JP2006142471A - 動力駆動釘打機のタール付着防止機構 - Google Patents

動力駆動釘打機のタール付着防止機構 Download PDF

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Abstract

【課題】ノーズ部とコンタクト部材の間へ入り込んだタールを動力駆動釘打機の打込み操作と連動して自動的に除去すること。
【解決手段】コンタクト部材6を、ノーズ部4の先端より突出されて略環状を成すよう形成されるとともに、前記摺動操作に関わらず前記ノーズ部4の先端側との間隙を保って前記ノーズ部4の先端側の挿入を可能としているリング状部12と、前記リング状部12の一端から前記ノーズ部4の側面に沿って上方に延設されて上端側が前記コンタクトアーム14に連結されたガイドアーム部13と、前記ガイドアーム部13の上部と前記ノーズ部4の前記側面との間に形成されて前記ノーズ部4に摺動ガイドされるガイド部とを備え、ノーズ部4は、先端の外周面から前記リング状部12の前記ガイドアーム部13が延出する部位の内周面に向けて突出形成された突出片17を備えること。
【選択図】図3

Description

本発明は、アスファルトルーフィング等の表面にタールが塗布された屋根材を屋根の下地材へ釘打ち施工する際に使用する圧縮空気等の動力によって駆動するようにした動力駆動釘打機のタール付着防止機構に関する。
一般に、シート状に形成されているアスファルトルーフィング等の屋根材を屋根の下地材に釘打ち止めする施工では、圧縮空気等の動力によって作動される動力駆動釘打機が使用されている。このような動力駆動釘打機では、シリンダ・ピストン等の打撃機構を収容しているハウジングの先端に釘を打込み案内する射出口が形成されているノーズ部を取り付けており、釘を打撃するドライバを前記射出口内に収容して摺動案内させ、前記打撃機構によって前記ドライバを射出口内で駆動することによって、前記射出口内に供給されている釘をノーズ部の射出口の先端方向に向けて打ち出し、ノーズ部の先端に配置されているアスファルトルーフィング等の屋根材を屋根の下地材に釘を打ち込んで施工している。上記のようなアスファルトルーフィングでは防水のために予め表面にタールが塗布されている。
ところで、外気温が高い場合や直射日光が照りつける等の暑いときに動力駆動釘打機でタールが塗布されたアスファルトルーフィングの施工を行うと、熱によって溶けたタールがノーズ部の先端部やドライバの先端に付着することがある。このような場合、圧縮空気によって下死点まで駆動されたドライバが再び元の上死点位置へ復帰するときにノーズ部に付着したタールがノーズ部内に引き込まれてしまい、このため、長期間実打を繰り返すうちに、ノーズ部の射出口内壁面にタールが付着堆積してドライバとノーズ間の摺動抵抗を増大させてドライバとピストンを初期位置へ復帰させることができなくなる作動不良が発生することがある。上記のような現象に対応するため、ドライバの先端部の外径をノーズ部の射出口の内径よりも小さく形成するとともに、打撃作動時にドライバが射出口内で振れるようにドライバガイド孔で緩やかにガイドさせるように構成して、釘打ち作動時に射出口内で振れたドライバの先端部によって上記ノーズ部の射出口の内壁面に付着したタールを射出口の先端方向へ掻き落出させるようにした技術が既に提案されている。
特開平10−309703号公報
ところで、一般の動力駆動釘打機では、ノーズ部の先端方向に突出して配置されているコンタクト部材を打込み操作時に被打込材と係合させることによってノーズ部に沿って摺動作動させて、このコンタクト部材により起動手段を作動させて釘打機を起動させるようにしたものがある。従来のコンタクト部材は、環状に形成されている前記コンタクト部材の内側に円筒形に形成されている前記ノーズ部を遊嵌させてコンタクト部材をノーズ部の外周面で摺動ガイドさせており、ノーズ部を被打込材に押し当てる際にこのコンタクト部材が被打込み材と当接されてノーズ部に沿って摺動作動され、トリガレバー等によって構成されている起動手段を操作して釘打機を起動させるようにしている。
