JP2006168571A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ショルダーリブの偏磨耗を抑制できると共に主溝での異物の噛み込みを防止できる空気入りタイヤを提供すること。
【解決手段】この空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向に延在する主溝2と、主溝2により区画されて成るショルダーリブ3と、主溝2内に配置されると共にタイヤ子午線方向の断面視における先端形状が突起形状である突起部4とを含み構成される。そして、タイヤ転動時にてショルダーリブ3が接地したときに突起部4が接地すると共に、突起部4によりタイヤ幅方向に分断された主溝2の部分21、22の溝幅A,Bが2.5[mm]以下であることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、ショルダーリブの偏磨耗を抑制できると共に主溝での異物の噛み込みを防止できる空気入りタイヤに関する。
リブ基調パターンを有する空気入りタイヤでは、使用により、ショルダーリブの端部が偏磨耗(例えば、レールウェイ磨耗やリバーウェア磨耗)するという課題がある。かかる課題において、従来の空気入りタイヤには、特許文献1に記載される技術が知られている。従来の空気入りタイヤでは、ショルダーリブのセンター側縁部に溝幅0.5[mm]〜4[mm]のタイヤ周方向に連続する細溝が設けられ、この細溝に区分されたショルダーリブ本体と同一高さの細リブが形成されている。従来の空気入りタイヤでは、かかる構成により、ショルダーリブの偏磨耗が抑制される。
しかしながら、従来の空気入りタイヤでは、ショルダーリブの細溝に石などの異物が噛み込むという課題がある。かかる異物の噛み込みは、リブの破損(リブティアー)やベルト層の損傷の原因となる。
特開平5−201206号公報
そこで、この発明は、上記に鑑みてされたものであって、ショルダーリブの偏磨耗を抑制できると共に主溝での異物の噛み込みを防止できる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在する主溝と、前記主溝により区画されて成るショルダーリブと、前記主溝内に配置されると共にタイヤ子午線方向の断面視における先端形状が突起形状である突起部とを含み、且つ、タイヤ転動時にて前記ショルダーリブが接地したときに前記突起部が接地すると共に、前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された前記主溝の部分の溝幅A,Bが2.5[mm]以下であることを特徴とする。
この発明にかかる空気入りタイヤでは、突起形状を有する突起部が主溝内に設けられており、タイヤ転動時にてショルダーリブが接地したときに、この突起部が接地する。かかる構成では、突起部がショルダーリブの犠牲リブとして機能するので、リブの偏磨耗が抑制される利点がある。また、突起部により分断された主溝の部分の溝幅A,Bが2.5[mm]以下に規定されているので、主溝での異物の噛み込みが防止される利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤは、前記突起部の接地面の接地幅Cと突起部の幅Xとの比C/Xが0.3以下である。
この空気入りタイヤでは、接地面41の接地幅Cと突起部4の幅Xとの比C/Xが、0.3以下であるので、接地時における摩擦エネルギーが突起部の先端(接地面)に集中して、突起部が積極的に磨耗する。これにより、突起部がショルダーリブの犠牲リブとして機能して、ショルダーリブの偏磨耗が効果的に抑制される利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤは、前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された前記主溝の部分が、タイヤ子午線方向の断面視にて、トレッド部の踏面に対して80[deg]以上かつ90[deg]以下の傾斜角α、βにて傾斜する。
