JP2006144011A - 流動性を有する高濃度ベタイン水溶液の調製方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】流動性を有する高濃度ベタイン水溶液の調製方法を提供する。
【解決手段】本発明は、第3級アミン窒素を含む化合物を周知の方法によりω−ハロカルボン酸で4級化することによって、流動性を有するポンプ輸送可能な高濃度ベタイン水溶液を調製するための方法であって、この4級化反応の前または途中に、最終生成物を基準として0.1〜3重量%未満、好ましくは0.1〜1重量%の1種またはそれ以上のミセル増粘剤を反応混合物に添加する方法に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、ベタインを最大で約55重量%含有する、流動性を有する高濃度ベタイン水溶液の調製方法に関する。
近年、ベタイン類は、化粧品産業において製剤、特に毛髪および身体洗浄剤の定番成分として定着するようになった。これらは、たとえ他の界面活性剤、石けん、および添加剤の存在下であっても長時間安定な状態を保つ濃厚かつクリーミーな泡を形成させることができるだけでなく、副作用による刺激が敏感肌に対してさえも全く起こらない良好な洗浄性を有することが認められている。
ベタインの調製は、関連特許および専門家による文献に詳細に説明されている(特許文献1)。一般には、水性または含水媒体中において、第3級アミン窒素原子を含む化合物をω−ハロカルボン酸またはその塩と反応させるというものである。
使用される第3級アミン窒素原子を含む化合物は、特に、一般式(I)、
−CONH−(CH−NR (I)
(式中、
は、場合により分岐しており、かつ場合により多重結合、場合により水酸基を含んでいてもよい脂肪酸のアルキル基であり、
、Rは、同一であっても異なっていてもよい、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり、
mは、1〜3であってもよい)の脂肪酸アミドである。
ここにおけるアルキル基Rは、6〜20個の炭素原子を有する天然または合成の脂肪酸、好ましくは8〜18個の炭素原子を有する天然の植物性または動物性の脂肪酸、およびこれらの2つ以上が互いに混合された天然の混合物または特に適合された混合物から誘導されたものであってもよい。
好適な脂肪酸は、例えば、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノール酸である。
炭素原子8〜18個の鎖長を有するヤシ油脂肪酸やパーム核油脂肪酸等の天然の脂肪酸混合物が好ましく、これらは場合により、好適な水素添加方法によって水素添加されていてもよい。
この脂肪酸および脂肪酸混合物を、第1処理段階において、慣用の縮合反応により、一般式(II)、
N−(CH−NR (II)
(式中、RおよびRおよびmは式(I)と同義)のアミンと140〜200℃で反応させることによって、第3級窒素原子を有する一般式(I)の脂肪酸アミドが得られる。
次いで、第2処理段階として、文献により知られている方法に従い4級化反応を実施することによって、式(III)、
−CONH−(CH−N(CHCOO (III)
(式中、R、R、R、およびmは、式(I)および(II)と同義であり、yは、1、2、または3であってもよい)のベタインを得る。
通常、この処理には、ω−ハロアルキルカルボン酸、好ましくはクロロ酢酸またはクロロ酢酸のナトリウム塩を水性媒体中で式(I)の脂肪酸アミドに添加することと、約80〜100℃で数時間反応させることによって4級化を完了させることとが含まれる。反応の進行に伴い、撹拌性を維持することを目的として、使用される脂肪酸または脂肪酸混合物に応じた最小量の水を存在させることが必要となる。したがって、このように調製された標準的な市販のベタイン溶液の固形分濃度は約35〜37重量%以下となる。
しかしながら、貯蔵および輸送費用を節減する目的と、さらなる処理を行う際の配合に関連する理由とにより、一層高い濃度が強く求められる場合が多い。したがって、この要求を満たすための一連の処理がこれまでにも提案されてきた。しかしながら、このような溶液は粘度が非常に高くなる場合がほとんどであることから固形分含有量を約50%までしか増加させることができず、また、市販の高濃度ベタインの場合は大部分が約45%であり、したがって、有効なベタインの含有量は約35%であった。
(特許文献2)には、水分の割合が20重量%の有機極性溶媒中で4級化を実施し、次いで、この溶媒の一部または全部を留去し、次いで、工業的に使用可能な溶媒を用いて再び所望の濃度を作り出す方法が開示されている。この方法は技術的に複雑であるうえに費用高であるが、そのことを別としても、後の処理で留去することができない有機溶媒や同じく残留する内容物が化粧料にとって望ましくないものであることが多い。
(特許文献3)による方法には、有機溶媒を使用しない実施例が含まれるが、これを工業生産に用いるには得られる粘度が高過ぎる。そのうえ、液状化剤として、非イオン性界面活性剤(オキシエチレン単位を10〜250個有するポリオキシエチレンエーテル)が比較的多量(3〜20重量%)に必要となる。添加量がこのような桁になると、最終製剤に物理的および/または生理学的な悪影響を及ぼす可能性があるので望ましくない。
(特許文献4)には、稀釈手段として飽和または不飽和脂肪酸を1〜3重量%含む高濃度のベタインが記載されている。この方法によって調製されたベタインは、固形分含有量を48重量%まで濃縮することができる。
これと同様の濃度が(特許文献5)により得られる。当該明細書における稀釈手段は、グルタミン酸(塩)および類似のアミノ酸であり、これらが4級化反応に添加される。
(特許文献6)には、カルボキシメチル化の際に、スルホベタイン、アンホグリシネート(amphoglycinate)、トリメチルグリシン、またはジカルボン酸(ジアミド)を4〜8重量%の濃度で使用することが記載されている。得られるベタインの固形分含有量は約50重量%であり、その粘度は平均的なものである。
同様に、(特許文献7)によれば、カルボキシメチル化の際に最大で5重量%の多塩基性(場合によりヒドロキシ官能性)カルボン酸を使用することにより、固形分含有量50重量%のベタインが調製されている。
(特許文献8)に記載されているように、これと同様の固形分含有量が、0.05〜2重量%のシクロデキストリンまたはデキストランを添加することによって達成される。