このようなノーズ部に沿って摺動作動するコンタクト部材を備えた釘打機では、アスファルトルーフィングの釘打ち施工時にタールが前記ノーズ部の外周面とコンタクト部材の内周面の間に進入堆積して、コンタクト部材の摺動を阻害して釘打機が起動できなかったり、又は誤作動の原因となってしまうことがあった。コンタクト部材とノーズ部の間に断面が半円弧状の縦方向の溝を形成して、ノーズ部の外周面とコンタクト部材の内周面との間に付着したタールをこの溝に沿って排除させるようにした技術も存在するが完全にタールを排除することができなかった。従って従来では、ノーズ部の先端部とコンタクト部材をガソリン等で洗浄して付着したタールを除去する作業を頻繁に行う必要がある。また、ノーズ部に付着したタールを一晩放置してしまうとタールが固まってしまいこれを除去するのは容易ではないため、毎日の釘打ち作業の終了後にも煩わしい洗浄作業を行なわなくてはならない。
本発明は上記問題点を解消し、ノーズ部とコンタクト部材の間に入り込んだタールを動力駆動釘打機の打込み操作と連動して自動的に除去することで、コンタクト部材の摺動障害による故障を発生しないようにした動力駆動釘打機のタール付着防止機構を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、ハウジング内に形成されている打撃機構を介して衝撃的に駆動されるようにしたドライバと、前記ハウジングの下方に取り付けられるとともに前記ドライバを摺動案内する射出口が形成されているノーズ部と、上端が起動手段と連係されたコンタクトアームの下端部に連結されるとともに前記ノーズ部の射出口に沿って摺動案内されるコンタクト部材とを備え、前記コンタクト部材の摺動操作に基づいて起動手段を介して前記打撃機構を駆動させて、前記ノーズ部の射出口内に供給された釘を前記ドライバによって打撃してノーズ部から打ち出すようにした動力駆動釘打機において、前記コンタクト部材は、ノーズ部の先端より突出されて略環状を成すよう形成されるとともに、前記摺動操作に関わらず前記ノーズ部の先端側との間隙を保って前記ノーズ部の先端側の挿入を可能としているリング状部と、前記リング状部の一端から前記ノーズ部の側面に沿って上方に延設されて上端側が前記コンタクトアームに連結されたガイドアーム部と、前記ガイドアーム部の上部と前記ノーズ部の前記側面との間に形成されて前記ノーズ部に摺動ガイドされるガイド部とを備え、前記ノーズ部は、先端の外周面から前記リング状部の前記ガイドアーム部が延出する部位の内周面に向けて突出形成された突出片を備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、前記コンタクトアームの前記下端部と前記ガイドアーム部の前記上端側とを連結する螺合部材と、前記ノーズ部に装着されて、前記コンタクトアームの作動範囲のほぼ全域と、前記コンタクトアームの前記下端部と前記ガイドアーム部の前記上端側との連結部の作動範囲とを覆うことが可能に設けられているカバー部材と、前記カバー部材の外側に前記螺合部材の頭部を臨ませる開口部とを備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、前記ノーズ部の先端側の外周に、前記突出片とともに、前記コンタクト部材の先端のリング状部の内側に嵌まり合うように突出する少なくとも2個の突出片を、互いに間隔をおいて形成することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、前記コンタクト部材がノーズ部の先端より突出されて略環状を成すよう形成されるとともに、前記摺動操作に関わらず前記ノーズ部の先端側との間隙を保って前記ノーズ部の先端側の挿入を可能としているリング状部と、前記リング状部の一端から延出して前記ノーズ部の側面に沿って上方に延設されて上端側が前記コンタクトアームに連結されたガイドアーム部と、前記ガイドアーム部の上部と前記ノーズ部の前記側面との間に形成されて前記ノーズ部に摺動ガイドされるガイド部とを備えているので、コンタクト部材とノーズ部の間に下面側から付着してノーズ部の外周面に沿って上方側へ成長しながら堆積するタールを、高さ寸法が小さく形成されているリング状部の上端からリング状部の外側に排除せることができ、コンタクト部材のリング状部とノーズ部との間に大量のタールが堆積して、このタールによってコンタクト部材とノーズ部間の摺動抵抗を増大させてしまうことが防止できる。また、リング状部の高さ寸法を小さく形成しているのでガソリン等の洗浄用の溶剤がリング状部の内周面とノーズ部の外周面に浸透させやすくなりコンタクト部材をノーズ部に装着したままでの洗浄が容易にできる。
また、前記ノーズ部は、先端の外周面から前記リング状部の前記ガイドアーム部が延出する部位の内周面に向けて突出形成された突出片を備えているので、ガイドアーム部が形成されていることによってタールをリング状部の上端から外側へ排除することができない部分では、コンタクト部材の摺動作動時に前記突出片によってコンタクト部材とノーズ部の間に付着したタールをノーズ部の先端方向へ掻き落とすようにしているので、ガイドアーム部とノーズ部の間でタールが成長堆積してコンタクト部材の摺動抵抗を増大させてしまうことが防止できる。
請求項2に係る発明によれば、前記コンタクトアームの前記下端部と前記ガイドアーム部の前記上端側とを連結する螺合部材と、前記ノーズ部に装着されて、前記コンタクトアームの作動範囲のほぼ全域と、前記コンタクトアームの前記下端部と前記ガイドアーム部の前記上端側との連結部の作動範囲とを覆うことが可能に設けられているカバー部材と、前記カバー部材の外側に前記螺合部材の頭部を臨ませる開口部とを備えているので、ノーズ部からカバー部材を取り外すことなく、連結部のボルトを弛緩させてコンタクト部材をノーズ部から取り外すことが可能であり、コンタクト部材の洗浄作業を容易に行うことが可能となる。更に、コンタクト部材の先端側をカバー部材から露出させるようにカバー部材を装着することによって、コンタクト部材を装着したままでの洗浄作業を容易に行うことが可能となる。
請求項3に係る発明によれば、前記ノーズ部の先端側の外周に、タール掻き落し用の突出片とともに、前記コンタクト部材の先端のリング状部の内側に嵌まり合うように突出する少なくとも2個の突出片を、互いに間隔をおいて形成したので、ガイドアームの下端部は前後方向にも左右方向にも動くことはできないから、コンタクトアームの先端を被打込材の表面をずらしながら動かして、いわゆるズリ打ちをするような場合に、リング状部にモーメントがかかっても、コンタクト部材は突出片に保持され、こじれを生じることがなくコンタクトアームの摺動が安定し、打ち込み作動を円滑、確実に行なうことができる。
本発明は、ノーズ部の外周面とコンタクト部材の間に堆積したタールを動力駆動釘打機の打込み操作と連動して自動的に除去するという目的を、前記コンタクト部材のノーズ部の先端より突出する部分を略環状を成すよう形成するとともに、前記摺動操作に関わらず前記ノーズ部の先端側との間隙を保って前記ノーズ部の先端側の挿入を可能としているリング状部と、前記リング状部の一端から延出して前記ノーズ部の側面に沿って上方に延設されて上端側が前記コンタクトアームに連結されたガイドアーム部と、前記ガイドアーム部の上部と前記ノーズ部の前記側面との間に形成されて前記ノーズ部に摺動ガイドされるガイド部とを備え、前記ノーズ部には、該ノーズ部の外周面から前記リング状部の前記ガイドアーム部が延出する部位の内周面に向けて突出形成された突出片とを備えることにより実現したものであり、更に具体的な実施例を以下に説明する。
