JP2006155004A - ロジック装置およびロジックシステムならびにデータ読み出し制御方法 - Google Patents

ロジック装置およびロジックシステムならびにデータ読み出し制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】汎用の不揮発性メモリを流用可能とする。
【解決手段】ロジック装置1は、コンフィグレーションデータおよびプログラムデータを、汎用メモリインターフェースを介して、フラッシュROM2から読み出すロジック装置であって、リセット解除されると、データ領域21のアクセスアドレスを生成し、領域21から読み出されたプログラムデータによって動作するCPUコア部11と、フラッシュROM2のリセット解除よりも遅延してCPUコア部11をリセット解除するロジックリセット生成部12と、フラッシュROMリセット解除時からCPUコア部リセット解除時までの期間中に、コンフィグレーション領域22のアクセスアドレスを生成するコンフィグレーションアドレス生成部14と、上記期間中に、領域22から読み出されたコンフィグレーションデータをラッチするコンフィグレーションレジスタ19とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、マイクロプロセッサ等のロジックコア部を有するマイクロコントローラ等のロジック装置と、フラッシュROM等の不揮発性メモリとを備え、上記ロジック装置を設定するためのコンフィグレーション(Configuration)データおよび上記ロジック装置を動作させるためのプログラム等のデータ(プログラムデータ)を上記メモリのコンフィグレーション領域およびデータ領域にそれぞれに用意したロジックシステムに関するものである。
図8は従来のロジックシステムの構成図である。図8において、従来のロジックシステムは、ロジック装置101と、フラッシュROM102とを備える。この従来のロジックシステムは、例えば、マイクロコントローラ等のロジック装置101にフラッシュROM102を内蔵して1つのLSIとした構成、あるいは個別のLSIであるロジック装置101およびフラッシュROM102をプリント基板等に実装した構成である。
ロジック装置101は、CPUコア部111と、フラッシュROM102から読み出された第1,第2のコンフィグレーションデータがそれぞれ書き込まれる第1,第2のコンフィグレーションレジスタ119−1,119−2とを有する。
フラッシュROM102は、データ記憶領域として、ロジック装置101を動作させるためのプログラムデータが記憶されているデータ領域121と、ロジック装置101を設定するための第1,第2のコンフィグレーションデータがそれぞれ記憶されている第1,第2のコンフィグレーション領域122−1,122−2とを有する。
上記第1,第2のコンフィグレーションデータは、ロジック装置101において、起動時に、レギュレート電圧のトリミングデータ,システムクロックの分周比,未使用機能のクロック供給停止等の設定をするためのデータである。
ロジック装置101のCPUコア部111、第1,第2のコンフィグレーションレジスタ119−1,119−2、およびフラッシュROM102は、このロジックシステムに入力されたリセット信号RESETによって、同時にリセット解除され、データ領域121をアクセスするプログラムアドレスProg_Aが、CPUコア部111から汎用メモリインターフェースのアドレスバスを介してフラッシュROM102に転送され、データ領域121のそのアドレスProg_Aから読み出されたプログラムデータProg_Dataが、上記汎用メモリインターフェースのデータバスを介してCPUコア部111に転送されるとともに、第1,第2のコンフィグレーション領域122−1,122−2から読み出された第1,第2のコンフィグレーションデータConf_Data1,Conf_Data2が、それぞれ専用バスを介して第1,第2のコンフィグレーションレジスタ119−1,119−2に転送されて書き込まれる。
一方、従来の他の技術として、PLDのコンフィグレーションデータと埋め込みロジックのコンフィグレーションデータを含む単一のシリアルビットストリームを、1つのコンフィグレーションソースから供給し、このビットストリームから、PLDのコンフィグレーションデータをPLDに分配出力し、埋め込みロジックのコンフィグレーションデータを埋め込みロジックに分配出力するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−118459号公報
しかしながら、図8のように、コンフィグレーションデータを記憶するコンフィグレーション領域をフラッシュROM内に確保する構成の従来のロジックシステムでは、汎用メモリインターフェースの他に、コンフィグレーションデータを読み出すための専用バス等を備えた専用のフラッシュROMを設計開発する必要があった。そのため、フラッシュROM内にデータ領域とコンフィグレーション領域とを確保する構成の従来のロジックシステムの設計時においても、汎用メモリインターフェースのみを備えた汎用のフラッシュROMをMCP(Multi Chip Package)等で組み立てて設計することができないという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、不揮発性メモリ内にデータ領域とコンフィグレーション領域とを確保する構成で、専用の不揮発性メモリを必要とせずに、汎用メモリインターフェースのみを備えた汎用の不揮発性メモリを流用可能なロジック装置およびロジックシステムならびにデータ読み出し制御方法を提供することを目的とするものである。
本発明のロジック装置は、
自装置を設定するためのコンフィグレーションデータおよび動作させるためのプログラムデータを、汎用メモリインターフェースを介して、不揮発性のメモリのコンフィグレーション領域およびデータ領域からそれぞれ読み出すロジック装置であって、
リセット解除されると、上記データ領域をアクセスするアドレスであって上記汎用メモリインターフェースを介して上記メモリに転送されるプログラムアドレスを生成し、上記データ領域から読み出されて上記汎用メモリインターフェースを介して転送された上記プログラムデータによって動作するロジックコア部と、
上記メモリをリセット解除してから所定の時間遅延して上記ロジックコア部をリセット解除するリセット解除手段と、
上記メモリのリセット解除時から上記ロジックコア部のリセット解除時までの期間中に、上記コンフィグレーション領域をアクセスするアドレスであって上記汎用メモリインターフェースを介して上記メモリに転送されるコンフィグレーションアドレスを生成するコンフィグレーションアドレス生成手段と、
