JP2017223082A - 先行手すり - Google Patents

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Abstract

【課題】仮設足場の構築及びその解体に際して、支柱への取り付け及び取り外しを簡便かつ安全に行うことができる先行手すりを提案する。
【解決手段】仮設足場を構築する際、作業床Bの形成に先立って隣接支柱Pの相互間に設置される先行手すり1であって、手すり本体2と、手すり本体2の両端にそれぞれ設けられ、支柱Pの周壁に設けられたソケットSに係止される係止部3と、係止部3にそれぞれ第1の枢軸q1を介して回動可能に保持され、相互の交差姿勢でもって自由端を係止部3の下方でP支柱にそれぞれ連結可能な一対のブレース4と、を備え、係止部3は、第2の枢軸q2を介して回動可能に手すり本体2に保持されている先行手すり1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築現場や土木工事現場で構築される仮設足場に用いて好適な先行手すりに関するものである。
建築現場や土木工事現場において構築される工事用の仮設足場は、複数本の支柱と、これらの支柱を相互につなぐ複数本の腕木材と、該腕木材の相互間に架け渡され、作業床や通路を形成する複数枚の足場板と、該足場板の外側で支柱の相互間に固定保持され、作業床上での安全性を確保する手すりとを適宜組み合わせたもので構成されている。
このうち手すりとしては、組立て時には上層の作業床を形成する前段階で支柱の相互間に手すりを予め取り付け、解体時には上層の作業床を取り外すまで手すりを残す手すり先行工法に適したもの(先行手すり)があり、このような先行手すりは、足場からの墜落災害防止に大きく貢献している。
ところで、例えば特許文献1に開示されるような従来の先行手すりは、図9に示すように、棒状部材にて構成される手すり本体102と、該手すり本体102の端部に形成された曲げ部102aの末端に溶接され、支柱Pの側壁に設けられたソケットSに差し込まれて連結される係止部103と、該係止部103にそれぞれ枢軸qを介して回動可能に保持された一対のブレース104とからなるものであり、かかる先行手すりを支柱Pに取り付けるには、まず、図9(a)に示すようにブレース104を手すり本体102とともに持ち上げ、図9(b)に示すように一方の係止部103の鉤部103bをソケットSに引っ掛けた状態で他方のブレース104を持ち上げて手すり本体102を水平姿勢とし、この状態で図9(c)に示すように両側の係止部103の鉤部103bを支柱PのソケットSに差し込み、その後、図9(c)に示すように2本のブレース104を相互に交差させるとともにその自由端を固定部等を介して支柱にそれぞれ固定するという手順になる。当該先行手すりを解体する場合の手順は取り付け時の手順と逆であり、つまり、ブレース104の下端を支柱Pから外し、2本のブレース104を持ち上げることで両側の係止部103の鉤部103bを支柱PのソケットSから引き抜くという手順になる。
特開2012−197609号公報
しかしながら、この種の先行手すりにあっては、取付け時には手すり本体102を完全な水平姿勢とした状態で両側の係止部103の鉤部103bを支柱PのソケットSに同時に差し込む必要があり、この際手すり本体102が水平でないと係止部103の鉤部103bが支柱のソケット内で引っかかってスムーズに差し込むことはできない。解体時も同様であり、両側の係止部103を同時に持ち上げてソケットSから引き抜く必要があり、片側を先に外してしまうと他側の係止部103がソケットに引っ掛かって外れにくくなる。したがって、従来の先行手すりはその取り付け及び取り外しに際して手間がかかるものであり、また、取り付け及び取り外し時に両手が塞がることから安全性についても改善の余地があった。
それ故本発明の目的は、仮設足場の構築及びその解体に際して、支柱への取り付け及び取り外しを簡便かつ安全に行うことができる先行手すりを提案することにある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明は、仮設足場を構築する際、作業床の形成に先立って隣接支柱の相互間に設置される先行手すりであって、手すり本体と、前記手すり本体の両端にそれぞれ設けられ、前記支柱の周壁に設けられたソケットに係止される係止部と、前記係止部にそれぞれ第1の枢軸を介して回動可能に保持され、相互の交差姿勢でもって自由端を前記係止部の下方で前記支柱にそれぞれ連結可能な一対のブレースと、を備え、前記係止部は、第2の枢軸を介して回動可能に前記手すり本体に保持されていることを特徴とするものである。
なお、本発明の先行手すりにあっては、前記第2の枢軸は、前記手すり本体の端部に長手方向を該手すり本体の延在方向と一致するよう設けられた長穴内に挿通されていることが好ましく、この場合、前記係止部は、前記長穴内を前記第2の枢軸が移動することにより前記手すりの延在方向に移動可能であり、その移動可能距離は5mm以上20mm以下であることが好ましい。
