JP2006134248A - 自走台車の走行制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、自在車輪を備える自走台車のスイッチバック動作時に、自在車輪の作用により自走台車に起きる左右の横揺れを低減する技術を提供することを課題とする。
【解決手段】 基本ライン51に沿って往復走行させることを基本とする自走台車10の走行制御方法において、走行制御部18は、方向変更指令を受けたときに停止時に操舵駆動輪12を所定角度θだけ操舵する第1操舵工程54と、この状態で所定距離Lを前進させることで基本ライン51から離脱させる工程55と、基本ライン51に向けて操舵する第2操舵工程56と、この状態で所定距離Lを前進させて基本ライン51まで自走台車10を戻す工程57と、自走台車10が基本ライン51に到達したときに操舵を戻して自走台車10を基本ライン51に沿って走行させる第3操舵工程58とからなる一連の制御を実施するものである。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自在車輪を備える自走台車に関し、前進から後進に、又は後進から前進に走行方向を変更する際に発生する横揺れを抑制する自走台車の走行制御方法に関する。
従来、操舵駆動輪の周辺に自在車輪を設け、操舵駆動輪の操舵方向の変化に伴い、自在車輪の向きが変わるように構成した自走台車が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−257387号公報(図2)
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図6は従来の技術の基本構成を説明する図であり、自走台車100(以下、単に台車とも云う。)は、台車フレーム101に縦向きにシャフト102、102を取付け、これらのシャフト102、102に摺動ガイド103、103及び中間プレート104を昇降可能に取付け、この中間プレート104をばね105、105で押し下げるようにし、中間プレート104の中央に昇降用サーボモータ106を設け、このサーボモータ106でボールねじ107を昇降させるようにし、このボールねじ107の下端に駆動部112を接続し、この駆動部112に駆動輪111を備え、台車フレーム101の4隅に摺動ガイド113を取付け、この摺動ガイド113にシャフト114及びばね115を介して自在車輪120を昇降可能に取付けた台車である。
図7は図6に示した自在車輪の平面図及び作用図である。
(a)において、この自在車輪120は、台座121と、この台座121に旋回自在に取付けたホルダ122と、このホルダ122に回転自在に取付けた車輪123とからなる。点Aはホルダ122の旋回中心、点Yは車輪123と路面の接点を意味する。
F側へ走行していた台車が停止して、Re側へ走行し始めるときの変化を説明する。
台座121に図左向き(Re側)の力が作用する。車輪123は回転し始めるが、自在車輪であるため点Aを中心に旋回しようとする。しかし、点Yで路面との摩擦力が発生して車輪123が図上又は下へ移動することはない。その代わりに台座121側が軌跡Mのごとく旋回し始める。
ただし、この旋回は点Aと点Yとが走行ライン上に載っているときには原理的に発生しない。車輪123が押されながら回転する可能性があるからである。しかし、僅かでも点Aが走行ラインから外れると、旋回が始まる。軌跡Mから明らかなように旋回の初期は走行ラインと直交する方向へ荷台が急激に移動し始める。このことが、荷台の横揺れや振動を引き起こす。
(b)において、台座121は点A→点B→点Cのごとく、半円の軌跡Mを描きながら、車輪123の前に出る。台座121が前で車輪123が後ろであれば、以降、自在車輪120は図上下に揺れることはない。
手押し台車であれば、作業者の押し加減で荷台の横揺れを抑制することができる。
しかし、自動化ラインでは、走行ライン上を強制的にスイッチバックさせるために、荷台の横揺れや振動を緩和することができない。荷台に精密部品を搭載したときなどには大きな横揺れは部品の損傷を招くために、好ましいことではない。
すなわち、特許文献1では、スイッチバック動作に伴い台車に発生する幅方向の揺れ又は振動を低減することが求められる。
そこで、本発明は、自在車輪を備える自走台車のスイッチバック動作の際に、自在車輪の作用により台車に起きる左右の横揺れを低減する技術を提供することを課題とする。
本発明者等は、手押し台車であれば作業員の押し加減、すなわち斜め前(多くは無意識のうちに実施するが)へ押すことで、自在車輪の旋回のきっかけを与え、円滑な旋回を促し、結果として横揺れや振動の発生を抑制していることに着目した。そして、自動制御の荷台を僅かに斜めに走行させる制御要素を付加したところ、自在車輪の旋回のきっかけを与えることができ、有害な横揺れや振動を抑制することができることを見出した。