上記メモリのリセット解除時から上記ロジックコア部のリセット解除時までの上記期間中に、上記コンフィグレーション領域から読み出されて上記汎用メモリインターフェースを介して転送された上記コンフィグレーションデータをラッチするコンフィグレーション記憶手段と
を備えた
ことを特徴とする。
また、本発明のデータ読み出し制御方法は、
ロジック装置を設定するためのコンフィグレーションデータおよび動作させるためのプログラムデータを、汎用メモリインターフェースを介して、不揮発性のメモリから読み出すデータ読み出し制御方法であって、
上記メモリをリセット解除するステップと、
上記メモリがリセット解除されたら、上記コンフィグレーションデータを、上記汎用メモリインターフェースを介して、上記メモリから上記ロジック装置内のコンフィグレーション記憶手段に転送するステップと、
上記プログラムデータの上記転送が完了してから、上記ロジック装置内のロジックコア部をリセット解除するステップと、
上記ロジックコア部がリセット解除されたら、上記プログラムデータを、上記汎用メモリインターフェースを介して、上記メモリから上記ロジックコア部に転送するステップと
を含む
ことを特徴とする。
本発明によれば、不揮発性メモリに記憶させたコンフィグレーションデータをロジック装置に読み出すロジックシステムを、汎用の不揮発性メモリを用いて構成できるという効果がある。
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1のロジックシステムの構成図である。図1において、実施の形態1のロジックシステムは、ロジック装置1と、フラッシュROM2とを備えて構成されている。この実施の形態1のロジックシステムは、例えば、ロジック装置1にフラッシュROM2を内蔵して1つのLSIとしたタイプ、あるいは個別のLSIであるロジック装置1およびフラッシュROM2をプリント基板等に実装したタイプである。
ロジック装置1は、マイクロコントローラ等のロジック装置であって、CPUコア部11と、ロジックリセット生成部12と、ANDゲート13と、コンフィグレーションアドレス生成部14と、セレクタ15,16,17と、コンフィグレーションアドレスデコーダ18と、コンフィグレーションレジスタ19とを有する。
フラッシュROM2は、汎用のインターフェース(アドレスバス,データバス,チップイネーブルのインターフェース)のみを備えた汎用のフラッシュROMであって、データ記憶領域として、ロジック装置1を動作させるためのプログラム等のデータ(プログラムデータ)が記憶されているデータ領域21と、ロジック装置1を設定するためのコンフィグレーションデータが記憶されているコンフィグレーション領域22とを有する。
上記コンフィグレーションデータは、ロジック装置1において、起動時に、レギュレート電圧のトリミングデータ,システムクロックの分周比,未使用機能のクロック供給停止等の設定をするためのデータである。
図2はロジックリセット生成部12の内部構成図であり、図1と同様のものには同じ符号を付してある。図2において、ロジックリセット生成部12は、遅延素子121と、ANDゲート122とを有する。
この実施の形態1のロジックシステムは、
プログラムデータを記憶したデータ領域21と、コンフィグレーションデータを記憶したコンフィグレーション領域22とを、汎用のフラッシュROM2のデータ記憶領域内に確保する構成であって、
フラッシュROM2のリセット解除時よりも、フラッシュROM2の1アドレスサイクル仕様期間(フラッシュROM2の1つのアドレスからデータを読み出すのに必要な期間)以上遅延して、ロジックリセット信号Logic_RESETによってロジック装置1のCPUコア部11をリセット解除するロジックリセット生成部12と、
フラッシュROM2のリセット解除時からCPUコア部11のリセット解除時までの期間中に、コンフィグレーション領域22をアクセスするコンフィグレーションアドレスおよびフラッシュROM2をアクセス可能にするチップイネーブル信号を生成し、上記汎用インターフェースを介してフラッシュROM2に転送する手段を構成するコンフィグレーションアドレス生成部14およびセレクタ15,16と、
上記期間中に、フラッシュROM2のコンフィグレーション領域22から読み出され、上記汎用インターフェースを介して転送されるコンフィグレーションデータをラッチする手段を構成するセレクタ17、コンフィグレーションアドレスデコーダ18、およびコンフィグレーションレジスタ19と
をロジック装置1に設けたことを特徴とする。
図3は本発明の実施の形態1の動作を説明するタイミングチャートである。図3において、(a)はリセット信号RESET、(b)はフラッシュリセット信号Fla_RESET、(c)はロジックリセット信号Logic_RESET、(d)はセレクト信号SEL、(e)はフラッシュアドレスFla_A、(f)はフラッシュイネーブル信号Fla_CEB、(g)はフラッシュリードデータFla_Data、(h)はコンフィグレーションレジスタ19のデータである。
このような実施の形態1のロジックシステムの起動時の動作について以下に説明する。リセット信号RESETは、ロジック装置1のロジックリセット生成部12、ANDゲート13の非反転入力端子、およびコンフィグレーションレジスタ19のリセット端子に入力されるとともに、フラッシュROM2のリセット信号(フラッシュリセット信号)Fla_RESETとして、フラッシュROM2にも入力される。
従って、フラッシュリセット信号Fla_RESETは、リセット信号RESETと同じタイミングで、“L”レベル(論理値“0”)から“H”レベル(論理値“1”)、および“H”(“1”)から“L”(“0”)になる信号である(図3(a),(b)参照)。
ロジック装置1のコンフィグレーションレジスタ19およびフラッシュROM2は、リセット信号RESET(=フラッシュリセット信号Fla_RESET)が“L”(“0”)から“H”(“1”)になることにより、リセット解除され、リセット動作を完了する。
ロジックリセット生成部12(図2参照)において、遅延素子121は、リセット信号RESETを遅延し、そのリセット信号RESETの遅延信号(リセット遅延信号)をANDゲート122に出力し、ANDゲート122は、リセット信号RESETと、遅延素子121からのリセット信号RESETの遅延信号とを入力とし、これらの信号の論理積信号である出力信号を、ロジックリセット信号Logic_RESETとして、CPUコア部11およびANDゲート13の反転入力端子に出力する。