この空気入りタイヤでは、主溝部分がタイヤ子午線方向の断面視にて、トレッド部の踏面に対して80[deg]以上かつ90[deg]以下の傾斜角にて傾斜するので、主溝部分21,22にそれぞれ隣り合うリブの剛性を適切化でき、且つ、主溝部分21、22を形成するための金型をタイヤから容易に引き抜き得る利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤは、前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された前記主溝の部分が、タイヤ子午線方向の断面視にて、溝深さ方向に向かって突起部側に屈曲している。
この空気入りタイヤでは、主溝部分が、タイヤ子午線方向の断面視にて、溝深さ方向に向かって突起部側に屈曲している。かかる構成では、主溝部分が突起部側に屈曲している分だけ、隣接するショルダーリブが主溝部分の溝深さ方向に拡幅される。これにより、ショルダーリブの剛性が増加するので、ショルダーリブの偏磨耗がより効果的に抑制される利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤは、前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された前記主溝の部分が、溝深さ方向に向かって溝幅を狭めている。
この空気入りタイヤでは、主溝部分が、溝深さ方向に向かって溝幅を狭めるように構成されるので、タイヤ加硫後にて、主溝部分を形成するための金型をモールドから容易に引き抜き得る利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤは、前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された前記主溝の部分のうち、タイヤ幅方向外側に位置する部分の溝深さG1が、タイヤ幅方向内側に位置する部分の溝深さGに対してG1≦0.90×Gとなるように構成される。
この空気入りタイヤでは、突起部の両側の主溝部分が相互に異なる溝深さを有し、且つ、タイヤ幅方向外側の主溝部分の溝深さG1とタイヤ幅方向内側の主溝部分の溝深さGとがG1/G≦0.90(G1≦0.90×G)となるように構成される。かかる構成とすれば、主溝部分の溝深さG1,Gが等しい(G1/G=1.0)構成と比較して、耐グルーブクラック性が向上する利点がある。
また、この発明にかかる空気入りタイヤは、トレッド部の接地面積に対する前記主溝(前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された一対の前記主溝の部分が含まれる。)の面積比率が20[%]以上である。
この空気入りタイヤでは、トレッド部の接地面積に対する主溝の面積比率が20[%]以上なので、タイヤ接地時におけるトレッド部の排水性能が確保されて、空気入りタイヤのウェット性能が維持される利点がある。
この発明にかかる空気入りタイヤによれば、突起形状を有する突起部が主溝内に設けられており、タイヤ転動時にてショルダーリブが接地したときに、この突起部が接地するので、突起部がショルダーリブの犠牲リブとして機能する。これにより、リブの偏磨耗が抑制される利点がある。また、突起部により分断された主溝の部分の溝幅A,Bが2.5[mm]以下に規定されているので、主溝での異物の噛み込みが防止される利点がある。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、以下に示す実施例の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的同一のものが含まれる。
図1および図2は、この発明の実施例1にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図(図1)およびタイヤ子午線方向の断面図(図2)である。図3および図4は、図1に記載したトレッド部の要部を示す拡大断面図である。図5〜図10は、図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。図11および図12は、この発明にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す表(図11)および説明図(図12)である。
この空気入りタイヤ1は、タイヤ周方向に延在する複数の主溝2と、これらの主溝2により区画されて成るショルダーリブ3とを含み構成される。したがって、この空気入りタイヤ1は、リブを基調としたトレッドパターン(リブ基調パターン)を有する(図1および図2参照)。
