JP2002312848A - 貸駐車場システム - Google Patents
貸駐車場システムInfo
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- JP2002312848A JP2002312848A JP2001113210A JP2001113210A JP2002312848A JP 2002312848 A JP2002312848 A JP 2002312848A JP 2001113210 A JP2001113210 A JP 2001113210A JP 2001113210 A JP2001113210 A JP 2001113210A JP 2002312848 A JP2002312848 A JP 2002312848A
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- rental
- owner
- parking lot
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】小額の資金で、安全に、効率よく駐車場経営を
することができ、駐車場の普及に寄与する貸駐車場シス
テムを提供すること。 【解決手段】販売主体は、貸駐車場としての駐車場用地
を取得し、この駐車場用地をオーナーa、b、cに対し
車両1台分の駐車スペース毎に分割して販売する。各オ
ーナーa、b、cは、それぞれ、駐車スペースA、B、
Cを所有する。各オーナーa、b、cは、駐車スペース
A、B、Cを例えば時間貸により貸し、その対価として
駐車料金を得る。駐車スペースを借りた者は、例えばそ
の駐車スペースに設置された料金徴収機に駐車料金を支
払う。オーナーは、その料金徴収機から駐車料金を回収
する。また、運営主体は、オーナーの依頼により貸駐車
場1を管理する。貸駐車場1の管理は、駐車スペースお
よび付帯設備のメインテナンスを含む。また、運営主体
は、駐車料金の回収を代行してもよい。
することができ、駐車場の普及に寄与する貸駐車場シス
テムを提供すること。 【解決手段】販売主体は、貸駐車場としての駐車場用地
を取得し、この駐車場用地をオーナーa、b、cに対し
車両1台分の駐車スペース毎に分割して販売する。各オ
ーナーa、b、cは、それぞれ、駐車スペースA、B、
Cを所有する。各オーナーa、b、cは、駐車スペース
A、B、Cを例えば時間貸により貸し、その対価として
駐車料金を得る。駐車スペースを借りた者は、例えばそ
の駐車スペースに設置された料金徴収機に駐車料金を支
払う。オーナーは、その料金徴収機から駐車料金を回収
する。また、運営主体は、オーナーの依頼により貸駐車
場1を管理する。貸駐車場1の管理は、駐車スペースお
よび付帯設備のメインテナンスを含む。また、運営主体
は、駐車料金の回収を代行してもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貸駐車場システム
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、時間貸駐車場として、いわゆるコ
イン駐車場が普及している。
イン駐車場が普及している。
【0003】このコイン駐車場は、一人のオーナー(土
地所有者)と運営会社とが契約し、オーナーは、自己が
所有する未利用の土地を駐車場用地として運営会社に有
償で提供する。
地所有者)と運営会社とが契約し、オーナーは、自己が
所有する未利用の土地を駐車場用地として運営会社に有
償で提供する。
【0004】一方、運営会社は、その駐車場用地に1ま
たは2以上の駐車スペースを作ると共に、料金徴収機な
どの装置を設置し、当該装置の管理(保守・点検等)や
駐車料金の回収などを行なう。回収された駐車料金は、
運営会社の収入となる。運営会社は、土地の使用料(定
額)を例えば1ヶ月毎にオーナーに支払う。
たは2以上の駐車スペースを作ると共に、料金徴収機な
どの装置を設置し、当該装置の管理(保守・点検等)や
駐車料金の回収などを行なう。回収された駐車料金は、
運営会社の収入となる。運営会社は、土地の使用料(定
額)を例えば1ヶ月毎にオーナーに支払う。
【0005】しかしながら、このような方式では、オー
ナーと運営会社との契約期間が例えば6ヶ月〜24ヶ月
程度と短く、契約の更新が成立しない可能性もあるた
め、運営会社が貸駐車場を運営するにあたり、永続性に
乏しいと言う問題がある。
ナーと運営会社との契約期間が例えば6ヶ月〜24ヶ月
程度と短く、契約の更新が成立しない可能性もあるた
め、運営会社が貸駐車場を運営するにあたり、永続性に
乏しいと言う問題がある。
【0006】その対策としては、オーナーまたは運営会
社自体が駐車場用地を購入し、複数の駐車スペースを作
ると共にそれらを管理する方法もある。
社自体が駐車場用地を購入し、複数の駐車スペースを作
ると共にそれらを管理する方法もある。
【0007】しかし、この場合には、土地購入資金な
ど、多大な投資を要するとともに、貸駐車場の稼動率の
予測も困難なので、実際に稼動率が低かった場合には、
収入が減るというリスクもあり、結局、駐車場の普及の
促進にはならない。
ど、多大な投資を要するとともに、貸駐車場の稼動率の
予測も困難なので、実際に稼動率が低かった場合には、
収入が減るというリスクもあり、結局、駐車場の普及の
促進にはならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、小額
の資金で、安全に、効率よく駐車場経営をすることがで
き、駐車場の普及に寄与する貸駐車場システムを提供す
ることにある。
の資金で、安全に、効率よく駐車場経営をすることがで
き、駐車場の普及に寄与する貸駐車場システムを提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(17)の本発明により達成される。
(1)〜(17)の本発明により達成される。
【0010】(1) 販売主体は、貸駐車場としての駐
