JP5512681B2 - ダビングシステム、コンテンツ記録装置、ダビング方法 - Google Patents

ダビングシステム、コンテンツ記録装置、ダビング方法 Download PDF

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Description

複数の装置に分散して記憶されたコンテンツを、可搬型の記録媒体にダビングする技術に関する。
放送番組などのコンテンツを内蔵HDD(Hard Disk Drive)に録画し、撮り貯めたコンテンツを光ディスクにダビングする機能を有するコンテンツ記録装置(例えば、HDD搭載ブルーレイレコーダーなど)がある。
また、複数の装置をネットワークで接続し、DLNA(Digital Living Network Alliance)をはじめとした宅内ネットワーク連携サービスの利用が進んでいる。
係る宅内ネットワーク連携サービスでは、ある装置に保存されたコンテンツを、ネットワークを通して別の装置において取得して再生することができる。
また、ある装置において、ネットワークを経由して他の装置に対して録画予約(SRS:Scheduled Recording Service)の指示を行うこともできる。
ところで、特許文献1では、再生装置においてAVデータを記録した光ディスクを再生する際に、このAVデータの管理情報を基に、AVデータに関連するデータ(字幕)をサーバからダウンロードする技術が記載されている。
特開2005−158197号公報
上述のような宅内ネットワーク連携サービスの普及が進むにつれ、ユーザ宅では、数多くのコンテンツが宅内の複数の装置に分散して記憶されるような状況が増えつつある。
このような状況下において、撮り貯めたコンテンツを光ディスクへとダビングしようとする場合、ダビングしようとするコンテンツがどの装置に記憶されているかをユーザ(特に装置を使い慣れないユーザ)が把握することは難しいと考えられる。
本発明は、このような背景の下になされたものであって、コンテンツが複数の装置に分散して記憶された状況下において、指定したコンテンツを、光ディスクなどの可搬型の記録媒体へとダビングすることを容易にできるダビングシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るダビングシステムは、可搬型の記録媒体に対して複数の装置が協働してダビングを行うダビングシステムであって、前記複数の装置のうちの第1装置は、当該複数の装置が記憶しているコンテンツのリストを作成する作成手段と、作成されたコンテンツのリストの中から、記録の対象とするコンテンツの選択を受け付ける受付手段と、選択を受け付けたコンテンツ毎に、対応するコンテンツ識別情報を取得する取得手段と、取得されたコンテンツ識別情報を含む第1管理データを、前記記録媒体に書き込む書込手段と、を備え、前記複数の装置のうちの第2装置は、コンテンツを記憶する記憶手段と、記憶されたコンテンツ毎に対応するコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、前記記録媒体に記録された第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報を読み出す読出手段と、読み出されたコンテンツ識別情報と、生成手段により生成されたコンテンツ識別情報との同一性を判断する判断手段と、同一と判断された場合に、判断に用いたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツを前記記録媒体に追記する追記手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るダビングシステムによれば、第1装置は記録媒体に記録の対象とするコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を書き込む。そして、第2装置は、記録媒体に書き込まれたコンテンツ識別情報を手掛かりとして、コンテンツの追記を行うことができるので、記録媒体へのダビングの容易化に貢献できる。
ダビングシステム1の概要を示す図 コンテンツ記録装置11のハードウェア構成を示す図 コンテンツ記録装置11の機能ブロック図 コンテンツ記録装置12の機能ブロック図 順序情報の例を示す図 光ディスク31におけるディレクトリ構成を示す図 第1管理データの構成を示す図 第2管理データの構成を示す図 新規記録装置側の処理の流れを示すフローチャート コンテンツのリストやハッシュ値に関するシーケンス図 ダビングを受け付けるメニューの例を示す図 書き込み結果の表示例を示す図 追加記録装置側の処理の流れを示すフローチャート 自宅内のコンテンツ記録装置11〜14に分散して保存されたコンテンツを1枚の光ディスク31にダビングする際の流れを示す図 第1管理データに含まれる追完判断情報の変遷と、第1管理データ(一部は第2管理データ)のPLAYLISTテーブルの変遷を示す図 コンテンツ記録装置12aの機能ブロック図 ダビング対象である旨を通知する通知処理の流れを示すフローチャート ステップS1703(図17)に対応する通知の例を示す図 ステップS1703(図17)に対応する通知の例を示す図 新規記録装置側の処理の流れを示すフローチャート
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は、ダビングシステム1の概要を示す図である。
ダビングシステム1は、ネットワーク2を介して相互に接続された4台のコンテンツ記録装置11,12,13,14を含む。なお、図1中の各装置のブロックに併記した「aa:aa:aa:aa:aa:aa」などは、装置のMAC(Media Access Control)アドレスである。
コンテンツ記録装置11〜14は、一般的なHDD搭載ブルーレイレコーダーと同等の機能を有している。具体的には、放送番組などのコンテンツを受信して、内蔵するHDDに録画し、録画したコンテンツを再生する機能を有している。また、コンテンツ記録装置11〜14は、光学ドライブを備え、光学ドライブに挿入された光ディスク31に、自装置のHDDに録画した(記憶した)コンテンツをダビングする機能を有する。以下、光ディスクは特記しない限りBD−RE(Blu-ray Disc Rewritable;読み書き可能なブルーレイディスク)であるとする。
なお、コンテンツ記録装置11〜14は、DLNAのガイドラインに沿って他の装置と様々な情報の授受が可能となっている。
ダビングシステム1では、数多くのコンテンツがコンテンツ記録装置11〜14のHDDに分散して記録されており、コンテンツ記録装置11〜14間で協働して1枚の光ディスク31へと、ダビングが指定されたコンテンツを書き込むものである。
特に、図1の例では、毎週放送される連続番組の第1話から第4話までを、
第1話・・・コンテンツ記録装置11
第2話、第4話・・・コンテンツ記録装置12
第3話・・・コンテンツ記録装置13
というように、各コンテンツ記録装置が録画してそれぞれのローカルなHDDに記憶しているものとする。
そして、このような環境下において、あるユーザAがこの第1話から第4話までを放送順に沿って1枚の光ディスク31にダビングしようとする場合の流れは次の通りである(図14参照)。
(1)コンテンツ記録装置11において、第1話から第4話までをダビング対象とする選択と、第1話→第2話→第3話→第4話という再生順序の指定とをユーザAから受け付ける。
そして、コンテンツ記録装置11において、挿入された光ディスク31へと自装置が記憶している第1話をダビングする(新たに書き込む)。
(2)コンテンツ記録装置12において、挿入された光ディスク31へと自装置が記憶している第2話と第4話をダビングする(追記する)。
(3)コンテンツ記録装置13において、挿入された光ディスク31へと自装置が記憶している第3話をダビングする(追記する)。
このような(1)〜(3)の過程を経て光ディスク31へと第1話から第4話がダビングされることとなる。
なお、詳しくは後述するが、新規のダビングを行うコンテンツ記録装置11では、後々のダビングで追記すべきコンテンツを識別するための追加判断情報を光ディスク31に書き込む。コンテンツ記録装置12,13では、光ディスク31に書き込まれた上記追加判断情報を手掛かりとして、追記すべきコンテンツを特定する。
