JP4650431B2 - 燃焼式打込工具 - Google Patents

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Description

本発明は打込工具に関し、特に燃焼式の打込工具に関する。
燃焼式の打込工具、例えば燃焼式釘打機においては、ハウジング内に燃焼室枠を備えている。燃焼室枠を押し上げることにより、燃焼室枠上方に位置するヘッドキャップに燃焼室枠が押し付けられ、燃焼室枠とヘッドキャップとで画成される空間である燃焼室が形成されている。この燃焼室内で可燃性ガスを燃焼させ、釘を打撃する動力を得ている。
燃焼室枠は、特許文献1〜特許文献3に示されるように、燃焼室枠と接続されるプッシュレバーが押されることにより押し上げられている。具体的には、ハウジングにおいて燃焼室枠の下方に位置する端部に配置され打ち出される釘を支持するノーズ部にプッシュレバーを配置し、ノーズ部を打込材に当接させた時に同時にプッシュレバーも打込材に当接させることにより、プッシュレバーに連動する燃焼室枠を押し上げている。
また打込工具においては、例えば木材に接続金具を取り付ける場合がある。この場合においては、接続金具に形成された孔を貫通して木材に釘等の止具を打ち込む必要があり、打込位置を正確に規定する必要がある。正確な打込を行う手段としては、特許文献4に示されるように、釘を打ち込むピストン以外のサブピストンを設けて釘先端部分を突出させて視認性を高める構成や、特許文献5に示されるように、プッシュレバーが打込材と当接する位置に釘を打ち込む構造が公知となっている。
特公平1−34753号公報 特公平3−25307号公報 特公平4−11337号公報 実公平7−53907号公報 特開平8−52666号公報
従来の打込工具において、特許文献1〜3に係る打込工具では、正確な位置での打込を行うことが容易ではなかった。特許文献4に係る打込工具では、構造が複雑になることにより重量増を招くと共に故障する可能性が増加している。また特許文献5に係る打込工具では、プッシュレバーを擦るように釘が打ち込まれるため、プッシュレバーが摩耗して交換する必要があり、耐久性が劣っていた。
よって本発明は、正確な位置での止具の打込が可能であると共に、軽量かつ高耐久性を備えた燃焼式打込機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、ハウジングと、該ハウジング内に設けられて一方向と他方向とに移動可能であり、該他方向に移動して燃焼室を画成する燃焼室枠と、手動操作有効状態と手動操作無効状態とのいずれかを選択可能であり、手動操作有効状態においてのみ手動操作により該燃焼室枠を該他方向に移動させる移動手段とを有している燃焼式打込工具を提供する。
上記構成の燃焼式打込工具において、該移動手段は、リンク機構から構成され、該リンク機構は、一端に該燃焼室枠と接続される接続部を有し、他端に押圧可能な操作部を有し、該接続部と該操作部との間に該燃焼室枠の移動方向と略直交する方向に延び選択的に位置決めされる回動軸部を有し、該位置決めにより該手動操作有効状態となって、該操作部が手動で押圧されることにより該回動軸部を中心に回動して該接続部が該他方向側に移動可能に構成されていることが好ましい。
これらのような構成によると、従来のいわゆるプッシュレバーによらずに、燃焼室枠を移動させることができる。よって止具が射出される箇所に、止具の射出に係る構成以外の部品であるプッシュレバーを装着する必要が無く、止具射出部分の視認性を高めることができる。またリンク機構により燃焼室枠の移動を行っているため、構成部品が過度に増加せず、燃焼式打込工具全体として軽量にすることができる。
また該ハウジングの該一方向側端部に設けられて止具を保持可能なノーズ部を更に備え、該ノーズ部から該リンク機構の間に配置され、一端に該ノーズ部先端から突出可能な当接部が設けられ、他端に該回動軸部を軸支する支持部が設けられたコンタクト部材を有し、該コンタクト部材は、該止具が打ち込まれる被打込部材と該当接部とが非当接の状態で該一方向側に移動可能であるとともに、該被打込部材と該当接部材とが当接した状態で該一方向側に移動不能に構成されて該手動操作有効状態が提供されることが好ましい。
