JP2006152686A - 固定金具及び筋交部材 - Google Patents

固定金具及び筋交部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2006152686A
JP2006152686A JP2004345120A JP2004345120A JP2006152686A JP 2006152686 A JP2006152686 A JP 2006152686A JP 2004345120 A JP2004345120 A JP 2004345120A JP 2004345120 A JP2004345120 A JP 2004345120A JP 2006152686 A JP2006152686 A JP 2006152686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
hole
fixing bracket
bracing
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004345120A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4551199B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Yokoyama
博之 横山
Shinji Yoshida
信二 吉田
Junji Inamori
純二 稲森
Yoichiro Minami
陽一朗 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Steel Products Inc
Original Assignee
Sumitomo Metal Steel Products Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Steel Products Inc filed Critical Sumitomo Metal Steel Products Inc
Priority to JP2004345120A priority Critical patent/JP4551199B2/ja
Publication of JP2006152686A publication Critical patent/JP2006152686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4551199B2 publication Critical patent/JP4551199B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】
短時間でかつ簡単に支柱に設けられた緊結部材に対して、筋違本体を着脱自在に固定することができ、また、固定金具を構成する固定部材が緊結部材から抜け落ちることを確実に防止することができる、固定金具及び筋交部材を提供することを目的とする。
【解決手段】
支柱10に設けられた緊結部材11に対して着脱自在に取り付け可能な固定金具であって、下向き突起21を有するあずけ部材20と上向き突起31とを有する固定部材30からなり、固定部材30をあずけ部材20に対して回動可能に結合する手段40を有し、かつ、緊結部材11の上方の穴部12にあずけ部材20の下向き突起21を挿入した状態で固定部材30の上向き突起31を緊結部材の下方の穴部13から挿入して固定することができる手段を有することを特徴とする固定金具と、この固定金具が少なくとも一方の端部に取り付けられていることを特徴とする筋交部材。
【選択図】図4

