンス図およびフローチャートである。 本発明に係るレコーダシステムが仮想ディスク領域を作成するトリガーとなる別の処理を示すフローチャートである。 (a)(b)は、それぞれ、本発明に係るレコーダシステムが仮想ディスク領域を作成するトリガーとなる別の処理を示すフローチャートである。 本発明に係るレコーダシステムが仮想ディスク領域を作成するトリガーとなる別の処理を示すフローチャートである。 本発明に係るレコーダシステムが仮想ディスク領域を作成する別の方法による処理を示すシーケンス図である。 (a)は本発明に係るレコーダシステムがコンテンツを記録する方式を示した図であり、(b)は従来のハイブリッドレコーダがコンテンツを記録する方式を示した図である。 (a)(b)は、それぞれ、大容量記憶媒体部に新たな仮想ディスク領域が作成される条件について説明するための図である。 (a)(b)は、それぞれ、大容量記憶媒体部に作成された仮想ディスク領域と光ディスクとの関連づけについて説明するための図である。 大容量記憶媒体部に作成された仮想ディスク領域と複数の光ディスクとの関連づけについて説明するための図である。 仮想ディスク領域の削除について説明する図である。 (a)は仮想ディスク領域への録画の状態および仮想ディスク領域から光ディスクへのコピーの状態について管理する管理情報テーブルを示すものであり、(b)は仮想ディスク領域から光ディスクへのコピーの方法について説明する図である。 (a)(b)は、それぞれ、仮想ディスク領域と光ディスクとを関連づけるための方法について説明する図である。 (a)は仮想ディスク領域と光ディスクとを関連づける処理の流れを示すフローチャートであり、(b)は関連づけの処理の際に表示装置に表示される画面である。 仮想ディスク領域と光ディスクとを関連づける処理を示すシーケンス図である。 仮想ディスク領域と光ディスクとを関連づける別の方法による処理を示すシーケンス図である。 (a)(b)は、仮想ディスク領域から光ディスクへのコピーの前後における光ディスクに記録されているデータを示す図である。 本発明に係るハイブリッド光ドライブ装置に記録されたコンテンツの一覧の表示装置への表示について説明するものであり、(a)は表示処理を示すシーケンス図、(b)は表示装置に表示される画面、(c)は各仮想ディスク領域に記録されたコンテンツのタイトルを示す図である。 ユーザーにより指定された所定の条件を満足するコンテンツの一覧の表示装置への表示について説明するものであり、(a)〜(c)は条件ごとに表示装置に表示される画面を示し、(d)ハイブリッド光ドライブ装置に装填された光ディスクに記録されたコンテンツおよび各仮想ディスク領域に記録されたコンテンツのタイトルを示す図である。 本発明に係るハイブリッド光ドライブ装置が有する利点について説明するための図である。
(実施形態1)
以下、本発明の記録システムの一実施形態に係るレコーダシステムについて、図1〜図7、図9〜図22を用いて以下に詳細に説明する。
図1は、レコーダシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態のレコーダシステム1000は、ハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500とを含んでいる。また、ハイブリッド光ドライブ装置100の光ディスクドライブ部130は、光ディスク(記録媒体)にデータを書き込むか、あるいは光ディスクからデータを読み出す装置として実現され、光ディスクとしては、BD(Blu-ray Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)などが想定される。
以下に、ハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500についてそれぞれ説明するが、最初にハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500の構成および概要について説明し、その後、レコーダシステム1000の機能の詳細について説明していくことにする。
(ハイブリッド光ドライブ装置100の概要)
本実施形態に係るハイブリッド光ドライブ装置100は、ホスト機器500からのコンテンツの記録指示に従ってコンテンツを大容量記憶媒体部120に記録する機能を備えている。また、ハイブリッド光ドライブ装置は、ホスト機器500からのコンテンツのダビング指示に従って大容量記憶媒体部120に記録されたコンテンツを光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクに記録する機能を備えている。そして、本実施形態に係るハイブリッド光ドライブ装置100は、コンテンツの記録およびダビングについて、その方式に特徴を備えているものであるが、これらの詳細については追って説明していくことにする。
以下に、ハイブリッド光ドライブ装置100の構成について説明する。
(ハイブリッド光ドライブ装置100の構成)
本実施形態に係るハイブリッド光ドライブ装置100の構成について、図1を参照しつつ以下に説明する。図1は、ハイブリッド光ドライブ装置100の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、ハイブリッド光ドライブ装置100は、大容量記憶媒体部120および光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクを対象としたコンテンツの読み書きを制御する記憶制御基板110、HDD(ハードディスクドライブ)などに代表される大容量記憶媒体部120、および光ディスクドライブ部130を備えている。
そして、記憶制御基板110には、マイコン部111、メモリ部112、およびATAPI・I/F113が取り付けられている。
(マイコン部111)
マイコン部111は、ホスト機器から送られてきた録画やダビングの指示を受け付け、大容量記憶媒体部120へのコンテンツの録画や大容量記憶媒体部120から光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクへのコンテンツのダビングの制御を行う。
(メモリ部112)
メモリ部112には、後述する仮想ディスク領域(記録領域)の各々について、録画の状態やダビングの状態を示す情報、仮想ディスク領域と光ディスクドライブ部130に装填される光ディスクとの関連づけに関する情報などの管理情報を格納する管理情報テーブルが記録されている。
(ATAPI・I/F113)
ATAPI・I/F113は、ATA/ATAPIコマンドを介してホスト機器500とハイブリッド光ドライブ装置100との間で行われる通信のためのインターフェースである。
(大容量記憶媒体部120)
大容量記憶媒体部120は、1つ以上の仮想ディスク領域からなる記録領域である。大容量記憶媒体部120にはコンテンツデータが光ディスクの記録フォーマットで記録される。
(光ディスクドライブ部130)
光ディスクドライブ部130は、マイコン部111からのダビングの指示に基づき、大容量記憶媒体部120に格納されているコンテンツを自身に装填された光ディスクに記録する。
(ホスト機器500の概要)
ホスト機器500は、ユーザーの録画指示に応じて、放送波を介して受信したコンテンツをハイブリッド光ドライブ装置100に記録する旨のコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100に供給する。また、ホスト機器500は、ハイブリッド光ドライブ装置100の仮想ディスクに記録されたコンテンツや受信したコンテンツを再生して表示装置600に表示することができる。
さらに、このホスト機器500は、ハイブリッド光ドライブ装置100において仮想ディスクを新たに生成する条件をユーザーに設定させるための機能を備えている。
(ホスト機器500の構成)
ホスト機器500は、マイコン部510、メモリ部520、エンコーダ部530、デコーダ部540、チューナ部550、操作部560、リモコン受信部570、出力I/F部580、ATAPI・I/F590を備えている。
(マイコン部510)