車場用地を取得し、当該駐車場用地を1または2以上の
オーナーに対し車両1台分の駐車スペース毎に分割して
販売し、前記オーナーは、駐車スペースを貸すことによ
る駐車料金を得ることを特徴とする貸駐車場システム。
車場用地を取得し、当該駐車場用地を1または2以上の
オーナーに対し車両1台分の駐車スペース毎に分割して
販売し、前記オーナーは、駐車スペースを貸すことによ
る駐車料金を得ることを特徴とする貸駐車場システム。
【0011】(2) 前記販売主体は、販売に際し、付
帯設備を設置する上記(1)に記載の貸駐車場システ
ム。
帯設備を設置する上記(1)に記載の貸駐車場システ
ム。
【0012】(3) 前記付帯設備の少なくとも一部
は、前記駐車スペース内に設置されている上記(2)に
記載の貸駐車場システム。
は、前記駐車スペース内に設置されている上記(2)に
記載の貸駐車場システム。
【0013】(4) 前記付帯設備は、料金徴収機を含
む上記(2)または(3)に記載の貸駐車場システム。
む上記(2)または(3)に記載の貸駐車場システム。
【0014】(5) 前記料金徴収機は、コンピュータ
を内蔵し、支払われた駐車料金の金額を集計する機能を
有している上記(4)に記載の貸駐車場システム。
を内蔵し、支払われた駐車料金の金額を集計する機能を
有している上記(4)に記載の貸駐車場システム。
【0015】(6) 前記付帯設備は、車両規制装置を
含む上記(2)ないし(5)のいずれかに記載の貸駐車
場システム。
含む上記(2)ないし(5)のいずれかに記載の貸駐車
場システム。
【0016】(7) 運営主体は、前記オーナーの依頼
により貸駐車場を管理する上記(1)ないし(6)のい
ずれかに記載の貸駐車場システム。
により貸駐車場を管理する上記(1)ないし(6)のい
ずれかに記載の貸駐車場システム。
【0017】(8) 前記貸駐車場の管理は、駐車スペ
ースおよびその付帯設備のメインテナンスを含む上記
(7)に記載の貸駐車場システム。
ースおよびその付帯設備のメインテナンスを含む上記
(7)に記載の貸駐車場システム。
【0018】(9) 前記運営主体は、貸駐車場の管理
費を前記オーナーから得る上記(7)または(8)に記
載の貸駐車場システム。
費を前記オーナーから得る上記(7)または(8)に記
載の貸駐車場システム。
【0019】(10) 前記貸駐車場の管理は、駐車料
金の回収を含む上記(7)ないし(9)のいずれかに記
載の貸駐車場システム。
金の回収を含む上記(7)ないし(9)のいずれかに記
載の貸駐車場システム。
【0020】(11) 前記運営主体は、回収した駐車
料金の全部または一部を前記オーナーに支払う上記(1
0)に記載の貸駐車場システム。
料金の全部または一部を前記オーナーに支払う上記(1
0)に記載の貸駐車場システム。
【0021】(12) 前記各オーナーへの駐車料金の
支払いをコンピュータで管理する上記(11)に記載の
貸駐車場システム。
支払いをコンピュータで管理する上記(11)に記載の
貸駐車場システム。
【0022】(13) 前記コンピュータは、各オーナ
ー毎の支払条件に関する情報を記憶し、該情報に基づい
て各オーナーへの支払い額を算定する上記(12)に記
載の貸駐車場システム。
ー毎の支払条件に関する情報を記憶し、該情報に基づい
て各オーナーへの支払い額を算定する上記(12)に記
載の貸駐車場システム。
【0023】(14) 前記オーナーへの支払い額は、
各オーナー均等である上記(11)ないし(13)のい
ずれかに記載の貸駐車場システム。
各オーナー均等である上記(11)ないし(13)のい
ずれかに記載の貸駐車場システム。
【0024】(15) 前記オーナーへの支払い額は、
各オーナーに対し一定の比率である上記(11)ないし
(13)のいずれかに記載の貸駐車場システム。
各オーナーに対し一定の比率である上記(11)ないし
(13)のいずれかに記載の貸駐車場システム。
【0025】(16) 前記オーナーへの支払い額は、
各オーナーが所有する駐車スペースの売上に応じて決定
される上記(11)ないし(13)のいずれかに記載の
貸駐車場システム。
各オーナーが所有する駐車スペースの売上に応じて決定
される上記(11)ないし(13)のいずれかに記載の
貸駐車場システム。
【0026】(17) 前記運営主体は、前記販売主体
と同一または関連企業である上記(1)ないし(16)
のいずれかに記載の貸駐車場システム。
と同一または関連企業である上記(1)ないし(16)
のいずれかに記載の貸駐車場システム。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の貸駐車場システム
を添付図面に示す好適な実施の形態に基づいて詳細に説
明する。
を添付図面に示す好適な実施の形態に基づいて詳細に説
明する。
【0028】図1(a)は、本発明の貸駐車場システム
(販売時)の第1実施形態を模式的に示す図、図1
(b)は、本発明の貸駐車場システム(運営時)の第1
実施形態を模式的に示す図、図3、図4および図5は、
それぞれ貸駐車場の一例を示す外観斜視図である。
(販売時)の第1実施形態を模式的に示す図、図1
(b)は、本発明の貸駐車場システム(運営時)の第1
実施形態を模式的に示す図、図3、図4および図5は、
それぞれ貸駐車場の一例を示す外観斜視図である。
【0029】図1(a)に示すように、販売主体(会社
等の法人または自然人)は、まず、貸駐車場1として用
いることができる駐車場用地を取得する。また、必要に
応じて、整地、舗装などを行なう。
等の法人または自然人)は、まず、貸駐車場1として用
いることができる駐車場用地を取得する。また、必要に
応じて、整地、舗装などを行なう。
【0030】取得した用地には、できるだけ多くの駐車
スペースが取れるように、その配置を設計する。1台分
の駐車スペースとしては、例えば、縦5m×横2mの1
0m 2とする。
スペースが取れるように、その配置を設計する。1台分
の駐車スペースとしては、例えば、縦5m×横2mの1
0m 2とする。
