JP4917153B2 - 記録編集装置 - Google Patents
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Description
BDRE2.0規格にのっとり、データを記録又は編集する場合は、PLAYLISTの数やPLAYITEMの数など管理情報として別々のファイルに記録されている項目が規格上限値を超えてはならないため、AVストリームを記録又は編集する前に、すべての管理情報ファイルを読み込み、BDメディア上に記録できる上限値を超えることがないか確認を行う必要がある。そのため、記録編集を行う前処理として、長い読み込み時間(最大で1−2分)が必要となってしまう。
本発明は、上記課題を解決するためのもので、装置内に管理情報の一部を常時記録しておくためのバックアップメモリを必要とせず、BDメディアの取り付けや記録編集を行う度に管理情報を読み込む必要がない記録編集装置を提供することを目的とする。
従って本発明によれば、記録編集が要求される度に多くの管理情報ファイルを読み込むことなく、単に定義数情報のみを読み出すだけで、AVストリームの記録及び編集の可否が判定でき、装置のレスポンス改善に効果がある。
以降、本発明に係る記録編集装置の実施形態について説明する。先ず始めに、本発明に係る記録編集装置の実施行為のうち、使用行為についての形態を説明する。図1は、本発明に係る記録編集装置の、使用行為についての形態を示す図である。図1において、本発明に係る記録編集装置は、記録編集装置200である。この記録編集装置200は、リモコン300を介してユーザ操作を受けて、デジタル放送された映像作品を着脱可能な記録媒体へ記録、編集するという用途に供される。
本図の第4段目にBD−REを示し、第3段目にBD−RE上のトラックを示す。本図のトラックは、BD−REの内周から外周にかけて螺旋状に形成されているトラックを、横方向に引き伸ばして描画している。このトラックは、リードイン領域と、ボリューム領域と、リードアウト領域とからなる。
STREAMディレクトリには、いわばデジタルストリーム本体となるファイルを格納しているディレクトリであり、5桁の数値であるファイルIDに拡張子m2tsが付与されたファイル(00001.m2ts)が配置される。
CLIPINFディレクトリには、ファイルIDに拡張子clpiが付与されたファイル(00001.clpi)が配置される。
拡張子m2tsが付与されたファイルはAVストリームであり、拡張子rplsが付与されたファイル及び拡張子CLPIが付与されたファイルは、AVストリームの再生制御に用いられる管理情報である。
<AVストリーム>
先ず初めに、拡張子m2tsが付与されたファイルについて説明する。拡張子“m2ts”が付与されたファイルは、MPEG-TS(TransportStream)形式のデジタルAVストリームであり、1つ以上のビデオ及びオーディオのエレメンタリストリームを多重化することで得られる。ビデオストリームは映像作品の動画部分を、オーディオストリームは映像作品の音声部分をそれぞれ示している。
<PLAYLISTファイル>
拡張子“rpls”が付与されたファイルは、PLAYLIST(PL)情報を格納したPLAYLISTファイルである。PL情報は、AVストリームの再生経路を定義する情報である。
拡張子“CLPI”が付与されたファイルは、同じファイルIDを持つAVストリームに1対1に対応するCLIP情報ファイルである。管理情報故に、CLIP情報は、AVストリームにおけるストリームの符号化形式、フレームレート、ビットレート、解像度等の情報や、GOPの先頭位置を示すエントリポイントマップ(EP_map)をもっている。
プログラムシーケンス情報、EPMAP、クリップマーカ情報、及びCLIP情報ファイル内に定義できるメーカ独自情報(c18)が記録される。
本図においてEP#mapは、(l1)、(l2)のループにより記述しており、(l1)、(l2)はそれぞれ(c7)で示される回数だけ繰り返される。iは登録順序を示し、ループ内で[i]という書式で表現している。