マイコン部510は、ユーザーの指示の内容に基づき、対応する動作を行う。例えば、マイコン部510は、録画指示を受け付けると、ホスト機器500のチューナ部550を動作させて放送波からコンテンツデータを抽出するとともに、コンテンツデータを録画するためのATAPIコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100に供給する。
(メモリ部520)
メモリ部520には、新規仮想ディスク領域の生成条件などの情報が記録されている。また、メモリ部520には、表示装置600に表示されるUI(ユーザーインターフェース)に関するデータ(UIを構成する画像データなど)が記録されている。
(エンコーダ部530)
エンコーダ部530は、録画する画質に応じて、チューナ部550から供給されたコンテンツデータの画質変換を行う。例えば、ハイビジョン放送を標準画質で録画する旨の指示をマイコン部510が受け付けた場合、エンコーダ部530は、MPEG2−TSデータをMPEG2−PSデータに変換する。
(デコーダ部540)
デコーダ部540は、MPEG2−TSデータ(コンテンツデータ)から音声ESや映像ES等を抽出して音声信号や映像信号を生成し、出力I/F部580を介して表示装置600に供給する。
(チューナ部550)
チューナ部550は放送波を受信するとともに復調してコンテンツデータを生成する。
(操作部560)
操作部560は、ユーザーから録画や再生などの指示を受け付けるとともに、指示に応じた信号をマイコン部510に供給する。
(リモコン受信部570)
リモコン受信部570は、図示しないリモコンを介して行われたユーザーの指示を赤外線通信で受け付け、当該指示をマイコン部510に供給する。
(出力I/F部580)
出力I/F部580は、ホスト機器500と表示装置600とを接続するためのインターフェースである。
(ATAPI・I/F590)
ATAPI・I/F590は、ATA/ATAPIコマンドを介してホスト機器500とハイブリッド光ドライブ装置100との間で行われる通信のためのインターフェースである。
以上、ホスト機器500の構成について説明した。次に、ハイブリッド光ドライブ装置100の構成を説明する際に述べた仮想ディスク領域について説明する。
(仮想ディスク領域について)
仮想ディスク領域は大容量記憶媒体部120の記録領域を構成するものであり、ホスト機器500から仮想ディスク領域の作成指示を受け付ける度に、マイコン部111が新たな仮想ディスク領域を上記記録領域に生成する。各仮想ディスク領域は、光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクとの関連づけがなされる。そして、関連づけされた光ディスクが光ディスクドライブ部130に装填されると、仮想ディスクに記録されたコンテンツデータと光ディスク上に記録されたコンテンツデータとの同期処理が行われることになる。
また、仮想ディスク領域は一般的に光ディスクに用いられるファイルシステムでフォーマットされて生成される。ここで、一般的な光ディスクのファイルシステムとは、例えば、BD−AV、ISO9660、UDF*.*、UDFブリッジ、DVD+VRフォーマット、DVD−VRフォーマット、DVDビデオフォーマットなどが挙げられる。
なお、以後、次のi)およびii)からなる仮想ディスク領域のデータを「イメージデータ」と呼ぶことにする。
i)フォーマットによって仮想ディスク領域に記録されたファイルシステムに関するデータ(仮想ディスク領域の空き容量を算出するために使用されるセクタ情報やファイル管理情報などを表わすメタデータ)
ii)コンテンツが仮想ディスク領域に記録されている場合には当該ファイルシステムのファイルとして記録されたコンテンツデータ
(仮想ディスク領域の生成処理)
次に、仮想ディスク領域の生成処理の一例について図2〜図9を用いて具体的に説明する。
新規仮想ディスク領域の生成条件を満たすと、ホスト機器500のマイコン部510は、新規仮想ディスク領域の生成要求をハイブリッド光ドライブ装置100に供給する。
図2(a)(b)は、新規仮想ディスク領域の生成要求を模式的に表わした図である。
図2(a)に示すように、ホスト機器500のマイコン部510は、最初にスロットの数をハイブリッド光ドライブ装置100に問い合わせる。ここで、スロットの数とは、大容量記憶媒体部120の仮想ディスク領域(イメージデータ)の数に1(本実施形態に係る光ディスクドライブ部130のディスクトレイの数)を足した数となる。なお、すでに仮想ディスク領域と関連づけられている光ディスクがディスクトレイに装填されている場合には、スロットの数は大容量記憶媒体部120の仮想ディスク領域の数となる。また、上記問い合わせは、例えば、ATAPIコマンドの「MECHANISM・STATUS」を用いて行われる。
ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、問い合わせを受け付けると、メモリ部112を参照してイメージデータの数、および光ディスクが装填されている場合には当該光ディスクと関連づけられているイメージデータが存在するか否かを判定する(判定処理の詳細については後述する)。マイコン部111は、その結果に基づいて、スロットの数をホスト機器500に返却する。例えば、図2(a)の例では、ハイブリッド光ドライブ装置100にはイメージデータが存在しないので、問い合わせを受けるとディスクトレイの数である「1」をホスト機器500に返却する。
ホスト機器500のマイコン部510は、問い合わせを受け付けるとイメージデータを生成するためのコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100に供給する。このコマンドは、例えば、存在しないスロット番号に切り替える旨のATAPIコマンドが考えられる。ここで、存在しないスロット番号は、ハイブリッド光ドライブ装置100の現在のスロットの数に1を加えた値にすることが望ましい。すなわち、例えば、ハイブリッド光ドライブ装置100から返却されたスロットの数が「1」である場合、スロット番号「2」に切り替える旨のATAPIコマンドを供給することが望ましい。
ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、取得したスロット番号「2」に該当するスロットが存在するか否かを判定し、存在しない場合には、新たなイメージデータを大容量記憶媒体部120に生成するとともに当該イメージデータに関する管理情報をメモリ部112に記録する。具体的には、マイコン部111は、取得したスロット番号「2」が「現在のスロットの数+1」であるか否かを判定し、「現在のスロットの数+1」である場合には、新たなイメージデータの生成および当該イメージデータに関する管理情報の記録を行うことが好ましい。また、「3」(現在のスロットの数+2)以上のスロット番号に切り替える旨のATAPIコマンドを受け付けた場合、マイコン部111は、イメージデータの生成および管理情報の記録を行わず、エラーが発生した旨を示す情報をホスト機器500に返却することが好ましい。
また、メモリ部112には、関連付けをすべき光ディスクの種別を示すディスク種別情報(記録媒体種別情報)が記録されていることが望ましい。また、ホスト機器500から設定変更の要求を受け付けると、このディスク種別情報はマイコン部111により適宜変更されるようになっていることが望ましい。そして、マイコン部111は、イメージデータを生成する際には、このディスク種別情報を参照し、当該イメージデータの管理情報に含めてメモリ部112に記録することが望ましい。また、生成するイメージデータの容量は、ディスク種別情報が表わす種類のディスクに収まるような一般的な任意の容量とすることが望ましい。
なお、マイコン部510は、イメージデータを生成するために、上記ATAPIコマンドを供給することに代えて、イメージデータを生成する旨を示す独自コマンドをハイブリッド光ドライブ装置100に供給してもよい。この場合、スロットの数の問い合わせに係る処理は行わなくてもよく、ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、上記独自コマンドを受け付けると、新たなイメージデータを大容量記憶媒体部120に生成するとともに当該イメージデータに関する管理情報をメモリ部112に記録する。
