JP2006142975A - シフトレバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シフトレバーをパーキングポジションPへ移動させたときにシフトレバーがブラケットに衝突して生じる異音の発生を軽減する。
【解決手段】 車体に固定されたブラケット1に支持軸を介して回動自在にシフトレバー3を設け、該シフトレバー3の回動位置に応じてパーキングポジションPまたは走行ポジションが設定されるシフトレバー装置において、ブラケット1に支持軸とほぼ平行な挿入孔18,19を形成し、該挿入孔18,19に、シフトレバー3がパーキングポジションPを占めるときに前記シフトレバー3の当接面が当接する第1ダンパ20を挿入し、該第1ダンパ20におけるシフトレバー3との対向面をブラケット1よりもシフトレバー3へ向かって僅かに突出させ、シフトレバー3の当接面が当接する突出部20aを形成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シフトレバー装置に関し、シフトレバーをパーキングポジションへ移動させたときに、シフトレバーがブラケットに衝突して発生する異音を軽減したものである。
車両の自動変速機を操作するシフトレバー装置は、車体にブラケットを取りつけ、該ブラケットに支持軸を介してシフトレバーの基端部を回動自在に設けて構成されている。そして、回動自在なシフトレバーをパーキングポジションあるいは各走行ポジションに保持する構成が採用されている。つまり、シフトレバーにはシフトレバーの長さ方向へ移動可能なポジションピンが設けられており、該ポジションピンはばねによりシフトレバーの先端へ向かって付勢され、シフトレバーのノブボタンを押すことにより、付勢力に抗してポジションピンを基端側へ移動させることができる一方、ブラケットの側面には、ポジションピンが移動するための開口孔が支持軸を中心とする円弧に沿って形成され、この開口孔の上面にはポジションピンが係合する複数のポジション溝が形成されている。
ポジションを変更するには、ノブボタンを押してポジションピンをポジション溝から出した状態で、シフトレバーを動かしてポジションを選択し、その後にノブボタンを開放するとばねの付勢力によりポジションピンがポジション溝に係合し、シフトレバーが各ポジション位置に保持される。
パーキングポジションでは、シフトレバーに設けたポジションピンが、パーキングスイッチや、キーインターロック機構(キーロック装置と連係してインターロックを行う)のインターロックレバーに係合し、これらを作動させる。
ところで、ポジションピンが開口孔の上面や側面に当接した際に発生する異音を軽減するため、ポジション溝に沿ってダンパが設けられている。しかし開口孔の側面にポジションピンを当接させるためのダンパを設けると、シフトレバーをパーキングポジションに移動した際に、ポジションピンが開口孔の側面に設けたダンパに接触することで、ポジションピン・ダンパ間の摩擦抵抗が大きくなるため、ポジションピンがシフトレバーの長さ方向へ移動し難くなり、パーキングスイッチ等の作動性が低下するという問題がある。
このため、従来はシフトレバーをパーキングポジションへ移動させたときに、ポジションピンが開口孔の側面に当接する前にシフトレバーをブラケットに当接させ、これにより、ポジションピンが開口孔の側面やダンパに接触せず、ポジションピンの、シフトレバーの長さ方向への移動がスムースに行えるようにしている。しかしながら、シフトレバーとブラケットとが当接することから、異音の発生が問題となる。
異音の発生を防止するようにした従来のシフトレバー装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このシフトレバー装置は、シフトレバーが移動するためのシフト空間を形成している溝壁にシフトレバーを当接させており、この溝壁に衝撃を吸収するための突出部を形成することにより、衝突音の周波数が低くなるようにしている。
実開平5−32075号公報
ところが、シフト空間の溝壁が形成されるブラケットは開口孔に設ける軟質樹脂のダンパよりも一般的に硬い材料が使われているため、音質が変化して違和感が生じるなど、操作上のフィーリングが好ましくない。また、シフト空間の溝部を形成するブラケットとしてアルミ等の金属を用いる場合には、採用することができない。そのため、異音をなくすために新たに樹脂等からなるダンパーを設けることが考えられるが、その場合はダンパーを支持する支持部材が必要になり、部品点数が増えてコスト高になる。