(特許文献9)には、ヤシ油アルキルベタインを稀釈するために短鎖モノ−またはジカルボン酸由来のベタインを0.5〜5重量%、好ましくは2〜4重量%使用することが記載されている。当該明細書において得られるベタインの固形分濃度は45重量%である。
(特許文献10)には、固形分が最大で54重量%のベタインが記載されている。これらはヒドロキシカルボン酸を1〜10重量%含んでいる。固形分が50重量%を超える生成物で流動性を得るためには、約5重量%のクエン酸が必要である。そうするとベタイン含有量は約32重量%となる。
(特許文献11)には、カルボキシメチル化の際に多官能性カルボキサミド、例えばアジピン酸ジアミドアミンを使用することが記載されている。ここに記載されているベタイン濃縮液は60重量%の固形分を含むものの、これはもはや低粘度といえるものではない。カルボキシメチル化の際に最大粘度を経るため、このような生成物の工業的調製は非常に費用高で煩雑なものになる。このベタインに多量のアジピン酸ベタインを添加した場合は別だが、そうすると、ベタインの性状に強い影響が及ぼされることになる。
(特許文献12)によっても、約50重量%という固形分含有量が得られる。当該明細書においては、液状化剤として、場合により低度にエトキシル化された脂肪族アルコールのリン酸エステルおよび/または酸二量体が0.5〜3.5重量%使用されている。実施例におけるベタイン含有量は37%未満である。
(特許文献13)には、HLBが6〜12の非イオン性界面活性剤および/またはヒドロキシカルボン酸を1〜10重量%と、ポリオールを1〜6重量%と、場合により脂肪酸(塩)を1〜10重量%とを含む、固形分含有量が50重量%を超えるベタインが記載されている。当該明細書においても、固形分含有量を高くするために6重量%を超える添加剤が必要とされている場合がほとんどであるが、製剤に潜在的な悪影響を及ぼすという観点からは望ましいことではない。実際のベタイン含有量はわずか約32重量%である。
製品価格に対する貯蔵および輸送費用が嵩むという理由から、メタノール、エタノール、プロパノール、またはイソプロパノール等の低級アルコールを含まず、流動性を有し、かつポンプ輸送可能な、一層高濃度のベタイン水溶液が求められている。
米国特許第3,225,074号明細書 DE−C−3 613 944号明細書 DE−C−3 826 654号明細書 DE−C−4 207 386号明細書 EP−B−1 140 798号明細書 DE−C−19 505 196号明細書 DE−A−19 700 798号明細書 DE−A−10 207 924号明細書 EP−C−656 346号明細書 DE−C−4 408 183号明細書 DE−C−19 523 477号明細書 米国特許第6,683,033B号明細書 DE−C−4 408 228号明細書 EP−A−679 180号明細書 DE−A−2 921 366号明細書
したがって、本発明の目的は、周知の方法に比べて大幅に高い固形分/有効物質含有量を達成することができる、流動性を有しかつポンプ輸送可能なベタイン濃縮液の調製方法であって、製造工程全体にわたって反応混合物の取扱性が良く、粘度が高くなり過ぎず、かつ反応生成物が貯蔵後に後増粘(after−thicken)やゲル化を起こすことのない方法を提供することにある。
従来の界面活性剤濃縮液の調製においては、まず球状のミセルが形成され、次いで棒状のミセルに変化することが文献(例えば(特許文献14)および当該明細書における引例)により知られている。この状態は一般にM相と称される。
より高濃度の界面活性剤混合物においては、ラメラ相またはG相と呼ばれる液晶構造が形成される場合がある。これらの大部分は、固形分含有量が40〜85重量%という狭い領域において形成される。G相はポンプ輸送可能な液体であり、界面活性剤分子はその中で自身をラメラ層と呼ばれる層状に整列させている。
このようなG相を調製することを目的として、(特許文献14)においては、水と混和しない有機溶媒を5〜45重量%使用しており、(特許文献15)においては、HLB値が6〜12の範囲の非イオン性界面活性剤を5〜45重量%使用している。
驚くべきことに、4級化反応の前または途中に、1種またはそれ以上のミセル増粘剤(micellar thickener)、好ましくは1種またはそれ以上の非イオン性の、好ましくは高度にエトキシル化された界面活性剤を、最終生成物を基準として0.1〜3重量%未満、好ましくは0.1〜2重量%、特に0.3〜1重量%という少量で添加することにより、脂肪酸アミドとω−ハロアルキルカルボン酸との反応混合物から、周知の方法によって、ベタイン含有量が約32重量%、特に35重量%を超え、最大で約55重量%またはそれ以上の、流動性を有するポンプ輸送可能なベタイン溶液を調製できることがここに見出された。
この固形分含有量は、ベタイン含有量およびそれ以外の不揮発性副反応物の含有量から構成され、その範囲は約40〜約70重量%であるが、これは具体的な調製方法(反応パラメータ、モル比)および可能性のあるさらなる成分に依存する。
添加されるこれらの界面活性剤は、4級化の際に発生する粘度増加を完全にまたはある程度防ぐのに有効であり、したがって、最終生成物の粘度も同様に低減されることから、ゲルを含まず流動性を有するポンプ輸送可能な高濃度のベタイン溶液を調製することが可能となる。
したがって、本発明は、第3級アミン窒素を含む化合物を周知の方法によりω−ハロカルボン酸で4級化することによって、ベタイン含有量が少なくとも32重量%、好ましくは少なくとも35重量%の、一般式(III)、
−CONH−(CH−N(CHCOO (III)
(式中、
は、場合により分岐しており、場合により多重結合、場合により水酸基を含んでいてもよい脂肪酸のアルキル基であり、
、Rは、同一であっても異なっていてもよい、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり、
mは、1〜3であってもよく、かつ
yは、1、2、3であってもよい)、
のベタインの、流動性を有するポンプ輸送可能な高濃度水溶液を調製するための方法であって、この4級化反応の前または途中に、最終生成物を基準として0.1〜3重量%未満、好ましくは0.1〜2重量%、特に0.3〜1重量%の、1種またはそれ以上のミセル増粘剤、特に、好ましくは高度にエトキシル化された(すなわちHLBが12を超える)水溶性非イオン性界面活性剤を反応混合物に添加する方法を提供するものである。