また、最後のダビングを行ったコンテンツ記録装置13においては、光ディスク31の管理データを、ユーザAから指定された再生順序に沿った管理データへと書き換える。この書き換えにより、3台のコンテンツ記録装置(11、12、13)に対して任意の順番で光ディスク31を挿入したとしても、最終的な光ディスク31における再生順序は、ユーザAの意向に沿う再生順序になるようにすることができる。
図2は、コンテンツ記録装置11のハードウェア構成を示す図である。図2ではコンテンツ記録装置11について示しているが、他の3台のコンテンツ記録装置12,13,14も同様なハードウェア構成を有している。
コンテンツ記録装置11は、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理部)10、メモリ装置20、HDD25、通信装置30、光学ドライブ32、入力装置40、表示装置45を備えている。
これらの装置は、バスライン50を通じて互いに接続されている。
HDD25、光学ドライブ32、入力装置40及び表示装置45は、それぞれ、I/F(インタフェース)26、35、41及び46を通じてバスライン50に接続される。
なお、CPU10は、単一のCPUで構成されてもよく、複数のCPUで構成されてもよい。図2の例では、単一のCPU10を有する例を示している。
メモリ装置20は、ROM(Read Only Memory)21及びRAM(Random Access Memory)22を備えている。
ROM21は、CPU10の動作を規定するコンピュータプログラム及びデータを記憶している。なお、コンピュータプログラム及びデータは、HDD25に記憶させることもできる。
ROMのハードウェアとしては、フラッシュメモリなど、書き込みが可能で、電源を切っても記憶内容を保持できる不揮発性のメモリから構成することができる。
CPU10は、ROM21又はHDD25が格納するコンピュータプログラム及びデータを、必要に応じてRAM22に書き込みつつ、コンピュータプログラムが規定する処理を実行する。
RAM22は、CPU10が処理を実行するのに伴って発生するデータを一時的に記憶する媒体としても機能する。
HDD25は、コンピュータプログラムやコンテンツなどの様々なデータを記録保持する装置である。このコンテンツは、コンテンツ記録装置11が放送番組を受信して、録画した放送データである。
光学ドライブ32は、光ディスク31に記録された情報の読み出し及び光ディスク31への情報の書き込みを行う装置である。
通信装置30は、電話回線、ネットワーク線、無線、赤外線通信等の通信回線33を通じて、外部と自身との間で、コンピュータプログラム、あるいはデータを交換する装置である。
入力装置40は、ユーザの操作によりデータ等を入力する装置であり、例えば、AV機器に配列された入力ボタン、PADに配列されたキーボード、あるいは着脱自在のマウス、キーボードである。また、入力装置40は、AV機器に対するリモートコントロール装置であってもよく、この場合、入力装置40は、バスライン50とは直結していないことになる。
表示装置45は、画像や映像を画面に表示したり、音声で出力したりする装置であり、例えばLCD(Liguid Crystal Display;液晶表示器)、ブラウン管などである。スピーカを含めて構成することもできる。
続いて、最初にダビング対象のコンテンツを記録するコンテンツ記録装置(新規記録装置)11の機能ブロックを図3を用いて説明し、ダビング対象のコンテンツを追記するコンテンツ記録装置(追加記録装置)12,13,14の機能ブロックについて図4を用いて説明する。
<新規記録装置>
図3は、コンテンツ記録装置11の機能ブロック図である。
コンテンツ記録装置11は、コンテンツ記憶部102、ダビング受付部104、リスト作成部106、通信制御部108、取得部110、管理情報生成部112、書込処理部114、光学ドライブ制御部116を備える。
コンテンツ記憶部102は、HDD25から構成され、コンテンツを記憶する。
リスト作成部106は、通信制御部108を介して、他のコンテンツ記録装置12,13,14が保持しているコンテンツのリストを取得し、ネットワーク2上に在るすべてのコンテンツ(コンテンツ記録装置11〜14が記憶するコンテンツ)のリストを作成する。
ダビング受付部104は、リスト作成部106が作成したコンテンツのリストを含むメニューを表示装置45に表示し、入力装置40を介してリストの中からダビングすべきコンテンツの選択と再生順序の指定とを受け付ける。受け付け内容を示す順序情報を図5に示す。順序情報105は、(1)受け付けた「再生順序」105a、(2)受け付けたコンテンツを一意に識別する「コンテンツID」105b、加えて、(3)コンテンツIDで示されるコンテンツを格納しているコンテンツ記録装置の「MACアドレス」105cとを有する。ダビング受付部104は、この順序情報を管理情報生成部112に通知する。
なお、MACアドレスは、例えば、通信制御部108がARPプロトコル(Address Resolution Protocol)にしたがったリクエストを他のコンテンツ記録装置12,13,14に送信することで取得することができる。
通信制御部108は、通信装置30を含んで構成され、ネットワーク2との情報の送受を制御する。
取得部110は、ダビング受付部104が受け付けたダビング対象のコンテンツに対応するハッシュ値や、ダビング対象のコンテンツを記憶しているコンテンツ記録装置のMACアドレスを、他の装置から取得する。
管理情報生成部112は、ダビング受付部104から通知された順序情報(図5参照)や、取得部110が取得したハッシュ値とMACアドレスの組である追加判断情報などに基づいて、第1管理データの生成および第2管理データの生成を行う。
第1管理データは、追加判断情報を含み、一連のダビングが完了するまでに利用されるデータである。最終的にダビングが完了した時点で、第2管理データに取って代わられることとなる。
これに対して、第2管理データは、追加判断情報は含まないがダビング受付部104が受け付けたコンテンツの再生順序にしたがったPLAYLISTテーブルを含む。両管理データの詳細は後述する。
書込処理部114は、光学ドライブ制御部116を介して光ディスク31へのデータの書き込み処理を行う。
具体的には、ダビング受付部104が受け付けたダビング対象のコンテンツが、コンテンツ記憶部102に記憶されている場合には、その記憶されたコンテンツを光ディスク31に書き込む。
管理情報生成部112が生成した両管理データを光ディスク31に書き込む。
光学ドライブ制御部116は、光学ドライブ32の光ピックアップ部の制御やトレイの開閉制御などを行う。
<追加記録装置>
図4は、コンテンツ記録装置12の機能ブロック図である。他の2台のコンテンツ記録装置13,14もコンテンツ記録装置12と同様の機能ブロック構成を備えている。
コンテンツ記録装置12は、コンテンツ記憶部202、ハッシュ値記憶部204、ハッシュ値生成部206、通信制御部208、更新部210、読出部212、追記処理部214、光学ドライブ制御部216を備える。
コンテンツ記憶部202は、HDD25から構成され、コンテンツを記憶する。
ハッシュ値生成部206は、コンテンツ記憶部202に記憶されたコンテンツ毎に、そのコンテンツのメタデータ(フォーマット、フレームレート、解像度、再生区間情報、コンテンツの作成者名、コンテンツのタイトルなど)に基づいたハッシュ値を生成する。そしてハッシュ値生成部206は、生成したハッシュ値を生成の元にしたコンテンツのIDと関連付けてハッシュ値記憶部204に記憶する。
なお、ハッシュ値生成部206が用いるハッシュ関数は、例えば、SHA(Secure Hash Algorithm)やMD5(Message Digest Algorithm 5)を用いることができる。
通信制御部208は、通信装置30を含んで構成され、ネットワーク2との情報の送受を制御する。
読出部212は、光学ドライブ制御部216を介して、光ディスク31の追加判断情報(ハッシュ値とMACアドレスの組)を読み出す。
追記処理部214は、読み出された追加判断情報(MACアドレスとハッシュ値との組)を基に追記すべきコンテンツの有無を判断する。追記すべきコンテンツがあれば、そのコンテンツをコンテンツ記憶部202から読み出し、光学ドライブ制御部216を介して光ディスク31に追記する。