そこで本発明は、上記の課題を解決したシフトレバー装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車体に固定されたブラケットにシフト空間を形成し、該シフト空間内に配置したシフトレバーを、支持軸を介して前記ブラケットに回転自在に支持し、該シフトレバーの回動位置と対応させてパーキングポジションまたは各走行ポジションを設定したシフトレバー装置において、前記ブラケットに前記支持軸とほぼ平行な挿入孔を形成し、該挿入孔に、前記シフトレバーがパーキングポジションに位置しているときに前記シフトレバーの当接面が当接可能な第1緩衝部材を挿入固定し、該第1緩衝部材の前記シフトレバーの当接面と対向する面を、該第1緩衝部材が位置する前記シフト空間の内周面よりも前記シフトレバーへ向かって突出させたことを特徴とする。
この発明によれば、シフトレバーを回動させてパーキングポジションへ移動させた際に、シフトレバーの当接面はブラケットに直接に衝突することなく、緩衝部材のうちのブラケットから突出する部分に衝突する。このため異音の発生を軽減できる。また、緩衝部材の取り付けは、緩衝部材を孔に挿入するだけなので組み付け性が良く、シフトレバーが当接した際の外れにも強くなる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記シフトレバーに前記支持軸とほぼ平行なポジションピンを前記シフトレバーの長さ方向へ移動自在に設け、該ポジションピンを前記シフトレバーの長さ方向へ付勢する付勢手段を設ける一方、該付勢手段に付勢されるポジションピンが係合することにより前記シフトレバーを所定のポジションに保持する複数のポジション溝を、前記ブラケットに形成し、該ポジション溝に前記ポジションピンが係合する際に異音が生じるのを回避する第2緩衝部材を前記ブラケットに設け、該第2緩衝部材を前記第1緩衝部材と一体成形したことを特徴とする。
この発明によれば、ポジションピンがポジション溝と係合する際に異音が生じるのを回避するための第2緩衝部材を第1緩衝部材と一体に形成したので、挿入孔からの第1緩衝部材の抜け止めの部材を新たに設ける必要がなく、部品点数の削減となる。また、緩衝部材が一つであるため、音質の異なる異音の発生を防止でき、操作フィーリングの向上が図れる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記挿入孔の開口部にポジションスイッチまたはシフトロックユニットあるいはこれらの双方を結合し、該ポジションスイッチまたはシフトロックユニットあるいはこれらの双方を前記第1緩衝部材の抜け止めとしたことを特徴とする。
この発明によれば、ポジションスイッチまたはシフトロックユニットあるいはこれらの双方をブラケットに結合することにより、これらが挿入孔からの第1緩衝部材の抜け止めとなり、新たに抜け止め部材を設ける必要がない。このため、組み付け性の更なる向上と部品点数の削減となる。
本発明に係るシフトレバー装置によれば、ブラケットに形成した挿入孔に第1緩衝部材を挿入し、該第1緩衝部材におけるシフトレバーの当接面との対向部がブラケットよりもシフトレバーへ向かって突出しているので、シフトレバーをパーキングポジションへ移動させた際に、シフトレバーの当接面は第1緩衝部材に衝突する。このため異音の発生を軽減できる。
また、パーキングポジションにおいてポジションピンは他の部材に当接しないので、ポジションピンが摩擦抵抗を受けてポジションスイッチ等の作動性が低下するという問題は生じない。
以下、本発明によるシフトレバー装置の実施の形態を説明する。図1に示すように、車体に固定されるブラケット1に支持軸2を介してシフトレバー3の基端部が回動自在に設けられている。そして、シフトレバー3の回動位置に応じてパーキングポジションPと、ニュートラルポジションNと、各走行ポジション等が設定されている。