このような構成によると、コンタクト部材が、一方側へと移動可能な状態においては、支持部がリンク機構の支点となり得ない。よってコンタクト部材が一方側へと移動不能な状態、即ち当接部が打込材と当接した状態においてのみ、リンク機構が支持部を支点として回動して燃焼室を形成することができる。
また該移動方向と略直交する方向に該ハウジングから延設された把持部と、該ハウジング内に設けられたガスボンベ収容部と、該ガスボンベ収容部に収容されたガスボンベから該燃焼室内に供給された可燃性ガスを着火させる点火プラグと、該点火プラグの動作を制御するトリガスイッチと、を更に備え、該操作部と該トリガスイッチとはそれぞれ該把持部に配置されていることが好ましい。
このような構成によると、把持部を把握している手により、トリガスイッチと操作部との両方を操作することができる。よって両手で燃焼式打込工具を操作する必要がなくなる。
本発明によれば、構成部品を少なくして軽量化し、かつ止具の視認性が高められた燃焼式打込工具を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態による燃焼式打込工具について図1乃至図5に基づき説明する。図1に示される燃焼式打撃工具である釘打機1は、ハウジング2と、ハンドル部3と、ノーズ部4と、リンク機構8と、コンタクト部材9と、マガジン10とから主に構成されている。尚、ハウジング2からノーズ部4に向かう一方向を下側方向と定義し、一方向と反対の他方向を上側方向と定義して以下説明する。
ハウジング2は、主ハウジング21と、ボンベ収容部22と、ヘッドカバー23とから主に構成されている。主ハウジング21には、図示せぬ排気口と、後述の突起6Aと対向する位置に開口する固定孔21aが形成されており、内部にシリンダ5と、燃焼室枠6と、ヘッドキャップ7とが主に内蔵されている。主ハウジング21の外周部分であってマガジン10の近傍位置には、コンタクト部材9を案内するローラピン24が一対(図3)設けられている。また主ハウジング21には、燃焼室枠6が上方への移動を開始したことを感知する図示せぬ感知スイッチが設けられている。
シリンダ5は、一方が略閉塞された筒状に構成されており、筒状の軸方向が上下方向と平行になるように主ハウジング21内に配置されるとともに、後述のテールカバー41を介して主ハウジング21に固定されている。シリンダ5の略閉塞された一方の壁部分には、後述のブレード52が挿通する孔5a形成されている。シリンダ5において上方の開口周縁部分には、燃焼室枠6の内周面と接触するシール部5Aが設けられている。またシリンダ5において下端部分には燃焼室枠6を下方に付勢するバネ5Bが設けられている。
シリンダ5の内部には、ピストン51とブレード52と、バンパ53とが内蔵されている。
ピストン51は略円板状に形成されており、複数のシール材を介してシリンダ5内周に当接してシリンダ5内空間を上下に区切っている。ブレード52は、ピストン51の下方に配置されており、孔5aを貫通してシリンダ5外部に延出されている。バンパ53は、シリンダ5内においてピストン51の下方となる端部に配置されている。よってピストン51が下方に移動した場合であってもバンパ53によりピストン51とシリンダ5の孔5a周辺の壁部とが直接接触することが抑制される。またバンパ53は後述の釘1Aを打ち込んだ際にピストン51の衝撃を吸収している。
燃焼室枠6は、両端が開口した円筒状に構成されており、その円筒内にシリンダ5が配置された状態でシリンダ5に対して上下動可能に配置されている。燃焼室枠6の下端部分の上方にシリンダ5が位置し、燃焼室枠6の下端部分とシリンダ5との間には、バネ5Bが介在している。よって燃焼室枠6には、バネ5Bによりシリンダ5に対して下方側の付勢力が付加されている。燃焼室枠6の内面は、燃焼室枠6がバネ5Bの付勢力に反して上昇した場合に、その内周面全体に亘ってシール部5Aと当接するように構成されている。よって燃焼室枠6が上昇した場合は、燃焼室枠6の内周面とシール部5Aとが当接部分において気密性を保つことができる。
