JP2008264907A - 打込機 - Google Patents

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Toshihito Sakaba
俊仁 坂場
Hideyuki Tanimoto
英之 谷本
Hiroyuki Oda
裕幸 尾田
Yoshihiro Nakano
義博 仲野
Takashi Ueda
貴士 上田
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Abstract

【課題】 小型、軽量で打撃時の振動、騒音を抑制した打込機の提供。
【解決手段】 ハウジング2と、ハウジング2に設けられたモータ3と、釘1Aを打撃するプランジャ63と、モータ3により弾性エネルギーが蓄積されると共に蓄積された該弾性エネルギーを開放することによりプランジャ63を加速するコイルバネ62と、プランジャ63及びコイルバネ62の移動をガイドするバネガイド61と、を備え、バネガイド61は、第一緩衝材61A及び第二緩衝材61Bを介してハウジング2に取付られている打込機1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は打込機に関する。
打込みバネで付勢されるプランジャを打込みバネの付勢力に抗して押上げた後開放することによってプランジャを加速し、このプランジャで釘を被打込材に打込むバネ駆動式の打込機はすでに生産されている。この打込機では、プランジャの押上げをハウジング内に内蔵したモータにより行うことにより、プランジャ引き上げの労力を軽減させている。具体的には、特許文献1に示されるように、モータと減速歯車を介して連係された複数の回転歯車とを対向配置し、プランジャに形成された係合突起に各回転歯車の回転中心から偏心した位置に固定された駆動ピンを係合させる構造を採っており、この駆動ピンによりプランジャを所定ストローク押上げている。
特開平9―295283号公報
バネでプランジャを付勢して打撃する際には、バネ及びプランジャの急激な移動に伴う振動・騒音が発生している。小さい釘を打ち込む釘打機では、バネが小型なので発生する振動・騒音も小さく、作業者が過度に不快感等を感じることは無かった。しかし、大きな釘を打ち込む場合はバネ及びプランジャが大型化するため振動も大きくなり、作業者に不快感を与えるおそれがあった。よって本発明は、打撃時の振動、騒音を抑制した打込機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、ハウジングと、該ハウジングに設けられたモータと、打込具を打撃するプランジャと、該モータにより弾性エネルギーが蓄積されると共に蓄積された該弾性エネルギーを開放することにより該プランジャを加速するバネと、該プランジャ及び該バネの移動をガイドするガイド部材と、を備え、該ガイド部材は、緩衝材を介して該ハウジングに取付られている打込機を提供する。
このような構成によると、ハウジングとバネガイドとの間で、振動の絶縁をすることができる。よってバネ及びプランジャの移動に起因して発生する振動がガイド部材からハウジングに伝達されることが抑制され、打撃時に作業者へと伝わる振動を低減することができる。また緩衝材によりガイド部材が支持されるため、振動に起因する音の発生が抑制され、騒音が低減される。
上記構成の打込機において、該ガイド部材は略円筒形に構成され内部に該プランジャ及び該バネを内蔵し、該緩衝材は該ハウジングに支持されると共に、該ガイド部材の外周面に当接して該ガイド部材を支持することが好ましい。また該緩衝材は、該ガイド部材の一端及び他端と、該一端と該他端との間の少なくとも一箇所とで該ガイド部材を支持していることが好ましい。
本発明の打込機によれば、打撃時の振動、騒音を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態による打込機について、図1乃至図6(e)に基づき説明する。図1に示される打込機である釘打機1は電動式であり、止具である釘1Aを木材や石膏ボードなどの被打込材Wに打ち込む工具である。釘打機1はハウジング2と、駆動部3と、クラッチ機構4と、伝達部5と、コイルバネ部6と、ノーズ部7と、マガジン8と、から主に構成されている。尚、後述のプランジャ63が移動する方向を上下方向と定義し、プランジャ63が後述のバネ62により付勢されて釘1Aを打撃する方向を下方向と定義して以下説明する。
