JP6302498B2 - デッキプレート支持具とそれを用いたスラブ施工方法 - Google Patents

デッキプレート支持具とそれを用いたスラブ施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、H型鋼を構造材料とする建築物において床や天井等にコンクリートスラブを形成するスラブ施工方法に係り、特に、型枠として用いられるデッキプレートの再利用を可能とするデッキプレート支持具とそれを用いたスラブ施工方法に関する。
鉄筋コンクリートや鉄骨鉄筋コンクリートを構造材料とする建築物では、鋼製の板材を加工したデッキプレートがコンクリートスラブを形成する際の型枠として用いられることがあるが、従来、デッキプレートは梁の上面に溶接やボルト締め等によって固定されていた。しかしながら、このような方法では、コンクリートの固化に伴って、デッキプレートがスラブに埋設されてしまうため、回収が困難になるという問題があった。
ここで、デッキプレートの構造について図6を用いて説明する。図6(a)はデッキプレートの側面図であり、図6(b)及び図6(c)は図6(a)に示したデッキプレートを構成する2種類の型枠部材の平面図である。
なお、図6(b)及び図6(c)は図6(a)において矢印Bで示す方向に見たデッキプレートを2つの型枠部材に分解した状態を示す図に相当する。
図6(a)乃至図6(c)に示すように、デッキプレート51は、コンクリートを打設する際に上面54a,55aが成型面となる平板54,55と、この平板54,55の下面54b,55bに溶接や接着あるいはリベットやビスによって固定される角パイプ56,57によって構成される厚さ0.8mm程度の鋼板製の型枠部材52,53からなる。
角パイプ56,57はいずれも一端が扁平状に押圧変形されており、この端部(以下、扁平端56b,57bという。)を閉塞するように鋼板製の長尺部材(図示せず)がその内部に挿設されている。そして、角パイプ56の外径は角パイプ57の内径よりも小さく、開口端56aは開口端57aに対して挿通可能に形成されている。
角パイプ56の上面は平板54に対し、長手方向の中央付近と扁平端56bの近傍の2か所がスポット溶接されており、角パイプ57の上面は平板55に対し、長手方向の中央付近と両端近傍の3か所がスポット溶接されている。これにより、型枠部材52は、型枠部材53の角パイプ57の内部に角パイプ56を挿通するようにして、平板54の下面54bと角パイプ56の上面の間に、平板55を所定の長さだけ挿入可能となっている。
なお、平板54,55は厚さが0.8mm程度と薄いため、平板54の下面54bと角パイプ56の上面の間に平板55を挿入して平板54,55の一部を重ね合わせた後、上面54a,55aにコンクリートを打設した場合でも、平板54の下面54bと平板55の上面55aの間にコンクリートが入り込むおそれはない。
このように、デッキプレート51は、角パイプ56の開口端56aを角パイプ57の開口端57aの内部に挿入するようにして型枠部材52を型枠部材53に連結し、図6(a)に矢印Xで示すように型枠部材52,53を互いにスライドさせることで、全長が容易に変化する構造となっている。したがって、デッキプレート51は、コンクリートスラブから回収した後の利用範囲が広く、再利用に適している。
しかしながら、前述したように、デッキプレート51は梁の上面に溶接やボルト締め等によって固定してしまうと、コンクリートスラブからの分離及び回収が困難になるため、容易に再利用できないという課題があった。
このような課題に対処するべく、近年では、コンクリートスラブの施工時にデッキプレートを回収可能な状態に設置する方法が提案されている。例えば、特許文献1には、「型枠支持具およびこれを用いたスラブ施工方法」という名称で、コンクリートスラブを施工する際に用いられる型枠を支持するのに適した型枠支持具と、その型枠支持具を用いてコンクリートスラブを施工する方法に関する発明が開示されている。
特許文献1に開示された「型枠支持具」は、鉄骨鉄筋コンクリート構造の建築物のスラブを形成する際に型枠が上面に載置される角材を支持するために、H型鋼の上下のフランジの間に設置された状態で使用されるものであり、可動体と、ネジ機構と、ナットからなり、上下方向に伸縮自在な支承体と、この支承体の上方において角材を受けるトッププレートを備えたことを特徴とする。
このような構造により、型枠を安定した状態で確実に支持することが可能となっている。
また、特許文献2には、「仮設型枠支持装置」という名称で、コンクリートスラブを施工する際に使用される型枠を支持するための装置に関する発明が開示されている。