本発明による教示は、周知のあらゆる稀釈手段に相乗的に適用することができる。一般にベタイン含有量は、文献により知られている方法単独で得られるものよりも最大で20重量%高くなる。ミセル増粘剤の割合がより高い場合、特に約1〜1.5重量%超から3重量%未満までの場合は、好ましくはこれらを互いに混合し、かつ/または従来技術より知られている液状化剤と混合した混合物で使用する。
したがって、さらに本発明は、第3級アミン窒素を含む化合物を周知の方法によりω−ハロカルボン酸で4級化することにより、流動性を有するポンプ輸送可能な高濃度ベタイン水溶液を調製するための方法であって、上記ミセル増粘剤に加えて、スルホベタイン、アンホグリシネート、トリメチルグリシン、アミノ酸、モノカルボキサミド、モノカルボキサミドアミン、ジ−/ポリカルボン酸モノ−および/またはジアミド、場合によりヒドロキシ官能性の一塩基性カルボン酸、場合によりヒドロキシ官能性の二−/多官能性カルボン酸、水溶性炭水化物、ポリオールの群から選択される少なくとも1種の化合物を、4級化反応の前、途中、または後に、文献により知られている慣用の濃度で反応混合物に添加する方法を提供する。
このような少量のミセル増粘剤が、より高濃度の溶液の場合にこのようにはっきりとした改善効果を示すことは驚くべきことであった。なぜなら、(特許文献3)の教示によれば、減粘効果がもたらされるのは、非イオン性界面活性剤を比較的多量である3%を超えて添加した場合に限られるはずだからである。
また、特に無溶媒で作業が行われ、かつ固形分含有量が45重量%を超える場合に、(特許文献3)に記載されているような3重量%を超える添加を行うと、ほとんどの場合が逆効果、すなわち粘度増加に至ることが判明したことも驚くべきことであった。
本発明におけるミセル増粘剤は、界面活性剤を含有する配合物の粘度を増加させる目的でしばしば用いられる界面活性な化合物であり、これらは一般に会合性増粘剤とも称される。その区別は、増粘剤が親水性か疎水性かという点で行うことができる。
好ましい好適なミセル増粘剤は、好ましくは、ポリアルキレンオキシド、ポリグリシドール、ポリグリセロール、またはポリアミンの生成物群から選択される1種またはそれ以上の低重合体または重合体である親水性の基本構成ブロックを、長鎖親油性アルキル基に結合させたものから構成されている。
好適な親水性ミセル増粘剤は、好適な出発分子(場合によりエステル化またはエーテル化された末端基を有する、水、アルコール、酸、アミン等)にアルキレンオキシドを付加した付加生成物である。
使用されるアルキレンオキシドは、特に、ホモポリマーを形成するかもしくはランダムにもしくはブロックで分布してポリマーを形成するエチレンオキシドまたはプロピレンオキシドである。これらのポリマーは、好ましくは低分子量の単−もしくは多官能性アルコールまたはアミン、例えば、メタノール、エタノール、ブタノール、ペンタノール、およびその高級な同族体、エチレンおよびポリエチレングリコール、プロピレンおよびポリプロピレングリコール、ならびにこれらの高級な同族体、グリセロール、ポリグリセロール、糖アルコール、モノ/ジアルキルエタノールアミン、モノ/ジイソプロパノールアミン、ポリアミン(特に、アルキル置換されたジアミノエタン、ジアミノプロパン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、それぞれのより高級な同族体等)にアルキレンオキシドを付加させることによって調製してもよい。
長鎖親油性アルキル基は、カルボン酸(好ましくは脂肪酸)、脂肪族アルコール、または脂肪族アミンから誘導されたものである。親水性および親油性基本構成ブロックの結合は、例えば、脂肪酸、アルコール、またはアミンに付加するなどの、エステル化反応またはエーテル形成によって行ってもよい。
好適な酸は、一または多塩基性有機酸の単量体または重合体、例えばモノ−ジカルボン酸の一連の同族体等、特に、例えば、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リシノール酸、ヒドロキシステアリン酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸、脂肪酸二量体である。
使用可能なアミンは、単−または多官能性の単量体または重合体化合物、例えばアルカンアミンの一連の同族体等、特にラウリルアミン、ステアリルアミン等である。
好適なミセル増粘剤の例としては、特に、水添パーム油脂肪酸PEG−200グリセリル、ヤシ油脂肪酸PEG−80グリセリル、ジオレイン酸PEG−55プロピレングリコール、ジオレイン酸PEG−120メチルグルコース、水添ヤシ油脂肪酸PEG−200グリセリル、PEG−200水添ヒマシ油、ヤシ油脂肪酸PEG−30グリセリル、プルロニック(Pluronic)グレードおよびプルリオール(Pluriol)グレードの名称でも知られるアルコールのブロックコポリマーが挙げられる。
さらなる例として、ジステアリン酸PEG−150、ステアリン酸PEG−100、ステアリン酸PEG−40が挙げられる。
アミンを出発物質とする好適な化合物は、エチレンジアミンブロックポリマー、アルコキシル化アミン、およびポリアミンである。
上記以外の、より疎水性の高い非重合体のミセル増粘剤は、例えば以下の構造:コカミドDEA(ヤシ油脂肪酸のジエタノールアミンのアミド)、オレアミドDEA、イソステアラミドMIPA(=メチルイソプロパノールアミン)、ラウリン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、カプリン酸ポリグリセリル−3、ラウレス−4、パームアミドプロピルトリモニウムクロリド、ビス(オレイルカルボキシエチル)ヒドロキシエチルメチルアンモニウムメトサルフェート、を有するものであってもよい。
親水性増粘剤の分子量が1500g/molを超え、好ましくは3000g/mol超〜約15000g/molとなる構造を有するものであれば、本発明による系に最良の効果がもたらされる。すなわち低濃度であっても高粘性相の形成を効果的に阻止し、したがって、高濃度界面活性剤系の流動挙動がはっきりと改善される。
本発明によるミセル増粘剤を添加することによって、ベタイン溶液の加工性は何倍にも改善される。驚くべきことに、このベタイン溶液は低粘度である。これは、たとえ高濃度で配合した場合でさえも、エタノール等の溶媒の含有量を大幅に低減するか、あるいは一切使用しないことが可能であることを意味する。これらは水でより容易に稀釈することができ、低温でも安定であり、かつ−15℃でさえも濁ることがない。