ハウジング2は、ナイロンまたはポリカーボネイト等の樹脂から構成されており、内部に駆動部3等を内蔵している。また図1及び図2に示されるようにハウジング2において後述のバネガイド61が配置される箇所には、ハウジング2の内面からバネガイド61側に向かって突出するリブ2Aが複数設けられている。リブ2Aは、図3に示されるように、バネガイド61の外周を囲むように配置されている。
図1に示されるように、ハウジング2の上側部分には、ハンドル21が設けられており、ハンドル21には駆動部3の制御を行うトリガ21Aが設けられている。またハンドル21には、着脱式の電池22が設けられており、ハンドル21の内部には電池22から供給される電力を駆動部3に供給する図示されていない電源供給部が設けられている。
駆動部3は、モータ31と遊星ギア機構32とから主に構成されている。モータ31は、ハンドル21に対して、ハウジング2の下側に設けられており、軸部31Aが上下方向と直交する方向になるように配置されている。遊星ギア機構32は、軸部31Aの端部位置に設けられており、太陽ギア、公転ギア、及び出力軸32A等を含む公知のギア機構である。遊星ギア機構32の出力軸32Aは軸部31Aと同軸上に配置されている。遊星ギア機構32は、小さく構成することができ、かつその減速比を大きく採ることができる。よって減速比を大きく採る場合であっても、釘打機1が過度に大きくなることを抑制することができる。
クラッチ機構4は、図1及び図5に示されるように、ガイドプレート41と、ピン支持部42と、動力伝達ピン43(図5)と、ドラムフック44とから主に構成されており、駆動部3の近傍位置において出力軸32Aと連結されて配置されている。
ガイドプレート41は、図1に示されるように、ハウジング2内に配置されてハウジング2に固定されている。図5に示されるように、ガイドプレート41の中央には、孔41aが形成されており、この孔41aから出力軸32Aが貫通して突出している。ガイドプレート41の孔41a周辺部分には、ループ状のピンガイド溝41bが形成されている。ピンガイド溝41bは、孔41aに出力軸32Aが挿通された状態で、出力軸32Aの中心軸からの距離が変化するように、略長円形状となるように形成されている。より具体的には、出力軸32Aの中心軸がピンガイド溝41bの一方の焦点位置になるように、ピンガイド溝41bが形成されている。
ピン支持部42は、図1に示されるようにガイドプレート41を挟んで駆動部3の反対側に配置されている。図5に示されるようにピン支持部42には孔42aが形成されている。ピン支持部42は、孔42a内に出力軸32Aを嵌挿して、出力軸32Aと一体回転するように固定されている。ピン支持部42には、孔42aの貫通方向と略直交する方向に延出される溝形成部42Bが設けられており、溝形成部42Bには、孔42aの貫通方向と略直交する方向に延びたスリット42bが形成されている。
動力伝達ピン43は、一端部側のピン溝摺動部43Aと他端部側のピン掛止部43Bとピン溝摺動部43Aとピン掛止部43Bとの中間に位置するピンスライド部43Cとから構成されており、ピンスライド部43Cがスリット42bに挿入されてスリット42b内を摺動可能に配置されている。ピン溝摺動部43Aは、動力伝達ピン43がスリット42bに設置された状態で、ピンガイド溝41b内に挿入されるように構成されている。
ピンガイド溝41bは出力軸32Aの中心軸の回りに長円状に形成されており、ピン支持部42は、出力軸32Aに固定されて出力軸32Aの中心軸回りに回動する。よってピンガイド溝41b内に挿入された動力伝達ピン43は、ピン支持部42の周回位置に応じてスリット42b内を出力軸32Aの中心軸に対して近接・離間するように移動する。ピン掛止部43Bは、動力伝達ピン43の周回方向と略直交する略平面から構成されている。
ドラムフック44は金属材料から構成され、ベアリング44Aを有しており、ベアリング44Aの孔内に出力軸32Aが挿入され、ピン支持部42のガイドプレート41側とは反対側に配置されている。よってドラムフック44は、出力軸32Aの中心軸回りに回動はするが、出力軸32Aと一体的に共回りしないように構成されている。またドラムフック44は、出力軸32Aに装着された状態で出力軸32Aの軸方向と直交する方向に延出されるフック部44Bを有している。フック部44Bは、ドラムフック44が出力軸32Aに装着された状態で、ピン掛止部43Bと当接可能に構成されている。
また図1に示されるように駆動部3のクラッチ機構4を挟んだ反対側部分には、軸支持部45が設けられている。軸支持部45は、ハウジング2に固定されているとともに、出力軸32Aの先端部を回転可能に支承している。また図5に示されるように軸支持部45においてクラッチ機構4側に位置する面には、後述の掛止部51Aと掛止可能な被掛止部45Bが設けられている。