燃焼室枠6の外表面部分であって固定孔21aと対向する位置には突起6Aが設けられている。燃焼室枠6の上端部には、上方に延びる押圧ロッド6Bが設けられている。押圧ロッド6Bは、燃焼室枠6が最も上方へ移動した際に後述のボンベキャップ22Cの一端と当接して付勢するように構成されている。燃焼室枠6の上方には、接続部81を介して後述のリンク機構8が燃焼室枠6に対して回動可能に接続されている。
ヘッドキャップ7は、燃焼室枠6の上方に配置されて主ハウジング21に固定されて設けられている。ヘッドキャップ7の下面部分には、燃焼室枠6の上端部分と係合する凹部7aが形成されている。燃焼室枠6が上方へ移動し、凹部7aに燃焼室枠6の上端部分が係合することにより、この係合箇所において気密性を保持することができる。
燃焼室枠6が上方へ移動した状態で、燃焼室枠6とヘッドキャップ7との間、及び燃焼室枠6とシリンダ5との間で気密性が保たれる。よって、シリンダ5及びシリンダ5内のピストン51と、燃焼室枠6と、ヘッドキャップ7とにより燃焼室2aが画成される(図2)。
ヘッドキャップ7には、モータ71と、ファン72と、点火プラグ73とが主に設けられている。モータ71は、回転軸71Aが上下方向と平行かつその先端が燃焼室2a内に突出するように配置されており、ヘッドキャップ7に弾発的に保持されている。このモータ71は、主ハウジング21に設けられた図示せぬ感知スイッチが燃焼室枠6の最上方への移動を感知した時に図示せぬ電池より電力が供給されて回転駆動される。
ファン72は、燃焼室2a内に配置されて回転軸71Aに設けられており、モータ71により回転駆動可能に構成されている。ファン72が燃焼室2a内で回転することにより、燃焼室2a内に供給された可燃性ガスを攪拌して好適な混合気を形成するとともに、可燃性ガスが燃焼した排ガスを燃焼室2a内から好適に排出することが可能となっている。またファン72は、後述のヘッドカバー23に設けられた図示せぬ孔から新鮮な空気を燃焼室2a内に取り込んでいる。
点火プラグ73は、点火部分がヘッドキャップ7において燃焼室2aを画成する面上に位置するように配置されている。よって燃焼室2a内に供給された可燃性ガスに点火することが可能となっている。またヘッドキャップ7においては、後述のガスボンベ22Aから供給される可燃性ガスを燃焼室2a内に導入する流路7bが形成されている。
ボンベ収容部22は、主ハウジング21の側部に上下方向に沿って併設されており、内部にガスボンベ22Aを有し、上方にボンベキャップ22Cを有している。またボンベ収容部22の内周面部分には、後述のコンタクト部材9の支持部92を案内するローラピン25が設けられている。
ガスボンベ22Aは、内部に可燃性ガスを貯留しており、上端部に設けられたノズル22Bから可燃性ガスを一定量噴出可能に構成されている。ノズル22Bは、その先端が流路7bに接続されており、ガスボンベ22Aがボンベキャップ22Cによって主ハウジング21側に付勢された時に可燃性ガスを流路7b内に噴出することができる。
ボンベキャップ22Cは、断面が略L字形に構成され、ガスボンベ22Aの上方を覆い、回動軸22Dによりボンベ収容部22に回動可能に取り付けられている。ボンベキャップ22Cの一端が押圧ロッド6Bにより押し上げられることにより、ボンベキャップ22Cが回動軸22D回りを回動してボンベキャップ22Cの他端がガスボンベ22Aを主ハウジング21側に付勢することが可能となっている。
ヘッドカバー23は、主ハウジング21の上方に設けられており、ヘッドキャップ7を保護すると共に、モータ71を保持している。
ハンドル部3は、ハウジング2においてボンベ収容部22から上下方向と交差する方向に延出されており、トリガ31と、マイクロスイッチ32と、ストッパ34とを主に備えて構成されている。またハンドル部3において先端側位置には、後述の操作部82が露出する開口3aが形成されている。