更新部210は、追記処理部214によるコンテンツの追記に伴い、光ディスク31内の追加判断情報に含まれ、追記したコンテンツに対応するハッシュ値を無効化する。
また、更新部210は、光ディスク31の追加判断情報に含まれるすべてのハッシュ値が無効化されていると判断すると、第1管理データを無効化し、第2管理データを有効化する。
なお、BD−RE規格の光ディスク31の場合、無効化とは管理データの削除である。
また、有効化とは、BD−RE規格したがって、管理データをファイル名「Info.BDAV」とした上で、ファイルシステムにおけるディスクの最上位のフォルダに配置することである。
さらに、更新部210は、追記処理部214によるコンテンツの追記に伴い、ハッシュ値記憶部204に記憶されたハッシュ値のうち、追記したコンテンツに対応するハッシュ値を削除する。
光学ドライブ制御部216は、光学ドライブ32の光ピックアップ部の制御やトレイの開閉制御などを行う。
次に、図6を用いて光ディスク31におけるディレクトリ構成を説明する。
ルートディレクトリは「Info.BDAV」ファイルと「PLAYLIST」、「CLIPINF」、「STREAM」のディレクトリより構成される。なお、図6の例では、「00001」「00002」「00003」のIDを持つ3つのコンテンツが格納された際の状態を示している。
「Info.BDAV」ファイルは、管理データのことである。
「PLAYLIST」は、「XXXXX.rpls」など拡張子「.rpls」のPLAYLISTファイルを格納する。このPLAYLISTファイルのそれぞれには、ファイル名に対応するストリームを再生する際に、どの区間を再生するのかを示す情報(再生区間情報)が記述されている。
「CLIPINF」は、ファイル名に対応するSTREAMを再生する際に必要な情報が記述された「XXXXX.clpi」ファイルを格納する。
「STREAM」は、ストリームファイルである「XXXXX.m2ts」ファイルを格納する。
続いて、図7を用いて第1管理データの構成について説明し、図8を用いて第2管理データの構成について説明する。
<第1管理データ>
図7に示すように、第1管理データ601は、管理データヘッダ602、アプリケーション情報603、PLAYLISTテーブル領域604、プライベート情報格納領域605によって構成される。
管理データヘッダ602は、第1管理データ601のサイズ、バージョン情報を格納する。
アプリケーション情報603は、再生時にアプリケーションが利用する情報を格納する。
PLAYLISTテーブル領域604は、PLAYLISTテーブル616を格納しており、PLAYLISTテーブル616は再生可能なPLAYLISTのファイル名を格納する。図7の例では、「00001.rpls」のファイル名を格納している。
プライベート情報格納領域605は、機器メーカが独自に定義したデータを格納する。プライベート情報606はプライベート情報格納領域605に格納された内容である。
プライベート情報606は、プライベート情報全体のサイズを示す領域サイズ607とデータ領域ヘッダ608とデータ領域609の組を複数格納する。
なお、図7では複数の組のうちのひとつの組のみを示している。
データ領域ヘッダ608は、組となるデータ領域609に格納された情報を識別する情報を格納する。
データ領域609は、追加判断情報610を格納する。
追加判断情報610は、「MACアドレス」610aと「ハッシュ値」610bとの組を含む。追加判断情報610は、ダビング受付部104が受け付けた再生順序に従って並んでいる。
このような第1管理データ601は、コンテンツ記録装置11の管理情報生成部112により生成され、Info.BDAVファイル(図6)として書込処理部114により光ディスク31に記録される。なお、追加判断情報610を格納するデータ領域(独自拡張可能領域)609は、BD−RE規格におけるInfo.BDAVファイル内のMakersPrivateDataを用いることができる。
<第2管理データ>
図8に示すように、第2管理データ701は、管理データヘッダ702とアプリケーション情報703、PLAYLISTテーブル領域704、プライベート情報格納領域705によって構成される。
管理データヘッダ702は、管理データ701のサイズ、バージョン情報を格納する。
アプリケーション情報703は、再生時にアプリケーションが利用する情報を格納する。
PLAYLISTテーブル領域704は、PLAYLISTテーブル706を格納しており、PLAYLISTテーブル706はダビング完了後に再生可能になるPLAYLISTのファイル名を格納する。
プライベート情報格納領域705は、機器メーカが独自に定義したデータを格納する。
このように第2管理データ701は、第1管理データ601とは異なり、追加判断情報を含んでいない。もっとも、第2管理データ701は、受付部104が受け付けたコンテンツの再生順序にしたがったPLAYLISTテーブルを含んでいる。第2管理データ701は、後述するように最終的にダビングが完了した時点で更新部210により有効化されることとなるのであるが、有効化されると上記PLAYLISTテーブルで規定される再生順序も有効化されることとなる。
図9〜図12を用いて新規記録装置(コンテンツ記録装置11)側における処理の流れを説明する。その後、図13を用いて追加記録装置(コンテンツ記録装置12,13,14)側における処理を説明する。
<新規記録装置側の処理>
図9に示すように、コンテンツ記録装置11では、リスト作成部106が、自装置のコンテンツ記憶部11および他のコンテンツ記録装置12,13,14が保持しているコンテンツのリストを取得し、ネットワーク2上に在るすべてのコンテンツのリストを作成する。
なお、他の装置からのリストの取得は、図10に示すように、リスト作成部106が、コンテンツ記録装置12〜14のそれぞれにコンテンツのリストの要求を送信し(S91a)、要求に応じて送信されてきたリストを受信することによりなされる(S91b)。このようなリストのやりとりはDLNAのガイドラインに準拠したやり方で行うことができる。
ダビング受付部104は、リスト作成部106が作成したコンテンツのリストを含むメニューを表示装置45に表示して、ダビング対象とするコンテンツの選択、再生順序の指定を受け付ける(S92)。ステップS92におけるメニューの例を図11に示す。図11では、メニュー画面45aと、リモートコントロール装置40aを用いて操作するユーザの様子を示している。
受け付け後、取得部110は、ダビング対象となるコンテンツの中で、自装置のコンテンツ記憶部11が記憶しているコンテンツを除くコンテンツについて、そのコンテンツに対応するハッシュ値を他の装置から取得する(S93)。
このハッシュ値の取得は、取得部110が、ダビング受付部104が受け付けたダビング対象のコンテンツ(以下、ダビング対象のコンテンツを単に「対象コンテンツ」と呼ぶことがある)を記憶するコンテンツ記録装置へとハッシュ値の要求を送信し(S93a)、要求に応じて送信されてきたハッシュ値を受信することによりなされる(S93b)。
図10の例では、第2話(コンテンツID:00024)と第4話(コンテンツID:00025)とを記憶するコンテンツ記録装置12からは、第2話と第4話のそれぞれにコンテンツに対応するハッシュ値を取得している。また、第3話(コンテンツID:00004)を記憶するコンテンツ記録装置13からは、第3話にコンテンツに対応するハッシュ値を取得している。
ハッシュ値の取得後、書込処理部114は、自装置のコンテンツ記憶部102にステップS92で受け付けた対象コンテンツがあるかどうか判断し(S94)、対象コンテンツが有れば(S94:Yes)、コンテンツ記憶部102からその対象コンテンツの管理情報や所在情報などを取得して後に続く書き込み処理の準備をする(S95)。
管理情報生成部112は、第1管理データと第2管理データを生成する(S96)。
第1管理データは、追加判断情報を含む。この追加判断情報は、ステップS93で取得したハッシュ値とハッシュ値の生成元であるMACアドレスとの組である。なお、自装置に対象コンテンツが有った場合には(S94:Yes,S95)、そのコンテンツのハッシュ値は無効値とする。図7の追加判断情報の例では、コンテンツ記録装置11の記憶部102には、第1話が格納されていたので、第1話に対応するハッシュ値は無効値となっている。