特許文献2に開示された発明は、仮設型枠を下方から支持する仮設支持部と、梁の上下のフランジの内面をそれぞれ圧接可能に仮設支持部の両端部位に配置される固定機構を備えた構造となっている。
この場合、仮設支持部が固定機構によって梁に固定されるため、階下の床面まで延びる支柱を利用して仮設支持部を支持する必要がない。
特開2015−105552号公報 特開2002−303041号公報
特許文献1に開示された発明においては、型枠支持具がH型鋼の梁の上側のフランジとトッププレートの間に角材を挟むようにして固定される構造であるため、角材をH型鋼の上側フランジの下面に当接させた状態を維持しつつ、型枠支持具のナットを操作して可動体を上昇させなければならない。また、この時点では型枠支持具がH型鋼に固定されておらず、不安定な状態にあるため、上記操作は、支柱ボルトの部分を手で保持するなどして、型枠支持具をしっかりと固定した状態で行う必要がある。さらに、型枠支持具をH型鋼から取り外す場合にも角材が落ちないように支持しなければならない。しかも、角材は長尺の重量物であるため、その上面を水平な状態に保って、H型鋼の上側フランジの下面に当接させた状態を維持することは容易でないものと推察される。
また、角材の上面は上側のフランジの下面に当接する構造であるため、角材の上面の高さを調節することができない。したがって、この型枠支持具をフランジの厚さが異なるH型鋼に用いる場合には、型枠の下面側にスペーサを設置するなどして型枠の上面の高さを調節しなければならず、型枠の設置作業に時間を要するという課題があった。
さらに、可動体を構成する支柱パイプはネジ機構を構成する支柱ボルトに遊装されているのみで、支柱ボルトに対して支柱パイプの回動を拘束するような構造となっていないため、ナットを回動させた際にトッププレートの連れ回りを完全には防止できない。加えて、型枠支持具を持ち運んだり、H型鋼に取り付けたりする作業中に支柱ボルトから支柱パイプが不用意に抜け落ちてしまうおそれもある。
特許文献2に開示された発明は、角材の上面の高さを調節可能な構造ではないため、上側のフランジの厚さが異なるH型鋼の梁に用いる際には、特許文献1に開示された発明の場合と同様に、型枠の下面側にスペーサを設置するなどして型枠の上面の高さを調節する必要がある。したがって、型枠の設置作業を短時間で効率良く行うことができない可能性が高い。
また、ボルトやナットなどからなり、梁のフランジの内面を圧接可能に設置される固定機構がその中心軸周りの回動を拘束される構造となっておらず、ボルトを回動させる際に、他の部分が連れ回りしないように手で押さえなければならないため、作業性が良くないものと考えられる。
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、上下のフランジの間隔やフランジの厚さが異なる複数種類のH型鋼に対して共通して使用することができ、H型鋼への取り付け及び取り外しを短時間で安全に効率良く行うことが可能なデッキプレート支持具とそれを用いたスラブ施工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、上側フランジと下側フランジが水平をなすように設置されたH型鋼を構造材料とする建築物において、コンクリートスラブを施する際に鉛直方向と平行な状態で上側フランジと下側フランジの間に設置されて角材を支持するデッキプレート支持具であって、外周面に雄ネジ部が設けられるとともに上部受け金具が上端に取り付けられた支柱と、下端に下部受け金具が取り付けられるとともに上方から挿入された支柱を回動自在に保持する筒状の脚部と、支柱へ回動可能に外挿される筒状の支持金具と、この支持金具に設置される角材受け金具と、支持金具と脚部の間において支柱の雄ネジ部に螺合される上部ナット及び下部ナットと、を備えたことを特徴とするものである。
上記構造のデッキプレート支持具においては、支柱が脚部の上方に配置されるとともに支柱の軸方向が鉛直方向と平行になるように設置された状態で下部ナットを回動させると、支柱が上下方向へ移動するという作用を有する。さらに、この状態で上部ナットを回動すると、角材受け金具が支持金具とともに上下方向へ移動するという作用を有する。
また、第2の発明は、第1の発明において、支持金具及び脚部に対し半径方向の内側へ向けて先端が突出するようにそれぞれ設けられる上部ガイド部材及び下部ガイド部材と、先端が内部に配置された状態で上部ガイド部材及び下部ガイド部材を長手方向へ案内可能に、支柱の外周面に上端と下端の間で軸方向と平行に設けられるガイド溝と、を備えたことを特徴とするものである。
