JP2006143003A - 液化ガス運搬船 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コファダム内の加熱が効果的でかつメンテナンス容易な液化ガス運搬船を提供することを目的とする。
【解決手段】 全長方向にコファダム7を介して複数設けられたLNGを貯蔵するカーゴタンクを備えたメンブレン型LNG船において、各コファダム7には、コファダム7を形成する壁部を加熱するホットエアをコファダム7内へ供給するホットエア供給手段20が独立して設けられている。また、コファダム7に供給されるホットエアは、循環するようになっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばLNG(液化天然ガス)船、特にメンブレン型LNG船とされた液化ガス運搬船に関するものである。
LNG船は、約−163℃で液化された天然ガスをカーゴタンク内に貯蔵して輸送している。このようなLNG船は、カーゴタンクの形式として、球形のMOSS型と、箱形のメンブレン型とが主として採用されている(メンブレン型については、後記の特許文献1参照)。メンブレン型は、主構造を安価な軟鋼で作ることができる。
このようなメンブレン型LNG船の概略を図3に示す。同図は、メンブレン型LNG船の船体を水平面で切断した断面図を示している。このメンブレン型LNG船1は、全長方向に4つのカーゴタンク3が設けられている。船体後方には、居住区5が設けられている。カーゴタンク3の側方及び下方(図示せず)には、バラストタンク6が形成されている。
カーゴタンク3間には、狭隘な区画とされたコファダム(空所)7が形成されている。
図4には、カーゴタンク3内を含む部分断面斜視図が示されている。同図から分かるように、カーゴタンク3の底部および側面にはバラストタンク6が設けられており、2層防熱構造とされたカーゴタンク3内にはLNG9が貯蔵されている。カーゴタンク3の斜め上方には、配管を布設する区画としてトランク・デッキ・パッセージウェイ(Trunk Deck Passageway)10が設けられている。
図5には、カーゴタンク3の2層防熱構造が詳細に示されている。カーゴタンク3の壁部は、複数の箱体3aが並べられた状態で形成されている。
2層構造のうち、内側の防熱層をプライマリスペース3b、外側の防熱層をセカンダリスペース3cと称している。
LNG9と接触する最内表面にはプライマリメンブレン13が設けられている。プライマリメンブレン13としては、熱収縮量が非常に小さい厚さ0.7mm程度のインバ材が採用されている。セカンダリメンブレン14は、プライマリスペース3bとセカンダリスペース3cとの間に挿入されている。
なお、同図において、符号Sは海水面、LはLNG液面を示している。
このような構成のメンブレン型LNG船1は、コファダム7が熱的に厳しい状態に曝されている。その理由は以下の通りである。
上述のように、LNG9の温度は約−163℃と低温である。船殻材として主に用いられている軟鋼は低温脆性を生じ易いので、約5℃程度まで温めて低温環境を避ける必要がある。コファダム7はカーゴタンク7に挟まれているため、カーゴタンク3の側方に位置するバラストタンク6に比べて、より低温に曝され易い環境となっている。バラストタンク6は、カーゴタンク3の側方に位置しているため、他方は海水に接しおり、しかも、内部に海水が導かれるので、それほど低温となることはない。これに対して、コファダム7は、両側がカーゴタンク7に挟まれており、温熱を得る経路がほとんどない状況となっている。
そこで、従来は、コファダム7内を暖めるために、不凍液(グリコール)が流れる温水配管をコファダム7内に導き、この温水配管との対流熱伝達によってコファダム7内の雰囲気空気を暖め、これによりコファダム7を形成する壁部(バルクヘッド)を暖めていた。
特開2002−312873号公報
しかしながら、温水配管の漏洩点検などのメンテナンスが必要になり、特にコファダム7内は狭隘なため、メンテナンス作業が極めて困難なものとなっていた。
また、従来は、LNG船の全長方向にメイン配管を設け、各位置においてブランチ配管を設けて各区画のコファダム7へと温水を導いていた。このようなメイン/ブランチ方式で温水を循環させていたので、各コファダム7に流入する温水量をバランスさせる必要があった。しかし、温水量をバランスすることは、特に船上での調整となるため困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、コファダム(空所)の加熱が効果的でかつメンテナンス容易な液化ガス運搬船を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、液化ガス運搬船は、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明は、全長方向に空所を介して複数設けられた液化ガスを貯蔵するタンクを備えた液化ガス運搬船において、前記空所には、該空所を形成する壁部を加熱するガスを該空所へ供給する加熱ガス供給手段が設けられていることを特徴とする。
ガスによって空所を形成する壁部を加熱することとしたので、温水によって加熱する場合に必要だった漏水のメンテナンスを省略できる。
また、本発明の液化ガス運搬船によれば、前記加熱ガス供給手段は、前記空所内のガスを吸引したガスを再び該空所内に供給して循環することを特徴とする。
空所内のガスを循環させることとしたので、外気から湿分を取り込むおそれがなく、空所内のドレン水を可及的に少なくできる。
また、本発明の液化ガス運搬船によれば、前記加熱ガス供給手段は、外気導入手段を備えていることを特徴とする。
外気導入手段によって、新鮮な空気が空所内に導入される。したがって、メンテナンス時に作業者が空所に立ち入る場合に空所内を換気することができる。なお、外気導入手段は、通常運転時には閉とされて加熱ガスの循環運転を妨げないようになっており、メンテナンス時にのみ開とされることが好ましい。
また、本発明の液化ガス運搬船によれば、前記加熱ガス供給手段は、空所ごとに独立して設けられていることを特徴とする。
空所ごとに加熱ガス供給手段を独立して設けることとしたので、全長方向に加熱ガス供給手段を連結する必要がない。したがって、従来のように空所ごとに温水量を調整する必要がない。また、全長方向に連結する配管が不要となるので、コスト低減が可能となる。
また、本発明の液化ガス運搬船によれば、前記加熱ガス供給手段は、前記空所内に、上方から下方へと延在する主管と、該主管の各高さ位置から横方向に延在する複数の枝管とを備え、各枝管には、前記加熱ガスを噴出する複数の噴出孔が形成されていることを特徴とする。
主管と複数の枝管によって加熱ガスの噴出位置を決定することとしたので、空所内を満遍なく加熱することができる。
また、本発明の液化ガス運搬船によれば、少なくともいずれかの前記枝管には、その上流位置に、加熱ガスに流れ抵抗を付与する抵抗手段が設けられており、該抵抗手段は、加熱ガスの下流側に位置する枝管よりも大きな抵抗を有するような抵抗とされていることを特徴とする。
抵抗手段によって、加熱ガスの下流側に位置する枝管よりも大きな抵抗を有するように流れ抵抗を付与することとしたので、流路抵抗によって流れにくい傾向のある下流側の枝管とほぼ同等の流量の加熱ガスを上流側の枝管に流すことができる。これにより、各枝管の流量をほぼ均等にすることができる。
本発明によれば、温水を用いる必要がないので、漏水点検等のメンテナンス作業を省略することができる。
また、空所ごとに加熱ガス供給手段を独立して設けることとしたので、全長方向にメイン配管を設ける必要がない。したがって、大幅なコスト低減が実現される。
以下に、本発明のメンブレン型LNG船(液化ガス運搬船)にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態にかかるメンブレン型LNG船は、既に図3〜5を用いて説明したメンブレン型LNG船1と基本的に同様である。異なる点は、ホットエア(加熱ガス)を用いてコファダム(空所)7内を加熱していることである。
上述のように、メンブレン型LNG船は、全長方向に、コファダム(空所)7を介して、LNGを貯蔵するためのカーゴタンク3を複数備えている。したがって、コファダム7は、各区画に複数設置されている。これらのコファダム7それぞれに対して、ホットエア供給手段(加熱ガス供給手段)が独立して設けられている。
図1には、1つのコファダム7に対して、独立したホットエア供給手段20が設けられた構成が模式的に示されている。
ホットエア供給手段20は、メインシステム20aおよび予備システム20bの2系統が設けられている。メインシステム20aは、通常運転時に用いるものであり、予備システム20bは、メインシステム20aが故障した場合等の非常時に用いるものである。これらメインシステム20aおよび予備システム20bの基本的構成は同様なので、以下、メインシステム20aについて説明する。
ホットエア供給手段20は、エアが循環して流れるエア循環系22と、エアを加熱するための蒸気が流れる蒸気系24とを備えている。
エア循環系22は、エアを流すためのファン26と、このファン26の下流側に設けられてエアを蒸気と熱交換させるための熱交換器28と、加熱されたエアをコファダム7内に導く主管30と、この主管30から分岐される複数の枝管32と、コファダム7内のエアを吸い込み、ファン26へと返送するリターン管34とを主として備えている。
なお、ファン26、熱交換器28、主管30の一部およびリターン管34の一部、並びに、後述する蒸気系24は、コファダム7の斜め上方に位置するトランク・デッキ・パッセージウェイ10(図4参照)に配置されている。
ファン26は、例えば遠心式とされた送風機であり、一定回転速度で運転する。もちろん、可変速のファンを採用しても良いが、本実施形態では構成の簡便性およびメンテナンスの容易性を考慮して、一定速のファンを採用している。なお、ファン26を駆動するモータは防爆仕様となっている。
熱交換器28は、例えばシェル・アンド・チューブ型とされた熱交換器であり、高温の蒸気によってエアが加熱されるようになっている。
