JP2010125577A - 釘打機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレードとその案内溝の間に詰まった釘を容易に取り除くことができるようにした釘打機を提供する。
【解決手段】釘を打込むブレード14を駆動する駆動手段と、ブレードにより打撃される釘を案内する案内溝を形成するブレードガイド25と、案内溝を覆うように取り付けられるガイドプレート28と、ブレードガイド25に固定され、案内溝に釘を給送するマガジンを有する釘打機において、ガイドプレート28を取り外した際にブレード14の動きを制限するブレード固定手段(32、33)を設けた。このブレード固定手段は、少なくとも釘の打ち込み方向に対するブレード14の移動を制限する。ブレード固定手段は、ガイドプレート28と、ガイドプレートに隣接する位置に取り付けられるプレート26の間に設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は連結釘を順次打ち込み可能な釘打機に関し、特に釘詰まり時における釘の取り除き作業を容易にした釘打機に関する。
従来、建築内装の幅木、回り縁等の仕上建材等の取り付け部材を取り付けるために、取付部材を接着剤により接着した後に、釘頭の小さい1〜2mmのT形頭径の仕上用釘を用いることが広く行われていた。しかし、最近は打込み後の仕上りがさらに良く見えるように、T形頭径の仕上用釘でなく無頭釘を使用する工法が増えてきている。無頭釘の軸の太さは、目立たず仕上りを良くするために、例えば軸径の0.6〜0.7mmのものが用いられる。無頭釘は接着剤等で100本程度並列に並べて連結され、連結釘を釘打機のマガジンにセットし、釘打機によって打ち込まれる。
このような無頭釘を打込むための釘打機は、圧縮空気を動力源としたものが広く用いられていたが、近年では動力源として圧縮空気でなく、電気モータを用いた釘打機が提案されている。例えば特許文献1には、蓄電池を動力源として壁等の被打込み材に釘等の打込み材の打込み作業を行う釘打機が開示されている。この釘打機には、電気モータによってコイルバネを圧縮し、圧縮されたコイルバネの圧縮状態を開放することによってコイルバネに連結されるハンマを移動させ、ハンマの先に位置づけられる釘を被打込材に打ち込む。
特開2008−264906号公報
釘打機においては、釘として径が細い釘が用いられことや、打込み対象領域が堅い場合や、金属等の打込み阻害部材が存在したりして、釘が正常に打ち込まれずに、釘打機の先端部分内で釘が曲がって詰まってしまうことがあった。このような釘詰まりが発生した場合には、射出部のガイドプレートを取り外して、詰まった釘を取り除いて再びガイドプレートを射出部に装着する必要がある。ガイドプレートを取り外して、ブレードの移動を阻害する釘を移動したり取り除く際に、コイルバネの反発力によりブレードが急激に動くことがないように、ブレードを固定することが考えられる。しかしながら、作業者がブレードの固定作業をおこなう方法をとるとブレードの固定作業に手間がかかり、作業効率の低下につながる。そのため、作業者にとって釘詰まりの解消作業を容易に行うことができる釘打機が望まれていた。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、ブレードとその案内溝の間に詰まった釘を容易に取り除くことができるようにした釘打機を提供することにある。
本発明の別の目的は、ガイドプレートを取り外した際にブレードの移動を制限するブレード固定手段を設けた釘打機を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの特徴を説明すれば、次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、釘を打込むブレードを駆動する駆動手段と、ブレードを案内するブレードガイドと、案内溝を覆うように取り付けられるガイドプレートと、ブレードガイドに固定され、案内溝に釘を給送するマガジンを有する釘打機において、ガイドプレートを取り外した際にブレードの動きを制限するブレード固定手段を設けた。このブレード固定手段は、少なくとも釘の打ち込み方向に対するブレードの移動を制限するようにすると良い。また、ガイドプレートに隣接する位置にブレードガイドに取り付けられるプレート部材を設け、ブレード固定手段をガイドプレートとプレートの間に設けた。