従って、ロジックリセット信号Logic_RESETは、リセット信号RESETよりも遅れたタイミングで、“L”(“0”)から“H”(“1”)、および“H”(“1”)から“L”(“0”)になる信号である(図3(a),(c)参照)。
ロジック装置1のCPUコア部11は、ロジックリセット信号Logic_RESETが、リセット信号RESETから遅れて“L”(“0”)から“H”(“1”)になることにより、コンフィグレーションレジスタ19およびフラッシュROM2よりも遅れてリセット解除され、リセット動作を完了する。
ロジック装置1のANDゲート13は、リセット信号RESETと、このリセット信号RESETを遅延したロジックリセット信号Logic_RESETの反転信号とを論理積演算し、その論理積演算信号を、セレクト信号SELとして、セレクタ15,16,17に出力する。
このセレクト信号SELは、リセット信号RESETが“L”(“0”)から“H”(“1”)になるフラッシュリセット解除時から、ロジックリセット信号Logic_RESETが“L”(“0”)から“H”(“1”)になるロジックリセット解除時までの期間、“H”(“1”)となる信号である(図3(d)参照)。
コンフィグレーションアドレス生成部14は、上記フラッシュリセット解除時において、CPUコア部11よりも前にリセット解除されると、フラッシュROM2のコンフィグレーション領域22をアクセスするアドレスであるコンフィグレーションアドレスを生成し、そのコンフィグレーションアドレスをセレクタ15およびコンフィグレーションアドレスデコーダ18に出力するとともに、フラッシュROM2のチップイネーブル信号を生成し、そのチップイネーブル信号をセレクタ16に出力する。
例えば、このコンフィグレーションアドレス生成部14は、リセット解除されると、あらかじめ記憶している1つのデフォルトコンフィグレーションアドレス値を出力する。
CPUコア部11は、上記ロジックリセット解除時において、フラッシュROM2およびコンフィグレーションアドレス生成部14よりも遅れてリセット解除されると、フラッシュROM2のデータ領域21をアクセスするアドレスであるプログラムアドレスを生成し、そのプログラムアドレスをセレクタ15に出力するとともに、フラッシュROM2のチップイネーブル信号を生成し、そのチップイネーブル信号をセレクタ16に出力する。
セレクタ15は、コンフィグレーションアドレス生成部14から入力されるコンフィグレーションアドレス、またはCPUコア部11から入力されるプログラムアドレスのいずれかを、セレクト信号SELに従って選択し、その選択したアドレスを、フラッシュROM2のアクセスアドレス(フラッシュアドレス)Fla_Aとして、ロジック装置1とフラッシュROM2の汎用メモリインターフェース間のアドレスバスを介してフラッシュROM2に転送する。
セレクタ16は、コンフィグレーションアドレス生成部14から入力されるチップイネーブル信号、またはCPUコア部11から入力されるチップイネーブル信号のいずれかを、セレクト信号SELに従って選択し、その選択したチップイネーブル信号を、フラッシュROM2のチップイネーブル信号(フラッシュイネーブル信号)Fla_CEBとして、フラッシュROM2に出力する。
このフラッシュイネーブル信号Fla_CEB(コンフィグレーションアドレス生成部14またはCPUコア部11で生成されるチップイネーブル信号)は、“L”(“0”)の期間に、フラッシュROM2のデータの書き込みまたは読み出しを許可し、“H”(“1”)の期間には、上記書き込みまたは読み出しを禁止する信号である(図3(f)参照)。
セレクタ17は、CPUコア部11またはコンフィグレーションレジスタ19のいずれかを、セレクト信号SELに従って選択し、その選択したCPUコア部11またはコンフィグレーションレジスタ19に、ロジック装置1とフラッシュROM2の汎用メモリインターフェース間のデータバスを介してフラッシュROM2から転送された読み出しデータ(フラッシュリードデータ)Fla_Dataを出力する。
セレクト信号SELが“H”(“1”)の期間においては、セレクタ15は、コンフィグレーションアドレス生成部14で生成されたコンフィグレーションアドレスをフラッシュアドレスFla_Aとして、フラッシュROM2に転送し、セレクタ16は、コンフィグレーションアドレス生成部14で生成されたチップイネーブル信号をフラッシュイネーブル信号Fla_CEBとして、フラッシュROM2に出力する。
従って、上記フラッシュリセット解除時において、セレクト信号SELが“H”(“1”)になると、コンフィグレーション領域22をアクセスするフラッシュアドレスFla_Aが、ロジック装置1とフラッシュROM2の汎用メモリインターフェース間のアドレスバスを介して、フラッシュROM2に転送される(図3(e)参照)。
また、上記フラッシュリセット解除時において、セレクト信号SELが“H”(“1”)になると、コンフィグレーションアドレス生成部14で生成されたフラッシュイネーブル信号Fla_CEBがフラッシュROM2に入力される(図3(f)参照)。
そして、フラッシュROM2において、コンフィグレーション領域22に記憶されているコンフィグレーションデータが、フラッシュリードデータFla_Dataとして読み出され、ロジック装置1とフラッシュROM2の汎用メモリインターフェース間のデータバスを介して、ロジック装置1のセレクタ17に転送される。
従って、上記フラッシュリセット解除時において、セレクト信号SELが“H”(“1”)になり、コンフィグレーション領域22をアクセスするフラッシュアドレスFla_AがフラッシュROM2に転送されると、コンフィグレーション領域22に記憶されているコンフィグレーションデータのフラッシュリードデータFla_Dataが、ロジック装置1のセレクタ17に転送される(図3(g)参照)。
セレクト信号SELが“H”(“1”)の期間においては、セレクタ17は、フラッシュリードデータFla_Dataをコンフィグレーションレジスタ19に出力する。
コンフィグレーションアドレスデコーダ18は、コンフィグレーションアドレス生成部14から入力されたコンフィグレーションアドレスをデコードし、そのデコード信号であってコンフィグレーションレジスタ19を書き込み動作させる信号を、コンフィグレーションレジスタ19に出力する。
なお、この実施の形態1では、コンフィグレーションレジスタは1つなので、コンフィグレーションアドレスデコーダ18を設けずに、上記コンフィグレーションアドレスを、そのままコンフィグレーションレジスタ19を書き込み動作させる信号として、コンフィグレーションレジスタ19に入力する構成も可能である。
