JP2006146325A - 駐車場管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貸駐車場側とユーザ側の両者にとって利便性の高い日貸駐車場等を管理する。
【解決手段】駐車場1および日数を少なくとも記録した駐車カードを有料で発行するカード発行機8と、入口側に配設され、挿入口から挿入された駐車カードの許可駐車場と許可日数を読み取り、入庫日が許可日数内であるときに、入庫ゲート開門信号を出力する駐車許可判断手段9bを有する入庫管理装置9と、入口側に配設され入庫センサ11と、常閉の入庫ゲートを有する入庫ゲート駆動装置10と、出口側に配設され、入庫日から出庫日までの駐車日数を算出する駐車日数算出手段12d、残存日数を求める残存日数算出手段12e、不足料金を算出する精算金算出手段12f、精算検出手段12g、ディスプレイ12j、残存日数等を駐車カードに記録するカード記録手段12hを有する出庫管理装置12と、出庫センサ14と、出口を開閉する出庫ゲート駆動装置13を具備している。
【選択図】 図2

Description

本発明は貸駐車場を管理する駐車場管理装置に関する。
従来の貸駐車場は、月極めや時間貸しのいずれかであった。このために、駐車場の管理も極めて容易であった。すなわち、月極め駐車場の場合は、何処の駐車場スペースにどの車両が入庫しているか否かを管理する必要がない。また、時間貸しの場合には、入庫時刻と出庫時刻から駐車料金を精算する精算システムだけを管理すればよい。
そして、近年では、月極め契約車の出庫時間帯のときだけ、その車庫(駐車スペース)を時間貸しする併用システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平5−89141号公報
しかしながら、月極め駐車場の場合、ユーザ(利用者)にとっては、契約時に敷金、礼金、仲介料等、例えば月極め料金の4ヶ月分の支払いが必要となる等、一時金の支払いの負担があるうえに、月極め契約の締結が必要である等手続きも煩雑である。
また、月極め駐車場の経営側では月極め契約した車両の台数に限定され、それ以上の車両を駐車させることができない。
ところが、月極め駐車場でも、日中は約10〜20%程度は出庫中の車両があり、必ずしも利用率は高くない。したがって、その分、利益も低下する。
一方、時間貸駐車場の場合は、1回出庫すると、2回目の出庫以降は、その都度、時間単位で駐車料金が必要となり、ユーザにとって割高である。
また、月極めと時間貸し併用の駐車場では、月極め契約車の出庫時間帯が地域や時間帯によっては大きく変動するうえに、この時間帯を常時監視し、時間貸し車両の入庫と重複することを回避する管理が必要である等、管理が非常に複雑である、という課題もある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、貸駐車場側とユーザ側の両者にとって利便性の高い日貸駐車場等を管理する駐車場管理装置を提供することにある。
請求項1に係る発明は、駐車を許可する所定の駐車場および日数を少なくとも記録した駐車カードを有料で発行するカード発行機と、駐車場の入口側に配設され、前記駐車カードが挿入される挿入口、この挿入口から挿入された前記駐車カードの許可駐車場と許可日数を読み取り、この入庫駐車場が許可駐車場であり、かつその駐車カード挿入日である入庫日が許可日数内であるときに、入庫ゲート開門信号を出力する一方、この駐車カードに入庫日を記録する駐車許可判断手段、この入庫日が記録された駐車カードが排出されるカード排出口を有する入庫管理装置と、前記駐車場入口側に配設され、この入口を通過する車両を検出したときに、済入庫検出信号を出力する入庫検出信号を出力する入庫センサと、前記駐車場の入口を開閉する常閉の入庫ゲート、前記ゲート開門信号を受けたときに、前記入庫ゲートを開門するように駆動する一方、前記入庫済検出信号を受信したときに、前記入庫ゲートを閉門するように駆動する入庫ゲート駆動手段を有する入庫ゲート駆動装置と、前記駐車場の出口側に配設され、前記駐車カードが挿入されるカード挿入口、このカード挿入口に挿入された駐車カードの許可日数と入庫日を読み取り、その入庫日から駐車カード挿入日である出庫日までの駐車日数を算出する駐車日数算出手段、この駐車日数が前記許可日数内であるときに、出庫ゲート開門信号を出力する一方、許可日数から駐車日数を差し引いた残存日数を求める残存日数算出手段、前記駐車日数が前記許可日数を超過しているときに、その超過日数分の不足料金を算出する精算金算出手段、この不足料金が精算されたときに、出庫ゲート開門信号を出力する精算検出手段、前記不足料金を表示する表示手段、前記残存日数と出庫日を前記駐車カードに記録するカード記録手段、この残存日数と出庫日を記録した駐車カードを排出するカード排出口を有する出庫管理装置と、前記駐車場出口側に配設され、この出口を通過する車両を検出したときに、出庫済検出信号を出力する出庫センサと、前記駐車場の出口を開閉する出庫ゲート、前記出庫ゲート開門信号を受けたときに、この出庫ゲートを開門するように駆動する一方、前記出庫済検出信号を受けたときに、この出庫ゲートを閉門するように駆動する出庫ゲート駆動手段を有する出庫ゲート駆動装置と、を具備していることを特徴とする駐車場管理装置である。
請求項2に係る発明は、前記駐車場入口と駐車場出口が共用され、前記入庫ゲート駆動装置と出庫ゲート駆動装置とが共用されていることを特徴とする請求項1記載の駐車場管理装置である。