本発明の他の特徴によれば、ブレード固定手段は、接触部材と、接触部材を移動させるためのスプリングを含み、スプリングと接触部材は、ブレード、ガイドプレート、プレートによって画定される空間に配置され、プレートに固定されるロックプレートにより覆われるように構成した。接触部材として、例えばニードルローラ、金属球、押圧部材を用いることができる。ロックプレートの接触部材に接する側の面には、ブレード面との距離が釘の射出方向に行くに従って狭くなるように斜面部が形成され、スプリングの動作によって接触部材が斜面部に沿って移動して、斜面部及びブレードに当接することにより、ブレードの動きを固定するように構成した。この斜面部は、ブレード面と角度が約10度で形成されるとこのましい。
本発明のさらに他の特徴によれば、ガイドプレートとプレートの間に形成される空間は、プレートの一部に形成された穴部と、ガイドプレートに形成される突出部の間に形成され、ガイドプレートをブレードガイドに固定した際に、突出部がスプリングの力に抗して接触部材を移動させ、ブレード固定手段によるブレードの動きの制限を解除するように構成した。
請求項1の発明によればガイドプレートを取り外した際にブレードの動きを制限するブレード固定手段を設けたので、ブレードの射出方向(下方)への移動を固定できるため、ブレードとその案内溝の間に詰まった釘を取り除こうとした場合、ブレードが勢い良く下方へ動き出すことなく、詰まっていた釘の飛散を防止することが出来る。
請求項2の発明によれば、ブレード固定手段は、釘の打ち込み方向にのみブレードの移動を制限するので、釘の打ち込み方向と反対方向にブレードを移動させることができるので、釘の取り除き作業を容易にできる。
請求項3の発明によれば、ブレード固定手段は、ガイドプレートとプレートの間に設けられるので、既存の部材に取り付けることができる。このように、ブレード固定手段を設けるために特別な部材を付加することないので、ブレード固定手段を安価に実現することができる。
請求項4の発明によれば、ブレード固定手段は、接触部材と、接触部材を移動させるためのスプリングで構成されるので、簡単な部材を用いてブレード固定手段を実現することができる。
請求項5の発明によれば、ロックプレートの接触部材に面する面に、ブレード面との距離が釘の射出方向に行くに従って狭くなるように斜面部が形成され、スプリングの動作によって接触部材が斜面部に沿って移動して、斜面部及びブレードに当接するので、ブレードの動きを確実に固定することができる。
請求項6の発明によれば、斜面部は、ブレード面と約10度の角度であるので、ロックプレートに僅かな角度の斜面を設けるだけで済むので、製造コストの上昇を抑えることが可能になる。
請求項7の発明によれば、ガイドプレートをブレードガイドに固定した際に、突出部がスプリングの力に抗して接触部材を移動させ、ブレード固定手段によるブレードの動きの制限を解除するので、釘詰まり解除時に自動的にブレードの固定が解除させることができ、使い勝手が良い。
請求項8の発明によれば、接触部材は、ニードルローラ又は金属球であるので、安価な部材でブレード固定手段を実現できる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
以下、本発明の実施の形態に係る釘打機について、電動式の釘打機を用いて説明する。また、以下の図において、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。さらに、本明細書においては、前後、上下の方向は図1に示す方向であるとして説明する。