Description

本発明は、建築現場等に使用する仮設足場の支柱に設けられた緊結部材に対して着脱自在に取り付け可能な固定金具及び筋交部材に関する。
建築等で用いられる仮設足場は、支柱に、作業床(踏み板)、手摺部材、筋交部材(ブレース材)等の足場構成部材を取り付けることによって、組み立てられる。そして、支柱に筋交部材を固定する手段として、従来より、クランプ又は楔が用いられてきた。
クランプにより固定する場合には、筋交本体の端部にクランプ金具を設け、このクランプ金具を足場支柱にボルト締めにより固定して、筋交部材を足場に組み付ける。このようなクランプ方式のものは、クランプ金具の着脱時に、面倒なボルト締め作業等を必要とするため、金具の着脱作業に時間がかかるという難点がある。
このクランプ方式における着脱作業の時間を短縮するために、楔方式による固定金具が種々提案されている。
特許文献1には、支柱長さ方向に所定の間隔をおいて、「コマ」と呼ばれる筒状の緊結部材を支柱の外周面側面に設けておき、このコマと筋交を固定する金具として楔方式のものが提案されている。ここでは、固定金具は、筋交本体の両端に溶接等によって取り付けられて、筋交部材の一部を構成している。固定金具は、固定金具本体の上端に連結片を介して下方突出状に設けられる差込片を備え、連結片に、上下方向に貫通する楔差込孔が形成されるとともに、この孔に楔片が上下方向に沿ってスライド自在に挿入配置されている。そして、差込片の下方突起状部分をコマ上方から挿入した後、その状態で、下向きに楔片を打ち込むことにより、筋交部材を支柱に固定することができる固体金具が提案されている。
特許文献2には、上記の楔方式の固定金具の改良技術が提案されている。すなわち、コマの上方から挿入する差込片とは別に、コマの下方の側板下縁に掛け止めできるフックを有するコマ掛止片を設けて、差込片とコマ掛止片とでコマを挟持した後、楔を打ち込むものである。
そして、特許文献3には、上記の改良技術をさらに改良したものが提案されている。すなわち、コマ掛止片でコマの下方の側板下縁に掛け止めする代わりに、コマの上方からコマの筒部を貫通する差込片の下部に窪みを形成して、この窪みに掛け止めできるフックを有する掛止片を固定金具に設けて、差込片と掛止片とでコマを挟持した後、楔を打ち込むものである。
特開平4−118460号公報 特開平10−37455号公報 特開2002−371708号公報
上記の従来の固定金具においては、クランプ方式の固定金具はもちろん、楔方式の固定金具であっても、その着脱に時間がかかるという問題点がある。
楔方式の場合は、クランプ方式ほどには着脱に時間がかからないが、それでも楔片を打ち込むための時間と楔片を打ち込むためのハンマー等の工具が必要である。そして、その楔片の打ち込み作業は、作業員により個人差が生じる。その結果、組み立てられた仮設足場の強度は作業員の熟練度合いに影響されるという問題点がある。また、従来の楔方式の固定金具は、楔片の打ち込みにより緊結部材の周壁を挟み込み、その締め付け力により筋違部材に発生した軸力を伝達する方法であるため、楔に緩みが生じた場合には軸力が伝わらないおそれがある。
本発明は、このような問題を解決すべく、クランプも楔も使用しない、全く新たな方式の固定金具及び筋交部材を提供することを目的とする。
本発明は、次の(1)〜(6)のいずれかの固定金具及び(7)の筋交部材に関する。以下、(1)〜(7)を、総称して本発明ということがある。
(1)支柱に設けられた緊結部材に対して着脱自在に取り付け可能な固定金具であって、下向き突起を有するあずけ部材と上向き突起を有する固定部材とからなり、固定部材をあずけ部材に対して回動可能に結合する手段を有し、かつ、緊結部材の上方の穴部にあずけ部材の下向き突起を載置した状態で固定部材の上向き突起を緊結部材の下方の穴部に装入して固定することができる手段を有することを特徴とする固定金具。
(2)固定部材をあずけ部材に対して回動可能に結合する手段として固定ピンを用いることによって、固定ピンを支点として固定ピンの回りに固定部材をあずけ部材に対して回動可能とすることを特徴とする、上記(1)の固定金具。
(3)固定部材の上向き突起を緊結部材の下方の穴部から挿入した後に固定部材の上向き突起が緊結部材の下方の穴部から抜けないように固定することができる抜け止め機構を有することを特徴とする、上記(1)又は(2)の固定金具。
(4)あずけ部材と固定部材はそれぞれ長孔を有するとともに、両方の長孔内にはあずけ部材と固定部材を結合する移動ピンが移動自在に嵌められていて、この移動ピンを移動させることによって固定部材をあずけ部材に対して回動させることができることを特徴とする、上記(1)〜(3)のいずれかの固定金具。
(5)あずけ部材の長孔と固定部材の長孔が抜け止め機構を構成する形状を有することを特徴とする、上記(4)の固定金具。
(6)あずけ部材の長孔は逆V字形状を有し、そして固定部材の長孔は縦方向に長い形状を長孔を有することを特徴とする、上記(4)又は(5)の固定金具。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかの固定金具が、固定金具を構成するあずけ部材において筋交本体の少なくとも一方の端部に取り付けられていることを特徴とする筋交部材。