請求項3に係る発明は、前記精算検出手段は、前記不足料金が他の駐車場カードにより精算されるときは、その他の駐車カードの駐車許可日数から超過日数を差し引いて残存日数を求め、この残存日数をこの他の駐車カードに前記カード記録手段により記録させる精算記録手段を、有することを特徴とする請求項1または2記載の駐車場管理装置である。
請求項4に係る発明は、駐車を許可する所定の車庫と日数を少なくとも記録した駐車カードを発行するカード発行機と、車庫への入庫または出庫をそれぞれ検出して入庫検出信号または出庫検出信号をそれぞれ出力する入出庫センサと、前記駐車カードが挿入されるカード挿入口、前記入庫検出信号を受信したときに、その入庫日を、入庫された車庫毎に記憶する入庫日記憶手段、前記カード挿入口から挿入された駐車カードから許可日数と許可車庫を読み取る一方、前記入庫口記憶手段から入庫日と入庫車庫を読み取り、この入庫車庫の入庫日から出庫日までの駐車日数を算出する駐車日数算出手段、この駐車日数算出手段により算出された駐車日数が、前記駐車カードの許可日数内にあるか否かを判断する駐車許可判断手段、この駐車許可判断手段により駐車日数が駐車許可日数内にあると判断したときに、出庫規制解除信号を出力する出庫規制解除手段、前記駐車許可判断手段により前記駐車日数が前記駐車許可日数を超過していると判断したときに、その超過日数分の不足駐車料金を算出する精算金算出手段、この不足料金が精算されたときに、出庫規制解除信号を出力する精算検出手段、前記不足料金を表示する表示手段を有する入出庫管理装置と、前記各車庫にそれぞれ配設されて、各車庫への入庫を可能とする一方、前記入庫検出信号を受信したときに、この車庫からの車両の出庫を規制し、前記出庫規制解除信号を受信したときに、前記出庫規制を解除して出庫可能とする出庫規制装置と、を具備していることを特徴とする駐車場管理装置である。
請求項5に係る発明は、前記精算検出手段は、前記不足料金が他の駐車カードにより精算されるときは、その他の駐車カードの駐車許可日数から超過日数を差し引いて残存許可日数を求め、この残存日数を他の駐車カードに記録する残存許可日数記録手段を有することを特徴とする請求項4記載の駐車場管理装置である。
本発明によれば、ユーザは日日単位で貸駐車場を利用できるので、例えば建設工事現場等近傍の貸駐車場を工事用車両等が利用する場合、1日で複数回、入,出庫を繰り返す場合が多いが、この場合でもユーザは、1日分の駐車料金を支払うだけでよいので、月単位や時間単位で駐車料金を負担する月極めや時間貸しの駐車場よりも経済的負担が軽減される。
しかも、月極め契約締結等の煩雑な手続きや、礼金、敷金、仲介手数料等、諸経費の支払い等、煩雑な支払いを省略して迅速かつ簡単に駐車することができる。
また、貸駐車場の経営側にとっても、月極めの場合よりも利用率を向上させることができるので、利益性を向上させることができる。
本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、これらの図中、同一または相当部分には、同一符号を付している。
図1は本発明の第1の実施形態に係る集中管理方式の駐車場管理装置を設置した駐車場の模式図、図2はこの駐車場管理装置の構成を示すブロック図、図3は同駐車場管理装置の入庫管理装置の処理プログラムを主に示すフローチャート、図4は同駐車場管理装置の出庫管理装置の処理プログラムを主に示すフローチャートである。
図1に示すように駐車場1は、例えば2本の道路2,3間に配設されており、一方の道路2側に入口4を設け、他方の道路3側に出口5を設けている。
駐車場1は、これら入口4と出口5との間において、車両を駐車させる自走式の駐車スペース(車庫)6を複数箇所設け、これら駐車スペース6,6,…を日貸駐車場として管理する集中管理方式の駐車場管理装置7を設置している。
駐車場管理装置7は、駐車場1の入口4側で集中的に車両の入庫を管理し、入庫後は任意の駐車スペース6を自由に選択させて駐車させる集中管理方式を採用しており、入口4側に、集中管理方式のカード発行機8、入庫管理装置9、入庫ゲート駆動装置10、入庫センサ11をそれぞれ配設している。
一方、駐車場出口5側には、精算機である出庫管理装置12、出庫ゲート駆動装置13、出庫センサ14およびカード発行機8をそれぞれ配設している。
入口4側と出口5側の両者に、それぞれ配設されるカード発行機8は、同一に構成されており、少なくとも駐車を許可する所定の駐車場の名称やコード等と、駐車を許可する日数を電磁的または電子的に記録すると共に、カード面に目視可能に印字(プリント)した駐車カードをプリペイドカードとして発行する機能を有する。駐車カードは電磁カードまたはIC(集積回路)カードであり、その少なくとも一面は印字可能に形成されている。
すなわち、駐車カード発行機8は、図示しない駐車料金を投入する料金投入口、キャンセルやおつり等の返却口、所望の連続した駐車日数等を入力する置数キーや機能キー、所望の駐車日数に応じた駐車料金を算出し、少なくとも駐車を許可する所望の駐車場の名称やコードと日数を電磁的または電子的に記録すると共に、目視可能にカード面に印字するカード記録手段、これら投入料金、おつり額、駐車料金、この駐車カード発行機8自体の使用方法や操作方法等を案内するための操作ガイドや所要のメッセージ等を表示するディスプレイ、上記記録後の駐車カードを排出するカード排出口、このカード排出口へ駐車カードを記録手段を経てカード挿入口から自動搬送する自動搬送手段を具備している。なお、駐車許可日数は購入日から連続した日日を単位として、例えば3日、5日、10日、30日等、予め所定日数の連続した期間に限定してもよく、または、ユーザにより、日数を任意に設定できるように構成してもよい。