図1は本発明の実施形態に係る釘打機の断面図である。釘打機は駆動源として電気式のモータ3を用い、止具である釘11を被打込材である木材や石膏ボードなどの被打込材Wに打ち込む。釘打機1はハウジング2(2a、2b、2c、2d)と、モータ3と、クラッチ機構4と、伝達部と、コイルバネ6と、射出部7と、マガジン8を含んで構成される。プランジャ9は、コイルバネ6により付勢されて釘11を射出方向(下方向)に打撃する。
ハウジング2は、ポリアミド系合成繊維またはポリカーボネイト等の樹脂から構成され、プランジャ9が上下方向に動く空間を形成する胴体部2aと、作業者が把持するハンドル部2b、内部に電気式のモータ3を内蔵するモータ保持部2c、蓄電池を保持する電池保持部2dの4つの部分で構成される。ハウジング2は、プランジャ9の動く方向を通る面で二分割され、両側のハウジングを合わせた後、図示しないねじで固定することにより組み立てられる。ハンドル部2bは、胴体部2aの上側部分から垂直に延在するように設けられ、ハンドル部2bの胴体部2aへの接続部付近にはモータ3のON/OFF制御を行うトリガ21が設けられる。ハウジング2のモータ保持部2cは、胴体部2aの下端付近に、略円筒形の胴体部2aと垂直方向であって、ハンドル部2bと略平行に延在するように設けられる。ハンドル部2bとモータ保持部2cにおいて、胴体部2aと反対側には、それらを連結するように電池保持部2dが形成され、電池保持部2dに着脱式の蓄電池22が設けられる。蓄電池22は、例えばニカド電池やリチウムイオン電池等の2次電池である。
モータ3は、モータ保持部2cの内部に、その回転軸3aが釘11の打ち込み方向(下方向)と直交するように水平に配置される。回転軸3aには、第一プーリ17が設けられ、第一プーリ17の回転力は上方へ向けて延出されるベルト18によって第二プーリ19に伝達される。第二プーリ19は、胴体部2aの上方において、第一プーリ17と回転軸が平行になるように2つのベアリングによってハウジング2に支持される。ベルト18は、例えばVベルトでありその楕円の長軸方向がコイルバネ6と平行になるように配置される。
第二プーリ19に伝達された回転力は、減速機構10を介してクラッチ機構4に伝達される。減速機構10は、第二プーリ19と同軸に設けられ同速度で回転する第一ギヤ101、第一ギヤ101と噛合する第二ギヤ102、第二ギヤ102と同軸に設けられ同速度で回転する第三ギヤ103、第三ギヤ103と噛合する第四ギヤ104で構成される。第四ギヤ104と同軸上にはクラッチ機構4が設けられ、クラッチ機構4によって第四ギヤ104の回転力をドラム5に伝達するか、遮断するか制御される。
以上の構成によりモータ3の回転数が減じられてクラッチ機構4に伝達されるが、これらの伝達機構や減速機構の構成はこれらに限定されるものではなく、所望のトルク、所望の回転数でドラム5を回転させることができるならば、任意の減速機構や伝達機構を用いても良い。
クラッチ機構4は、一端(入力側)が第四ギヤ104に同軸回転可能に接続され、他端(出力側)がドラム5に同軸回転可能に接続される。クラッチ機構4は、第四ギヤ104により入力側が所定角度(=後述のプランジャ9が上死点まで到達するのに必要な角度であり回転角にして約270°)回転するまでは、出力側を接続して一体に同軸回転させる。入力側が所定角度回転した状態で、入力側から出力側への出力伝達を遮断させて、出力側に接続されるドラム5を自由に回転可能な状態にする。
伝達部は、ドラム5と、ドラム5の外周部に巻き付けられて上方向に引き上げられるワイヤ13と、ワイヤ5の先端(下端)に接続されるプランジャ9から主に構成される。ドラム5は、外周部にワイヤ13を案内するための溝が形成された略円板状の滑車部材であり、円形のドラム5の接線が、釘を打込むブレード14の軸線と一致するように配置される。つまり、ドラム5の回転中心がブレード14の軸線上に位置するのではない。ワイヤ13は両端に抜け止めとしての機能を果たす丸い金属球13bが固定される。一つの金属球をドラムの内周部に形成された取付穴に係止させ、その金属球から延びるワイヤ13を、ドラム5の外周部分に形成される溝内に案内させることによって、ドラム5からワイヤ13が下方向に延びるように取り付けられる。ワイヤ13は繊維状の鋼線を束ねて構成されると良く、その表面に樹脂コーティングされると好ましい。