このような構造のデッキプレート支持具においては、上部ガイド部材の先端が支柱の外周面に軸方向と平行に設けられたガイド溝内に配置されるとともに、この上部ガイド部材が支持金具に設けられていることから、第1の発明の作用に加えて、ガイド溝が支持金具の移動方向を支柱の軸方向のみに限定し、支柱に対する支持金具の回動を防ぐという作用を有する。
また、下部ガイド部材の先端が上記ガイド溝内に配置されるとともに、この下部ガイド部材が脚部に設けられていることから、ガイド溝が脚部の移動方向を支柱の軸方向のみに限定し、支柱に対する脚部の回動を防ぐという作用を有する。
さらに、ガイド溝の両端を閉じた構造とすれば、上部ガイド部材及び下部ガイド部材がガイド溝の上端及び下端にそれぞれ係止することにより、支柱からの支持金具と脚部の抜け落ちが防止されるという作用を有する。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明において、角材受け金具は、平板材の一端が直角に曲折されたような形状をなし、支柱の軸方向に直交するように一端が支持金具に固定され平面視矩形状をなす第1の平坦部と、この第1の平坦部の他端から上方へ向かうように延設される第1の直立部からなることを特徴とするものである。
上記構造のデッキプレート支持具においては、第1の発明又は第2の発明の作用に加えて、支柱が脚部の上方に配置されるとともに支柱の軸方向が鉛直方向と平行になるように設置された状態で角材受け金具の第1の平坦部の上面に角材を載置した場合、第1の平坦部によって角材が水平に保持されるという作用を有する。そして、第1の直立部は第1の平坦部の上面に載置された角材を支柱の軸中心周りに回動させないように保持するという作用を有する。
第4の発明は、第1の発明乃至第3の発明のいずれかにおいて、上部受け金具は、平板材の一端が直角に曲折されたような形状をなし、支柱の軸方向に直交するように配置され平面視矩形状をなす第2の平坦部と、この第2の平坦部の端部から上方へ向かうように延設される第2の直立部からなることを特徴とするものである。
上記構造のデッキプレート支持具においては、支柱の軸方向が鉛直方向と平行をなし、かつ、上部受け金具と下部受け金具によってH型鋼の上側フランジの下面と下側フランジの上面をそれぞれ押圧するとともに上部受け金具の第2の直立部が上側フランジの端面に当接するように上側フランジと下側フランジの間に設置された場合、第1の発明乃至第3の発明のいずれかの作用に加えて、H型鋼の上側フランジに上部金具が係止することにより、支柱の軸中心周りの回動が阻止されるという作用を有する。
第5の発明は、第1の発明乃至第4の発明のいずれかにおいて、下部受け金具は、矩形状の平板材の両端が折り曲げられて側面視「コ」の字状をなし、支柱の軸方向に直交するように配置される一対の第3の平坦部と、この一対の第3の平坦部の一端同士を接続するように設けられる第3の直立部からなることを特徴とするものである。
上記構造のデッキプレート支持具では、支柱の軸方向が鉛直方向と平行をなし、かつ、上部受け金具と下部受け金具によってH型鋼の上側フランジの下面と下側フランジの上面をそれぞれ押圧するとともに下部受け金具の一対の第3の平坦部によって下側フランジが上下から挟み込まれ、第3の直立部が下側フランジの端面に当接するように上側フランジと下側フランジの間に設置された場合、第1の発明乃至第4の発明のいずれかの作用に加えて、H型鋼の下側フランジに下部金具が係止することにより、第3の直立部と平行な平面内における脚部の揺動と軸中心周りの脚部の回動が阻止されるという作用を有する。
第6の発明は、第2の発明において、支柱及び脚部は、外周面に半径方向へそれぞれ設けられる第1のネジ孔及び第2のネジ孔を備え、上部ガイド部材及び下部ガイド部材は、第1のネジ孔及び第2のネジ孔に螺挿されたことを特徴とするものである。
このような構造のデッキプレート支持具においては、第2の発明の作用に加えて、上部ガイド部材及び下部ガイド部材を所定の方向へ回動して第1のネジ孔及び第2のネジ孔から撤去すると、脚部と支持金具が支柱から抜き取り可能な状態になるという作用を有する。