(イメージデータ生成のためのコマンドの供給から生成したイメージデータのスロットへの切り替え完了までの処理の詳細)
次に、図4、図5、図9を用いて、ホスト機器500がイメージデータ生成のためのコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100に供給してから、ハイブリッド光ドライブ装置100が生成したイメージデータのスロットへの切り替えに成功した旨をホスト機器500に返却するまでの処理の詳細について説明する。
図4(a)は、標準のATAPIコマンドを用いてイメージデータの生成を要求する場合にホスト機器500およびハイブリッド光ドライブ装置100の間で行われる通信処理の一例を示すシーケンス図である。図4(b)は、上記一例に係る通信処理においてATAPIコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100が受け付けた場合に、ハイブリッド光ドライブ装置100が行う処理を示すフローチャートである。
また、図5(a)は、ATAPIコマンドを用いてイメージデータを生成する場合にホスト機器500およびハイブリッド光ドライブ装置100の間で行われる通信処理の別の一例を示すシーケンス図である。図5(b)は、上記別の一例に係る通信処理においてATAPIコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100が受け付けた場合に、ハイブリッド光ドライブ装置100が行う処理を示すフローチャートである。
図4(a)に示す通信処理では、切り替え成功の応答が返却されるまでホスト機器500は一定時間ごとにハイブリッド光ドライブ装置100に対してATAPIコマンドを供給する。また、ハイブリッド光ドライブ装置100は、図4(b)のフローチャートが示す処理に従って得られるコマンド実行の成否をATAPIコマンド受信後に即座に返却する(S15またはS17)。
図5(a)に示す通信処理では、ホスト機器500は存在しないスロット番号への切り替えを要求するATAPIコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100に供給すると、ハイブリッド光ドライブ装置100は、図4(b)のフローチャートが示す処理に従って、新規イメージデータの生成処理を開始する(S25)。そして、ハイブリッド光ドライブ装置100は、新規イメージデータの生成完了後にコマンド実行の成功をホスト機器500に返却する(S27)。なお、ホスト機器500は、ATAPIコマンドの供給後、ハイブリッド光ドライブ装置100からコマンド実行の成否を受け取るまで待機する。
一方、図9は、ベンダー独自に定義されたATAPIコマンドを用いてイメージデータの生成を要求する場合にホスト機器500およびハイブリッド光ドライブ装置100の間で行われる通信処理の一例を示すシーケンス図である。
図9に示すように、ホスト機器500がベンダー独自に定義されたATAPIコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100に供給すると、ハイブリッド光ドライブ装置100は、当該ATAPIコマンドのパラメータにおいて指定されたスロット番号のスロットとしてホスト機器500から認識されるように新規イメージデータの生成処理を開始する。その後に行われる通信処理は、図4(a)に示す通信処理と同様の処理が行われる。
以上のように、ハイブリッド光ドライブ装置100に対してイメージデータ生成の要求するために、ホスト機器500は、ベンダー独自に定義されたコマンドを用いてもよいし、指定スロット切り替えのための標準のATAPIコマンドを用いてもよい。
(イメージデータ生成のトリガーとなる条件)
以上イメージデータの生成について説明したが、新規の仮想ディスク領域の生成条件としては、具体的には以下のような条件が挙げられる。
a)録画先として使用可能な仮想ディスク領域が存在しない状態で録画開始処理が行われたとき
b)録画中に録画対象の仮想ディスク領域にコンテンツデータを書き込むための空き容量が不足したとき
c)録画予約の設定時に録画先として使用可能な仮想ディスク領域が存在しないとき
上記のa)、b)、c)の条件を満たした場合には、それぞれ、図3、図6、図7a)に示すフローチャートに従ってイメージ生成処理が行われるようにしてもよい。また、
d)メモリ部520に記録されている設定内容が表わす新規仮想ディスク領域の生成条件を満たしたとき(例えば、録画するコンテンツのジャンルごとに録画先の仮想ディスクを分ける設定がされている場合に新たなジャンルのコンテンツを録画するとき、録画するコンテンツの番組タイトルごとに録画先の仮想ディスクを分ける設定がされている場合に新たな番組タイトルのコンテンツを録画するとき等)
にも、新たなイメージデータが生成されるようにしてもよい。
(コンテンツの大容量記憶媒体部120への録画処理)
次に、レコーダシステム1000において、ホスト機器500で受信したコンテンツのハイブリッド光ドライブ装置100への録画処理について、図10および図11を用いて具体的に説明する。
ホスト機器500のマイコン部510は、ユーザーから録画指示を受け付けたときや、ユーザーにより予め設定された録画予約の録画開始時刻になったときに録画処理を開始する。なお、前述したとおり、録画開始時に録画先として使用可能な仮想ディスク領域が存在しない場合には、最初に仮想ディスク領域が生成されるが、ここでは、録画先として使用可能な仮想ディスク領域がすでに存在しているものとして説明する。
図10(a)は、ハイブリッド光ドライブ装置100の大容量記憶媒体部120への録画処理および大容量記憶媒体部120から光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクへのダビング処理を模式的に示した図である。
ホスト機器500のマイコン部510は、コンテンツの録画のための書き込みのATAPIコマンド(例えば、WRITE(10)コマンドやWRITE(12)コマンド)をハイブリッド光ドライブ装置100に供給する。ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、当該ATAPIコマンドを受け付けると、コンテンツのデータを大容量記憶媒体部120の録画先の仮想ディスク領域に記録する。コンテンツのデータは一般的な光ディスクのファイルシステムのファイルとして記録される。
また、コンテンツの録画中、ハイブリッド光ドライブ装置100は、仮想ディスク領域の「録画状態」を示す値を更新していく。図15(a)は、メモリ部112に記録されている管理情報の一例を示したものである。図15(a)に示すように、管理情報は、仮想ディスク領域ごとに生成され、「録画状態」を表わす情報が含まれている。コンテンツの録画中、マイコン部111は管理情報の「録画状態」の値を更新する。また、マイコン部111は、「録画状態」の値が「100%」になった後、別の番組のコンテンツが録画される場合、仮想ディスク領域に記録されているコンテンツが別の番組のコンテンツで100%上書きされたか否かを判定し、上書きされた場合には「コピー状態」の値を「0%」にするなど、光ディスクへの記録に必要な情報の値を更新していく。
なお、コンテンツのデータの書き込みを行っている間、ホスト機器500のマイコン部510は、定期的に空き容量の監視を行う。そして、空き容量が不足したら前述したように別の仮想ディスク領域を生成して、さらに生成した仮想ディスク領域に対して書き込みを行う(図11(a)参照)。
また、ホスト機器500のマイコン部510は、録画中に受信している番組が終了し、新たな番組が開始したか否かを監視する。そして、マイコン部510は、メモリ部520に記録されている設定内容に応じて、新たな番組が開始した場合、または新たな番組のジャンルが前の番組のジャンルと異なり、そのジャンルに対応する仮想ディスク領域が存在しない場合に、別の仮想ディスク領域を生成して、その仮想ディスク領域に対してコンテンツデータの書き込みを行う(図11(b)参照)。なお、新たな番組が開始したか否かの監視は、例えば、EIT(イベント情報テーブル)の「番組名」を監視することにより実現することが可能であるが、これに限られるものではない。また、新たな番組のジャンルが前の番組のジャンルと異なるジャンルであるか否かについては、EIT中のコンテンツ記述子(content_nibble)に記載されたジャンル情報を参照して判定してもよい。