プランジャ9は、被打込材Wに釘を打ち込むためのブレード14を保持し、コイルバネ6による弾発力を受けてブレード14に伝達する。プランジャ9は、上側の内部に円筒状の内部空間が形成され、ワイヤ13の下端側の金属球13bが内部空間に位置するように、キャップ91によってプランジャ9に固定される。固定の方法は、円筒状の内部空間に形成された雌ねじに、キャップ91の雄ねじを螺合させると良い。プランジャ9はコイルバネ6の下方側の端部に位置し、上下方向の中央より下側の部分に径が広くなる付勢部が形成される。付勢部の上側には、弾性体75を介して金属製のワッシャ74が取り付けられ、ワッシャ74がコイルバネ6に当接する。ワッシャ74は、上面が円環状であってコイルバネ6の下端部を受ける作用を果たし、円周部が下方向に伸びて円筒形状であるので、弾性体75を収容し、さらに、円筒形状の外壁がシリンダ部の内壁と当接し、プランジャ9がシリンダ部の内壁と直接接触することによる摩耗を防止する。
ワイヤ13は、コイルバネ6内を貫通し、下側端部がプランジャ9に固定されるため、ワイヤ13を上方向に引き上げることにより、コイルバネ6を圧縮しながらプランジャ9を上方向に移動させることができる。ここで、プランジャ9がコイルバネ6に付勢されて通常位置している位置、即ち、プランジャ9の付勢部の下端がバンパ76と当接している状態(図1の状態)を、プランジャ9の下死点と定義し、プランジャ9の付勢部が牽引されて最も上方に移動した位置を上死点と呼ぶ。ハウジング2内において、プランジャの付勢部の下側には、軟質ゴム、又はウレタン等の樹脂製のバンパ76が設けられる。
コイルバネ6の上端部付近は、ハウジング2の内壁からダンパガイド71、弾性部材72、上側ワッシャ73の順に配置され、スプリング6の上端部は上側ワッシャ73の下面に当接する。ダンパガイド71は、弾性部材72がハウジング2の内壁に接触して劣化しないように保護するための保護部材であり、例えば鉄やステンレス等の金属製である。ダンパガイド71は上面が円環状の平板であり、その中央にワイヤ13を貫通させるための貫通穴が形成される。ダンパガイド71の円環状の平板の外周部は下方向に折り返され、軸方向に若干の円筒状の部分が形成される。これは、弾性部材72が圧縮力を受けて半径方向に変形あるいは移動するのを受け止めるためである。
ブレード14は細長い板状の部材であり、長手方向断面において中心軸の両側に凹溝を有する形状である。このブレード14の形状を図7で説明する。図7(1)は、ブレード14の先端部(下端部)の背面図、即ち図1の後ろから前方向を見た図であり、図7(2)は(1)のB−B部の断面図である。ブレード14の凹溝141は、釘11を案内する案内溝(図示せず)の両側の壁に対応する形状であり、案内溝として形成された2つの凸部を跨ぐ形でブレード14が上下方向に移動する。そして、長手方向下端部140において釘11に当接して打込みを行うが、ブレード14は打込み後の被打込み材への打撃痕が大きくならないようにするとともに、出来るだけ先端部の強度を増すよう、長手方向に見て先端部が絞られており、先端部の外縁から先端に60°程度の略三角形状となっている。
図1に戻り、射出部7はハウジング2の胴体部2aの下方に設けられる。射出部7には、釘11を給送するマガジン8が取り付けられる。マガジン8は、連結された複数本の釘11を収容し、スプリングによって給送方向(後から前に向かう方向)に付勢され、釘11を移動させる給送部材(図示せず)を有する。
釘打機1で釘を打ち込む際には、作業者がハンドル部2bを把持して釘打機1のブレード14の移動方向を、被打込材Wの上面に対して略直交するように保持し、トリガ21を引くことにより、モータ3を起動させる。モータ3が起動すると、その回転力が第一プーリ17からベルト18を介して第二プーリ19に伝達され、第二プーリ19の回転が減速機構10によって減速されてクラッチ機構4に伝達される。回転の初期段階ではクラッチ機構4が接続された状態であるためドラム5が回転する。回転する方向はワイヤ13が巻き取られる方向であり、これによりプランジャ9が上死点まで移動し、コイルバネ6が圧縮されて弾性エネルギーが蓄積される。