第7の発明は、上側フランジと下側フランジが水平をなすように設置されたH型鋼を構造材料とする建築物において、第1の発明乃至第6の発明のいずれかに係るデッキプレート支持具を用いてコンクリートスラブを形成するスラブ施工方法であって、上側フランジと下側フランジの間にデッキプレート支持具を鉛直方向と平行に設置する工程と、上側フランジの下面と下側フランジの上面をそれぞれ押圧するようにしてデッキプレート支持具をH型鋼に対して固定する工程と、デッキプレート支持具に設置された角材をその上面が所定の高さになるまで上昇させる工程と、角材の上面にデッキプレートを設置する工程と、予め練り混ぜられたコンクリートをデッキプレートの上面に流し込む工程と、このコンクリートが固化した後に角材をデッキプレート支持具から撤去する工程と、固化したコンクリートからデッキプレートを取り外す工程と、H型鋼からデッキプレート支持具を撤去する工程と、を備えたことを特徴とするものである。
このような構成のスラブ施工方法によれば、上側フランジと下側フランジが水平をなすように設置されたH型鋼を構造材料とする建築物に対してコンクリートスラブを形成する際に、第1の発明乃至第6の発明のいずれかの作用が発揮される。
以上説明したように、第1の発明においては、支柱が脚部の上方に配置され、かつ、支柱の軸方向が鉛直方向と平行に設置された状態で下部ナットを回動させると、支柱が上下方向へ移動するため、全体の長さが変化する。したがって、上側フランジから下側フランジまでの距離が異なる複数種類のH型鋼に対しても、その距離に応じて全体の長さを調節することにより、支障なく設置することができる。
また、本発明によれば、上側フランジと下側フランジの間に設置された後に下部ナットを回動させて支柱を上昇させ、上側フランジの下面と下側フランジの上面に上部受け金具と下部受け金具を当接させた状態で、さらに下部ナットを回動させて支柱を上昇させると、上側フランジの下面と下側フランジの上面が上部受け金具と下部受け金具によってそれぞれ押圧される。これにより、H型鋼に対して確実に固定することができる。
さらに、本発明のデッキプレート支持具によれば、特許文献1に開示された発明とは異なり、H型鋼の上側フランジと上部受け金具の間に角材を設置するようにして固定される構造ではないため、当該デッキプレート支持具をH型鋼に固定するまでの間、長尺の重量物である角材を、その上面が上側フランジの下面に当接するように水平な状態で支持し続けるといった作業は不要である。また、当該デッキプレート支持具をH型鋼から取り外す際に、別途、角材を支持する必要もない。
そして、上部ナットを回動させることにより、角材受け金具に設置された角材の上面の高さを容易に調節できるため、フランジの厚さが異なるH型鋼に用いる場合にも、角材の上面にスペーサを設置するなどしてデッキプレートの上面の高さを調整する必要がない。したがって、型枠の設置作業を短時間で効率良く行うことができる。
第2の発明では、脚部と支持金具の移動方向が支柱の軸方向のみに限定されているため、上部ナットや下部ナットを回動させた際に脚部や支持金具が連れ回りをするおそれがない。したがって、第2の発明においては、第1の発明の効果を奏することに加えて、支柱や角材受け金具を上下方向に移動させて全体の長さや角材の上面の高さを調節する作業を極めて効率良く行うことが可能である。また、ガイド溝の両端を閉じた構造とすれば、持ち運びの際やH型鋼への設置若しくは撤去の際に、脚部や支持金具が支柱から勝手に抜け落ちてしまう心配がないため、安全性に優れている。
第3の発明によれば、支柱の軸方向が鉛直方向と平行になるようにH型鋼に設置された時点で、既に角材受け金具の第1の平坦部が水平な状態となっているため、第1の発明又は第2の発明の効果に加えて、角材の設置作業を効率良く行うことができるという効果を奏する。また、角材受け金具を上下方向へ移動させる際に、角材が支柱を軸として搖動するおそれがないため、当該作業を安全に効率良く行うことができる。
第4の発明では、第1の発明乃至第3の発明のいずれかの効果に加えて、上側フランジの下面と下側フランジの上面が上部受け金具と下部受け金具によってそれぞれ押圧されるように、下部ナットを回動させて支柱を上昇させる際に、上部フランジに係止した上部金具によって、支柱のH型鋼に対する揺動が阻止されるため、当該作業を安全に効率良く行うことができるという効果を奏する。
第5の発明では、H型鋼の下側フランジに脚部を設置した時点で、脚部が下部受け金具を介して下側フランジに係止するため、上部受け金具を上側フランジに当接させる前であっても、倒れたり、搖動したりするおそれがない。したがって、第5の発明によれば、第1の発明乃至第4の発明のいずれかの効果に加えて、H型鋼の下側フランジに脚部を設置した後、支柱を上昇させる作業を安全に効率良く行うことができるという効果を奏する。