EPMAP Coarseエントリの詳細を示すループ(l3)は、i番目のエレメンタリストリームのEPMAP Coarseエントリ数(c9)の回数だけ繰り返すLOOPであり、各EPMAP Coarseエントリについて、関連付けられる詳細な再生時刻情報がループ(l4)の何番目にエントリされているかを示す参照FineID(c11)、及び各EPMAP Coarseエントリの再生時刻(c12)とアドレス情報(c13)が示される。
クリップマーカ情報では、CLIPの位置情報を記録するCLIPマーカの数(c16)、各CLIPマーカの位置情報(c17)が示される。ここで、各CLIPマーカの位置情報は、CLIPマーカ数(c16)で示される数だけ記録されている。
続いてinfo.bdavについて説明する。info.bdavは、BD−RE体に関する管理情報であり、記録編集装置へのディスク挿入後に、info.bdavが最初に読み出されることで、記録編集装置においてディスクが認識される。加えて、BD−REに記録されている複数の番組(PLAYLIST)を示すテーブルが含まれる。
上記に加えて、本発明の実施形態では、info.bdavファイル内のメーカ独自情報内に、定義数報(i5)、及び、署名コード(i6)が記録される。
以下に定義数報について、その詳細を説明する。
BDRE2.0規格では、AVストリームの再生制御に用いられる管理情報であるPLAYLISTファイル、及びCLIP情報ファイルにおいて示される項目のうち、図6に示す各項目について、1枚のBD−REディスクに記録できる上限が定めれられている。
(m1)は1枚のBD−REディスクに記録させているすべてのPLAYLISTファイルにおけるPLAYITEM数(p3)の総和である。
(m2)は1枚のBD−REディスクに記録させているすべてのPLAYLISTファイルにおけるPLAYLISTマーカ数(p7)の総和である。
(m4)は1枚のBD−REディスクに記録させているすべてのCLIP情報ファイルにおけるEPMAP Coarseエントリ数(c10)の総和である。
(m5)は1枚のBD−REディスクに記録させているすべてのCLIP情報ファイルにおけるエレメンタリストリーム数(c7)の総和である。
(m7)は1枚のBD−REディスクに記録させているすべてのCLIP情報ファイルにおけるCLIPマーカ数(c16)の総和である。
これらの項目は、従来のBDRE2.0規格では、PLAYLISTファイル、CLIP情報ファイルをすべて読み込まなければ、1枚のBD−REディスクに記録されている(m1)〜(m7)の値がわからず、記録又は編集が可能か判断することができない。
以上がBD−RE100についての説明である。本実施の形態に係る記録編集装置200では、以上説明した各ファイル構成でBD−REへの映像作品の記録、編集がなされる。
次に本実施形態に係る記録編集装置200の詳細について説明する。
図8は、記録編集装置200の内部構成を示すブロック図である。図8に示すように、記録編集装置200は、ファイルシステム2、データ管理情報取得部3、定義数情報作成部4、メモリ部5、データ管理情報記録部6、記録編集部7、署名コード作成部8、署名コード検証部9、記録編集可否判定部10、UI部11、タイマ部12、及び制御部13から構成される。
データ管理情報取得部3は、ファイルシステム2を介してBD−RE100に記録されているinfo.bdavファイル、PLAYLISTファイル、及びCLIP情報ファイルを読み出す機能を有する。データ管理情報取得部3はさらに、BD−RE100のファイルシステム情報から、各ファイルの更新時刻、及び記録アドレスを読み出す機能を有する。データ管理情報取得部3において読み出されたファイルのうち、info.bdavファイルは、メモリ部5にinfo.bdavキャッシュ(e)として書き込まれ、PLAYLISTファイル、及びCLIP情報ファイルは、定義数情報作成部4に出力される。
データ管理情報記録部6は、本発明の記録手段、及び署名記録手段として機能する機能ブロックであり、メモリ部5に保持されている定義数情報(c)及び署名コード(d)を含んだinfo.bdavキャッシュ(e)を、ファイルシステム2を介してBD−RE100に記録されているinfo.bdavファイルに上書きする。
AVストリームファイルの記録、及びinfo.bdav、PLAYLISTファイル、CLIP情報ファイルの編集を実行した場合、記録編集部7は、定義数情報において定義数が記録されている項目のうち、記録、及び編集により増減した項目について、その増減値を編集結果として定義数情報作成部4へ通知する。
タイマ部12は、時間のカウントを行うタイマである。
制御部13は、データ管理情報取得部3、定義数情報作成部4、データ管理情報記録部6、記録編集部7、署名コード作成部8、署名コード検証部9、記録編集可否判定部10、UI部11、及びタイマ部12の各機能ブロックを制御することで、BD−RE100へのデータ記録、及び編集を制御する。
<制御部13>
上記構成における制御部13の制御の特徴は、BD−RE100に定義数情報を記録させておく点、及び、BD−RE100へのAVストリームの記録及び管理情報の編集が要求された際に、記録編集可否判定部10における記録及び編集の可否判断に従って、記録編集部7の処理を制御する点にある。以下に制御部13による制御の流れについて説明する。
制御部13は、BD−RE100の取り付けが検知されることを待ち受け(ステップS1)、BD−RE100の取り付けが検知された場合(ステップS1:Yes)、BD−RE100に記録されているinfo.bdavファイルに定義数情報が含まれているか否かを判定する(ステップS2)。
次に、制御部13の制御により実行される定義数情報生成処理、及び記録編集可否判定処理の詳細について説明する。
まず、図10を用いて、定義数情報生成処理の詳細を説明する。図10は、定義数情報生成処理の処理の流れを示すフローチャートである。
一方、ステップS33の定義数情報作成処理では、具体的には、図12に示すように、S51で定義数情報のすべてのフィールドを0に初期化し、次にS52でinfo.bdavキャッシュからPLAYLIST数を取得し、次にL201のループにおいて、S53、S54及び、L202のループの処理を、S52で取得したPLAYLIST数の回数だけ繰り返す。S53の処理はInfo.bdavキャッシュの参照PLAYLISTファイル名が記録される各PLAYLISTファイルを読み出す処理であり、S54の処理はS53で読み込まれたPLAYLISTファイルから記録されているPLAYITEM数とPLAYLISTマーカ数を取得し、定義数情報の(sm1)及び(sm2)のフィールドにそれぞれ加算する処理である。
図10に示す定義数情報生成処理の説明に戻ると、署名コード作成部8、及び定義数情報作成部4が、上述の署名コード作成処理、及び定義数情報作成処理により、それぞれ生成し取得した署名コード(d)と定義数情報(c)とを、メモリ部5にキャッシュされているinfo.bdavキャッシュ(e)に書き込み(ステップS34)、続いて、データ管理情報記録部6が、署名コード(d)と定義数情報(c)とが書き込まれた後のinfo.bdavキャッシュ(e)をメモリ部5から読み出し、BD−RE100に記録されているinfo.bdavに上書きする(ステップS35)。
<記録編集可否判定処理>
続いて、図13、14を用いて、記録編集可否判定処理の詳細を説明する。図13は、記録編集可否判定処理の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS11の定義数情報取得処理では、具体的には、図14に示すように、S21で署名コード検証部9が、メモリ部5に保持されているinfo.bdavキャッシュ(e)から署名コード(d)を第1署名コードとして取得し、次にS22で署名コード作成部8が署名コード作成処理にて署名コードを作成し、作成された署名コードを署名コード検証部9が第2署名コードとして取得する。
図13に示す記録編集可否判定処理の説明に戻ると、記録編集可否判定部10は、ステップS11で取得した定義数情報を用いて、記録及び編集が行えるか判定する(ステップS12)。
ステップS12の判定とは、具体的には、定義数情報の各フィールドに記載された数値を、図7に示すBDRE2.0規格に定められた上限値と比較し、定義数情報の各フィールドに記載された全ての数値が、上限値よりも小さい場合に、記録編集が可能であると判定し、定義数情報の何れかのフィールドに記載された数値が、上限値以上である場合に記録編集が不可能であると判定する処理である。
記録編集が不可能であれば、記録編集可否判定部10は、呼び出しもとの処理に記録又は編集が不可であることを通知する(ステップS14)。
以上が記録編集可否判定処理の詳細の詳細である。
以上、本実施の形態によれば、BD−RE100全体で記録できる上限が定められている項目について、既に記録した数を記録媒体上に1つのファイルとして記録することができる。そのため、BD−RE100へのAVストリームの記録、編集の度に、BD−RE100に記録されている全てのPLAYLISTファイル、及び全てのCLIP情報ファイルを読み出して確認することなく、単に、定義数情報が含まれた1つのinfo.bdavファイルを読み出すだけで、BD−REメディアへのデータ記録、編集を迅速に実行することができる。
(1)上記実施形態では、info.bdavファイルのメーカ独自情報に、定義数情報、及び署名コードを追加した例について説明した。この例で署名コードは、本発明を適用していない機器、即ち定義数情報を作成しない機器でBD−REメディアの記録、編集がなされて定義数情報の内容が不正確となる場合を想定して、定義数情報の内容を保証するために用いている。
さらに、info.bdavファイルの標準情報として定義数情報を含む変形例では、図15に示すように、定義数有効フラグ(i7)を追加し、定義数情報をサポートしていない機器でBD−REメディアが記録、編集された場合に、定義数有効フラグ(i7)をOFFにすることで、定義数情報の内容が不正確である可能性を示す構成としてもよい。尚、定義数情報をサポートしている本発明に係る記録編集装置は、BD−REメディアから読み込んだinfo.bdavファイルの定義数有効フラグ(i7)がOFFになっている場合に、新たな定義数情報を作成してBD−REメディアに記録されているinfo.bdavファイルを更新するよう構成することもできる。
(2)本発明に係る定義数情報、及び定義数情報の署名コードは、必ずしもinfo.bdavファイルに記録する必要はなく、図7に示す定義数情報と署名コードとを、info.bdavファイルとは別に、1つの定義数ファイルとしてBD−REメディアへ記録するよう構成してもよい。
<その他の変形例>
尚、本発明を上記の実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施形態に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。
また、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロック及び部材の集積化を行ってもよい。このような技術には、バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
(4)上記実施形態ではBDRE2.0規格に準拠するBD−REを用いる記録編集装置を、例として用いたが、本発明の特徴は、BD−REの物理的特性に依存するものではなく、本発明は、他の読み書き可能な記録媒体にも適用できる。具体的には、記録再生メディアに記録された第1のデータ管理情報と、該第1のデータ管理情報から参照される複数の第2のデータ管理情報とを有するデータ構造をもち、それらの情報をすべて解析しなければ、新たな記録又は編集を規格に準拠し行うことができない標準規格を採用する記録再生メディアの記録再生装置であれば、本発明を適用することができる。
(6)上記実施形態、及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
3 データ管理情報取得部
4 定義数情報作成部
5 メモリ部
6 データ管理情報記録部
7 記録編集部
8 署名コード作成部
9 署名コード検証部
10 記録編集可否判定部
11 UI部
12 タイマ部
13 制御部
100 BD−RE
200 記録編集装置
300 リモコン
400 テレビ
Claims (9)
- 再生用ファイルと前記再生用ファイルの再生制御に用いられる項目が定義された複数の管理情報との読み書き可能な記録媒体への記録、及び、前記記録媒体に記録された再生用ファイルと複数の管理情報との編集を制御する記録編集装置であって、
前記複数の管理情報において前記項目が既に定義されている数を、定義数情報として前記記録媒体に記録する記録手段と、