図1及び図2に示す通り、ピストン・シリンダ機構等からなる打撃機構を収容するとともに後方に向けてグリップ部3を一体に形成しているハウジング2と、このハウジング2の下方に取り付けられるとともに釘の打ち込み案内をする射出口を形成しているノーズ部4と、互いに連結された多数の釘を収容するとともに、前記グリップ部3の後端と前記ノーズ部4の後方側面によって支持されているマガジン5とによって構成されている。前記ノーズ部4には、通常時にノーズ部4の先端方向に突出して配置されているコンタクト部材6が設けられており、このコンタクト部材6の上端部がグリップ部3の基部に形成されている起動手段に配置され、グリップ部3の基部に形成されているトリガレバー7とこのコンタクト部材6とを両方とも操作することによって前記起動手段を介して前記打撃機構が駆動されるようにしている。
釘を打撃するためのドライバ8が前記打撃機構によって衝撃的に駆動されるように前記ハウジング2内に設けられており、図3に示すように、このドライバ8が前記ノーズ部4に形成されている射出口9内に収容されて摺動可能に案内されている。前記マガジン5とノーズ部の射出口9との間にはマガジン5に装填された釘を前記射出口9内へ誘導する釘供給ガイド10が形成されており、この釘供給ガイド10に沿って作動するように形成されている釘供給機構11によって、マガジン5内に装填された釘が順次ノーズ部4の射出口9内へ供給されるようにされており、前記打撃機構を駆動させることによって射出口9内に供給された釘を前記ドライバ8によって打撃してノーズ部4の先端方向へ打ち出すように構成されている。
図3及び図4に示すように、前記射出口9を形成しているノーズ部4の先端部は円筒状に形成されており、このノーズ部4の先端より先端方向に突出して配置されているコンタクト部材6の先端部分には、前記ノーズ部4の先端を収容するように中心部に開口が形成されたリング状部12が形成されている。このリング状部12の内側に前記ノーズ部4の先端部が収容されてリング状部12がノーズ部4の外周面に沿って摺動できるようにされている。このコンタクト部材6のリング状部12の円周上の一部からノーズ部4の側面に沿って上方に向けて直線状に延びたガイドアーム部13が一体に形成されており、このガイドアーム部13がコンタクトアーム14の下端に連結され、コンタクト部材6がノーズ部4に沿って摺動作動することによってコンタクトアーム14の上端によって前記起動手段を作動させて打撃機構を起動させるように作動する。
図5、図6及び図7に示すように、前記コンタクト部材6のガイドアーム部13と前記ノーズ部4の側面との間に、コンタクト部材6をノーズ部4に沿って摺動案内させるガイド部が形成されている。このガイド部は、前記ノーズ部4の先端から上方へ離れた外周面に射出口9の軸線方向に延びるとともにノーズ部4の外周面から直角を成すように半径方向外側へ向けて突出形成されている2つのガイドリブ15、15と、前記コンタクト部材6の前記ガイドアーム部13の上方に前記2つのガイドリブ15、15を外側から挟み込むように収容するように形成された凹溝16とによって構成されている。ノーズ部4に形成されている前記ガイドリブ15、15をコンタクト部材6に形成されている凹溝16内へ収容することによってコンタクト部材6をノーズ部4に対して射出口9と平行に摺動案内させるようにしている。このように、コンタクト部材6をノーズ部4に摺動案内させるガイド部をノーズ部4の先端から離れた上方に形成したガイドリブ15、15とコンタクト部材6の凹溝16によって構成することによって、コンタクト部材6をノーズ部4の先端外周面によって摺動案内させる必要がなく、コンタクト部材6の内周面とノーズ部4の外周面との間に大きな隙間を形成させることが可能となるとともに、リング状に形成されているコンタクト部材6のリング状部12の高さ寸法を小さく形成することが可能となる。
