JP2006127625A - ディスククランプ機構を搭載したモータ - Google Patents

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Toshiyuki Nishikata
俊之 西方
Hiroshi Ikeno
弘志 池野
Masahito Hidaka
将人 日高
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Abstract

【課題】光ディスク装置に用いられるディスク回転用モータは、小型化、薄型化を要求されおり、ディスククランプ機構自体の高さも制限を強いられるが、従来の構造では、ディスクの偏芯を低減するべき調芯爪は弾性変形するための領域を失うことから、その機能を果たすことが不可能になる。
【解決手段】上記課題を解決するために本発明は、調芯爪25の弾性変形支点位置をディスク保持リング部24外周側面部とし、調芯爪25をその弾性変形の支点からディスクの円周方向に向かって調芯爪の先端部を形成することにより、解決を図るものである。
【選択図】図1

Description

本発明は主として、CD、DVD等の光ディスクを保持するディスククランプ機構を搭載したモータに関するものであり、詳しくはディスク調芯機能に関するものである。
図5はCD、DVD等の光ディスク装置に用いられているディスク回転用モータの構造の従来例である。ディスク回転用モータはロータ部1とステータ部2によって構成されている。その内、ロータ部1はターンテーブル部3とヨーク部4が一体化された一体型ロータフレーム、及びターンテーブル部3と共にディスク(図示せず)を支持するディスククランプ機構5、ターンテーブル部3に接合され、ディスクを受け止める、ゴムシートまたは樹脂成形部材からなるTTクッション6、ロータマグネット7、シャフト8、抜止部材9等から構成され、ステータ部2は油を含浸する軸受10、軸受10を内包し被係合部を有するメタルハウジング11、及び巻線されたコア12、ブラケット13から構成されている。
図6(a)は前記ディスククランプ機構5の平面図、図6(b)はその部分の断面拡大図である。ディスククランプ機構5は、ディスク保持リング部15に一体に成形され、半径方向に弾性変形し、ディスク17の内径円筒面に当接することにより、ディスクを調芯する複数の調芯爪16を備えている。ディスク17はTTクッション6に押圧保持されるとともに、前記調芯爪16によってディスク17を調芯している。
従来例では、前記調芯爪16について、調芯爪16の弾性変形の作用点をディスク17の内径円筒面との当接部19、弾性変形の支点を調芯爪16の根元部20とした時、支点位置はディスク厚さ範囲よりも軸方向に突出した位置とされ調芯爪16の先端位置23はターンテーブル部に接触し、調芯爪は弾性変形するための領域を失う(例えば、特許文献1参照)。
また、ディスククランプ機構5が装着されるターンテーブル部3は、ディスククランプ機構5が、調芯爪16のばね力、および弾性変形領域を考慮し、軸方向へある程度の寸法確保が必要とされることから、図6(b)に示す様に、段差部22が形成されている。
特開2000−331404号公報(第6頁、図1、図2)
昨今の光メディアの高速化、高密度化に対して、ディスク内径のバラツキからくる位置ずれを規制し低減するための策として、前記調芯機能は、光ディスク装置に用いられているディスク回転用モータにとって不可欠となっている。
近年、光ディスク装置に用いられるディスク回転用モータは、小型化、薄型化を要求されており、モータ構造もその要求を満たすべく構成を変革することが必要となっている。これにより、モータ構成は、その要求性能確保のため、ターンテーブル部に段差部を形成することは高さ寸法の余裕がないので不可能になり、また、TTクッションの厚さも薄くしなければならない。
しかしながら、前記従来の構成では、調芯爪の支点である根本部、そして、作用点であるディスク内径円筒面との当接部の位置構成から、調芯爪が弾性変形するに従い、調芯爪の先端位置とターンテーブル部とのギャップが徐々に狭くなることに対し、調芯爪の先端
位置はターンテーブル部に接触し、調芯爪は弾性変形するための領域を失うことから、その機能を果たすことが不可能になる。
弾性変形領域を確保するために、調芯爪の先端位置を軸方向上側に移動し、ディスクの内径円筒部に接触することによりディスクを調芯することは可能であるが、ディスクを抜去する際に引っ掛りが発生し、調芯爪を破損させることが懸念されるため、有効ではない。
本発明は、このような従来の課題を解決するものである。
上記課題を解決するために本発明は、調芯爪をその弾性変形の支点からディスクの円周方向に向かって調芯爪の先端部を形成することにより、解決を図るものである。
請求項1〜請求項6記載の発明によれば、モータの小型化、薄型化が可能となるという有利な効果が得られる。また、従来のような弾性変形を利用した調芯機構特有の、弾性ばね力によるディスクを外そうとする軸方向上向きに働く力を低減することが可能となる。このことは、ディスク保持の安定化のみならず、ディスク挿入に要する力を低減することも可能になる。