図2に示すように、ブラケット1は、アルミニウムからなる第1ブラケット1a,第2ブラケット1bをねじ3a,3b,3cを介して結合することにより構成されている。支持軸2は長さ方向での中間部に形成された大径部2aと該大径部2aの両側に形成された一対の小径部2bと一方の小径部2bの先端から延長形成された断面が小判形状のアーム結合部2cおよびねじ部2dとによって構成されており、一対の小径部2bが第1ブラケット1a,第2ブラケット1bの側壁に形成された孔4に挿通されることにより、支持軸2の軸方向での移動が規制された状態で回動可能に支持されている。支持軸2の大径部2aには半径方向に沿って孔が形成されており、該孔にパイプ形状のシフトレバー3の基端部が嵌合溶接されている。支持軸2のアーム結合部2cにはアーム30の基端部に形成した小判形状の孔31の部分が圧入され、ねじ部2dにねじ込まれたナット32により抜け止めされている。そして、該アーム30の先端部は、図示しない変速機に接続されている。第1ブラケット1a,第2ブラケット1bの対向面には切欠部5a,5bが形成され、第1ブラケット1a,第2ブラケット1bを組み付けることにより、回動するシフトレバー3が移動可能なシフト空間5が形成されている。
シフトレバー3には、支持軸2とほぼ平行なポジションピン6が設けられている。ポジションピン6は、シフトレバー3に形成された長孔7に沿ってシフトレバー3の長さ方向へ移動自在に構成され、シフトレバー3内に挿入されたコンプレッションロッド33に形成した孔に圧入固定されると共に、図示しないばね(付勢手段)によりシフトレバー3の先端部(図中の上部)へ向かって付勢されている。そして、シフトレバー3の先端部には、コンプレッションロッド33を押し下げることにより、ばねの付勢力に抗してポジションピン6を基端部(図中の下部)へ向かって移動させるための図示しないノブボタンが設けられている。シフトレバー3の回動に伴なってポジションピン6の移動を可能にする開口孔8,9が第1ブラケット1a,第2ブラケット1bの側壁に支持軸2を中心とする円弧に沿って形成されている。そして、ばねにより図中の上方へ付勢されるポジションピン6が係合してシフトレバー3を所定のポジションに保持するため、開口孔8,9の半径方向外側(上部)の内周壁にポジション溝8a,8b,9a,9bが形成されている。ポジション溝8a,9aはパーキングポジションPと対応し、段差を有するポジション溝8b,9bはパーキングポジションPに近い側から順に、R(後退),N(ニュートラル),D(ドライブ),L(ローギヤ)と対応する。ポジションピン6は、図示しないノブボタンを押すことにより、ポジション溝から外すことができる。
ノブボタンを押しながらシフトレバー3を回動させ、シフトレバー3が走行ポジション側の端部まで回動して開口孔8,9の側壁に衝突すると異音が生じ、またポジションを選択してノブボタンを開放すると、ばねの付勢力によりポジションピン6がいずれかのポジション溝の底部(上面)に衝突して異音を生じる。このため、ブラケット1a,1bのうちのポジションピン6が衝突する上面および側面の部分には一対の第2ダンパ(第2緩衝部材)10,11が設けられている。第2ダンパ10,11は第1ブラケット1a,第2ブラケット1bの側面に、以下のようにして個別に設けられている。図2に示すように夫々の開口孔8,9の回りには凹部12,13(凹部13は図示せず)が形成され、該凹部12,13に嵌め込んだ状態で、第2ダンパ10,11が第1ブラケット1a,第2ブラケット1bに夫々結合されている。即ち、夫々のブラケットの外側の面に立設した一対の軸14,15(軸15は図示せず)が第2ダンパ10,11の一対の孔に挿通され、夫々の軸14,15にはプッシュナット16,17が押し込まれている。
第1ブラケット1a,第2ブラケット1bにおける開口孔8,9内のパーキングポジションP側の側壁近傍には、前記支持軸2とほぼ平行な挿入孔18,19が形成されている。そして、該挿入孔18,19に亘って第1ダンパ(第1緩衝部材)20が挿入されている。第1ダンパ20は、図3(a)に示すように、シフトレバー3がパーキングポジションPに位置するときに、シフトレバー3の当接面が当接するようになっている。そして、第1ブラケット1aの挿入孔18は側面まで貫通し、第2ブラケット1bの挿入孔19は側面までは貫通していないので、第1ブラケット1aと第2ブラケット1bとを組み付けた後に、第1ブラケット1aの側面の開口部から、挿入孔18に第1ダンパ20が挿入される。第1ダンパ20は横断面形状が四角形の棒状体であり、第1ブラケット1a,第2ブラケット1bの内側では、挿入孔18,19における断面四角形の4つの面のうちのひとつと対応する部分が、シフト空間5の内部へ向かって開口しており、第1ダンパ20の4つの面のうちのひとつであるシフトレバー3と対向する面が、図3(b)のように第1ブラケット1a,第2ブラケット1bの内周面5c,5dよりもシフトレバー3へ向かって僅かに突出し、シフトレバー3の当接面が当接可能な突出部20aを形成している。この第1ダンパ20は、本実施の形態では図2のように一方の前記第2ダンパ10と一体形成されている。