また、空気入りタイヤ1は、突起部4を有する(図1〜図4参照)。突起部4は、複数の主溝2のうち、ショルダーリブ3に隣接する主溝2に対して形成される。また、突起部4は、主溝2の溝内に形成されており、トレッド部の平面視にて、ショルダーリブ3(主溝2)に沿ってタイヤ周方向に連続的に(リブ状に)形成されている。また、突起部4は、主溝2の略中央に位置しており、一つの主溝2を二つの部分(以下、主溝部分という。)21,22にタイヤ幅方向に分断されたしている。このため、突起部4は、主溝2内に形成された一本の幅狭リブ(細リブ)のように見える。また、見方を変えれば、タイヤ周方向に並走する一対の細溝(主溝部分21,22)が、トレッド部の陸部に形成されているようにも見える。
また、突起部4は、タイヤ子午線方向の断面視にて、主溝2の溝底から溝開口部に向かって突出するように、形成されている。また、突起部4は、タイヤ転動時にてショルダーリブ3が接地したときに、接地するように構成されている。具体的には、突起部4は、その頂部に接地面41を有し、この接地面41にて接地する。また、突起部4は、この接地面41がトレッド部の略プロファイルライン上に位置するように、構成される。言い換えると、突起部4は、接地面41がショルダーリブ3の踏面に対して略面一となるように、構成される。さらに詳しくは、突起部4は、接地面41とトレッド部のプロファイルラインとの距離が±0.1[mm]以下の範囲にあるように、構成される。かかる構成は、ショルダーリブ3の接地時にて突起部4の接地面41が確実に接地する点で、好ましい。
また、突起部4は、主溝2の開口部を略塞ぐように、その幅Xおよび主溝2に対する設置位置が規定されている。すなわち、突起部4は、主溝2(主溝部分21,22)が異物を噛み込まないように、主溝2の開口部を略塞いでいる。具体的には、突起部4は、分断された主溝部分21,22の溝幅A,Bがいずれも2.5[mm]以下となるように、その幅Xおよび主溝2に対する設置位置が規定される。なお、突起部4の幅Xは、主溝2の幅Wよりも小さい。また、突起部4の幅Xは、主溝2の幅Wと、主溝部分21,22の溝幅A,Bとの差に等しい。
また、突起部4は、タイヤ子午線方向の断面視にて、その先端形状が接地面41を頂点とした突起形状を有するように、構成される(図3および図4参照)。言い換えると、突起部4は、接地面41の接地幅Cが突起部4の幅Xよりも小さくなるように、構成される。これにより、突起部4は、ショルダーリブ3の接地時にて先端部の全面が接地しないように、構成されている。具体的には、突起部4は、タイヤ子午線方向の断面視にて、その先端形状が接地面41を頂点とした凸型の断面形状を有すると共に、その凸型断面の傾斜部分が直線状(テーパ状)に形成されている。また、突起部4が突起形状を有することにより、突起部4の最大幅部42,42と接地面41との間には、突起部4の高さ方向に所定の段差ga,gbが形成されている。
[作用効果]
この空気入りタイヤ1では、タイヤ転動時にてショルダーリブ3が接地したときに、主溝2内の突起部4が接地する。かかる構成では、突起部4が設けられていない構成(ショルダーリブ3のみが接地する構成)と比較して、突起部4の接地によりショルダーリブ3の接地圧が低減される。これにより、接地時におけるショルダーリブ3の接地圧が低減されるので、ショルダーリブ3の偏磨耗が抑制される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、タイヤ子午線方向の断面視における先端形状が突起形状となるように、突起部4が構成されている。したがって、かかる先端形状を突起部4が有することにより、接地時における摩擦エネルギーが突起形状の先端に集中して、突起部4が積極的に磨耗する。これにより、突起部4がショルダーリブ3の犠牲リブとして機能するので、ショルダーリブ3の偏磨耗が抑制される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、主溝部分21,22の溝幅A,Bが2.5[mm]以下となるように構成されているので、主溝2が突起部4により略塞がれている。これにより、主溝2(主溝部分21,22)における異物の噛み込みが防止される利点がある。
[付加事項]