プランジャ9が上死点まで到達したところでクラッチ機構4が遮断されて第4ギヤ104とドラム5の接続状態が解除される。その結果ドラム5は回転自在となるため、コイルバネ6が圧縮する方向への付勢力が消滅し、コイルバネ6に蓄積された弾性エネルギーが解放されてプランジャ9を急激に下死点側に押し下げる。この結果、プランジャ9に固定されるブレード14により案内溝内に給送された釘11を打撃し、被打込材Wに釘を打ち込む。プランジャ9の移動エネルギーは、釘11の反発力により吸収されるとともに、プランジャ9がバンパ76に衝突することにより吸収される。
次に図2を用いて釘打機1の射出部7の詳細形状を説明する。図2は、射出部7を前側から見た正面図であり、ブレードガイド25に取り付けられるコンタクトガイド29(図1)と、プレート26に取り付けられるロックプレート30(図1)を取り外した状態を示す。射出部7は、ブレード14の案内溝が形成されたブレードガイド25と、ブレード14の前面を覆うようにブレードガイド25に固定されるプレート26と、ブレード14を案内する通路の一部を形成するガイドプレート28を有する。プレート26は、図2の状態で倒立した略U字状の形状であり、その上部において略並行に上方向に伸びる穴部26cが形成され、またネジ穴26a、26bを有する。穴部26cにはニードルローラ32が載置され、スプリング33によりニードルローラ32は射出方向(下方向)に付勢される。穴部26c、ニードルローラ32、スプリング33は、ロックプレート30(図1)によりその前側を覆われる。ロックプレート30は、ネジ穴26a、26bを介して2つのネジによりプレート26とともに固定される。ガイドプレート28は、上端部に突起部28aが形成され、ガイドプレート28をネジ穴28b、28cを介してネジによりブレードガイド25に固定される。ガイドプレート28が固定されると、突起部28aが、スプリング33の力に抗してニードルローラ32を上方に移動させる。
図3は、図1のA部付近の部分断面を示す図であり、釘打機1を稼動させるときのニードルローラ32の位置関係を示す。これは通常状態を表すものであり、釘の打ち込みが可能な状態である。ブレード14の前面側に位置するプレート26の穴部26c(図2参照)には、ニードルローラ32が配置され、ニードルローラ32は圧縮されたスプリング33によって下方向に付勢される。ニードルローラ32の正面側には、ロックプレート30によって固定されるが、ニードルローラ32が移動する範囲に面する内壁部分は、斜面部30aが形成され、ブレード14の前面との距離が下方向になるに従い狭くなる。この斜面部30aの角度は、例えば、ブレード14の前面と約10度の角度となるようにすると好ましい。
ニードルローラ32が下方向に移動すると、斜面部30aの作用によってニードルローラ32がブレード14に接近する方向に移動する。尚、ニードルローラ32とスプリング33は、ブレード14の正面側と、プレート26の穴部26cと、ロックプレート30によって画定される領域内に置かれているだけであって、他の部材に対して接着等による固定はしていない。図3においては、ニードルローラ32はガイドプレート32の突起部28aによってスプリング33を圧縮した状態の位置で保持される。
図4は、図2のB−B部における断面図であり、ブレード14が通過する案内通路の断面形状を示す図である。案内通路29は、ブレードガイド25に形成された案内溝25aと、ガイドプレート28の後側の平面によって確定され、ブレードガイド25の中央の溝に、射出される釘11が通過する。
