JP2006137911A - スチレン系共重合樹脂組成物および耐熱押出発泡シートおよび容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スチレンとメタアクリル酸との共重合樹脂であり、その共重合組成がスチレン単量体70〜99重量%,メタアクリル酸単量体1 〜30重量%であって、その重量平均分子量が10万〜30万であり、そのメタノール可溶分が2.0〜5.0重量%であることを特徴とするスチレン系共重合樹脂組成物。
【選択図】 なし
Description
また220℃、剪断速度100/秒におけるダイスウェルが1.50〜1.70である共重合樹脂組成物を提供するものである。また共重合樹脂組成物が可塑剤0.05〜1重量%含有することを特徴とする共重合樹脂組成物を提供するものである。また前記可塑剤として、一般式(A)R1 OH、一般式(B)R2 COOH、一般式(C)R3 COOCH2 CH(OH)CH2 (OH)(ただしR1 ,R2 ,R3 は炭素数10〜30のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アラルキル基から選ばれる)で示される化合物より選ばれる1種以上を用いたスチレン系共重合樹脂組成物を提供するものである。
さらにこれらのスチレン系共重合樹脂組成物よりなる耐熱押出発泡シートを提供するものである。
またスチレン系共重合樹脂組成物100重量部あたりゴム成分としてスチレン−ジエン系熱可塑性エラストマーまたはメチルメタクリレート−ブタジエン−スチレンゴムを1〜10重量部を含有する押出発泡シートを提供するものである。
さらにこれらのシートを熱成形して得られる発泡容器を提供するものである。
本発明においては、スチレン単量体とメタアクリル酸の共重合体は熱重合または有機過酸化物群を重合開始剤として重合することができる。有機過酸化物の具体例としては、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1ビス−(t−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン等のパーオキシケタール類、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン等のジアルキルパーオキサイド類、ベンゾイルパーオキサイド、m−トルオイルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイド類、ジミリスチルパーオキシジカーボネート等のパーオキシエステル類、シクロヘキサノンパーオキサイド等のケトンパーオキサイド類、p−メンタンハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド類、2,2−ビス(4,4−ジターシャリーブチルパーオキシシクロヘキシル)プロパン、2,2−ビス(4,4−ジターシャリーアミルパーオキシシクロヘキシル)プロパン、2,2−ビス(4,4−ジターシャリーブチルパーオキシシクロヘキシル)ブタン、2,2−ビス(4,4−ジクミルパーオキシシクロヘキシル)プロパンなどの多官能開始剤を挙げることができる。
これらの有機過酸化物はスチレン単量体とメタアクリル酸単量体の共重合のいずれかの工程にて重合系(重合原料溶液または重合途中の溶液)に添加される。これらの有機過酸化物は重合原料溶液に加えられても、重合途中の溶液に必要に応じて複数回に分割して添加しても良い。上記有機過酸化物の添加量は重合原料溶液100重量部に対して0.0005〜0.2重量部であり、より好ましい添加量は、0.01〜0.1重量部である。上記有機過酸化物の添加量が0.0005重量部未満の場合は開始剤添加の目的の効果を得られない。又、0.2重量部を越える場合は重合時に大量の反応熱が発生するため重合の制御が困難となる場合がある。もしくは、重合体を得るのに低温でかつ長時間の重合時間が必要となるか、または、大量の溶媒が必要となるため生産性が低下する場合がある。
本発明のスチレン−メタアクリル酸共重合樹脂の平均分子量は、ポリスチレン換算重量平均分子量(Mw)で10万〜30万、より好ましくは15万〜25万とする。Mwが30万を越える場合は、溶融体の粘度が高くなり、成形、加工性等が極端に低下し、生産性が悪化する。また10万未満の場合は、成形体の強度が低下する。ここでいうMwとは、40℃、テトラヒドロフランを溶媒としてゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより測定される。単分散ポリスチレンの溶出曲線より各溶出時間における分子量を算出し、ポリスチレン換算Mwを算出すればよい。