【0031】例えば、縦10m×横10m(100
m2)の土地から、最大6台分の駐車スペースが取れ、
駐車スペースの合計は、60m2となる。この駐車スペ
ースの合計は、各オーナーの専有部分2であり、残りの
40m2は、通路などとして使用され、共用部分3とな
る。
m2)の土地から、最大6台分の駐車スペースが取れ、
駐車スペースの合計は、60m2となる。この駐車スペ
ースの合計は、各オーナーの専有部分2であり、残りの
40m2は、通路などとして使用され、共用部分3とな
る。
【0032】全ての駐車スペースA、B、Cは、同一の
大きさ(面積)であっても、一部異なる大きさのものが
あってもよい。例えば、駐車スペースA、B、Cのうち
の駐車スペースCは、他の駐車スペースより若干小さい
もの(軽自動車用)であってもよい。この場合、駐車ス
ペースCは、他の駐車スペースに比べ、オーナーへの販
売価格が低額に設定されていてもよい。
大きさ(面積)であっても、一部異なる大きさのものが
あってもよい。例えば、駐車スペースA、B、Cのうち
の駐車スペースCは、他の駐車スペースより若干小さい
もの(軽自動車用)であってもよい。この場合、駐車ス
ペースCは、他の駐車スペースに比べ、オーナーへの販
売価格が低額に設定されていてもよい。
【0033】なお、本実施形態では、3つの駐車スペー
スA、B、Cを例にしているが、駐車スペースの数や配
置、面積等の条件は、上記に限定されないことは言うま
でもない。
スA、B、Cを例にしているが、駐車スペースの数や配
置、面積等の条件は、上記に限定されないことは言うま
でもない。
【0034】また、図3に示すように、各駐車スペース
には、車止め4、車両規制装置(駐車車両が料金を払う
までは車両が駐車スペースから出られないようにする装
置)5、料金徴収機6などの付帯設備を設置する。
には、車止め4、車両規制装置(駐車車両が料金を払う
までは車両が駐車スペースから出られないようにする装
置)5、料金徴収機6などの付帯設備を設置する。
【0035】なお、料金徴収機は、各駐車スペース毎に
設置されているもの(個別の料金徴収機)に限られな
い。例えば、図4に示すように、駐車スペースA、B、
Cが1つの料金徴収機7を共同で使用するもの(共同の
料金徴収機)でもよい。この場合、料金徴収機7は、共
有部分3に設置されているのがよい。
設置されているもの(個別の料金徴収機)に限られな
い。例えば、図4に示すように、駐車スペースA、B、
Cが1つの料金徴収機7を共同で使用するもの(共同の
料金徴収機)でもよい。この場合、料金徴収機7は、共
有部分3に設置されているのがよい。
【0036】また、貸駐車場1は、個別の駐車スペース
に車両規制装置5を設けず、図5に示すように、貸駐車
場1全体への共通の出入口(ゲート)8を設け、ここ
に、ゲート開閉機構9と、共通の料金徴収機7とを設け
た構成であってもよい。この場合、車両は、出入口8以
外の場所からの出入りはできないようになっている。車
両が入庫する際には、発券機10から駐車開始時間を表
示したカードを発券し、出庫時にこのカードを料金徴収
機7等に挿入して料金を算定し、支払いを行なう。料金
が支払われると、ゲート開閉機構9によりゲートが開
き、出庫が可能となる。なお、ゲート開閉機構9および
発券機10は、付帯設備の一部である。
に車両規制装置5を設けず、図5に示すように、貸駐車
場1全体への共通の出入口(ゲート)8を設け、ここ
に、ゲート開閉機構9と、共通の料金徴収機7とを設け
た構成であってもよい。この場合、車両は、出入口8以
外の場所からの出入りはできないようになっている。車
両が入庫する際には、発券機10から駐車開始時間を表
示したカードを発券し、出庫時にこのカードを料金徴収
機7等に挿入して料金を算定し、支払いを行なう。料金
が支払われると、ゲート開閉機構9によりゲートが開
き、出庫が可能となる。なお、ゲート開閉機構9および
発券機10は、付帯設備の一部である。
【0037】販売主体は、1または2以上のオーナー
(駐車スペースの不動産所有者)を募集する。本実施形
態では、駐車スペースA、B、Cにそれぞれ対応するよ
う、3人のオーナーa、b、cを例にしている。
(駐車スペースの不動産所有者)を募集する。本実施形
態では、駐車スペースA、B、Cにそれぞれ対応するよ
う、3人のオーナーa、b、cを例にしている。
【0038】販売主体は、取得した駐車場用地を前述し
たようにして車1台分の駐車スペース毎に分割し、各オ
ーナーに販売する。オーナーは、自己の駐車スペースの
土地を所有する。なお、1人のオーナーが複数の駐車ス
ペースを購入してもよいことは言うまでもないが、理解
を容易にするために、以下の説明では、3人のオーナー
a、b、cが駐車スペースを1つずつ購入した例につい
て説明する。
たようにして車1台分の駐車スペース毎に分割し、各オ
ーナーに販売する。オーナーは、自己の駐車スペースの
土地を所有する。なお、1人のオーナーが複数の駐車ス
ペースを購入してもよいことは言うまでもないが、理解
を容易にするために、以下の説明では、3人のオーナー
a、b、cが駐車スペースを1つずつ購入した例につい
て説明する。
【0039】各オーナーa、b、cへの販売金額には、
前記付帯設備の分を含めることができる。また付帯設備
のうちの全部または一部は、各オーナーに貸与(リース
等)されるものでもよい。特に、車両規制装置5および
料金徴収機6は、保守、点検を必要とするため、リース
契約をするのに適している。このような付帯設備の取り
扱いは、各オーナー毎に異なっていてもよいが、管理の
複雑化を避けるために、なるべく統一されているのが好
ましい。
前記付帯設備の分を含めることができる。また付帯設備
のうちの全部または一部は、各オーナーに貸与(リース
等)されるものでもよい。特に、車両規制装置5および
料金徴収機6は、保守、点検を必要とするため、リース
契約をするのに適している。このような付帯設備の取り
扱いは、各オーナー毎に異なっていてもよいが、管理の
