JP2008005033A - 映像データ提示装置および映像再生装置。 - Google Patents
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Abstract
【課題】小さい負荷で編集済みコンテンツを再生できるようにする。
【解決手段】DVDレコーダ11は、DVDレコーダ12からのコンテンツリストの提示要求に応じてコンテンツリストを提示する。そのコンテンツリストは、連続再生コンテンツを構成する各映像コンテンツの位置情報が含まれている。DVDレコーダ12は、コンテンツリストによって提示される位置情報に基づいてコンテンツ要求を行い、提示されたコンテンツデータを用いて映像を再生する。
【選択図】図1
【解決手段】DVDレコーダ11は、DVDレコーダ12からのコンテンツリストの提示要求に応じてコンテンツリストを提示する。そのコンテンツリストは、連続再生コンテンツを構成する各映像コンテンツの位置情報が含まれている。DVDレコーダ12は、コンテンツリストによって提示される位置情報に基づいてコンテンツ要求を行い、提示されたコンテンツデータを用いて映像を再生する。
【選択図】図1
Description
本発明は、映像コンテンツの再生に用いられるコンテンツデータの提示機能を備えた映像データ提示装置および提示されたコンテンツデータを用いて映像を再生する映像再生装置に関する。
近年、ホームネットワークが構築されるようになってきている。ホームネットワークは、Ethernet(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して家庭内のテレビや、HDDレコーダ(HDD:Hard Disk Driveを内蔵した映像記録装置)、DVDレコーダ(DVD:digital versatile diskに対するデジタルデータの記録機能を備えた映像記録装置)といった映像と音声の再生または記録機能を備えた装置を例えばUPnP(Universal Plug and Play)等の技術仕様にしたがい相互に接続したものである。ホームネットワークでは、例えばHDDレコーダのHDDに録画した映像コンテンツをネットワークで接続されたテレビで再生する、またはHDDに録画した映像コンテンツを別のHDDレコーダのHDDにネットワーク経由で複製する(ダビングする)、といった操作ができるようになっている。
ところで、ホームネットワークには、複数の映像記録装置が接続されることが前提となっているため、各映像記録装置で保存された映像コンテンツを編集する編集機能が映像記録装置に備えられていることがある。従来、編集された映像コンテンツの再生に関して、例えば、特許文献1には、クライアントが各種コンテンツ情報を含む番組ファイルに基づきサーバから必要なコンテンツを読み出し再生するようにして、性質の異なる複数種類のコンテンツが混在した番組を再生できるようにすることが開示されている。
特開2002−165199公報
ところで、映像記録装置が編集機能を有する場合、例えば複数の映像コンテンツを編集して連続的に再生される連続再生コンテンツ(編集コンテンツともいう)を作成したときは、できあがった映像コンテンツ(編集コンテンツともいう)内に各映像コンテンツのつなぎ目(編集点)が形成される。
しかし、編集コンテンツを構成する各つなぎ目間の映像コンテンツ同士では、映像や音声を再生する際の条件となるプロパティ(例えば、符号化方式、音声コーデック、解像度など)が異なっている場合があるため、編集コンテンツを再生しようとすると、音声が途切れたり、画面表示がおかしくなるおそれがあった。これを回避するには、各つなぎ目間の映像コンテンツを再生する際にそれぞれのプロパティをチェックしながらそれぞれに適合した再生を行えばよいが、それでは、プロパティを常時チェックしなければならず、それによって再生処理に余計な負荷がかかり、映像再生装置の処理負担が大きくなってしまうこととなる。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたもので、映像コンテンツの再生に用いられるコンテンツデータの提示機能を備えた映像データ提示装置および提示されたコンテンツデータを用いて映像を再生する映像再生装置において、小さい負荷で編集コンテンツを再生できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、映像コンテンツの再生に用いられるコンテンツデータを提示するコンテンツデータ提示手段と、連続的に再生される複数の映像コンテンツから生成される連続再生コンテンツを構成する各映像コンテンツの位置情報を示すコンテンツリストを、ネットワークを介して他の装置に提示するコンテンツリスト提示手段とを有する映像データ提示装置を特徴とする。
