JP2006160311A - 保冷容器及びそれを用いた保冷方法 - Google Patents

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信秋 清水
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Abstract

【課題】 アスパラガスのように、立てた状態で保管又は輸送に供することが好ましい細長い野菜類や果物類等の農産物等を効率よく収容及び冷却することができ、かつ収容した農産物等の冷却状態を良好に保持して鮮度の低下を抑制することが可能な保冷容器及びそれを用いた保冷方法を提供する。
【解決手段】 発泡合成樹脂製の容器本体2と蓋体3とよりなり、容器本体1の開口を上方に向けた状態で農産物等を収容し、蓋体3で閉止した後、容器本体2の一側壁6が下になるように姿勢を変えて農産物等の保管又は輸送に供する保冷容器であって、保管又は輸送時に下になる側壁6に隣接する側壁4に通気用開口11を設けるとともに、容器本体2に取り付けたまま保管又は輸送時の姿勢における水平方向に摺動して通気用開口11を開閉する扉体12を設けた保冷容器1。
【選択図】 図1

Description

本発明は、保冷容器及び該容器を用いて野菜、果物等の農産物等を冷却し、かつ該容器内で前記農産物等の冷却状態を保持したまま保存することで、それらの鮮度の低下を防止した状態で保管又は輸送を可能とする方法に関し、特にアスパラガスのように立てた状態で保管又は輸送することが好ましい細長い野菜類や果物類等の農産物等に適した保冷容器及びそれを用いた保冷方法に関するものである。
従来から、農家等で収穫した野菜類や果物類等の農産物等を出荷する際には、発泡合成樹脂製容器に前記農産物等を収容した状態で、強制通風冷却法、差圧通風冷却法又は真空冷却法等の各種冷却方法により冷却し、保冷状態で保管又は輸送することで農産物等の鮮度低下を防止することが一般的に行われている。前記農産物等の冷却及び保冷に使用される発泡合成樹脂製の保冷容器としては、例えば、上面を開口した容器本体の側壁に通気用開口を形成するとともに、前記通気用開口を摺動自在に開閉する開口扉を設けた保冷容器が知られている(特許文献1参照。)。また、例えばアスパラガスのような、立てた状態で保管又は輸送することが好ましい細長い野菜類や果物類等の農産物等の保冷容器としては、容器本体における一対の相対向した側壁の内面側の間隔を一側側より他側側を大きく形成し、容器本体の開口を上方に向けた状態で内部にアスパラガス等の細長い野菜や果物等を収容し、冷却作業が完了した後、容器本体に蓋を被せて開口を閉止し、容器本体の一側側が上方に向くように向きを変えた状態で保管又は輸送に供するようにした気密容器(特許文献2参照。)、容器本体の底壁内面及び蓋体内面に、保管又は輸送時に底になる一側壁から、これと対向する側壁側に向かうほど高くした複数の突条を設けてなり、容器本体の開口側を上方に向けた状態で内部にアスパラガス等の野菜や果物等を収容し、冷却作業が完了した後、容器本体に蓋を被せて開口を閉止し、容器本体の一側壁が底になるように向きを変えた状態で保管又は輸送に供するようにした保冷容器(特許文献3参照。)、更には、容器本体(箱体)を、その周側壁の一側面部を底部寄り部分を残して上面と連続した開放側面に形成するとともに、前記開放側面に隣接した一方の側壁に該側壁の上縁から切り込んで通気口を形成してなり、蓋体は、前記容器本体の上面と開放側面を閉塞できるように上面板と側面板を一体形成した「かぎ形」断面形状とするとともに、前記容器本体の通気口に臨んだ部分の周壁部を切り欠いて嵌合口を形成してなり、前記容器本体の通気口と前記蓋体の嵌合口を同時に閉塞する扉体を備え、容器本体を横に倒して、その上面と開放側面により形成された開放面からアスパラガス等の細長い野菜類を収容した後、蓋体を容器本体に嵌合して蓋体を上にした姿勢に戻して収容された野菜類を起立した状態とし、容器本体の通気口と蓋体の嵌合口を開放したままの状態で冷却作業を行い、冷却完了後に扉体を蓋体の嵌合口と容器本体の通気口に嵌合して容器を密封した後、出荷するようにした包装容器(特許文献4参照。)が提案されている。
