JP4549876B2 - 先行手摺用固定金具及び先行手摺用固定金具付き建枠 - Google Patents

先行手摺用固定金具及び先行手摺用固定金具付き建枠 Download PDF

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Description

この発明は、例えば、土木、建築等の工事現場において、橋梁の橋脚の周りや建築物の外壁に沿って枠組足場を構築する際に、最上段での作業の安全を確保するために作業者が最上段の足場板に乗る前に落下防止用の手摺を取り付けるための先行手摺用金具及びその先行手摺用金具を取り付けた建枠に関するものである。
従来から、土木、建築等の工事現場では、鳥居型の建枠を使用した枠組足場が広く使用されている。
図10に、従来の枠組足場の代表例として縦一列だけを斜視図で示す。
枠組足場50を構築する建枠51は、二本の脚柱52,52を有し、脚柱52の上端部を腕木53で連結している。腕木53と脚柱52との間は、連結補強材54で補強している。建枠51は左右上下に増設されることで、必要な大きさの枠組足場50が完成する。
隣り合った左右の建枠51相互間には筋交い55を斜めに渡すと共に、腕木53に足場板56が水平に架設される。建枠51の脚柱52には管材が使われており、下段の建枠51aの脚柱51aの上端開口部と上段の建枠51bの脚柱51bの下端開口部とはジョイント57によって連結されることで、縦方向に段数を重ねることができるようになっている。腕木53の高さは一定であるから、各段毎に水平に連続した足場板56による作業足場が構築される。
枠組足場50を組み立てるときは、下段の枠組足場50aを作り、下段に上段の枠組足場50bを重ねていき、解体のときはこれとは逆に、上段から順次下段に向かって解体して行く。枠組足場50の組み立て、解体に際しては、最上段の足場板56の上面に立って組立、解体作業を行う(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、組み立て時には最上段の足場板56の周囲には、建枠51の脚柱52や手摺がないので、作業者には転落の危険があるという問題点があった。
このため、枠組足場50を構成する建枠51の左右方向の各スパン毎に、スパンより僅かに小さい幅を有する左右の手摺柱とこの左右の手摺柱を繋ぐ上下の手摺とを一体化させた枠形状をした手摺枠を、最上段での作業に先行して下段の枠組足場50aに取り付ける方法が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
実公平1−18753号公報 登録実用第3095492号公報
しかしながら、特許文献2で開示されているような、最上段での作業に先行して手摺枠を上段の枠組足場50bに取り付ける場合にあっては、左右に連続して設置される手摺枠の手摺柱に設けた取付部材が重なり合わないような工夫がなされているため、単体の手摺枠の幅が左右の建枠51,51のスパンより小さく作られているので、左右の手摺枠同士の間に隙間が生じることから安全性が劣るといった問題があると共に、手摺枠自体が比較的大型であることから重くて動かし難いため、建枠51への取り付け、取り外し作業における作業性に難があるといった問題があった。
そこで、この発明は、建枠の脚柱と同じスパンで左右の手摺柱が構築されることで左右の隣り合う手摺柱同士に手摺が隙間がなく架設される安全性に優れ、かつ、枠組足場の組立分解の際の先行手摺の取り付け、取り外し作業が容易に行える先行手摺用固定金具と、予めそのような先行手摺用固定金具を建枠の脚柱に取り付けておくことでより先行手摺の取り付け、取り外し作業を容易にした先行手摺用固定金具付き建枠を提供することを課題としている。