入庫センサ11は、入庫ゲート駆動装置10のゲートバー10aの前後にて路面内に一対のループコイル11a,11bをそれぞれ埋設した電磁式近接センサと、この内側のループコイル11b上方に赤外線等を投光する光センサ11cとを具備しており、これら一対のループコイル11a,11b上を車両が通過し、かつ光センサ11cの投光を車両が横切ったときに車両が駐車場1内へ入場済みであることを検出し、その検出時に入庫済検出信号を出力するものである。この入庫済検出信号は図2に示すように、入庫センサ11からゲート閉門信号11sとして入庫ゲート駆動装置10に与えられる。
入庫ゲート駆動装置10は、入口4側を開閉する棒状等のゲートバー10aと、このゲートバー10aを常時開閉する一方、ゲート開門信号Osを受けたときに、ゲートバー10aを開門させるように駆動し、さらに、このゲート開門状態でゲート閉門信号11sまたはCsを受けたときに、ゲートバー10aを閉門させるように駆動する駆動手段10bを具備している。
図2に示すように入庫管理装置9は、カード挿入口9a、駐車許可判断手段9b、カード記録手段9c、カード排出口9dを具備している。
カード挿入口9aは駐車カード発行機8により発行された駐車カードが挿入される挿入口であり、この挿入口9a内に挿入された駐車カードは図示しない自動搬送路により駐車許可判断手段9bを経てカード排出口9へ自動搬送される。なお、このカード排出口9dはカード挿入口9aと共用してもよく、カード挿入口9aから挿入された駐車カードを駐車許可判断手段9bを経て再びカード挿入口9aへ排出するように構成してもよい。
駐車許可判断手段9bは、カード挿入口9aに挿入された駐車カードから駐車が許可された駐車場と日数(日間)を電磁的または電子的に読み込み、この入庫しようとする駐車場1が駐車カードに記録された許可駐車場であるか否かと、この駐車カードの読込み日(すなわち入庫日)が許可日数(日間)内に含まれているか否かと、を判断するものであり、この入庫しようとする駐車場1が許可駐車場であり、かつこのカード読込み日が許可日数内であるときに、ゲート開門信号Osを入庫ゲート駆動装置10に与えてゲート10aを開門させ、車両の入庫を許可するものである。
駐車許可判断手段9bは基本的にCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)により構成されている周知のコンピュータシステムにより実現される新しい機能であり、RAMには、この駐車場1やその他の所要数の駐車場が許可駐車場として記憶されている。ROMには図3,図4で示す処理プログラムが記憶されており、この処理プログラムをCPUにより実行することにより、この駐車許可判断手段9bの機能を実現するようになっている。
カード記録手段9cは駐車許可判断手段9bにより駐車を許可したときに、入庫日を駐車カードに電磁的または電子的に記録すると共に、そのカード面に目視可能に印字するものである。
一方、図2に示すように出庫管理装置12は、カード挿入口12a、料金投入口12b、返却口12c、駐車日数算出手段12d、残存日数算出手段12e、精算金算出手段12f、精算検出手段12g、カード記録手段12h、ディスプレイ12i、カード排出口12jを具備している。
駐車日数算出手段12d、残存日数算出手段12e、精算金算出手段12f、精算検出手段12g、カード記録手段12hの記録制御手段、ディスプレイ12iの表示制御手段は上記周知のコンピュータシステムにより実現される新しい機能実現手段である。
カード挿入口12aは駐車カードを挿入する挿入口であり、ユーザが車両を所要の駐車スペース6に駐車した後、出庫する際に、駐車料金を駐車カードで支払うために挿入するカード挿入口である。カード挿入口12aは図示しないカード自動搬送路に接続されており、カード挿入口12aに挿入された駐車カードをカード自動搬送路により、駐車日数算出手段12d、カード記録手段12hを経てカード排出口12jへ自動的に搬送するようになっている。
なお、カード排出口12jはカード挿入口12aと共用することにより廃止し、カード挿入口12aから挿入された駐車カードを駐車日数算出手段12d、カード記録手段12dを経て再びカード挿入口12aへ戻すように構成してもよい。
料金投入口12bは駐車カードに記録された許可日数が実際に駐車した駐車日数に足りない不足分の駐車料金を現金により精算する場合に、その現金を投入する投入口であり、紙幣挿入口、硬貨投入口、を具備している。
また、これら料金投入口12bには、これら紙幣と硬貨を計数し、現金の合計額を算出し、その算出結果をディスプレイ12iに与えて表示させる一方、精算検出手段12gに与える現金算出手段、これら現金を貯蔵するキャッシュストック部、精算検出手段12gからのおつり額指示信号を受けて、おつり額の現金をキャッシュストック部から取り出し、あるいは、図示しない現金投入キャンセルボタン等のON操作によるキャンセル信号により、投入された現金全額を返却口12cへ搬送するおつり/キャンセル現金返却手段を設けている。
駐車日数算出手段12dは、クロックを内蔵し、カード挿入口12aへ駐車カードが挿入されたときに、その挿入日時を、クロックから現在時刻データを読み出して、予め出庫日として駐車カードに、カード記録手段12iにより電磁的または電子的に記録する一方、目視可能に印字(プリント)させるものである。