第1ブラケット1aの外面にはポジションスイッチ21が、2本のねじ22を介して取り付けられており、ポジションスイッチ21には、ポジションピン6が係合してポジションスイッチ21をONするための作動子21aが設けられている。一方、第2ブラケット1bの外側にはキーインターロック機構(シフトロックユニット)23が取り付けられている。このキーインターロック機構23は、ポジションピン6がパーキングポジションPのポジション溝8aの上端位置にあるときに、図示しないキーロック装置と連係するケーブルを引っ張ってエンジンキーの抜き取りを可能にする。また、ポジションピン6がパーキングポジションPのポジション溝8aの上端位置にあるときに、ポジションピン6をポジション溝8aから出してシフトレバー3を走行ポジションへ移動できないようにシフトロックし、エンジンキーをONした状態でかつフットブレーキを踏んだときにのみシフトロックが解除され、ポジションピン6をポジション溝8aから出せるように構成されている。そして、ポジションスイッチ21は、ポジションピン6がポジション溝8aの位置にあるときにのみキーインターロック機構23のアクチュエータを作動可能とするように、車体側へ信号を送る構成となっている。
次に、シフトレバー装置の作用を説明する。シフトレバー3がパーキングポジションPに位置する状態では、図示しないばねの付勢力によりポジションピン6がポジション溝9aに係合している。そして、キーインターロック機構23によりシフトロックされているため、ポジションピン6をポジション溝9aから抜き取ることができない。この状態では、ポジションスイッチ(第1スイッチ)21の作動子21aがポジションピン6に押されて上動してONの状態となり、キーインターロック機構23の図示しないアクチュエータが作動可能な状態となっている。この状態でエンジンキーをONにし、フットブレーキを踏むと、前記のように作動可能な状態のキーインターロック機構23のアクチュエータがONとなり、ポジションピン6のシフトロックが解除される。このため、ポジションピン6をポジション溝9aから出すことが可能な状態となる。
次に、シフトレバー3の図示しないノブボタンを押してポジションピン6を押し下げ、シフトレバー3をパーキングポジションPから走行ポジションのD(ドライブ)等へ回動させる。ここで、キーインターロック機構23はキーロック装置と連係するケーブルを押してエンジンキーの抜き取りができないようにすると共にポジションスイッチ21の作動子21aがポジションピン6から外れてOFFになり、アクチュエータが作動しない状態となる。そして、シフトレバー3を最端部のL(ローギヤ)へ移動させたときは、ポジションピン6が一対の第2ダンパ10,11の内側の側壁部分に衝突する。また、シフトレバー3をR(後退),N(ニュートラル),D(ドライブ)およびL(ローギヤ)に移動させた状態にしてノブボタンを離すことにより、ポジションピン6がポジション溝9bと係合する際も、ポジションピン6が一対の第2ダンパ10,11のポジション溝部分に係合するため、ポジションピン6が直接に開口孔8,9の端面に接触することがなく、異音の発生を軽減できる。
次に、車を停止させたあと、ノブボタンを押してポジションピン6を押し下げながらシフトレバー3をパーキングポジションPへ回動させる。このとき、ポジションピン6がブラケット1a,1bの開口孔8,9の側面に衝突する前に、シフトレバー3の当接面がブラケット1a,1bのシフト空間5のパーキングP側の内周面5c,5dからシフトレバー3へ向かって僅かに突出する第1ダンパ20の突出部20aに衝突するので、異音の発生を軽減できる。そして、ノブボタンから指を離すと、図示しないばねの付勢力によりポジションピン6がポジション溝8a,9aへ向かって移動し、ポジションスイッチ21の作動子21aが押される。このとき、ポジションピン6と開口孔8,9の側面との間には隙間が設けられて当接することがないので、ポジションピン6の移動がスムーズに行われる。このため、キーインターロック機構23の作動を確実にでき、キーインターロック機構23の図示しないアクチュエータに作動可能な状態となり、最初の状態に戻る。