第2管理データは、追加判断情報は含まないがダビング受付部104が受け付けたコンテンツの再生順序(第1話→第2話→第3話→第4話)にしたがったPLAYLISTテーブルを含む。
続いて、書込処理部114は、管理情報生成部112が生成した第1管理データおよび第2管理データを光ディスクへと書き込む。なお、書込処理部114は、ステップS95で書き込みの準備をした対象コンテンツがあれば、そのコンテンツも光ディスク31に書き込む(S97)。
書き込みが終わると、書込処理部114は、書き込み結果を表示装置45に表示する(S98)。この表示例を図12に示す。図12のメニュー画面80では、ダビング済みのコンテンツを示すメッセージと、未ダビングなコンテンツが存在する装置名を含んでいる。
<追加記録装置側の処理>
図13は、追加記録装置であるコンテンツ記録装置12〜14における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、追加記録装置では、光学ドライブ32のトレイに光ディスク31が挿入されるまで待機する(S1301)。
光ディスク31が挿入されると、読出部212は、挿入された光ディスクの第1管理データに含まれる追加判断情報(ハッシュ値とMACアドレスの組)を読み出す(S1302)。
続くステップS1303〜S1305の処理は、光ディスク31の第1管理データに含まれる追加判断情報を手掛かりとして、自装置に割り当てられた追記すべきコンテンツを特定するための処理である。
まず、追記処理部214は、読み出されたハッシュ値の中で、無効値でないハッシュ値があれば(S1303:Yes)、その無効値でないハッシュ値に対応するMACアドレスが自装置のMACアドレスと一致するかどうか判定する(S1304)。
追記処理部214は、自装置のMACアドレスと一致すれば(S1304:Yes)、追記処理部214は、読み出されたハッシュ値が、ハッシュ値記憶部204のハッシュ値と一致するかどうかを判定する(S1305)。
一致するハッシュ値があれば(S1305:Yes)、追記処理部214は、そのハッシュ値の生成の元にしたコンテンツを光ディスク31に追記する(S1306)。
ステップS1303〜S1305の処理の具体例を説明する。例えば、コンテンツ記録装置12の読出部212が図7のような追加判断情報を読み出したとすると、追記処理部214は、読み出した3つの有効なハッシュ値の中で、自装置であるコンテンツ記録装置12のMACアドレス「bb:bb:bb:bb:bb:bb」に一致する2つのハッシュ値「123...」「890...」をステップS1305の判定に用いる。そして、追記処理部214は、両ハッシュ値がハッシュ記憶部204に記憶されていれば、両ハッシュ値の生成の元にしたコンテンツである第2話と第4話とを追記対象のコンテンツであると特定する。
コンテンツの追記(S1306)の後、更新部210は、光ディスク31内の追加判断情報において、追記したコンテンツに対応するハッシュ値を無効化する(S1307)。
また、更新部210は、ハッシュ値記憶部204に記憶されたハッシュ値のうち、追記したコンテンツに対応するハッシュ値を削除する。
さらに更新部210は、光ディスク31の追加判断情報に含まれるハッシュ値のうち、有効なハッシュ値が残っていれば、未記録コンテンツが有ると判断する(S1308:Yes)。
これに対して、更新部210は、光ディスク31の追加判断情報に含まれるハッシュ値のすべてが無効化されていれば、未記録コンテンツが無いと判断する(S1308:No)。
そして、更新部210は、第1管理データを無効化し(S1309)、第2管理データを有効化する(S1310)。
未記録コンテンツが有るか(S1308:Yes)、第2管理データの有効化(S1310)を終えると、追記処理部214は、書き込み結果を表示する(S1311)。
ステップS1311においては、未記録コンテンツが残っている場合には、追記処理部214は、図12のように未記録コンテンツを記憶する装置の一覧を表示する。
これに対して、未記録コンテンツがない場合には、追記処理部214は、一連のダビングが完了した旨のメッセージを表示する(図示しない)。
<具体例>
次に、冒頭で述べたコンテンツ記録装置11〜14に分散して保存された第1話から第4話までのコンテンツを1枚の光ディスク31にダビングする際の流れについて、図14を用いて説明する。
図14の(1)〜(3)の流れを順に説明する。
(1)コンテンツ記録装置11において、第1話から第4話までをダビング対象とする選択と、第1話→第2話→第3話→第4話という再生順序の指定とをユーザAから受け付ける(図9:S92)。
そして、コンテンツ記録装置11においては、挿入された光ディスク31へと自装置が記憶している第1話(ep1)、第1管理データおよび第2管理データを書き込む(図9:S97)。
この書き込む第1管理データは、コンテンツ記録装置11が、第三話を記憶するコンテンツ記録装置13から取得した第三話のハッシュ値並びに第二話と第四話とを記憶するコンテンツ記録装置12から取得した第二話と第四話とのハッシュ値と、ハッシュ値の生成元であるコンテンツ記録13,12それぞれのMACアドレスとからなる追加判断情報を含んでいる。なお、この追加判断情報において当該コンテンツ記録装置11で書き込むことになる第1話のハッシュ値は無効化となっている。
また、この書き込む第2管理データは、追加判断情報は含まないがダビング受付部104が受け付けたコンテンツの再生順序(第1話→第2話→第3話→第4話)にしたがったPLAYLISTテーブルを含む。
(2)コンテンツ記録装置12においては、挿入された光ディスク31から追加判断情報を読み出す(図13:S1302)。
コンテンツ記録装置12は、読み出した追加判断情報に含まれるMACアドレスが自装置と一致していて(S1304:Yes)、MACアドレスに対応する第二話並びに第四話のハッシュ値が、自装置のハッシュ記憶部204が記憶しているハッシュ値と一致しているので(S1305:Yes)、自装置が記憶している第2話(ep2)と第4話(ep4)とを光ディスク31に追記し(S1306)、光ディスク31の第1管理データにおける第2話(ep2)と第4話(ep4)とのハッシュ値を無効化する(S1307)。
(3)コンテンツ記録装置13においては、挿入された光ディスク31から追加判断情報を読み出す(図13:S1302)。
コンテンツ記録装置13は、読み出した追加判断情報に含まれるMACアドレスが自装置と一致していて(S1304:Yes)、MACアドレスに対応する第二話並びに第四話のハッシュ値が、自装置のハッシュ記憶部204が記憶しているハッシュ値と一致しているので(S1305:Yes)、自装置が記憶している第3話(ep3)を光ディスク31に追記し(S1306)、光ディスク31の第1管理データにおける第3話(ep3)とのハッシュ値を無効化する(S1307)。
そして、この無効化の結果、コンテンツ記録装置13は、光ディスク31の第1管理データにおけるすべてのハッシュ値が無効化と判断し(S1308:No)、第1管理データを無効化し(S1309)、第2管理データを有効化する(S1310)。
図15は、第1管理データに含まれる追完判断情報の変遷と、第1管理データ(一部は第2管理データ)のPLAYLISTテーブルの変遷を示す図である。
特に、コンテンツ記録装置13では、第1管理データにおけるPLAYLISTテーブル616は、ダビング順である00001.rpls→00002.rpls→00004.rpls→00003.rplsつまり第1話→第2話→第4話→第3話と、ユーザAの意に沿わない順番になっている。もっとも上に述べたように、ハッシュ値がすべて無効化されたことにより、第1管理データは無効化され、第2管理データに取って代わられることになるので、光ディスク31の管理データとして最終的に生き残るPLAYLISTテーブル706は、第1話→第2話→第3話→第4話とユーザAの意向通りのものとなる。なお、追加判断情報610は管理データとしては消去されることとなる。
<補足1>
以上、本実施の形態について説明したが、本発明は上記の内容に限定されず、本発明の目的とそれに関連又は付随する目的を達成するための各種形態においても実施可能であり、例えば、以下であっても構わない。