(仮想ディスク領域と光ディスクとの関連づけの詳細)
次に、仮想ディスク領域と光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクとの関連づけの処理について、図12〜図17を用いて説明する。
図17に示すように、光ディスクが光ディスクドライブ部130に装填されると、マイコン部111はディスクの装填を検知する(S81)。そして、マイコン部111は、光ディスクに記録されている固有識別情報を取得する(S82)。ここで、固有識別情報とは、装填された光ディスクのBCA(Burst Cutting Area)に記録されたメディアIDである。マイコン部111は、取得した固有識別情報の値がメモリ部112の管理情報テーブルに記録されているか否かを判定する(S83)。存在すると判定された場合(S83においてYES)、関連づけを行わずに処理を終了する。
一方、存在すると判定された場合(S83においてNO)、マイコン部111は、その旨を示す情報をホスト機器500に送信する。そして、ホスト機器500のマイコン部510は、装填されている光ディスクにマウントし、当該光ディスクにコンテンツが記録されているか否かを判定する(S84)。記録されていると判定した場合(S84においてYES)その旨をハイブリッド光ドライブ装置100に通知する。そして、マイコン部111は当該通知を受け付けると、関連づけを行わずに処理を終了する。また、マイコン部510が記録されていないと判定した場合(S84においてNO)には、その旨をハイブリッド光ドライブ装置100に通知する。そして、マイコン部111は当該通知を受け付けると関連づけを行う(S85)。
なお、記録されていると判定した場合に、マイコン部510がディスクに記録されている各コンテンツのタイトルを読み出して表示装置600に表示するようにしてもよい(図17(b))。この場合、ユーザーから許可を得なかった場合(「いいえ」が選択された場合)には関連づけを行わずに処理を終了し、許可を得た場合(「はい」が選択された場合)には関連づけを行う。また、「いいえ」が選択された場合、マイコン部111は、S82において読み取ったメディアIDを「関連づけ不要ディスク情報」としてメモリ部112に記録してもよい。このようにする場合、S82の処理においてメディアIDを読み取った後S83の処理の前に、マイコン部111は、当該メディアIDが「関連づけ不要ディスク情報」としてメモリ部112に記録されているか否かを判定し、記録されている場合にはS83以降の処理を行わずに処理を終了することになる。
S85の処理において行われる関連づけについて、図12、図13、および図16を用いて具体的に説明する。
図12(a)(b)の上の図に示すように、仮想ディスク領域と光ディスクとの関連づけは1対1で行ってもよいし、図13の図に示すように1対多で行ってもよいが、ここでは、1対1で行う関連づけについて説明する。
図16(b)は、大容量記憶媒体部120の光ディスクと関連づけが行われていない仮想ディスク領域、メモリ部112に記録された当該仮想ディスク領域に関する管理情報、および当該仮想ディスク領域と関連づけを行う光ディスクを示している。
マイコン部111は、ホスト機器500から通知を受け付けると、図16(b)に示すような光ディスクと関連づけが行われていない仮想ディスク領域を検索する。この検索は、メモリ部112の管理情報テーブルのうち固有識別情報フィールドに値が設定されていないものを検索することにより行われる。そして、マイコン部111は、検索された1つ以上の仮想ディスク領域の中から装填された光ディスクのファイルシステムと同一のファイルシステムにより管理された一の仮想ディスク領域を選択する。なお、管理情報テーブルにディスク種別情報を格納するフィールドが存在する場合、次のようにすることがさらに望ましい。すなわち、マイコン部111は、検索された1つ以上の仮想ディスク領域のディスク種別情報を参照する。そして、マイコン部111は、装填された光ディスクのファイルシステム、およびディスク種別が、それぞれ、仮想ディスク領域のファイルシステム、およびディスク種別情報が表わすディスク種別と一致し、かつ、該仮想ディスク領域の容量が該光ディスクの記憶容量以下であるような一の仮想ディスク領域を選択するようにすることが望ましい。なお、選択可能な仮想ディスク領域が複数存在する場合、この一の仮想ディスク領域は、例えば、スロット番号が一番小さいものを自動的に選択するようにしてもよいし、ホスト機器500のマイコン部510が選択された複数の仮想ディスク領域のうち一の仮想ディスク領域をユーザーに選択させる画面を表示装置600に表示して、ユーザーに選択させるようにしてもよい。
そして、マイコン部111は、選び出された仮想ディスク領域に関する管理情報テーブルの固有識別情報フィールドに、S82において取得したメディアIDの値を割り当てる。これにより、光ディスクと仮想ディスク領域との関連付けが行われる。
(光ディスクへのコンテンツのダビング処理)
次に、ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111が、仮想ディスク領域に記録されているコンテンツデータを光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクにダビングする処理について、図15、図19、および図20を用いて説明する。なお、ここで装填されている光ディスクは大容量記憶媒体部120のいずれかの仮想ディスク領域と関連づけがすでになされていることを前提として説明する。
図19は、ダビング処理が開始されるまでに、ホスト機器500とハイブリッド光ドライブ装置100との間で行われる通信処理を示すシーケンス図である。
ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、光ディスクドライブ部130に光ディスクが装填されたことを検知すると(S101)、光ディスクのBCAのメディアIDを読み出す(S104)。そして、メモリ部112に記録されている管理情報を読み出し、当該メディアIDを管理情報テーブルの固有識別情報フィールドに記録している仮想ディスク領域が存在するか否かを調べる(関連づけ判定、S105)。一方、ホスト機器500のマイコン部510は、光ディスクドライブ部130の状態(光ディスクが挿入されているか)をTEST・UNIT・READYコマンドやREQUEST・SENSEコマンドを用いてハイブリッド光ドライブ装置100に定期的に問い合わせている(S102)。そして、ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は問い合わせを受け付けると、ディスクが挿入されたことをホスト機器500に通知する(S103)。ホスト機器500のマイコン部510は、通知を受け付けると、TEST・UNIT・READYコマンドやREQUEST・SENSEコマンドを用いて挿入された光ディスクの状態をハイブリッド光ドライブ装置100に問い合わせる(S106)。ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は問い合わせを受け付けると、光ディスクドライブ部130が光ディスクのマウントを完了した(レディ状態になった)ことを示す通知をホスト機器500に返却する(S107)。なお、図19では、S104およびS105の処理は、S103においてディスク挿入通知をホスト機器500に送出した後に行われるものとして記載されているが、S104およびS105の処理は、S103の処理とは関わりなく動作するものである。すなわち、S104およびS105の処理は、S102における問い合わせを受ける前に行われることもある。
ホスト機器500のマイコン部510は、通知を受け付けると、S105においてマイコン部111が行った関連づけ判定の結果を返却するようにハイブリッド光ドライブ装置100に要求する(S108)。そして、ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は要求を受け付けると、関連づけ判定の結果をホスト機器500に返却する(S109)。