本発明によれば、クランプも楔も使用しないで、短時間でかつ簡単に支柱に設けられた緊結部材に対して、筋違本体を着脱自在に固定することができる。また、固定金具を構成する固定部材が緊結部材から抜け落ちることを確実に防止することができる。
本発明に係る固定金具及び筋交部材について、以下に、図面を用いて、説明する。
図1は、仮設足場の支柱10に緊結部材11を設けたものの一例であり、図1(a)はその上面図、図1(b)はA−A断面における正面図を示す。
緊結部材11は、上方と下方に穴部を有する。ここでは、断面コの字形の部材を支柱側面に溶接等によって取り付けることによって、支柱側面と合わせて内部に筒形状を構成し、もって緊結部材の上方と下方に穴部12、13を形成している。
なお、ここでは、緊結部材の穴部は上下に貫通している例を示したが、穴部は貫通していなくても良く、上部と下部のそれぞれに穴部を設けてもよい。
図2は、本発明にかかる固定金具のあずけ部材20と固定部材30の一例である。図2(a)はあずけ部材の正面図を、図2(b)は固定部材の正面図を、それぞれ示す。そして、図2(c)は、あずけ部材20と固定部材30を結合する固定ピン40又は移動ピン41を示す一部断面図である。
このあずけ部材20は、平面形状をなしていて、支柱10に設けられた緊結部材11の穴部12の上方に挿入可能な下向きの突起21を有している。固定部材30も平面形状をなしていて、支柱10に設けられた緊結部材11の穴部13に下方から挿入可能な上向きの突起31を有している。あずけ部材と固定部材は、ともに円形の貫通孔22、32を有し、両方の貫通孔に1本の固定ピン40が嵌められ、あずけ部材20と固定部材30を結合するとともに、固定ピン40の回りに固定部材30をあずけ部材20に対して回動可能に結合している。
また、あずけ部材20と固定部材30にはそれぞれ、長孔23、33が設けられ、両方の長孔23、33には1本の移動ピン41が嵌められていて、あずけ部材20と固定部材30を結合するとともに、この移動ピン41を長孔内で移動させることによって、固定ピン40の回りに固定部材30をあずけ部材20に対して回転させる動きを与える。固定ピン40の回りに固定部材30を左方向に回転すると、固定部材30の上向き突起31が緊結部材11の下方の穴部13に挿入される。そして、固定部材30を右方向に回転すると、緊結部材11の下方の穴部13に挿入されていた固定部材30の上向き突起31が外れ落ちることになる。
この図2においては、あずけ部材20の長孔23の形状を逆V字形状とし、一方、固定部材30の長孔33の形状を縦方向に長い形状にしている。このため、移動ピン41があずけ部材20に設けられた逆V字形状の長孔23の右下部24に位置するときは、移動ピン41は固定部材30に設けられた縦方向に長い形状の長孔33の最下部34に位置していて、固定部材30はその上向き突起31が緊結部材11の下方の穴部13には挿入されていない状態で止まっている。次に、この移動ピン41をあずけ部材20に設けられた逆V字形状の長孔23の上部25を経由して左下部26まで移動させると、移動ピン41は固定部材30に設けられた縦方向に長い形状の長孔33の最上部35まで移動した後、最下部34まで移動する。そして、固定部材30はその上向き突起31が緊結部材11の下方の穴部13に挿入された状態で止まる。
このような状態では、固定部材30の長孔33は縦方向に長い形状となり、移動ピン41は自重により必ず長孔33の最下部34に位置することになるため、抜け止め機能が効いた状態となる。したがって、固定部材30に上下又は左右の方向の外力を受けても、移動ピン自体が作業員による外力を受けない限り、緊結部材11の下方の穴部13に挿入された固定部材30の上向き突起31が抜け落ちることはない。このように、あずけ部材20と固定部材30の長孔23、33の形状を工夫することで、長孔の形状自体が固定部材の抜け落ち防止機構を構成することができる。
次に、図3及び図4によって、固定金具を構成するあずけ部材20と固定部材30を支柱10の緊結部材11に取り付けて固定する作業を説明する。なお、このあずけ部材20の右上部には、破線で示した筋交本体15の端部が溶接等によって取り付けられる。
図3は、あずけ部材20の下向き突起21を緊結部材11の上部の穴部12に挿入した状態を示す。なお、この状態では固定金具は緊結部材に固定されていない。図3(a)は上面図、そして図3(b)は正面図である。
この時点では、移動ピン41は、あずけ部材20に設けられた逆V字形状の長孔23の右下部に位置しており、かつ、固定部材30に設けられた縦方向に長い形状の長孔33の最下部に位置していて、固定部材30の上向き突起31は緊結部材11の下部の穴部13には挿入されていない。
図4は、固定金具が緊結部材に固定された状態を示す。図4(a)は上面図、そして図4(b)は正面図である。
ここでは、あずけ部材20の下向き突起21が緊結部材11の上部の穴部12に挿入された状態で固定部材30を左方向に回転することによって、固定部材30の上向き突起31が緊結部材11の下部の穴部13に挿入されたことを示している。