以上の知見から請求項1に係る発明では、機台と、この機台に操舵可能に設けた操舵駆動輪と、台車を安定させるために機台に設けた自在車輪と、操舵駆動輪を制御する走行制御部とを備え、基本ラインに沿って往復走行させることを基本とする自走台車の走行制御方法において、走行制御部は、前進、停止、後進又は後進、停止、前進のごとく方向変更指令を受けたときに停止時若しくはその後に操舵駆動輪を所定角度操舵する第1操舵工程と、この状態で所定距離を後進又は前進させることで基本ラインから自走台車を離脱させる工程と、操舵を戻し、さらに基本ラインに向けて操舵する第2操舵工程と、この状態で所定距離を後進又は前進させることで基本ラインまで自走台車を戻す工程と、自走台車が基本ラインに到達したときに操舵を戻して自走台車を基本ラインに沿って走行可能にする第3操舵工程とからなる一連の制御を実施することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、自走台車において従来発生していた大きな横揺れや振動を、大幅に低減することができた。したがって、振動を嫌う精密部品などを運搬することができるようになった。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
台車の方向は、Fが前方、Reが後方、Rが右側、Lが左側であり、台車10が前方に動くことを前進、後方に動くことを後進とする。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自在車輪を備える自走台車の側面図であり、自走台車10は、台車のフレームを兼ねる機台11と、この機台11の下面に取付け台車10を駆動する駆動輪12を備える駆動部13と、この駆動部13の前後に補助輪14として取付け台車10を支持する自在車輪15とを主な構成要素とする。
なお、17は機台11の上面側に取付けワーク16などを積載又は脱荷するローダ部、18はローダ部17及び駆動部13を制御する走行制御部である。
自在車輪15は、機台11に取付け部材である台座31と、この台座31を介して回動自在に取付けるホルダ部材32と、このホルダ部材32の下部に回転軸33を介して回転自在に取付けた車輪34とからなり、台車10の走行方向に応じてホルダ部材32の向きが変わると共に、車輪34が回転することで台車10の移動方向に向きを変えつつ台車10を支持する役割を担うものである。
また、ローダ部17は、ボデイ部35と、このボデイ部35から横方向に延ばし上下昇降可能に取付けたローダアーム36と、このローダアーム36の先端36aに取付けワーク16を支持するローダ枠体37と、このローダ枠体37の上方に交換可能に取付けたワーク16を受けるアタッチメント38とからなる。
41は運転状態表示器、42は手動操作盤であり、43は電源スイッチである。
すなわち、この自走台車10は、機台11と、この機台11に操舵可能に設けた操舵駆動輪12と、台車10を安定させるために機台11に設けた自在車輪15と、操舵駆動輪12を制御する走行制御部18とを備えるものである。
図2は図1の2矢視図であり、台車10は、機台11の中心に操舵駆動輪12を左右に備える駆動部13を取付け、この駆動部13の周囲4箇所に自在車輪15を取付けたものである。
駆動部13の左側の駆動輪12Lのみを前後に回転することで、台車10を右方向に前進又は後進することができ、駆動部13の右側の駆動輪12Rのみを前後に回転することで、台車10を左方向に前進又は後進させることができる。あるいは、左側の駆動輪12Lを前進させると同時に、右側の駆動輪12Rを同じ回転速度で後進させると、台車10をその場で右旋回させることができる。左側の駆動輪12Lを後進させ、右側の駆動輪12Rを前進させることで、台車10をその場で左旋回することも可能となる。
なお、本実施例では、駆動部13には左右の駆動輪12L、12Rを設けたが、駆動輪12を1つにする共に、この駆動輪12の方向を左右に回動するようにして、台車10を操舵しても差し支えない。
自在車輪15の構造をより詳細に説明する。
自在車輪15は、機台11に台座31を固定し、この台座31に対し回動軸の中心45の回りに断面コ字状のホルダ部材32を回動自在に取付け、このホルダ部材32に回転軸33を介して車輪34を回転自在に取付けるものである。なお、台車10の直進性を確保するため、回動軸の中心45と回転軸33の中心線間に距離Tをもたせた。
そして、機台11の前端に位置検出センサ44Fを取付け、機台11の後端に位置検出センサ44Reを取付けた。
図3はスイッチバック時の自走台車の制御方法とこの制御方法に伴う自在車輪の動きを説明する図であり、基本ライン51に沿って往復走行させることを基本とする自走台車10の走行制御部18(図1参照)が実施する走行制御方法を説明する。