また、駐車日数算出手段12dはカード挿入口12aへ駐車カードが挿入されたときに、その駐車カードに記録されている入庫日を読み出し、この入庫日と出庫日との差から日日を単位とする駐車期間、すなわち、車両が駐車スペースに実際に駐車した駐車日数を日日単位で算出する。したがって、入庫日と出庫日が同一日である場合には、その入庫と出庫を何回繰り返しても駐車許可日数は消却(減算)されることはない。
残存日数算出手段12eは駐車日数算出手段12dにより算出された実際の駐車日数と、駐車カードから読み出した駐車許可日数と、を比較し、駐車日数が駐車許可日数内に含まれるとき、すなわち、許可日数>駐車日数のときは、両者の日数差から許可日数の残存許可日数を算出する。
また、残存日数算出手段12eは許可日数>駐車日数のときに、駐車カードに出庫日を電磁的または電子的に記録すると共に、カード面に印字(プリント)した後、ゲート開門信号Osを出庫ゲート駆動装置13に与えてゲートバー13aを開門させ、出庫を可能とする。
精算金算出手段12fは許可日数<駐車日数のときに、その差を許可日数の超過分(超過日数)として算出し、さらに、その超過日数に相当する駐車料金を一日当りの駐車料金に基づいて不足料金(精算金)として算出し、ディスプレイ12iに表示する。
精算検出手段12gは、精算金算出手段12fにより算出した精算金が精算されたか否かの検出と、精算金に対するおつり額の算出と、そのおつり額の現金をおつり供給手段により返却口12cに供給させて返却する返却と、をそれぞれ実行する。
また、精算検出手段12gは精算の終了を検出したときに、駐車カードに、予め出庫日時をカード記録手段12hにより電磁的または電気的に記録すると共に、カード面に印字してカード排出口12jに排出させる。
さらに、精算検出手段12gは精算の終了(完了)を検出したときに、ゲート開門信号Osを出庫ゲート駆動装置13に与えて出庫ゲート13aを開門させ、出庫を可能とする。
次に、この駐車場管理装置1の作用について図3,図4のフローチャートに基づいて説明する。なお、図3,図4中、Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示している。
図1に示す集中管理方式の駐車場管理装置7を備えた駐車場1に、図示しない車両を駐車する場合、ユーザは、まずその車両を入口4側の入庫管理装置9の側面に横付けし、そのカード挿入口9aに駐車カードを挿入する。
ユーザは、事前に、この駐車カードを駐車カード発行機8から入手しておく。この駐車カードには、少なくともユーザが希望する駐車場と駐車日数が電磁的または電子的に記録され、かつカード面に目視可能に印字されている。
この駐車カードが入庫管理装置9のカード入口9aに挿入されると、この入庫管理装置9の駐車許可判断手段9bが図3のフローチャートに示すように、そのS1で、駐車カードに記録されている許可駐車場と許可日数(日間)を読み出す。
次に、駐車許可判断手段9bは、RAMからこの駐車カードで駐車が許可されている駐車場の名称やコード等を読み出し、S2で、この駐車カードから読み込んだ許可駐車場がこの駐車場1やその他の許可されている駐車場であるか否かを判断し、すなわち、この入庫しようとする駐車場1が駐車カードに記録されている許可駐車場であるときはS3へ進む。
S3では、さらに、この入庫日、すなわち、現在日が駐車カードに記録されている許可日数(日間)内にあるか否かを判断し、Yesのときには、次のS4へ進む。
S4では、駐車許可判断手段9bは、駐車カードに入庫日時をカード記録手段9cにより電磁的または電子的に記録すると共に、カード面に目視可能に印字する。
この後、S5で、開門信号Osを入庫ゲート駆動装置10に与え、入庫ゲートバー10aを開門させる。
これにより、車両が入庫センサ11の一対のループコイル11a,11b上をそれぞれ通過し、光センサ11cの投光を横切ると、車両が入庫を完了したと判断して、安全上設定された所定の猶予時間経過後、入庫センサ11から入庫済を確認したと判断して閉門信号Csが入庫ゲート駆動装置10に与えられ、入庫ゲートバー10aを閉門させる。
この後、車両は空いている任意の駐車スペース6を選択して駐車することができる。
一方、駐車許可判断手段9bは、前記S2で、この駐車場1が駐車カードに記録された許可駐車場でないと判断したときと、入庫日が許可日数(期間)内に含まれないと判断したとき、例えば許可日数が全部消却されているときは、S6へ分岐し、ここで入庫ゲート閉門信号Csを入庫ゲート駆動装置10に与えて、入庫ゲートバー10aを閉門状態のままに保持し、入庫を拒否して終了する。
次に、この駐車スペース6に駐車した車両がこの駐車場1を出庫する場合の出庫管理装置12の作用について図4に基づいて説明する。
車両が出庫する場合は、まず、ユーザは、車両を出庫管理装置12の側方にて停車し、カード挿入口12a内に駐車カードを挿入する。
すると、出庫管理装置12の駐車日数算出手段12dは、S11で、この駐車カード挿入日時を出庫日時と判断して駐車カードに、この出庫日時をカード記録手段12hにより記録する。
次に、S12で、駐車日数算出手段12dは、駐車カードから入庫日時の記録を読み込み、S13で、この入庫日時と出庫日時との差から実際の駐車日数を日日単位で算出する。したがって、同日中に、複数回入,出庫を繰り返しても駐車日数は1日として演算される。1日の起算時刻は、例えば午前零時であるが、所要の時刻でもよい。但し、1日は24時間で演算される。