固定部材30を左方向に回転するためには、図4に太線で示したとおり、あずけ部材20に設けられた逆V字形状の長孔23の右下部に位置していた移動ピン41を、逆V字形状の長孔23の上部を経由して左下部まで移動させるという作業を行う必要がある。このとき、移動ピン41は、同時に、固定部材30に設けられた縦方向に長い形状の長孔33の最上部まで移動した後、最下部まで移動することになることは、前述したとおりである。
この結果、固定部材30はその上向き突起31が緊結部材11の下方の穴部13に挿入された状態で止まる。
このような状態では、固定部材30の長孔33は縦方向に長い形状であることから、移動ピン41は自重により必ず長孔33の最下部34に位置することになるため、抜け止め機能が効いた状態となる。したがって、固定部材30に上下又は左右の方向の外力を受けても、移動ピン自体が作業員による外力を受けない限り、緊結部材11の下方の穴部13に挿入された固定部材30の上向き突起31が抜け落ちることはない。 このように、本発明に係る固定金具を用いると、クランプも楔も使用しないで、短時間でかつ簡単に支柱に設けられた緊結部材に対して、筋交本体を着脱自在に固定することができる。また、固定金具を構成する固定部材が緊結部材から抜け落ちることを確実に防止することができる。
なお、以上の具体例では、本発明に係る筋交部材は、本発明にかかる固定金具を構成するあずけ金具を筋交本体の両端部に溶接等で取り付けた例を挙げたが、ボルトナット等、部材を接続できる手段であれば、溶接に限らない。
また、本発明にかかる固定金具を筋交本体の両端部ともに取り付ける必要はなく、筋交本体の片端部のみに本発明にかかる固定金具を用い、反対の端部には従来の固定金具、すなわち、クランプ方式又は楔方式の固定金具を用いても良い。
なお、仮設足場を組み立てる際に、支柱を設置する地面に起伏等が存在すると、左右の支柱の高さのレベルが異なる場合があり、このときは、左右の支柱に設けられた緊結部材を結ぶ距離が当初予定した距離に比して変動することになる。しかしながら、筋交本体とその両端の固定金具からなる筋交部材の長さは一定であるから、左右の支柱に設けられた緊結部材を結ぶ距離の変動の度合いが大きくなりすぎると、その間を筋交部材で連結することができなくなることが生じうる。特に、本発明に係る固定金具は筋交部材の長さ方向に遊び(余裕)が少ないので、左右の支柱の高さのレベルが異なる場合に筋交本体の両端部ともに本発明にかかる固定金具を用いると、筋交部材を支柱の緊結部材に取り付けることができなくなるおそれがある。他方、従来の楔方式の固定金具は、楔を打ち込むスペーイス分だけ筋交部材の長さ方向に遊び(余裕)があるから、このような場合には、筋交本体の一方の端部には本発明に係る固定金具を用い、他方の端部には従来の楔方式の固定金具を用いることが好ましい。こうすれば、筋交本体の他方の端部に取り付けられた従来の楔方式の固定金具において筋交部材の長さ方向に遊び(余裕)があるので、左右の支柱に設けられた緊結部材を結ぶ距離の変動を吸収できることになる。
ここで、筋交本体の一方の端部には本発明に係る固定金具を用い、他方の端部には従来の楔方式の固定金具を用いて筋交部材を構成する場合には、筋交本体の下方の端部には本発明に係る固定金具を用い、上方の端部には従来の楔方式の固定金具を用いるのが好ましい。従来の楔方式の固定金具では、仮設足場を解体する際に、作業員が楔に下方向から力を加えることによって、楔を固定金具から外す必要があるが、筋交本体の下方の端部に楔方式の固定金具が取り付けられていると、作業員にとって楔に下方向から力を加えるという作業は負担がかかるからである。したがって、楔方式の固定金具は筋交本体の上方の端部に用いるのが好ましい。
本発明によれば、クランプも楔も使用しないで、短時間でかつ簡単に支柱に設けられた緊結部材に対して、筋違本体を着脱自在に固定することができる。また、固定金具を構成する固定部材が緊結部材から抜け落ちることを確実に防止できることができる。
図1は、仮設足場の支柱に緊結部材を設けたものの一例であり、図1(a)はその上面図、図1(b)はA−A断面における正面図である。 図2は、本発明にかかる固定金具のあずけ部材と固定部材の一例である。図2(a)はあずけ部材の正面図、図2(b)は固定部材の正面図、図2(c)は、固定ピン及び移動ピンの一部断面図である。 あずけ部材の下向き突起を緊結部材の上部の穴部に挿入した状態を示す(固定金具は緊結部材に固定されていない)図である。図3(a)は上面図、そして図3(b)は正面図である。 固定金具が緊結部材に固定された状態を示す図である。図4(a)は上面図、そして図4(b)は正面図である。
符号の説明
10 支柱
11 緊結部材
12 緊結部材の上方の穴部
13 緊結部材の下方の穴部
15 筋交本体
20 あずけ部材
21 あずけ部材の下向きの突起
22 あずけ部材に設けられた円形の貫通孔
23 あずけ部材に設けられた長孔
24 あずけ部材に設けられた長孔の右下部
25 あずけ部材に設けられた長孔の上部
26 あずけ部材に設けられた長孔の左下部
30 固定部材
31 固定部材の上向きの突起
32 固定部材に設けられた円形の貫通孔
33 固定部材に設けられた長孔
34 固定部材に設けられた長孔の最下部
35 固定部材に設けられた長孔の最上部
40 固定ピン
41 移動ピン