ホスト機器500のマイコン部510は、返却を受け付けると、ダビング(同期)を開始するか否かをユーザーに問い合わせるための画面を表示装置600に表示する(S1110)。
マイコン部510は、操作部560やリモコン(図示せず)を介して行われたダビングする旨の指示を受け付けると、ダビングの開始要求をハイブリッド光ドライブ装置100に送信する(S111)。なお、マイコン部510は、S110の処理を行わずに、S109における返却を受け付けると、自動的にダビングの開始要求をハイブリッド光ドライブ装置100に送信するようにしてもよい。
ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、開始要求(記録指示)を受け付けると、光ディスクに割り当てるスロット番号を当該仮想ディスク領域のスロット番号に変更するとともに、仮想ディスク領域に記録されているコンテンツデータを光ディスクにダビングする。ここで、この仮想ディスク領域は、S105において取得したメディアIDを管理情報テーブルの固有識別情報フィールドに記録している仮想ディスクの領域である。なお、レコーダシステム1000においてS110およびS111の処理を行わずに、マイコン部111は、S109において関連づけ判定の結果をホスト機器500に返却した後、すぐにダビングを開始するようにしてもよい。
以下、具体的なダビング処理について図15を参照して以下に説明する。
図15(a)は、コンテンツデータのコピー状態の管理方法を示す図であり、図15(b)は、コンテンツデータのコピー処理について説明する図である。図15の各図において、大容量記憶媒体部120の斜線部分はコンテンツデータがダビング前にすでに記録されている領域を示しており、光ディスクの斜線部分はダビング後に記録されるコンテンツデータを示している。なお、図15(b)の下段の図において、大容量記憶媒体部120および光ディスクの縦線で表わされる領域は、以前のダビングの際にすでに大容量記憶媒体部120から光ディスクにダビングされているコンテンツデータの領域を示している。
図15(b)の上段の図に示すように、大容量記憶媒体部120の仮想ディスク領域に、当該領域に空き容量がない状態、または空き容量が一定値未満である状態においてダビング処理を行う場合、マイコン部111は、仮想ディスク領域全体のデータをBit・to・Bitで光ディスクに記録する。また、図15(b)の中段の図に示すように、大容量記憶媒体部120の仮想ディスク領域に空き容量が一定容量以上ある状態でダビング処理を行う場合、マイコン部111は、コンテンツデータが記録されている領域のみを光ディスクにダビングする。
さらに、図15(b)の下段の図に示すように、以前のダビングの際にすでに大容量記憶媒体部120から光ディスクにコンテンツデータがダビングされている状態でダビング処理を行う場合、マイコン部111は、当該ダビングの時以降新たに大容量記憶媒体部120に記録されたコンテンツデータを光ディスクにダビングする。
以上のように、マイコン部111は、コンテンツデータを光ディスクにダビングするが、ダビングをするとともにメモリ部112に記録された管理情報を更新していく。すなわち、図15(a)に示すように、管理情報には仮想ディスク領域と関連づけられた1枚以上の光ディスクの各々について、仮想ディスク領域に記録されたコンテンツデータのうち何パーセントのデータが当該光ディスクに記録されているかを示す「コピー状態」情報を含んでいる。マイコン部111は、ダビングを行うとともにダビングにより光ディスクに記録されたコンテンツのデータ量に基づいて「コピー状態」情報、その他光ディスクへの記録に必要な情報を更新する。
なお、i)「録画状態」および「コピー状態」が両方とも「100%」になり(仮想ディスク領域に複数の光ディスクが関連づけられている場合には、他のすべての光ディスクの「コピー状態」も「100%」になっており)、ii)「録画状態」、および関連づけられたすべての光ディスクの「コピー状態」が「100%」になってから別の番組の録画コンテンツによって仮想ディスク領域が上書きされていない場合、図14の下段の図に示すように、マイコン部111は、大容量記憶媒体部120から当該仮想ディスク領域を削除する。そして、マイコン部111は、メモリ部112に記録されている管理情報のうち、削除した仮想ディスク領域に関する管理情報についても削除する。これにより、コピーが完了した光ディスクと仮想ディスク領域の関連づけが解除される。
次に、ダビング前後における光ディスクのデータの記録状態について、図20を用いて説明する。図20(a)は、同期処理がまだ行われていない光ディスク(以下、「新規の光ディスク」と称する)に対する同期処理の前後における光ディスクのデータの記録状態を模式的に示した図である。また、図20(b)は、新規の光ディスクでない光ディスクに対して新たに同期処理を行う場合における同期処理の前後の光ディスクのデータの記録状態を模式的に示した図である。
図20(a)に示すように、新規の光ディスクに対して同期処理を行う場合、仮想ディスク領域に記録されている全てのデータ(図20(a)では識別子、および番組1、番組2のコンテンツデータ)が光ディスクに記録される。
一方、図20(b)に示すように、新規の光ディスクでない光ディスクに対して同期処理を行う場合、仮想ディスク領域中の前回同期処理を行って以降に書き換えが行われた領域についてのみ、当該領域のデータによって光ディスク上の対応する領域のデータを更新する。すなわち、前回の同期処理時に仮想ディスク領域に記録されていた「番組1」のコンテンツデータが消去された場合、光ディスク上の「番組1」のコンテンツデータを消去する。また、前回の同期処理時に仮想ディスク領域に記録されていなかった新たなコンテンツデータ(追加データ)も光ディスクに記録される。なお、新規の光ディスクでない光ディスクに対して同期処理を行う場合であっても、書き換えが行われた領域だけでなく、書き換えが行われなかった領域のコンテンツデータ(「番組2」のコンテンツデータ)についても光ディスクにコピーするようにしてもよい。
(ホスト機器のコンテンツリスト表示処理)
次に、ホスト機器500が表示装置600にコンテンツリストを表示する処理について、図21および図22を用いて説明する。ここで、コンテンツリストとは、ハイブリッド光ドライブ装置100の大容量記憶媒体部120、および光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクに記録されたコンテンツのタイトルリストのことを表わしている。
図21(a)は、ホスト機器500においてコンテンツリストを表示する旨の指示をユーザーから受け付けた場合に、ホスト機器500とハイブリッド光ドライブ装置100の間で行われる処理を示すシーケンス図である。
ホスト機器500のマイコン部510は、上記指示を受け付けると、ハイブリッド光ドライブ装置100に対してスロットの数を問い合わせる。ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、スロットの数をホスト機器500に返却する。
返却された値がnであった場合、図21(a)に示すように、ホスト機器500のマイコン部510は、0≦k≦n−1までの各々について、スロットkへの切り替え要求をハイブリッド光ドライブ装置100に送信する。そしてハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、スロットkに対応する仮想ディスク領域または光ディスクに記録されている各コンテンツのタイトルを読み込んで、その情報をホスト機器500に返却する。タイトルの情報を受け付けたホスト機器500のマイコン部510は、タイトルとスロットkとを関連づけて表示装置600に表示する。
図21(b)は、以上のようにして表示装置600に表示されたコンテンツリストを示している。また、図21(c)は、この場合に各スロットに記録されているコンテンツのタイトルを示している。図21(b)に示すように、表示されるコンテンツリストには、スロット1の4つのコンテンツのタイトル(タイトル1〜4)とスロット2の4つのコンテンツのタイトル(タイトルA〜D)が含まれている。