有利には、本発明による方法の第1段階のアミド化を、場合により多重結合および/またはOH基を含む少なくとも1種の一−または多塩基性カルボン酸、特にギ酸、酢酸、乳酸、アクリル酸、メタクリル酸、ソルビン酸等のC1〜5モノカルボン酸、および/またはシュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、マレイン(フマル)酸等のC2〜10ジ−/ポリカルボン酸の存在下で実施する。
化合物(I)をクロロ酢酸およびアルカリ金属/アルカリ土類金属水酸化物で、またはクロロ酢酸のアルカリ金属/アルカリ土類金属塩で4級化する反応は、80〜100℃の水性媒体中で数時間反応を行い、この4級化反応の前または途中に、粘度調整剤として、0.1〜3重量%未満、好ましくは0.1〜1重量%の、1種またはそれ以上の水溶性非イオン性界面活性剤を添加することによって実施する。
併用される水溶性非イオン性界面活性剤は、脂肪酸のポリオキシエチレンエステルの群、または、場合により脂肪酸の部分エステルであってもよい、多価アルコール(グリセロール、ソルビトール、グルコース等)のポリオキシエチレンエーテルの群から選択される少なくとも1種の化合物である。ポリオキシエチレン誘導体は、ポリオキシプロピレン部分も含んでもよい。
これらの非イオン性界面活性剤の調製に使用される脂肪酸は、好ましくは天然の脂肪酸である。これらは飽和または不飽和であってもよい。特に好ましくは、ヒドロキシ脂肪酸、リシノール酸、またはヒドロキシステアリン酸、およびそのグリセリド(例えばヒマシ油)から誘導されたものである。
脂肪族アルコールのポリオキシエチレンエーテルは、飽和または不飽和であっても、置換または未置換であってもよい脂肪族アルコールをベースとするものである。この種の脂肪族アルコールの例として、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、およびオレイルアルコールが挙げられる。
好ましくは、これらの非イオン性界面活性剤のHLB値は12を超える。特に好適なものは、オキシエチレン単位を平均10〜250個含むヒドロキシ脂肪酸およびヒドロキシ脂肪酸グリセリドのポリオキシエチレンエーテルおよびエステルである。
本発明をこれらに限定するわけではないが、本発明によるミセル増粘剤として、以下に示す、レオダーム(REWODERM)LI 52(水添パーム油脂肪酸PEG−200グリセリル)、レオダームLI S 80およびアンティル(ANTIL)200(水添パーム油脂肪酸PEG−200グリセリル)、アンティル141(オレイン酸PEG−55プロピレングリコール)、アンティル120(ジオレイン酸PEG−120メチルグルコース)、バロニック(Varonic)LI 520(水添ヤシ油脂肪酸PEG−200グリセリル)、レオパル(REWOPAL)PEG6000 DS(ジステアリン酸PEG−150)、テゴ(TEGO)アルカノールS 10(ステアリン酸PEG−100)、およびタガト(TAGAT)R 200(PEG−200水添ヒマシ油)が具体例として挙げられるであろう。
本方法は、従来技術により知られている方法に従い実施されるが、ミセル増粘剤として併用される非イオン性界面活性剤を4級化反応の前または途中に添加する点を変更することが必須である。このことに関連して、文献により知られている濃厚なベタイン溶液を調製するための方法(例えば、場合により多塩基性のヒドロキシカルボン酸、ポリオール、アミノ酸、短鎖ベタインまたはジカルボン酸由来のベタインを添加する方法)を、どれでも付加的に用いることができ、その相乗効果も認められている。工業的には、ここに記載した非イオン性界面活性剤を用いない方法と比較して、最大で約20重量%高濃度のベタイン溶液を得ることができる。
本発明による手順は、好ましくは、最初に投入したω−ハロカルボン酸を少なくとも1種のアルカリ金属またはアルカリ土類金属水酸化物で中和することと、80〜100℃の水性媒体中で数時間反応を行う間に、塩基、好ましくはアルカリ金属水酸化物を添加することによって溶液のpHを8〜10の間に維持することと、4級化の後に有機または無機酸を用いることによって、pHをpH4.5〜6に調整することとを含む。
本発明によるベタインは、洗浄(washing)および清浄化(cleaning)用組成物の配合、ならびに化粧料、例えば、シャンプー、シャワー/入浴用洗剤(shower bath)、および液体石けん中に用いてもよい。製剤中においては、例えば、アニオン性、カチオン性、両イオン性、両性、および/または非イオン性の界面活性剤(脂肪族アルコール硫酸塩、脂肪族アルコールエーテル硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルスルホコハク酸塩、第4級アンモニウム塩、アルキルベタイン、他の脂肪酸アミドアルキルベタイン、糖類の単量体または縮合物の誘導体(糖エステル、メチルまたはエチルグルコシド脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等)、エトキシル化脂肪族アルコール、脂肪酸アルカノールアミド、エトキシル化脂肪酸エステル、脂肪酸またはそのアルカリ金属、アンモニウム、ヒドロキシアルキルアンモニウム塩(石けん)等)の群からの湿潤剤、界面活性剤、および/または乳化剤、増粘剤(カオリン、ベントナイト、脂肪族アルコール、デンプン、ポリアクリル酸および誘導体、セルロース誘導体、アルギン酸エステル、ワセリン、パラフィン等)、さらにはパール化剤(例えばグリコールエステルまたはアルコール(エタノール、プロパノール、プロピレングリコール、グリセロール等)の誘導体等)、可溶化剤、稠度調整剤(consistency regulator)、緩衝系、香油、染料、さらにはコンディショニングおよびケア剤(カチオン性もしくは他の両性ポリマー、ラノリンおよび誘導体、コレステロール、パンテノール、パントテン酸、ベタイン、ポリジメチルシロキサン、ならびに/または誘導体等)、ならびに他のあらゆる慣用の化粧成分と組み合わせてもよい。
分析法
ベタイン含有量
ベタイン含有量は、パークロロ酢酸の1,4−ジオキサン溶液(0.1M)で滴定を行うことによって決定する。ベタインの溶媒として、メタノール/エチレングリコールモノメチルエーテル混合物(1:3)を使用し、電極はpH電極を使用する。
水分含有量