以上のような課題を実現するため、請求項1に記載の発明は、支柱本体の上端部に手摺柱が接続できる嵌合支柱を延設し、前記支柱本体の側面には建枠の脚柱の側面に当接する凹部を備えた上下一対の間隔保持部材を突設し、該一対の間隔保持部材の前記凹部を建枠の脚柱に接触させたときに前記支柱本体の軸心と建枠の脚柱の軸心とが互いに平行になると共に、前記一対の間隔保持部材の間に相当する前記支柱本体の側面には、建枠の脚柱の上端部の側面に設けられている対向した一対のジョイント取付孔の中心を結ぶ仮想線と同一直線上に位置する中心を備えた対向する一対の貫通孔を有していることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成に加えて、前記嵌合支柱には、手摺柱を上方から取り付ける際に手摺柱の下端によって抜け止めピンが内側に押し込まれた後、所定の位置で前記抜け止めピンが外側に飛び出して手摺柱に設けられている止め孔に前記抜け止めピンが嵌合してロック状態となり、手摺柱を取り外す際に手動で前記抜け止めピンを内側に押し込んで前記ロック状態を解除することのできるロック装置が設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成に加えて、前記上下一対の間隔保持部材のうち、下方の間隔保持部材には建枠の脚柱を把持する把持金具が接続できる取付部を有していることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加えて、前記上下一対の間隔保持部材のうち、下方の間隔保持部材の平面視の幅寸法は上方の間隔保持部材の平面視の幅寸法より小さく、前記把持金具は、建枠の脚柱の外周の1/2以上を把持することのできる円弧状把持部と該円弧状把持部から外側に延出した前記下方の間隔保持部材を挟み込むことのできる一対の向かい合った挟持突片とからなり、該一対の挟持突片の開口部の寸法は建枠の脚柱の外径寸法より小さく、かつ、建枠の連結補強材の外径寸法より大きいことを特徴としている。
請求項5に記載の先行手摺用固定金具付き建枠に係る発明は、前記請求項1乃至4のいずれか一つに記載の先行手摺用固定金具を建枠に取り付けた先行手摺用固定金具付き建枠であって、建枠の脚柱の上端開口部にジョイントを差し込み、該ジョイントを建枠に取り付けるための対向した一対のジョイント取付孔と前記支柱本体に有する対向した一対の貫通孔とを貫通する固着部材を使用して建枠の外側に前記先行手摺用固定金具を着脱自在に固定していることを特徴としている。
この発明は、以上のような手段を採用しているため、以下のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、下段の建枠の上端開口部にジョイントを差し込んだ状態で、建枠の脚柱の外側に支柱本体の上下一対の間隔保持部材の凹部を宛い、支柱本体の貫通孔と建枠の脚柱のジョイント取付孔とを重ね合わせて、両方の孔に貫通するボルト等の固着部材を使用して先行手摺用固定金具を建枠の脚柱に取り付けることができると共に、ボルト等の固着部材の固着状態を解くことで先行手摺用固定金具を建枠の脚柱から取り外すことができる。また、建枠の脚柱に先行手摺用固定金具をボルト等の固着部材にて取り付けた状態で嵌合支柱が建枠の脚柱と互いに平行になるから、嵌合支柱に手摺柱を接続した場合に建枠の脚柱と同じスパンで左右の手摺柱が直立した状態に構築されることで左右の隣り合う手摺柱同士に手摺が隙間がなく架設されることになり、安全性に優れたものとなると共に、取付作業時の細かな調整作業を要しないため先行手摺用固定金具及び先行手摺の取り付け取り外しが容易となる。