図5は、図1のA部付近の部分断面を示す図であり、釘詰まり等の何らかの理由のために作業者がネジ穴28b、28cに装着されたネジをはずして、ガイドプレート28を取り外した状態を示す。ブレード14とブレードガイド25に挟まった釘を解除する場合、作業者は、ネジを外し、ガイドプレート28を取り外し、ブレード14の表面を露出させる必要がある。ガイドプレート28を取り外すと、ニードルローラ32を下から上に押さえる突起部28aの作用がなくなるため、ニードルローラ32がスプリング33により付勢されて下方向に移動し、ロックプレート30の斜面部30aとブレード14の前面に接触する。この状態においては、ニードルローラ32はブレード14と斜面部30aの間に挟まり、くさび効果により発生する摩擦力により、ブレード14が下方向に移動しようとしてもニードルローラ32によって固定されており移動することが出来ない。よって、作業者が詰まった釘を取り除こうとした場合、ブレード14が勢い良く下方へ動き出すことない。このように、ガイドプレート28をはずした際に、ブレード14の移動を制限するブレード固定手段を設けたので、釘詰まりの解除時に、案内通路29の詰まった釘を取り除こうとした場合、ブレード14が勢い良く下方へ動き出すことがない。
尚、図5のようにブレード14の動きがロックされた状態において、万一、作業者がトリガ21を引いた場合は、モータ3が起動し、ワイヤ13を巻き上げ、ブレード14が上方に移動するかもしれない。しかし、仮にブレード14が上方に移動した場合であってもニードルローラ33は、ブレード14の移動に伴い上方へ移動し、斜面30aとブレード14間に挟まれることはないため、ブレード14の上方向への移動は制限されず、ワイヤ13に過大な力が作用することはない。また、プランジャ9が上死点まで移動した後にクラッチ機構4によって出力伝達が遮断されたとしても、ニードルローラ33は、ブレード14の移動に伴い下方へ移動し、斜面30aとブレード14間に挟まれることにより、即座にブレード14の下方向の移動をロックするので、ブレード14が勢い良く下方へ動き出すことはない。尚、上述したようにブレード14を固定するためには、プラジャ9を上死点まで上昇させた状態において、ニードルローラ32が、ブレード14の下端部140よりも上になるような位置に配置されることが重要である。
以上説明したように本実施形態によれば、ガイドプレート28を取り外した際にブレード14の下方向への移動を固定できるため、案内通路29に詰まった釘を取り除こうとする際にブレード14が勢い良く下方へ動き出すことなく、詰まっていた釘の飛散を防止することが出来る。
次に図6を用いて、本実施形態の変形例を説明する。図3で説明した実施形態と異なる点は、ガイドプレート128の突起部の形状であり、ニードルローラ32と接する上面を斜面部128dとした。この斜面部128dの斜面は、ロックプレート30に近づくにつれて下がるように形成される。このように斜面部128dを形成することによって、通常の釘打ち動作時には図6に示すようにニードルローラ32は、ロックプレート30に接する位置に位置づけられるため、ブレード14との間に空隙129が存在する。そのため、通常の釘打ち動作においては、ブレード14はニードルローラ32に接しないため、釘打ち時のロスをより確実に防止することができる。
以上、本発明を示す実施形態に基づき説明したが、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、本発明の釘打機の動力源として、電気だけでなく圧縮空気、ガス等の種々の動力源が利用可能である。また、ブレード14の詰まりを解消するために、なんらかの部材を取り外した際に、ブレードの動きを制限するブレード固定手段を設けたが、このブレード固定手段はスプリングとニードルローラによる構成だけに限られずに、金属球、押圧部材、その他の任意の固定手段、ロック手段によって実現しても良い。さらに、本実地形態によるブレード固定手段は、ブレードの下方向の移動のみを制限するように構成したが、上下両方向の移動を制限するように構成しても良い。