トリガ31は、ハンドル部3の基端部分下方側に設けられてバネ33により下方側に付勢されており、プッシュ31Aとストップバー31Bとを備えている。プッシュ31Aは、マイクロスイッチ32と接触可能に構成されており、トリガ31が引かれたときにその動作をマイクロスイッチ32に伝達している。
ストップバー31Bは、トリガ31の下端部分から延出されて固定孔21aを貫通し、その先端が主ハウジング21内の突起6A近傍位置に突出している。燃焼室枠6及び突起6Aが上方へ移動している場合には、トリガ31が引かれることによりストップバー31Bが主ハウジング21内へ突出して突起6Aの下部と係合し(図2)、突起6Aの下方への移動を阻害する。燃焼室枠6及び突起6Aが上方へ移動していない場合には、トリガ31が引かれた場合にストップバー31Bが突起6Aと当接して主ハウジング21内へのストップバー31Bの過度の突出が抑制される。ストップバー31Bの突出が抑制された状態においては、ストップバー31Bに連なるトリガ31の移動量も抑制される。
マイクロスイッチ32は、トリガ31近傍に設けられて点火プラグ73と図示せぬ電線で接続されており、トリガ31が引かれて最も移動した状態でプッシュ31Aと当接しオン動作するように構成されている。マイクロスイッチ32がオン状態の時に点火プラグ73で火花を散らして可燃性ガスに点火することが可能となっている。
ストッパ34はハンドル部3の先端部分にリベット35により取り付けられている。図5に示されるようにストッパ34には長孔34aが形成されており、この長孔34a内をリベット35が貫通してハンドル部3に取り付けられている。よって長孔34a内をリベット35が移動することにより、ストッパ34はリベット35に対して相対的に移動することができる。ストッパ34が移動した場合に後述の操作部82に形成された切欠82aと係合することができる。
ノーズ部4は、主ハウジング21の下方に設けられており、主にテールカバー41から構成されている。テールカバー41は、主ハウジング21に固定されていると共にシリンダ5を担持している。テールカバー41には、孔5aと連通する孔41aが形成されている。テールカバー41において先端部分近傍位置には、後述のコンタクト部材9の当接部91を案内するローラピン42が設けられている。
マガジン10は内部に複数本の釘1Aを内蔵しており、ノーズ部4に接続されている。マガジン10から供給された釘1Aは、テールカバー41において孔41aの下方に配置されている。釘1Aは、その先端がテールカバー41の下端部分より僅かに突出するように、孔41aの下方に配置されている。尚、マガジン10においては、釘1Aの突出部分を覆うカバーを備えていてもよい。
リンク機構8は、図2に示されるように、主ハウジング21とボンベ収容部22とハンドル部3とのそれぞれの内部に跨って設けられており、図2及び図4に示されるように、接続部81と、操作部82と、回動軸部83とを主に備え、二本の棒材が屈曲されて構成されている。接続部81はリンク機構8の一端側に配置され、図4に示されるように、燃焼室枠6の軸方向と直交する方向に延びる一対の軸部81、81より構成され、この軸部81、81が燃焼室枠6を狭持するように燃焼室枠6に対して回動可能に接続されている。
操作部82はリンク機構8の他端側に配置され、図1及び図2に示されるように、ハンドル部3内に配置されて開口3aよりハンドル部3外に露出可能になっている。操作部82において、ハンドル部3外に露出可能な箇所であってハンドル部3の先端側位置には、切欠82aが形成されており、この切欠82aにストッパ34が係合することにより、操作部82がハンドル部3内に移動することを抑制している。またハンドル部3内において操作部82と対向する位置には操作部82をハンドル部3外に移動させる方向に付勢するバネ84が設けられている。
回動軸部83は接続部81と操作部82との間の略中間部分であってボンベ収容部22に位置しており、上下方向と直交する方向を軸方向として配置され、後述の支持部92により支持されている。
