JP2006151489A - 蓋付きキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 キャップの嵌合が完全であることを一目で分り、不正開蓋を確実に防止でき、かつ該開蓋の痕跡が明瞭に残る蓋付きキャップを提案する。
【解決手段】キャップ本体2の周壁12と有頂筒状の蓋体周壁26との各後面をヒンジ連結するとともに、下端部を除くキャップ本体周壁部分を、該周壁上端面の巾方向中間部への深溝16穿設により内周壁部と外周壁部とに分離し、かつ上記蓋体周壁の前面下端部に指掛け突条を付設したキャップであって、該キャップの開蓋状態において、上記外周壁部12bの前面から、左右両側部32b下部分を剥離自在に接続させて弾性覆合板32を起立するとともに、該弾性覆合板下部に切欠き40を穿設し、かつ指掛け突条30近傍の蓋体周壁26部分基端面26aから閉蓋時における下方へ係合突条52を突出して、蓋体22を閉蓋させたときに、上記指掛け突条30上面を上記切欠き40上縁へ、又上記係合突条52を内周壁部12aの前面上部へ係止させた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蓋付きキャップ、特に封緘機能を有する蓋付きキャップに関する。
蓋付きキャップとして、有頂筒形のキャップ本体の周壁後壁部上端部に、蓋体の天板外周から垂下した蓋周壁の後部下端部をヒンジ連結したものが広く使用されているが、該キャップにおいて、容器口頸部からのキャップの取外し及び分別を容易とするため、下部を除くキャップ本体の周壁部分を、該周壁の上端面の巾方向中間部分に深溝を穿設して内周壁と外周壁とに分割し、かつ該外周壁の周方向一部に破断線を縦設したものが知られている(特許文献1)。
又、同様の構成のキャップにおいて、封緘機能を付与するために、蓋周壁の前壁下端から指掛け片を短く突出するとともに、該指掛け片の周囲の蓋周壁及び外周壁の各前面部分を覆う横長矩形の覆合板の下端部及び左右両側下部を、上記外周壁前面へ分離可能に接着し、かつ上記覆合板の後面に付設した係止部を上記指掛け片上面へ係止させたものも知られている(特許文献2)。
特開2000−142758号 特開2004−175436号
特許文献2では、キャップの前面を覆合板が大きく覆っているため、仮にキャップ本体と蓋体とが完全に嵌合されていなくとも気付き難いという問題点があった。これを回避するためには、上述の係止部に代えて、本願図9に示す如く指掛け片100に対応して覆合板101を穿設して、該穿設孔102の上縁に指掛け片を係止することが考えられるが、上記の如くキャップ本体の周壁を内周壁部と外周壁部とに分離した構造では、上記指当て片100に器具などを当てて内方へ無理に押し込むと、同図に2点鎖線で示す押込み前の状態から同図に実線で示すように外周壁部が内方へ後退して、上記穿設孔から指掛け片が外れるおそれがある。又器具などを用いなくともキャップ本体の外周壁部の左右両側を強く掴むと、該外周壁が前後方向へ楕円状に変形することで覆合板が前方移動して、該覆合板の穿設孔から指掛け片が外れる可能性もあった。そうなると覆合板を除去せずに蓋体を開けられることとなり、封緘機能が損なわれる。
更に覆合板を不正に取り除いた場合であっても、該覆合板の破断痕がキャップの前面の一部に残るだけなので、需要者がこれに気付かずに商品を購入してしまう可能性もある。