また、請求項2、請求項4、請求項6記載の発明によれば、調芯爪はディスク内径円筒面に当接することなく、ディスク内径下側角部を支持する形状にすることにより、2層の貼り合わせ構造であるDVDに対し、調芯されるべき下側ディスクの下側角部での調芯が可能となり、調芯性向上が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。なお、図5及び図6(a)、(b)に示した従来例と同一の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
(実施の形態1)
図1(a)は本発明の実施の形態1に係るディスククランプ機構の斜視図であり、図1(b)は本発明の実施の形態1に係るディスククランプ機構の平面図、図1(c)は断面図である。
図1(b)に示す様に、ディスク保持リング部24とこのディスク保持リング部24に一体に成形された複数の調芯爪25とを有するディスククランプ機構5はロータ部1に取り付けられている。そして、調芯爪25は半径方向に弾性変形し、ディスク17の内径円筒面に当接することにより、ディスクを調芯する。そして、図1(a)に示す様に調芯爪25は弾性変形可動部26とディスク17の内径円筒部との当接部27に区分され、ディスク17の内径円筒部との当接部27の軸方向上方部には図1(c)に示す様にディスク17の導入テーパ部28が形成されている。本実施の形態1の調芯爪25は、その弾性変形支点位置(ディスク保持リング部24と弾性変形可動部26の境界付近)がディスク保持リング部24の外周側面部側に配置され、ディスク17の円周方向に向かって調芯爪の先端部(当接部27)が形成されている事が特徴である。なお、弾性変形支点位置はディスク保持リング部24の外周側面部近傍ではなく、外周と平行な面であれば外周よりも中心に近い位置に設定することもできる。
前記弾性変形可動部26は、ディスク17を調芯するべく、適当な半径方向力が発生す
るよう、その板厚、板幅等を設定されている。また、前記ディスク17の内径円筒部と当接部27は、できるだけ2層貼り合わせDVDの下側ディスクで当接すべく、軸方向の位置を適切に設定されている、また、ディスク17の導入テーパ部28は、ディスク17挿入時にディスク下側角部に接触し、前記弾性変形可動部26の弾性変形を開始させるための分力を発生させ、なおかつディスク17挿入時の軸方向上向き力をできるだけ低減するような、適当な角度に設定されている。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2に係るディスククランプ機構の断面図である。
図2において、ディスク17の内径円筒部との当接部29は、ディスク17の内径下側角部を支持すべくテーパ形状としている。このテーパ部はディスク17の挿入時の軸方向上向き力をできるだけ低減するような、適当な角度が設定されている。なお、前記当接部29のテーパ部とディスク17の導入テーパ部30の角度は一致させても良いが、それぞれ個別に最適値に設定することが望ましい。
(実施の形態3)
図3(a)は本発明の実施の形態3に係るディスククランプ機構の斜視図であり、図3(b)は本発明の実施の形態3に係るディスククランプ機構の断面図である。
上記実施の形態1もしくは実施の形態2と異なるのは、ディスククランプ機構5にマグネットクランプ方式の構成要素を組み込んだ点である。
マグネットクランプ構造は図3(a)、(b)に示す様に、ディスク保持リング部24が磁性材の金属部材31と、マグネット32を収容し、マグネット32の吸引力によってディスク17を保持する機能を有している。モータが搭載されるディスク装置側にクランプ用マグネットが備えられる場合は、磁性材の金属部材31のみを収容するだけで良い。
(実施の形態4)
図4は本発明の実施の形態4に係る自己クランプ構造のディスククランプ機構の斜視図である。
自己クランプ構造は図4のとおり、ディスク保持リング部40が3つ以上のディスククランプ爪33と、前記ディスククランプ爪33を径方向に押し付ける弾性ばね34とを収容し、モータ単体でディスク保持を可能としている。
図3(a)、(b)及び図4のディスククランプ機構の方式が異なる場合においても、調芯爪25を図1、図2と同様な、構成とすることにより、同様の効果を得ることができる。
光メディア用スピンドルモータ等、小型化、薄型化が求められるモバイル機器用ブラシレスモータに有用である。
(a)本発明の実施の形態1に係るディスククランプ機構の斜視図、(b)本発明の実施の形態1に係るディスククランプ機構の平面図、(c)本発明の実施の形態1に係るディスククランプ機構の断面図 本発明の実施の形態2に係るディスククランプ機構の断面図 (a)本発明の実施の形態3に係るマグネットクランプ構造のディスククランプ機構の斜視図、(b)本発明の実施の形態3に係るマグネットクランプ構造のディスククランプ機構の断面図 本発明の実施の形態4に係る自己クランプ構造のディスククランプ機構の斜視図 従来例のディスク回転用モータの構造断面図 (a)従来例のディスククランプ機構の平面図、(b)従来例のディスククランプ機構の断面拡大図
符号の説明
1 ロータ部
2 ステータ部
3 ターンテーブル部
4 ヨーク部
5 ディスククランプ機構
6 TTクッション
7 ロータマグネット
8 シャフト
9 抜止部材
10 軸受
11 メタルハウジング
12 コア
13 ブラケット
15、24、40 ディスク保持リング部
16、25 調芯爪
17 ディスク
19、27、29 当接部
20 根元部
22 段差部
23 先端位置
26 弾性変形可動部
28、30 導入テーパ部
31 金属部材
32 マグネット
33 ディスククランプ爪
34 弾性ばね