(1)光ディスク31に対して行う一連のダビングが完了する前に、ダビング対象のコンテンツが編集されてしまうと、ダビングが完遂できなくなるおそれがある。例えば、図14の(2)の手前の段階において、ダビング指示をしたユーザAとは別のユーザBが、コンテンツ記録装置13の第3話のコンテンツを編集した場合には、その編集により第3話のコンテンツのメタデータが変更され、ひいては第3話のコンテンツから生成されるハッシュ値も変更されることとなる。この場合、コンテンツ記録装置13に光ディスク31を挿入したとしても、ダビング指示した時点の第3話のコンテンツはもはやコンテンツ記録装置13には存在しないので、コンテンツ記録装置13における第3話の追記がなされないのである。
そこで、コンテンツの編集を受け付けた際に、そのコンテンツがダビング対象となっていればその旨をユーザに通知することで一連のダビングが円滑に進むよう支援するとしても構わない。
具体的には、図16に示すコンテンツ記録装置12aは、図4のコンテンツ記録装置12と大半は同様の構成であるが、編集受付部218と通知部220を備えている。
編集受付部218は、コンテンツ記憶部202が記憶しているコンテンツに対する編集を受け付ける。
この編集は、一般的なコンテンツに対する編集・加工に関するものであり、例えば、コンテンツの一部の再生区間の削除(カット)、コンテンツ全体の削除、複数のコンテンツの結合、コンテンツのエンコードなどが挙げられる。
通知部220は、編集受付部218が編集を受け付けたコンテンツがダビング対象であるかを判断して、ダビング対象であれば表示装置45にその旨を表示させる機能を有する。
図17は、ダビング対象である旨を通知する通知処理の流れを示すフローチャートである。
まず、編集受付部218がコンテンツの編集を受け付けると(S1701)、通知部220は、受け付けたコンテンツに対応するハッシュ値が、ハッシュ値記憶部204に有るかどうかを判断する(S1702)。
有れば(S1702:Yes)、通知部220は、編集を受け付けたコンテンツがダビング対象である旨を通知する(S1703)。
ステップS1703(図17)に対応する通知の例を図18に示す。
図18のメニュー画面82では、「このコンテンツは、ダビング対象になっているようです。編集すると、ダビングに支障が出るかもしれません。」とダビング対象である旨と、ダビングへの影響を注意する旨を含むメッセージが表示されている。
このようなメッセージをユーザBに対して通知することにより、ダビング対象のコンテンツの編集の再考を促すことができる。
あるいは図19のメニュー画面84に示すように、「編集ロックがかかっています!」とユーザBに通知した上で、編集受付部218によるダビング対象のコンテンツに対する編集を強制的に禁止(抑止)するようにしても構わない。
なお、図18や図19では、画面表示による通知の例を説明したがこれに限られない。編集を試みるユーザに対して知らせ得る手段であればよく、例えば音声により通知してもよい。
(2)実施の形態では、新規記録装置であるコンテンツ記録装置11(図3)と追加記録装置であるコンテンツ記録装置12〜14(図4)とを異なる構成として説明したが、コンテンツ記録装置11〜14ともに図3、図4で説明した機能ブロックを備える構成としてもよい。
(3)実施の形態では、可搬型の記録媒体の一例としてBD−REの光ディスク31を挙げて説明したが、光ディスクであればこれに限らず、CDやDVDなどであっても構わない。
さらには、光ディスクに限らず、SDなどのメモリカードであってもよい。
(4)実施の形態では、第1管理データの無効化とは、当該第1管理データの削除を意味するとして説明している。もっとも、例えばBD−R(Readable)のように、書き換えができない光ディスクを用いる場合には、無効である旨の情報を追記することにより第1管理データを無効化してもよい。
(5)実施の形態では、コンテンツ記録装置11〜14はHDD搭載ブルーレイレコーダーと同様な機能を備えるとして説明したが、レコーダーとしての機能は必須ではなく、コンテンツを記憶する記憶手段と、記憶媒体にデータを書き込む機能があれば足りる。
また、コンテンツ記録装置11〜14としては、PC、ワークステーションなどのコンピュータ端末や、カーナビ、PAD、携帯電話などのモバイル端末などとして構成することもできる。
(6)実施の形態では、ハッシュ値生成部206により生成されたハッシュ値により、各コンテンツ記録装置において書き込むべきコンテンツの有無を判断するとして説明したがこれに限られない。ハッシュ値の代わりに、コンテンツIDやコンテンツの名称など、コンテンツを識別し得る情報を利用することも考えられる。
もっとも、ハッシュ値は、ダビング対象とするコンテンツの編集(あるいは改ざん)の検出に向いているので好適である。
(7)実施の形態では、コンテンツ記録装置11〜14のそれぞれを識別する情報としてMACアドレスを例に挙げて説明したが、装置を一意に識別するための識別子であればこれに限られない。例えば、各装置に固定の識別子(例えば、IPアドレスやホスト名など)が割り当てられているネットワークにおいては、IPアドレスやホスト名を利用してもよい。
(8)実施の形態では、追加判断情報は、図7に示すようにハッシュ値とMACアドレスとの組であるとして説明したが、これに限られない。例えば、追加判断情報は、ハッシュ値のみで構成されていてもよい。
また、ハッシュ値生成部206によるハッシュ値の生成材料として、自装置のMACアドレスを含めても構わない。
(9)実施の形態では、第1管理データの無効化、第2管理データの有効化(図13:S1309,S1310)により、最終的なPLAYLISTテーブルがユーザの意向に沿った順番になるように図っていたが、これらの処理は行わないとしてもよい。
例えば、連続ドラマのような連続ものではない単発ものの放送番組のコンテンツは、特に再生順が重要視されないコンテンツである。係るコンテンツをダビングする場合には、上記無効化/有効化処理を行わないとしても特に不都合と考えられるからである。
また、図9のステップS92において、コンテンツの再生順序の指定を受け付けない態様もあり得る。この態様の場合には、管理情報生成部112(図3)は第1管理データの管理データのみを生成し、書込処理部114は第1管理データのみを光ディスク31に書き込むこととなる。
さらには、ダビングを受け付ける新規記録装置としてのコンテンツ記録装置がコンテンツを記憶する機能を備えない(コンテンツ記憶部102を備えない)構成もあり得る。
このように、コンテンツの再生順序の指定を受け付けない、かつ、コンテンツを記憶する機能を備えないコンテンツ記録装置における処理の流れを図20に示す。図20のステップS201〜S208の処理の流れは、図9の処理の流れを簡略化したものとなっている。
(10)実施の形態で示した動作などを各種コンテンツ記録装置のプロセッサ、及びそのプロセッサに接続された各種回路に実行させるためのプログラムコードからなる制御プログラムを、記録媒体に記録すること、又は各種通信路等を介して流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、HDD,光ディスク、フレキシブルディスク、ROMなどの非一時的な(non-transitory)な記録媒体が含まれる。流通、頒布された制御プログラムはプロセッサに読み出され得るメモリ等に格納されることにより利用されに供され、そのプロセッサがその制御プログラムを実行することにより各実施形態したような各種機能が実現されることになる。
(11)上記の実施の形態のコンテンツ記録装置は、典型的には集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現されてよい。各回路を個別に1チップとしてもよいし、全ての回路又は一部の回路を含むように1チップ化されてもよい。
ここでは、LSIとして記載したが、集積度の違いにより、IC(Integrated Circuit)、システムLSI、スーパLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラム化することが可能なFPGA(FieldProgrammable Gate Array)、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