しかしながら、特許文献1記載の保冷容器は、農産物等の収容後、そのままの姿勢で保管又は輸送に供するものであるため、アスパラガスのような細長い野菜や果物等の農産物等を立てた状態で保管又は輸送に供するためには、予め前記農産物等を立てた状態で容器本体内へ収容する必要があり、農産物等を整列させて容器内に収容するのに手間が掛かる上に、通気用開口を閉止する開閉扉は、保管又は輸送時の姿勢にあって容器の上下方向に摺動し、かつ容器の下方へ摺動することで通気用開口が開放される構造であるため、容器の積み替えや輸送時の上下振動、上方から落下した物体の接触等により開閉扉が下降して通気用開口が開放され、そこから外気が容器内に侵入して容器内温度が上昇してしまい、保冷機能が低下するおそれがある。特に、開閉扉の取付部が変形、損傷、繰り返し使用により摩耗等した場合には、そのおそれが極めて大きい。また、特許文献2、3に記載の容器の場合には、容器内への収容時には、アスパラガス等の細長い野菜や果物等を横にして効率よく収容できるとともに、収容後に容器の姿勢を変えることでアスパラガス等を立てた状態で保管又は輸送することができるが、前記特許文献1記載の保冷容器のような通気用開口を備えていないため、前記農産物等の冷却時には容器本体に蓋を被せない状態で冷却し、冷却後に容器本体に蓋体を被せる必要があり、容器本体を積み重ねて冷却する場合には、冷却後に容器を積み替えながら蓋を被せるという手間が掛かる。更に、特許文献4記載の包装容器の場合には、容器内への収容時には、アスパラガス等の細長い野菜や果物等を横にして効率よく収容できるとともに、収容後に容器の姿勢を変えることでアスパラガス等を立てた状態で保管又は輸送することができ、また通気口を設けてあるので蓋をしたままで冷却作業を行うことができ、冷却後に扉体により通気口を閉止するだけで保管又は輸送に供することができることから、冷却後に蓋体を被せたり、容器を積み変えたりする手間は不要である。しかし、容器本体の開口部を閉止する蓋体が「かぎ形」断面形状であるため、容器本体への蓋体の装着作業が面倒である。しかも、冷却作業時には、容器本体の通気口と蓋体の嵌合口を閉止する扉体を容器本体から取り外す構造であるため、容器本体の側壁に扉体を装着できる凹部を設けてはあるものの、取り外した扉体が前記凹部から脱落して紛失するおそれがある。また、前記扉体は、保管又は輸送時の姿勢における容器の上方側から嵌合する構造であるため、特許文献1記載の容器の場合と同様に、容器の積み替え時や輸送時の上下振動等により扉体が移動して開いた通気口から容器内に外気が侵入して保冷機能が低下するおそれもある。
実開平1−158080号公報 実開平3−117690号公報 特開2002−104542号公報 実開昭62−200588号公報
本発明は、上記のような従来の保冷容器における問題を解決し、例えばアスパラガスのように、立てた状態で保管又は輸送に供することが好ましい細長い野菜類や果物類等の農産物等の容器内への収容及び冷却を効率よく行うことができるとともに、収容した前記農産物等の冷却状態を良好に保持して鮮度の低下を抑制することが可能な保冷容器及びそれを用いた保冷方法を提供せんとするものである。