上記フラッシュリセット解除時にリセット解除されているコンフィグレーションレジスタ19は、コンフィグレーションアドレスデコーダ18からのデコード信号によって、セレクタ17から入力されるフラッシュリードデータFla_Dataの書き込み動作をする。
従って、上記フラッシュリセット解除時において、セレクト信号SELが“H”(“1”)になり、コンフィグレーション領域22をアクセスするフラッシュアドレスFla_AがフラッシュROM2に転送され、コンフィグレーション領域22に記憶されているコンフィグレーションデータのフラッシュリードデータFla_Dataが読み出されてロジック装置1に転送されると、このコンフィグレーションデータは、コンフィグレーションレジスタ19に書き込まれる(図3(h)参照)。
セレクト信号SELが“L”(“0”)の期間になると、セレクタ15は、フラッシュアドレスFla_Aを、CPUコア部11で生成されたプログラムアドレス(データ領域21をアクセスするアドレス)に切り換え、セレクタ16は、フラッシュイネーブル信号Fla_CEBを、CPUコア部11で生成されたチップイネーブル信号に切り換える。
従って、上記ロジックリセット解除時において、セレクト信号SELが“L”(“0”)になると、データ領域21をアクセスするフラッシュアドレスFla_Aが、ロジック装置1とフラッシュROM2の汎用メモリインターフェース間のアドレスバスを介して、フラッシュROM2に転送される(図3(e)参照)。
また、上記ロジックリセット解除時において、セレクト信号SELが“L”(“0”)になると、CPUコア部11で生成されたフラッシュイネーブル信号Fla_CEBがフラッシュROM2に入力される(図3(f)参照)。
そして、フラッシュROM2において、データ領域21に記憶されているプログラムデータが、フラッシュリードデータFla_Dataとして読み出され、ロジック装置1とフラッシュROM2の汎用インターフェース間のデータバスを介して、ロジック装置1のセレクタ17に転送される。
従って、上記ロジックリセット解除時において、セレクト信号SELが“L”(“0”)になり、データ領域21をアクセスするフラッシュアドレスFla_AがフラッシュROM2に転送されると、データ領域21に記憶されているプログラムデータのフラッシュリードデータFla_Dataが、ロジック装置1のセレクタ17に転送される(図3(g)参照)。
セレクト信号SELが“L”(“0”)の期間においては、セレクタ17は、フラッシュリードデータFla_DataをCPUコア部11に出力する。
以上のように実施の形態1によれば、フラッシュROMに記憶したコンフィグレーションをロジック装置に読み出すロジックシステムを、汎用のフラッシュROMを用いて構成できる。
実施の形態2
図4は本発明の実施の形態2のシステムの構成図であり、図1と同様のものには同じ符号をす付してある。図4において、実施の形態2のロジックシステムは、ロジック装置3と、フラッシュROM4とを備えて構成されている。この実施の形態2のロジックシステムは、例えば、ロジック装置3にフラッシュROM4を内蔵して1つのLSIとした構成、あるいは個別のLSIであるロジック装置3およびフラッシュROM4をプリント基板等に実装した構成である。
ロジック装置3は、マイクロコントローラ等のロジック装置であって、CPUコア部11と、ロジックリセット生成部12と、ANDゲート13と、コンフィグレーションアドレス生成部34と、セレクタ15,16,17と、コンフィグレーションアドレスデコーダ38と、第1,第2,…,第nのコンフィグレーションレジスタ39−1,39−2,…,39−nとを有する。
この実施の形態2のロジック装置3は、上記実施の形態1のロジック装置1(図1参照)において、コンフィグレーションアドレス生成部14,コンフィグレーションアドレスデコーダ18をそれぞれコンフィグレーションアドレス生成部34,コンフィグレーションアドレスデコーダ38とし、1つのコンフィグレーションレジスタ19を、複数のコンフィグレーションレジスタによって構成されたコンフィグレーションレジスタ群(第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−n)としたものである。
フラッシュROM4は、汎用のインターフェース(アドレスバス,データバス,チップイネーブルのインターフェース)のみを備えた汎用のフラッシュROMであって、データ記憶領域として、ロジック装置3を動作させるためのプログラム等のデータ(プログラムデータ)が記憶されているデータ領域21と、ロジック装置3を設定するための第1,第2,…,第nのコンフィグレーションデータがぞれぞれ記憶されている第1,第2,…,第nのコンフィグレーション領域42−1,42−2,…,42−nとを有する。
上記第1〜第nのコンフィグレーションデータは、ロジック装置3において、起動時に、レギュレート電圧のトリミングデータ,システムクロックの分周比,未使用機能のクロック供給停止等の設定をするためのデータである。
この実施の形態2のフラッシュROM4のデータ記憶領域は、上記実施の形態1のフラッシュROM2(図1参照)のデータ記憶領域において、1つのコンフィグレーション領域22を、第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nとしたものである。
この実施の形態2のロジックシステムは、上記実施の形態1のロジックシステム(図1参照)において、フラッシュROMの複数のアドレスを、複数のコンフィグレーションデータの記憶領域として割り当てたものであり、
プログラムデータを記憶したデータ領域21と、第1〜第nのコンフィグレーションデータをそれぞれ記憶した第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nを汎用のフラッシュROM4のデータ記憶領域内に確保する構成であって、
フラッシュROM4のリセット解除時よりも、フラッシュROM4のnアドレスサイクル仕様期間(フラッシュROM4のn個のアドレスからデータを読み出すのに必要な期間)以上遅延して、ロジックリセット信号Logic_RESETによってロジック装置3のCPUコア部11をリセット解除するロジックリセット生成部12と、