本発明は、キャップの嵌合が完全であることを一目で確認できるとともに、不正開蓋が困難であり、かつ該開蓋の痕跡が明瞭に残るようにするため、キャップ本体の外周壁部の前面から分離自在に起立した弾性覆合板の下部に切欠き内を、指掛け突条近傍の蓋体周壁の基端面に係合突条を付設し、蓋体の閉蓋させたときに、上記指掛け突条上面が上記切欠き上縁へ係止するとともに、上記係合突条が上記深溝前部内へ嵌挿されて内周壁部の前面上部へ係止するように設け、上記弾性覆合板の上部で形成する表示板部と該表示板部に覆われた蓋体周壁部分とに、それぞれ未開封、開封済の標識を付したものを提供することを目的としている。
第1の手段は、キャップ本体の周壁と有頂筒状の蓋体周壁との各後面をヒンジ連結するとともに、下端部を除くキャップ本体周壁部分を、該周壁上端面の巾方向中間部への深溝穿設により内周壁部と外周壁部とに分離し、かつ上記蓋体周壁の前面下端部に指掛け突条を付設したキャップであって、該キャップの開蓋状態において、上記外周壁部12bの前面から、左右両側部32b下部分を分離自在に接続させて弾性覆合板32を起立するとともに、該弾性覆合板下部に切欠き40を穿設し、かつ指掛け突条30近傍の蓋体周壁26部分基端面26aから閉蓋時における下方へ係合突条52を突出して、蓋体22を閉蓋させたときに、上記指掛け突条30上面が上記切欠き40上縁へ係止するとともに、上記係合突条52が上記深溝16前部内へ嵌挿されて内周壁部12aの前面上部へ係止するように設けている。
「キャップ本体」は、容器体口頸部への装着用の周壁を有していればどのような形状でも良い。例えばほぼ有頂筒状のキャップ本体の周壁を、上記の如く外周壁部と内周壁部とに分離して該内周壁の上面を、注出口部付きの頂壁で閉塞した形状とすることができる。この場合においては、内周壁及び頂壁の部分を中栓部材として、上記外周壁部とは別体に成形し、大外径に形成した内周壁下端部を、外周壁部の内面下端部に固定させると良い。
「外周壁部」は、蓋体を支持するとともに、内周壁部を外側から締め付ける補助壁としての機能を有する。外周壁部の一部には、破断線、好ましくは周方向に裂ける破断線を形成して、分別廃棄の際にはその破断により締め付け力が弱まるように構成することが望ましい。
「弾性覆合板」は、少なくとも切欠き内への蓋体側の指掛け突条の嵌入による蓋体封緘板の機能を果たすものであり、切欠き上縁への指掛け突条の係止によって開方向への力に対抗可能な強度及び厚みを有するものとする。該覆合板の弾性とは、閉蓋操作の際に指掛け突条の閉方向への回動に伴う外方への屈曲変形が可能な程度の弾性で足り、封緘板としての強度を損なうような過剰な伸縮性は不要である。
「切欠き」は、その上縁に指掛け突条を係止できればどのような形状であっても良く、穿設孔及び下方に切り開いた拡開部の双方を含む。
「係合突条」は、上記指掛け突条に対して不正に内方押込み力が加えられたときに、上記内周壁上部に係止して該押込み力に対抗するストッパとして設けられている。係合突条の下方突出長は、上記押込みへの対抗力が得られるほどに長く、かつ蓋体の回動に伴って上記深溝内への差込みに支障を生じない程度に短く設ける。又、係合突条の周方向長さは、図2に示す如く少なくともキャップの中心軸に対して係合突条が張る角度θ1が、中心軸に対して上記指掛け突条が張る角度θ2よりも大きくなるようにして、該指掛け突条の左右方向の何処を内方押込みしても係合突条によって対抗できるように形成することが望ましい。
尚、本明細書において、上下、前後、左右という言葉は、特に断らない限りキャップの閉蓋状態でのそれぞれの向きを指すものとする。
第2の手段は、上記第1の手段を有し、かつ上記切欠き40上方の弾性覆合板部分外面を表示板部42として、該表示板部の前面に「未開封」を意味する標識44を、かつ表示板部に覆われた蓋体周壁26の前壁部前面に「開封済み」を意味する標識50をそれぞれ表示している。
これら標識は、文字に限らず、その意味を表す絵乃至記号でも良い。又、これらの標識は、シールで貼着しても良く、又弾性覆合板乃至外周壁の表面に印刷しても良い。