なお、コンテンツリストは、上述のようにいずれかのスロットに記録されているすべてのコンテンツのタイトルを表示してもよいし、図22に示すように特定の条件に合致するコンテンツのタイトルのみを表示するようにしてもよい。
図22は、ユーザーにコンテンツリストを表示する条件を指定させるための画面を示している。図22(a)に示すように特定のジャンル(映画)のみコンテンツのタイトルを表示したり、図22(c)に示すように特定のスロットのみコンテンツのタイトルを表示したりすることができる。
また、特定のスロットのみコンテンツリストを表示する旨の指示を受け付けた場合、ホスト機器500のマイコン部510は、指定されたスロットへの切り替え要求を行い、他のスロットへの切り替えは行わない。従って、ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、指定されたスロットについてのみコンテンツのタイトル情報をホスト機器500に返却することになる。
(実施形態2)
実施形態1に係るレコーダシステム1000においては、仮想ディスク領域と光ディスクとの関連づけを、光ディスクのBCA(Burst Cutting Area)に記録されているメディアIDを用いて行った。本実施形態に係るレコーダシステムは、ホスト機器500自身が生成する固有識別情報(識別値)を用いて上記関連づけを行う点が実施形態1に係るレコーダシステム1000と大きく異なっている。
なお、本実施形態に係るレコーダシステムを説明するにあたって、実施形態1に係るレコーダシステム1000と構成や動作が共通する点については、その旨を述べるにとどめ、構成や動作が異なる点について詳細に説明していくことにする。
(ハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500の構成)
本実施形態に係るレコーダシステムを構成するハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500の構成は、実施形態1に係るハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500と同一であるので説明を省略する。
(仮想ディスク領域の生成処理)
本実施形態に係るレコーダシステムにおいて行われる仮想ディスク領域の生成処理が、実施形態1に係るレコーダシステム1000が行う仮想ディスク領域の生成処理と異なる点について、以下に説明する。
本実施形態に係るレコーダシステムにおいても、新規仮想ディスク領域の生成条件を満たすと、ホスト機器500は存在しないスロット番号に切り替える旨のATAPIコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100に送信する。そして、ハイブリッド光ドライブ装置100が新たなイメージデータを大容量記憶媒体部120に生成するとともに当該イメージデータに関する管理情報をメモリ部112に記録する。この点においては、実施形態1に係るレコーダシステム1000と同様である。
本実施形態に係るレコーダシステムにおいて行われる仮想ディスク領域の生成処理が、実施形態1に係るレコーダシステム1000が行う仮想ディスク領域の生成処理と異なる点は、ホスト機器500のマイコン部510が、存在しないスロット番号を切り替える旨のATAPIコマンドを送信した後に固有識別情報を自ら生成する点にある。ここで、ホスト機器500のマイコン部510は、ランダム値を生成して固有識別情報としてもよいし、ホスト機器500が備えているシステムクロック(図示せず)の値を用いてもよい。
そして、マイコン部510は、上記スロット番号に対応する仮想ディスク領域に、生成した固有識別情報を書き込むためのATAPIコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100に供給する。
そして、ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、受け付けたATAPIコマンドに基づいて固有識別情報を仮想ディスク領域に記憶する。
以上のように、本実施形態に係るレコーダシステムにおける仮想ディスク領域の生成処理は、仮想ディスク領域の生成時に仮想ディスク領域に固有識別情報が記録される点において。実施形態1に係るレコーダシステムにおける仮想ディスク領域の生成処理と異なっている。
(コンテンツの大容量記憶媒体部120への録画処理)
本実施形態に係るレコーダシステムにおいて行われる録画処理は、実施形態1に係るレコーダシステム1000において行われる録画処理と同様であるので、説明を省略する。
(仮想ディスク領域と光ディスクとの関連づけについて)
本実施形態に係るレコーダシステムにおいて、仮想ディスク領域と光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクとの関連づけの処理について、以下に説明する。
光ディスクが光ディスクドライブ部130に装填されると、マイコン部111はディスクの装填を検知する。ホスト機器500のマイコン部510は、光ディスクドライブ部130の状態(光ディスクが挿入されているか)をハイブリッド光ドライブ装置100に定期的に問い合わせる。ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、問い合わせを受け付けると、ディスクが挿入された旨の通知をホスト機器500に送信する。そして、ホスト機器500のマイコン部510は、装填されている光ディスクにマウントし、当該光ディスクに固有識別情報が記録されているかを判定する。固有識別情報が記録されていると判定されている場合、すでに関連づけが行われているため関連付けの処理は行わない。一方、固有識別情報が記録されていないと判定された場合、さらに、マイコン部510は、光ディスクにコンテンツが記録されているか否かを判定する。記録されていると判定された場合処理を終了する。一方、記録されていないと判定された場合、ホスト機器500のマイコン部510は、関連付けを行う旨の指示をハイブリッド光ドライブ装置100に供給する。ここで、マイコン部111が関連付けを行う仮想ディスク領域のスロット番号は、ホスト機器500を介してユーザーに選択させてもよいし、あるいは、マイコン部111は、まだ関連づけがされていない仮想ディスク領域に対応するスロット番号のうち最も小さいものを、関連付けを行う仮想ディスク領域として自動的に選択するようにしてもよい。
そして、図16(b)に示すように、ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、受け付けた指示に基づいて、メモリ部112の管理情報のうち、当該仮想ディスク領域の固有識別情報フィールドに当該固有識別情報を記録する。
(光ディスクへのコンテンツのダビング処理)
次に、ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111が、仮想ディスク領域に記録されているコンテンツデータを光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクにダビングする処理について、図18を用いて説明する。
図18は、ダビング処理が開始されるまでに、ホスト機器500とハイブリッド光ドライブ装置100との間で行われる通信処理を示すシーケンス図である。
図18に示すように、光ディスクが光ディスクドライブ部130に装填されると、マイコン部111はディスクの装填を検知する(S91)。ホスト機器500のマイコン部510は、光ディスクドライブ部130の状態(光ディスクが挿入されているか)をハイブリッド光ドライブ装置100に定期的に問い合わせる(S92)。ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は、問い合わせを受け付けると、ディスクが挿入された旨の通知をホスト機器500に送信する(S93)。ホスト機器500のマイコン部510は、通知を受け付けると、挿入された光ディスクの状態をハイブリッド光ドライブ装置100に問い合わせる(S94)。ハイブリッド光ドライブ装置100のマイコン部111は問い合わせを受け付けると、光ディスクドライブ部130が光ディスクのマウントを完了した(レディ状態になった)ことを示す通知をホスト機器500に返却する(S95)。そして、ホスト機器500のマイコン部510は、光ディスクおよび大容量記憶媒体部120の各仮想ディスク領域から固有識別情報を読み出し(S96)、光ディスクに記録された固有識別情報と同一の固有識別情報が記録された仮想ディスク領域のスロット番号を取得する(S97)。マイコン部510は、取得したスロット番号をハイブリッド光ドライブ装置100に送信する(S98)。そして、ハイブリッド光ドライブ装置100は、光ディスクに割り当てるスロット番号を指定されたスロット番号に変更するとともに、指定されたスロット番号に対応する仮想ディスク領域に記録されているコンテンツデータを光ディスクにコピーする。