フラッシュROM4のリセット解除時からCPUコア部11のリセット解除時までの期間中に、第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nをそれぞれアクセスする第1〜第nのコンフィグレーションアドレスおよびフラッシュROM4をアクセス可能にするチップイネーブル信号を生成し、上記汎用インターフェースを介してフラッシュROM4に転送する手段を構成するコンフィグレーションアドレス生成部34およびセレクタ15,16と、
上記期間中に、フラッシュROM4の第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nから読み出され、上記汎用インターフェースを介して順次転送される第1〜第nのコンフィグレーションデータをラッチする手段を構成するセレクタ17、コンフィグレーションアドレスデコーダ38、および第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39ー1〜39ーnと
をロジック装置3に設けたことを特徴とする。
図5は本発明の実施の形態2の動作を説明するタイミングチャートである。図5において、(a)は発振回路からのクロック信号OSC、(b)はリセット信号RESET、(c)はフラッシュリセット信号Fla_RESET、(d)はロジックリセット信号Logic_RESET、(e)はセレクト信号SEL、(f)はフラッシュアドレスFla_A、(g)はフラッシュイネーブル信号Fla_CEB、(h)はフラッシュリードデータFla_Data、(i)は第1のコンフィグレーションレジスタ39−1のデータ、(j)は第2のコンフィグレーションレジスタ39−2のデータ、(k)は第nのコンフィグレーションレジスタ39−nのデータである。
このような実施の形態2のロジックシステムの起動時の動作について以下に説明する。リセット信号RESETは、ロジック装置3のロジックリセット生成部12、ANDゲート13の非反転入力端子、および第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−nのリセット端子に入力されるとともに、フラッシュROM4のリセット信号(フラッシュリセット信号)Fla_RESETとして、フラッシュROM4にも入力される。
従って、フラッシュリセット信号Fla_RESETは、リセット信号RESETと同じタイミングで、“L”(“0”)から“H”(“1”)、および“H”(“1”)から“L”(“0”)になる信号である(図5(b),(c)参照)。
ロジック装置3の第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−nおよびフラッシュROM4は、リセット信号RESET(=フラッシュリセット信号Fla_RESET)が“L”(“0”)から“H”(“1”)になることにより、リセット解除され、リセット動作を完了する。
ロジックリセット生成部12(上記実施の形態1の図2参照)において、遅延素子121は、リセット信号RESETを遅延し、そのリセット遅延信号をANDゲート122に出力し、ANDゲート122は、リセット信号RESETと、遅延素子121からのリセット信号RESETの遅延信号とを入力とし、これらの信号の論理積信号である出力信号を、ロジックリセット信号Logic_RESETとして、CPUコア部11およびANDゲート13の反転入力端子に出力する。
従って、ロジックリセット信号Logic_RESETは、リセット信号RESETよりも遅れたタイミングで、“L”(“0”)から“H”(“1”)、および“H”(“1”)から“L”(“0”)になる信号である(図5(b),(d)参照)。
ロジック装置3のCPUコア部11は、ロジックリセット信号Logic_RESETが、リセット信号RESETから遅れて“L”(“0”)から“H”(“1”)になることにより、第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−nおよびフラッシュROM4よりも遅れてリセット解除され、リセット動作を完了する。
ロジック装置3のANDゲート13は、リセット信号RESETと、ロジックリセット信号Logic_RESETの反転信号との論理積演算信号を、セレクト信号SELとして、セレクタ15,16,17に出力する。
このセレクト信号SELは、リセット信号RESETが“L”(“0”)から“H”(“1”)になるフラッシュリセット解除時から、ロジックリセット信号Logic_RESETが“L”(“0”)から“H”(“1”)になるロジックリセット解除時までの期間、“H”(“1”)となる信号である(図5(e)参照)。
コンフィグレーションアドレス生成部34は、上記フラッシュリセット解除時において、CPUコア部11よりも前にリセット解除されると、発振回路からのクロック信号OSC(図5(a)参照)に従って、フラッシュROM4の第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nをそれぞれアクセスする第1〜第nのコンフィグレーションアドレスを順次生成し、それら第1〜第nのコンフィグレーションアドレスをセレクタ15およびコンフィグレーションアドレスデコーダ18に順次出力するとともに、フラッシュROM4のチップイネーブル信号を生成し、そのチップイネーブル信号をセレクタ16に出力する。
例えば、このコンフィグレーションアドレス生成部34は、第1〜第nのデフォルトコンフィグレーションアドレス値をあらかじめ記憶しており、リセット解除されると、まじず第1のデフォルトコンフィグレーションアドレス値を出力し、クロック信号OSCの2クロックごとに、出力コンフィグレーションアドレスを1つずつインクリメントして、第2〜第nのデフォルトコンフィグレーションアドレス値を順次出力する。
この場合には、クロック信号OSCの2クロック期間が、フラシュROM4の1アドレスサイクル仕様期間である。
CPUコア部11は、上記ロジックリセット解除時において、フラッシュROM4およびコンフィグレーションアドレス生成部34よりも遅れてリセット解除されると、フラッシュROM4のデータ領域21をアクセスするプログラムアドレスを生成し、そのプログラムアドレスをセレクタ15に出力するとともに、フラッシュROM4のチップイネーブル信号を生成し、そのチップイネーブル信号をセレクタ16に出力する。
セレクタ15は、コンフィグレーションアドレス生成部34から順次入力される第1〜第nのコンフィグレーションアドレス、またはCPUコア部11から入力されるプログラムアドレスのいずれかを、セレクト信号SELに従って選択し、その選択したアドレスを、フラッシュROM4のアクセスアドレス(フラッシュアドレス)Fla_Aとして、ロジック装置3とフラッシュROM4の汎用メモリインターフェース間のアドレスバスを介してフラッシュROM4に転送する。