複雑化を避けるために、なるべく統一されているのが好
ましい。
【0040】また、駐車スペースの販売金額は、駐車ス
ペースA、B、Cについて均等でも、その全部または一
部が異なっていてもよい。後者の場合、例えば、駐車さ
れる頻度が高いと予想される場所にある駐車スペースを
高額とし、逆に駐車される頻度が低いと予想される場所
にある駐車スペースを低額とすることができる。また、
前述したように、駐車スペースの面積の大小に応じて販
売金額に差異を設けることもできる。なお、販売金額に
差異を設ける理由は、これに限定されないことは言うま
でもない。
ペースA、B、Cについて均等でも、その全部または一
部が異なっていてもよい。後者の場合、例えば、駐車さ
れる頻度が高いと予想される場所にある駐車スペースを
高額とし、逆に駐車される頻度が低いと予想される場所
にある駐車スペースを低額とすることができる。また、
前述したように、駐車スペースの面積の大小に応じて販
売金額に差異を設けることもできる。なお、販売金額に
差異を設ける理由は、これに限定されないことは言うま
でもない。
【0041】また、旧オーナーが自己の駐車スペースを
新オーナーに譲渡(転売)してもよい。この場合、旧オ
ーナーの権利・義務は、新オーナーに引き継がれる。販
売主体は、この譲渡(オーナーの変更)を仲介すること
もできる。その際、仲介料を旧オーナーおよび/または
新オーナーから得ることもできる。
新オーナーに譲渡(転売)してもよい。この場合、旧オ
ーナーの権利・義務は、新オーナーに引き継がれる。販
売主体は、この譲渡(オーナーの変更)を仲介すること
もできる。その際、仲介料を旧オーナーおよび/または
新オーナーから得ることもできる。
【0042】なお、共有部分3の土地については、全オ
ーナーで分割所有しても、共有してもよく、あるいは販
売主体が所有してもよい。
ーナーで分割所有しても、共有してもよく、あるいは販
売主体が所有してもよい。
【0043】次に、貸駐車場1の運営について、図1
(b)を参照しつつ説明する。貸駐車場1の各駐車スペ
ースA、B、Cは、時間貸しで貸されるものであり、借
りる者は、自己の車両を空いている所定の駐車スペース
に駐車し、その駐車時間に応じた駐車料金(以下単に
「料金」と言う)を例えば後払いで支払う。料金の支払
方法は、例えば現金を料金徴収機6、7に投入する方法
が挙げられる。また、チケット、プリペードカード、キ
ャッシュカード、クレジットカード、ICカード等を用
いる方法も可能である。本実施例では、料金徴収機6、
7への現金の投入を例に説明する。
(b)を参照しつつ説明する。貸駐車場1の各駐車スペ
ースA、B、Cは、時間貸しで貸されるものであり、借
りる者は、自己の車両を空いている所定の駐車スペース
に駐車し、その駐車時間に応じた駐車料金(以下単に
「料金」と言う)を例えば後払いで支払う。料金の支払
方法は、例えば現金を料金徴収機6、7に投入する方法
が挙げられる。また、チケット、プリペードカード、キ
ャッシュカード、クレジットカード、ICカード等を用
いる方法も可能である。本実施例では、料金徴収機6、
7への現金の投入を例に説明する。
【0044】駐車料金は、例えば、10分間100円、
15分間100円、30分間300円、60分間500
円、3時間1200円、12時間3000円、24時間
5000円などに設定することができる。
15分間100円、30分間300円、60分間500
円、3時間1200円、12時間3000円、24時間
5000円などに設定することができる。
【0045】また、駐車料金は、24時間を通して同額
でも、時間帯ごとに異ならせてもよい。例えば、昼間
(午前8時〜午後8時)は、15分間100円とし、夜
間(午後8時〜午前8時)は、60分間100円とする
こともできる。
でも、時間帯ごとに異ならせてもよい。例えば、昼間
(午前8時〜午後8時)は、15分間100円とし、夜
間(午後8時〜午前8時)は、60分間100円とする
こともできる。
【0046】なお、駐車時間は、例えば、駐車スペース
に車両が駐車されたことを検知するセンサー(付帯設備
の一部)が設けられ、このセンサーによる検出に基づい
てタイマーが作動し、自動的に算出されるような方式を
採用することができる。また、図5に示すような発券機
10やその他個別の発券機により、駐車開始時間を表示
したカードを発券し、出庫時にこのカードを料金徴収機
6、7等に挿入して料金を算定する方式でもよい。
に車両が駐車されたことを検知するセンサー(付帯設備
の一部)が設けられ、このセンサーによる検出に基づい
てタイマーが作動し、自動的に算出されるような方式を
採用することができる。また、図5に示すような発券機
10やその他個別の発券機により、駐車開始時間を表示
したカードを発券し、出庫時にこのカードを料金徴収機
6、7等に挿入して料金を算定する方式でもよい。
【0047】各オーナーa〜cは、自己の駐車スペース
に駐車された分に対応する料金を回収する。料金の回収
は、例えば1日毎、1週間毎、1ヶ月毎など、定期的に
行なうことができ、また不定期(任意の時期)に行なっ
てもよい。
に駐車された分に対応する料金を回収する。料金の回収
は、例えば1日毎、1週間毎、1ヶ月毎など、定期的に
行なうことができ、また不定期(任意の時期)に行なっ
てもよい。
【0048】個別の料金徴収機6を用いる場合、各オー
ナーa〜cは、自己の駐車スペースの料金徴収機6から
料金を回収する(図3参照)。
ナーa〜cは、自己の駐車スペースの料金徴収機6から
料金を回収する(図3参照)。
【0049】また、図4に示す共同の料金徴収機7を用
いる場合、該料金徴収機7は、コンピュータ(マイクロ
コンピュータ)を内蔵しており、投入された駐車料金
は、その金額が各駐車スペースA〜C毎に集計され、当
該コンピュータ内のメモリーに記憶される。これによ
り、各オーナーa〜cは、共同の料金徴収機7から、自
己の駐車スペースに駐車された分に対応する料金を回収
することができる(図4参照)。また、図5に示す共同