上記の目的を達成してなる本発明に係る保冷容器は、発泡合成樹脂製で上面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面に嵌合構造を設け、容器本体の開口を上方に向けた状態で容器本体内に野菜、果物等の農産物等を収容し、容器本体の開口を蓋体で閉止した後、容器本体の一側壁が下になるように姿勢を変えて前記農産物等の保管又は輸送に供する保冷容器であって、前記保管又は輸送時に下になる側壁に隣接する側壁に通気用開口を設けるとともに、容器本体に取り付けたまま保管又は輸送時の姿勢における水平方向に摺動して前記通気用開口を開閉する扉体を設けてなることを特徴とする。また、この保冷容器を用いた保冷方法は、野菜類、果物類等の農産物等を冷却及び保冷する方法であって、前記容器本体の開口を上方に向けた状態で容器本体内に農産物等を収容し、容器本体の開口を蓋体で閉止し、前記通気用開口を設けた側壁に隣接する容器本体の一側壁を下にして前記農産物の一端が上に向くように姿勢を変え、通気用開口を開放した状態で前記農産物等を冷却した後、通気用開口を扉体で閉止し、保管又は輸送に供する、又は、前記容器本体の開口を上方に向けた状態で容器本体内に野菜類、果物類等の農産物等を収容し、容器本体の開口を蓋体で閉止し、通気用開口を開放した状態で前記農産物等を冷却した後、通気用開口を扉体で閉止するととももに、前記通気用開口を設けた側壁に隣接する容器本体の一側壁を下にして前記農産物等の一端が上に向くように姿勢を変えて保管又は輸送に供するというものである。
前記保冷容器の容器本体における通気用開口は、容器本体の側壁の上端部を切り欠いた状態で設けることが好ましい。また、その場合、前記通気用開口の両側に、扉体を摺動自在に取り付ける一対の案内溝を設けることが好ましい。更に、前記通気用開口を閉止した扉体の上端部が蓋体下面に嵌合可能な構造とすることがより好ましい。
また、前記扉体は、容器本体の側壁内面側に摺動自在に設けることが好ましく、この場合、扉体の外面の前記容器本体の通気用開口に臨む位置に、開閉操作用の取手部を設けておくとより好ましい。
また、容器本体の底壁内面と蓋体内面との間隔を、保管又は輸送時に下になる容器本体の一側壁側から該側壁に対向する側壁側に向かって全体に又はその一部を狭くしたものや、前記通気用開口を設けた側壁と該側壁に対向する側壁との内面間の間隔を、保管又は輸送時に下になる容器本体の一側壁側から該側壁に対向する側壁側に向かって全体に又はその一部を狭くしたものは、例えばアスパラガスのような先細の形状をした野菜類や果物類等の農産物等を収容するのに好ましい。更に前記容器本体の底壁外面と蓋体外面とに、保管又は輸送時に下になる容器本体の一側壁側から該側壁に対向する側壁側に向かって全体に又はその一部が深くなる凹部を形成するとより好ましい。
例えばアスパラガス、セロリ、ねぎ等の細長い野菜類等は横にした状態で長時間保存又は輸送されると上部が変形しやすく、また生の野菜類や果物類等の農産物、例えばアスパラガスは保存中にも上方に向かって伸びる性質を有するため、横にしたまま保存すると先端が上に向かって曲がってしまうおそれがある。この点、本発明に係る保冷容器及びそれを用いた保冷方法によれば、例えばアスパラガス、セロリ、ねぎ等の細長い野菜類や果物類等の農産物等を横にして容器本体上面の開口から容器本体内部に整列させた状態で効率よく収容できるとともに、容器内に前記農産物等を収容した後、容器の姿勢を変えることで、容器内に収容した前記野菜類等を先端側を上にして立てた状態で、出荷に先立つ冷却作業や、保管又は輸送に供することができることから、保管又は輸送時における前記野菜類や果物類等の変形等を防止することができる。また、容器本体に蓋体を被せたまま、かつ通気用開口を開閉する扉体を摺動させて通気用開口を開放するだけで冷却作業を行うことができることから、冷却完了後に蓋体を被せたり、そのために容器を積み替えたりする必要がない。更に、前記通気用開口を開閉する扉体は、容器本体に取り付けたまま通気用開口を開閉可能であることから、冷却作業時に通気用開口を開放した際に扉体を紛失したりするおそれはない。また、前記扉体は、保管又は輸送時の姿勢における水平方向に摺動して通気用開口を開閉する構造であることから、容器の積み替え時や輸送時の上下振動等により通気口が開き、そこから容器内に外気が侵入して容器内温度が上昇することによる保冷機能の低下といった問題もなく、容器内に収容した前記野菜類等の冷却状態を良好に保持して農産物等の鮮度低下を抑制することができる。