基本ライン51は、台車の経路に磁気テープを貼付けたものであり、自走台車10に備える位置検出センサ44F、44Reにより磁気テープの磁力を検出し、自走台車10の走行をガイドする軌道の役割をもつものである。
なお、磁気テープに代えて、路面に埋設又は路面上に電線を設け、電線に電流を流し、位置検出センサ44F、44Reによりこの誘導電流を検出することで、自走台車10の走行位置をガイドしても良い。
図において、53はスイッチバック動作後、自在車輪15の向きを変化させるため、台車10の中心がトレースする軌跡であり、基本ラインから一度離脱して、離脱後、再度、基本ライン51に戻るというものである。
台車10が軌跡53をとることにより、自在車輪15の向きを円滑に変化させ、横揺れが抑制可能なことを以下に説明する。
(a)において、Re方向に走行した台車10が、スイッチバックをする点52で停止し、走行変更指令を受け、F方向にスイッチバック動作を始める直前の状態を示す。
(b)において、左側の操舵駆動輪12Lを方向61方向に後進させると同時に、右側の駆動輪12Rを同じ回転速度で方向61方向に前進させて、台車10をその場で左旋回させると共に、台車10の4隅に取付けた自在車輪15を、回動軸の中心45(図2参照)を中心に右方向62に回動させる第1操舵工程54を示す。
すなわち、第1操舵工程54は、台車10が方向変更指令を受けたときに停止時に操舵駆動輪12を所定角度θだけ操舵して、自在車輪15の向きを変化させるものである。
(c)において、自在車輪15を(b)からさらに右方向62に回動させるため、(b)の操舵角のままで台車10を所定距離Dだけ走行させることを示す。
すなわち、台車10を(b)の状態からサブライン53上を所定距離Dだけ前進させることにより、基本ライン51から自走台車を離脱させ、台車の進行方向に合うように自在車輪15の向きを右方向62に回動変化させる工程55である。
(d)において、台車10の操舵を戻し、さらに基本ライン51に向けて角度αで右方向に操舵するという第2操舵工程56を示す。
(d)から(e)にかけては、(d)の状態の操舵方向で台車10を移動させ、自在車輪15の向きをさらに進行方向に合うように変化させる工程である。
すなわち、(d)の状態で所定距離Lだけ台車10を前進させることで、自在車輪15の方向を台車10の進行方向に円滑に変化させながら、基本ライン51まで自走台車10を戻す工程57を示す。
(e)において、自走台車10が基本ライン51に到達したときに操舵を戻して自走台車10を基本ライン51に沿って走行可能にするという第3操舵工程58である。
なお、第1操舵工程54において、ワークの着脱ステーションと台車との干渉を回避するため、台車10を前進方向に必要な距離だけ走行させた後、第1操舵をしても差し支えないものとする。
(e)から(f)にかけて、台車10は基本ライン51上に戻りしばらく走行する。そして、(f)に設けた位置確認用のセンサにより、台車10に位置を再確認させることで、一連の制御は完了する。
本実施例では、台車10の後進方向から前進方向にスイッチバック動作する際の走行制御方法であったが、前進方向から前進方向にスイッチバック動作する際の走行制御にも適用可能なことはいうまでもない。
走行制御部18は、方向変更指令を受けたときに、停止時に操舵駆動輪12を所定角度θだけ操舵する第1操舵工程54と、この状態で所定距離Dを前進させることで基本ライン51から自走台車を離脱させ、サブライン53に移行させる工程55とを設けたので、自在車輪15の向きを方向変更指令前の向きから変化させることができる。
加えて、操舵を戻しさらに第1操舵工程54と反対方向に且つ基本ライン51に向けて操舵する第2操舵工程56と、この状態で所定距離Lを後進又は前進させることで基本ライン51まで自走台車10を戻す工程57とを設けたので、向きを変えた自在車輪15を、円滑に、走行方向に沿った向きに変化させることができる。
このように、自在車輪15を備える自走台車10が方向変更指令を受け走行すると、自在車輪15の向きを、円滑に、自走台車の走行方向に沿った向きに変化させることができる。自在車輪の向きを、円滑に、自走台車の走行方向に沿った向きに変化させるため、方向変換の際、自在車輪15の向き変化に伴い発生する台車10の横揺れを低減すると共に、台車10への負担を軽減することができる。
図2に戻って、従来技術によると、スイッチバック動作の際、回動軸の中心45と回転軸33の中心33C間の距離Tに相当する横揺れがいつ発生するかわからず、横揺れによりワークを台車から落とすという問題や、アタッチメント上に載せたワークの位置ずれなどの問題があった。