コンタクト部材9は、図1に示されるように、ノーズ部4の先端部分からリンク機構8までの間に設けられており、図1及び図3に示されるように、当接部91と支持部92とを主に備えて構成されている。またコンタクト部材9は、図3に示されるように、複数のバネ93、93、94により上方に付勢されており、かつ複数のローラピン24、24、25、42により上下方向の移動が案内されている。よって、釘打ち動作が行われていない状態ではコンタクト部材9は上方に移動した状態であり、釘打ち動作が行われた場合であっても上下方向と交差する方向には移動不能に構成されている。
複数のバネ93、93、94に係る付勢力は、コンタクト部材9を辛うじて上方に押し上げている程度の付勢力である。よってコンタクト部材9に下方に向かう付勢力が加えられた場合に、複数のバネ93、93、94は、コンタクト部材9の下方への移動を許容している。
当接部91は、テールカバー41に沿って配置され、図1に示されるように、釘打ち動作が行われていない状態で、その先端部がテールカバー41の先端部と略同一位置となるように構成されている。これにより、テールカバー41の端部から突出している釘1Aの視認性を損ねることが無く、釘1Aを打込材の所定の位置に打ち込む際に正確かつ確実にその位置を規定することが可能となる。
支持部92は、当接部91に対して反対側の端部であり、ボンベ収容部22内に配置されて、回動軸部83を回動可能に支持している。尚、当接部91が打込材に当接して支持部92がハウジング2等に対して下方に移動不能になった状態を手動操作有効状態と定義する。また支持部92がハウジング2等に対して下方に移動可能な状態を手動操作無効状態と定義する。
上記構成の釘打機1で釘1Aを金具Mの孔を介して木材Wに打ち込む場合には、指をトリガ31に掛けるとともに掌を操作部82に沿わせてハンドル部3を片手で把持し、図2に示されるように、釘1Aの先端を金具Mの孔内に配置してノーズ部4の先端を金具Mに押し付ける。釘1Aの先端はノーズ部4の先端部分から突出しており、釘1Aの視認の妨げとなる従来のプッシュレバー等は設けられていないため、釘1Aの視認性が良くなり、正確かつ確実に釘1Aの先端を金具Mの孔内に配置することができる。
ノーズ部4の先端が金具Mと当接しているため、ノーズ部4の先端に位置するコンタクト部材9の当接部91も金具Mと当接、若しくは近接した状態にある。この状態においてコンタクト部材9は、ノーズ部4、ノーズ部4に接続されるシリンダ5、及びハウジング2に対して下側に移動することが不可能になり、コンタクト部材9の反当接部91側の端部である支持部92も下側に移動不能になり、手動操作有効状態となる。手動操作有効状態で操作部82を掌で押し込んで下方に移動させると、支持部92により支持された回動軸部83が下方に移動することができないため、リンク機構8は、回動軸部83を中心とした回動運動を採る。この回動運動により一端に位置する接続部81が上方へ移動し、接続部81に接続されている燃焼室枠6も上方へ移動してヘッドキャップ7に当接し、燃焼室2aを画成する。
燃焼室枠6の上方への移動とともに図示せぬ感知スイッチがONになり、モータ71に電力を供給してファン72を回転させる。そして燃焼室2aが画成されると同時に、押圧ロッド6Bによりボンベキャップ22Cが付勢されてガスボンベ22Aから一定量の可燃性ガスが流路7bを介して燃焼室内2aに噴射される。噴射された可燃性ガスは、ファン72により攪拌されて空気と混合され、混合気が生成される。
ここでトリガ31を引くと、マイクロスイッチ32がONになり、図示せぬ電池から点火プラグ73に電力が供給されて燃焼室2a内に火花が散り、混合気に着火する。着火した混合気は、爆発燃焼してピストン51及びブレード52を瞬時に押し下げ、孔41aの下方に位置する釘1Aを打撃して金具Mの孔から木材Wに打ち込む。尚、燃焼室枠6が上昇した状態でトリガ31を引くことにより、ストップバー31Bと突起6Aとが係合し、燃焼室枠6の下方への移動を抑制している。よって爆発燃焼の反力により燃焼室枠6及び接続部81が下降して操作部82が押し戻されることが抑制されている。