また、前記通気用開口を、容器本体の側壁の上端部を切り欠いた状態に設けることで、例えば、発泡性合成樹脂粒子の型内発泡成形により容器本体を製造する際にも、成形金型の構造が簡単で、かつ容易に成形することができる。また、その場合、前記扉体の取付構造として、前記通気用開口の両側に扉体を摺動自在に取り付ける一対の案内溝を設ければ、前記成形金型の型開き方向に沿って溝を形成することになることから、前記案内溝部分の成形も容易である。更に、前記通気用開口を閉止した扉体の上端部を蓋体下面に嵌合可能な構造とすることにより、保管又は輸送時の上下振動等によって扉体が動いて通気用開口が開放され難くなり、容器内に収容した農産物等の冷却状態を良好に保持することができる。
また、前記扉体を容器本体の側壁内面側に設けた場合には、容器が他の物に触れたりした場合にも扉体が開いてしまうようなおそれが少ない。なお、このように、通気用開口を開閉する扉体を容器本体の側壁内面側に設けた場合、扉体の外面に開閉操作用の取手部を設けておくと扉体の開閉作業が容易となる。
また、容器本体の底壁内面と蓋体内面との間隔を、保管又は輸送時に下になる容器本体の一側壁側から該側壁に対向する側壁側に向かって全体に又はその一部を狭くしたものや、前記通気用開口を設けた側壁と該側壁に対向する側壁との内面間の間隔を、保管又は輸送時に下になる容器本体の一側壁側から該側壁に対向する側壁側に向かって全体に又はその一部を狭くしたものは、例えばアスパラガスのような先の細い野菜類や果物類等の農産物等を収容した場合にも、容器内の上部に隙間が出来にくく、容器内に収容した前記農産物等が変形したり輸送時等の振動により破損したりすることを防ぐことができる。また、前記容器本体の底壁外面と蓋体外面とに、前記容器内空間の形状に応じて、保管又は輸送時に下になる容器本体の一側壁側から該側壁に対向する側壁側に向かって全体に又はその一部が深くなる凹部を形成することにより、前記のように容器本体の底壁と蓋体との間隔を変化させても容器本体の底壁や蓋体の厚みが場所によって必要以上に厚くなることがなく、容器の成形材料に無駄がないので好ましい。更に、前記凹部は、容器を持ち上げたり移動したりする際の手掛け部として利用することもできる。
図1及び図2は、本発明に係る保冷容器の一実施形態を示すものである。図例の保冷容器1は、発泡合成樹脂製の容器本体2と、同じく発泡合成樹脂製の蓋体3とよりなる。これら容器本体2と蓋体3とは、例えばポリスチレン等のスチレン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等の合成樹脂により製造され、通常、これら合成樹脂の発泡性粒子の型内発泡成形により製造される。これらの樹脂及び製造方法の中でも、型内発泡成形による発泡ポリスチレン製の容器は、その強度及び製造コスト等の点で、本発明の保冷容器として好適である。
容器本体2は、平面視矩形状で上面に開口し、その側壁4、5、6、7の上端面8の内周側には、蓋体3との嵌合構造となる嵌合凸条9が周設されている。一方、蓋体3下面の外周縁には、容器本体2の嵌合凸条9に外嵌する嵌合凸条10が周設されており、容器本体2に蓋体3を被せることで前記嵌合凸条9と嵌合凸条10とが嵌合して保冷容器1は気密状態となる。容器本体2と蓋体3との嵌合構造としては、図例のもの以外に、容器本体2と蓋体3との接合面の一方に凸条を設け、他方には前記凸条を内嵌する凹条を設けた構造のものなど、公知の気密容器や保冷容器に採用されている嵌合構造を適宜採用することができる。