次のS14で、残存日数算出手段12eは、S13で算出した駐車日数と、駐車カードに記録されている許可日数と、を比較し、駐車日数>許可日数が成立するときに、S15へ進み、一方、駐車日数<許可日数が成立するときに、S16へ進む。
S16では、許可日数から駐車日数を減算(許可日数−駐車日数)することにより、許可日数の残存日数(残存許可日数)を算出する。
次のS17では、この残存日数をカード記録手段12hにより電磁的または電子的に記録する一方、カード面に目視可能に印字する。
この後、S18で、開門信号Osを出庫ゲート駆動装置13へ与え、出庫ゲートバー13aを開門させて車両の出庫を可能とする。
これにより、車両が出庫センサ14の一対のループコイル14a,14b上をそれぞれ通過すると共に、光センサ14cの投光を横切ったときに、車両が出庫を完了したものと判断して、所定の猶予時間を置いて出庫センサ14から閉門信号が出庫ゲート駆動装置13へ与えられ、出庫ゲートバー13aを閉門(S19)させる。
一方、前記S14で、残存日数算出手段12eにより駐車日数>許可日数が成立すると判断したときは、S15で、精算金算出手段12fは、駐車日数から許可日数を減算して駐車日数の超過日数を算出し、さらに、この超過日数に、1日当りの駐車料金を乗算することにより、駐車料金の不足分、すなわち、精算金を算出する。この精算金はディスプレイ12iに表示される。
そこで、ユーザが精算金を料金投入口12bへ投入すると、S20で、精算検出手段12gはこの投入金と精算金を比較し、投入金=精算金のときと、投入金>精算金のときに、精算済と判断してディスプレイ12iに表示する一方、後者の場合はおつりを算出し、返却口12cへ戻す。
また、投入金<精算金の場合は、その差額を、精算不足金として再度ディスプレイ12iに表示し、精算不足金のさらなる投入を促す。
これにより、ユーザが精算不足金を料金投入口12b内へ投入すると、再度、投入金と精算不足金とを比較し、投入金=精算不足金と、投入金>精算不足金のときに、精算済と判断し、後者の場合は、おつり額を返却口12cへ返却する。
こうして、精算検出手段12gは精算済を判断すると、S21で出庫日時を駐車カードに、カード記録手段12hにより記録し、開門信号Osを出庫ゲート駆動装置13へ与え、出庫ゲートバー13aを開門させる。
これにより、車両が出庫センサ14の一対のループコイル14a,14b上を通過し、光センサの投光を横切ると、車両が出庫を完了したと判断して、所定の猶予時間経過後、閉門信号が出庫ゲート駆動装置13に与えられ、出庫ゲートバー13aを閉門させる(S22)。
したがって、この駐車場管理装置7によれば、ユーザはカード発行機8により発行される駐車カードを単に使用することにより、車両を駐車場1へ駐車できるので、月極め駐車場のように月極め駐車契約締結等の煩雑な手続や、礼金、敷金、仲介手数料等諸経費の支払いを省略して、迅速かつ簡単に駐車することができる。
また、ユーザは日日単位で貸駐車場1を利用できるので、同日中に、入,出庫を複数回繰り返した場合でも、駐車料金は1日分でよいので、時間貸し駐車場を利用する場合よりもコスト低減を図ることができる。
さらに、日日単位で駐車を希望するユーザにとっては月単位で料金を支払う月極め駐車場の場合よりもコスト低減を図ることができる。
また、貸駐車場の経営側にとっても、月極めの場合よりも、例えば約10〜20%程度利用率を向上させることができるので、利益性を向上させることができる。
なお、前記集中管理方式の駐車場管理装置7では、入口4と出口5とを別々に設けた駐車場1に設置した場合について説明したが、この駐車場管理装置7はこれに限定されるものではなく、例えば入口4と出口5とを共用した出入口が一つの駐車場にも設置することができる。この場合は、入庫センサ11と出庫センサ14、入庫ゲート駆動装置10と出庫ゲート駆動装置13、をそれぞれ共用することができる。このために、駐車場管理装置7の構成の簡単化とコスト低減とを共に図ることができる。
なお、上記実施形態では、駐車料金の不足金を現金により精算する場合について説明したが、新規の駐車カード等他の駐車カードにより精算するように出庫管理装置12を構成してもよい。
この場合は、新規等他の駐車カードの駐車許可日数から超過日数を差し引いて残存日数を求め、この残存日数をこの他の駐車カードに前記カード記録手段12hにより記録させる精算記録手段を具備する必要がある。
図5は本発明の第2の実施形態に係る駐車場管理装置21の構成と、この駐車場管理装置21が配設される例えば自走式の駐車場22の平面図である。
駐車場22は、その入口と出口が共用の入,出口23と、複数の駐車スペースである車庫24,24,…とを有し、各車庫24の車庫出入口24aの例えば外側路面上には、例えば1,2,3,…,16等の任意の車庫番号25が表示されている。
各車庫24は、その車庫出入口24aの長手方向(図5では横方向)反対側端部に、コンクリート製等の角柱状の車輪止め24bを突設固定している。このように構成された駐車場22には駐車場管理装置21を配設している。
駐車場管理装置21は、各車庫24毎に車両の駐車を管理する個別管理方式に構成されており、例えば駐車場22の入,出口23の側方等に配設される個別管理方式のカード発行機25および精算機である出庫管理装置26、入出庫センサ27、出庫規制装置の一例である複数のフラップ装置28を具備している。