Claims (7)

  1. 支柱に設けられた緊結部材に対して着脱自在に取り付け可能な固定金具であって、下向き突起を有するあずけ部材と上向き突起を有する固定部材とからなり、固定部材をあずけ部材に対して回動可能に結合する手段を有し、かつ、緊結部材の上方の穴部にあずけ部材の下向き突起を挿入した状態で固定部材の上向き突起を緊結部材の下方の穴部から挿入して固定することができる手段を有することを特徴とする固定金具。
  2. 固定部材をあずけ部材に対して回動可能に結合する手段として固定ピンを用いることによって、固定ピンを支点として固定ピンの回りに固定部材をあずけ部材に対して回動可能とすることを特徴とする請求項1記載の固定金具。
  3. 固定部材の上向き突起を緊結部材の下方の穴部から挿入した後に固定部材の上向き突起が緊結部材の下方の穴部から抜け落ちないように固定することができる抜け止め機構を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の固定金具。
  4. あずけ部材と固定部材はそれぞれ長孔を有するとともに、両方の長孔内にはあずけ部材と固定部材を結合する移動ピンが長孔内を移動自在に嵌められていて、この移動ピンを移動させることによって固定部材をあずけ部材に対して回動させることができることを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の固定金具。
  5. あずけ部材の長孔と固定部材の長孔が抜け止め機構を構成する形状を有することを特徴とする請求項4記載の固定金具。
  6. あずけ部材の長孔は逆V字形状を有し、そして固定部材の長孔は縦方向に長い形状の長孔を有することを特徴とする、請求項4又は5に記載の固定金具。
  7. 請求項1から6までのいずれかに記載の固定金具が、固定金具を構成するあずけ部材において筋交本体の少なくとも一方の端部に取り付けられていることを特徴とする筋交部材。
JP2004345120A 2004-11-30 2004-11-30 筋交部材用固定金具及び筋交部材 Expired - Fee Related JP4551199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004345120A JP4551199B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 筋交部材用固定金具及び筋交部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004345120A JP4551199B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 筋交部材用固定金具及び筋交部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006152686A true JP2006152686A (ja) 2006-06-15
JP4551199B2 JP4551199B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=36631292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004345120A Expired - Fee Related JP4551199B2 (ja) 2004-11-30 2004-11-30 筋交部材用固定金具及び筋交部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4551199B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008063903A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Krh Kk 仮設足場用筋交い
JP2008075305A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Krh Kk 仮設足場用筋交い
JP2008214994A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Krh Kk 仮設足場用連結構造体
KR101052570B1 (ko) * 2010-09-07 2011-07-28 주식회사 삼일레이져 원터치 결속구조를 갖는 비계
JP2012087596A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Krh Kk 仮設足場用筋交い
JP2012087595A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Krh Kk 仮設足場用筋交い
KR20140079461A (ko) * 2011-10-10 2014-06-26 플러스에잇 테크놀로지 에이비 비계용 커플링 부재