<補足2>
本実施の形態は、以下の態様を含むものである。
(1)実施の形態に係るダビングシステムは、可搬型の記録媒体に対して複数の装置が協働してダビングを行うダビングシステムであって、前記複数の装置のうちの第1装置は、当該複数の装置が記憶しているコンテンツのリストを作成する作成手段と、作成されたコンテンツのリストの中から、記録の対象とするコンテンツの選択を受け付ける受付手段と、選択を受け付けたコンテンツ毎に、対応するコンテンツ識別情報を取得する取得手段と、取得されたコンテンツ識別情報を含む第1管理データを、前記記録媒体に書き込む書込手段と、を備え、前記複数の装置のうちの第2装置は、コンテンツを記憶する記憶手段と、記憶されたコンテンツ毎に対応するコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、前記記録媒体に記録された第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報を読み出す読出手段と、読み出されたコンテンツ識別情報と、生成手段により生成されたコンテンツ識別情報との同一性を判断する判断手段と、同一と判断された場合に、判断に用いたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツを前記記録媒体に追記する追記手段と、を備えることを特徴とする
(2)前記第2装置は、前記追記手段によるコンテンツの追記に伴い、前記記録媒体に記録されたコンテンツ識別情報の中で追記したコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を、記録済みである旨を示すよう更新する更新手段を備え、前記判断手段は、読み出されたコンテンツ識別情報の中で、記録済みである旨を示すコンテンツ識別情報については、判断の対象から除外するとしても構わない。
この構成によれば、判断手段は、記録済みである旨を示すコンテンツ識別情報については、判断の対象から除外するので、同じコンテンツが重複して書き込まれることの防止に寄与する。
(3)前記第1装置における前記受付手段は、記録の対象とする2以上のコンテンツと、当該コンテンツの再生順序とを受け付け、前記第1装置における前記書込手段は、前記受付手段が受け付けた2以上のコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を含む第1管理データを、前記記録媒体の種別により定まる規定のフォーマットにしたがって書き込み、また、受け付けたコンテンツの再生順序を含む第2管理データを、前記規定のフォーマットにはしたがわない独自のフォーマットで書き込み、前記第2装置の前記更新手段は、前記記録媒体の前記第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報のすべてが記録済みである旨を示す場合には、前記記録媒体に在る前記第1管理データを無効化し、また、前記記録媒体に在る前記独自のフォーマットで書き込まれた第2管理データを前記規定のフォーマットへと更新するとしても構わない。
この構成によれば、第2管理データを有効化することで、例えば、ダビングが完了した際において、受付手段が受け付けたコンテンツの再生順序の沿った再生順序になるようにすることができる。
また、ダビングシステムにおいて、第2装置と同種の装置が複数ある場合には、上記のように、ダビングが完了した際に再生順序が正しく整形されることなるので、装置間でダビングする順番に自由度を持たせることができる。
(4)前記第1管理データは、前記受付手段が受け付けた前記2以上のコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を含むが前記再生順序は含まず、前記第2管理データは、前記受付手段が受け付けた前記2以上のコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を含まないが前記再生順序を含むとしても構わない。
この構成によれば、例えば、ダビングで用いられるコンテンツ識別情報を、ダビング完了後には、記録媒体に有効な情報としては残さないようにすることができる。
(5)前記第1管理データは、前記コンテンツ識別情報と、各コンテンツ識別情報に対応するコンテンツを記憶している他の装置を識別する装置識別子とを含み、前記読出手段は、前記記録媒体に記録された第1管理データに含まれる装置識別子を読み出し、前記判断手段は、読み出された装置識別子が自装置を示すものかどうかの判断を行い、前記追記手段は、前記判断手段により前記装置識別子が自装置を示すものではないと判定された場合には、当該装置識別子に対応するコンテンツの追記を行わないとしても構わない。
この構成によれば、装置識別子を用いることで、第2装置にダビングの要否の判断を綿密に行うことに貢献できる。
(6)前記第1装置は、1以上のコンテンツを記憶する記憶手段を備え、
受付手段が選択を受け付けたコンテンツの中で、前記第1装置の記憶手段が記憶しているコンテンツが存在する場合には、前記書込手段は、そのコンテンツを前記記録媒体に書き込むとしても構わない。
(7)前記コンテンツ識別情報は、前記生成手段によりコンテンツから生成されたハッシュ値であるとしても構わない。
(8)他の装置とネットワークを介して接続され、可搬型の記録媒体に対して記録を行うコンテンツ記録装置であって、コンテンツを記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶しているコンテンツおよび前記他の装置が記憶しているコンテンツのリストを作成する作成手段と、作成されたコンテンツのリストの中から、記録の対象とするコンテンツの選択を受け付ける受付手段と、選択を受け付けたコンテンツ毎に、対応するコンテンツ識別情報を取得する取得手段と、取得されたコンテンツ識別情報を含む第1管理データを、前記記録媒体に書き込む書込手段と、を備えるとしても構わない。
(9)前記受付手段が選択を受け付けたコンテンツの中で、前記記憶手段が記憶しているコンテンツがある場合、前記書込手段は、その記憶しているコンテンツを前記記録媒体に書き込み、前記記憶手段が記憶していないコンテンツがある場合、前記取得手段は、その記憶していないコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を取得し、前記書込手段は、取得されたコンテンツ識別情報を含む前記第1管理データを、前記記録媒体に書き込むとしても構わない。
(10)実施の形態に係るコンテンツ記録装置は、他の装置とネットワークを介して接続され、可搬型の記録媒体に対して記録を行うコンテンツ記録装置であって、コンテンツを記憶する記憶手段と、記憶されたコンテンツ毎に対応するコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、前記記録媒体に記録された第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報を読み出す読出手段と、読み出されたコンテンツ識別情報と、生成手段により生成されたコンテンツ識別情報との同一性を判断する判断手段と、同一と判断された場合に、判断に用いたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツを前記記録媒体に書き込む書込手段と、を備える。
(11)前記書込手段によるコンテンツの書き込みに伴い、前記記録媒体に記録されたコンテンツ識別情報の中で書き込んだコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を、記録済みである旨を示すよう更新する更新手段を備えるとしても構わない。
この構成によれば、判断手段は、記録済みである旨を示すコンテンツ識別情報については、判断の対象から除外するので、同じコンテンツが重複して書き込まれることの防止に寄与する。
(12)前記記録媒体に記録された第1管理データは、当該記録媒体の種別により定まる規定のフォーマットにしたがって記録されており、さらに、前記記録媒体は、前記規定のフォーマットにはしたがわない独自のフォーマットであって、前記再生順序を含む第2管理データを記録しており、前記更新手段は、前記記録媒体の前記第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報のすべてが記録済みである旨を示す場合には、前記記録媒体に在る前記第1管理データを無効化し、前記記録媒体に在る前記独自のフォーマットで書き込まれた第2管理データを前記規定のフォーマットへと更新するとしても構わない。