請求項2に記載の発明によれば、嵌合支柱に手摺柱の下端部を上方から差し込むだけで、所定の位置で手摺柱に設けられている止め孔にロック装置の抜け止めピンが嵌合してロック状態となり、ロック装置の抜け止めピンを手動で内側に押し込むことで抜け止めピンの嵌合状態を解除して手摺柱を上方へ持ち上げることで嵌合支柱から手摺柱を取り外すことができるので、請求項1に記載の発明の効果に加えて、先行手摺用固定金具への手摺柱の取付作業と先行手摺用固定金具から手摺柱の取外作業とが工具を必要としない簡単な操作で実現できる。
請求項3に記載の発明によれば、支柱本体の下方の間隔保持部材を把持金具を介して建枠の脚柱に固定することができるので、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、嵌合支柱に接続した手摺柱を水平方向に倒す力が作用した場合に、下方の間隔保持部材が建枠の脚柱から離れようとする力を抑えて手摺柱を倒す力に効果的に対抗することができるから、作業者の転倒や転落を効果的に防止することができ、作業者の安全作業を保証することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加えて、建枠の脚柱の下端部を把持金具の円弧状把持部の空間部に挿通し、挟持突片を建枠の内側に向けた状態で把持金具を上方へ移動するようにすれば、把持金具は円弧状把持部内にある脚柱が案内となり挟持突片の開口部が脚柱より細い管材である連結補強材の水平部を通過して先行手摺用固定金具の下部の間隔保持部材の近くまで持って行くことができる。したがって、把持金具の挟持突片の開口部を建枠の脚柱の外径寸法よりも大きく広げて建枠の脚柱に円弧状把持部を宛い、その後挟持突片の開口部を元の大きさまで戻してから先行手摺用固定金具の間隔保持部材の取付部に宛うような操作が不要である。つまり、先行手摺用固定金具を建枠へ取り付ける際に把持金具の挟持突片を開いたり戻したりする曲げ加工を施す必要がないため、力の弱い女性や高齢者でも簡単に取付作業を行うことができる。なお、このような状況は、資材置き場等での建枠の整備の必要性から、先行手摺用固定金具を建枠から取り外したり先行手摺用固定金具を建枠へ取り付ける場合にも起こり得るが、そのような場合にも、把持金具の挟持突片に曲げ加工を施す必要がないため、力の弱い女性や高齢者でも簡単に建枠の整備作業を行うことができる。
請求項5に記載の先行手摺用固定金具付き建枠に係る発明によれば、枠組足場を組み立てる場合に、下段の建枠の脚柱の上端開口部には既にジョイントが差し込まれた状態で先行手摺用固定金具の嵌合支柱が建枠の脚柱と互いに平行になっているから、嵌合支柱に手摺柱を接続した場合に手摺柱が直立状態に保たれる。したがって、下段の枠組足場から手摺を組み付けた左右一対の手摺柱を先行手摺用固定金具の嵌合支柱に差し込むといった簡単な操作で、建枠の脚柱と同じスパンで左右の手摺柱が直立した状態に構築されることで左右の隣り合う手摺柱同士に手摺が隙間がなく架設されることになり、隣り合った手摺柱に架設された手摺が上段の足場板の側面に構築することができるので、上段での作業者の安全作業が保証されると共に、先行手摺の取り付け取り外しが容易となる。
以下、この発明の実施の形態に係る先行手摺用固定金具について図面にしたがって説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る先行手摺用固定金具の斜視図である。
図2は、この発明の実施の形態に係る先行手摺用固定金具の一部破断した正面図である。
先行手摺用固定金具1は、真っ直ぐな鋼製管材の支柱本体2と、この支柱本体2から上方に延設した嵌合支柱3と、支柱本体2の側面から直角方向に突設する上下一対の間隔保持部材4a,4bとを有している。
間隔保持部材4a,4bの先端部には、後述する建枠5の脚柱6の側面の円弧形状とほぼ同一の円弧形状を有する凹部7が形成されており、建枠5の脚柱6の側面に密着状態に当接できるようになっている。