第6の発明では、上部ガイド部材及び下部ガイド部材を所定の方向へ回動して第1のネジ孔及び第2のネジ孔から撤去することにより脚部と支持金具が支柱から抜き取り可能になる。そのため、第6の発明においては、第2の発明の効果に加えて、分解して嵩張らない状態にすることで持ち運びや保管が容易になるという効果を奏する。さらに、支柱と脚部の組み合わせを変更することができるため、例えば、長さの異なる複数種類の支柱と脚部を予め準備しておけば、H型鋼の上側フランジから下側フランジまでの距離が異なる場合でも、支柱と脚部の組み合わせを適宜変更することで、容易に対応することができる。
第7の発明に係るスラブ施工方法においては、第1の発明乃至第6の発明のいずれかの効果が発揮されるため、上下のフランジの間隔やフランジの厚さが異なる複数種類のH型鋼を構造材料とする建築物に対しても支障なく適用できるという効果を奏する。
(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施の形態に係るデッキプレート支持具及び支柱の実施例の外観斜視図である。 図1(a)におけるA−A線矢視断面図である。 本発明のデッキプレート支持具を用いてコンクリートスラブを施工する際の手順の実施例を示したフローチャートである。 (a)及び(b)は本発明のデッキプレート支持具がH型鋼に取り付けられた状態を示す側面図である。 (a)及び(b)は本発明のデッキプレート支持具がH型鋼に取り付けられた状態を部分的に拡大して示した側面図である。 (a)はデッキプレートの側面図であり、(b)及び(c)はそれぞれ同図(a)に示したデッキプレートを構成する2種類の型枠部材の平面図である。
本発明のデッキプレート支持具について、図1乃至図5を参照しながら具体的に説明する。なお、本発明のデッキプレート支持具は、H型鋼の上側フランジと下側フランジの間に長手方向が鉛直方向と平行をなすように設置されて使用されるものである。したがって、以下の説明では、デッキプレート支持具が実際に使用されるように設置された状態を想定して、「一端」や「他端」という代わりに「上端」や「下端」という表現を用いている。
図1(a)及び図1(b)はそれぞれ本発明のデッキプレート支持具及びそれを構成する支柱の外観の一例を示す斜視図であり、図2は図1(a)におけるA−A線矢視断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明のデッキプレート支持具1は、外周面に雄ネジ部3aが設けられ、上端に上部受け金具2が取り付けられた支柱3と、下端に下部受け金具4が取り付けられ、上方から挿入された支柱3を回動可能に保持する筒状の脚部5と、支柱3へ回動可能に外挿される筒状の支持金具6と、支持金具6に設置される角材受け金具7及び補強金具8と、支持金具6と脚部5の間において支柱3の雄ネジ部3aに螺合される上部ナット9及び下部ナット10と、を備えている。
上部受け金具2は、上面にゴム板11aが設置されるとともに支柱3の軸方向に直交するように配置され、平面視矩形状をなす平坦部2aと、この平坦部2aの端部から上方へ向かうように延設される直立部2bからなり、矩形状の平板材が一端を直角に折り曲げられたような形状をしている。なお、上部受け金具2は、支柱3の上端に対して溶接されており、平坦部2aの上面にはゴム板11aが接着剤等を用いて接合されている。
また、支柱3の外周面には、上端と下端の間に両端が閉じられたガイド溝3bが軸方向と平行に所定の幅で設けられている(図1(b)参照)。
下部受け金具4は、矩形状の平板材の両端が折り曲げられて側面視「コ」の字状をなしており、支柱3の軸方向に直交するように配置される平坦部4a,4bと、平坦部4a,4bの一端同士を接続するように設けられる直立部4cからなる。ただし、下部受け金具4は脚部5の下端に溶接されており、平坦部4aの下面にはゴム板11bが接着剤等を用いて接合されている。
なお、下部受け金具4は、H型鋼の下側フランジを一時的に挟持する手段が設けられた構造であっても良い。この場合、後述するステップS3及びステップS8において、下部ナット10を回動させて支柱3を上昇若しくは下降させる際の安全性がより一層高まるという効果が期待できる。
一方、脚部5は、外周面にネジ孔(図示せず)が半径方向へ設けられており、このネジ孔に螺合する下部ガイド部材12bが先端を支柱3のガイド溝3bの内部に対して配置可能に螺挿されている。この場合、ガイド溝3bは下部ガイド部材12bとともに脚部5の移動方向を支柱3の軸方向のみに限定し、支柱3に対する脚部5の回動を防ぐという作用を有する。