また、本発明の先行手すりにあっては、前記手すり本体に対して前記ブレースを折り畳んだ際に前記手すり本体と前記ブレースとが近接するよう前記第1の枢軸及び第2の枢軸間の距離が設定されていることが好ましい。ここで「近接する」とは、手すり本体に対してブレースを折り畳んだ際に、手すり本体とブレースとの間の隙間がブレースの太さ(太さが長手方向に均一でない場合には最大太さ)以下となる位置関係を意味するものとする。
本発明の先行手すりにあっては、手すり本体の各端部に設けられた係止部は第2の枢軸を介して手すり本体に対して回動可能であり、先行手すりを支柱に取り付けるには、まず、片方の係止部を支柱に設けられたソケットに係止させ、次いでソケットに連結された係止部の第2の枢軸を中心に手すり本体を回動させ、他方の係止部を他の支柱のソケットに係止させることができる。また、先行手すりを支柱から取り外す際には、片方の係止部において支柱のソケットとの係止を解除し、次いで他方の係止部において支柱のソケットとの係止を解除することができる。
したがって、本発明の先行手すりによれば、手すり本体の端部に設けられた係止部を片側ずつ支柱へ取り付け、又はその取り外しを行うことができるため、図9を参照して説明した、手すり本体を水平に保持した状態で両側の係止部を同時にソケットに差し込む又は引き抜く必要がある従来の先行手すりに比べて、先行手すりの支柱への取り付け及びその取り外し作業を簡便に行うことができる。
本発明の一実施形態の先行手すりを支柱に組み付けた状態で示す概略図である。 本発明の一実施形態の先行手すりを取り付けるのに適したソケット付きの支柱を示す斜視図である。 図1の先行手すりにおける手すり本体を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面又は背面図である。 図1の先行手すりにおけるブレースを示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 図1の先行手すりにおける係止部を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は背面図である。 図1に示した先行手すりの支柱への取り付け手順を説明する概略図である。 (a)は図6(c)の一部を拡大して示す概略図であり、(b)は図7(a)の状態から係止部の鉤部を支柱のソケットに差し込んだ後の様子を示す概略図である。 図1に示した先行手すりを折り畳んだ状態で示す概略図である。 従来の先行手すりを支柱に組み付ける手順を示した概略図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態の先行手すり1は、主として、隣接する支柱P間に水平に架け渡される手すり本体2と、支柱Pの周壁に設けられたソケットSに係止され、手すり本体2を支柱Pに連結する係止部3と、係止部3にそれぞれ第1の枢軸q1を介して回動可能に保持され、相互の交差姿勢でもって自由端を係止部3の下方で支柱Pにそれぞれ連結可能な一対のブレース4(筋交い)とを備える。更に図1には、紙面奥行き方向で隣接する支柱Pを相互につなぐ複数本の腕木材Aと、該腕木材Aの相互間に架け渡され作業床や通路を形成する足場板Bも示されている。
ここで支柱Pの周壁に設けられたソケットSとしては、その要部を図2に拡大して示すように、例えば、支柱Pの周壁に対面する対向壁s1と、該対向壁s1の左右端縁から支柱Pの周壁に向けて延出するとともに該周壁に溶接等で固定された一対の側壁s2,s3とからなる断面コ字状に形成され、その内側に上下において貫通する通路を有し、その通路内に先行手すり1の係止部3を差し入れることができるものが適用される。しかし本発明に適用可能なソケットはこれに限られず、先行手すり1の係止部3を支柱Pの周壁に連結させることが可能であるならばその構造は開口部を有するフランジ(図示省略)等、適宜変更することができる。
本実施形態の先行手すり1を構成する各部材について説明すると、図3に示すように手すり本体2は、一端から他端に真っ直ぐ延びるとともに端部2a,2bがそれぞれ偏平に潰された中空パイプ状の部材にて構成されている。手すり本体2には、図9において示したような曲げ部102aは設けていない。手すり本体2の偏平な端部2a,2bには、長手方向を該手すり本体の延在方向と一致するよう設けられた長穴5がそれぞれ形成されている。
図1及び図4に示すように、ブレース4は、第1の枢軸q1によって係止部3に回動自在につながれる固定端4aから反対側の自由端4bに向けて真っ直ぐに延びるとともにその両端部4a,4bが偏平に潰された中空パイプ状の部材にて構成されている。第1の枢軸q1はリベットやボルトなどの連結ピンで構成することができる。