上下一対の間隔保持部材4a,4bの間に相当する支柱本体2の側面には、支柱本体2の側面と直角に貫通する一対の貫通孔8,8が穿設されている。そして、先行手摺用固定金具1を建枠5の脚柱6に取り付ける際に、その貫通孔8,8の中心を建枠5の脚柱6の上端部の側面に設けられている対向した一対のジョイント取付孔9,9の軸心を結ぶ仮想線と同一直線上で一致するように宛うことで、支柱本体2に設けられている貫通孔8,8と建枠5の脚柱6に設けられているジョイント取付孔9,9とにボルト等の固着部材10を貫通させて建枠5の脚柱6に先行手摺用固定金具1を固定することができる(図4を参照)。
支柱本体2の下方に設けられた間隔保持部材4bの平面視の幅寸法Aは、後述する把持金具11を取り付けるための固着部材10の最大寸法を考慮して、本体支柱2の外径寸法とほぼ等しい上方の間隔保持部材4aの平面視の幅寸法Bより小さくしている。これにより、下方の間隔保持部材4bを把持金具11で建枠5の脚柱6により強固に固定した場合であっても、把持金具11及び固着部材10による出っ張りを極力小さく抑えられるようにしている。
さらに、下方の間隔保持部材4bには、ボルト等の固着部材10が挿通するボルト孔12が穿設している。
嵌合支柱3の内部には、手摺柱13を嵌合支柱3に取り付けた状態を維持するために手摺柱13の下端部14に穿設した止め孔15と係合する抜け止めピン16を備えたロック装置17が組み込まれている。
ロック装置17は、嵌合支柱3の軸心から外側に向かって付勢する力を発生する弾性部材18と、この弾性部材18に取り付けられた抜け止めピン16とを有しており、この抜け止めピン16が平常持には嵌合支柱3の側面に穿設された突出孔19から水平方向に突出した状態にあって、弾性部材18の付勢力に打ち勝って抜け止めピン16を嵌合支柱3の内部に押し込む力が作用した場合にのみ抜け止めピン16が突出孔19に埋没する機構を有している。
抜け止めピン16には、嵌合支柱3の側面の表面位置から抜け止めピン16の最先端20に至る上面傾斜部21と、嵌合支柱3の側面の表面位置から手摺柱13の管材の板厚寸法だけ外側に張り出した水平面22と、この水平面22の先端と抜け止めピン16の最先端20に至る下面傾斜部23とを有している。
図3はこの発明の実施の形態に係る先行手摺用固定金具を建枠に取り付けた状態を示した正面図であり、図4はこの発明の実施の形態に係る先行手摺用固定金具に手摺柱を取り付ける直前の状態を示した要部拡大正面図である。
一般的な建枠である鳥居型の建枠5では、垂直方向の向かい合った同じ長さの二本の脚柱6,6の上端部を水平方向の管材からなる腕木24によって連結し、脚柱6,6と腕木24とは連結補強材25にて補強されている。連結補強材25はJ字状の管材の上端を腕木24の下側面に連結し、下端を脚柱6の側面に連結すると共に、連結補強材25の中間部に連結補強材25と脚柱6とを連結する水平補強材26が設けられている。そして、一般に脚柱6と腕木24とには、外径寸法が42.7mmで内径寸法が37.9mm(板厚2.4mm)の鋼製管材が使用されており、連結補強材25と水平補強材26とには、外径寸法が27.2mmの鋼製管材が使用されている。
以下、この発明の実施の形態に係る先行手摺用固定金具を使用した枠組足場の構築方法について、図5乃至図8にしたがって説明する。
図5は、最初に取り付けた手摺柱の係合部に手摺の一端部を係合した状態を示す説明図である。図6は、図5の手摺柱の他端部に後から取り付ける手摺柱の係合部を係合した状態を示す説明図である。図7は、図6の後から取り付ける手摺柱を先行手摺用固定具に取り付ける状態を示す説明図である。図8は、下段の枠組足場から上段の足場板を取り付ける状態を示す説明図である。