セレクタ16は、コンフィグレーションアドレス生成部34から入力されるチップイネーブル信号、またはCPUコア部11から入力されるチップイネーブル信号のいずれかを、セレクト信号SELに従って選択し、その選択したチップイネーブル信号を、フラッシュROM4のチップイネーブル信号(フラッシュイネーブル信号)Fla_CEBとして、フラッシュROM4に出力する。
このフラッシュイネーブル信号Fla_CEB(コンフィグレーションアドレス生成部34またはCPUコア部11で生成されるチップイネーブル信号)は、“L”(“0”)の期間に、フラッシュROM4のデータの書き込みまたは読み出しを許可し、“H”(“1”)の期間には、上記書き込みまたは読み出しを禁止する信号である(図5(g)参照)。
セレクタ17は、CPUコア部11またはコンフィグレーションレジスタ群(第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−n)のいずれかを、セレクト信号SELに従って選択し、その選択したCPUコア部11または上記コンフィグレーションレジスタ群に、ロジック装置3とフラッシュROM4の汎用メモリインターフェース間のデータバスを介してフラッシュROM4から転送された読み出しデータ(フラッシュリードデータ)Fla_Dataを出力する。
セレクト信号SELが“H”(“1”)の期間においては、セレクタ15は、コンフィグレーションアドレス生成部34で生成された第1〜第nのコンフィグレーションアドレスをフラッシュアドレスFla_Aとして、フラッシュROM4に転送し、セレクタ16は、コンフィグレーションアドレス生成部34で生成されたチップイネーブル信号をフラッシュイネーブル信号Fla_CEBとして、フラッシュROM4に出力する。
従って、上記フラッシュリセット解除時において、セレクト信号SELが“H”(“1”)になると、第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nをそれぞれアクセスする第1〜第nのコンフィグレーションアドレスが、フラッシュアドレスFla_Aとして、ロジック装置3とフラッシュROM4の汎用メモリインターフェース間のアドレスバスを介して、フラッシュROM4に順次転送される(図5(f)参照)。
また、上記フラッシュリセット解除時において、セレクト信号SELが“H”(“1”)になると、コンフィグレーションアドレス生成部34で生成されたフラッシュイネーブル信号Fla_CEBがフラッシュROM4に入力される(図5(g)参照)。
そして、フラッシュROM4において、第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nにそれぞれ記憶されている第1〜第nのコンフィグレーションデータが、フラッシュリードデータFla_Dataとして順次読み出され、ロジック装置3とフラッシュROM4の汎用メモリインターフェース間のデータバスを介して、ロジック装置3のセレクタ17に順次転送される。
従って、上記フラッシュリセット解除時において、セレクト信号SELが“H”(“1”)になり、第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nを順次アクセスする一連のフラッシュアドレスFla_AがフラッシュROM4に転送されると、第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nそれぞれ記憶されている第1〜第nのコンフィグレーションデータである一連のフラッシュリードデータFla_Dataが、ロジック装置3のセレクタ17に順次転送される(図5(h)参照)。
セレクト信号SELが“H”(“1”)の期間においては、セレクタ17は、フラッシュリードデータFla_Dataをコンフィグレーションレジスタ群(第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−n)に出力する。
コンフィグレーションアドレスデコーダ38は、コンフィグレーションアドレス生成部34から入力された第1〜第nのコンフィグレーションアドレスを順次デコードし、それらのデコード信号であって第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−nを順次書き込み動作させる信号を、上記コンフィグレーションレジスタ群に順次出力する。
上記フラッシュリセット解除時にリセット解除されているコンフィグレーションレジスタ群(第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−n)は、コンフィグレーションアドレスデコーダ38からの一連のデコード信号によって、セレクタ17から入力されるフラッシュリードデータFla_Dataを第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−nに順次書き込む動作をする。
従って、上記フラッシュリセット解除時において、セレクト信号SELが“H”(“1”)になり、第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nをそれぞれアクセスする第1〜第nのコンフィグレーションアドレスである一連のフラッシュアドレスFla_AがフラッシュROM4に転送され、第1〜第nのコンフィグレーション領域42−1〜42−nにそれぞれ記憶されている第1〜第nのコンフィグレーションデータである一連のフラッシュリードデータFla_Dataが順次読み出されてロジック装置3に転送されると、これらの第1〜第nのコンフィグレーションデータは、第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−nに順次書き込まれる(図5(i)〜(k)参照)。
このとき、第1のコンフィグレーション領域42−1をアクセスする第1のコンフィグレーションアドレスは、コンフィグレーションアドレスデコーダ38において、第1のコンフィグレーションレジスタ39−1を選択する信号としてデコードされ、第1のコンフィグレーション領域42−1から読み出された第1のコンフィグレーションデータが、第1のコンフィグレーションレジスタ39−1に書き込まれる(図5(i)参照)。