図1に示すように、ブレース4の自由端4bには固定部6が設けられている。固定部6は、具体的に、ブレース4の自由端4bに支持され、ソケットSを上下において挟み込む挟持部7a,7bを有するブラケット7と、このブラケット7の挟持部7a,7b及びソケットSを上下に貫いてそれらを相互に離脱不能に連結する楔部材8とを有している。楔部材8には楔部材8の延在方向(図1では上下方向)に沿って延びる縦穴(貫通穴)8aが形成されており、楔部材8は、この縦穴8aに挿通されたリベット9を介してブラケット7に昇降自在に保持されている。
図1に示すように、係止部3は、手すり本体2の端部2a,2bに連結されるベース3aと、このベース3aの下端に垂下保持され、支柱PのソケットSに差し込まれる鉤部3bとを有しており、この鉤部3bを支柱PのソケットSに差し込むことによって手すり本体2は支柱Pに連結される。
係止部3はその平面、正面、側面、背面を図5(a)〜(d)に示すように、プレス加工により所定形状に成形した板状部材に曲げ加工を施してなる一体成形体であり、支柱に連結した際に支柱の周壁に当接可能なガイド壁9aと、該ガイド壁9aの左右端縁から支柱に対して離間する方向に延出してその相互間に手すり本体2の偏平な端部2a,2b及びブレース4の偏平な端部4aの挿入空間を形成する一対の側壁9b,9cとを有している。また、図5(b),(d)に見てとれるように、一対の側壁9b,9cの下端は先細りとなるよう曲げ成形されており、これにより支柱PのソケットS内への鉤部3bの差し込みは容易に行うことができる。また図5(c)において符号h1は第1の枢軸q1を挿通させる穴であり、h2は第2の枢軸q2を挿通させる穴である。また、ベース3aの下端には鉤部3bを支柱PのソケットSに差し込んだ際にソケットSの対向壁s1の上端に当接する係止面3aが設けられている。
そして、図1に示すように係止部3はそのベース3aにおいて第2の枢軸q2を介して回動可能に手すり本体2に保持されている。第2の枢軸q2はリベットやボルト等の連結ピンで構成される。第2の枢軸q2は手すり本体2の端部2a,2bに形成された上述の長穴5に挿通されるとともに係止部3を手すり本体2に連結している。したがって、係止部3は第2の枢軸q2を介して手すり本体2に対して回動可能であり、かつ長穴5の範囲内で手すり本体2の延在方向に沿って移動可能である。
更に係止部3の上端には、その一対の側壁9b,9c間の上部開口を塞ぎ手すり本体2に対する係止部3の回動を規制する規制板11が設けられている。規制板11は、その下面に手すり本体2の端部2a,2bが当接することで係止部3の、第2の枢軸q2を中心とした外側への過度な拡開が防止されるよう構成されたものであり、具体的には係止部3の鉤部3b又はガイド壁9aの延在方向と手すり本体2の延在方向(軸心)とのなす角度θ(図7参照)が110°、好ましくは100°を超えないよう係止部3の回動を規制する。一方、手すり本体2の端面は略半円状の湾曲面であるため、規制角度以下では係止部3は内側へ自由に回動可能である。
図6(a)〜(d)は、上述した先行手すり1の取り付け手順について示すものである。先行手すり1を支柱Pに取り付けるには、まず、図6(a)に示すように一方のブレース4を手すり本体2に対して折り畳んだ状態で当該ブレース4を下方へ引っ張り、係止部3の鉤部3bを略垂直姿勢へと回動させ、その姿勢のまま係止部3の鉤部3bを支柱Pに設けられたソケットSに差し込み、当該一方の係止部3(図示例では左側の係止部3)を支柱Pに連結する。
次いで、図6(b)に示すように、他方の係止部3(図示例では右側の係止部3)につながれたブレース4を持ち上げることで、図6(c)に示すように、手すり本体2を略水平姿勢となるまで回動させるとともに当該他方の係止部3も持ち上げる。この際、図7(a)に示すように係止部3は規制板11によって拡開方向への回動が規制されるため、当該係止部3の鉤部3bは略垂直姿勢となる。また、手すり本体2の、第2の枢軸q2が挿通される穴は長穴5として形成されているため、図中矢印で示すように、第2の枢軸q2を長穴5内で内側に移動させることで、係止部3を鉤部3bの略垂直姿勢を維持したまま手すり本体2の内側へ移動させることができる。これにより、図7(a)に仮想線で示した係止部3と支柱Pとの干渉は回避することができ、図7(b)に示すように係止部3をソケットS内にスムーズに差し込むことができる。
最後に、図6(d)に示すように、2本のブレース4の自由端4bを固定部6を介して係止部3の下方のソケットSにそれぞれ固定する。ブレース4の自由端4bを支柱PのソケットSに固定すると、係止部3には外側へ押し広げられるような力が加わるため、図7(b)中の矢印が示すように、第2の枢軸q2は長穴5内で外側の正規の位置へ移動する。なお、どちらのブレース4を先に固定するかは任意であり、順序は問わない。