伝達部5は、図1及び図5に示されるように、ドラム51とワイヤ52とから主に構成されている。図5に示されるように、ドラム51は、孔51aが形成されてリング状に構成されており、孔51a内にドラムフック44の反駆動部3側の端部が圧入されて、クラッチ機構4近傍に配置されている。ドラム51は、ドラムフック44に圧入されて接続されているため、ドラムフック44と同軸かつ共回りするように構成されている。またドラム51の外周部分には、周方向に一連に穿設されたワイヤガイド溝51bが形成されている。
ドラム51において、クラッチ機構4の反対側の側面には、表面から突出する掛止部51Aが設けられている。掛止部51Aと被掛止部45Bとは、ドラム51がワイヤ52を巻回し始める周回位置に配置された状態で、互いに掛止するように構成されている。よって掛止部51Aと被掛止部45Bとにより、ドラム51が回転し始める位置(初期位置)を規定することができる。
またドラム51においてその外周の周長は、後述のコイルバネ62が下死点から上死点まで移動する長さの約4/3倍になるように構成されている。
ワイヤ52は、一方がドラム51のワイヤガイド溝51b内に固定され、他方が後述の付勢部63Aに接続されており、繊維状の鋼線を束ねて構成されるとともに表面に樹脂コーティングされている。よって高強度かつ柔軟性を備えており、またその表面が樹脂コーティングされているためドラム51等に傷が付くことが抑制されている。またワイヤ52は、ハウジング2内に配置された二つのガイドプーリ24A、24B(図1)に架け渡されている。
コイルバネ部6は、図1に示されるように、バネガイド61と、コイルバネ62と、プランジャ63とから主に構成されている。バネガイド61は、アルミ製またはナイロン、ポリカーボネイト等の樹脂製であって外周面を構成する外装材と、コイルバネ62と同等の硬度を有する鋼材であって内周面を構成する内装材との二層構造で略円筒状に構成されており、その軸方向が上下方向になるようにハウジング2内かつリブ2A内に配置されている。
バネガイド61において、上端(図1)及び下端部分(図1、図4)には、それぞれゴム製の第一緩衝材61A、61Aが設けられており、この第一緩衝材61A、61Aを介してバネガイド61の上端及び下端はハウジング2に接続されている。またバネガイド61において、上端と下端との間となる胴部分(中間部分)には、複数のリブ2Aと対応する箇所に、それぞれ環状のゴム製の第二緩衝材61B(図2、図3)が設けられており、この第二緩衝材61Bを介してバネガイド61の胴部分はハウジング2に接続されている。この状態において、図2に示されるように、リブ2Aとバネガイド61との間には僅かに隙間2aが形成される。よってハウジング2は、第一緩衝材61A及び第二緩衝材61Bのみによりハウジング2に支持された状態にある。バネガイド61はハウジング2と別体であるため、バネガイド61が破損または極度に摩耗した場合であってもバネガイド61のみ交換することができる。またバネガイド61の内装材の内面には、低摩擦係数の素材である超高分子量ポリエチレンの膜がコーティングされている。
コイルバネ62は、鋼線から構成されており、その外径がバネガイド61の内径より僅かに小さくなるよう製作され、バネガイド61内に挿入されて配置されている。プランジャ63は、付勢部63Aと打込部であるブレード63Bとから構成されている。付勢部63Aは、コイルバネ62の下方側の端部に位置し、その外径がコイルバネ62の外径と略同径の金属板により円盤状に構成され、中心部分でコイルバネ62内に挿通されたワイヤ52の他方側端部に連結されている。よって付勢部63Aは、ワイヤ52により牽引され、コイルバネ62の付勢力に抗ってバネガイド61内を上方に移動してコイルバネ62を圧縮することができる。付勢部63Aがコイルバネ62に付勢されて通常位置している位置を下死点と定義し、付勢部63Aが牽引されて最も上方に移動した位置を上死点と定義する。
ブレード63Bは、細長い板状に構成されており、付勢部63Aの略中心部分であってワイヤ52との接続箇所の裏面となる位置から下側に延出されて設けられている。またハウジング2内において、付勢部63Aの下側には、軟質ゴム、又はウレタン等の樹脂製のダンパ64が設けられている。
ノーズ部7は、コイルバネ部6の下方に配置されている。ノーズ部7内には、ブレード63Bが通過する図示せぬ射出路が形成されている。