の料金徴収機7を用いる場合、各オーナーa〜cは、全
料金を等分した額を回収することができるようになって
いる。
いる場合、該料金徴収機7は、コンピュータ(マイクロ
コンピュータ)を内蔵しており、投入された駐車料金
は、その金額が各駐車スペースA〜C毎に集計され、当
該コンピュータ内のメモリーに記憶される。これによ
り、各オーナーa〜cは、共同の料金徴収機7から、自
己の駐車スペースに駐車された分に対応する料金を回収
することができる(図4参照)。また、図5に示す共同
の料金徴収機7を用いる場合、各オーナーa〜cは、全
料金を等分した額を回収することができるようになって
いる。
【0050】この場合、各オーナーには、例えば専用の
キーまたはIDやパスワード(暗証番号)等が与えられ
ており、それを用いて自己が受け取るべき料金(図4に
示す料金回収機7の場合は、自己の駐車スペースの売上
金)に限り回収することができるようなシステムとなっ
ている。
キーまたはIDやパスワード(暗証番号)等が与えられ
ており、それを用いて自己が受け取るべき料金(図4に
示す料金回収機7の場合は、自己の駐車スペースの売上
金)に限り回収することができるようなシステムとなっ
ている。
【0051】一方、運営主体(会社等の法人または自然
人)は、貸駐車場1を管理する。この管理は、各駐車ス
ペースや付帯設備のメインテナンスが含まれる。具体的
には、各駐車スペースA〜C(専有部分2)の清掃、保
守、付帯設備の保守、点検、防犯対策などである。ま
た、必要に応じ、共有部分3の清掃、保守等も行なう。
人)は、貸駐車場1を管理する。この管理は、各駐車ス
ペースや付帯設備のメインテナンスが含まれる。具体的
には、各駐車スペースA〜C(専有部分2)の清掃、保
守、付帯設備の保守、点検、防犯対策などである。ま
た、必要に応じ、共有部分3の清掃、保守等も行なう。
【0052】運営主体は、前記貸駐車場1の管理の代償
として、各オーナーa〜cから管理費を徴収する。管理
費の徴収は、定期的に行われるのが好ましく、例えば1
ヶ月毎とする。この管理費は、マンションの管理費など
に比べ、小額であるので、オーナーにとっては負担が少
ないという利点がある。
として、各オーナーa〜cから管理費を徴収する。管理
費の徴収は、定期的に行われるのが好ましく、例えば1
ヶ月毎とする。この管理費は、マンションの管理費など
に比べ、小額であるので、オーナーにとっては負担が少
ないという利点がある。
【0053】各オーナーa〜cは、自己が得た駐車料金
から管理費を差し引いた額が、収入となる。
から管理費を差し引いた額が、収入となる。
【0054】前記運営主体は、前記販売主体とは別でも
よいが、同一または関連する企業であってもよい。これ
により、各オーナーは、駐車スペースを購入したところ
にその運営を依頼することとなるので、手間が省け、信
頼性も高まる。また、運営主体側は、駐車スペースの販
売による利益と管理に伴う利益の双方を得ることができ
る。
よいが、同一または関連する企業であってもよい。これ
により、各オーナーは、駐車スペースを購入したところ
にその運営を依頼することとなるので、手間が省け、信
頼性も高まる。また、運営主体側は、駐車スペースの販
売による利益と管理に伴う利益の双方を得ることができ
る。
【0055】このような本発明によれば、次のような効
果が得られる。すなわち、オーナーは、マンション経営
などに比べ、小額な資金で貸駐車場の経営ができる。ま
た、購入するのはほとんどが土地なので、建物のよう
に、減価することがなく、経営(投資)のリスクが少な
い。また、時間貸しなので、日々現金が入る。そして、
料金回収の方法も簡単であり、未払いもほとんどない。
さらに、管理費等の維持費は小額であるため、負担が少
ない。
果が得られる。すなわち、オーナーは、マンション経営
などに比べ、小額な資金で貸駐車場の経営ができる。ま
た、購入するのはほとんどが土地なので、建物のよう
に、減価することがなく、経営(投資)のリスクが少な
い。また、時間貸しなので、日々現金が入る。そして、
料金回収の方法も簡単であり、未払いもほとんどない。
さらに、管理費等の維持費は小額であるため、負担が少
ない。
【0056】また、社会的に見ると、土地の有効利用が
図れ、また駐車場が増えることで、違法駐車などの交通
問題も改善されるという効果がある。
図れ、また駐車場が増えることで、違法駐車などの交通
問題も改善されるという効果がある。
【0057】図2(a)は、本発明の貸駐車場システム
(販売時)の第2実施形態を模式的に示す図、図2
(b)は、本発明の貸駐車場システム(運営時)の第2
実施形態を模式的に示す図である。
(販売時)の第2実施形態を模式的に示す図、図2
(b)は、本発明の貸駐車場システム(運営時)の第2
実施形態を模式的に示す図である。
【0058】以下、第2実施形態について、前記第1実
施形態と相違する点についてを中心に説明し、同様の事
項についてはその説明を省略する。
施形態と相違する点についてを中心に説明し、同様の事
項についてはその説明を省略する。
【0059】この第2実施形態では、図2(a)に示す
販売時については、前記第1実施形態と同様である。
販売時については、前記第1実施形態と同様である。
【0060】貸駐車場1の各駐車スペースA、B、C
は、時間貸しで貸されるものであり、借りる者は、自己
の車両を空いている所定の駐車スペースに駐車し、その
駐車時間に応じた駐車料金を例えば後払いで支払う。料
金の支払方法等については、前記第1実施形態と同様で
ある。
は、時間貸しで貸されるものであり、借りる者は、自己
の車両を空いている所定の駐車スペースに駐車し、その
駐車時間に応じた駐車料金を例えば後払いで支払う。料
金の支払方法等については、前記第1実施形態と同様で
ある。
【0061】運営主体(会社等の法人または自然人)
は、貸駐車場1を管理する。この管理は、前記と同様
に、各駐車スペースや付帯設備のメインテナンスが含ま
れる。具体的には、各駐車スペースA〜C(専有部分