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103615106B (zh) * 2013-11-19 2015-11-18 顾祥茂 脚手架

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630340U (ja) * 1992-09-22 1994-04-19 ホリー株式会社 支保工システム
JPH0647495U (ja) * 1992-12-11 1994-06-28 日工株式会社 足場板
JPH08312164A (ja) * 1995-05-16 1996-11-26 Hory Corp 支柱用クランプ及びそのクランプを備える補強材

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0630340U (ja) * 1992-09-22 1994-04-19 ホリー株式会社 支保工システム
JPH0647495U (ja) * 1992-12-11 1994-06-28 日工株式会社 足場板
JPH08312164A (ja) * 1995-05-16 1996-11-26 Hory Corp 支柱用クランプ及びそのクランプを備える補強材

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008063903A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Krh Kk 仮設足場用筋交い
JP2008075305A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Krh Kk 仮設足場用筋交い
JP2008214994A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Krh Kk 仮設足場用連結構造体
KR101052570B1 (ko) * 2010-09-07 2011-07-28 주식회사 삼일레이져 원터치 결속구조를 갖는 비계
JP2012087596A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Krh Kk 仮設足場用筋交い
JP2012087595A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 Krh Kk 仮設足場用筋交い
KR20140079461A (ko) * 2011-10-10 2014-06-26 플러스에잇 테크놀로지 에이비 비계용 커플링 부재
KR102047146B1 (ko) * 2011-10-10 2019-11-20 플러스에잇 테크놀로지 에이비 비계용 커플링 부재

Also Published As

Publication number Publication date
JP4551199B2 (ja) 2010-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010077800A (ja) 圧縮座屈耐力補強機構およびその締結方法
AU2019284413B2 (en) Individual scaffolding post
JP2012132157A (ja) 先行手摺り
JP2006152686A (ja) 固定金具及び筋交部材
JP2020165232A (ja) アンカ部材及び設置方法
JP4108092B2 (ja) 作業足場支持装置および作業足場設置方法
KR100862737B1 (ko) 조립식 건축용 갱폼시스템의 케이지장치
JP2005120572A (ja) 吊り足場用朝顔とその組立て施工法
JP2007050967A (ja) クレーンの基礎免震受け梁構造
KR101103293B1 (ko) 갱폼의 낙하물 방지장치
KR101105895B1 (ko) 족장발판용 엣지훅
KR200487458Y1 (ko) 동바리용 쐐기 타입 클램프
JP2008095463A (ja) 建築用鉛直調整器
KR200246690Y1 (ko) 핸드레일 포스트 지그
JP4011436B2 (ja) 手摺取付装置および手摺支柱
KR20090002041U (ko) 낙하방지망 설치 브래킷
JP2009275475A (ja) アンカーボルトによる支柱の立設工法及びアンカーボルトベンダー
JP4989100B2 (ja) 手摺材の固定金具
JP4667398B2 (ja) 足場等の支柱と横ステーの連結装置
JP2019039147A (ja) 固定具およびこの固定具を備えた仮設足場
KR101931662B1 (ko) 연결 클램프 및 이를 구비한 지지기둥 보강용 트러스 장치
JP5166353B2 (ja) 単管足場支柱用の足場板受け金具及び足場板受け装置
JP2021055453A (ja) アンカ部材及び治具の設置方法
JP4549876B2 (ja) 先行手摺用固定金具及び先行手摺用固定金具付き建枠
JP2022083204A (ja) 杭基礎及びベース部材

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4551199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees