JP2006147132A - チャッキング装置およびこのチャッキング装置を搭載した記録ディスク駆動用モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】抜去力を向上させ、信頼性並びに耐久性の高いチャッキング装置およびこのチャッキング装置を搭載した記録ディスク駆動用モータを提供すること。
【解決手段】チャッキング装置80のチャック爪84の記録ディスク100と当接する第2傾斜面84cとチャック爪84の附仰動作をガイドするための湾曲面である第3傾斜面84dとを設ける。記録ディスク100の上面および第2傾斜面84cのなす角φ2は、記録ディスク100の上面および第3傾斜面84dと先端部の最外径部84b1とを結ぶ仮想曲面のなす角φ1より小さく形成される。
【選択図】図1

Description

記録ディスクを載置、保持するためのチャッキング装置、およびこのチャッキング装置を搭載した記録ディスク駆動用モータに関する。
従来のチャッキング装置を使用した記録ディスク駆動用モータとして図10に示すものが知られている。このモータの回転部材1は、軸受部材であるスリーブ2に回転自在に支持されるシャフト3と、シャフト3の軸心方向上部に固定されたロータホルダ4と、シャフト3のロータホルダ4より軸方向上側に固定されたチャッキング装置5とを備えている。チャッキング装置5は、記録ディスク6と嵌合するセンタリングケース5aと、このセンタリングケース5aに周方向に均等に配列され、それぞれ弾性部材5bにより半径方向外側に付勢された複数個のチャック爪5cと、記録ディスク6の調芯を行う複数の調芯傾斜部5dと、を備えている。ロータホルダ4の底面部4aの半径方向外側端部には、記録ディスク6を載置する記録ディスク載置面4bが形成され、その上側にラバー4cが固定されている。
このモータに記録ディスク6を装着するには、記録ディスク6の中心貫通孔をチャッキング装置5の複数の調芯傾斜部5dに合わせながらセンタリングケース5aに装着させる。記録ディスク6の中心貫通孔がセンタリングケース5aに嵌り始めると、各チャック爪5cが記録ディスク6の中心貫通孔の内周面に押されて回転半径方向内側に移動する。そして記録ディスク6が完全に装着され、ラバー4c上に載置されると、弾性部材5bの復元力に押されてチャック爪5cの先端部5c1が記録ディスク6の中心貫通孔の内周面の上部周縁を押圧するようになる。これにより、記録ディスク6は、回転部材1に保持される。したがって、回転部材1の回転時に記録ディスク6が遠心力や自重で外れたり、傾いたりすることがなくなる(このような従来の構造を有するチャッキング装置の一例として、例えば、特許文献1参照)。
特開2001−59144号公報
しかしチャック爪5cの記録ディスク6の中心孔における内周面の上部周縁を押圧する傾斜面5c2には、半径方向外側に向け1つの湾曲部が形成されている。また記録ディスクを装着する力は少ない方が良いので、チャック爪5cの先端部5c1は短く設定されている。そのため、半径方向とチャック爪5cの記録ディスク6を押圧する傾斜面5c2の曲率は小さく形成する必要がある。よって、傾斜面5c2と記録ディスク6との接触する面とでなす角は大きくなってしまう。したがって、チャック爪5cが記録ディスク6を押圧する力は、半径方向外側が大きく、軸心方向下側が小さい。その結果、記録ディスク6が回転部材1に保持された状態から記録ディスク6を取り外すとき、記録ディスク6を回転部材1から取り外すのに必要な力(このような力を以下、抜去力と記す)が低下してしまう。そしてこの抜去力が低下すると、モータの回転時に遠心力或いは外部からの衝撃等により、回転部材1から記録ディスク6が外れてしまう可能性がある。
またこの抜去力を上げるために弾性部材5bの弾性力を強化すると、例えば、弾性部材5bがコイルバネである場合においてはバネ定数を大きくすると、抜去力自体は強化することができるが、チャック爪5cの半径方向内側への移動も困難になり、記録ディスク6を回転部材1に取り付けるのに必要な力(このような力を以下、装着力と記す)が大きくなる。したがって、記録ディスク6を容易に回転部材1に装着することが困難となり、操作性が悪化してしまう。
さらに弾性部材5bの弾性力を強化すると、半径方向外側への力が強化されるので記録ディスク6の中心貫通孔の内周面を押圧する力が強くなる。そのため、記録ディスク6の中心貫通孔がチャック爪5cによって変形してしまい、記録ディスク6の調芯を担う調芯傾斜部5dから記録ディスク6の中心貫通孔がずれてしまう可能性がある。その結果、記録ディスク6の調芯精度が低下してしまい、記録ディスク6が回転半径方向に振れながら回転してしまう可能性がある。
したがって、本発明は上記の問題に鑑み、なされたものであり、その目的とするところは、コイルバネのバネ力等の回転半径方向外側への力を強化することなく、抜去力のみを向上させ、信頼性並びに耐久性に優れたチャッキング装置およびこのチャッキング装置を搭載した記録ディスク駆動用モータを提供することである。
本発明の請求項1によれば、ターンテーブル上に載置された中心に貫通孔を有する記録ディスクを、前記貫通孔の内周側より係合して前記ターンテーブル上に保持するチャッキング装置において、チャッキング装置は、前記ターンテーブル上に同心状に設けられ、前記記録ディスクの前記貫通孔が嵌合する略円筒状の周壁を有するセンタリングケースと、前記センタリングケースの周壁に周方向に配列され、それぞれ径方向に移動自在に支持された複数のチャック爪と、前記各チャック爪の半径方向内側に配置され、前記チャック爪を半径方向外側に付勢する弾性部材と、を含み、前記チャック爪は、前記センタリングケース内に収容され、前記弾性部材からの付勢を受ける基部と、前記センタリングケースの周壁から半径方向外側に突出し、前記記録ディスクに係合する先端部と、を含み、前記先端部は、前記記録ディスクの前記貫通孔の下縁が上側から押圧することによって、前記チャック爪に前記先端部が下側を向く方向への回転力および半径方向内側への移動力を作用させるための第1傾斜面と、前記記録ディスクの前記貫通孔の上縁に前記弾性部材の付勢力により当接し、前記記録ディスクの前記貫通孔の周縁を半径方向外側および下側へ押圧する第2傾斜面と、前記第2傾斜面より前記基部側に位置し、前記チャック爪の附仰動作をガイドするための湾曲面と、前記第2傾斜面と前記湾曲面との境界部に形成された段付凹状部と、を含み、前記先端部によって前記貫通孔に係合して当該記録ディスクを前記ターンテーブル上に保持した状態において、前記第2傾斜面と前記記録ディスクの上面とのなす角は、前記湾曲面および前記先端部の最外径部を連結する仮想曲面と前記記録ディスクの上面とのなす角よりも小さく形成されることを特徴とする。
本発明の請求項1に従えば、第2傾斜面と記録ディスクの上面とのなす角を湾曲面と先端部の最外径部とを連結した仮想曲面と記録ディスクの上面とのなす角より小さく形成することができるので、抜去力を向上させることができる。これにより、記録ディスクが外部衝撃を受けてもチャッキング装置から外れない、信頼性の高いチャッキング装置を提供することができる。
本発明の請求項2によれば、請求項1に係わり、前記段付凹状部の前記湾曲面側には、軸方向下側にいくに従い前記基部側に傾斜する補助傾斜面が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に従えば、補助傾斜面が形成されることにより、第2傾斜面と記録ディスクの上面とのなす角を良好に小さくするように形成することができる。
本発明の請求項3によれば、請求項1および請求項2のいずれかに係わり、前記傾斜面の一部または全部が湾曲傾斜面にて形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4によれば、請求項1乃至請求項3のいずれかに係わり、前記センタリングケースの外周部には、前記各チャック爪に対応して、前記各チャック爪の前記先端部を前記センタリングコーンの外周部から半径方向外側に突出させるための孔と、前記孔の周縁の一部に形成され、前記チャック爪の前記先端部の前記湾曲面をガイドし、該チャック爪の附仰動作を円滑に行うガイド部と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項4に従えば、チャック爪のガイド部を形成することにより、チャック爪の記録ディスクを載置する際の附仰動作を円滑に行うことができる。
本発明の請求項5によれば、ターンテーブル上に載置された中心に貫通孔を有する記録ディスクを、前記貫通孔の内周側より係合して前記ターンテーブル上に保持するチャッキング装置において、チャッキング装置は、前記ターンテーブル上に同心状に設けられ、前記記録ディスクの前記貫通孔が嵌合するほぼ円筒状の周壁を有するセンタリングケースと、前記センタリングケースの周壁に周方向に配列され、それぞれ径方向に移動自在に支持されたチャック爪と、前記各チャック爪の半径方向内側に配置され、前記チャック爪を半径方向外側に付勢した弾性部材と、を含み、前記チャック爪は、前記センタリングケース内に収容され、前記弾性部材からの付勢を受ける基部と、前記センタリングケースの周壁から半径方向外側に突出し、前記記録ディスクに係合する先端部と、を含み、前記先端部は、前記記録ディスクの前記貫通孔の下縁が押圧することによって、前記チャック爪に前記先端部が下側を向く方向への回転力および半径方向内側への移動力を作用させるための第1傾斜面と、前記記録ディスクの前記貫通孔の上縁に前記弾性部材の付勢力により当接し、前記記録ディスクの前記貫通孔の周縁を半径方向外側および下側へ押圧する第2傾斜面と、前記第2傾斜面より前記基部側に位置し、前記チャック爪の附仰動作をガイドするための湾曲面と、前記第2傾斜面と前記湾曲面との境界部に形成された段付凹状部と、を含み、前記先端部によって前記貫通孔に係合して当該記録ディスクをターンテーブル上に保持した状態において、前記第2傾斜面と前記記録ディスクの上面とのなす角は、前記湾曲面の最外径部および前記先端部の最外径部を連結する面と前記記録ディスクの上面とのなす角よりも小さく形成されることを特徴とする。
本発明の請求項5に従えば、第2傾斜面と記録ディスクの上面とのなす角が湾曲面の最外径部および先端部の最外径部を連結した面と記録ディスクの上面とのなす角より小さく形成されることができるので、抜去力を向上させることができる。これにより、記録ディスクが外部衝撃を受けてもチャッキング装置から外れない、信頼性の高いチャッキング装置を提供することができる。
本発明の請求項6によれば、請求項5に係り、前記段付凹状部の前記湾曲面側には、軸方向下側にいくに従い前記基部側に傾斜する補助傾斜面が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項6によれば、補助傾斜面が形成されることにより、第2傾斜面と記録ディスクの上面とのなす角を良好に小さくするように形成することができる。
本発明の請求項7によれば、請求項5および請求項6に係わり、前記傾斜面の一部または全部が湾曲傾斜面にて形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項8によれば、請求項5乃至請求項7に係わり、前記センタリングケースの外周部には、前記各チャック爪に対応して、前記各チャック爪の前記先端部を前記センタリングコーンの外周部から半径方向外側に突出させるための孔と、前記孔の周縁の一部に形成され、前記チャック爪の前記先端部の前記湾曲面をガイドし、該チャック爪の附仰動作を円滑に行うガイド部と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項8に従えば、チャック爪のガイド部を形成することにより、チャック爪の記録ディスクを載置する際の附仰動作を円滑に行うことができる。
本発明の請求項9によれば、モータは、請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のチャッキング装置と、駆動用マグネットを有し、前記チャッキング装置を固定しつつ同軸に回転する回転部材と、前記回転部材を回転自在に支持する軸受部材と、電機子を有し、前記軸受部材を固定する固定部材とから構成されることを特徴とする。
本発明の請求項9に従えば、抜去力を向上させたチャッキング装置を搭載するので、外部衝撃等においても記録ディスクが外れない信頼性の高いモータを提供することができる。
本発明に従えば、コイルバネのバネ力等の回転半径方向外側への力を強化することなく、抜去力のみを向上させ、信頼性並びに耐久性に優れたチャッキング装置およびこのチャッキング装置を搭載した記録ディスク駆動用モータを提供することができる。
本発明に係るチャッキング装置を用いた記録ディスク駆動用モータの一実施形態を図1を参照して説明する。図1は図2のo−o軸に切断し矢視方向より見た図である。
<モータ全体構造>
モータは、回転部材と、回転部材を回転自在に支持する軸受部材と、軸受部材を保持する固定部材とで構成される。
固定部材は、さらに取付板10、ブッシュ20、閉塞板30、および電機子40から構成される。
取付板10には、円形孔11が形成され、この円形孔11には、略円筒状のブッシュ20の基部21が装着される。この円形孔11とブッシュ20の基部21との装着は、ブッシュ20の下端のカシメ部22を回転半径方向外側に例えばプレスにて塑性変形をすることにより取付板10に固定される。ブッシュ20の下部には、ブッシュ20の下端部を閉塞する閉塞板30が装着されている。ブッシュ20と閉塞板30との装着は、ブッシュ20の下端に形成されたカシメ部22を半径方向内側に例えばプレスにて塑性変形をすることによりブッシュ20に固定される。またブッシュ20の外周面には、積層コアに絶縁コーティングをし、導線を巻回させた電機子40が固定されている。
また回転部材は、シャフト50、ロータホルダ60、駆動用マグネット70、およびチャッキング装置80から構成される。
回転軸と同軸に配置されるシャフト50の上部には、鉄等の磁性材料を例えばプレス加工にて成形した有底筒状のロータホルダ60が固定されている。そのロータホルダ60の底面部61の軸方向上側には、記録ディスク(図1では不図示)を保持し回転するチャッキング装置80が固定されている。ロータホルダ60の円筒部62の半径方向内側には、ロータマグネット70が接着にて固定されている。そしてロータマグネット70は、電機子40と回転半径方向に間隙を介して対向している。
また上記の回転部材を回転自在に支持するために軸受部材であるスリーブ90がブッシュ20の円筒部内周面に固定されている。この軸受部材はスリーブ90に限定されることなく、ボールベアリング等の転がり軸受でもよい。
電機子40に通電することにより、電機子40の周囲に磁場が発生する。そしてこの磁場と駆動用マグネット70との相互作用により回転部材は回転駆動する。
<チャッキング装置の構造>
チャッキング装置80の構造について図2を参照して説明する。図2は、チャッキング装置80を軸方向上側より見た図となる。
チャッキング装置80は記録ディスク100(図2では不図示)の中心貫通孔101の内周側に装着される記録ディスク保持部81と、記録ディスク100の中心貫通孔101の周囲面を直接支持するターンテーブルである記録ディスク載置面82とで構成される。
記録ディスク保持部81は、記録ディスク100の中心貫通孔101の内周側に挿通されるセンタリングケース83、記録ディスク100を保持するチャック爪84、およびこのチャック爪84を半径方向外側に付勢する弾性部材85から構成される。
また記録ディスク載置面82は、記録ディスク100の防振および滑り防止を目的として設置されたラバー材等の円環状の緩衝材82aを備えている。
<センタリングケース>
センタリングケース83は、シャフト50が固定できるような中心孔を有する有底筒形状であり、底面部83aと周壁である外側円筒部83bとこの外側円筒部83bより内周側に設けられる内側円筒部83c(図4のセンタリングケース8の回転軸心方向断面図参照)とを有している。またセンタリングケース83の外周部の一部には記録ディスク調芯機構83dを備えている。記録ディスク調芯機構83dは、載置された記録ディスク100の中心とチャッキング装置80の回転中心とを調芯する機構である。
センタリングケース83の外径は、記録ディスク100の中心貫通孔101の外径の公差範囲内最小径よりも僅かに小さくなるよう設計されている。これにより記録ディスク100の中心貫通孔101が規格により定められた公差範囲内の大きさであれば、センタリングケース83は、記録ディスク100の中心貫通孔101に装着されることとなる。
<記録ディスク調芯機構>
記録ディスクの調芯について図3を参照して説明する。図3は、センタリングケース83を軸方向上側より見た図である。
記録ディスク調芯機構83dは、センタリングケース83の底面部83aの端部83a1から円筒部83bにかけて周方向等間隔に3対の孔83eが形成されている。その孔83eの各対の間には、調芯爪83fが形成されている。調芯爪83fの上端部はセンタリングケース83の端部83a1と一体となっており、半径方向外側に向い下側に傾斜して延びるように形成される。この調芯爪83fの最下部はセンタリングケース83の外径より半径方向外側に僅かに突出している。
ここで、記録ディスク100(図3では不図示)と、記録ディスク調芯機構83dとの寸法関係について説明する。センタリングケース83の外径は、前述したように記録ディスク100の中心貫通孔101における公差範囲内最小公差以下に設計される。しかしながら、各調芯爪83fの最下部83f1により形成される仮想円の半径は、記録ディスク100の中心孔101における公差範囲内最大公差より僅かに大きくなるように設計される。これにより、記録ディスク100をチャッキング装置80に装着すると、記録ディスク100の中心貫通孔101の内周面と調芯爪83fの最下部83f1とが当接し、記録ディスク100の中心とチャッキング装置80の中心とを調芯する。このような調芯爪83fは、記録ディスク100の調芯のために周方向等間隔に少なくとも3つ以上設けられていることが望ましい。
<記録ディスク保持部>
記録ディスク保持部81について図2乃至図4を参照して説明する。図4は図3をx−x軸に切断し矢視方向より見た断面図である。
まず図3を参照して、センタリングケース83に設けられた孔83eは、センタリングケース83の底面部83aに形成された上部孔83a2と、上部孔83a2と連続し、センタリングケース83の底面部83a、円筒部83bとに形成される側部孔83a3とから構成されている。側部孔83a3の周方向長さは、上部孔83a2の周方向長さより長い。さらに図4を参照して、側部孔83a3には、回転軸方向上側に向って延びる突起部86が形成されている。突起部86は、センタリングケース83の円筒部83bとほぼ同じ回転半径方向厚みを有している。突起部86は、回転半径方向内側に行くにつれて下側に傾斜し、チャック爪84の附仰動作を円滑にするガイド面86aが形成されている。
また図2を参照して、各孔83eには、回転半径方向に進退自在に、かつ回転半径方向外側に例えばコイルバネのような弾性部材85が収容される。そしてセンタリングケース83の円筒部83bより外側に一部が突出するチャック爪84は弾性部材85と係合し、半径方向外側に付勢される。
<チャック爪の実施例>
チャック爪84の実施例について図5のa)、b)および図6を参照して説明する。図5のa)およびb)はチャック爪84の側面図であり、図6はチャック爪84の上面図である。
チャック爪84の上面には、平坦面84aおよび平坦面84aから半径方向外側(図5では右側)に向い下側に傾斜する第1傾斜面84bが形成される。
チャック爪84の下面には、第1傾斜面84bと半径方向の最も外側にて交わる面である先端部の最外径部84b1には、半径方向内側(図5では左側)に向い湾曲状に傾斜する第2傾斜面84cが形成される。またその第2傾斜面84cの下部には、半径方向外側に向い湾曲状に傾斜する湾曲面となる第3傾斜面84dが形成される。そして第2傾斜面84cおよび第3傾斜面84dを連結する境界部には補助傾斜面84eが形成されている。
チャック爪84の側面には、第2傾斜面84cおよび第3傾斜面84dの半径方向内側を被うように接続された長方形状突部84fが形成されている。長方形状突部84fには、その周方向両端から半径方向内側に向い直交して延びる側面部84f1と、長方形状突部84fから半径方向内側に突出する突出部84f2とを備えている。
第2傾斜面84cと第3傾斜面84dの一部と補助傾斜面84eとで作られる境界部には、段付凹状87が形成されている。この段付凹状87に形成されることにより第2傾斜面84cをより半径方向に傾けた角度とすることができる。その結果、記録ディスク100の抜去力を向上させることができる。
特に図5のa)に示されるように点線にて示される第3傾斜面84dと最外径部84b1とを連結する曲面である仮想曲面に対して、記録ディスク当接部a1において、記録ディスクの上面(一点鎖線)と仮想曲面とのなす角φ1と比較して、第2傾斜面84cと記録ディスクの上面とのなす角φ2は小さく形成される。
また第2傾斜面84cと記録ディスクの上面とのなす角φ2は、図5のb)に示されるように点線にて示される第3傾斜面84dの最外径部84d1と先端部の最外径部84b1とを連結する面とのなす角φ3と比較して小さく形成される。
平坦部84aおよび第1傾斜面84bの周方向幅は、第2傾斜面84cよりも狭い。また平坦部84aおよび第1傾斜面84bと第2傾斜面84cとの周方向中心軸は一致している。このため、平坦部84aおよび第1傾斜面84bは平坦部84aと第1傾斜面84b以外の上面84a1(図6参照)から突出しているように形成されている。また、平坦部84aと第1傾斜面84bにて形成される周方向幅は、センタリングケース83の上部孔83a2の周方向幅と比較して僅かに小さい程度であり、また平坦部84aにおける回転軸方向厚みは、センタリングケース83の底面部83bの回転軸方向厚みとほぼ一致している。
次にチャック爪84のセンタリングケース83に収納した際のチャック爪84の保持機能について図7を参照して説明する。
図7では、チャック爪84の一部が孔83eの内部に収納されるとともにコイルバネ等である弾性部材85により半径方向に付勢されて配置されている。弾性部材85は一方がセンタリングケース83の基部83cに固定され、他端がチャック爪84の突出部84f2に固定されている。したがって、チャック爪84は、図7の状態から回転半径方向内側への移動が可能となる。一方、チャック爪84は、側面部84f1がセンタリングケース83の円筒部83bの内周面に当接することにより、回転半径方向外側への移動が制限されている。
チャック爪84は、半径方向外側に付勢された状態で、第1傾斜面84bおよび第2傾斜面84cを孔83eから半径方向外側に突出させている。これにより、記録ディスク100がチャッキング装置83に載置された際に、記録ディスク100の軸方向の移動を制限することができる。
チャック爪84は、センタリングケース83の上部孔83a2にチャック爪84の平坦部84aおよび第1傾斜面84bを配置した状態を保ちつつ、回転半径方向への移動を行う。またチャック爪84が移動する際、上面84a1は、上部孔83a2の周囲面である孔83eの底面部83aの軸方向下側面83a4と、摺接して移動する。
<チャッキング装置の動作>
図1を参照して、チャッキング装置80の動作、特にディスク調芯機構83dの動作およびディスク保持部81の動作について説明する。
記録ディスク100がチャッキング装置80に載置される際、記録ディスク100の中心貫通孔101にセンタリングケース83が相対的に入る。
チャック爪84の平坦面84aの半径方向外側端部は、センタリングケース83の円筒部83bよりも半径方向内側に位置している。これより、記録ディスク100の載置時に記録ディスク100の中心貫通孔101の下部内周縁は第1傾斜面84bに当接することとなる。さらに、記録ディスク100の中心貫通孔101の下部内周縁がチャック爪84の第1傾斜面84bを押圧すると、チャック爪84が回転半径方向内側に移動される。これにより、記録ディスク100は、記録ディスク100の中心貫通孔101の下部内周縁をチャック爪84の第1傾斜面84bと摺接させながら押し下げられる。
記録ディスク100の中心貫通孔101が第1傾斜面84bに沿って押し下げられ、記録ディスク100の中心貫通孔101が第1傾斜面84bと第2傾斜面84cとが交わるチャック爪84の爪頂部を乗り越えると、チャック爪84は、第2傾斜面84cを記録ディスク100の中心貫通孔101の上部内周縁と摺接させながら回転半径方向内側に移動する。これにより、記録ディスク100は、その中貫通心孔101の上部内周縁において、チャック爪84から軸方向下側への支持を受ける。これとともに、記録ディスク100は、その中心貫通孔101の周囲面において、記録ディスク載置面82から軸方向上側の支持を受ける。
以上により、記録ディスク100はチャッキング装置80に保持される。また、記録ディスク100が保持されるのと同時に、以下に記載するように記録ディスク100の調芯も行われる。
記録ディスク100がチャック爪84の爪頂部を乗り越えて押し下げられると、調芯爪83eの半径方向外側の半径が記録ディスク100の中心貫通孔101の半径と等しくなる軸方向位置において、記録ディスク100の中心貫通孔101の下部内周縁と調芯爪83eとが接触する。3つの調芯爪83eの半径方向外側の半径は、任意の軸方向位置において、それぞれ等しくなるように形成されている。このため、3つの調芯爪83eは、それぞれが記録ディスク100の中心貫通孔101を半径方向外側に均等に支持し、記録ディスク100とチャッキング装置80との調芯を図ることができる。
<記録ディスクの抜去力>
記録ディスク100を取り外す際の抜去力について図8および図9を参照し、従来例と対比して説明する。図8は、本発明の実施例に係るチャッキング装置80の軸方向断面図であり、チャック爪84と記録ディスク100との力の関係を示している。図9は、従来例に係るチャッキング装置5の軸方向断面図であり、チャック爪5cと記録ディスク6との力の関係を示している。また図8および図9の一点鎖線は、回転軸を示す。
図8において、記録ディスク100を取り外すために記録ディスク100に軸方向上側にかけた力、すなわち抜去力がチャック爪84の記録ディスク100と当接する第2傾斜面84cが受ける力をF1とする。従来例である図9においても同様にF2とする。
記録ディスク100を取り外すには、弾性部材85を半径方向内側に記録ディスク100が外れる位置まで縮めるある一定の力がかかればよい。そのある一定の力を図8および図9ではTRとして示している。また、チャック爪84と記録ディスク100の中心貫通孔101とが当接する際の第2傾斜面84cと記録ディスクとのなす角によってもチャック爪84にかかる力が変化する。図9の従来例では、記録ディスク6の中心孔6aとチャック爪5cとが当接する際の傾斜面5c2と記録ディスクの上面とのなす角φ4(図5のa)における仮想曲面と記録ディスクの上面とのなす角φ1に相等)が大きいため、半径方向に記録ディスク6が外れる位置までの力TRがかかったときの軸方向の力TA2が小さい。その結果、記録ディスク6が外れる回転半径方向のある一定の力TRと軸方向の力TA2との合力である抜去力T2が小さくなる。しかしながら図8の本発明の実施例では、記録ディスク100の中心貫通孔101とチャック爪84とが当接する際の第2傾斜面84cと記録ディスク6の上面とのなす角φ2が小さいため、半径方向に記録ディスク100が外れる位置までの力TRがかかったとき、軸方向の力TA1が大きくなる。したがって、記録ディスク100が外れる回転半径方向のある一定TRと軸方向の力TA1との合力である抜去力T1が大きい。これは従来と同様の湾曲面である第3傾斜面84dを有することで、記録ディスク100の着脱に応じて、チャック爪84の附仰動作を円滑に案内することができるようにした上で、段付凹部87を形成したことにより、第2傾斜面84cを半径方向に傾けた角度とすることでできる。その結果、前述のように本発明のチャック爪84は記録ディスク100とチャック爪84とが当接する際の第2傾斜面84cと記録ディスクとの上面とのなす角φ2を小さくすることができ、抜去力T1を大きくすることができる。したがって、抜去力T1が大きくなるので、記録ディスク100が遠心力やモータ外部からの衝撃等にて外れてしまうことはなくなり、信頼性の高いチャッキング装置およびこのチャッキング装置を用いたディスク駆動用モータを提供することができる。
以上、本発明に従うチャッキング装置およびこのチャッキング装置を用いた記録ディスク駆動用モータについて説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、本発明び範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
本発明の記録ディスク駆動用モータの実施例の一例を示す模式断面図である 本発明のチャッキング装置を示す上面図である 本発明のチャッキング装置のセンタリングケースを示す上面図である 図3のセンタリングケースのX−X断面図である a)およびb)は、本発明のチャッキング装置のチャック爪を示す側面図である 図5の上面図である 本発明のセンタリングケースとチャック爪との関係を示す模式断面図である 本発明のチャッキング装置と記録ディスクとの力の関係を示す模式断面図である 従来のチャッキング装置と記録ディスクとの力の関係を示す模式断面図である 従来の記録ディスク駆動用モータを示す模式断面図である
符号の説明
80 チャッキング装置
82 記録ディスク載置面(ターンテーブル)
83 センタリングケース
83b 外側円筒部(周壁)
83e 孔
84 チャック爪
84b 第1傾斜面
84b1 最外径部
84c 第2傾斜面
84d 第3傾斜面(湾曲面)
84e 補助傾斜面
84f 長方形状突部(基部)
87 段状凹部(境界部)
85 弾性部材
86 ガイド部
100 記録ディスク
101 中心貫通孔
φ1 記録ディスクの上面と仮想曲面とのなす角
φ2 記録ディスクの上面と第2傾斜面とのなす角
φ3 記録ディスクの上面と先端部の最外径部および第3傾斜面の最外径部を連結した面とのなす角

Claims (9)

  1. ターンテーブル上に載置された中心に貫通孔を有する記録ディスクを、前記貫通孔の内周側より係合して前記ターンテーブル上に保持するチャッキング装置において、
    チャッキング装置は、
    前記ターンテーブル上に同心状に設けられ、前記記録ディスクの前記貫通孔が嵌合する略円筒状の周壁を有するセンタリングケースと、
    前記センタリングケースの周壁に周方向に配列され、それぞれ径方向に移動自在に支持された複数のチャック爪と、
    前記各チャック爪の半径方向内側に配置され、前記チャック爪を半径方向外側に付勢する弾性部材と、
    を含み、
    前記チャック爪は、
    前記センタリングケース内に収容され、前記弾性部材からの付勢を受ける基部と、
    前記センタリングケースの周壁から半径方向外側に突出し、前記記録ディスクに係合する先端部と、
    を含み、
    前記先端部は、
    前記記録ディスクの前記貫通孔の下縁が上側から押圧することによって、前記チャック爪に前記先端部が下側を向く方向への回転力および半径方向内側への移動力を作用させるための第1傾斜面と、
    前記記録ディスクの前記貫通孔の上縁に前記弾性部材の付勢力により当接し、前記記録ディスクの前記貫通孔の周縁を半径方向外側および下側へ押圧する第2傾斜面と、
    前記第2傾斜面より前記基部側に位置し、前記チャック爪の附仰動作をガイドするための湾曲面と、
    前記第2傾斜面と前記湾曲面との境界部に形成された段付凹状部と、
    を含み、
    前記先端部によって前記貫通孔に係合して当該記録ディスクを前記ターンテーブル上に保持した状態において、前記第2傾斜面と前記記録ディスクの上面とのなす角は、前記湾曲面および前記先端部の最外径部を連結する仮想曲面と前記記録ディスクの上面とのなす角よりも小さく形成されることを特徴とするチャッキング装置。
  2. 前記段付凹状部の前記湾曲面側には、軸方向下側にいくに従い前記基部側に傾斜する補助傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチャッキング装置。
  3. 前記傾斜面の一部または全部が湾曲傾斜面にて形成されていることを特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載のチャッキング装置。
  4. 前記センタリングケースの外周部には、
    前記各チャック爪に対応して、前記各チャック爪の前記先端部を前記センタリングコーンの外周部から半径方向外側に突出させるための孔と、
    前記孔の周縁の一部に形成され、前記チャック爪の前記先端部の前記湾曲面をガイドし、該チャック爪の附仰動作を円滑に行うガイド部と、を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のチャッキング装置。
  5. ターンテーブル上に載置された中心に貫通孔を有する記録ディスクを、前記貫通孔の内周側より係合して前記ターンテーブル上に保持するチャッキング装置において、
    チャッキング装置は、
    前記ターンテーブル上に同心状に設けられ、前記記録ディスクの前記貫通孔が嵌合するほぼ円筒状の周壁を有するセンタリングケースと、
    前記センタリングケースの周壁に周方向に配列され、それぞれ径方向に移動自在に支持されたチャック爪と、
    前記各チャック爪の半径方向内側に配置され、前記チャック爪を半径方向外側に付勢した弾性部材と、
    を含み、
    前記チャック爪は、
    前記センタリングケース内に収容され、前記弾性部材からの付勢を受ける基部と、
    前記センタリングケースの周壁から半径方向外側に突出し、前記記録ディスクに係合する先端部と、
    を含み、
    前記先端部は、
    前記記録ディスクの前記貫通孔の下縁が押圧することによって、前記チャック爪に前記先端部が下側を向く方向への回転力および半径方向内側への移動力を作用させるための第1傾斜面と、
    前記記録ディスクの前記貫通孔の上縁に前記弾性部材の付勢力により当接し、前記記録ディスクの前記貫通孔の周縁を半径方向外側および下側へ押圧する第2傾斜面と、
    前記第2傾斜面より前記基部側に位置し、前記チャック爪の附仰動作をガイドするための湾曲面と、
    前記第2傾斜面と前記湾曲面との境界部に形成された段付凹状部と、
    を含み、
    前記先端部によって前記貫通孔に係合して当該記録ディスクをターンテーブル上に保持した状態において、前記第2傾斜面と前記記録ディスクの上面とのなす角は、前記湾曲面の最外径部および前記先端部の最外径部を連結する面と前記記録ディスクの上面とのなす角よりも小さく形成されることを特徴とするチャッキング装置。
  6. 前記段付凹状部の前記湾曲面側には、軸方向下側にいくに従い前記基部側に傾斜する補助傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項5に記載のチャッキング装置。
  7. 前記傾斜面の一部または全部が湾曲傾斜面にて形成されていることを特徴とする請求項5および請求項6のいずれかに記載のチャッキング装置。
  8. 前記センタリングケースの外周部には、
    前記各チャック爪に対応して、前記各チャック爪の前記先端部を前記センタリングコーンの外周部から半径方向外側に突出させるための孔と、
    前記孔の周縁の一部に形成され、前記チャック爪の前記先端部の前記湾曲面をガイドし、該チャック爪の附仰動作を円滑に行うガイド部と、を備えることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載のチャッキング装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のチャッキング装置と、
    駆動用マグネットを有し、前記チャッキング装置を固定しつつ同軸に回転する回転部材と、
    前記回転部材を回転自在に支持する軸受部材と、
    電機子を有し、前記軸受部材を固定する固定部材と、
    から構成されることを特徴とするモータ。
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