先行手すり1を支柱Pから取り外すには、上記手順と反対の手順で行えばよく、つまり、固定部6によるブレース4の下端の固定を解除し、左右いずれか一方の係止部3を一方のブレース4を持ち上げることによりソケットSから引き抜き、次いで左右いずれか他方の係止部3を他方のブレース4を持ち上げることによりソケットSから引き抜けばよい。
図6及び7を参照して説明した手順からも明らかなように、本実施形態の先行手すり1によれば、手すり本体2の端部2a,2bに設けられた係止部3を片方ずつ支柱Pへ取り付け、又はその取り外しを行うことができるため、図9で示したような、手すり本体102を完全な水平に保持した状態で両側の係止部103を同時にソケットSに差し込む必要がある従来の先行手すり100に比べて、先行手すり1の支柱Pへの取り付け及びその取り外し作業を簡便に行うことができる。
また、本実施形態の先行手すり1によれば、手すり本体2の端部2a,2bに第2の枢軸q2を挿通させる長穴5を設けたことから、係止部3を支柱Pに設けられたソケットSに差し込む際に当該係止部3を内側に移動させ、支柱Pとの干渉を回避することができるとともに、係止部3をソケットSにスムーズに差し込むことができる。このことから、長穴5による各係止部3の移動可能距離は、例えば5mm以上20mm以下とすることが好ましく、10mmであることがより好ましい。長穴5による係止部3の移動可能距離が5mm未満であると係止部3をソケットSに差し込む際の係止部3と支柱Pとの干渉を十分に回避できない可能性があり、20mmを超えると係止部3が内側へ過度に移動しソケットSに差し込みにくくなる可能性があるからである。
また、実際の足場構築現場では、上下に継ぎ合わされた支柱Pのジョイント部の遊び等により支柱Pは完全な垂直ではなく、僅かに傾斜する場合がある。例えば、支柱Pが内側に傾いている場合には、先行手すり1を架け渡す支柱P間のスパンが基準よりも短くなり、先行手すり1の係止部3を支柱PのソケットSに差し込みにくくなる。しかし、本実施形態の先行手すり1のように、手すり本体2の端部2a,2bに長穴5を設け、この長穴5に第2の枢軸q2を挿通させる構成とすることにより、左右の係止部3間の距離を調整することができるようになり、支柱P間のスパンが基準よりも短い場合あるいは長い場合においても当該スパンの変化を補償して先行手すり1を容易に取り付けることができる。
さらに、本実施形態の先行手すり1によれば、手すり本体2に曲げ部102a(図9参照)を設けず、直線状に延在する構成したことから、係止部3を第2の枢軸q2を介して回動可能としたことと相俟って、図8に示すようにブレース4を手すり本体2と近接する位置まで折り畳むことができる。これにより、手すり本体2及びブレース4を纏めて片手で掴んで持ち運ぶことができるようになり、空いた方の手で周囲の手すりや支柱Pにつかまることができて持ち運び時の安全性を高めることができる。これをより確実とするため、手すり本体2に対してブレース4を折り畳んだ際の手すり本体2とブレース4との隙間gがブレース4の太さ(最大太さ)以下となるよう第1の枢軸q1と第2の枢軸q2とのなす距離Lを設定するのが好ましい。
本発明の先行手すりによれば、支柱への取り付け及び取り外しを簡便かつ安全に行うことができる。
1 先行手すり
2 手すり本体
3 係止部
3a ベース
3b 鉤部
4 ブレース
5 長穴
6 固定部
11 規制板
q1 第1の枢軸
q2 第2の枢軸
P 支柱
S ソケット

Claims (4)

  1. 仮設足場を構築する際、作業床の形成に先立って隣接支柱の相互間に設置される先行手すりであって、
    手すり本体と、
    前記手すり本体の両端にそれぞれ設けられ、前記支柱の周壁に設けられたソケットに係止される係止部と、
    前記係止部にそれぞれ第1の枢軸を介して回動可能に保持され、相互の交差姿勢でもって自由端を前記係止部の下方で前記支柱にそれぞれ連結可能な一対のブレースと、を備え、
    前記係止部は、第2の枢軸を介して回動可能に前記手すり本体に保持されていることを特徴とする先行手すり。
  2. 前記第2の枢軸は、前記手すり本体の端部に長手方向を該手すり本体の延在方向と一致するよう設けられた長穴内に挿通されていることを特徴とする請求項1に記載の先行手すり。
  3. 前記係止部は、前記長穴内を前記第2の枢軸が移動することにより前記手すりの延在方向に移動可能であり、その移動可能距離は5mm以上20mm以下であることを特徴とする請求項2に記載の先行手すり。
  4. 前記手すり本体に対して前記ブレースを折り畳んだ際に前記手すり本体と前記ブレースとが近接するよう前記第1の枢軸及び第2の枢軸間の距離が設定されていることを特徴とする請求項1から3までの何れか一項に記載の先行手すり。
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