個別管理方式のカード発行機25は前記集中管理方式のカード発行機8が少なくとも駐車が許可される許可駐車場と許可日数が記録された駐車カードを発行するものであるのに対し、許可駐車場を許可車庫番号に置換した点で相違し、これ以外は前記カード発行機8と同一構成であるので、その重複した説明は省略する。また、この駐車カードは主に出庫時に駐車料金の精算に使用される。
入出庫センサ27は、各車庫24内の車庫出入口24aよりも内側の路面にて埋設されたループコイルであり、このループコイル27上を車両が通過したときに、その車両の車庫24内への入庫と、車庫24外への出庫をそれぞれ検出して、入庫検出信号または出庫検出信号を出庫管理装置26に与えるものである。なお、入出庫センサ27は、入庫のために、車両が複数回切返しを繰り返し、ループコイル27上を複数回通過する場合があるので、車両がループコイル27上を、予め設定した所定回数以上通過したときに、入庫検出信号を出力するようになっている。
各フラップ装置28は、各車庫24内へ車両が入庫したとき、その車両の前輪と後輪との中間部に位置するように各車庫24の中央部の路面上に固着され、車両の前輪または後輪により乗越えが可能の本体ケースと、この本体ケースに起倒可能に配設されたフラップと、を具備している。
フラップは、初期状態では車両により乗越え可能に倒伏して車庫24への入庫を可能とする一方、入庫後は入庫検出信号を受けたときに、車両により乗り越えることができないようにフラップを高くかつほぼ垂直に起立させて、車両の車庫24からの出庫を規制して無料で駐車するのを禁止するものである。
図6に示すように出庫管理装置26は、カード挿入口26a、料金投入口26b、返却口26c、入庫日記憶手段26d、駐車日数算出手段26e、駐車許可判断手段26f、出庫規制解除手段26g、精算金算出手段26h、精算検出手段26i、カード記録手段26j、ディスプレイ26k、カード排出口26lを具備している。入庫日記憶手段26dからカード記録手段26jまでの各手段は上記CPU,RAM,ROMを備えた周知のコンピュータシステムにより実現される新しい機能実現手段である。
カード挿入口26aは個別管理方式の駐車カード発行機25により発行された駐車カードを挿入する挿入口であり、ユーザが車両を所要の車庫24に駐車した後、出庫する際に駐車料金を駐車カードにより支払うために挿入するカード挿入口である。
カード挿入口26aは、図示しないカード自動搬送路に連通接続されており、カード挿入口12aに挿入された駐車カードを、自動搬送路により駐車日数算出手段12e、カード記録手段12hを経てカード排出口12jへ自動搬送するようになっている。なお、カード排出口12jは、カード挿入口26aと共用することにより廃止し、カード挿入口26aから挿入された駐車カードを駐車日数算出手段12d、カード記録手段12hを経て再びカード挿入口26aへ戻すように構成してもよい。
料金投入口26bは駐車カードによる駐車料金の支払額に不足が生じたときに、その不足額を現金で支払って精算する場合に、その現金を投入する投入口であり、上記出庫管理装置12の返却口12cと同様に、その現金支払いのキャンセルやおつりを返却口26cへ返却するようになっている。
入庫日記憶手段26dは、クロックを内蔵しており、入出庫センサ27から入庫検出信号を受けたときに、その日時をクロックから読み出し、その入庫日をその入庫検出信号を出力した入出庫センサ27の車庫番号25と関連付けてRAM等のメモリに記憶させるものである。
駐車日数算出手段26eは、カード挿入口26aに挿入された駐車カードから、このカードに記録されている駐車が許可されている車庫24の車庫番号と許可日数とを読み込み、この車庫番号が同一の車庫24での実際の駐車日数を算出するものである。
この駐車日数はこの車庫番号25の車庫24の入庫日時を前記入庫費記憶手段26dから読み込む一方、現在の日時、すなわち駐車カードがカード挿入口26aに挿入された日時を出庫日時として読み込み、この入庫日時と出庫日時との日日単位の差から実際の駐車日数を算出するものである。
駐車許可判断手段26fは、駐車日数算出手段26eにより算出された所定の車庫24の実際の駐車日数が駐車カードに記録されている許可日数内にあるとき、つまり、駐車日数<許可日数が成立すると判断したときに、駐車日数と許可日数との差である残存日数を算出して駐車カードに記録する一方、現在日時を出庫日時として駐車カードに記録し、さらに、出庫規制解除手段26gによりフラップ装置28に規制解除信号であるフラップ倒伏信号を与えて、フラップを倒伏させることにより、出庫を可能とするものである。
精算金算出手段26hは駐車日数<許可日数のときに、許可日数を超過した駐車日数の超過分を日日単位で算出し、その超過日数分の駐車料金を精算金として、1日当りの駐車料金に基づいて算出し、ディスプレイ26kに表示するものである。
精算検出手段26jは料金投入口26bに投入された料金を計数して精算金と一致するか否か判断し、一致するときに精算終了と判断する一方、この投入料金が精算金よりも過剰であるときは、その過剰分をおつりとして返却口26cに戻し、投入料金がさらに不足するときは、その不足料金をさらにディスプレイ26kに表示させるものである。
また、精算検出手段26iは精算の終了を検出したときに、駐車カードに出庫日時をカード記録手段26jに電磁的または電子的に記録する一方、カード面に目視可能に印字させ、さらに、規制解除信号をフラップ装置28に与えてフラップを倒伏させ、出庫可能とさせる。
次に、この個別管理方式の駐車場管理装置21の作用を図5〜図7に基づいて説明する。なお、図7中、Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。