Claims (6)

  1. 記録と再生が可能なディスクの内径部を保持する円筒状包絡面を有するディスク保持リング部と、前記ディスク保持リングに一体に半径方向に弾性変形可能に成形され、ディスク内径円筒面に当接することによりディスクを調芯する複数の調芯爪と、前記ディスク保持リング部の中央に固定されたシャフトと、前記シャフトを支承する軸受とを備え、前記調芯爪の弾性変形の支点からディスクの円周方向に向かって調芯爪の先端部が形成されたことを特徴とするディスククランプ機構を搭載したモータ。
  2. 調芯爪はディスク内径円筒面に当接することなく、ディスク内径下側角部を支持することにより、ディスクを調芯することを特徴とする、請求項1記載のモータ。
  3. ディスク保持リング部は磁性材の金属部材、または、磁性材の金属部材と、マグネット部材を収容し、マグネットの吸引力によってディスクを保持する機能を有するディスククランプ機構を搭載した、請求項1記載のモータ。
  4. 調芯爪はディスク内径円筒面に当接することなく、ディスク内径下側角部を支持することにより、ディスクを調芯することを特徴とする、請求項3記載のモータ
  5. ディスク保持リング部は3つ以上のディスククランプ爪と、前記ディスククランプ爪を径方向に押し付ける弾性ばねとを収容し、モータ単体でディスク保持を可能とするディスククランプ機構を搭載した、請求項1記載のモータ。
  6. 調芯爪はディスク内径円筒面に当接することなく、ディスク内径下側角部を支持することにより、ディスクを調芯することを特徴とする、請求項5記載のモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8782678B2 (en) 2009-10-07 2014-07-15 Minebea Co., Ltd. Disk clamping mechanism and disk rotating motor provided with same

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