また、本発明は、映像を再生する映像再生手段と、映像コンテンツの再生に用いられるコンテンツデータの提示を要求するコンテンツ要求を行うコンテンツ要求手段と、連続的に再生される複数の映像コンテンツから生成される連続再生コンテンツを構成する各映像コンテンツの位置情報を示すコンテンツリストの提示要求を行なうコンテンツリスト提示要求手段を有し、コンテンツ要求手段がコンテンツリスト提示要求手段による提示要求に応じて提示されたコンテンツリストに含まれる位置情報に基づいてコンテンツ要求を行い、そのコンテンツ要求により取得されたコンテンツデータを用いて、映像再生手段が映像を再生するように制御する再生制御手段とを有する映像再生装置を提供する。
以上詳述したように、本発明によれば、映像コンテンツの再生に用いられるコンテンツデータの提示機能を備えた映像データ提示装置および提示されたコンテンツデータを用いて映像を再生する映像再生装置において、小さい負荷で編集コンテンツを再生できるようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係る映像データ提示装置としてのDVDレコーダ11と、映像再生装置としてDVDレコーダ12およびネットワークプレーヤ13とを備えたホームネットワーク1の構成を示すブロック図である。ホームネットワーク1はEthernet(登録商標)や無線LANなどのネットワーク2を有し、映像データの伝送に必要な帯域が利用可能な技術を用いて構成されている。ネットワーク2にはDVDレコーダ11,12、ネットワークプレーヤ13が接続されている。
本実施の形態では、DVDレコーダ11,12、ネットワークプレーヤ13との間でのネットワーク配信を想定している。このネットワーク配信では、映像再生装置としてのDVDレコーダ12またはネットワークプレーヤ13からの要求に応じ、映像コンテンツを再生するためのコンテンツデータがDVDレコーダ11からネットワーク2を通じてDVDレコーダ12およびネットワークプレーヤ13のそれぞれに送信されることによって提示される。
また、本実施の形態では、DVDレコーダ11,12、ネットワークプレーヤ13はそれぞれUPnPにより通信を行う。UPnPでは、各装置はXML(Extenible Markup Language)で記載されたコマンドの送受信を行う。また、ネットワーク2を通じてコンテンツデータ(および後述するコンテンツリスト50)の提示を行なう場合、DVDレコーダ11は、CDS(Cotents Directry Service)として、XML(Extenible Markup Language)形式でデータの提示を行なう。
DVDレコーダ11,12は、詳しくは後述するが、いずれもHDDとDVDドライブを内蔵しており、放送波を受信して、MPEG(Moving Picture Image Coding Experts Group)−2形式でHDDまたは光ディスクD(例えば、DVD−RAMやDVD−R等)にデジタルデータを記録して録画および録音を行い、また、記録したMPEG−2形式のデジタルデータを再生し、映像を再生する映像記録再生装置である。
DVDレコーダ12、ネットワークプレーヤ13には映像出力を表示するモニタとしてのテレビ14、15がそれぞれ接続されている。テレビ14、15は、DVDレコーダ12、ネットワークプレーヤ13による再生映像や操作画面を表示することができる。テレビ14は放送波を受信して、映像コンテンツを視聴することができるとともに、DVDレコーダ12がHDDや光ディスクから再生した映像データおよび音声データを取得して映像および音声を再生する機能を有している。
ここで、図6は、DVDレコーダ11の内部構成を示すブロック図である(図示はしないが、DVDレコーダ12の内部構成もDVDレコーダ11の内部構成と同様であり、DVDレコーダ12はDVDレコーダ11と同様の機能を有している)。TVチューナ21には図示されていないアンテナが受け取った放送波の信号が入力されている。TVチューナ21は入力される信号について復調等を行ってアナログ映像信号を出力する。このアナログ映像信号は、ADC(Analog To Digital Converter)22によって例えばサンプリング周波数13.5MHz、量子化ビット数8ビットで量子化される。同様にアナログ音声信号についてもADC22によって、例えばサンプリング周波数48kHz、量子化ビット数16ビットで量子化される。
ADC22から出力されたデジタル映像信号とデジタル音声信号は、エンコーダ23に入力される。エンコーダ23は、入力されたデジタル映像信号をMPEG−2規格に基づいて圧縮し、圧縮されたデジタル映像信号に変換して出力する。デジタル音声信号についても、例えばAC(Audio Compression)−3規格に基づいて圧縮し、圧縮したデジタル音声信号に変換して出力する。エンコーダ23では、圧縮したデジタル映像信号とデジタル音声信号とを記録に適したフォーマットとなるよう信号処理を行ってデータプロセッサ24に出力する。エンコーダ23でエンコードされた情報やコントローラ32で作成された管理情報は、データプロセッサ24を介して、後述するHDD25や、DVDドライブ26に挿入されているDVD−RAM等の光ディスクDに記録される。HDD25、DVDドライブ26は映像を記録する映像記録手段としての機能を有している。
また、HDD25や、DVDドライブ26に挿入された光ディスクDに記録された信号は、データプロセッサ24を介してデコーダ27に出力される。デコーダ27では入力された信号から映像信号と音声信号とを分離して、それぞれをデコードする機能を有している。デコーダ27から出力された映像信号はビデオミキサ28に入力される。ビデオミキサ28では、フレームメモリ29をバッファとして使用しながら、入力された映像信号とテキストデータや画像データとの合成が行われる。また、ビデオミキサ28の出力は、DAC30(Digital To Analog Converter)により、アナログ信号に変換された後に、外部に出力される。デコーダ27から出力された音声信号についても、同様にDAC31でアナログ信号に変換された後に外部に出力される。以上のHDD25〜DAC31によって、映像を再生する映像再生手段が構成されている。
コントローラ32は、MPU(Micro Processing Unit)と、ROMおよびRAMを有している。ROMには、制御プログラムやMPUが実行するプログラムが書き込まれている。RAMは、MPUによるプログラムの実行に必要なワークエリアを提供し得るようになっている。コントローラ32は、ROMに記憶されている制御プログラムに従い上述の各モジュールを制御して、録画や再生などのセット動作を統括する。また、コントローラ32は、ユーザの操作する図示しないリモコンの操作情報を図示しない赤外線受光部を介して受信し、その受信した情報に従って動作を制御する。
さらに、コントローラ32は、ネットワーク2に接続されている他の装置(例えば、DVDレコーダ12)との通信を行うネットワークインタフェース(ネットワークI/F)33の動作を制御する。このとき前述の通り、コントローラ32はUPnPによりネットワークインタフェース33を介した通信を行う。またコントローラ32は、HDD25や光ディスクD内に記録された映像コンテンツや編集コンテンツを、CDSとしてXML形式で他の機器からの要求に応じて提示する機能も有する。なお、編集コンテンツの提示方法については後に詳述する。
そして、上記DVDレコーダ11は、映像コンテンツの編集機能を有している。この編集機能は、例えば、ユーザによるリモコン操作により起動される。ユーザは、DVDレコーダ11に接続されている図示しない映像表示装置としてのテレビに表示される操作画面にしたがいリモコン操作を行うと、そのリモコン操作に応じてコントローラ32が作動し、複数の映像コンテンツが例えば1つの映像コンテンツに編集される。
このとき、例えば、図2に示すように、3つの異なる映像コンテンツ40,41,42があった場合において、DVDレコーダ11は、上記の編集機能により、これらを1つにまとめ、連続的に再生される編集コンテンツ44Aとすることができる(この編集機能が実行されることによって、各映像コンテンツ40,41,42の再生に用いられるコンテンツデータから、編集コンテンツ44Aの再生に用いられるコンテンツデータが生成されている)。
なお、本実施形態の編集コンテンツ44Aは、DVD等で利用されているIFOファイルのように、映像コンテンツの実データを伴わず、映像コンテンツ44B、44C、44Dの其々の映像コンテンツの再生位置のアドレスを示すものとする。さらに、映像コンテンツ44B乃至44Dは、それぞれ1つの独立した映像コンテンツであっても良いし、1つの映像コンテンツの一部を構成するものであっても良い。
できあがった編集コンテンツ44Aには、図2に示すように、2つの編集点44a,44bが形成されている。2つの編集点44a,44bで区切られた個別の映像コンテンツ(個別コンテンツ)44B,44C,44Dは編集コンテンツ44Aのそれぞれ一部分を構成していて、以下の説明では、これらを「cell」という。