2)の清掃、保守、付帯設備の保守、点検、防犯対策な
どである。また、必要に応じ、共有部分3の清掃、保守
等も行なう。
は、貸駐車場1を管理する。この管理は、前記と同様
に、各駐車スペースや付帯設備のメインテナンスが含ま
れる。具体的には、各駐車スペースA〜C(専有部分
2)の清掃、保守、付帯設備の保守、点検、防犯対策な
どである。また、必要に応じ、共有部分3の清掃、保守
等も行なう。
【0062】また、運営主体は、駐車料金の回収も行な
う。個別の料金徴収機6を用いる場合、運営主体は、各
駐車スペースA〜Cに設置された料金徴収機6からそれ
ぞれ料金を回収する(図3参照)。
う。個別の料金徴収機6を用いる場合、運営主体は、各
駐車スペースA〜Cに設置された料金徴収機6からそれ
ぞれ料金を回収する(図3参照)。
【0063】また、共同の料金徴収機7を用いる場合、
運営主体は、その料金徴収機7から料金を一括して回収
する(図4、図5参照)。前述したように、共同の料金
徴収機7では、各駐車スペースA〜C毎に料金が集計さ
れている。
運営主体は、その料金徴収機7から料金を一括して回収
する(図4、図5参照)。前述したように、共同の料金
徴収機7では、各駐車スペースA〜C毎に料金が集計さ
れている。
【0064】運営主体が回収した料金は、預かり金であ
り、各オーナーa〜cに支払われる。すなわち、運営主
体は、回収した料金の全部または一部を各オーナーa〜
cに支払う。この支払いは、例えば週毎、2週毎、月
毎、3ヶ月毎、6ヶ月毎、年毎等、所定期間毎に行われ
るのが好ましい。回収した料金の全部を支払う場合、例
えば、次のの3つの方法がある。
り、各オーナーa〜cに支払われる。すなわち、運営主
体は、回収した料金の全部または一部を各オーナーa〜
cに支払う。この支払いは、例えば週毎、2週毎、月
毎、3ヶ月毎、6ヶ月毎、年毎等、所定期間毎に行われ
るのが好ましい。回収した料金の全部を支払う場合、例
えば、次のの3つの方法がある。
【0065】 回収した料金を全オーナーで等分し、
分配する。 回収した料金を各オーナー毎に予め定められた所定
の比率で分配する。例えば、オーナーa、b、cが2:
3:5の分配比率と定められている場合に、回収した全
料金をこの比率で分配する。
分配する。 回収した料金を各オーナー毎に予め定められた所定
の比率で分配する。例えば、オーナーa、b、cが2:
3:5の分配比率と定められている場合に、回収した全
料金をこの比率で分配する。
【0066】なお、この方法は、例えば次の(ア)、
(イ)のような場合に採用することができる。
(イ)のような場合に採用することができる。
【0067】(ア)各オーナーa、b、cがそれぞれ駐
車スペースA、B、Cを購入する際に、その購入金額
(販売金額)が同一ではなく、購入金額が前記分配比率
と同様の比率となっている場合。
車スペースA、B、Cを購入する際に、その購入金額
(販売金額)が同一ではなく、購入金額が前記分配比率
と同様の比率となっている場合。
【0068】(イ)駐車スペースA、B、Cにおける前
年度(前月度)の売上実績が、前記分配比率と同様の比
率となっている場合。
年度(前月度)の売上実績が、前記分配比率と同様の比
率となっている場合。
【0069】 回収した料金を各オーナーに対し各オ
ーナーが所有する駐車スペースの売上に応じて分配す
る。例えば、駐車スペースA、B、Cにおける売上が
3:4:5の比率であった場合、オーナーa、b、cに
対し、回収した全料金をその比率(売上比率)で分配す
る。
ーナーが所有する駐車スペースの売上に応じて分配す
る。例えば、駐車スペースA、B、Cにおける売上が
3:4:5の比率であった場合、オーナーa、b、cに
対し、回収した全料金をその比率(売上比率)で分配す
る。
【0070】上記の場合、売上のバラツキを均一化で
きるので、各オーナーは安定した収入を確保することが
できるという利点がある。
きるので、各オーナーは安定した収入を確保することが
できるという利点がある。
【0071】また、上記、の場合、各オーナー間で
の不公平感を是正することができるという利点がある。
の不公平感を是正することができるという利点がある。
【0072】各オーナーa〜cは、分配された料金の中
から、運営主体に対し管理費を支払う。この管理費に
は、運営主体がオーナーに代わり料金の回収を代行する
分の手数料等も含まれる。
から、運営主体に対し管理費を支払う。この管理費に
は、運営主体がオーナーに代わり料金の回収を代行する
分の手数料等も含まれる。
【0073】次に、運営主体が料金を回収し、回収した
料金の一部を各オーナーに支払う場合について説明す
る。
料金の一部を各オーナーに支払う場合について説明す
る。
【0074】回収した全料金の中から、全オーナーの管
理費に相当する金額(管理費の合計金額)を差し引き、
残りの金額について、各オーナーに支払う。支払い期間
や、支払方法(前記)については、前記と同様で
ある。
理費に相当する金額(管理費の合計金額)を差し引き、
残りの金額について、各オーナーに支払う。支払い期間
や、支払方法(前記)については、前記と同様で
ある。
【0075】この方法によれば、前記第1実施形態で述
べた利点(効果)に加え、さらに、各オーナーが運営主
体に対し管理費を支払う手間が省けるという利点があ
る。
べた利点(効果)に加え、さらに、各オーナーが運営主
体に対し管理費を支払う手間が省けるという利点があ
る。
【0076】なお、本実施形態においても、運営主体
は、販売主体と同一または関連する企業であってもよ
く、それによる利点も前述した通りである。
は、販売主体と同一または関連する企業であってもよ
く、それによる利点も前述した通りである。
【0077】以上のような各オーナーへの駐車料金の支
払いは、好ましくはコンピュータにより管理される。当
該コンピュータは、メモリーと演算部とを有し、メモリ
ーには、各オーナーa〜c毎の支払条件に関する情報が
記憶される。この情報としては、例えば、のいず
れを選択したかや、前記の場合の分配比率、前記の