容器本体2の一側壁4には、通気用開口11が形成されており、該側壁4の内面側には、通気用開口11を開閉する扉体12が摺動自在に設けられている。尚、図例の保冷容器1は、真空冷却法に用いるものであり、通気用開口11は一側壁4の一箇所のみに設けてあるが、対向する一対の側壁4、5の両方に設けることで、強制通風冷却法や差圧通風冷却法などの冷却方法に使用することもできる。
図例の保冷容器1では、通気用開口11は、容器本体2の側壁4上部を、その上端部から下方へ、ほぼ矩形状に切り欠いた状態で容器本体2の上方に開放して設けられており、通気用開口11の下端縁13中央には凹部14が形成されている。このように、通気用開口11を容器本体2の一側壁4の上端部を切り欠いた状態に設けることで、例えば、発泡性合成樹脂粒子の型内発泡成形により容器本体2を製造する際にも、容器本体2の内面側を形成する凸型と、容器本体2の外面側を形成する凹型の一対の金型を用い、両金型の型開き方向に前記通気用開口11を形成することができることから、前記一対の凹凸金型のみで、他にシリンダー等による可動部等を設けることなく容器本体2の成形が可能であり、成形金型の構造が簡単で、かつ容易に成形することができる。
前記通気用開口11を開閉する扉体12は、通気用開口11を完全に閉止できる大きさで、その両側縁に形成された摺動凸条16、16を、通気用開口11の両側縁15、15に沿って側壁上端面8の内周側に位置する嵌合凸条9と同じ位置に形成された一対の案内溝17、17に、ほぼ密着状態で、かつ摺動可能に取り付けられている。この案内溝17、17は、側壁上端面8の嵌合凸条9の上端から通気用開口11の下端縁13を超えて容器本体2の底壁内面19近傍まで形成されており、図3(a)に示すように、扉体12を容器本体2から取り外すことなく容器本体2の下方へ摺動移動させることで通気用開口11を開放可能とするとともに、図3(b)に示すように、扉体12を容器本体2の上方へ摺動移動させることで通気用開口11を閉止可能となっている。
上記のように、通気用開口11を、容器本体2の一側壁4の上端部を切り欠いた状態に設けるとともに、該通気用開口11を開閉する扉体12の取付構造として、通気用開口11の両側に扉体12を摺動自在に取り付ける一対の案内溝17、17を設ければ、前記成形金型の型開き方向に沿って溝17、17を形成することになることから、案内溝17,17部分の成形も容易である。
また、前記のように案内溝17、17を容器本体2の嵌合凸条9と同じ位置に設け、通気用開口11を閉止した状態で扉体12の上端部外面が嵌合凸条9の外周面と面一となるように形成されていることから、容器本体2に蓋体3を被せた状態で通気用開口11を扉体12によって閉止すると、扉体12の上端部が容器本体2の嵌合凸条9とともに蓋体3の嵌合凸条10に内嵌する構造となっている。扉体12外面の通気用開口11に臨む位置には、蓋体3を容器本体2に被せ、通気用開口11を扉体12により閉止した状態で蓋体3の嵌合凸条下面20に当接する位置に、開閉操作用の取手部21が形成されている。この取手部21の下端縁22には、扉体12を容器本体2の下方へ摺動移動させて通気用開口11を開放した際に、通気用開口11の下端縁13に形成した凹部14に臨む位置に凹部23が形成されている。
また、図2に示すように、図例の保冷容器1では、通気用開口11を設けた側壁4に隣接する一側壁6側の底が深く、該側壁6に対向する側壁7に向かうに従って次第に底が浅くなるように底壁18を傾斜させて形成するとともに、容器本体2の底壁18と対向する蓋体3の内面24を、底壁18と反対方向に傾斜させて形成することで、容器本体2の底壁内面19と蓋体内面24との間隔を、容器本体2の一方の側壁6から該側壁6に対向する側壁7に向かうほど全体に狭くなるように形成するとともに、容器本体2の底壁外面25と蓋体外面26とに、容器本体1の側壁6から該側壁6に対向する側壁7に向かうほど次第に深くなる凹部27、28が形成されている。