この打込に係る動作であるトリガ31と操作部82との操作は、ハンドル部3を把持している片手で全て行われる。よって両手で釘打機1を操作する必要が無いため、一方の手でハンドル部3を把持した状態で、他方の手で打込材を押さえる等の釘打機1の操作に係わらない動作を行うことができる。またリンク機構8により燃焼室枠6の移動を行っているため、釘打機1の構成部品は過度に増加していない。よって釘打機1全体として軽量にすることができ、片手での操作性がより高められている。
燃焼室2a内で混合気が燃焼されて釘1Aを木材Wに打ち込んだ後は、燃焼室2aを画成するシリンダ5及び燃焼室枠6が雰囲気により冷却されて燃焼室2a内の圧力が低下する。ピストン51の下方にピストン51とシリンダ5とにより画成される空間は、ピストン51の下方への移動により高圧であるため、ピストン51の上下面において圧力差が生じ、ピストン51及びブレード52は上方へと移動し、打込前の状態に復帰する。そしてトリガ31及び操作部82を元の位置へと戻すと燃焼室枠6がバネ5Bの付勢力により下方へ移動し、燃焼室2aとなる空間にファン72により新しい空気が入り込んで作業が終了する。
上述の釘打ち動作において、操作部82を押圧する前にトリガ31を引いた場合には、未だ燃焼室枠6が上昇していない状態で、ストップバー31が主ハウジング21内に突出するが、突起6Aと当接するため、トリガ31を完全に引くことが防がれる。よって、トリガ31に連なるプッシュ31Aによりマイクロスイッチ32がON状態になることが防止されるため、点火プラグ73に通電することは無く、無駄な電力消費が抑制することができる。
またノーズ部4が木材W等の打込材と非当接の状態においては、コンタクト部材9に設けられた支持部92は手動操作無効状態にある。この状態で操作部82を押圧した場合には、複数のバネ93、93、94の付勢力が弱いため、接続部81が回動の軸となって回動軸部83が回動し、支持部92を押し下げることになる。この場合は回動軸部83がリンク機構8の支点と成り得ずに燃焼室枠6が上昇しないため、主ハウジング21の図示せぬ感知スイッチがオン動作することはなく、モータ71への電力の供給が防止される。また燃焼室枠6が上昇していないのでトリガ31を完全に引くことも抑制されて点火プラグ73への通電も抑制され、無駄な電力消費を抑制し、かつ釘1Aの誤射出も防止することが可能となっている。
本発明の燃焼式打込工具は、上記した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲内で種々の変形や改良が可能である。例えば図6に示されるように、ハンドル部3において、操作部182を下方に設けてもよい。
この構成においてリンク機構108は、図示せぬ接続部及び回動軸部183が設けられた第一リンク108Aと、操作部182が設けられた第二リンク108Bとから構成されている。
第一リンク108Aにおいて図示せぬ接続部及び回動軸部183の構成は、本発明の実施の形態に係る接続部81及び回動軸部83の構成と同じである。また第一リンク108Aの他端部分には、回動軸部183と平行な軸で第一リンク108Aと第二リンク108Bと回動可能に接続する回動接続軸186が設けられている。
第二リンク108Bは、略中心部分で回動軸部183と平行な軸185によりハンドル部3に回動可能に取り付けられており、一端が回動接続軸186に接続され、他端に操作部182が設けられている。操作部182は、ハンドル部3に設けられたプッシュ部182Aと接しており、プッシュ部182Aが把握されて上方に付勢されることによりバネ184の付勢力に反して上方に移動可能となっている。
支持部92及びコンタクト部材9が下方へ移動不能になった状態で、プッシュ部182Aを押し上げると、操作部182が押し上げられて第二リンク108Bが軸185回りに回転し、回動接続軸186を下方に移動させる。回動接続軸186の下方の移動により、第一リンク108Aは、回動軸部183回りに回動し、図示せぬ接続部が上方に移動して図示せぬ燃焼室枠を上方に移動させることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る燃焼式打込工具の断面図。 本発明の実施の形態に係る燃焼式打込工具を打込材と当接させた状態での断面図。 本発明の実施の形態に係る燃焼式打込工具のコンタクト部材の構成をしめす斜視図。 本発明の実施の形態に係る燃焼式打込工具のリンク機構と燃焼室枠の関係を示す平面部分断面図。 本発明の実施の形態に係る燃焼式打込工具のストッパの形状を示す平面図。 本発明の実施の形態に係る燃焼式打込工具の変形例に係るハンドル部分の断面図。