マガジン8は、ノーズ部7に着脱可能に取り付けられており、複数本の釘1Aを内蔵している。釘1Aは、マガジン8によりノーズ部7内の図示せぬ射出路内にブレード63Bにより打撃可能に供給されている。
上記構成の釘打機1において釘1Aを被打込材Wに打ち込む場合には、先ずノーズ部7の先端から突出しているブレード63Bの先端を被打込材W表面に沿わせて打込位置を確定する。
この状態で作業者がトリガ21Aを引いてモータ31に電力を供給し、軸部31Aを回転させる。この軸部31Aの回転は、遊星ギア機構32によりその回転数が減速されて、出力軸32Aを回転させる。
出力軸32Aの回転により、図6(a)に示されるように、出力軸32Aに同軸固定されたピン支持部42が反時計回りに回転し、ピン支持部42に支持された動力伝達ピン43がドラムフック44のフック部44Bと係合する。動力伝達ピン43がドラムフック44と係合可能な位置を伝達位置と定義する。またドラム51(図1)は、ドラムフック44が図6(a)に示される位置にある状態で、掛止部51Aが被掛止部45Bと掛止する初期位置に配置されている。
動力伝達ピン43が伝達位置にある状態で図6(b)に示されるように、紙面上反時計回りに出力軸32A及びピン支持部42が回転するため、動力伝達ピン43に係止されたドラムフック44も反時計回りに回転する。ドラムフック44にはドラム51(図5)が固定されているため、ドラム51は回転してワイヤ52を外周のワイヤガイド溝51bに巻き取る。
ワイヤ52が巻き取られることにより、ワイヤ52の他方に連結されたプランジャ63が牽引され、コイルバネ62の付勢力に抗って、上方に移動しコイルバネ62を圧縮する。
出力軸32Aが更に回転して図6(c)に示されるように約270°回転した状態においては、ピンガイド溝41bの形状により、動力伝達ピン43はスリット42b上で出力軸32Aから離間する方向に移動しドラムフック44から外れる。これによりドラムフック44と一体に回転するドラム51に出力軸32Aからの駆動力の伝達が遮断される。動力伝達ピン43がドラムフック44と係合不能な位置を遮断位置と定義する。また出力軸32Aが約270°回転した状態で、プランジャ63は略上死点まで牽引されているため、この遮断位置において、コイルバネ62は圧縮されて最も弾性エネルギーが蓄積された状態にある。
ドラム51への駆動力の伝達が遮断されることにより付勢部63Aのワイヤ52による牽引が停止し、付勢部63Aは圧縮されたコイルバネ62により急激に下死点側に移動され、ブレード63Bにより釘1Aを打撃する。この場合にドラム51及びドラムフック44は、図6(d)に示されるように出力軸32Aの回転方向とは反対の時計回りに回転する。
この時、コイルバネ62及びプランジャ63には急激な移動による衝撃が発生する。コイルバネ62及びプランジャ63を内蔵しているバネガイド61にもこの衝撃が伝わり、バネガイド61は衝撃に起因して振動する。しかしバネガイド61はゴム製の第一緩衝材61A及び第二緩衝材61Bのみによりハウジング2に支持されているため、バネガイド61の振動がハウジング2に伝達されることが抑制される。よって釘1Aを打撃する際に、コイルバネ62及びプランジャ63に起因して釘打機1に発生する振動を低減でき、好適に作業を行うことができる。また振動が抑制されているため、その振動に起因して発生する騒音も低減することができる。
コイルバネ62が下死点まで移動し、プランジャ63により釘1Aが打撃されて被打込材Wに打込が完了した状態で、ドラムフック44は図6(e)に示されるように、ドラム51が初期位置となる位置に時計回りに回転して到達する。これに対してピン支持部42も反時計回りに進んで、ピンガイド溝41bにより動力伝達ピン43が遮断位置から伝達位置に移動され、再度フック部44Bに係合し、図6(a)の状態に戻り、釘打機1は再度打込可能な状態になる。
本実施の形態の変更例として、図7に示される釘打機201のような構成を採ってもよい。この釘打機201においては、モータ231でクラッチ機構204を介して伝達部205のドラム251を回転駆動してワイヤ252を巻き取ることにより、プランジャ263をコイルバネ部206のコイルバネ262に抗わせて上死点側に移動させ、その後クラッチ機構204によってドラム251を開放することにより、プランジャ263を下死点側へと移動させてノーズ部207にマガジン208から供給される釘201Aを打撃する構造であり、実施の形態に係る釘打機1と略同じ構成を採っている。またこの変更例に係る釘打機201では、モータ231とクラッチ機構204との間に減速機構232が介在している。減速機構232は、プーリ232A、プーリ234A、ベルト234B、と複数のギア232Bとから構成されており、モータ231における駆動軸231Aの回転が回転数を減じてクラッチ機構204に伝達されている。