上記のような保冷容器1を用いて、農産物等を冷却及び保冷する方法について、アスパラガスの場合を例にして、以下に詳細に説明する。
まず、図4に示すように、開口を上にした通常姿勢の容器本体2にアスパラガスAを収容する。このとき、通気用開口11は開放しておいてもよいし、閉止しておいてもよいが、引き続き行われる冷却作業に備えて開放しておいた方がよい。アスパラガスAは、太い根本側を容器本体2内の底が深くなっている側壁6側に向け、細い先願側を底が浅くなっている側壁7側に向けて整列させて容器本体2内に横に寝かせた状態で収容する。なお、図面では、アスパラガスAを一本一本バラバラに収容した例を示しているが、実施には、数本を束ねた状態で収容することが多い。このようにして容器本体2内にアスパラガスAを収容した後、容器本体2に蓋体3を被せて容器本体2の上面開口を閉止したうえで、図5に示すように、容器本体2における通気用開口11を設けた側壁4に隣接する一対の側壁のうちの一方の側壁6が下になるように保冷容器1の姿勢を変えて、容器内に収容したアスパラガスAの先端が上に向くようにする。このように、本発明の保冷容器1によれば、図例のアスパラガスAをはじめ、セロリ、ねぎ等の細長い野菜類や果物類等の野菜類等を横に寝かせた状態で容器本体2上面の開口から容器本体2内部に効率よく収容できるとともに、容器の姿勢を変えることで保冷容器1内に収容した前記アスパラガスA等の野菜類等を立てた状態で、引き続いて行われる冷却作業や、保管又は輸送に供することができることから、保管又は輸送時における前記野菜類等の変形や損傷等を防止することができる。また、容器本体2の底壁18の内面19と蓋体3の内面24との間隔を、保管又は輸送時に下になる容器本体2の一側壁6側から該側壁6に対向する、即ち保管又は輸送時に上になる側壁側7に向かうほど狭くしてあるので、例えば図例のアスパラガスAのような先の細い野菜類や果物類等の農産物等を収容した場合に、図5に示す保管又は輸送時の姿勢において、保冷容器1内の上部に隙間が出来にくく、保冷容器1内に収容したアスパラガスA等の農産物等が変形したり輸送時等の振動により破損したりすることを防ぐことができる。更に、前記通気用開口11を設けた側壁4と該側壁4に対向する側壁5との内面間の間隔を、保管又は輸送時に下になる側壁6側から該側壁6に対向する側壁7側に向かうほど狭くなるように形成すれば、保管又は輸送時の姿勢において、保冷容器1内の上部の隙間は更に出来にくく、保冷容器1内に収容した前記アスパラガスA等の農産物等が変形したり輸送時等の振動により破損したりすることをより確実に防ぐことができる。なお、図例の保冷容器1では、容器本体の底壁内面19と蓋体内面24との間隔を、保管又は輸送時に下になる側壁6側から該側壁6に対向する側壁7側に向ってそれら内面の全体が次第に狭くなるように形成されているが、保管又は輸送時に上になる側壁7側の一部のみの間隔を狭くするようにしてもよい。また、容器本体2の底壁外面25と蓋体外面26とに、保冷容器1の内部空間の形状に応じて、保管又は輸送時に下になる容器本体2の一側壁側6から該側壁6に対向する側壁側7に向かうほど深くなる凹部27、28を形成してあるので、容器本体2の底壁18や蓋体3の内面19,24を傾斜させても、それらの厚みが場所によって必要以上に厚くなるようなことがなく、容器の成形材料に無駄がない。また、前記一対の凹部27、28は、それらの端縁部29、30を、保管又は輸送時に保冷容器1を持ち上げる際の手掛け部としても利用することができ、保冷容器1の取り扱いが容易となる。なお、前記凹部27、28の形状や位置は、図例のものに限定されるものではなく、側壁18や蓋体3の一部のみに形成してもよい。