本発明の実施形態に係る釘打機の断面図である。 射出部7の正面図であり、ブレードガイド25に取り付けられる可動ガイドプレートと、プレート26に取り付けられるロックプレート30を取り外した状態を示す。 本発明の実施形態に係る釘打機のブレード固定手段の部分断面図である。 図3のB−B部の部分断面図である。 本発明の実施形態に係る釘打機のブレード固定手段の部分断面図であり、ブレードガイド25をはずした状態を示す。 本発明の実施形態の変形例を示す釘打機のブレード固定手段の部分断面図である。 ブレード14を示す図であり、(1)は部分背面図、(2)は底面図である。
符号の説明
1 釘打機 2 ハウジング 2a (ハウジングの)胴体部
2a (ハウジングの)ハンドル部 2c (ハウジングの)モータ保持部
2d (ハウジングの)電池保持部 3 モータ
3a (モータの)回転軸 4 クラッチ機構
5 ドラム 6 コイルバネ 7 射出部
8 マガジン 9 プランジャ 10 減速機構
11 釘 13 ワイヤ 13b 金属球
14 ブレード 17 第一プーリ 18 ベルト
19 第2プーリ 21 トリガ 22 蓄電池
25 ブレードガイド 25a (ブレードガイドの)案内溝
26 プレート 26a、26b (プレートの)ネジ穴
26c (プレートの)穴部
28 ガイドプレート 28a (ガイドプレートの)突起部
28b、28c (ガイドプレートの)ネジ穴 29 案内通路
30 ロックプレート 30a (ロックプレートの)斜面部
32 ニードルローラ 33 スプリング
51 ドラム 71 ダンパガイド 72、75 弾性部材
73、74 ワッシャ 76 バンパ
101 第1ギヤ 102 第2ギヤ 103 第3ギヤ
104 第2ギヤ
128 ガイドプレート 128d (ガイドプレートの)斜面部
129 空隙

Claims (8)

  1. 釘を打込むブレードを駆動する駆動手段と、
    前記ブレードを案内するブレードガイドと、前記案内溝を覆うように取り付けられるガイドプレートと、
    前記ブレードガイドに固定され、前記案内溝に釘を給送するマガジンを有する釘打機において、
    前記ガイドプレートを取り外した際に前記ブレードの動きを制限するブレード固定手段を設けたことを特徴とする釘打機。
  2. 前記ブレード固定手段は、釘の打ち込み方向にのみ前記ブレードの移動を制限することを特徴とする請求項1に記載の釘打機。
  3. 前記ガイドプレートに隣接する位置に前記ブレードガイドに取り付けられるプレート部材を設け、
    前記ブレード固定手段は、前記ガイドプレートと前記プレートの間に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の釘打機。
  4. 前記ブレード固定手段は、接触部材と、該接触部材を移動させるためのスプリングを含み、
    前記スプリングと前記接触部材は、前記ブレード、前記ガイドプレート、前記プレートによって画定される空間に配置され、ロックプレートにより覆われることを特徴とする請求項3に記載の釘打機。
  5. 前記ロックプレートの前記接触部材に面する面に、前記ブレード面との距離が前記釘の射出方向に行くに従って狭くなるように斜面部が形成され、
    前記スプリングの動作によって前記接触部材が斜面部に沿って移動して、前記斜面部及び前記ブレードに当接することにより、前記ブレードの動きを固定することを特徴とする請求項4に記載の釘打機。
  6. 前記斜面部は、前記ブレード面と約10度の角度となるように形成されることを特徴とする請求項5に記載の釘打機。
  7. 前記ガイドプレートと前記プレートの間に形成される空間は、前記プレートの一部に形成された穴部と、前記ガイドプレートに形成される突出部の間に形成され、
    前記ガイドプレートを前記ブレードガイドに固定した際に、前記突出部が前記スプリングの力に抗して前記接触部材を移動させ、前記ブレード固定手段による前記ブレードの動きの制限を解除することを特徴とする請求項5又は6に記載の釘打機。
  8. 前記接触部材は、ニードルローラ又は金属球であることを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載の釘打機。
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