建枠5は左右上下に増設されることで必要な大きさの枠組足場27が構築でき、隣り合った左右の建枠5,5相互間には筋交い28を斜めに渡すと共に、腕木24に足場板25が水平に架設される。下段の建枠5aの脚柱6の上端開口部30(図3を参照)と上段の建枠5bの脚柱6の下端開口部31(図3を参照)とはジョイント32によって連結されることで、上下に建枠5b,5aを重ねることができるようになっている。そして、上下左右の建枠5における腕木24の高さは一定であるから、各段毎に水平に連続した足場板25による作業足場が構築される。
上下に枠組足場27を組み立てるときは、下段の枠組足場27aを作り、下段に上段の枠組足場27bを重ねていき、解体のときはこれとは逆に、上段の枠組足場27bから順次下段の枠組足場27aに向かって解体して行くことになる。
先行手摺用固定金具1を建枠5に取り付けるには、枠組足場27を構築する現場で建枠5の脚柱6に取り付ける方法と、枠組足場27を構築する以前の建枠5の製造工場の出荷時又は資材置き場にある段階で建枠5の脚柱6に取り付ける方法とが考えられる。
以下、枠組足場を構築する現場で建枠に先行手摺用固定金具を取り付ける方法について、主に図1と図3を参照しながら説明する。
枠組足場27を構築する現場で建枠5の脚柱6に取り付ける場合には、上述したような下段の枠組足場27aを構築する手順の中で、足場板25を腕木24に架設する前に、下段の建枠5aの脚柱6の上端開口部30にジョイント32を差し込み、下段の建枠5aの脚柱6の上端部に設けられているジョイント取付孔9とジョイント32に設けられている抜け止めピン取付孔33とが重なるようにジョイント32の向きを定めてから、先行手摺用固定金具1の支柱本体2の間隔保持部材4のない外側の貫通孔8から間隔保持部材4のある内側の貫通孔8に向かって予め固着部材であるボルト10を貫通させた状態にして、そのボルト10の先端部34を建枠5の外側のジョイント取付孔9から差し込んで建枠8の内側のジョイント取付孔9から飛び出させる。
これにより、支柱本体2の貫通孔8,8の中心と、建枠5の脚柱6のジョイント取付孔9,9の中心とが一つのボルト10によって一直線上に揃うこととなり、結果として、建枠5の脚柱6に対する先行手摺用固定金具1の取付高さと平面視における向きが自動的に正しく決定される。また、このとき、支柱本体2の上下一対の間隔保持部材4a,4bの先端の凹部7,7は支柱本体2の側面と接触することとなるが、その後、内側のジョイント取付孔9から飛び出しているボルト10の先端部34にナット35を螺合してそのナット35を締め込むことで、先行手摺用固定金具1が建枠5の脚柱6の内側に向かって移動するため、上下一対の間隔保持部材4a,4bの凹部7,7が建枠5の脚柱6の側面に密着した状態で先行手摺用固定金具1が建枠5の脚柱6に強固に固定される。
さらに、建枠5の脚柱6の下端部から把持金具11の円弧状把持部36を差し込んで、把持金具11の一対の向かい合った挟持突片37,37の開口部を建枠5の内側に向けた状態での把持金具11を上方に移動して水平補強材26を通過した所で、挟持突片37,37の開口部を建枠5の外側に向けて支柱本体2の下方に設けられている間隔保持部材4bを把持金具12の挟持突片37,37で挟み込んで、下方の間隔保持部材4bのボルト孔12に把持金具11の金具取付孔39を宛い、金具取付ボルト40を把持金具11の金具取付孔39とボルト孔12を貫通させて金具取付ボルト40の先端にナット41を螺合してそのナット41を締め込むことで、下方の間隔保持部材4bと建枠5の脚柱6とを固定する。