図3、図4及び図6に示すように、前記ノーズ部4の先端外周面には前記リング状部12の内周面に向けて突出される突出片17が形成されている。この突出片17は、リング状部12のガイドアーム部13が一体に形成されている円周上の範囲と対向して、突出片17の先端縁がリング状部12の内周面と対向するように形成されており、コンタクト部材6がノーズ部4に対してノーズ部4の先端方向へ摺動作動する際に、コンタクト部材6の内周面とノーズ部4の外周面との間に付着したタールをノーズ部4の先端方向へ掻き出す作用を行い、コンタクト部材6の内周面とノーズ部4の外周面との間に付着したタールがノーズ部4とコンタクト部材6の前記ガイドアーム部13の隙間に沿って上方へ堆積してしまうことを防止する。なお、前記突出片17の先端とリング状部12の内周面との間隙は可能な限り小さい間隙とすることにより、タールをノーズ部4の先端方向へ掻き出す作用を一層好適に発揮できる。また、本実施形態においては、ノーズ部4の先端外周面に突出片17を形成したが、突出片17は前述のガイド部とノーズ部4の先端外周面との間の部位に形成されていればタールを掻き出す作用を発揮できる。
更に、図5及び図6に示すように、前記コンタクト部材6のガイドアーム部13の外側面には、コンタクト部材6を前記コンタクトアーム14に連結するための連結部18が形成されている。連結部18は図6に示すように、コンタクトアーム14の先端部に形成されている取付穴19を介してコンタクトアーム14を前記連結部18にボルト20によって止着するためのねじ穴21と、コンタクトアーム14が回転しないようにコンタクトアーム14の先端部を両側から挟み込むように挟持する一対の係止片22によって構成されており、コンタクト部材6をノーズ部4の先端方向からノーズ部4に沿って上方へ移動させながら、ノーズ部4に形成したガイドリブ15を前記ガイドアーム部13の凹溝16内に嵌合させるとともに、コンタクトアーム14の先端部をガイドアーム部13の係止片22内に嵌合させ、この状態でボルト20によってコンタクトアーム14とコンタクト部材6とを一体に締め付けて連結させている。
更に、図2及び図7に示すように、コンタクトアーム14が被打込材に接触して誤作動をさせてしまったり、又は、摺動作動するコンタクトアーム14に作業者が触れて怪我をしないように前記コンタクトアーム14を覆うようにカバー部材23が装着されている。このカバー部材23はコンタクトアーム14の作動範囲のほぼ全領域とコンタクト部材6の連結部18が形成されている前記ガイドアーム部13の上部が摺動作動する範囲を覆うようにノーズ部4のコンタクトアーム14が配設されている一側面を覆うように設置されている。更に、このカバー部材23の前記ガイドアーム部13の連結部18と対応した部分には開口24が形成されており、前記連結部18を構成しているボルト20の頭部側の端面がこの開口24からカバー部材23の外側へ臨むようにされている。
これによって、ノーズ部4からカバー部材23を取り外すことなく、連結部18のボルト20を弛緩させてコンタクト部材6をノーズ部4から取り外すことができるようにしている。更に、コンタクト部材6の先端側のリング状部12がカバー部材23から露出されるようにカバー部材23を装着することによって、コンタクト部材6を装着したままでの洗浄作業を容易に行うことが可能となる。
図8に示すように、コンタクト部材6とノーズ部4の先端に付着したタール30aは、動力駆動釘打機のノーズ部4を被打込材の表面へ位置決めさせて打込み操作を行うことによってコンタクト部材6がノーズ部4に対して上方へ摺動作動され、このコンタクト部材6の摺動に伴ってタールがノーズ部4の外周面に沿って上方へ移動させられるが、コンタクト部材6の先端のリング状部12を高さを低く形成したリング状に形成しているので、下面側から付着してコンタクト部材6とノーズ部4の間に付着してノーズ部4の外周面に沿って上方側へ成長しながら堆積するタール30aを図8に示す通りリング状部12の上端から外側に排除せることができ、タールによるコンタクト部材6とノーズ部4間の摺動抵抗を増大させてしまうことが防止できる。また、リング状部12がノーズ部4の先端部より更に先端側へ突出されるので、コンタクト部材6をノーズ部4に装着したままで、コンタクト部材6のリング状部12の内周面とノーズ部4の先端外周面の洗浄がしやすくなる。