同様に、第2のコンフィグレーション領域42−2をアクセスする第2のコンフィグレーションアドレスは、コンフィグレーションアドレスデコーダ38において、第2のコンフィグレーションレジスタ39−2を選択する信号としてデコードされ、第2のコンフィグレーション領域42−2から読み出された第2のコンフィグレーションデータが、第2のコンフィグレーションレジスタ39−2に書き込まれる(図5(j)参照)。
以下同様して、第3〜第(n−1)のコンフィグレーション領域をアクセスする第3〜第(n−1)のコンフィグレーションアドレスは、コンフィグレーションアドレスデコーダ38において、第3〜第(n−1)のコンフィグレーションレジスタ39−3〜39−(n−1)をそれぞれ選択する信号としてデコードされ、第3〜第(n−1)のコンフィグレーション領域42−3〜42−(n−1)から読み出された第3〜第(n−1)のコンフィグレーションデータが、第3〜第(n−1)のコンフィグレーションレジスタ39−3〜39−(n−1)にそれぞれ書き込まれる。
そして、第nのコンフィグレーション領域42−nをアクセスする第nのコンフィグレーションアドレスは、コンフィグレーションアドレスデコーダ38において、第nのコンフィグレーションレジスタ39−nを選択する信号としてデコードされ、第nのコンフィグレーション領域42−nから読み出された第2のコンフィグレーションデータが、第nのコンフィグレーションレジスタ39−nに書き込まれる(図5(k)参照)。
セレクト信号SELが“L”(“0”)の期間になると、セレクタ15は、フラッシュアドレスFla_Aを、CPUコア部11で生成されたプログラムアドレス(データ領域21をアクセスするアドレス)に切り換え、セレクタ16は、フラッシュイネーブル信号Fla_CEBを、CPUコア部11で生成されたチップイネーブル信号に切り換える。
従って、上記ロジックリセット解除時において、セレクト信号SELが“L”(“0”)になると、データ領域21をアクセスするフラッシュアドレスFla_Aが、ロジック装置3とフラッシュROM4の汎用メモリインターフェース間のアドレスバスを介して、フラッシュROM4に転送される(図5(f)参照)。
また、上記ロジックリセット解除時において、セレクト信号SELが“L”(“0”)になると、CPUコア部11で生成されたフラッシュイネーブル信号Fla_CEBがフラッシュROM4に入力される(図5(g)参照)。
そして、フラッシュROM4において、データ領域21に記憶されているプログラムデータが、フラッシュリードデータFla_Dataとして読み出され、ロジック装置3とフラッシュROM4の汎用メモリインターフェース間のデータバスを介して、ロジック装置3のセレクタ17に転送される。
以上のように実施の形態2によれば、上記実施の形態1において、複数のコンフィグレーションデータを汎用のフラッシュROMのデータ記憶領域に記憶でき、これらのコンフィグレーションデータをロジック装置に順次読み出すことができる。
実施の形態3
図6は本発明の実施の形態3のシステムの構成図であり、図4と同様のものには同じ符号を付してある。図6において、実施の形態3のシステムは、ロジック装置5と、フラッシュROM4とを備えて構成されている。この実施の形態3のロジックシステムは、ロジック装置5にフラッシュROM4を内蔵して1つのLSIとした構成、あるいは個別のLSIであるロジック装置5およびフラッシュROM4をプリント基板等に実装した構成である。
ロジック装置5は、マイクロコントローラ等のロジック装置であって、CPUコア部11と、ロジックリセット生成部52と、ANDゲート13と、コンフィグレーションアドレス生成部34と、セレクタ15,16,17と、コンフィグレーションアドレスデコーダ18と、第1,第2,…,第nのコンフィグレーションレジスタ39−1,39−2,…,39−nとを有する。
この実施の形態3のロジック装置5は、上記実施の形態2のロジック装置3(図4参照)において、ロジックリセット生成部12をロジックリセット生成部52としたものである。
図7はロジックリセット生成部52の内部構成図であり、図2と同様のものには同じ符号を付してある。図7において、ロジックリセット生成部52は、第1,第2,…,第mの遅延素子521−1,521−2,…,521−mと、ANDゲート122と、セレクタ523とを有する。
図7のロジックリセット生成部52は、上記実施の形態1のロジックリセット生成部12において、1つの遅延素子121を、直接接続された複数の遅延素子によって構成された直列遅延素子群(第1〜第mの遅延素子521−1〜521−m)とし、直列遅延素子群からのm本のリセット遅延信号の内の1本を、遅延時間設定信号DTSに従って選択するセレクタ523を設けたものである。
この実施の形態3のロジックリセット生成部52は、リセット信号RESET(=フラッシュリセット信号Fla_RESET)からのロジックリセット信号Logic_RESET)の遅延時間を、遅延時間設定信号DTSによって外部から変更できる構成としたものである。
例えば、上記実施の形態1の図3や上記実施の形態2の図5において、コンフィグレーションデータの読み出し完了からプログラムデータ(CPUコード)の読み出し開始までの間に、リセット処理ステートを必要とする場合や、上記実施の形態2において、フラッシュROM4として、アドレスサイクル仕様期間が異なるフラッシュROM(アドレスサイクル仕様期間が、図5のクロック信号OSCの2クロック分,4クロック分,10クロック分のもの等)を使用する場合には、上記の遅延時間を調整可能な構成が有効である。
このような実施の形態3のシステムの起動時の動作について、ロジックリセット生成部52の動作を主に以下に説明する。リセット信号RESETは、ロジック装置5のANDゲートの非反転入力端子および第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−nのリセット端子に入力され、遅延時間設定信号DTSとともにロジック装置5のロジックリセット生成部52に入力され、さらにフラッシュROM4のリセット信号(フラッシュリセット信号)Fla_RESETとして、フラッシュROM4にも入力される。
従って、フラッシュリセット信号Fla_RESETは、リセット信号RESETと同じタイミングで、“L”レベル(論理値“0”)から“H”レベル(論理値“1”)、および“H”(“1”)から“L”(“0”)になる信号である(上記実施の形態2の図5(b),(c)参照)。
ロジックリセット生成部52(図7参照)において、直列遅延素子群(第1〜第mの遅延素子521−1〜521−m)は、初段の第1の遅延素子521−1に入力されたリセット信号RESETを、第1〜第mの遅延素子521−1〜521−mでそれぞれ遅延し、遅延時間が互いに異なるm本のリセット遅延信号を、セレクタ523に出力する。