これにより、作業者が姿勢を崩して手摺42を建枠5の内側に引き寄せるような力が生じ、その結果、手摺42を支えている手摺柱13の上端を建枠5の内側に曲げる力が作用して、先行手摺用固定金具1の上端部の嵌合支柱3が建枠5の内側に曲げられる力が作用したとしても、下方の間隔保持部材4bと建枠5の脚柱6とが固定されているため、下方の間隔保持部材4bが建枠5の脚柱6から離れようとする力を抑えて、手摺柱13を倒す力に効果的に対抗することができるから、支柱本体2及びそれから延出している嵌合支柱3が確実に直立状態を維持することとなり、手摺柱13が建枠5の内側に倒れ込むことを防止し、結果として、作業者の転落は勿論、作業者の転倒をも効果的に防止することができ、作業者の高所作業における安全を保証することができる。
ところで、手摺柱13を取り付ける嵌合支柱3として上下の建枠5,5を接続するジョイント32を流用することが考えられるが、一般に使用されているジョイント32は脚柱6の内部に挿入される支柱部に外径が36.4mmの鋼製管材が使用されている関係で、手摺柱13に脚柱6と同じ鋼製管材を使用した場合には、外径寸法が42.7mmで内径寸法が37.9mm(板厚2.4mm)の内部に外径36.4mmの支柱部との組み合わせとなり、両者の軸心を合わせた場合に、軸心の両側に0.75mmの隙間が生じることになり、手摺柱13を支える先行手摺用固定金具1の嵌合支柱3とのはめあいが緩る過ぎて手摺柱13が嵌合支柱3上でがたつくこととなり、手摺柱13を倒そうとする力に対抗して手摺柱13を支えようとする場合に不利であるだけでなく、作業者が手摺42に手を掛けた場合に手摺42自体ががたつくことになり不安を感じることになるといった不具合がある。
そこで、この発明の実施の形態に係る先行手摺用固定金具1にあっては、支柱本体2に外径が38.1mmで内径寸法が33.5mmの鋼製管材し、嵌合支柱3部を絞り加工で外径寸法を37.3mmに設定することで、外径寸法が42.7mmで内径寸法が37.9mm(板厚2.4mm)の手摺柱13を使用した場合に、両者の軸心を合わせたときに、軸心の両側に0.4mmの隙間が生じる大きさに抑えている。これにより、作業者が手摺42に手を掛けた場合のように手摺柱13を倒そうとする力が作用した場合でも、手摺42自体のがたつきが僅かであり作業者が不安を感じるようなことがなく、しかも、嵌合支柱3に手摺柱13を取り付ける際のはめ込み操作も円滑に行える。
ところで、先行手摺用固定金具1を枠組足場27を構築する現場で建枠5の脚柱6に取り付けるか、或いは枠組足場27を構築する以前の建枠5の製造工場の出荷時又は資材置き場にある段階で建枠5の脚柱6に取り付けるかのいずれの方法を採用したとしても、この発明の係る実施の形態では、一つの枠組足場27に、建物や橋脚等の構築物と反対側に相当する足場板25の外側に、二つの手摺柱13,13とこの二つの手摺柱13,13の間に架設された少なくとも一つ以上の手摺42との組み合わせからなる先行手摺が構築されることになる。
次に、前述した手順によって左右一対の建枠5,5の建物や橋脚等の構築物と反対側に相当する左右一対の脚柱6,6の上端部に先行手摺用固定具1,1が取り付けられている状態から、手摺42を取り付ける方法を説明する。
まず、先行手摺用固定具の嵌合支柱に手摺柱を取り付ける方法を、主に図2及び図4にしたがって説明する。
嵌合支柱3に手摺柱13を取り付けるには、手摺柱13を垂直に立てた姿勢のままその下端開口部31を嵌合支柱3の上方から差し込んで行くと、手摺柱13の下端44が嵌合支柱3の内部に組み込まれたロック装置17の抜け止めピン16の上面傾斜部21に当たるが、そのまま下降させることで手摺柱13の下端44が上面傾斜部21を滑り嵌合支柱3の側面から突出する方向に付勢されている抜け止めピン16を内側に押し込む分力が発生するので、抜け止めピン16が嵌合支柱3の中心部に向かって押し込まれて嵌合支柱3の内部に埋没した後、抜け止めピン16の最先端20は手摺柱13の内周面を摺動して止め孔15の中心と抜け止めピン16の中心とが一致した場合に手摺柱13の止め孔15から抜け止めピン16が突出して、抜け止めピン16の水平面22が止め孔15の下側内周面に係合することで手摺柱13が嵌合支柱3の所定の位置で直立状態に固定されることになる。