符号の説明
1・・釘打機 1A・・釘 2・・ハウジング 2a・・燃焼室 3・・ハンドル部
3a・・開口 4・・ノーズ部 5・・シリンダ 5A・・シール部 5B・・バネ
5a・・孔 6・・燃焼室枠 6A・・突起 6B・・押圧ロッド
7・・ヘッドキャップ 7a・・凹部 7b・・流路 8・・リンク機構
9・・コンタクト部材 10・・マガジン 21・・主ハウジング 21a・・固定孔
22・・ボンベ収容部 22A・・ガスボンベ 22B・・ノズル
22D・・回動軸 23・・ヘッドカバー
22C・・ボンベキャップ 24・・ローラピン 25・・ローラピン 31・・トリガ
31A・・プッシュ 31B・・ストップバー 32・・マイクロスイッチ
33・・バネ 34・・ストッパ 34a・・長孔 35・・リベット
41・・テールカバー 41a・・孔 42・・ローラピン 51・・ピストン
52・・ブレード 53・・バンパ 71・・モータ 71A・・回転軸
72・・ファン 73・・点火プラグ 81・・接続部、軸部 82・・操作部
82a・・切欠 83・・回動軸部 84・・バネ 91・・当接部 92・・支持部
93・・バネ 108・・リンク機構 108A・・第一リンク
108B・・第二リンク 182・・操作部 182A・・プッシュ部
183・・回動軸部 184・・バネ 185・・軸 186・・回動接続軸

Claims (4)

  1. ハウジングと、
    該ハウジング内に設けられて一方向と他方向とに移動可能であり、該他方向に移動して燃焼室を画成する燃焼室枠と、
    手動操作有効状態と手動操作無効状態とのいずれかを選択可能であり、手動操作有効状態においてのみ手動操作により該燃焼室枠を該他方向に移動させる移動手段とを有していることを特徴とする燃焼式打込工具。
  2. 該移動手段は、リンク機構から構成され、
    該リンク機構は、一端に該燃焼室枠と接続される接続部を有し、他端に押圧可能な操作部を有し、該接続部と該操作部との間に該燃焼室枠の移動方向と略直交する方向に延び選択的に位置決めされる回動軸部を有し、該位置決めにより該手動操作有効状態となって、該操作部が手動で押圧されることにより該回動軸部を中心に回動して該接続部が該他方向側に移動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼式打込工具。
  3. 該ハウジングの該一方向側端部に設けられて止具を保持可能なノーズ部を更に備え、
    該ノーズ部から該リンク機構の間に配置され、一端に該ノーズ部先端から突出可能な当接部が設けられ、他端に該回動軸部を軸支する支持部が設けられたコンタクト部材を有し、該コンタクト部材は、該止具が打ち込まれる被打込部材と該当接部とが非当接の状態で該一方向側に移動可能であるとともに、該被打込部材と該当接部材とが当接した状態で該一方向側に移動不能に構成されて該手動操作有効状態が提供されることを特徴とする請求項2に記載の燃焼式打込工具。
  4. 該移動方向と略直交する方向に該ハウジングから延設された把持部と、
    該ハウジング内に設けられたガスボンベ収容部と、
    該ガスボンベ収容部に収容されたガスボンベから該燃焼室内に供給された可燃性ガスを着火させる点火プラグと、
    該点火プラグの動作を制御するトリガスイッチと、を更に備え、
    該操作部と該トリガスイッチとはそれぞれ該把持部に配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の燃焼式打込工具。
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