この構成によれば、第2管理データを有効化することで、例えば、ダビングが完了した際において、受付手段が受け付けたコンテンツの再生順序の沿った再生順序になるようにすることができる。
また、ダビングシステムにおいて、第2装置と同種の装置が複数ある場合には、上記のように、ダビングが完了した際に再生順序が正しく整形されることなるので、装置間でダビングする順番に自由度を持たせることができる。
(13)前記記憶手段に記憶されたコンテンツに対応するコンテンツ識別情報の取得要求を他の装置から受けると、前記コンテンツからコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、生成されたコンテンツ識別情報として、要求元の他の装置へと送信する送信手段と、生成されたコンテンツ識別情報を記憶するコンテンツ識別情報記憶手段とを備え、前記更新手段は、前記書込手段によるコンテンツの書き込みに伴い、書き込んだコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を、前記コンテンツ識別情報記憶手段から削除するとしても構わない。
(14)前記記憶手段に記憶されたコンテンツの編集をユーザから受け付ける編集受付手段と、前記編集受付手段が前記コンテンツ識別情報記憶手段に記憶されたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツの編集を受け付けた場合に、そのコンテンツがダビング対象である旨を前記ユーザに対して通知する通知手段とを備えるとしても構わない。
この構成によれば、コンテンツを編集しようとするユーザに対して、ダビング対象である旨を通知することで、編集しないよう促すことができる。
これにより、ダビング対象のコンテンツが編集されてしまい、ダビングが続行不能になるような事態を回避できる。
(15)実施の形態に係るダビング方法は、可搬型の記録媒体に対して複数の装置により協働してダビングを行うダビング方法であって、前記複数の装置のうちの第1装置において、当該複数の装置が記憶しているコンテンツのリストを作成する作成ステップと、前記複数の装置のうちの第1装置において、作成されたコンテンツのリストの中から、記録の対象とするコンテンツの選択を受け付ける受付ステップと、前記複数の装置のうちの第1装置において、選択を受け付けたコンテンツ毎に、対応するコンテンツ識別情報を取得する取得ステップと、前記複数の装置のうちの第1装置において、取得されたコンテンツ識別情報を含む第1管理データを、前記記録媒体に書き込む書込ステップと、前記複数の装置のうちの第2装置において、当該第2装置に記憶されたコンテンツ毎に対応するコンテンツ識別情報を生成する生成ステップと、前記複数の装置のうちの第2装置において、前記記録媒体に記録された第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報を読み出す読出ステップと、前記複数の装置のうちの第2装置において、読み出されたコンテンツ識別情報と、生成手段により生成されたコンテンツ識別情報との同一性を判断する判断ステップと、前記複数の装置のうちの第2装置において、同一と判断された場合に、判断に用いたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツを前記記録媒体に追記する追記ステップと、を含む。
本発明に係るダビングシステムを構成するコンテンツ記録装置は、ネットワーク機能を有するハードディスクレコーダーなどのAV機器として有用である。また、コンピュータ端末、モバイル端末などの用途にも応用できる。
1 ダビングシステム
11 コンテンツ記録装置(新規記録装置)
12 コンテンツ記録装置(追加記録装置)
12a コンテンツ記録装置(追加記録装置)
13 コンテンツ記録装置(追加記録装置)
14 コンテンツ記録装置(追加記録装置)
31 光ディスク
102 コンテンツ記憶部
104 ダビング受付部
106 リスト作成部
110 取得部
112 管理情報生成部
114 書込処理部
202 コンテンツ記憶部
204 ハッシュ値記憶部
206 ハッシュ値生成部
210 更新部
212 読出部
214 追記処理部
601 第1管理データ
606 プライベート情報
609 データ領域(独自拡張可能領域)
610 追加判断情報
616 PLAYLISTテーブル
701 第2管理データ
706 PLAYLISTテーブル

Claims (13)

  1. 可搬型の記録媒体に対して複数の装置が協働してダビングを行うダビングシステムであって、
    前記複数の装置のうちの第1装置は、
    当該複数の装置が記憶しているコンテンツのリストを作成する作成手段と、
    作成されたコンテンツのリストの中から、記録の対象とするコンテンツの選択を受け付ける受付手段と、
    選択を受け付けたコンテンツ毎に、対応するコンテンツ識別情報を取得する取得手段と、
    取得されたコンテンツ識別情報を含む第1管理データを、前記記録媒体に書き込む書込手段と、を備え、
    前記複数の装置のうちの第2装置は、
    コンテンツを記憶する記憶手段と、
    記憶されたコンテンツ毎に対応するコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、
    前記記録媒体に記録された第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報を読み出す読出手段と、
    読み出されたコンテンツ識別情報と、生成手段により生成されたコンテンツ識別情報との同一性を判断する判断手段と、
    同一と判断された場合に、判断に用いたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツを前記記録媒体に追記する追記手段と、
    を備えることを特徴とするダビングシステム。
  2. 前記第2装置は、前記追記手段によるコンテンツの追記に伴い、前記記録媒体に記録されたコンテンツ識別情報の中で追記したコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を、記録済みである旨を示すよう更新する更新手段を備え、
    前記判断手段は、読み出されたコンテンツ識別情報の中で、記録済みである旨を示すコンテンツ識別情報については、判断の対象から除外することを特徴とする請求項1に記載のダビングシステム。
  3. 前記第1装置における前記受付手段は、記録の対象とする2以上のコンテンツと、当該コンテンツの再生順序とを受け付け、
    前記第1装置における前記書込手段は、前記受付手段が受け付けた2以上のコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を含む第1管理データを、前記記録媒体の種別により定まる規定のフォーマットにしたがって書き込み、また、受け付けたコンテンツの再生順序を含む第2管理データを、前記規定のフォーマットにはしたがわない独自のフォーマットで書き込み、
    前記第2装置の前記更新手段は、前記記録媒体の前記第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報のすべてが記録済みである旨を示す場合には、前記記録媒体に在る前記第1管理データを無効化し、また、前記記録媒体に在る前記独自のフォーマットで書き込まれた第2管理データを前記規定のフォーマットへと更新することを特徴とする請求項2に記載のダビングシステム。
  4. 前記第1管理データは、前記受付手段が受け付けた前記2以上のコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を含むが前記再生順序は含まず、
    前記第2管理データは、前記受付手段が受け付けた前記2以上のコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を含まないが前記再生順序を含む