第3の手段は、上記第2の手段を有し、かつ上記指掛け突条30を上記蓋体周壁26の前面下部に沿って横設するとともに、上記切欠き40を、上記指掛け突条30に対応した横長孔或いは横長で下方開口の切開部としている。
第4の手段は、上記第1の手段乃至第3の手段の何れかを有し、かつ上記弾性覆合板32は、横方向中間部32aからキャップ内方へ左右両側部32bを屈曲させることで、横方向中間部32aの後面と蓋体周壁26の前面に指掛け突条挿入用代Aを形成している。
「指掛け突条挿入用代」は、上記切欠き内への指掛け突条の嵌め込みをスムーズに行なうためのものである。尚、後述の図示例では、弾性覆合板の横方向中間部を指掛け突条よりも長く形成して、上記嵌め込みをより円滑としている。
第5の手段は、第4の手段を有し、かつ上記弾性覆合板32の下端部36を内方への屈曲端部とし、該屈曲端部を上記外周壁部12bの前面に分離可能に接続させている。
第6の手段は、上記第1の手段乃至第5の手段の何れかを有し、かつ上記弾性覆合板32に、該覆合板分離操作用の摘み片46を設けている。
第1の手段に係る発明によれば、次の効果を奏する。
○上記切欠き40の上縁へ指掛け突条30の上面が係止されることで蓋体22を封緘するように構成したから、閉蓋動作が不完全であって切欠き40上縁に指掛け突条30が係止されていなければ、切欠きを介して一見して判るので点検が容易である。
○上記係合突条52を内周壁部12aの前面上部に係止させたから、上記切欠き40内部を介して指掛け突条30を内方へ押し込んでも、該指掛け突条を内方へ後退させることができず、従ってキャップの不正開蓋を確実に防止できる。
第2の手段に係る発明によれば、「未開封」の標識44があった場所に、弾性覆合板32の除去により「開封済」の標識50が表われることになり、悪戯で弾性覆合板を取り外そうとすれば店員などに露見し易いので、悪戯の予防効果があると同時に、仮に不正開蓋が行なわれた場合でも、その痕跡が明瞭であるので、需要者がその商品を誤って購入することを防止できる。
第3の手段に係る発明によれば、指掛け突条30及び切欠き40を横長に形成したから、該切欠きの上方に「未開封」及び「開封済」などの標識を表示するスペースを大きくとることができ、悪戯防止などの機能が一層高まる。
第4の手段に係る発明によれば、弾性覆合板32の横方向中間部32aの後面と蓋体周壁26の前面との間に指掛け突条挿入用代Aを形成したから、蓋体22の閉蓋操作の際に、指掛け突条30の切欠き40内への嵌挿をスムーズに行なうことができる。
第5の手段に係る発明によれば、次の効果を奏する。
○上記弾性覆合板32の下端部を上記外周壁部12bの前面に分離可能に接続させたから、弾性覆合板32の左右両側部32bの何れか一方の破断部が他物との当接などによって切れても、キャップ前面から弾性覆合板32が脱落することを防止できる。
○閉蓋操作において、弾性覆合板32が図7の如く指掛け突条30との当接により外方へ傾いたときに、該弾性覆合板32の下端部36が外周壁部12b前面に圧接されることで、弾性覆合板32の左右両側部32b下半の破断部分への応力集中を軽減することができる。
第6の手段に係る発明によれば、上記弾性覆合板32に、該覆合板分離操作用の摘み片46を設けたから、弾性覆合板の除去を容易に行なうことができる。
まず本願容器の構成のうち従来公知の部分を簡単に説明する。
該容器は、キャップ本体2と蓋体22とからなる。