100から固形分含有量(%)を差し引いた値を水分含有量と定める。これは、カールフィッシャー(Karl−Fischer)滴定によって測定してもよい。
固形分含有量
固形分含有量は、対象とする材料の重量が一定になるまで105℃で乾燥することによって決定する。
塩化ナトリウム
塩化物の含有量は、硝酸銀を標準溶液とした電位差滴定によって決定する。電極は塩化銀複合電極を用いる。
グリセロール含有量
グリセロール含有量は、GCを用いて慣用の方法に従い測定する。
粘度
粘度は、3番のスピンドルを備えたブルックフィールド(Brookfield)粘度計(型式LVT)を用いて、室温下、150mlの試料について30rpmで測定する。
〔実施例〕
アミドアミンA.1の調製
(特許文献9)に従い、周知の方法を用いて、水添ヤシ油(coconut hard fat)を3−ジメチルアミノプロピルアミンと反応させることによってアミドアミンを調製した。
環流冷却器および窒素導入口を備えた500mlの撹拌装置に、まず水添ヤシ油230gと、触媒としてギ酸15gとを導入した後、窒素を用いて約10分間で不活性雰囲気にした。
次いで、3−ジメチルアミノプロピルアミン180mlを加えながら撹拌を行いつつ、窒素による不活性雰囲気化を継続した。反応混合物を165℃にして、この温度を約4〜5時間維持した。その後、減圧蒸留によって過剰のDMAPAを除去した。
アミドアミンA.2の調製
(特許文献9)に従い、周知の方法を用いて、水添ヤシ油を3−ジメチルアミノプロピルアミンと反応させることによってアミドアミンを調製した。
環流冷却器および窒素導入口を備えた500mlの撹拌装置に、まず水添ヤシ油230gと、触媒として酢酸20gとを導入した後、窒素を用いて約10分間で不活性雰囲気にした。
次いで、3−ジメチルアミノプロピルアミン180mlを加えながら撹拌を行いつつ、窒素による不活性雰囲気化を継続した。反応混合物を165℃にして、この温度を約4〜5時間維持した。その後、減圧蒸留によって過剰のDMAPAを除去した。
アミドアミンA.3の調製
(特許文献9)に従い、周知の方法を用いて、水添ヤシ油を3−ジメチルアミノプロピルアミンと反応させることによってアミドアミンを調製した。
環流冷却器および窒素導入口を備えた500mlの撹拌装置に、まず水添ヤシ油230gと、触媒としてプロピオン酸24.3gとを導入した後、窒素を用いて約10分間で不活性雰囲気にした。
次いで、3−ジメチルアミノプロピルアミン180mlを加えながら撹拌を行いつつ、窒素による不活性雰囲気化を継続した。反応混合物を165℃にして、この温度を約4〜5時間維持した。その後、減圧蒸留によって過剰のDMAPAを除去した。
アミドアミンA.4の調製
(特許文献9)に従い、周知の方法を用いて、水添ヤシ油を3−ジメチルアミノプロピルアミンと反応させることによってアミドアミンを調製した。
環流冷却器および窒素導入口を備えた500mlの撹拌装置に、まず水添ヤシ油230gと、触媒としてメタクリル酸24gとを導入した後、窒素を用いて約10分間で不活性雰囲気にした。
次いで、3−ジメチルアミノプロピルアミン180mlを加えながら撹拌を行いつつ、窒素による不活性雰囲気化を継続した。反応混合物を165℃にして、この温度を約4〜5時間維持した。その後、減圧蒸留によって過剰のDMAPAを除去した。
アミドアミンA.5の調製
(特許文献9)に従い、周知の方法を用いて、水添ヤシ油を3−ジメチルアミノプロピルアミンと反応させることによってアミドアミンを調製した。
環流冷却器および窒素導入口を備えた500mlの撹拌装置に、まず水添ヤシ油237gと、触媒としてアジピン酸13gとを導入した後、窒素を用いて約10分間で不活性雰囲気にした。
次いで、3−ジメチルアミノプロピルアミン180mlを加えながら撹拌を行いつつ、窒素による不活性雰囲気化を継続した。反応混合物を165℃にして、この温度を約4〜5時間維持した。その後、減圧蒸留によって過剰のDMAPAを除去した。
アミドアミンBの調製
従来技術(特許文献4)に従い、触媒として作用する脂肪酸の存在下で、水添ヤシ油を3−ジメチルアミノプロピルアミンと反応させることによってアミドアミンを調製した。
環流冷却器および窒素導入口を備えた500mlの撹拌装置に、まず水添ヤシ油230gと、触媒としてヤシ油脂肪酸2gとを導入した後、窒素を用いて約10分間で不活性雰囲気にした。
次いで、3−ジメチルアミノプロピルアミン180mlを加えながら撹拌を行いつつ、窒素による不活性雰囲気化を継続した。反応混合物を165℃にして、この温度を約4〜5時間維持した。その後、減圧蒸留によって過剰のDMAPAを除去した。
アミドアミンCの調製
従来技術に従い、触媒となる脂肪酸の非存在下で、水添ヤシ油を3−ジメチルアミノプロピルアミンと反応させることによってアミドアミンを調製した。
環流冷却器および窒素導入口を備えた500mlの撹拌装置内に水添ヤシ油230gを装入し、窒素を用いて約10分間で不活性雰囲気にした。
次いで、3−ジメチルアミノプロピルアミン180mlを加えながら撹拌を行いつつ、窒素による不活性雰囲気化を継続した。反応混合物を165℃にして、この温度を約4〜5時間維持した。その後、減圧蒸留によって過剰のDMAPAを除去した。
濃縮ベタイン水溶液の調製
実施例1.1
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na40gおよび水115.6gを秤量した。
オキシエチレン単位200個を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.3gを加えた後、実施例A.1に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下に示す組成を有するベタイン水溶液256gを得た。
ベタイン含有量:47.2%
水分:45.0%
粘度:170mPa・s
実施例1.2
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na40gおよび水115.6gを秤量した。
オキシエチレン単位200個を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.3gを加えた後、実施例A.2に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下に示す組成を有するベタイン水溶液256gを得た。
ベタイン含有量:46.0%
水分:45.0%
粘度:280mPa・s
実施例1.3