また、リング状部12の一部から一体に上方に延びているガイドアーム部13が形成されているため、このガイドアーム部13によってタールをリング状部12の上端から外側へ排除することができない部分では、コンタクト部材6のガイドアーム部13と対向したノーズ部4の先端にリング状部12の内周面に向けて突出した突出片17を形成して、コンタクト部材6とノーズ部4の間に付着したタール30bをこの突出片17によってコンタクト部材6の摺動作動時に掻き落とすようにしているので、ガイドアーム部13とノーズ部4の間でタールが成長堆積してコンタクト部材6の摺動抵抗を増大させてしまうことが防止できる。
なお、ノーズ部の先端側の外周には、前記突出片17のほかに、次に示すように、複数の突出片を前記コンタクト部材の先端のリング状部の内側に嵌まり合うように突出するように形成してもよい。なお、次の各図において図1〜図9の実施形態と同じ部品は同じ符号で示す。
複数の突出片の例として、例えば図9(a)および図10のように突出片17のほかに2つの突出片17a、17aを設けてもよく、また図9(b)に示されるように、突出片17のほかに3つの突出片17b、17b、17bを設けてもよい。
上記構成によれば、リング状部材12の内側に突出片17のほかに2個の突出片17aが嵌まり合う(もちろん多少の隙間はできるが)ので、リング状部材12はノーズ部4に対して3点で支持される。同様に、図9(b)においては、リング状部材12はノーズ部4に対して4点で支持される。
なお、ガイドアーム13の上部は、凹溝16がノーズ部4の前面上部に形成されたガイドリブ15に係合してガイドされている。このとき、コンタクト部6は図11に示されるように、凹溝16の一側内面とガイドリブ15の一側外面との係合部15aと、コンタクト部材6の一側内面とノーズ部4の一側外面との係合部15bとにより左右方向に動かないようにガイドされる。
上記コンタクト部材6は図12のように組み立てられる。したがって、コンタクト部材6をノーズ部4の先端方向へ摺動作動する際に、コンタクト部材6のリング状部材12の内周面とノーズ部4の外周面との間に付着したタール(図示せず)は突出片17によってノーズ部4の先端方向へ掻き出される。したがって、タールが詰まって誤作動を起すような不都合は良好に防止され、メンテナンスも楽である。しかも、突出片17はノーズ部4の下端に形成されているので、タールが突出片17の上方にせり上がっていくことはなく、さらに突出片17と2つの突出片17aの相互間には隙間が形成されているので、リング状部12にタールが付着し、その付着量が増えても、タールは上記隙間から上に出、さらにリング状部12を越えて落下してしまうので、問題がない。
また、ガイドアーム13の下端部は前後方向にも左右方向にも動くことができないから、コンタクトアーム14の先端を被打込材の表面をずらしながら動かして、いわゆるズリ打ちをするような場合に、リング状部12にモーメントがかかっても、コンタクト部材6は突出片17、17a(17b)に保持されてこじれを生じることがなく、コンタクトアームの摺動が安定し、打ち込み作動を円滑、確実に行なうことができる。
さらに、コンタクト部材6は上部においてノーズ部4に上記係合部15a、15bによりガイドされ、また下部において突出片17、17a(17b)によってガイドされるから、コンタクトアーム14の摺動は常に円滑に行われる。
また、図13に示すように、コンタクトアーム14の外側にはカバー部材23が装着されている。そして、カバー部材23のガイドアーム部13の連結部18(図10参照)と対応した部分には開口24が形成されており、連結部18を構成しているボルト20の頭部側の端面がこの開口24からカバー部材23の外側へ臨むようにされている。このため、前述の実施形態と同様、カバー部材23を取り外すことなくコンタクト部材6をノーズ部4から取り外すことができ、またコンタクト部材6を装着したままでの洗浄作業を容易に行うことが可能である。