本発明に使用されるスチレン−メタアクリル酸系共重合樹脂に目的を損なわない範囲においてスチレン、メタアクリル酸と共重合可能な第三モノマーを共重合してもかまわない。スチレン、メタアクリル酸と共重合可能なモノマーとしては例えば、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸ブチル等のメタアクリル酸エステル類、αーメチルスチレン、o−、m−、p−メチルスチレン、ブロモスチレン、ジブロモスチレン、クロロスチレン、ジクロロスチレン等のスチレン以外の芳香族ビニル類、マレイン酸、フマル酸等の不飽和脂肪酸類、無水マレイン酸、無水イタコン酸等の不飽和ジ脂肪酸無水物類,N−フェニルマレイミドの不飽和ジ脂肪酸イミド類等が挙げられる。これらのモノマー類は1種類または2種類以上併用してもかまわない。
メタノール可溶分(重量%)={(A−B)/A}×100
メタノール可溶分を2.0〜5.0重量%に制御する方法については種々の方法があるが、上記のように添加剤によるものの他、例えば通常の重合の後に160〜210℃、好ましくは170〜200℃で10分〜1時間程度の短時間の高温重合を行って低分子成分を生成させる方法、あるいはスチレン−メタアクリル酸系共重合樹脂を重合後、残留単量体を脱気するにあたって2段式の脱気器を用い、その1段目の温度を170℃以上210℃未満とすることによって低分子成分を生成させる方法等が挙げられる。1段目脱気器の温度が210℃以上であるとメタノール可溶分が5.0重量%を超えてしまうことがある。一方170℃より低いと高粘度のために運転困難となる。2段目の脱気器は通常の温度である210〜260℃にして残留単量体を低減することが好ましい。
一般式(A)R1 OH、一般式(B)R2 COOH、一般式(C)R3 COOCH2 CH(OH)CH2 (OH)(ただしR1 ,R2 ,R3 は炭素数10〜30のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アラルキル基から選ばれる)で示される化合物より選ばれる1種以上が好ましい。
一般式(A)R1 OH(ただしR1 は炭素数10〜30のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アラルキル基)の化合物の例としてデシルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、パルミチルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ジメチルベンジルカルビノール等が挙げられる。R1 の炭素数については10未満であると樹脂の耐熱性が低下する上、樹脂製造工程において揮発散逸して効率が悪い。R1 の炭素数が30を超えると加熱収縮低減効果が見られなくなる。これらの中で特にステアリルアルコールが好ましい。
また一般式(C)R3 COOCH2 CH(OH)CH2 (OH)(ただしR3 は炭素数10〜30のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アラルキル基)は油脂類の部分加水分解物およびその水素添加物が挙げられ,特にステアリン酸モノグリセリドが好ましい。
可塑剤の含有量は0.05〜1重量部である。含有量が0.05重量部未満であると押出発泡シートの加熱収縮改善効果が見られず、また1重量部を超えると発泡シートの耐熱性が低下する。可塑剤を添加する方法としては特に限定はないが、重合前の単量体混合物に添加する方法、重合後の脱気工程の前に添加する方法、脱気後のペレット化前に添加する方法、さらには押出発泡成形の際にペレットにまぶすかあるいはマスターバッチとして添加する方法が挙げられる。
また、本発明の発泡シートの脆性を改良するためにスチレン−ジエン系熱可塑性エラストマーあるいはメチルメタクリレート−ブタジエン−スチレンゴムを添加することが好ましい。
ジエン成分比率が50重量%未満のものでは、発泡シートの脆性改良の為に必要な添加部数を増やす必要があり、目的の耐熱性が損なわれてしまい好ましくない。ジエン成分比率が99重量%を超えるとゴムの分散が不良となり、脆性改良効果がなくなる。本発明におけるスチレン−ジエン系熱可塑性エラストマーのスチレン−メタアクリル酸系共重合体組成物に添加される量は1〜10重量部であることが好ましく、より好ましくは2〜8重量部、更に好ましくは3〜7重量部である。
またメチルメタクリレート−ブタジエン−スチレンゴムとしてはブタジエンゴムにスチレンとメチルメタクリレートをグラフト重合したゴムが好適に用いられる。メチルメタクリレート−ブタジエン−スチレンゴムがスチレン−メタアクリル酸系共重合体組成物に添加される量は1〜10重量部であることが好ましく、より好ましくは2〜8重量部、更に好ましくは3〜7重量部である。