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na40gおよび水115.6gを秤量した。
オキシエチレン単位200個を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.3gを加えた後、実施例A.3に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下に示す組成を有するベタイン水溶液256gを得た。
ベタイン含有量:47.1%
水分:45.0%
粘度:固体
実施例1.4
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na40gおよび水115.6gを秤量した。
オキシエチレン単位200個を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.3gを加えた後、実施例A.4に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下に示す組成を有するベタイン水溶液256gを得た。
ベタイン含有量:50.3%
水分:45.0%
粘度:100mPa・s
実施例1.5
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na40gおよび水116gを秤量した。
オキシエチレン単位200個を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.3gを加えた後、実施例A.5に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下に示す組成を有するベタイン水溶液257.3gを得た。
ベタイン含有量:49.1%
水分:45.0%
粘度:170mPa・s
実施例1.6
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸32.5gおよび水106.8gを秤量した。
撹拌を行いながら、濃度50%の水酸化ナトリウム28.9gを滴下漏斗を用いて添加した。この添加を行う間に温度は約50℃に上昇した。実施例A.1に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを、200個のEO単位を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.3gと一緒に15分間かけて添加した。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。
次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下に示す組成を有するベタイン水溶液269.5gを得た。
ベタイン含有量:49.0%
水分:45.0%
粘度:185mPa・s
実施例1.7
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸33.2gおよび水85.2gを秤量した。
撹拌を行いながら、濃度50%の水酸化ナトリウム29.6gを滴下漏斗を用いて添加した。この添加を行う間に温度は約50℃に上昇した。200個のオキシエチレン単位を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.8gを加えた後、実施例A.1に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下に示す組成を有するベタイン水溶液(固形分60%)249.8gを得た。
ベタイン含有量:49.2%
水分:40.0%
粘度:180mPa・s
実施例2.1
(本発明によらない)
まず、撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na38gおよび水92gを秤量した。
実施例A.1に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。すると固化またはゲル化が起こった。この反応混合物は撹拌することができなかった。水76.6gで稀釈すると、反応混合物は再び、かろうじて撹拌可能な形態に変化した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、ヤシ油脂肪酸アミノアミドの含有量は0.5%未満となった。以下に示す組成を有するベタイン水溶液306.7gを得た。
ベタイン含有量:34.2%
水分:55.0%
粘度:125mPa・s
実施例2.2:
(本発明によらない)
まず、撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na38gおよび水92gを秤量した。
実施例A.2に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。すると固化またはゲル化が起こった。この反応混合物は撹拌することができなかった。水76.6gで稀釈すると、反応混合物は再び、かろうじて撹拌可能な形態に変化した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、ヤシ油脂肪酸アミノアミドの含有量は0.5%未満となった。以下に示す組成を有するベタイン水溶液306.7gを得た。
ベタイン含有量:34.3%
水分:55.0%
粘度:445mPa・s
実施例2.3
(本発明によらない)
まず、撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na38gおよび水92gを秤量した。
実施例A.3に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。すると固化またはゲル化が起こった。この反応混合物は撹拌することができなった。水76.6gで稀釈すると、反応混合物は再び、かろうじて撹拌可能な形態に変化した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、ヤシ油脂肪酸アミノアミドの含有量は0.5%未満となった。以下に示す組成を有するベタイン水溶液306.7gを得た。
ベタイン含有量:34.5%
水分:55.0%
粘度:固体
実施例2.4
(本発明によらない)
まず、撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na38gおよび水92gを秤量した。