なお、手摺柱13には予め所定の高さにグラビティロックや外形に凹凸形状からなる突片等の人為的な操作をしないとロック状態を解除できない機構を有する係止部43が設けられている。
また、手摺42の両端部には、図9に示したように、係止部43に係合する係合孔44,44が穿設されており、この係合孔44は手摺42の長手方向と平行な長辺を有する矩形状の長孔とすることで、一対の手摺柱13の間の距離の多少の変化に対応できるようになっている。
そこで、図5に示したように、下段の枠組足場27aから手摺42の一端部を持って、手に持っていない方の手摺42の他端部に設けられている係合孔44を最初に取り付けた手摺柱13に設けられている係止部43に差し込む。
次に、図6に示したように、手に持っている手摺42の一端部に設けられている係合孔44をこれから取り付ける手摺柱13に設けられている係合部43に差し込んで、既に一方の先行手摺用固定具1の嵌合支柱3に取り付けられている手摺42の係合部43を回動軸として、これから取り付ける手摺柱13を垂直に立てた姿勢のまま持ち上げるようにして、その下端開口部31を他方の先行手摺用固定具1の嵌合支柱3の上方から差し込むようにして手摺柱13を持っている手を下げてくれば、手に持っている手摺柱13の止め孔45に抜け止めピン16が係合して嵌合支柱3の所定の位置で固定されることになり(図7を参照)、同時に建物や橋脚等の構築物と反対側に相当する足場板25の外側に、二つの手摺柱13,13とこの二つの手摺柱13,13の間に架設された少なくとも一つ以上の手摺42との組み合わせからなる先行手摺が構築されることになる。
その後、図8に示したように、下段の足場板25の上から上段の枠組足場27bの左右一対の建枠5b,5bの腕木24,24に上段の足場板25を架設すれば、先行手摺が構築された枠組足場27が完成する。
なお、手摺42と手摺柱13とからなる先行手摺を解体するためには、弾性部材18の付勢力に抗して手動で抜け止めピン16を内側に押し込んで、抜け止めピン16の水平面22が止め孔15の下側内周面に係合を解除してから手摺柱13を上方に持ち上げていき、左右の先行手摺用固定金具1,1の嵌合支柱3,3から手摺柱13を一本ずつ取り外せばよい。
また、前述したように、支柱本体2の下方に設けられた間隔保持部材4aの平面視の幅寸法Aは、本体支柱2の外径寸法とほぼ等しい上方の間隔保持部材4bの平面視の幅寸法Bより小さくしているので、下方の間隔保持部材4aに把持金具11を使用して建枠5の脚柱6を固定した場合であっても、挟持突片37から外側に張り出す金具取付ボルト40の高さとナット41の高さを足した寸法を支柱本体2の外径寸法とほぼ等しい値に抑えられている。そのため、先行手摺用固定金具1を取り付けた状態の建枠5の最大幅は把持金具11を脚柱6に取り付けた際の円弧状把持部36の外径寸法となり、この円弧状把持部36の外径寸法は建枠5の脚柱6の外径寸法に円弧状把持部36の板厚の2倍の寸法を足した値であって、建枠5の脚柱6の外径寸法より僅かに大きいものである。したがって、脚柱6に先行手摺用固定金具1を取り付けた建枠5であっても、脚柱6の外径寸法を超える大きな突起部が存在しないため、複数の建枠5を積み重ねた状態でも安定するので、この発明の実施の形態に係る先行手摺用固定金具付き建枠を採用した場合には、先行手摺用固定金具の付いていない一般の建枠と同様に製造工場や資材置き場における保管は勿論、運搬等の移動の際にも取り扱いが容易である。