支持金具6は、外周面にネジ孔(図示せず)が半径方向へ設けられており、このネジ孔に螺合する上部ガイド部材12aが先端を支柱3のガイド溝3bの内部に対して配置可能に螺挿されている。これにより、上部ガイド部材12aはガイド溝3bの長手方向に対してのみ移動可能となっている。この場合、ガイド溝3bは上部ガイド部材12aとともに支持金具6の移動方向を支柱3の軸方向のみに限定し、支柱3に対する支持金具6の回動を防ぐという作用を有する。
角材受け金具7は、支柱3の軸方向に直交するように一端が支持金具6に溶接され平面視矩形状をなす平坦部7aと、この平坦部7aの他端から上方へ向かうように延設される直立部7bからなり、平板材の一端が直角に曲折されたような形状をなしている。また、補強金具8は平面視直角三角形状をなし、直角を挟む二辺の端面が支柱3の外周面と角材受け金具7の下面に対してそれぞれ溶接されている。
また、上部ナット9は下部ナット10の上方に設置されており、上部ナット9及び下部ナット10の外周面には一対の突起部9a,9a及び突起部10a,10aが半径方向と平行にそれぞれ設けられている。
このような構造のデッキプレート支持具1においては、支柱3が脚部5の上方に配置されるようにして支柱3の軸方向が鉛直方向と平行になるように設置された状態で下部ナット10を回動させると、支柱3が上下方向へ移動する。すなわち、デッキプレート支持具1においては、下部ナット10を回動させるという簡単な操作によって全体の長さが容易に変化するため、上側フランジから下側フランジまでの距離が異なる複数種類のH型鋼に対しても、その距離に応じて全体の長さを調節することにより、支障なく設置することができる。
また、デッキプレート支持具1では、上部ガイド部材12aと下部ガイド部材12bがガイド溝3bの上端及び下端にそれぞれ係止するため、持ち運びの際やH型鋼への設置若しくは撤去の際に、脚部5や支持金具6が支柱3から勝手に抜け落ちてしまう心配がないため、安全性に優れている。
さらに、上部ガイド部材12aや下部ガイド部材12bを所定の方向へ回動させて支持金具6や脚部5のネジ孔から撤去すると、脚部5と支持金具6が支柱3から抜き取り可能になる。この場合、分解して嵩張らない状態にすることで持ち運びや保管が容易になるというメリットがある。加えて、支柱3と脚部5の組み合わせを変更することができるため、例えば、長さの異なる複数種類の支柱3と脚部5を予め準備しておけば、H型鋼の上側フランジから下側フランジまでの距離が異なる場合でも、支柱と脚部の組み合わせを適宜変更することで、容易に対応することができる。
次に、デッキプレート支持具1を用いたコンクリートスラブの施工方法について、図4及び図5を適宜参照しながら図3を用いて説明する。
図3は本発明のデッキプレート支持具を用いてコンクリートスラブを施工する際の作業手順の実施例を示したフローチャートである。また、図4及び図5は、その作業手順を説明するために、H型鋼に対するデッキプレート支持具の取り付け状態を拡大して示した側面図である。
なお、図5(b)における52(53)や56b(57b)等の表記はデッキプレート支持具1によって支持された角材14の上面に型枠部材52,53のいずれもが同様の状態で載置され得ることを示している。また、図1と図2及び図6に示した構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
まず、ステップS1において、突起部10aを持って下部ナット10を所定の方向へ回動させてデッキプレート支持具1をH型鋼13の上側フランジ13aと下側フランジ13bの間に設置可能な高さに調節する。
次に、ステップS2において、H型鋼13に対し、下部受け金具4の一対の平坦部4a,4bによって下側フランジ13bを上下から挟み込み、ゴム板11bの下面を下側フランジ13bの上面に当接させるとともに直立部4cを下側フランジ13bの端面に当接させるようにして上側フランジ13aと下側フランジ13bの間にデッキプレート支持具1を長手方向が鉛直方向と平行になるように設置する(図4(a)参照)。
ステップS3では、突起部10aを持って下部ナット10を所定の方向へ回動させることにより支柱3を上昇させ、上部受け金具2の平坦部2aの上面に設置されたゴム板11aの上面を上側フランジ13aの下面に当接させる。このとき、前述したように、脚部5の移動方向が支柱3の軸方向のみに限定されていることから、下部ナット10の回動に伴って脚部5が連れ回りをする心配はない。
また、H型鋼13の上側フランジ13aと下側フランジ13bに上部金具2と下部受け金具4がそれぞれ係止することにより、支柱3と脚部5の軸中心周りの回動が阻止される。さらに、デッキプレート支持具1は下部受け金具4の平坦部4a,4bによって下側フランジ13bを上下から挟み込むようにして設置されるため、下部受け金具4の直立部4cと平行な平面内における脚部5の揺動が阻止される。