まず、図5で示す駐車場において、フラップ装置28が初期状態にある車庫24では、フラップが倒伏しており、車両により容易に乗り越え入庫できる状態にある。
そこで、このフラップ装置28で初期状態にある車庫24内へ車両が入庫し、入出庫センサ27のループコイル27a上を所定回数以上通過すると、入庫センサ27が入庫を検出し、その車庫番号を特定した入庫検出信号を出庫管理装置26へ出力する。
このとき、出庫管理装置26の入庫日記憶手段26dは、S31で、入出庫センサ27の入庫検出信号の出力を読み込んでいるので、入庫検出信号を読み込むと、S32で、その車庫番号25のフラップ装置28に出庫規制信号を与える。
これにより、車両が入庫した車庫24のフラップ装置28のフラップがほぼ垂直に起立するので、車両はこのフラップを乗り越えることができず、出庫は規制され、無料駐車が禁止される。次のS33で、この入庫日は入庫日記憶手段26dによりその車庫24の車庫番号25に関連付けられて記憶される。
この後、車両が車庫24から出庫する場合は、ユーザが出庫管理装置26のカード挿入口26aに駐車カードを挿入する。
これにより、駐車日数算出手段26eは、S34で、駐車カードに記録されている車庫番号25と許可日数を読み込む。次のS35では、入庫日記憶手段26dから当該車庫番号の車庫24の入庫日時を読み出し、この入庫日時と、現在日時である出庫日時との差から実際の駐車日数を算出する。
この後、S36で、駐車許可判断手段26fは、駐車日数と許可日数とを比較し、駐車日数<許可日数が成立したときは、駐車日数が許可日数内にあるので、S37へ進み、ここで許可日数と駐車日数の差である残存日数を算出すると共に、カード記録手段26jにより、駐車カードに電磁的または電子的に記録し、さらに、カード面に目視可能に印字する。
次にS38で、駐車カードに出庫日時をカード記録手段26jにより記録し、次のS39で、規制解除信号をフラップ装置28に与える。
このために、次のS40で、フラップ装置28のフラップが倒伏するので、車両はこのフラップ装置28を乗り越えていつでも出庫することができる。
これにより、車両がフラップ装置28を乗り越えてループコイル27a上を通過し、車庫24を出庫すると、このループコイル27aは車両の出庫を検出したとして出庫信号を出庫管理装置26へ与え、車庫番号25に関連付けて出庫日時を記憶させる。また、このとき、この出庫した車庫24のフラップ装置28のフラップは倒伏したままの状態であるので、次の車両がいつでも入庫可能の状態にある。
一方、上記S36で駐車日数>許可日数が成立すると判断したときは、S41へ進み、ここで、実際の駐車日数が許可日数を超過した超過分を日日単位で算出し、この超過日数分の不足料金を日日単位の基本料金に基づいて算出し、ディスプレイ26kに表示させる。
次のS42では、この不足料金が精算されたか否かを精算検出手段により繰り返し検出する。つまり、料金投入口26bに投入された料金が不足料金(精算金)に足りるか否かを判断し、不足料金(精算金)に足りる場合には、精算済と判断し、投入料金が精算金よりも超過しているときは、その超過分をおつりとして返却口26cへ戻す。
こうして精算が完了した後は、次のS43で、駐車カードに予め現在日時を出庫日時としてカード記録手段26jにより電磁的または電子的に記録すると共に、カード面に目視可能に印字(プリント)する。
この後、S44で、精算検出手段26jは規制解除信号をフラップ装置28に与えて、その起立していたフラップをS45で倒伏させる。これにより、この車庫番号の車庫24内の車両は、いつでも出庫可能となる。そこで、実際に車両が出庫してループコイル27a上を通過すると、このループコイル27aから出庫検出信号が出庫管理装置26に与えられ、RAM等所要の記憶手段に車庫24毎の入出庫履歴として記憶される。
したがって、この個別管理方式の駐車場管理装置21によれば、各車庫24毎の車両の入,出庫から駐車を自動的に管理することができる。
また、この駐車場管理装置21も上記中央管理方式の駐車場管理装置7と同様に、日日単位で駐車場を賃貸するので、月極め駐車場に対して月極め契約の締結等の諸手続や諸費用を省略することができる一方、経営側も貸駐車場の利用効率を月極め駐車場に対して例えば20%程度向上させることができる。また、駐車カードはいわゆるプリペイドカードであり、駐車料金は前払いであるので、月極め駐車場のように月単位の多額の駐車料金の不払いを事前に防止できるので、経営上の安全性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る集中管理方式の駐車場管理装置を配設した駐車場の一例の模式図。 図1で示す駐車場管理装置の構成を示す機能ブロック図。 図2で示す入庫管理装置の駐車許可判断手段の処理プログラムを主に示すフローチャート。 図2で示す出庫管理装置の処理プログラムを主に示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る個別管理方式の駐車場管理装置を配設した駐車場の一例の模式図。 図5で示す駐車場管理装置の構成を示す機能ブロック図。 図6で示す出庫管理装置の処理プログラムを主に示すフローチャート。
符号の説明
1,22 駐車場
7,21 駐車場管理装置
8,25 駐車カード発行機
9 入庫管理装置
9a カード挿入口
9b 駐車許可判断手段
10 入庫ゲート駆動装置
11 入庫センサ
12 出庫管理装置
12a カード挿入口
12b 料金投入口