これらのゴム成分は上記樹脂とあらかじめ混練しておいてもよいが、通常は押出発泡成形の際に樹脂ペレットとドライブレンドして供される。
また、ポリスチレン発泡体と同様、フィルムをラミネートしても良い。使用するフィルムの種類として、一般のポリスチレンに使用されるもので差し支えない。
次に、実施例および比較例によって本発明をさらに詳細に説明する。
(1)共重合体樹脂中のメタアクリル酸含有量
共重合体樹脂中のメタアクリル酸単位の含有量は以下の方法によって測定した。すなわち試料0.5gを秤量し、25mlのジメチルホルムアミドに溶解し、溶液を0.1規定の水酸化ナトリウム水溶液でフェノールフタレインを指示薬として一定の速度で連続的に滴下し、溶液の色が淡赤色に変化した時点を終点とする。水酸化ナトリウム水溶液の使用量よりメタアクリル酸のカルボキシル基のモル数量が計算され、得られた数値にメタアクリル酸単量体の分子量を乗することよりメタアクリル酸単位の重量が算出される。
(2)共重合体樹脂の分子量
共重合体樹脂の重量平均分子量Mw、数平均分子量Mnはゲルパーミエイションクロマトグラフィーにより測定した。測定条件を下記に示す。測定機本体:昭和電工社製Shodex GPC SYSTEM21、分別カラム:昭和電工社製 GPC KF−806L×2本、測定溶媒:テトラハイドロフラン、試料濃度:試料5mgを10mlの測定溶媒に溶解、測定温度:40℃、流速:1.0ml/分、ポリスチレン換算分子量として算出した。
スチレン−メタアクリル酸系共重合樹脂組成物約1gを精秤し(Aとする)、10mlのメチルエチルケトンに溶解した後、300mlのメタノールを入れてスターラーで攪拌したビーカーに徐々に加えて再沈澱し、30分間攪拌を続けた後に30分間静置し、しかる後3G3グラスフィルターで濾過して沈澱物を集めて恒量となるまで乾燥を行い沈澱分の重量を精秤する(Bとする)。そして次式によりメタノール可溶分を求める。
メタノール可溶分(重量%)={(A−B)/A}×100
なおスチレン−メタアクリル酸系共重合樹脂組成物の場合、メタノール再沈殿の際に乳化状態となって濾液が若干白濁する場合があるが、上記操作でグラスフィルターを通過した乳濁液中の成分はメタノール可溶分に含めるものとする。
(4)ダイスウェル
ツインキャピラリレオメータ(アイティーエスジャパン社製)でL/D=20/1.96(mm)のオリフィスを用いて220℃、剪断速度100/秒にて押出してストランドを採取し、その直径をオリフィス径(1.96mm)で除して求めた。
可塑剤であるステアリルアルコール、ステアリン酸、ステアリン酸モノグリセリド、2−エチルヘキシルアルコールの分析はガスクロマトグラフィー法によって行った。すなわち試料1gを30mlのクロロホルムに溶解し、100mlのメタノールを加えてポリマー成分を析出させた。次に濾別により不溶分と可溶分を分離し、可溶分を蒸発乾固した後再度クロロホルムを加えて10mlにメスアップして分析用試料とした。ガスクロマトグラフィーの条件は以下のとおりである。機種:HP6890(アジレントテクノロジーズ社製)、検出器:FID、カラム:HP−5(0.25mmφ×30m、膜厚0.25μm)、オーブン温度:50℃(5分)−10℃/分で昇温−325℃(17.5分)。それぞれの可塑剤を用いて検量線を作成し、試料中の可塑剤量を算出した。
(6)加熱収縮率
押出発泡シートをMD、TD方向にそれぞれ10cm×1cmの短冊に切り出し、140℃のオーブンに2分間入れた後の長さより求めた。
加熱収縮率(%)=(10−加熱後の長さ(cm))/10×100
(7)熱成形不良の有無
容器の熱成形不良の有無として、容器の外観が良好なものを○、しわ等の外観不良を有するものを×とした。
(8)耐熱性
容器の耐熱性試験として110℃のオーブンに30分間放置した後の変形有無を目視評価し、変形のないものを○、変形の見られるものを×とした。
「スチレン−メタアクリル酸共重合樹脂の製造」
スチレン80.3重量部、メタアクリル酸5.9重量部、エチルベンゼン13.8重量部の混合液100重量部に対し、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン0.01重量部を添加して成る重合液を、5.0リットルの完全混合型反応器を有する重合装置に0.83リットル/hrで連続的に仕込む。完全混合型反応器の温度を135℃に調整する。重合反応器より連続して排出される重合体溶液を常圧で190℃に加熱された脱気機に導入し、さらに20〜30mmHgに減圧されたベント口を持ち220℃に加熱された押出機に導入して揮発後ペレタイズする。得られる重合体のポリスチレン換算重量平均分子量は20.4万、数平均分子量は8.4万である。樹脂中のメタアクリル酸量は9.0重量%であった。またメタノール可溶分は2.9重量%であった。本樹脂のダイスウェルを評価したところ1.60であった。