前記のようにしてアスパラガスA等を収容した保冷容器1は、通常、図6に示すように複数段に積み重ね、例えば真空冷却法により、保冷容器1内に収容したアスパラガスA等の農産物等を冷却する。この時、積み重ねた各列の保冷容器1は、通気用開口11を設けた側壁4が他の列の保冷容器1の側壁と密着しないように間隔をおいて積み重ねるとともに、通気用開口11を開閉する扉体12は、図3(a)に示すように容器本体2の底壁18側、即ち図6に示す保存又は輸送時の姿勢における水平方向(図6中、右方向)に摺動移動させて通気用開口11を開放させておく。こうすることで、通気用開口11を通じて保冷容器1内部が減圧されて、該容器1内に水分が存在する場合にはその水分、農産物に付着した水分、及び農産物が含有する水分等が蒸発する際の蒸発熱(吸熱)により、保冷容器1内に収容されたアスパラガスA等の農産物等が冷却される。なお、図6では保冷容器1を2段に積み重ねた状態を示しているが、保冷容器1をより多段に積んだ状態で冷却作業を行うことも勿論可能である。
上記のようにして冷却作業が完了した後、各保冷容器1の通気用開口11を開閉する扉体12を、図3(b)に示すように容器本体2の蓋体3側、即ち図6に示す保存又は輸送時の姿勢における水平方向(図6中、左方向)に摺動移動させて通気用開口11を閉止したうえで、保管又は輸送に供する。この扉体12の閉止作業に際しては、扉体12の外面に設けた取手部21の凹部23と通気用開口11の凹部14とで形成される隙間31に指を差し込んで取手部21を引くことで、扉体12の閉止作業を容易に行うことができる。また、前記通気用開口11を開閉する扉体12は、図5〜図7に示すような、容器本体2の一側壁6を下にした保冷容器1の保管又は輸送時の姿勢における水平方向に摺動して通気用開口11を開閉する構造となることから、保冷容器1の積み替え時や輸送時の上下振動により通気用開口11が開き、そこから外気が侵入して保冷容器1の内部温度が上昇するといったおそれもなく、保冷容器1内に収容したアスパラガスA等の農産物等の冷却状態を良好に保持して該農産物等の鮮度低下を抑制することができる。また、図3(b)に示すように、通気用開口11を閉止した状態では、扉体12の上端部が容器本体2の嵌合凸条9とともに蓋体3の嵌合凸条10に内嵌するので、冷却作業が完了した後の保管又は輸送時に扉体12が動いて通気用開口11が開放されるおそれが少ない。また、通気用開口11を開閉する前記扉体12は容器本体2の側壁4の内面側に設けているので、当該側壁4が他の物に接触したりした場合にも、扉体12が不用意に動いて通気用開口が開放されてしまうようなこともない。また扉体12の外面に形成した開閉操作用の取手部21は、通気用開口11を閉止した状態では、蓋体3の嵌合凸条下面20に隙間なく当接する位置に形成されていることから、保管又は輸送時に偶然又は故意に取手部21が移動され難い。このため、保管又は輸送時に通気用開口11が開放されることによる保冷容器1の保冷機能の低下を有効に防止することができる。
なお、上記においては、冷却作業に先立って保冷容器1の姿勢を変更する場合について説明したが、アスパラガスA等の農産物等を横に寝かせた状態で収容したままの姿勢で冷却作業を行い、作業完了後に、容器内に収容したアスパラガスA等の農産物等を立った状態となるように保冷容器1の姿勢を変更したうえで保管又は輸送に供するようにしてもよい。
本発明に係る保冷容器の一実施形態を示す分解斜視図である。 図1に示す保冷容器の縦断側面図である。 図2におけるIII−III断面図であり、(a)は通気用開口を開放した状態を示し、(b)は通気用開口を閉止した状態を示す。 図1に示す保冷容器にアスパラバスを収容した状態を示す容器本体の平面図である。 図1に示す保冷容器の容器本体にアスパラガスを収容し、蓋体を被せて容器の姿勢を変更した状態を示す縦断側面図である。 前記アスパラガスを収容した保冷容器を積み重ねて冷却作業を行う様子を示す斜視図である。 前記アスパラガスを収容した保冷容器を積み重ねて保管又は輸送に供する状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 保冷容器