キャップ本体2は、ほぼ有頂筒状であって、平面視円形の頂壁4外周から周壁12を垂下している。頂壁は略凹面状に窪んでおり、その中央部を環状破断線6の穿設により除去可能な注出口部8として、該注出口部から支柱を介してプルリング10を突出している。又、上記周壁12は、該周壁の上端面の巾方向中間部にその全周に亘って深溝16を穿設することで、下端部14を除く周壁部分を、内周壁部12aと外周壁部12bとに分離している。図示例では、上記周壁下端部14に周方向に間欠的に孔18を穿設して、該孔を除く下端部分を支持片17として内周壁部12aを支持している。又、外周壁12bの適所(好ましくは外周壁後部)には、破断線20を縦設している。
蓋体22は、天板24外周から周壁26を垂下し、該周壁の後部下端部分を、上記キャップ本体2の外周壁12b後部上端にヒンジ28を介して連結しており、又、上記蓋体周壁26の前壁部下端から指掛け突条30を前方突出している。
本発明においては、成形状態(開蓋状態)を示す図1及び図2の如く、上記外周壁12bの前壁部外面から蓋体天板24近くまで弾性覆合板32を起立している。
この弾性覆合板は、図2に示す如く上記外周壁12bの前壁部に対応して上面視円弧形状の横方向中間部32aから左右両側部32bをキャップ内方へ屈曲し、これら両側部の下半を破断部34を介して外周壁12bの前面左右両側に接続させている。このように構成することで、弾性覆合板32の後面と外周壁部32bの前面との間には、指掛け突条挿入用代Aを形成している。又、弾性覆合板の横方向中間部32aは図2左半に想像線で示す指掛け突条30と比べて横長に形成されており、該指掛け突条左右両側に有する弾性変形板部33が閉蓋操作の際に弾性変形して、後述の切欠き部内への指掛け突条の嵌挿が容易となるようにしている。
又、弾性覆合板32の下端部36は、図1に示す如く内方への屈曲端部として破断部38を介して外周壁12bの前面上部に接続しており、又該屈曲端部の上方には、図5に示す如く横長長方形状の切欠き40を穿設している。もっとも上記屈曲端部36を省略することで該切欠きを下方に拡開する切開部とすることもできる。又、弾性覆合板32の上部は、表示板部42として「未開封」の標識44が表示されている。更に弾性覆合板32の上部の左右両側一方からは摘み片46を左右方向外方へ突出している。
更にまた、本発明においては、上記蓋周壁外面のうち上記弾性覆合板32に覆われた前面部分に、「開封済」の標識50が表示されている。又、上記蓋体周壁26の基端面(閉蓋時での下面)26aには、既述深溝16に対応させて係合突条52を付設している。
そして、本願キャップは、上記成形状態から蓋体22を閉方向へ回動させることにより、図7に示す如く上記指掛け突条30が上記弾性覆合板32を弾性的に前方へ傾斜させつつ上記切欠き40内へ図3の如く嵌挿され、又、上記指掛け突条30が上記深溝16前部内へ嵌挿されるように構成する。この各嵌挿状態において、上記指掛け突条30の上面は切欠き40上縁へ、又、上記係合突条52は上記内周壁部12aの前壁部上部分へそれぞれ係止されている。
上記構成において、図3の状態では、上記切欠き40上縁への指掛け突条30の上面の係止によって、蓋体22はキャップ本体2に対して封緘されている。この状態で、図5に示す如く指掛け突条30は切欠き40内部で露出しており、該指掛け突条の位置により封止操作が適切に行なわれたかどうかが一見して判る。又、この状態(図8で2点鎖線で示す状態)から工具などを用いて指掛け突条を内方へ押込んでも、該押込み力に対して上記内周壁12aに係止させた係合突条52が上記押込み力に抵抗するため、図8に実線で示す如く内方への押込み量はごく僅かであり、指掛け突条30を上記切欠き40内部から離脱させることを防止できる。次に図5に示す如く表示板部42には「未開封」の標識44が大きく表示されているので、需要者は安心して商品を購入することができる。同図に示す摘み片46を把持して斜め左下へ引っ張ると、弾性覆合板の右側部、下端部、左側部と破断部が順次破断して弾性覆合板32を取り除くことができる。該弾性覆合板の除去により「開封済」の標識50が表われ、封緘が解除されたことが一見して判る。