なお、突出片の数は上述の例に限定されない。ノーズ部の下端の周囲に歯車状に形成してもよい。
なお、上記実施形態は圧縮空気を動力駆動源とした動力駆動釘打機を使用する場合のみについて説明したが、動力駆動源は圧縮空気に限定されずガス燃焼式の動力駆動源や電気モータを動力駆動源とした釘打機にも適用できることは勿論である。
本発明のタール付着防止機構を採用した動力駆動釘打機の一実施形態を示す側面図 図1と同じ動力駆動釘打機の斜視図 図1と同じ動力駆動釘打機のノーズ部を示す縦断側面図 図1と同じ動力駆動釘打機の底面図 図1と同じ動力駆動釘打機のカバー部材を除去したノーズ部の斜視図 図1と同じ動力駆動釘打機のノーズ部周囲の部品構成を示す分解斜視図 ノーズ部とガイドアーム部に設けたガイド部の構造を示す横断面図 コンタクト部材の作動でタールが除去される状態の縦断側面図 (a)(b)は他のタール付着防止機構を示すノーズ部の底面図 上記タール付着防止機構を採用した動力駆動釘打機のノーズ部の分解斜視図 ノーズ部とコンタクト部材の上部におけるガイド態様を示す横断面図 上記コンタクト部材の組立終了時の斜視図 カバー部材を取り付けた状態の斜視図
符号の説明
1 動力駆動釘打機
4 ノーズ部
6 コンタクト部材
12 リング状部
13 ガイドアーム部
14 コンタクトアーム
15 ガイドリブ
16 凹溝
17、17a、17b 突出片
18 連結部

Claims (3)

  1. ハウジング内に形成されている打撃機構を介して衝撃的に駆動されるようにしたドライバと、前記ハウジングの下方に取り付けられるとともに前記ドライバを摺動案内する射出口が形成されているノーズ部と、上端が起動手段と連係されたコンタクトアームの下端部に連結されるとともに前記ノーズ部の射出口に沿って摺動案内されるコンタクト部材とを備え、前記コンタクト部材の摺動操作に基づいて起動手段を介して前記打撃機構を駆動させて、前記ノーズ部の射出口内に供給された釘を前記ドライバによって打撃してノーズ部から打ち出すようにした動力駆動釘打機において、
    前記コンタクト部材は、ノーズ部の先端より突出されて略環状を成すよう形成されるとともに、前記摺動操作に関わらず前記ノーズ部の先端側との間隙を保って前記ノーズ部の先端側の挿入を可能としているリング状部と、前記リング状部の一端から前記ノーズ部の側面に沿って上方に延設されて上端側が前記コンタクトアームに連結されたガイドアーム部と、前記ガイドアーム部の上部と前記ノーズ部の前記側面との間に形成されて前記ノーズ部に摺動ガイドされるガイド部とを備え、前記ノーズ部は、先端の外周面から前記リング状部の前記ガイドアーム部が延出する部位の内周面に向けて突出形成された突出片を備えることを特徴とする動力駆動釘打機のタール付着防止機構。
  2. 前記コンタクトアームの前記下端部と前記ガイドアーム部の前記上端側とを連結する螺合部材と、前記ノーズ部に装着されて、前記コンタクトアームの作動範囲のほぼ全域と、前記コンタクトアームの前記下端部と前記ガイドアーム部の前記上端側との連結部の作動範囲とを覆うことが可能に設けられているカバー部材と、前記カバー部材の外側に前記螺合部材の頭部を臨ませる開口部とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の動力駆動釘打機のタール付着防止機構。
  3. 前記ノーズ部の先端側の外周に、前記突出片とともに、前記コンタクト部材の先端のリング状部の内側に嵌まり合うように突出する少なくとも2個の突出片を、互いに間隔をおいて形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の動力駆動釘打機のタール付着防止機構。
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