12c 返却口
12d 駐車日数算出手段
12e 残存日数算出手段
12f 精算金算出手段
12g 精算検出手段
12h カード記録手段
12i ディスプレイ
12j カード排出口
13 出庫ゲート駆動装置
14 出庫センサ
26 出庫管理装置
26a カード挿入口
26b 料金投入口
26c 返却口
26d 入庫日記憶手段
26e 駐車日数算出手段
26f 駐車許可判断手段
26g 出庫規制解除手段
26h 精算金算出手段
26i 精算検出手段
26j カード記録手段
26k ディスプレイ
26l カード排出口
27 入出庫センサ
28 フラップ装置

Claims (5)

  1. 駐車を許可する所定の駐車場および日数を少なくとも記録した駐車カードを有料で発行するカード発行機と、
    駐車場の入口側に配設され、前記駐車カードが挿入される挿入口、この挿入口から挿入された前記駐車カードの許可駐車場と許可日数を読み取り、この入庫駐車場が許可駐車場であり、かつその駐車カード挿入日である入庫日が許可日数内であるときに、入庫ゲート開門信号を出力する一方、この駐車カードに入庫日を記録する駐車許可判断手段、この入庫日が記録された駐車カードが排出されるカード排出口を有する入庫管理装置と、
    前記駐車場入口側に配設され、この入口を通過する車両を検出したときに、入庫済検出信号を出力する入庫検出信号を出力する入庫センサと、
    前記駐車場の入口を開閉する常閉の入庫ゲート、前記ゲート開門信号を受けたときに、前記入庫ゲートを開門するように駆動する一方、前記入庫済検出信号を受信したときに、前記入庫ゲートを閉門するように駆動する入庫ゲート駆動手段を有する入庫ゲート駆動装置と、
    前記駐車場の出口側に配設され、前記駐車カードが挿入されるカード挿入口、このカード挿入口に挿入された駐車カードの許可日数と入庫日を読み取り、その入庫日から駐車カード挿入日である出庫日までの駐車日数を算出する駐車日数算出手段、この駐車日数が前記許可日数内であるときに、出庫ゲート開門信号を出力する一方、許可日数から駐車日数を差し引いた残存日数を求める残存日数算出手段、前記駐車日数が前記許可日数を超過しているときに、その超過日数分の不足料金を算出する精算金算出手段、この不足料金が精算されたときに、出庫ゲート開門信号を出力する精算検出手段、前記不足料金を表示する表示手段、前記残存日数と出庫日を前記駐車カードに記録するカード記録手段、この残存日数と出庫日を記録した駐車カードを排出するカード排出口を有する出庫管理装置と、
    前記駐車場出口側に配設され、この出口を通過する車両を検出したときに、出庫済検出信号を出力する出庫センサと、
    前記駐車場の出口を開閉する出庫ゲート、前記出庫ゲート開門信号を受けたときに、この出庫ゲートを開門するように駆動する一方、前記出庫済検出信号を受けたときに、この出庫ゲートを閉門するように駆動する出庫ゲート駆動手段を有する出庫ゲート駆動装置と、
    を具備していることを特徴とする駐車場管理装置。
  2. 前記駐車場入口と駐車場出口が共用され、
    前記入庫ゲート駆動装置と出庫ゲート駆動装置とが共用されていることを特徴とする請求項1記載の駐車場管理装置。
  3. 前記精算検出手段は、前記不足料金が他の駐車場カードにより精算されるときは、その他の駐車カードの駐車許可日数から超過日数を差し引いて残存日数を求め、この残存日数をこの他の駐車カードに前記カード記録手段により記録させる精算記録手段を、有することを特徴とする請求項1または2記載の駐車場管理装置。
  4. 駐車を許可する所定の車庫と日数を少なくとも記録した駐車カードを発行するカード発行機と、
    車庫への入庫または出庫をそれぞれ検出して入庫検出信号または出庫検出信号をそれぞれ出力する入出庫センサと、
    前記駐車カードが挿入されるカード挿入口、前記入庫検出信号を受信したときに、その入庫日を、入庫された車庫毎に記憶する入庫日記憶手段、前記カード挿入口から挿入された駐車カードから許可日数と許可車庫を読み取る一方、前記入庫口記憶手段から入庫日と入庫車庫を読み取り、この入庫車庫の入庫日から出庫日までの駐車日数を算出する駐車日数算出手段、この駐車日数算出手段により算出された駐車日数が、前記駐車カードの許可日数内にあるか否かを判断する駐車許可判断手段、この駐車許可判断手段により駐車日数が駐車許可日数内にあると判断したときに、出庫規制解除信号を出力する出庫規制解除手段、前記駐車許可判断手段により前記駐車日数が前記駐車許可日数を超過していると判断したときに、その超過日数分の不足駐車料金を算出する精算金算出手段、この不足料金が精算されたときに、出庫規制解除信号を出力する精算検出手段、前記不足料金を表示する表示手段を有する入出庫管理装置と、
    前記各車庫にそれぞれ配設されて、各車庫への入庫を可能とする一方、前記入庫検出信号を受信したときに、この車庫からの車両の出庫を規制し、前記出庫規制解除信号を受信したときに、前記出庫規制を解除して出庫可能とする出庫規制装置と、
    を具備していることを特徴とする駐車場管理装置。
  5. 前記精算検出手段は、前記不足料金が他の駐車カードにより精算されるときは、その他の駐車カードの駐車許可日数から超過日数を差し引いて残存許可日数を求め、この残存日数を他の駐車カードに記録する残存許可日数記録手段を有することを特徴とする請求項4記載の駐車場管理装置。
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