実施例A.4に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。すると固化またはゲル化が起こった。この反応混合物は撹拌することができなかった。水76.6gで稀釈すると、反応混合物は再び、かろうじて撹拌可能な形態に変化した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、ヤシ油脂肪酸アミノアミドの含有量は0.5%未満となった。以下に示す組成を有するベタイン水溶液306.8gを得た。
ベタイン含有量:35.5%
水分:55.0%
粘度:100mPa・s
実施例3.1
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸33.2gおよび水141gを秤量した。
撹拌を行いながら、濃度50%の水酸化ナトリウム29.6gを滴下漏斗を用いて添加した。この添加を行う間に温度は約50℃に上昇した。200個のオキシエチレン単位を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.8gを加えた後、実施例Bに記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下に示す組成を有するベタイン水溶液(固形分48%)305.6gを得た。
ベタイン含有量:37.7%
水分:52.0%
粘度:180mPa・s
実施例3.2
(本発明によらない)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸33.2gおよび水99.6gを秤量した。
撹拌を行いながら、濃度50%の水酸化ナトリウム29.6gを滴下漏斗を用いて添加した。この添加を行う間に温度は約50℃に上昇した。実施例Bに記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。この段階で固化またはゲル化が起こった。この反応混合物を撹拌することができなくなった。水を加えても、もはやそれだけの量を混ぜ入れることができないため、稀釈は不可能であった。したがって、反応も起こらず、ベタイン水溶液も形成されなかった。
ベタイン含有量:測定不能
水分:45.0%
粘度:固体
実施例4.1
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na42gおよび水122.6gを秤量した。
L−グルタミン酸6.7gを加えた後、この混合物を50℃に加熱し、この温度を30分間維持した。
オキシエチレン単位200個を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.3gを加えた後、実施例Cに記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下の組成のベタイン水溶液272.7gを得た。
ベタイン含有量:44.9%
水分:45.0%
粘度:400mPa・s
実施例4.2
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコにモノクロロ酢酸Na42gおよび水127.6gを秤量した。
オキシエチレン単位200個を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.3gを加えた後、実施例Cに記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。L−グルタミン酸6.9gを加えた後、この混合物を98℃に加熱した。約6.5時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下の組成のベタイン水溶液272.4gを得た。
ベタイン含有量:41.2%
水分:46.0%
粘度:160mPa・s
実施例5
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸32.5gおよび水106.8gを秤量した。
撹拌を行いながら、濃度50%の水酸化ナトリウム28.9gを滴下漏斗を用いて添加した。この添加を行う間に温度は約50℃に上昇した。実施例A.1に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。200個のEO単位を有するポリエトキシル化パルミチン酸グリセリル1.3gを添加した。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下の組成のベタイン水溶液269.5gを得た。
ベタイン含有量:43.9%
水分:45.0%
粘度:205mPa・s
実施例6
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸32.5gおよび水106.8gを秤量した。
撹拌を行いながら、濃度50%の水酸化ナトリウム28.9gを滴下漏斗を用いて添加した。この添加を行う間に温度は約50℃に上昇した。実施例A.1に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを、160個のEO単位を有するポリエトキシル化ラウリン酸ソルビタン1.3gと一緒に15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。
次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下の組成のベタイン水溶液269.5gを得た。
ベタイン含有量:43.7%
水分:45.0%
粘度:210mPa・s
実施例7
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸32.5gおよび水106.8gを秤量した。
撹拌を行いながら、濃度50%の水酸化ナトリウム28.9gを滴下漏斗を用いて添加した。この添加を行う間に温度は約50℃に上昇した。実施例A.1に記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを、200個のEO単位を有するポリエトキシル化ヤシ油1.3gと一緒に15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。
次いでこの混合物を98℃に加熱した。約7時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下の組成のベタイン水溶液269.5gを得た。