場合の売上比率が挙げられる。また、メモリーには、各
オーナーa〜cが運営主体に支払う管理費の金額、支払
い方法、支払いの有無などの情報も記憶される。各オー
ナーa〜cへの支払い額は、メモリーに記憶されたこれ
ら情報に基づいて算定される。
払いは、好ましくはコンピュータにより管理される。当
該コンピュータは、メモリーと演算部とを有し、メモリ
ーには、各オーナーa〜c毎の支払条件に関する情報が
記憶される。この情報としては、例えば、のいず
れを選択したかや、前記の場合の分配比率、前記の
場合の売上比率が挙げられる。また、メモリーには、各
オーナーa〜cが運営主体に支払う管理費の金額、支払
い方法、支払いの有無などの情報も記憶される。各オー
ナーa〜cへの支払い額は、メモリーに記憶されたこれ
ら情報に基づいて算定される。
【0078】このような本発明によれば、次のような効
果が得られる。すなわち、オーナーは、マンション経営
などに比べ、小額な資金で貸駐車場の経営ができる。ま
た、購入するのはほとんどが土地なので、建物のよう
に、減価することがなく、リスクが少ない。また、時間
貸しなので、日々現金が入る。さらに、管理費等の維持
費は小額であるため、負担が少ない。そして、各オーナ
ーへの支払い金額の算定なども、容易、迅速、正確に行
なうことができる。
果が得られる。すなわち、オーナーは、マンション経営
などに比べ、小額な資金で貸駐車場の経営ができる。ま
た、購入するのはほとんどが土地なので、建物のよう
に、減価することがなく、リスクが少ない。また、時間
貸しなので、日々現金が入る。さらに、管理費等の維持
費は小額であるため、負担が少ない。そして、各オーナ
ーへの支払い金額の算定なども、容易、迅速、正確に行
なうことができる。
【0079】また、社会的に見ると、土地の有効利用が
図れ、また駐車場が増えることで、違法駐車などの交通
問題も改善されるという効果がある。
図れ、また駐車場が増えることで、違法駐車などの交通
問題も改善されるという効果がある。
【0080】以上、本発明の貸駐車場システムを添付図
面に示す各実施の態様に基づいて説明したが、本発明
は、これに限定されるものではない。
面に示す各実施の態様に基づいて説明したが、本発明
は、これに限定されるものではない。
【0081】前記各実施形態では、駐車スペースを時間
貸しで貸す例について説明したが、貸駐車場に設けられ
た駐車スペースのうちの全部または一部を月極め貸しと
することもできる。
貸しで貸す例について説明したが、貸駐車場に設けられ
た駐車スペースのうちの全部または一部を月極め貸しと
することもできる。
【0082】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果が得られる。
のような効果が得られる。
【0083】オーナーは、マンション経営などに比べ、
小額な資金で貸駐車場の経営ができる。また、購入する
のはほとんどが土地なので、建物のように、減価するこ
とがなく、経営(投資)のリスクが少ない。
小額な資金で貸駐車場の経営ができる。また、購入する
のはほとんどが土地なので、建物のように、減価するこ
とがなく、経営(投資)のリスクが少ない。
【0084】また、駐車料金回収の方法も簡単であり、
未払いもほとんどないため、リスクが少ない。
未払いもほとんどないため、リスクが少ない。
【0085】さらに、管理費等の維持費は、比較的小額
であるため、負担が少ない。また、各オーナーが駐車場
用地全体を共有するのではなく、分割所有するため、譲
渡等によるオーナーの変更(オーナーチェンジ)も容易
に可能となる。
であるため、負担が少ない。また、各オーナーが駐車場
用地全体を共有するのではなく、分割所有するため、譲
渡等によるオーナーの変更(オーナーチェンジ)も容易
に可能となる。
【0086】また、社会的には、土地の有効利用が図
れ、また駐車場が増えることで、違法駐車などの交通問
題も改善されるという効果がある。
れ、また駐車場が増えることで、違法駐車などの交通問
題も改善されるという効果がある。
【図1】本発明の貸駐車場システムの実施形態を模式的
に示す図である。
に示す図である。
【図2】本発明の貸駐車場システムの実施形態を模式的
に示す図である。
に示す図である。
【図3】貸駐車場の一例の外観を示す斜視図である。
【図4】貸駐車場の一例の外観を示す斜視図である。
【図5】貸駐車場の一例の外観を示す斜視図である。
1 貸駐車場 2 専有部分 3 共有部分 4 車止め 5 車両規制装置 6 料金徴収機(個別) 7 料金徴収機(共同) 8 出入口(ゲート) 9 ゲート開閉機構 10 発券機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/14 G08G 1/14 A
Claims (17)
- 【請求項1】 販売主体は、貸駐車場としての駐車場用
地を取得し、当該駐車場用地を1または2以上のオーナ
ーに対し車両1台分の駐車スペース毎に分割して販売
し、 前記オーナーは、駐車スペースを貸すことによる駐車料
金を得ることを特徴とする貸駐車場システム。 - 【請求項2】 前記販売主体は、販売に際し、付帯設備
を設置する請求項1に記載の貸駐車場システム。 - 【請求項3】 前記付帯設備の少なくとも一部は、前記
駐車スペース内に設置されている請求項2に記載の貸駐
車場システム。 - 【請求項4】 前記付帯設備は、料金徴収機を含む請求
項2または3に記載の貸駐車場システム。 - 【請求項5】 前記料金徴収機は、コンピュータを内蔵
し、支払われた駐車料金の金額を集計する機能を有して
いる請求項4に記載の貸駐車場システム。 - 【請求項6】 前記付帯設備は、車両規制装置を含む請
求項2ないし5のいずれかに記載の貸駐車場システム。 - 【請求項7】 運営主体は、前記オーナーの依頼により
貸駐車場を管理する請求項1ないし6のいずれかに記載
の貸駐車場システム。 - 【請求項8】 前記貸駐車場の管理は、駐車スペースお
よびその付帯設備のメインテナンスを含む請求項7に記