この発明の実施の形態に係る先行手摺用固定金具の斜視図である。 同実施の形態に係る先行手摺用固定金具の一部破断した正面図である。 同実施の形態に係る先行手摺用固定金具を建枠に取り付けた状態を示した正面図である。 同実施の形態に係る先行手摺用固定金具に手摺柱を取り付ける直前の状態を示した要部拡大正面図である。 最初に取り付けた手摺柱の係合部に手摺の一端部を係合した状態を示す説明図である。 図5の手摺柱の他端部に後から取り付ける手摺柱の係合部を係合した状態を示す説明図である。 図6の後から取り付ける手摺柱を先行手摺用固定具に取り付ける状態を示す説明図である。 下段の枠組足場から上段の足場板を取り付ける状態を示す説明図である。 中間部を省略した手摺の正面図である。 従来の建枠を使用した枠組足場の完成状態を示した斜視図である。
符号の説明
1 先行手摺用固定金具
2 支柱本体
3 嵌合支柱
4,4a,4b 間隔保持部材
5,5a,5b 建枠
6,6a,6b 脚柱
7 凹部
8 貫通孔
9 ジョイント取付孔
10 ボルト(固着部材)
11 把持金具
12 取付孔(取付部)
13 手摺柱
15 止め孔
16 抜け止めピン
24 腕木
27 枠組足場
28 筋交い
42 手摺
43 係合部
44 係合孔

Claims (5)

  1. 支柱本体の上端部に手摺柱が接続できる嵌合支柱を延設し、前記支柱本体の側面には建枠の脚柱の側面に当接する凹部を備えた上下一対の間隔保持部材を突設し、該一対の間隔保持部材の前記凹部を建枠の脚柱に接触させたときに前記支柱本体の軸心と建枠の脚柱の軸心とが互いに平行になると共に、前記一対の間隔保持部材の間に相当する前記支柱本体の側面には、建枠の脚柱の上端部の側面に設けられている対向した一対のジョイント取付孔の中心を結ぶ仮想線と同一直線上に位置する中心を備えた対向する一対の貫通孔を有していることを特徴とする先行手摺用固定金具。
  2. 前記嵌合支柱には、手摺柱を上方から取り付ける際に手摺柱の下端によって抜け止めピンが内側に押し込まれた後、所定の位置で前記抜け止めピンが外側に飛び出して手摺柱に設けられている止め孔に前記抜け止めピンが嵌合してロック状態となり、手摺柱を取り外す際に手動で前記抜け止めピンを内側に押し込んで前記ロック状態を解除することのできるロック装置が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の先行手摺用固定金具。
  3. 前記上下一対の間隔保持部材のうち、下方の間隔保持部材には建枠の脚柱を把持する把持金具が接続できる取付部を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の先行手摺用固定金具。
  4. 前記上下一対の間隔保持部材のうち、下方の間隔保持部材の平面視の幅寸法は上方の間隔保持部材の平面視の幅寸法より小さく、前記把持金具は、建枠の脚柱の外周の1/2以上を把持することのできる円弧状把持部と該円弧状把持部から外側に延出した前記下方の間隔保持部材を挟み込むことのできる一対の向かい合った挟持突片とからなり、該一対の挟持突片の開口部の寸法は建枠の脚柱の外径寸法より小さく、かつ、建枠の連結補強材の外径寸法より大きいことを特徴とする請求項3に記載の先行手摺用固定金具。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか一つに記載の先行手摺用固定金具を建枠に取り付けた先行手摺用固定金具付き建枠であって、建枠の脚柱の上端開口部にジョイントを差し込み、該ジョイントを建枠に取り付けるための対向した一対のジョイント取付孔と前記支柱本体に有する対向した一対の貫通孔とを貫通する固着部材を使用して建枠の外側に前記先行手摺用固定金具を着脱自在に固定していることを特徴とする先行手摺用固定金具付き建枠。
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