この発明によれば、シフトレバー3の当接面が衝突したときの緩衝のために設けた第1ダンパ20を、ポジションピン6がポジション溝に係合する際に異音の発生を軽減する第2ダンパ10と一体に形成したので、第1ダンパ20の抜け止め部材を新たに設ける必要がなく、部品点数の削減となる。また、第1ダンパ20が第2ダンパ10と同じ材質となるので、衝突音が同じで変化がなくフィーリングが良い。
なお、本実施の形態では挿通孔のうちの一方側を外部に開口させて他方側を閉塞させ、第1緩衝部材を第2緩衝部材と一体に形成することにより、第2緩衝部材を開口部からの第1緩衝部材の抜け止めとしたが、挿入孔の他端または両端を開口させ、該開口部を塞ぐようにシフトロックユニットあるいはポジションスイッチ,シフトロックユニットの双方を結合し、シフトロックユニットあるいはポジションスイッチ,シフトロックユニットの双方を第1緩衝部材の抜け止めとしてもよい。この場合も、第1緩衝部材の抜け止めを新たに設ける必要がない。また、本実施の形態ではポジションピンがシフトレバーの先端部へ向かって付勢される構成にしたが、シフトレバーの基端部へ向かって付勢される構成にすることもできる。更に、第1緩衝部材の横断面形状が四角形の場合を示したが、円形やその他の形状であってもよい。また更に、緩衝部材として軟質樹脂のダンパを用いたが、軟質樹脂に限らず緩衝作用があればよい。
シフトレバー装置の外観を示す斜視図(実施の形態)。 シフトレバー装置の分解斜視図(実施の形態)。 シフトレバー装置の要部を一部破断して示す斜視図(実施の形態)。
符号の説明
1…ブラケット
2…支持軸
3…シフトレバー
5…シフト空間
5c,5d…内周面
6…ポジションピン
7…長孔
8,9…開口孔
8a,8b,9a,9b…ポジション溝
10,11…第2ダンパ(第2緩衝部材)
18,19…挿入孔
20…第1ダンパ(第1緩衝部材)
20a…突出部
21…ポジションスイッチ
23…キーインターロック機構(シフトロックユニット)

Claims (3)

  1. 車体に固定されたブラケットにシフト空間を形成し、該シフト空間内に配置したシフトレバーを、支持軸を介して前記ブラケットに回転自在に支持し、該シフトレバーの回動位置と対応させてパーキングポジションまたは各走行ポジションを設定したシフトレバー装置において、
    前記ブラケットに前記支持軸とほぼ平行な挿入孔を形成し、該挿入孔に、前記シフトレバーがパーキングポジションに位置しているときに前記シフトレバーの当接面が当接可能な第1緩衝部材を挿入固定し、該第1緩衝部材の前記シフトレバーの当接面と対向する面を、該第1緩衝部材が位置する前記シフト空間の内周面よりも前記シフトレバーへ向かって突出させたことを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記シフトレバーに前記支持軸とほぼ平行なポジションピンを前記シフトレバーの長さ方向へ移動自在に設け、該ポジションピンを前記シフトレバーの長さ方向へ付勢する付勢手段を設ける一方、
    該付勢手段に付勢されるポジションピンが係合することにより前記シフトレバーを所定のポジションに保持する複数のポジション溝を、前記ブラケットに形成し、該ポジション溝に前記ポジションピンが係合する際に異音が生じるのを回避する第2緩衝部材を前記ブラケットに設け、
    該第2緩衝部材を前記第1緩衝部材と一体成形したことを特徴とするシフトレバー装置。
  3. 請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記挿入孔の開口部にポジションスイッチまたはシフトロックユニットあるいはこれらの双方を結合し、該ポジションスイッチまたはシフトロックユニットあるいはこれらの双方を前記第1緩衝部材の抜け止めとしたことを特徴とするシフトレバー装置。
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