載の貸駐車場システム。 - 【請求項9】 前記運営主体は、貸駐車場の管理費を前
記オーナーから得る請求項7または8に記載の貸駐車場
システム。 - 【請求項10】 前記貸駐車場の管理は、駐車料金の回
収を含む請求項7ないし9のいずれかに記載の貸駐車場
システム。 - 【請求項11】 前記運営主体は、回収した駐車料金の
全部または一部を前記オーナーに支払う請求項10に記
載の貸駐車場システム。 - 【請求項12】 前記各オーナーへの駐車料金の支払い
をコンピュータで管理する請求項11に記載の貸駐車場
システム。 - 【請求項13】 前記コンピュータは、各オーナー毎の
支払条件に関する情報を記憶し、該情報に基づいて各オ
ーナーへの支払い額を算定する請求項12に記載の貸駐
車場システム。 - 【請求項14】 前記オーナーへの支払い額は、各オー
ナー均等である請求項11ないし13のいずれかに記載
の貸駐車場システム。 - 【請求項15】 前記オーナーへの支払い額は、各オー
ナーに対し一定の比率である請求項11ないし13のい
ずれかに記載の貸駐車場システム。 - 【請求項16】 前記オーナーへの支払い額は、各オー
ナーが所有する駐車スペースの売上に応じて決定される
請求項11ないし13のいずれかに記載の貸駐車場シス
テム。 - 【請求項17】 前記運営主体は、前記販売主体と同一
または関連企業である請求項1ないし16のいずれかに
記載の貸駐車場システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113210A JP2002312848A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 貸駐車場システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001113210A JP2002312848A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 貸駐車場システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002312848A true JP2002312848A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18964467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001113210A Pending JP2002312848A (ja) | 2001-04-11 | 2001-04-11 | 貸駐車場システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002312848A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011154502A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Chushajo Sogo Kenkyusho:Kk | 駐車場管理装置、駐車場管理システム、駐車場管理方法 |
CN106205205A (zh) * | 2016-09-13 | 2016-12-07 | 邹城众达知识产权咨询服务有限公司 | 一种车位高效利用智能管理系统 |
CN107845286A (zh) * | 2017-09-19 | 2018-03-27 | 南昌工程学院 | 一种停车位管理和控制的方法和装置 |
JP2018106544A (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 株式会社アース・カー | 駐車場予約管理装置、駐車場予約管理方法、およびプログラム |
JP2018200589A (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-20 | 株式会社アース・カー | 予約管理装置、予約管理方法、およびプログラム |
CN112365613A (zh) * | 2020-11-10 | 2021-02-12 | 镇江市超速计算机科技网络有限责任公司 | 一种具有自动识别功能的停车位 |
CN114446058A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-06 | 武汉周原科技服务有限公司 | 一种基于无感支付的物业云停车系统 |
-
2001
- 2001-04-11 JP JP2001113210A patent/JP2002312848A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011154502A (ja) * | 2010-01-27 | 2011-08-11 | Chushajo Sogo Kenkyusho:Kk | 駐車場管理装置、駐車場管理システム、駐車場管理方法 |
CN106205205A (zh) * | 2016-09-13 | 2016-12-07 | 邹城众达知识产权咨询服务有限公司 | 一种车位高效利用智能管理系统 |
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JP2018200589A (ja) * | 2017-05-29 | 2018-12-20 | 株式会社アース・カー | 予約管理装置、予約管理方法、およびプログラム |
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CN114446058A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-05-06 | 武汉周原科技服务有限公司 | 一种基于无感支付的物业云停车系统 |
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