セレクタ523は、入力された遅延時間設定信号DTSに従って、上記直列遅延素子群で生成されたm本のリセット遅延信号の内から、いずれか1本のリセット遅延信号を選択し、その選択したリセット遅延信号をANDゲート122に出力する。
ANDゲート122は、リセット信号RESETと、セレクタ523において遅延時間設定信号DTSに従って選択されたリセット遅延信号とを入力とし、これらの信号の論理積演算信号である出力信号を、ロジックリセット信号Logic_RESETとして、CPUコア部11およびANDゲート13の反転入力端子に出力する。
ロジック装置5のANDゲート13は、リセット信号RESETと、遅延時間設定信号DTSに応じた遅延時間のロジックリセット信号Logic_RESETの反転信号との論理積演算信号を、セレクト信号SELとして、セレクタ15,16,17に出力する。
なお、この実施の形態3のシステムにおいて、CPUコア部11、コンフィグレーションアドレス生成部34、セレクタ15,16,17、コンフィグレーションアドレスデコーダ38、コンフィグレーションレジスタ群(第1〜第nのコンフィグレーションレジスタ39−1〜39−n)、およびフラッシュROM4の動作は、上記実施の形態2のシステムと同様である。
以上のように実施の形態3によれば、上記実施の形態1または2において、コンフィグレーションデータをラッチタイミングを確保するのが厳しいときでも、ロジックリセット信号の遅延時間を調整して、上記ラッチタイミングを確保することができる。
本発明の実施の形態1のシステムの構成図である。 図1のロジックリセット生成部の内部構成図である。 本発明の実施の形態1の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2のシステムの構成図である。 本発明の実施の形態2の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の実施の形態3のシステムの構成図である。 図6のロジックリセット生成部の内部構成図である。 従来技術の構成図である。
符号の説明
1,3,5 ロジック装置
2,4 フラッシュROM
11 CPUコア部
12 ロジックリセット生成部
13 ANDゲート
14 コンフィグレーションアドレス生成部
15,16,17 セレクタ
18 コンフィグレーションアドレスデコーダ
19 コンフィグレーションレジスタ
21 プログラムデータ領域
22 コンフィグレーション領域
34 コンフィグレーションアドレス生成部
38 コンフィグレーションアドレスデコーダ
39−1〜39−n コンフィグレーションレジスタ
42−1〜42−n コンフィグレーション領域
52 ロジックリセット生成部
121 遅延素子
122 ANDゲート
521−1〜521−m 遅延素子
523 セレクタ

Claims (6)

  1. 自装置を設定するためのコンフィグレーションデータおよび動作させるためのプログラムデータを、汎用メモリインターフェースを介して、不揮発性のメモリのコンフィグレーション領域およびデータ領域からそれぞれ読み出すロジック装置であって、
    リセット解除されると、上記データ領域をアクセスするアドレスであって上記汎用メモリインターフェースを介して上記メモリに転送されるプログラムアドレスを生成し、上記データ領域から読み出されて上記汎用メモリインターフェースを介して転送された上記プログラムデータによって動作するロジックコア部と、
    上記メモリをリセット解除してから所定の時間遅延して上記ロジックコア部をリセット解除するリセット解除手段と、
    上記メモリのリセット解除時から上記ロジックコア部のリセット解除時までの期間中に、上記コンフィグレーション領域をアクセスするアドレスであって上記汎用メモリインターフェースを介して上記メモリに転送されるコンフィグレーションアドレスを生成するコンフィグレーションアドレス生成手段と、
    上記メモリのリセット解除時から上記ロジックコア部のリセット解除時までの上記期間中に、上記コンフィグレーション領域から読み出されて上記汎用メモリインターフェースを介して転送された上記コンフィグレーションデータをラッチするコンフィグレーション記憶手段と
    を備えた
    ことを特徴とするロジック装置。
  2. 請求項1記載のロジック装置において、
    アドレス生成手段は、
    上記メモリの複数のコンフィグレーション領域をそれぞれアクセスする複数のアドレスであって、上記汎用メモリインターフェースを介して上記メモリに順次転送される一連ののコンフィグレーションアドレスを生成し、
    上記ラッチ手段は、上記複数のコンフィグレーション領域からそれぞれ読み出されて上記汎用メモリインターフェースを介して転送された複数のコンフィグレーションデータをラッチする
    ことを特徴とするロジック装置。
  3. 請求項1または2に記載のロジック装置において、
    上記リセット解除手段は、上記メモリのリセット解除時からの上記ロジックのリセット解除時の遅延時間を、入力された遅延時間設定信号に従って変更することを特徴とするロジック装置。
  4. 請求項1から3までのいすれかに記載のロジック装置と、上記メモリとを備えることを特徴とするロジックシステム。
  5. 請求項4記載のロジックシステムにおいて、
    上記ロジック装置および上記メモリを内蔵する1つのLSIであることを特徴とするロジックシステム。
  6. ロジック装置を設定するためのコンフィグレーションデータおよび動作させるためのプログラムデータを、汎用メモリインターフェースを介して、不揮発性のメモリから読み出すデータ読み出し制御方法であって、
    上記メモリをリセット解除するステップと、
    上記メモリがリセット解除されたら、上記コンフィグレーションデータを、上記汎用メモリインターフェースを介して、上記メモリから上記ロジック装置内のコンフィグレーション記憶手段に転送するステップと、
    上記プログラムデータの上記転送が完了してから、上記ロジック装置内のロジックコア部をリセット解除するステップと、
    上記ロジックコア部がリセット解除されたら、上記プログラムデータを、上記汎用メモリインターフェースを介して、上記メモリから上記ロジックコア部に転送するステップと
    を含む
    ことを特徴とするデータ読み出し制御方法。
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