すなわち、デッキプレート支持具1では、H型鋼13の下側フランジ13bに脚部5を設置した時点で、脚部5が下部受け金具4を介して下側フランジ13bに係止するため、上部受け金具2を上側フランジ13aに当接させる前であっても、倒れたり、搖動したりするおそれがない。したがって、下部ナット10を回動させ、安全に効率良く支柱3を上昇させることができる。
さらに、直立部2bが上側フランジ13aの端面に当接した状態で、下部ナット10を回動させて支柱3を上昇させる。これにより、上側フランジ13aの下面と下側フランジ13bの上面が上部受け金具2の平坦部2aと下部受け金具4の平坦部4aによってそれぞれ押圧されるため、H型鋼13に対して確実にデッキプレート支持具1を固定することができる(図4(b)参照)。
このように、デッキプレート支持具1では、H型鋼13の上側フランジ13aと上部受け金具2の間に角材14を設置するようにして固定される構造ではないため、デッキプレート支持具1をH型鋼13に固定するまでの間、長尺の重量物である角材14を、その上面が上側フランジ13aの下面に当接するように水平な状態で支持し続けるといった作業は不要である。また、デッキプレート支持具1をH型鋼13から取り外す際に、別途、角材14を支持する必要もない。
ステップS4では、角材受け金具7に対し、側面を直立部7bに当接させるようにして角材14を平坦部7aの上面に設置する(図5(a)参照)。そして、突起部9aを持って上部ナット9を所定の方向へ回動し、角材受け金具7に設置された角材14の上面が所定の高さになるまで支持金具6を上昇させる。
なお、デッキプレート支持具1では、支柱3の軸方向が鉛直方向と平行になるようにH型鋼13に設定された時点で、既に角材受け金具7の平坦部7aが水平な状態となっている。また、角材受け金具7を上昇させる際に、角材14が支柱3を軸として搖動する心配がない。さらに、前述したように、支持金具6の移動方向が支柱3の軸方向のみに限定されていることから、上部ナット9の回動に伴って支持金具6が連れ回りをするおそれがない。したがって、デッキプレート支持具1においては、角材受け金具7に角材14を設置して、支持金具6を上昇させるという上記作業を安全かつ効率的に行うことができる。
また、デッキプレート支持具1によれば、上部ナット9を回動させることで角材受け金具7に設置された角材14の上面の高さを容易に調節できるため、上側フランジ13aの厚さが異なるH型鋼13に用いる場合でも、角材14の上面にスペーサを設置するなどしてデッキプレート51の上面の高さを調整する必要がない。したがって、型枠の設置作業を短時間で効率良く行うことができる。
ステップS5では、型枠部材52,53をスライドさせてデッキプレート51の全長を調節した後、角材14の上面にデッキプレート51の扁平端56b,57bを載置する(図5(b)参照)。そして、ステップS6では、予め練り混ぜたコンクリートをH型鋼13の上側フランジ13aとデッキプレート51の上面に流し込む。これにより、コンクリートの打設作業が完了し、そのコンクリートが固化することで、コンクリートスラブが形成される。
ステップS7では、突起部9aを持って上部ナット9を所定の方向へ回動し、図5(a)に示した状態となるまで支持金具6を下降させた後、角材受け金具7から角材14を撤去する。これにより、デッキプレート51は下方への移動に対する拘束が解除されるため、コンクリートスラブから容易に分離可能となる。
さらに、ステップS8において、突起部10aを持って下部ナット10を所定の方向へ回動させることにより、図4(a)に示した状態となるまで支柱3を下降させた後、デッキプレート支持具1をH型鋼13から撤去する。
最後に、ステップS9において、デッキプレート51をコンクリートスラブから撤去する。これにより、デッキプレート支持具1を用いたコンクリートスラブの施工作業が完了する。
以上、説明したように、本発明のデッキプレート支持具を用いたスラブ施工方法は、上下のフランジの間隔やフランジの厚さが異なる複数種類のH型鋼を構造材料とする建築物に対しても適用することが可能である。
請求項1乃至請求項に記載された発明は、H型鋼を構造材料とする多層建築物の床や天井等にコンクリートスラブを施工する場合に適用可能である。