2 容器本体
3 蓋体
4〜7 側壁
9 嵌合凸条(容器本体)
10 嵌合凸条(蓋体)
11 通気用開口
12 扉体
17 案内溝
22 取手部
27 凹部(容器本体底壁)
28 凹部(蓋体)

Claims (12)

  1. 発泡合成樹脂製で上面が開口した容器本体と、前記容器本体の開口を閉止する発泡合成樹脂製の蓋体とよりなり、容器本体の側壁上端面と蓋体下面との接合面に嵌合構造を設け、容器本体の開口を上方に向けた状態で容器本体内に野菜、果物等の農産物等を収容し、容器本体の開口を蓋体で閉止した後、容器本体の一側壁が下になるように姿勢を変えて前記農産物等の保管又は輸送に供する保冷容器であって、前記保管又は輸送時に下になる側壁に隣接する側壁に通気用開口を設けるとともに、容器本体に取り付けたまま保管又は輸送時の姿勢における水平方向に摺動して前記通気用開口を開閉する扉体を設けてなることを特徴とする保冷容器。
  2. 前記通気用開口を、前記容器本体の側壁の上端部を切り欠いた状態で設けてなる請求項1記載の保冷容器。
  3. 前記通気用開口の両側に、扉体を摺動自在に取り付ける一対の案内溝を設けてなる請求項2記載の保冷容器。
  4. 前記通気用開口を閉止した扉体の上端部を蓋体下面に嵌合可能としてなる請求項2又は3に記載の保冷容器。
  5. 前記扉体を、容器本体の側壁内面側に摺動自在に設けてなる請求項1〜4のいずれかに記載の保冷容器。
  6. 前記扉体の外面の前記容器本体の通気用開口に臨む位置に、開閉操作用の取手部を設けてなる請求項5記載の保冷容器。
  7. 容器本体の底壁内面と蓋体内面との間隔を、保管又は輸送時に下になる容器本体の一側壁側から該側壁に対向する側壁側に向かって全体に又はその一部を狭くしてなる請求項1〜6のいずれかに記載の保冷容器。
  8. 容器本体の底壁外面と蓋体外面とに、保管又は輸送時に下になる容器本体の一側壁側から該側壁に対向する側壁側に向かって全体に又はその一部が深くなる凹部を形成してなる請求項7記載の保冷容器。
  9. 前記通気用開口を設けた側壁と該側壁に対向する側壁との内面間の間隔を、保管又は輸送時に下になる容器本体の一側壁側から該側壁に対向する側壁側に向かって全体に又はその一部を狭くしてなる請求項1〜8のいずれかに記載の保冷容器。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の保冷容器を用いて野菜類、果物類等の農産物等を冷却及び保冷する方法であって、前記容器本体の開口を上方に向けた状態で容器本体内に農産物等を収容し、容器本体の開口を蓋体で閉止し、前記通気用開口を設けた側壁に隣接する容器本体の一側壁を下にして前記農産物の一端が上に向くように姿勢を変え、通気用開口を開放した状態で前記農産物等を冷却した後、通気用開口を扉体で閉止し、保管又は輸送に供することを特徴とする保冷方法。
  11. 請求項1〜9のいずれかに記載の保冷容器を用いた野菜類、果物類等の農産物等の冷却及び保冷方法であって、前記容器本体の開口を上方に向けた状態で容器本体内に農産物等を収容し、容器本体の開口を蓋体で閉止し、前記通気用開口を開放した状態で前記農産物等を冷却した後、通気用開口を扉体で閉止するととももに、前記通気用開口を設けた側壁の隣接する容器本体の一側壁を下にして前記農産物の一端が上に向くように姿勢を変えて保管又は輸送に供することを特徴とする保冷方法。
  12. 前記農産物等がアスパラガスである請求項10又は11に記載の保冷方法。
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