そして、編集コンテンツ44Aでは、cell毎に、個別コンテンツ44B,44C,44Dを再生する際の条件となるプロパティ(例えば、音声コーデック、映像の符号化方式、解像度等)が異なっている可能性があるが、通常、再生処理中にどこが編集点なのかを認識することはできない。そのため、DVDレコーダ12やネットワークプレーヤ13が編集コンテンツ44Aの再生に用いられるコンテンツデータをそのまま用いて再生処理を行うと、デコーダ27によるデコード処理等がうまくいかず、編集点44a,44bに至った時点で音声が途切れたり画面表示がおかしくなったりすることがある。
このような事態を回避するには、DVDレコーダ12,ネットワークプレーヤ13が常にcell毎のプロパティをチェックしながら再生処理を行うことも考えられるが、これでは、DVDレコーダ12,ネットワークプレーヤ13における再生処理に多大な負担を要してしまう。
本実施の形態では、このような事態を回避するため、以下のようにしている。以下、本実施の形態の特徴とする事項について、DVDレコーダ11と、DVDレコーダ12とにおける映像コンテンツ配信処理を例にとって説明する。
DVDレコーダ11と、DVDレコーダ12とは、図3に示すシーケンスチャートに沿って映像コンテンツ配信処理を行っている。この映像コンテンツ配信処理では、DVDレコーダ12からDVDレコーダ11に対して、映像コンテンツの再生に用いられるコンテンツデータの提示(送信)を要求するコンテンツ要求が行なわれ、そのコンテンツ要求に応じて、DVDレコーダ11がDVDレコーダ12にコンテンツデータを提示(送信)する。したがって、以下の説明では、DVDレコーダ11が本発明における映像データ提示装置として機能し、DVDレコーダ12が本発明における映像再生装置として機能しているが、DVDレコーダ11は映像再生装置としても機能するし、DVDレコーダ12は映像データ提示装置としても機能する。
そして、まず、DVDレコーダ12がDVDレコーダ11に対して、コンテンツリスト(コンテンツ一覧)の提示要求r1を行う。この場合、DVDレコーダ12のコントローラの指示により、ネットワークI/Fがコンテンツリスト提示要求手段として作動している。
次に、DVDレコーダ11が提示要求r1に従い、CDSとしてコンテンツリスト50の提示r2を行う。この場合、DVDレコーダ11のコントローラ32の指示により、ネットワークI/F33がコンテンツリスト提示手段として作動している。
ここで提示されるコンテンツリスト50はXML形式で記述されている。例えば、図5に示すように、コンテンツリスト50には、各映像コンテンツの情報の要素として、タイトル名、録画日時、アクセスしてコンテンツデータを取得するための位置情報としてのURI(Uniform Resource Identifier)などを有している。このURIは、編集コンテンツ44Aの再生に用いられるコンテンツデータ、個別コンテンツ44A,44B,44Cの再生に用いられるコンテンツデータを取得するためにコンテンツリスト50に含められている。
なお、図5では、コンテンツリスト50として、<item・・・>で始まるラインから、</item>で終わるラインまでの1つのブロックが示されているが、提示されるコンテンツリスト50では、HDD25や光ディスクDに記憶されたコンテンツ等に関する、図5に示された以外の複数のitem要素も提示されるようになっている。
DVDレコーダ12はコンテンツリスト50に含まれているURIにアクセスすることによって、コンテンツデータを取得し、その取得したコンテンツデータを用いて映像コンテンツを再生することができる。なお、ここで、DVDレコーダ11は、1つの編集コンテンツ44Aについて、コーデックやビットレートといったプロパティが異なっていることがあり得るので、編集点が明示的にわかるように、1つの編集コンテンツ44Aのコンテンツリスト50を提示することによって、複数のURIを提供している。
そして、DVDレコーダ11は、コンテンツリスト50を提示するにあたって、図5に示すように、編集コンテンツ44Aに対して、コンテンツリスト50がコンテンツ全体のURI情報4Aと、各cellごとのURI情報4B,4C,4Dをそれぞれres要素の下にテキスト情報として記載するようにしている。