前記記録手段により前記定義数情報が記録された時点での前記複数の管理情報の状態を示す情報から、第1署名情報を生成する第1署名手段と、
生成した第1署名情報を前記記録媒体に記録する署名記録手段と、
前記再生用ファイルの記録及び編集が要求された場合に、前記要求を受けた時点での前記複数の管理情報の状態を示す情報から、第2署名情報を生成する第2署名手段と、
前記再生用ファイルの記録及び編集が要求された場合、前記記録媒体に記録されている第1署名情報と前記第2署名手段により生成された第2署名情報とが一致するならば、前記記録媒体に記録されている定義数情報の値が、前記記録媒体全体で前記項目を定義できる上限に達していないことを条件とし、前記記録媒体に記録されている第1署名情報と前記第2署名手段により生成された第2署名情報とが一致しないならば、前記複数の管理情報において前記項目が既に定義されている数が、前記記録媒体全体で前記項目を定義できる上限に達していないことを条件として、前記記録及び編集を許可する許可手段とを備える
ことを特徴とする記録編集装置。 - 前記記録手段による定義数情報の記録では、前記定義数情報が前記記録媒体上の1つのファイルに記録される
ことを特徴とする請求項1に記載の記録編集装置。 - 前記複数の管理情報とは、前記再生用ファイルの再生経路を示す再生経路情報と、エントリーマップを含むストリーム情報とであり、
前記記録媒体全体で前記項目を定義できる上限とは、再生開始時刻及び再生終了時刻の組みからなる再生区間の数、チャプタの数、再生用ファイルのエントリポイントの数、及び、再生用ファイルに含まれるプログラムシーケンスの数を含む
ことを特徴とする請求項2に記載の記録編集装置。 - 前記管理情報の状態を示す情報とは、管理情報の更新時刻、及び前記記録媒体における管理情報の記録アドレスの少なくとも一方である
ことを特徴とする請求項3に記載の記録編集装置。 - 前記記録手段による定義数情報の記録は、所定の処理が行われた後に実行されることを特徴とする請求項3に記載の記録編集装置。
- 前記所定の処理とは、前記許可手段により許可される記録及び編集に先行して実行された再生用ファイルの記録及び編集、前記記録媒体の取り付け、及び前記記録媒体の取り外し要求である
ことを特徴とする請求項5に記載の記録編集装置。 - 前記記録手段による定義数情報の記録は、所定時間ユーザ操作が行われなかった場合に実行されることを特徴とする請求項3に記載の記録編集装置。
- 前記再生用ファイルは、AVストリームファイルであることを特徴とする請求項1に記載の記録編集装置。
- 再生用ファイルと前記再生用ファイルの再生制御に用いられる項目が定義された複数の管理情報との読み書き可能な記録媒体への記録、及び、前記記録媒体に記録された再生用ファイルと複数の管理情報との編集を制御する記録編集方法であって、
前記複数の管理情報において前記項目が既に定義されている数を、定義数情報として前記記録媒体に記録する記録ステップと、
前記記録ステップにおいて前記定義数情報が記録された時点での前記複数の管理情報の状態を示す情報から、第1署名情報を生成する第1署名ステップと、
生成した第1署名情報を前記記録媒体に記録する署名記録ステップと、
前記再生用ファイルの記録及び編集が要求された場合に、前記要求を受けた時点での前記複数の管理情報の状態を示す情報から、第2署名情報を生成する第2署名ステップと、
前記再生用ファイルの記録及び編集が要求された場合、前記記録媒体に記録されている第1署名情報と前記第2署名ステップにおいて生成された第2署名情報とが一致するならば、前記記録媒体に記録されている定義数情報の値が、前記記録媒体全体で前記項目を定義できる上限に達していないことを条件とし、前記記録媒体に記録されている第1署名情報と前記第2署名ステップにおいて生成された第2署名情報とが一致しないならば、前記複数の管理情報において前記項目が既に定義されている数が、前記記録媒体全体で前記項目を定義できる上限に達していないことを条件として、前記記録及び編集を許可する許可ステップとを含む
ことを特徴とする記録編集方法。
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