(実施形態3)
本実施形態に係るレコーダシステムは、ユーザーごとに仮想ディスク領域を割り当てることが可能な点で実施形態1や実施形態2に係るレコーダシステムと相違する。
以下、本実施形態に係るレコーダシステムについて説明するが、実施形態2に係るレコーダシステムについて説明したときと同様に、実施形態1に係るレコーダシステム1000と構成や動作が共通する点については、その旨を述べるにとどめ、構成や動作が異なる点について詳細に説明していくことにする。
(ハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500の構成)
本実施形態に係るレコーダシステムを構成するハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500の構成は、実施形態1に係るハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500と同一であるので説明を省略する。
(ユーザーアカウントの生成)
ホスト機器500は、ユーザーアカウントを生成する機能を備え、ユーザーアカウントの生成以外のホスト機器500に対する操作は、ユーザーアカウントを用いてログインした状態のときのみ受け付けるようになっている。ホスト機器500のマイコン部510は、ユーザーからユーザーID、ユーザー名およびパスワードの入力を受け付けると、これらの内容をユーザーアカウント情報としてメモリ部520に関連づけて記録するようになっている。
(仮想ディスク領域の生成処理)
本実施形態に係るレコーダシステムにおいて行われる仮想ディスク領域の生成処理が、実施形態1に係るレコーダシステム1000が行う仮想ディスク領域の生成処理と異なる点について、以下に説明する。
本実施形態に係るレコーダシステムにおいても、新規仮想ディスク領域の生成条件を満たすと、ホスト機器500が存在しないスロット番号に切り替える旨のATAPIコマンドをハイブリッド光ドライブ装置100に送信する。そして、ハイブリッド光ドライブ装置100が新たなイメージデータを大容量記憶媒体部120に生成するとともに当該イメージデータに関する管理情報をメモリ部112に記録する。
なお、本実施形態における新規仮想ディスク領域の生成条件として、実施形態1に列挙した生成条件a)〜d)に加え、「新たに生成されたユーザーアカウントでログインしたとき」を含めても良い。すなわち、図7(b)や図8に示すように、新規ユーザーアカウントが生成され、そのユーザーアカウントでログインされると、自動的に当該ユーザーに割り当てる仮想ディスク領域が大容量記憶媒体部120に生成される(S54)ようになっていてもよい。
(録画処理、仮想ディスク領域と光ディスクとの関連づけ、ダビング処理)
本実施形態に係るレコーダシステムにおいて行われる録画処理は、実施形態1に係るレコーダシステム1000において行われる録画処理と同様である。また、本実施形態に係るレコーダシステムにおいて行われる仮想ディスク領域と光ディスクドライブ部130に装填された光ディスクとの関連づけの処理は、実施形態1に係るレコーダシステム1000において行われる関連づけの処理と同様である。さらに、本実施形態に係るレコーダシステムにおいて行われるダビング処理も同様である。
従って、これらの処理に関する説明は省略することにする。
(ホスト機器のコンテンツリスト表示処理)
次に、ホスト機器500が表示装置600にコンテンツリストを表示する処理について、図22を用いて説明する。
本実施形態に係るレコーダシステムにおいて行われるコンテンツリストの表示処理は、実施形態1に係るレコーダシステム1000において行われるコンテンツリストの表示処理と同様であるが、以下の点で違いがある。
すなわち、図22(b)に示すように、マイコン部510が、特定の条件に合致するコンテンツのタイトルのみを表示する場合の条件として、大容量記憶媒体部120に記録されたコンテンツのうち、指定したユーザー名と関連づけられた仮想ディスク領域に記録されたコンテンツのみ、コンテンツのタイトルを表示することができる。
(ハイブリッド光ドライブ装置100の利点)
本発明の実施形態1〜3に係るハイブリッド光ドライブ装置100の利点について、図23を用いて以下に説明する。図23(a)(b)は、それぞれ、ハイブリッド光ドライブ装置100および従来のハイブリッドドライブ装置のダビング処理に要する時間について模式的に示した図である。
前述したように、ハイブリッド光ドライブ装置100が備える大容量記憶媒体部120の仮想ディスク領域は一般的な光ディスクのファイルシステムでフォーマットされ、コンテンツデータは当該ファイルシステムのファイルとして記録される。そして、仮想ディスク領域には、そのファイルシステムと同一のファイルシステムによりファイルを管理する光ディスクのみが関連づけられる。一方、従来のハイブリッドドライブ装置は、大容量記録媒体に記録されるデータをベンダー独自のファイルシステムによって管理している。
従って、従来のハイブリッドドライブ装置がデータを光ディスクにコピーするためには、ベンダー独自のファイルシステムで記録されたコンテンツデータを光ディスクのファイルシステムに適合するように変換する必要があるが、ハイブリッド光ドライブ装置100がコンテンツデータを光ディスクに記録する際には、ファイルシステムの変換を行う必要がない。
これにより、図23に示すように、ハイブリッド光ドライブ装置100は、コンテンツデータを大容量記憶媒体部120から光ディスクにコピーするために要する時間を従来に比べて短縮することができる。
また、ハイブリッド光ドライブ装置100は、仮想ディスク領域のファイルシステムと異なるファイルシステムによりファイルを管理する光ディスクについては、当該仮想ディスク領域との関連づけを行わない。従って、ハイブリッド光ドライブ装置100は、仮想ディスク領域に記録されているコンテンツ(例えば、ISOフォーマットで記録されているコンテンツ)を誤って意図しない光ディスク(例えば、UDFフォーマットで記録されている光ディスク)にコピーしてしまうという問題を抑制することができる。
(レコーダシステムの利点)
本発明の実施形態1、2に係るレコーダシステムは、番組タイトルごと、番組のジャンルごとに仮想ディスク領域を分割することができるので、一の仮想ディスク領域のデータと光ディスクのデータとが同期されるので、番組タイトルごと、番組のジャンルごとに、コンテンツを別個の光ディスクに記録することができる。また、本発明の実施形態3に係るレコーダシステムは、ユーザーごとに仮想ディスク領域を分割することができるので、ユーザーごとにコンテンツを別個の光ディスクに記録することができる。
(付記事項)
実施形態1〜3において、ホスト機器500は、チューナ部550において放送波を受信してコンテンツを取得するが、本発明はこれに限られるものではなく、チューナ部550は、図示しないネットワークI/Fを介してIP再送信により送られたデジタルコンテンツを取得するようにしてもよい。
また、大容量記憶媒体部120としては、HDDやSSD(ソリッドステートドライブ)などが用いられるが、これに限られるものではなく、SDカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)などのリムーバブルメディアに対するデータの読み書きを行う装置であってもよい。
(プログラムおよび記録媒体)
ハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、ハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するMPUなどのCPU、このプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
そして、本発明の目的は、ハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500のプログラムメモリに固定的に担持されている場合に限らず、上記プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、または、ソースプログラム)を記録した記録媒体をハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500に供給し、ハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500が上記記録媒体に記録されている上記プログラムコードを読み出して実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、ハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介してハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500に供給する。この通信ネットワークはハイブリッド光ドライブ装置100およびホスト機器500にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえばIEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係るレコーダシステムは、BDレコーダまたはDVDレコーダとして好適に利用することができる。
100 ハイブリッド光ドライブ装置(ハイブリッド記録装置)
110 記録制御基板(記録制御装置)
111 マイコン部(領域作成手段、判定手段、第2の判定手段、記録手段、記録制御手段、記録媒体情報記録手段、通信制御手段)
112 メモリ部(管理情報記憶部)
120 大容量記憶媒体部(記憶部)
130 光ディスクドライブ部(記録装置)
500 ホスト機器
510 マイコン部
520 メモリ部
600 表示装置

Claims (12)

  1. 着脱可能な記録媒体にデータを記録する記録装置を制御する記録制御装置であって、
    記憶部に記録領域を作成するとともに、該記録領域に特定のファイルシステムを構築する領域作成手段と、
    上記記録装置に記録媒体が装填されていないとき、該記録媒体に記録すべきデータを上記記録領域に記録する記録手段と、
    上記記録装置に記録媒体が装填されたとき、該記録媒体のファイルシステムと上記特定のファイルシステムとが一致するか否かを判定する判定手段と、
    上記判定手段が一致すると判定した場合に、上記記録装置に装填されている記録媒体に、上記記録手段によって上記記録領域に記録されたデータを記録するよう上記記録装置を制御する記録制御手段と、を備えていることを特徴とする記録制御装置。
  2. 上記記録領域の管理情報を記録するための管理情報記憶部と、
    上記領域作成手段が上記記録領域を作成するときに、当該記録領域に記録されたデータを記録すべき上記記録媒体の種別を示す記録媒体種別情報を当該記録領域と関連づけて上記管理情報記憶部に記録する記録媒体情報記録手段をさらに備え、
    上記判定手段は、上記記録媒体のファイルシステムおよび種別が、それぞれ、上記特定のファイルシステムおよび上記記録媒体種別情報が示す種別と一致し、かつ、上記記録領域の容量が上記記録媒体の記憶容量以下であるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の記録制御装置。
  3. 上記領域作成手段は、上記記憶部に複数の記録領域を作成するとともに、該複数の記録領域毎に特定のファイルシステムを構築し、
    上記複数の記録領域のうち一の記録領域に記録されたデータを上記記録媒体に記録するよう上記記録制御手段が上記記録装置を制御する場合に、当該一の記録領域と当該記録媒体とが関連付けられているか否かを判定する第2の判定手段をさらに備え、
    上記記録制御手段は、上記第2の判定手段が否と判定した場合には、当該一の記録領域と当該記録媒体とを関連づけ、さらに、上記記録装置に当該記録媒体が装填されたときには、関連づけられた当該一の記録領域に記録されたデータを当該記録媒体に記録するよう上記記録装置を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の記録制御装置。
  4. 上記記録領域の管理情報を記録するための管理情報記憶部をさらに備え、
    上記第2の判定手段が否と判定した場合に、上記記録制御手段が上記記録媒体に記録されているメディアIDを上記一の記録領域に関連づけて上記管理情報記憶部に記録することにより、上記一の記録領域と上記記録媒体とを関連付けることを特徴とする請求項3に記載の記録制御装置。
  5. 上記第2の判定手段が否と判定した場合に、外部から受け付けた識別値を上記記録手段が上記一の記録領域に記録し、かつ、上記記録制御手段が上記識別値を上記記録媒体に記録するよう上記記録装置を制御することを特徴とする請求項3に記載の記録制御装置。
  6. 上記複数の記録領域の各々には互いに異なるスロット番号が割り当てられており、
    上記領域作成手段は、上記複数のスロット番号のいずれとも異なるスロット番号への切り替えを要求するATAPIコマンドを受け付けた場合に上記記録領域を作成することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  7. 上記複数の記録領域の各々には、連続する整数のスロット番号が割り当てられ、
    上記スロット番号の最大値に2以上の値を加えて得た値と等しいスロット番号への切り替えを要求するATAPIコマンドを受け付けると、エラーが発生した旨を示す情報を外部に供給する通信制御手段をさらに備え、
    上記領域作成手段は、上記最大値に1を加えて得た値と等しいスロット番号への切り替えを要求するATAPIコマンドを受け付けた場合に限り上記記録領域を作成することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  8. 上記記録制御手段が上記記録媒体と関連づけられた上記一の記録領域に記録されたデータを当該記録媒体に記録するよう上記記録装置を制御するときに、上記一の記録領域に割り当てられているスロット番号を、上記記録装置にも割り当てる割当手段をさらに備えていることを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の記録制御装置。
  9. 記録制御装置と、記憶部と、記録装置と、を備えていることを特徴とするハイブリッド記録装置。
  10. 着脱可能な記録媒体にデータを記録する記録装置を制御する記録制御装置の記録制御方法であって、
    領域作成手段が、特定のファイルシステムが構築された記録領域を記憶部に作成する領域作成工程と、
    上記記録装置に記録媒体が装填されていないとき、記録手段が該記録媒体に記録すべきデータを上記記録領域に記録する記録工程と、
    上記記録装置に記録媒体が装填されたとき、判定手段が該記録媒体のファイルシステムと上記特定のファイルシステムとが一致するか否かを判定する判定工程と、
    上記判定工程にて一致すると判定された場合に、上記記録装置に装填された記録媒体に、上記記録手段によって上記記録領域に記録されたデータを記録制御手段が記録するよう上記記録装置を制御する記録制御工程と、を含んでいることを特徴とする記録制御方法。
  11. 請求項1から8のいずれか1項に記載の記録制御装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記記録制御装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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