また、これらのURI情報4A、4B,4C,4Dには、res要素の属性として、映像コンテンツの再生順序を示す順序パラメータ(本発明における順序情報に相当し、図5における“sequence=0”など)がsequence属性として、映像コンテンツの再生時間を示す時間パラメータ(本発明における時間情報で、duration=“・・・・”)がduration属性として追加されている。以下の説明では、この順序パラメータを“sequence”という(図5参照)。
この他、通信プロトコルに係る情報はprotocolInfo属性に、それぞれの編集コンテンツに係るIFOファイルの情報はdlna:ifoFileURI属性に記載される。DVDレコーダ12は、dlna:ifoFileURI属性に記載されたURIにアクセスすることにより取得できるIFOファイルを参照しながら再生を行うこととなる。
前述した“sequence”は、本実施形態では編集コンテンツ44Aの全体では“0”とされ、各cellでは、再生順に“1”、“2”、“3”・・・の値をとるものとしている。なお、図5の5A,5B,5C,5Dは、URI情報4A,4B,4C,4Dの具体的な内容の一例を示している。
そして、DVDレコーダ12は取得したコンテンツデータを用いて編集コンテンツ44Aを再生するときに、提示されたコンテンツリスト50に含まれるURI情報5A,5B,5C,5Dを参照して、それらの中から、映像コンテンツの再生に使用可能なものを見つけ出す。このとき、DVDレコーダ12は、自機が再生途中でプロパティをチェックし、途中でプロパティが変わっても再生可能ならば、“sequence”が“0”のURI情報5Aに基づいて再生処理を実行する。
ただし、URI情報5Aに基づいて再生処理を行うと、再生処理に負担がかかるとしてプロパティをチェックしないときは、最初に“sequence”が“1”のURI情報5Bに基づいて再生処理を実行する。このとき、DVDレコーダ12は、URI情報5Bに含まれるURIを指定してDVDレコーダ11にアクセスし、コンテンツデータの提示を要求するコンテンツ要求r3を行い、そのコンテンツ要求r3によってDVDレコーダ11から提示r4されるコンテンツデータを取得し、その取得したコンテンツデータを用いて映像コンテンツの再生を行なう。そして、その映像コンテンツの再生が終了したら、次に、“sequence”が“2”のURI情報5Cに基づき、上記同様に再生処理を実行する。なお、これらの処理ではDVDレコーダ11のコントローラ32が提示制御手段として作動し、ネットワークI/F33がコンテンツデータ提示手段として作動している。また、DVDレコーダ12のコントローラが再生制御手段として作動している。ネットワークI/Fがコンテンツ要求手段として作動している。
DVDレコーダ12はこのようにして、図3に示すr3,r4を繰り返し、“sequence”の値の最後まで(上記の場合では、“sequence”が“3”まで)再生処理が終了すると、編集コンテンツ44Aの再生処理が終了する。
以上のように、DVDレコーダ11は、DVDレコーダ12からの提示要求r1に応じてコンテンツリスト50を提示するが、そのコンテンツリスト50には、編集コンテンツ44AのURI情報4Aと、各映像コンテンツ44B,44C,44DごとのURI情報4B,4C,4Dとが含まれている。各URI情報4A,4B,4C,4Dには、コンテンツデータの位置を示すURIが含まれている。
そのため、DVDレコーダ12では、映像コンテンツを再生するときは、提示されたコンテンツリスト50に基づき、自機の再生能力や負荷などに応じて再生しようとする映像コンテンツのURIを選ぶことができ、その選んだURIにしたがいコンテンツデータを取得して映像コンテンツを再生することができる。例えば、再生処理を行うDVDプレーヤ12が自装置でプロパティが変化する編集点を検出できるのであれば、5Aのみを参照して当該編集コンテンツを再生すればよい。一方、DVDプレーヤ12が自装置で編集点を検出するのが困難である場合には、5B,5C,5Dを参照しながら再生すれば、編集点でURI情報が変わることとなる。
これにより、別のURIにアクセスするときにだけプロパティをチェックすればよく、プロパティを再生処理の実行中、常時チェックする必要がなくなるので、再生処理が余計な負荷がかからず、処理負担を大きく軽減することができる。また、時間パラメータも含まれているから、DVDレコーダ12は、映像コンテンツの再生前に再生の要する時間をチェックすることもできる。
そして、DVDレコーダ11は、DVDレコーダ12からURI情報4A、4B,4C,4Dに基づきURIを指定したコンテンツデータの提示要求があったときは、その提示要求に応じたコンテンツデータを提示する。そのため、DVDレコーダ12は、編集コンテンツ44Aについてcell毎に再生することができるし、cellをスキップして再生することもできる。