本発明の1実施形態に係る容器の開蓋状態での縦断面図である。 図1容器の開蓋状態平面図である。 図1容器の閉蓋状態での縦断面図である。 図1容器の閉蓋状態での平面図である。 図1容器の閉蓋状態での正面図である。 図1容器の閉蓋状態での開封後の正面図である。 図1容器の閉蓋動作途中の縦断面図である。 図1容器の封緘機能の作用説明図である。 図1容器の要部を省略した場合の作用を図8と比較して示す説明図である。
符号の説明
2…キャップ本体 4…頂壁 6…環状破断線 8…注出口部 10…プルリング
12…キャップ本体周壁 12a…内周壁部 12b…外周壁部 14…下端部 16…深溝
17…支持片 18…孔 20…破断線 22…蓋体 24…天板 26…蓋体周壁
26a…同基端面 28…ヒンジ 30…指掛け突条
32…弾性覆合板 32a…横方向中間部 32b…左右両側部 33…弾性変形板部
34…破断部 36…下端部 38…破断部 40…切欠き
42…表示板部 44…標識 46…摘み片 50…標識 52…係合突条
A…指掛け突条挿入用代

Claims (6)

  1. キャップ本体の周壁と有頂筒状の蓋体周壁との各後面をヒンジ連結するとともに、下端部を除くキャップ本体周壁部分を、該周壁上端面の巾方向中間部への深溝穿設により内周壁部と外周壁部とに分離し、かつ上記蓋体周壁の前面下端部に指掛け突条を付設したキャップであって、該キャップの開蓋状態において、上記外周壁部12bの前面から、左右両側部32b下部分を分離自在に接続させて弾性覆合板32を起立するとともに、該弾性覆合板下部に切欠き40を穿設し、かつ指掛け突条30近傍の蓋体周壁26部分基端面26aから閉蓋時における下方へ係合突条52を突出して、蓋体22を閉蓋させたときに、上記指掛け突条30上面が上記切欠き40上縁へ係止するとともに、上記係合突条52が上記深溝16前部内へ嵌挿されて内周壁部12aの前面上部へ係止するように設けたことを特徴とする、蓋付きキャップ。
  2. 上記切欠き40上方の弾性覆合板部分外面を表示板部42として、該表示板部の前面に「未開封」を意味する標識44を、かつ表示板部に覆われた蓋体周壁26の前壁部前面に「開封済み」を意味する標識50をそれぞれ表示したことと特徴とする、請求項1記載の蓋付きキャップ。
  3. 上記指掛け突条30を上記蓋体周壁26の前面下部に沿って横設するとともに、上記切欠き40を、上記指掛け突条30に対応した横長孔或いは横長で下方開口の切開部としたことを特徴とする、請求項2記載の蓋付きキャップ。
  4. 上記弾性覆合板32は、横方向中間部32aからキャップ内方へ左右両側部32bを屈曲させることで、横方向中間部32aの後面と蓋体周壁26の前面に指掛け突条挿入用代Aを形成したことを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の蓋付きキャップ。
  5. 上記弾性覆合板32の下端部36を内方への屈曲端部とし、該屈曲端部を上記外周壁部12bの前面に分離可能に接続させたことを特徴とする、請求項4記載の蓋付きキャップ。
  6. 上記弾性覆合板32に、該覆合板分離操作用の摘み片46を設けたことを特徴とする、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の蓋付きキャップ。
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