    ことを特徴とする請求項3に記載のダビングシステム。
  5. 前記第1管理データは、前記コンテンツ識別情報と、各コンテンツ識別情報に対応するコンテンツを記憶している他の装置を識別する装置識別子とを含み、
    前記読出手段は、前記記録媒体に記録された第1管理データに含まれる装置識別子を読み出し、
    前記判断手段は、読み出された装置識別子が自装置を示すものかどうかの判断を行い、
    前記追記手段は、前記判断手段により前記装置識別子が自装置を示すものではないと判定された場合には、当該装置識別子に対応するコンテンツの追記を行わないことを特徴とする請求項1に記載のダビングシステム。
  6. 前記第1装置は、1以上のコンテンツを記憶する記憶手段を備え、
    受付手段が選択を受け付けたコンテンツの中で、前記第1装置の記憶手段が記憶しているコンテンツが存在する場合には、
    前記書込手段は、そのコンテンツを前記記録媒体に書き込むことを特徴とする請求項1に記載のダビングシステム。
  7. 前記コンテンツ識別情報は、前記生成手段によりコンテンツから生成されたハッシュ値であることを特徴とする請求項1に記載のダビングシステム。
  8. 他の装置とネットワークを介して接続され、可搬型の記録媒体に対して記録を行うコンテンツ記録装置であって、
    コンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶しているコンテンツおよび前記他の装置が記憶しているコンテンツのリストを作成する作成手段と、
    作成されたコンテンツのリストの中から、記録の対象とするコンテンツの選択を受け付ける受付手段と、
    選択を受け付けたコンテンツ毎に、対応するコンテンツ識別情報を取得する取得手段と、
    取得されたコンテンツ識別情報を含む第1管理データを、前記記録媒体に書き込む書込手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ記録装置。
  9. 前記受付手段が選択を受け付けたコンテンツの中で、
    前記記憶手段が記憶しているコンテンツがある場合、前記書込手段は、その記憶しているコンテンツを前記記録媒体に書き込み、
    前記記憶手段が記憶していないコンテンツがある場合、前記取得手段は、その記憶していないコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を取得し、前記書込手段は、取得されたコンテンツ識別情報を含む前記第1管理データを、前記記録媒体に書き込むことを特徴とする請求項8に記載のコンテンツ記録装置。
  10. 他の装置とネットワークを介して接続され、可搬型の記録媒体に対して記録を行うコンテンツ記録装置であって、
    コンテンツを記憶する記憶手段と、
    記憶されたコンテンツ毎に対応するコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、
    前記記録媒体に記録された第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報を読み出す読出手段と、
    読み出されたコンテンツ識別情報と、生成手段により生成されたコンテンツ識別情報との同一性を判断する判断手段と、
    同一と判断された場合に、判断に用いたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツを前記記録媒体に書き込む書込手段と、
    前記書込手段によるコンテンツの書き込みに伴い、前記記録媒体に記録されたコンテンツ識別情報の中で書き込んだコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を、記録済みである旨を示すよう更新する更新手段とを備え、
    前記記録媒体に記録された第1管理データは、当該記録媒体の種別により定まる規定のフォーマットにしたがって記録されており、
    さらに、前記記録媒体は、前記規定のフォーマットにはしたがわない独自のフォーマットであって、再生順序を含む第2管理データを記録しており、
    前記更新手段は、前記記録媒体の前記第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報のすべてが記録済みである旨を示す場合には、前記記録媒体に在る前記第1管理データを無効化し、前記記録媒体に在る前記独自のフォーマットで書き込まれた第2管理データを前記規定のフォーマットへと更新することを特徴とするコンテンツ記録装置。
  11. 他の装置とネットワークを介して接続され、可搬型の記録媒体に対して記録を行うコンテンツ記録装置であって、
    コンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたコンテンツに対応するコンテンツ識別情報の取得要求を他の装置から受けると、要求されたコンテンツからコンテンツ識別情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたコンテンツ識別情報を記憶するコンテンツ識別情報記憶手段と、
    前記生成手段により生成されたコンテンツ識別情報を、要求元の他の装置へと送信する送信手段と、
    前記記録媒体に記録された第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報を読み出す読出手段と、
    読み出されたコンテンツ識別情報と、前記生成手段により生成されたコンテンツ識別情報との同一性を判断する判断手段と、
    同一と判断された場合に、判断に用いたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツを前記記録媒体に書き込む書込手段と、
    記書込手段によるコンテンツの書き込みに伴い、書き込んだコンテンツに対応するコンテンツ識別情報を、前記コンテンツ識別情報記憶手段から削除する更新手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ記録装置。
  12. 前記記憶手段に記憶されたコンテンツの編集をユーザから受け付ける編集受付手段と、
    前記編集受付手段が前記コンテンツ識別情報記憶手段に記憶されたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツの編集を受け付けた場合に、そのコンテンツがダビング対象である旨を前記ユーザに対して通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする請求項11に記載のコンテンツ記録装置。
  13. 可搬型の記録媒体に対して複数の装置により協働してダビングを行うダビング方法であって、
    前記複数の装置のうちの第1装置において、当該複数の装置が記憶しているコンテンツのリストを作成する作成ステップと、
    前記複数の装置のうちの第1装置において、作成されたコンテンツのリストの中から、記録の対象とするコンテンツの選択を受け付ける受付ステップと、
    前記複数の装置のうちの第1装置において、選択を受け付けたコンテンツ毎に、対応するコンテンツ識別情報を取得する取得ステップと、
    前記複数の装置のうちの第1装置において、取得されたコンテンツ識別情報を含む第1管理データを、前記記録媒体に書き込む書込ステップと、
    前記複数の装置のうちの第2装置において、当該第2装置に記憶されたコンテンツ毎に対応するコンテンツ識別情報を生成する生成ステップと、
    前記複数の装置のうちの第2装置において、前記記録媒体に記録された第1管理データに含まれるコンテンツ識別情報を読み出す読出ステップと、
    前記複数の装置のうちの第2装置において、読み出されたコンテンツ識別情報と、前記生成ステップにおいて生成されたコンテンツ識別情報との同一性を判断する判断ステップと、
    前記複数の装置のうちの第2装置において、同一と判断された場合に、判断に用いたコンテンツ識別情報に対応するコンテンツを前記記録媒体に追記する追記ステップと、を含むダビング方法。
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