ベタイン含有量:42.9%
水分:46.0%
粘度:120mPa・s
実施例8
(本発明による)
撹拌器、温度計、環流冷却器、および滴下漏斗を備えた1Lの四頚フラスコに、モノクロロ酢酸Na42gおよび水127.6gを秤量した。
オキシエチレン単位200個を有するポリエトキシル化ヒマシ油1.3gを加えた後、実施例Cに記載したヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン100gを15分間かけて加えた。次いで、反応混合物を70℃に加熱し、反応熱の発生が終了するまでこの温度を維持した。クエン酸15gを加えた後、この混合物を98℃に加熱した。約6.5時間後、アミド含有量は0.5%未満となった。
以下の組成のベタイン水溶液272.4gを得た。
ベタイン含有量:44.2%
水分:45.0%
粘度:120mPa・s
通常、市販の標準的な食器用洗剤には、配合物に流動性をもたせてそれを維持することを目的として5重量%以上のエタノールを配合することが必要とされている。この表からわかるように、本発明によるコカミドアルキルベタインによって、必要とされていたアルコールを約20%節減することができる。
実施例A1〜A13においても同等の結果が得られた。

Claims (10)

  1. 第3級アミン窒素を含む化合物を周知の方法によりω−ハロカルボン酸で4級化することによって、ベタイン含有量が少なくとも32重量%である、一般式(III)、
    −CONH−(CH−N(CHCOO (III)
    (式中、
    は、場合により分岐しており、場合により多重結合、場合により水酸基を含んでいてもよい脂肪酸のアルキル基であり、
    、Rは、同一であっても異なっていてもよい、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり、
    mは、1〜3であってもよく、かつ
    yは、1、2、3であってもよい)
    のベタインの、流動性を有するポンプ輸送可能な高濃度水(すなわち、好ましくは有機溶媒を含まない)溶液を調製するための方法であって、前記4級化反応の前または途中に、最終生成物を基準として0.1〜3重量%未満、好ましくは0.1〜1重量%の1種またはそれ以上のミセル増粘剤(micellar thickener)を反応混合物に添加する方法。
  2. 前記4級化反応の前または途中に、最終生成物を基準として0.1〜3重量%未満、好ましくは0.1〜1重量%の1種またはそれ以上の非イオン性界面活性剤がミセル増粘剤として前記反応混合物に添加される、請求項1に記載の流動性を有するポンプ輸送可能な高濃度ベタイン水溶液を調製するための方法。
  3. 前記4級化反応の前または途中に、最終生成物を基準として0.1〜3重量%未満、好ましくは0.1〜1重量%の1種またはそれ以上のHLB値が12を超える非イオン性界面活性剤がミセル増粘剤として添加される、請求項1または2に記載の流動性を有するポンプ輸送可能な高濃度ベタイン水溶液を調製するための方法。
  4. 最終生成物を基準として0.1〜3重量%未満、好ましくは0.1〜1重量%の、1種またはそれ以上の、ヒドロキシ脂肪酸またはヒドロキシ脂肪酸グリセリドのポリオキシエチレンエーテルおよび/またはエステルが、ミセル増粘剤として使用される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記4級化反応の前、途中、または後に、スルホベタイン、アンホグリシネート(amphoglycinate)、トリメチルグリシン、アミノ酸;場合により多重結合および/またはOH基を含む一−または多官能性のC1〜6カルボキサミドベタイン等の、アミノ酸をベースとするN−ベタイン、特にC1〜3カルボキサミドプロピルベタイン;モノカルボキサミド、モノカルボキサミドアミン、ジ−/ポリカルボン酸モノ−および/またはジアミド、場合によりヒドロキシ官能性の一塩基性カルボン酸、場合によりヒドロキシ官能性の二−/多官能性カルボン酸、水溶性炭水化物、ポリオールの群から選択される少なくとも1種の化合物が減粘剤としてさらに併用される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 第1段階のアミド化が、少なくとも1種の、場合により多重結合および/またはOH基および/またはアミノ基を含む一−または多塩基性カルボン酸の存在下で実施される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法により調製される、ベタイン含有量が少なくとも32重量%の、流動性を有するポンプ輸送可能な高濃度ベタイン水溶液。
  8. ベタイン含有量が少なくとも32重量%であり、ミセル増粘剤含有量が0.1〜3重量%未満である、一般式(III)、
    −CONH−(CH−N(CHCOO (III)
    (式中、
    は、場合により分岐しており、場合により多重結合、場合により水酸基を含んでいてもよい脂肪酸のアルキル基であり、
    、Rは、同一であっても異なっていてもよい、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり、
    mは、1〜3であってもよく、かつ
    yは、1、2、3であってもよい)
    のベタインの、流動性を有するポンプ輸送可能な高濃度水溶液。
  9. スルホベタイン、アンホグリシネート、トリメチルグリシン、アミノ酸;場合により多重結合および/またはOH基を含む一−または多官能性のC1〜6カルボキサミドベタイン等の、アミノ酸をベースとするN−ベタイン、特にC1〜3カルボキサミドプロピルベタイン;モノカルボキサミド、モノカルボキサミドアミン、ジ−/ポリカルボン酸モノ−および/またはジアミド、場合によりヒドロキシ官能性の一塩基性カルボン酸、場合によりヒドロキシ官能性の二−/多官能性カルボン酸、水溶性炭水化物、ポリオールの群から選択される少なくとも1種の化合物をさらに含む、請求項8に記載の流動性を有するポンプ輸送可能な高濃度ベタイン水溶液。
  10. 本発明によるベタイン濃縮液の、家庭用、工業用、および化粧用の洗浄用(washing)および清浄化用(cleaning)組成物を調製するための使用。
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