「スチレン−メタアクリル酸共重合樹脂組成物の発泡押出し」
直径300mmのサーキュラーダイを備えた押出発泡機を用いて、上記のスチレン−メタアクリル酸共重合樹脂100重量部に対して、発泡核剤として、ミストロンベーパー(商品名 日本ミストロン社製)を樹脂に対して1重量部、発泡剤として、液化ブタンを樹脂に対して4重量部添加して発泡体を製造した。樹脂溶融ゾーンの温度は200〜230℃、ロータリークーラー温度は130〜170℃、Tダイ温度を160℃に調整する。押出発泡された発泡体を冷却マンドレルで冷却し、円周上の2点でカッターにより切断後、幅1000mm、厚み1.8mm、発泡倍率8.0倍の発泡シートを得た。このシートの加熱収縮率を測定した。評価結果を表1に示す。
「スチレン−メタクリル酸共重合樹脂組成物発泡シートの熱成形」
上記発泡シートを真空成形してトレー形状の容器を得た。この容器の熱成形不良の有無および耐熱性を評価した。評価結果を表1に示す。
スチレン80.3重量部、メタアクリル酸5.9重量部、エチルベンゼン13.8重量部の混合液100重量部に対して、さらにステアリルアルコール0.5重量部を添加した他は実施例1と同様に行った。樹脂組成物中のステアリルアルコール量は0.6重量%であった。結果を表1に示す。
[実施例3]
混合液の組成をスチレン82.9重量部、メタアクリル酸3.3重量部、エチルベンゼン13.8重量部とし、ステアリルアルコール0.5重量部のかわりに0.2重量部を添加した他は実施例2と同様に行った。樹脂組成物中のステアリルアルコール量は0.2重量%であった。結果を表1に示す。
[実施例4]
ステアリルアルコールのかわりにステアリン酸0.5重量部を使用した以外は実施例2と同様に行った。樹脂組成物中のステアリン酸量は0.6重量%であった。結果を表1に示す。
ステアリルアルコールのかわりにステアリン酸モノグリセリド0.8重量部とした以外は実施例2と同様に行った。樹脂組成物中のステアリン酸モノグリセリド量は0.9重量%であった。結果を表1に示す。
[実施例6]
実施例2において、スチレン−ブタジエン共重合体としてタフプレン125(商品名 旭化成ケミカルズ社製)5重量部を混合した以外は実施例2と同様に行った。結果を表1に示す。
[実施例7]
ステアリルアルコール0.5重量部のかわりに0.8重量部を添加し、さらにメチルメタクリレート−ブタジエン−スチレンゴムとしてメタブレンC−223A(商品名 三菱レイヨン社製)を5重量部添加した以外は実施例2と同様に行った。樹脂組成物中のステアリルアルコール量は1.0重量%であった。結果を表1に示す。
常温190℃の脱気機を通さなかった他は実施例1と同様に行った。結果を表2に示す。
[比較例2]
ステアリルアルコールを2重量部とした以外は実施例2と同様に行った。樹脂組成物中のステアリルアルコール量は2.3重量%であった。結果を表2に示す。
[比較例3]
ステアリルアルコールの代わりに2−エチルヘキシルアルコール0.5重量部を用いた他は実施例2と同様に行った。樹脂中の2−エチルヘキシルアルコール量は0.1重量%以下であった。結果を表2に示す。
Claims (7)
- スチレンとメタアクリル酸との共重合樹脂であり、その共重合組成がスチレン単量体70〜99重量%,メタアクリル酸単量体1 〜30重量%であって、その重量平均分子量が10万〜30万であり、そのメタノール可溶分が2.0〜5.0重量%である共重合樹脂からなることを特徴とするスチレン系共重合樹脂組成物。
- 220℃、剪断速度100/秒におけるダイスウェルが1.50〜1.70であることを特徴とする請求項1記載のスチレン系共重合樹脂組成物。
- 共重合樹脂組成物が可塑剤0.05〜1重量%含有することを特徴とする請求項1または2記載のスチレン系共重合樹脂組成物。
- 可塑剤が、一般式(A)R1 OH、一般式(B)R2 COOH、一般式(C)R3 COOCH2 CH(OH)CH2 (OH)(ただしR1 ,R2 ,R3 は炭素数10〜30のアルキル基、アルケニル基、シクロアルキル基、アラルキル基から選ばれる)で示される化合物より選ばれる1種以上からなることを特徴とする請求項3に記載のスチレン系共重合樹脂組成物。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の共重合樹脂組成物を押出発泡成形してなる耐熱押出発泡シート。
- スチレン系共重合樹脂組成物100重量部あたりゴム成分としてスチレン−ジエン系熱可塑性エラストマーまたはメチルメタクリレート−ブタジエン−スチレンゴムを1〜10重量部含有することを特徴とする請求項5記載の耐熱押出発泡シート。
- 請求項5又は6の耐熱押出発泡シートを熱成形して得られる容器。
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