なお、この空気入りタイヤ1は、特に、トラックやバス等の重荷重用空気入りタイヤとして使用されることが好ましい。重荷重用空気入りタイヤでは、一般のタイヤと比較してより大きな荷重が負荷されるため、リブの偏磨耗が特に顕著である。この点において、この空気入りタイヤ1は、リブの偏磨耗を効果的に低減できるので、かかる重荷重用空気入りタイヤとして使用された場合に、特に有益である。
また、この空気入りタイヤ1では、ショルダーリブ3に隣接する主溝2に対して突起部4が形成されている(図1参照)。ショルダーリブ3では偏磨耗が顕著なので、かかる構成とすれば、より顕著な偏磨耗の抑制効果を得られる利点がある。しかし、これに限らず、突起部4は、他の主溝2に対して形成されても良い(図示省略)。すなわち、突起部4は、ショルダーリブ3を区画する主溝2以外の主溝2、例えば、セカンドリブやセンターリブ、ショルダーブロック、センターブロック、その他の陸部に隣接する主溝2に対して形成されても良い。
また、この空気入りタイヤ1では、突起部4がショルダーリブ3に沿ってタイヤ周方向に連続的に(リブ状に)形成されている(図1参照)。かかる構成では、突起部4が、ショルダーリブ3の犠牲リブとして機能する。したがって、突起部4がタイヤ周方向に不連続に(ブロック状に分断されて)形成されている構成と比較して、ショルダーリブ3の偏磨耗が効果的に抑制される点で好ましい。しかし、これに限らず、突起部4は、タイヤ周方向に不連続に形成されても良い(図示省略)。
また、この空気入りタイヤ1では、主溝部分21,22の溝幅A,Bがいずれも2.5[mm]以下であるが、かかる構成は、主溝部分21,22での異物の噛み込みが効果的に防止される点で好ましい。しかし、これに限らず、主溝部分21,22の溝幅A,Bは、2.0[mm]以下であることが好ましく、1.5[mm]以下であることがより好ましい。これにより、主溝部分21,22での異物の噛み込みがより効果的に防止される利点がある。
また、この空気入りタイヤ1では、主溝部分21,22の溝幅A,Bが、いずれも0.5[mm]以上であることが好ましい。これにより、主溝部分21、22を形成するための金型が破損し難いという利点がある。
[変形例1]
また、この空気入りタイヤ1では、接地面41の接地幅Cと突起部4の幅Xとの比C/Xが、0.3以下であることが好ましい。かかる構成では、接地時における摩擦エネルギーが突起部4の先端(接地面41)に集中するので、突起部4が積極的に磨耗する。これにより、突起部4がショルダーリブ3の犠牲リブとして好適に機能するので、ショルダーリブ3の偏磨耗が効果的に抑制される利点がある。また、接地面41の接地幅Cと突起部4の幅Xとの比C/Xは、さらに、0.2以下であることが好ましく、0.15以下であることがより好ましい。これにより、ショルダーリブ3の偏磨耗がより効果的に抑制される利点がある。
また、接地面41の接地幅Cと突起部4の幅Xとの比C/Xが、0.1以上であることが好ましい。もしくは、突起部4の幅Xが0.5[mm]以上であることが好ましい。これにより、突起部4の剛性が適切となるので突起部4が破断し難いという利点がある。
[変形例2]
また、この空気入りタイヤ1では、主溝部分21,22が、タイヤ子午線方向の断面視にて、トレッド部の踏面に対して80[deg]以上かつ90[deg]以下の傾斜角α、βにて傾斜することが好ましい(図4参照)。これにより、主溝部分21、22を形成するための金型をタイヤから容易に引き抜き得る利点がある。
[変形例3]
また、この空気入りタイヤ1では、主溝部分21,22が、タイヤ子午線方向の断面視にて、溝深さ方向に向かって突起部4側に屈曲するように構成されることが好ましい(図5参照)。かかる構成では、主溝部分21,22が突起部4側に屈曲している分だけ、隣接する陸部(ショルダーリブ3が含まれる。)が主溝部分21,22の溝深さ方向に拡幅される。これにより、陸部の剛性が増加するので、陸部の偏磨耗がより効果的に抑制される利点がある。なお、少なくともショルダーリブ3側の主溝部分22が溝深さ方向に向かって突起部4側に屈曲する構成が好ましい。これにより、ショルダーリブ3の剛性が増加するので、ショルダーリブ3の偏磨耗がより効果的に抑制される利点がある。
[変形例4]
また、この空気入りタイヤ1では、主溝部分21,22が、溝深さ方向に向かって溝幅を狭めるように構成されることが好ましい(図6参照)。これにより、タイヤ加硫後にて、主溝部分21,22を形成するための金型をタイヤから容易に引き抜き得る利点がある。