ハウジング202は、釘打機1と同様にバネガイド261周辺に複数のリブ202Aを備えている。コイルバネ部206は、ドラム251の下方に配置されたバネガイド261とバネガイド261内に配置されたコイルバネ262と、コイルバネ262により付勢されるプランジャ263とを備えており、釘打機1と同様にリブ202Aに第二緩衝材261Bを介して接続されている。よって変更例に係る釘打機201においても、実施の形態に係る釘打機1と同様に、コイルバネ262及びプランジャ263に起因して発生する振動及び騒音を低減でき、好適に作業を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る釘打機の断面図。 本発明の実施の形態に係る釘打機においてリブ周辺の断面図。 図2のIII−III線に沿った断面図。 本発明の実施の形態に係る釘打機の部分詳細断面図。 本発明の実施の形態に係る打込機のクラッチ機構の分解斜視図。 本発明の実施の形態に係る打込機のクラッチ機構の動作説明に係る斜視図(初期位置)。 本発明の実施の形態に係る打込機のクラッチ機構の動作説明に係る斜視図(ドラムが出力軸と共回りしている状態)。 本発明の実施の形態に係る打込機のクラッチ機構の動作説明に係る斜視図(動力伝達ピンが遮断位置に移動した状態)。 本発明の実施の形態に係る打込機のクラッチ機構の動作説明に係る斜視図(プランジャにより打撃が行われている状態)。 本発明の実施の形態に係る打込機のクラッチ機構の動作説明に係る斜視図(打撃が終了した状態)。 本発明の実施の形態に係る釘打機の変形例に係る断面図。
符号の説明
1・・釘打機 1A・・釘 2・・ハウジング 2A・・リブ 2a・・隙間
3・・駆動部 4・・クラッチ機構 5・・伝達部 6・・コイルバネ部
7・・ノーズ部 8・・マガジン 21・・ハンドル 21A・・トリガ 22・・電池
24A、24B・・ガイドプーリ 31・・モータ 31A・・軸部
32・・遊星ギア機構 32A・・出力軸 41・・ガイドプレート 41a・・孔
41b・・ピンガイド溝 42・・ピン支持部 42B・・溝形成部 42a・・孔
42b・・スリット 43・・動力伝達ピン 43A・・ピン溝摺動部
43B・・ピン掛止部 43C・・ピンスライド部 44・・ドラムフック
44A・・ベアリング 44B・・フック部 45・・軸支持部 45B・・被掛止部
51・・ドラム 51A・・掛止部 51a・・孔 51b・・ワイヤガイド溝
52・・ワイヤ 61・・バネガイド 61A・・第一緩衝材 61B・・第二緩衝材
62・・コイルバネ 63・・プランジャ 63A・・付勢部 63B・・ブレード
64・・ダンパ 201・・釘打機 201A・・釘 202・・ハウジング
202A・・リブ 204・・クラッチ機構 205・・伝達部
206・・コイルバネ部 207・・ノーズ部 208・・マガジン 231・・モータ
231A・・駆動軸 232・・減速機構 232A・・プーリ 232B・・ギア
234A・・プーリ 234B・・ベルト 251・・ドラム 252・・ワイヤ
261・・バネガイド 261B・・第二緩衝材 262・・コイルバネ
263・・プランジャ

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    該ハウジングに設けられたモータと、
    打込具を打撃するプランジャと、
    該モータにより弾性エネルギーが蓄積されると共に蓄積された該弾性エネルギーを開放することにより該プランジャを加速するバネと、
    該プランジャ及び該バネの移動をガイドするガイド部材と、を備え、
    該ガイド部材は、緩衝材を介して該ハウジングに取付られていることを特徴とする打込機。
  2. 該ガイド部材は略円筒形に構成され内部に該プランジャ及び該バネを内蔵し、
    該緩衝材は該ハウジングに支持されると共に、該ガイド部材の外周面に当接して該ガイド部材を支持することを特徴とする請求項1に記載の打込機。
  3. 該緩衝材は、該ガイド部材の一端及び他端と、該一端と該他端との間の少なくとも一箇所とで該ガイド部材を支持していることを特徴とする請求項2に記載の打込機。
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