主管30は、一端30aが熱交換器28に接続されており、他端30bがコファダム7内に配置されている。主管30は、コファダム7上部からコファダム7内に挿入されており、コファダム7内で、上方から下方へと延在するように設けられている。主管30は、図において左方側に配置されている(なお、予備システム20bの主管30は図において右方側に配置されている。)。主管30としては、例えば、鋼管にメッキ処理を施したものが用いられる(後述する枝管32及びリターン管34についても同様)。鋼管としては、円形断面であってもよく、矩形断面であってもよい。
枝管32は、主管30の各高さ位置から略水平に横方向に向けて延在するように設けられている。最下方の枝管32aは、主管30の他端30bにその一端が接続されており、この枝管32aの他端はコファダム7の図において右側下方に位置している。
各枝管32には、一定間隔で複数の噴出孔36が設けられており、この噴出孔36からコファダム7内に向けてホットエアが供給される。各枝管32の他端(終端)は閉塞されている。
各枝管32は、鉛直方向に複数設けられた大骨(図示せず)間を通すような形式で配置されている。
最下方の枝管32aを除く各枝管32には、主管30との接続部近傍(枝管32の上流位置)に、オリフィス(抵抗手段)38が設けられている。オリフィス38は、ホットエアに流れ抵抗を付与するものであり、これにより、各枝管32に流れるホットエアの流量を均等に調節するものである。したがって、ホットエアの下流側(図において下方)に位置する枝管32よりも、上流側に位置する枝管32の方が大きな抵抗(オリフィスの開口面積が小さい)を有するように調整されている。
リターン管34は、その上流端34aがコファダム7内の上方に位置されており、この位置でコファダム7内のエアを吸い込むようになっている。リターン管34の下流端34bはファン26に接続されている。
リターン管34の中途位置であって、コファダム7外の位置(即ちトランク・デッキ・パッセージウェイ10(図4参照)の位置)には、外気導入管40が接続されている。外気導入管40には弁40aが設けられており、この弁40aを開くことによって、リターン管34内に外気を導入することができるようになっている。この弁40aは、通常運転時には閉とされており、リターン管34内に外気を導入しないようになっている。
蒸気系24は、蒸気配管42と、サーボ弁44とを主として備えている。
蒸気配管42は、船内の蒸気源から高温蒸気を導入して熱交換器28へと導き、他の蒸気系統に返送するための配管である。
サーボ弁44は、熱交換器28からみて蒸気流れの上流側に設けられており、船内の集中管理システムであるDCS(Distributed Control System)46によってその開度が制御され、蒸気流量が調整されるようになっている。具体的には、DCS46から指令値に比例した電流がI/Pコンバータ48に入力され、I/Pコンバータ48において電流値に比例した空気圧に変換される。そして、この空気圧によってサーボ弁44の弁開度が調整される。
サーボ弁44の弁開度の調整は、コファダム7を形成する壁部の温度に基づいて行われる。図2には、コファダム7を形成する壁部に設置された温度センサ50がの取付け位置が図示されている。このように、温度センサ50は、壁部の代表温度を取得するように、コファダム7の幅方向において中央でかつ中間高さ位置に配置される。温度センサ50は、2層構造の外側に位置するセカンダリスペース3c(図5参照)を構成する壁部の背面に設置されている。温度センサ50としては、熱電対等が用いられる。
次に、上記構成のホットエア供給手段20の動作について説明する。
通常運転時にはメインシステム20aのみを運転し、予備システム20bは停止させておく。
蒸気系24は次のように運転される。先ず、DCS46の開指令により、I/Pコンバータ48を介してサーボ弁44に開弁のための空気圧が送られ、サーボ弁44が開けられる。これにより、蒸気源から高温の蒸気が蒸気配管42内を流れ、熱交換器28へと導かれる。熱交換器28でエアに熱を与えた後の蒸気は、別の蒸気系統へと返送される。
エア循環系22は、次のように運転される。
通常運転時には、外気導入管40の弁40aは閉状態とされる。
DCS46の運転指令により駆動モータが起動され、ファン26が回転駆動される。ファン26の回転速度は一定とされている。これにより、エアが熱交換器28へ向けて流され、この熱交換器28において高温の蒸気によって加熱される。加熱されたホットエアは、コファダム7外に位置する主管30からコファダム7内に位置する主管30へと導かれ、さらに上方から下方へと流れつつ、各高さ位置に接続された枝管32へと流れ込む。
各枝管32に流れ込むホットエアは、主管30から分岐した直後に設けられたオリフィス38によって流量調整が行われ、各枝管32に均等に分配される。各枝管32のオリフィス38を通過した後のホットエアは、等間隔で設けられた各噴出孔36からコファダム7内へと噴出される。噴出されたホットエアは、コファダム7を形成する壁部(バルクヘッド)を直接暖める。
コファダム7内に噴出されたホットエアは、リターン管34によって回収される。リターン管34の上流端34aから回収されたホットエアは、再びファン26へと導かれる。このようにして、ホットエアは循環される。