1…デッキプレート支持具 2…上部受け金具 2a…平坦部 2b…直立部 3…支柱 3a…雄ネジ部 3b…ガイド溝 4…下部受け金具 4a,4b…平坦部 4c…直立部 5…脚部 6…支持金具 7…角材受け金具 7a…平坦部 7b…直立部 8…補強金具 9…上部ナット 9a…突起部 10…下部ナット 10a…突起部 11a,11b…ゴム板 12a…上部ガイド部材 12b…下部ガイド部材 13…H型鋼 13a…上側フランジ 13b…下側フランジ 14…角材 51…デッキプレート 52,53…型枠部材 54,55…平板 54a,55a…上面 54b,55b…下面 56,57…角パイプ 56a,57a…開口端 56b,57b…扁平端

Claims (6)

  1. 上側フランジと下側フランジが水平をなすように設置されたH型鋼を構造材料とする建築物において、コンクリートスラブを施する際に鉛直方向と平行な状態で前記上側フランジと前記下側フランジの間に設置されて角材を支持するデッキプレート支持具であって、
    外周面に雄ネジ部が設けられるとともに上部受け金具が上端に取り付けられた支柱と、
    下端に下部受け金具が取り付けられるとともに上方から挿入された前記支柱を回動自在に保持する筒状の脚部と、
    前記支柱へ回動可能に外挿される筒状の支持金具と、
    この支持金具に設置される角材受け金具と、
    前記支持金具と前記脚部の間において前記支柱の前記雄ネジ部に螺合される上部ナット及び下部ナットと、
    前記支持金具及び前記脚部に対し半径方向の内側へ向けて先端が突出するようにそれぞれ設けられる上部ガイド部材及び下部ガイド部材と、
    前記先端が内部に配置された状態で前記上部ガイド部材及び前記下部ガイド部材を長手方向へ案内可能に、前記支柱の外周面に前記上端と前記下端の間で軸方向と平行に設けられるガイド溝と、を備えたことを特徴とするデッキプレート支持具。
  2. 前記角材受け金具は、平板材の一端が直角に曲折されたような形状をなし、前記支柱の軸方向に直交するように一端が前記支持金具に固定され平面視矩形状をなす第1の平坦部と、この第1の平坦部の他端から上方へ向かうように延設される第1の直立部からなることを特徴とする請求項1に記載のデッキプレート支持具。
  3. 前記上部受け金具は、平板材の一端が直角に曲折されたような形状をなし、前記支柱の軸方向に直交するように配置され平面視矩形状をなす第2の平坦部と、この第2の平坦部の端部から上方へ向かうように延設される第2の直立部からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデッキプレート支持具。
  4. 前記下部受け金具は、矩形状の平板材の両端が折り曲げられて側面視「コ」の字状をなし、前記支柱の軸方向に直交するように配置される一対の第3の平坦部と、この一対の第3の平坦部の一端同士を接続するように設けられる第3の直立部からなることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のデッキプレート支持具。
  5. 前記支柱及び前記脚部は、外周面に半径方向へそれぞれ設けられる第1のネジ孔及び第2のネジ孔を備え、
    前記上部ガイド部材及び前記下部ガイド部材は、前記第1のネジ孔及び前記第2のネジ孔に螺挿されたことを特徴とする請求項に記載のデッキプレート支持具。
  6. 上側フランジと下側フランジが水平をなすように設置されたH型鋼を構造材料とする建築物において、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のデッキプレート支持具を用いてコンクリートスラブを形成するスラブ施工方法であって、
    前記上側フランジと前記下側フランジの間に前記デッキプレート支持具を鉛直方向と平行に設置する工程と、
    前記上側フランジの下面と前記下側フランジの上面をそれぞれ押圧するようにして前記デッキプレート支持具を前記H型鋼に対して固定する工程と、
    前記デッキプレート支持具に設置された角材をその上面が所定の高さになるまで上昇させる工程と、
    前記角材の上面にデッキプレートを設置する工程と、
    予め練り混ぜられたコンクリートを前記デッキプレートの上面に流し込む工程と、
    このコンクリートが固化した後に前記角材を前記デッキプレート支持具から撤去する工程と、
    固化した前記コンクリートから前記デッキプレートを取り外す工程と、
    前記H型鋼から前記デッキプレート支持具を撤去する工程と、を備えたことを特徴とするスラブ施工方法。
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