[変形例5]
また、この空気入りタイヤ1では、突起部4を挟む主溝部分21,22が相互に異なる溝深さを有することが好ましい(図7参照)。具体的には、主溝部分21、22のうちタイヤ幅方向外側に位置する主溝部分22の溝深さG1が、タイヤ幅方向内側に位置する主溝部分21の溝深さGに対してG1≦0.90×Gとなるように、構成され留ことが好ましい。かかる構成とすれば、主溝部分22、21の溝深さG1,Gが等しい(G1=1.0=G)構成と比較して、耐グルーブクラック性が向上する利点がある。また、ショルダーリブ3の耐リブティア性および耐偏摩耗性が向上する利点がある。
[変形例6]
また、この空気入りタイヤ1では、トレッド部の接地面積に対する主溝2(主溝部分21,22が含まれる。)の面積比率が20[%]以上であることが好ましい(図示省略)。すなわち、主溝2の開口面積がトレッド部の接地面積の20[%]以上を占めるように、溝と陸部との比が規定されることが好ましい。これにより、タイヤ接地時におけるトレッド部の排水性能が確保されるので、空気入りタイヤ1のウェット性能が維持される利点がある。なお、空気入りタイヤ1のウェット性能は、空気入りタイヤ1を装着した試験車両が50[km/h]以上の速度にて走行して急制動を行った場合における制動距離により比較される。
[変形例7]
また、この空気入りタイヤ1では、タイヤ子午線方向の断面視にて、突起部4の先端形状が接地面41を頂点とした突起形状(凸型の断面形状)を有すると共に、その突起形状の傾斜部分が直線状(テーパ状)に形成されている(図3および図4参照)。かかる構成は、摩耗エネルギーが突起部に集中しやすいので、耐偏磨耗性が向上する点で好ましい。しかし、これに限らず、突起部4の先端形状は、接地面41を頂点とした略円弧状を有しても良い(図8参照)。これにより、主溝部分21,22に石が噛み込まれにくいという利点がある。
[変形例8]
また、この空気入りタイヤ1では、タイヤ子午線方向の断面視にて、突起部4の先端形状が接地面41を頂点とした突起形状を有すると共に、その接地面41(頂点)が突起部4の幅方向の略中央に位置する(図3および図4参照)。かかる構成は、摩耗エネルギーが突起部に集中しやすいので、耐偏磨耗性が向上する点で好ましい。しかし、これに限らず、突起部4の接地面41は、突起部4の幅方向に対してショルダーリブ3側寄りに位置しても良い(図9参照)。これにより、ショルダーリブ3の偏摩耗がより低減される利点がある。
[変形例9]
また、この空気入りタイヤ1では、タイヤ子午線方向の断面視にて、突起部4が、その先端の中央を略凸型に膨らました突起形状を有する(図3および図4参照)。かかる構成は、細溝部分の体積が減少するため石噛みが発生し難い点で好ましい。しかし、これに限らず、突起部4は、その先端が略凹型に凹んでおり、且つ、その両肩が突起部4の高さ方向に突出している突起形状を有しても良い(図10参照)。すなわち、突起部4は、複数の突起先端を有しても良い。これにより、細溝部分における石噛みが抑制される利点がある。
[性能試験]
この実施例1では、条件が異なる複数の空気入りタイヤについて、耐レールウェイ摩耗特性および耐異物噛み込み特性の性能試験が行われた(図11参照)。この性能試験では、タイヤサイズ11R22.5の空気入りタイヤが、リムサイズ22.5×7.50のリムに組み込まれて700[kPa]の空気圧を負荷され、試験車両の左右の車輪に対して装着される。また、試験車両は、10台のGVW20[t]トラックである。
性能試験では、試験車両が一般車道を5万[km]走行する。そして、空気入りタイヤ1のショルダーリブ3に発生したレールウェイ磨耗の幅が測定され、10台の試験車両について測定値の平均が算出される。また、主溝2に噛み込んでいる石の数がカウントされる。そして、これらにより、耐レールウェイ摩耗特性および耐異物噛み込み特性の評価が行われる。
従来例の空気入りタイヤは、特許文献1の空気入りタイヤであり、センタークラウン部側の主溝部分21の溝幅Aが10[mm]となっている(図12(a)参照)。この従来例では、レールウェイ摩耗および石の噛み込みが発生している。また、比較例1の空気入りタイヤは、主溝部分21,22の溝幅A,Bが2.5[mm]以下の範囲にあるが、突起部4が突起形状ではなく平坦な形状を有している(図12(b)参照)。したがって、突起部4の段差ga,gbがga=gb=0となっている。比較例2の空気入りタイヤは、突起部4が突起形状を有するが、主溝部分21,22の溝幅A,Bが23.0[mm]となっている(図12(c)参照)。