さらに、コンテンツリスト50には、映像コンテンツの再生順序を示す順序パラメータが含まれているから、DVDレコーダ12は、その順序パラメータにしたがって映像コンテンツの再生順序を決めることもできる。
DVDレコーダ11、12は、映像を記録する手段として、DVDドライブと、HDDを内蔵するがHDDを内蔵しない装置でもよい。また、DVDレコーダ11、12の代わりにHDDを内蔵するがDVDドライブを内蔵しないHDDレコーダを用いてもよい。DVDレコーダ11の代わりにパーソナルコンピュータを使用し、そのパーソナルコンピュータが、提示要求r1に応じてコンテンツリストを提示し、コンテンツ要求があったときは、該当するコンテンツデータをDVDレコーダ12に提示するようにしてもよい。
以上の説明は、本発明の実施の形態についての説明であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができる。又、各実施形態における構成要素、機能、特徴あるいは方法ステップを適宜組み合わせて構成される装置又は方法も本発明に含まれるものである。
2…ホームネットワーク、11,12…DVDレコーダ
13…ネットワークプレーヤ、14,15…テレビ
25…HDD、25…DVDドライブ
32…コントローラ、33…ネットワークI/F
44A…編集コンテンツ、44B,44C,44D…映像コンテンツ
50…コンテンツリスト
13…ネットワークプレーヤ、14,15…テレビ
25…HDD、25…DVDドライブ
32…コントローラ、33…ネットワークI/F
44A…編集コンテンツ、44B,44C,44D…映像コンテンツ
50…コンテンツリスト
Claims (7)
- 映像コンテンツの再生に用いられるコンテンツデータを提示するコンテンツデータ提示手段と、
連続的に再生される複数の映像コンテンツから生成される連続再生コンテンツを構成する前記各映像コンテンツの位置情報を示すコンテンツリストを、ネットワークを介して他の装置に提示するコンテンツリスト提示手段とを有することを特徴とする映像データ提示装置。 - 前記コンテンツリスト提示手段は、前記連続再生コンテンツの位置情報を含めて前記コンテンツリストを提示することを特徴とする請求項1記載の映像データ提示装置。
- 前記コンテンツリスト提示手段により提示された前記コンテンツリストに含まれる前記位置情報に基づく前記コンテンツデータの提示要求があったときは、前記コンテンツデータ提示手段が前記提示要求に応じた前記コンテンツデータを提示するように制御する提示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1または2記載の映像データ提示装置。
- 前記コンテンツリスト提示手段は、前記各映像コンテンツの再生順序を示す順序情報を含めて前記コンテンツリストを提示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の映像データ提示装置。
- 前記コンテンツリスト提示手段は、前記各映像コンテンツの再生時間を示す時間情報を含めて前記コンテンツリストを提示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の映像データ提示装置。
- 映像を再生する映像再生手段と、
映像コンテンツの再生に用いられるコンテンツデータの提示を要求するコンテンツ要求を行うコンテンツ要求手段と、
連続的に再生される複数の映像コンテンツから生成される連続再生コンテンツを構成する前記各映像コンテンツの位置情報を示すコンテンツリストの提示要求を行なうコンテンツリスト提示要求手段を有し、
前記コンテンツ要求手段が前記コンテンツリスト提示要求手段による前記提示要求に応じて提示された前記コンテンツリストに含まれる前記位置情報に基づいて前記コンテンツ要求を行い、該コンテンツ要求により取得された前記コンテンツデータを用いて、前記映像再生手段が前記映像を再生するように制御する再生制御手段とを有することを特徴とする映像再生装置。 - 前記再生制御手段は、前記コンテンツリストに含まれる前記映像コンテンツの再生順序を示す順序情報に基づいて前記映像再生手段が前記映像を再生するように制御することを特徴とする請求項6記載の映像再生装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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