ホットエアの温度調節は以下のように行われる。
温度センサ50(図2参照)によってコファダム7の壁部温度が一定時間間隔でDCS46へと送られる。この温度センサ50の指示値に基づいて、熱交換器28に流れる蒸気量の流量調整が行われる。
温度センサ50の指示値が設定温度を下回っている場合には、サーボ弁44の開度を大きくする指令をDCS46によって送り、サーボ弁44をさらに開くことによって蒸気流量を増大させ、ホットエアの温度を上昇させる。
温度センサ50の指示値が設定温度を上回っている場合には、サーボ弁44の開度を小さくする指令をDCS46によって送り、サーボ弁44を絞ることによって蒸気流量を減少させ、ホットエアの温度を降下させる。
温度センサ50の指示値が設定温度に達したら、DCS46の指示により、ファン26が停止される。そして、設定温度に対して所定の温度幅を有する閾値を外れたら、ファン26を再び始動する。
なお、ファン26を可変速とすることにより、ホットエアの温度を調整することとしてもよい。
外気導入管40及び弁40aについては、次のように使用する。
メンテナンス時には、コファダム7内に作業者が入る必要が生じる。しかし、コファダム7内は密閉空間となっており、酸素濃度が低くなっているおそれがあるので、作業者が入る前に換気をする必要がある。この場合には、外気導入管40の弁40aを開き、外気をコファダム内に導入することにより換気を行う。メンテナンス作業が終了し、換気の必要がなくなったときには、弁40aを閉じ、ホットエアを通常の循環状態へと戻す。
以上説明した本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
ホットエアによってコファダム7を形成する壁部を加熱することとしたので、温水によって加熱する場合に必要だった漏水のメンテナンスを省略できる。
コファダム7内のホットエアを循環させることとしたので、外部から湿分を取り込むおそれがなく、コファダム7内のドレン水を可及的に少なくできる。
リターン管34に外気導入管40を設けることによって、新鮮な空気がコファダム7内に導入されるので、メンテナンス時に作業者がコファダム7内に立ち入るときにコファダム7内を換気することができる。したがって、別途新たな換気装置を導入する必要がない。
コファダム7ごとにホットエア供給手段20を独立して設けることとしたので、全長方向にホットエア供給手段を連結する必要がない。したがって、従来のようにコファダムごとに温水量を調整する必要がない。また、従来のように全長方向に連結する配管が不要となるので、コスト低減が可能となる。
コファダム7内で上方から下方へと延在する主管30と、この主管30の各高さ位置から横方向に延在する複数の枝管32とを設け、各枝管32にホットガスを噴出する複数の噴出孔36を設けたので、コファダム7内を満遍なく加熱することができる。
枝管32の上流位置に、オリフィス38を設けることとしたので、各枝管32にほぼ同等の流量のホットガスを流すことができる。
本発明のホットエア加熱手段を示した図である。 コファダムを形成する壁部に設けられた温度センサの位置を示した図である。 メンブレン型LNG船を示した断面図である。 カーゴタンク内を示した部分断面斜視図である。 カーゴタンクの一部を示した断面図である。
符号の説明
1 メンブレン型LNG船(液化ガス運搬船)
3 カーゴタンク
7 コファダム(空所)
20 ホットエア供給手段
26 ファン
30 主管
32 枝管

Claims (6)

  1. 全長方向に空所を介して複数設けられた液化ガスを貯蔵するタンクを備えた液化ガス運搬船において、
    前記空所には、該空所を形成する壁部を加熱するガスを該空所へ供給する加熱ガス供給手段が設けられていることを特徴とする液化ガス運搬船。
  2. 前記加熱ガス供給手段は、前記空所内のガスを吸引したガスを再び該空所内に供給して循環することを特徴とする請求項1記載の液化ガス運搬船。
  3. 前記加熱ガス供給手段は、外気導入手段を備えていることを特徴とする請求項2記載の液化ガス運搬船。
  4. 前記加熱ガス供給手段は、空所ごとに独立して設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の液化ガス運搬船。
  5. 前記加熱ガス供給手段は、前記空所内に、上方から下方へと延在する主管と、該主管の各高さ位置から横方向に延在する複数の枝管とを備え、
    各枝管には、前記加熱ガスを噴出する複数の噴出孔が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の液化ガス運搬船。
  6. 少なくともいずれかの前記枝管には、その上流位置に、加熱ガスに流れ抵抗を付与する抵抗手段が設けられており、
    該抵抗手段は、加熱ガスの下流側に位置する枝管よりも大きな抵抗を有するような抵抗とされていることを特徴とする請求項5記載の液化ガス運搬船。
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