発明例1および発明例2の空気入りタイヤは、この発明にかかる空気入りタイヤ1である(図4参照)。これらの空気入りタイヤ1は、主溝部分21,22の溝幅A,B、ならびに、接地面41の接地幅Cと突起部4の幅Xとの比C/Xが相異する。試験結果が示すように、これらの空気入りタイヤ1は、従来例、比較例1および比較例2の空気入りタイヤと比較して、耐レールウェイ摩耗特性および耐異物噛み込み特性の点で優れる。
以上のように、本発明にかかる空気入りタイヤは、ショルダーリブの偏磨耗を抑制できると共に主溝での異物の噛み込みを防止できる点で有用である。
この発明の実施例1にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示す平面図である。 この発明の実施例1にかかる空気入りタイヤのトレッド部を示すタイヤ子午線方向の断面図である。 図1に記載したトレッド部の要部を示す拡大断面図である。 図1に記載したトレッド部の要部を示す拡大断面図である。 図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 図1に記載した空気入りタイヤの変形例を示す説明図である。 この発明にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 この発明にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す説明図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
2 主溝
21、22 主溝部分
3 ショルダーリブ
4 突起部
41 接地面
42 最大幅部
A,B 主溝部分の溝幅
C 突起部の接地幅
X 突起部の幅
ga,gb 段差
W 主溝の幅
α 傾斜角

Claims (7)

  1. タイヤ周方向に延在する主溝と、前記主溝により区画されて成るショルダーリブと、前記主溝内に配置されると共にタイヤ子午線方向の断面視における先端形状が突起形状である突起部とを含み、且つ、
    タイヤ転動時にて前記ショルダーリブが接地したときに前記突起部が接地すると共に、前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された前記主溝の部分の溝幅A,Bが2.5[mm]以下であることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記突起部の接地面の接地幅Cと突起部の幅Xとの比C/Xが0.3以下である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された前記主溝の部分が、タイヤ子午線方向の断面視にて、トレッド部の踏面に対して80[deg]以上かつ90[deg]以下の傾斜角α、βにて傾斜する請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された前記主溝の部分が、タイヤ子午線方向の断面視にて、溝深さ方向に向かって突起部側に屈曲している請求項1〜3のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された前記主溝の部分が、溝深さ方向に向かって溝幅を狭めている請求項1〜4のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された前記主溝の部分のうち、タイヤ幅方向外側に位置する部分の溝深さG1が、タイヤ幅方向内側に位置する部分の溝深さGに対してG1≦0.90×Gとなるように構成される請求項1〜5のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  7. トレッド部の接地面積に対する前記主溝(前記突起部によりタイヤ幅方向に分断された一対の前記主溝の部分が含まれる。)の面積比率が20[%]以上である請求項1〜6のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
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