上記横揺れ問題の対策として、自在車輪の代わりに駆動部と操舵部とを兼ね備える、いわゆる全方位車輪を用いることにより対応することができる。しかし、全方位車輪を利用すると、台車のコストアップにつながるという問題が残る。
本発明の制御方法によれば、スイッチバック時に、ホルダ部材32の向きを円滑に且つ速やかに回動させることで、台車10の横揺れを減らすことができる。
加えて、台車の横揺れを、一定の時期に且つ短時間で終らせることができる。
この結果、台車10において従来発生していた大きな横揺れや振動を、大幅に低減することができる。したがって、振動を嫌う精密部品などを運搬することが可能となる。
加えて、市販の自在車輪を活用することで、従来の構造のまま横揺れを減らすことができるため、台車10はコストアップとはない。
さらに、横揺れの発生を、短時間で終らせることができるので、台車10の速度を早期に高速にすることができ、搬送のサイクルタイムの向上を図ることも可能となる。
図4は本発明に係る自走台車の走行制御方法を自動車の組立ラインに適用する場合の作用図であり、4輪車両71の組立ラインに燃料タンク72を搬送し、この燃料タンク72を搭載した台車10が後進から前進にスイッチバック動作し、組立ライン上の4輪車両71の動きと同期させ、この4輪車両71に燃料タンク72を取付けることを示す。
(a)において、燃料タンク72を載せた台車10が方向h方向に進むことを示す。
(b)において、台車10は組立ラインの中心線73まで進み、方向をj方向に変え、次に、組立ラインの進む方向と逆方向のk方向に進み、スイッチバック点で制御部18(図1参照)から方向変換指令を受け、後進から停止し、前進に移る。
このとき、本発明に係る自走台車の走行制御方法により、自在台車10の自在車輪15(図1参照)に備えるホルダ部材32の回動に起因する横揺れを大幅に低減することができる。横揺れに伴い燃料タンク72に掛かる衝撃や振動が減るため、部品の位置ずれは起き難い。部品の位置ずれが起き難くくなるため、アタッチメント38などのワーク治具を簡素化することが可能となる。
(c)において、作業者Pが4輪車両71に燃料タンク72を取付けることを示すものであり、台車10はスイッチバック動作をして、車両組立ラインで組立ラインと同じ方向且つ同じ速度で同期させて走行する。
台車10のスイッチバック動作の際の横揺れに起因する台車10上に載せた燃料タンク72の位置ずれがなくなるため、移動する組立ライン上の4輪車両71への位置決め作業性を向上することができる。横揺れにより、燃料タンク72に傷がつくなどワークである燃料タンク72の品質を損なうという問題も解消すことができる。
(d)において、燃料タンク72の取付けを終った台車10は、ライン中心線73の所定の位置から外れ方向n方向に移動することを示し、次の動作の準備に入る。
図5は図3の別実施例図であり、自走台車10の走行制御方法において、走行制御部は、後進、停止、前進のごとく方向変更指令を受けたときに停止時に操舵駆動輪12を所定角度θだけ操舵する第1操舵工程54Aと、この状態で所定距離Laを前進させることで基本ライン51Aから自走台車10を離脱させる工程55Aと、次に操舵を戻す第2操舵工程56Aと、自走台車10を基本ライン51Aに平行に走行させる工程81と、第1操舵工程54Aでの操舵方向と逆方向に操舵駆動輪12L、12Rを操舵する第3操舵工程58Aと、この状態で距離Yを前進させることで基本ライン51Aまで自走台車10を戻す工程と、自走台車10が基本ライン51Aに到達したときに操舵を戻して自走台車10を基本ライン51Aに沿って走行可能にする第4操舵工程82とからなる一連の制御を実施するものである。
図3と異なる主な点は、自走台車10を基本ライン51Aに平行に走行させる工程81と、第1操舵工程54Aでの操舵方向と逆方向に操舵駆動輪12L、12Rを操舵する第3操舵工程58Aの2工程が増えた点にある。
なお、所定距離X及び距離Yは任意に設定可能であり、自在車輪の構造や台車に搭載する荷物の種類などにより決定するものとする。
本発明は、工場内で部品、ワークなどの搬送を行う自走台車に好適である。
本発明に係る自在車輪を備える自走台車の側面図である。 図1の2矢視図である。 スイッチバック時の自走台車の制御方法とこの制御方法に伴う自在車輪の動きを説明する図である。 本発明に係る自走台車の走行制御方法を自動車の組立ラインに適用する場合の作用図である。 図3の別実施例図である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。 図6に示した自在車輪の平面図及び作用図である。
符号の説明
10…自走台車、12…操舵駆動輪、18…走行制御部、51…基本ライン、55…基本ラインから離脱させる工程、56…第2操舵工程、57…基本ラインまで自走台車を戻す工程、58…第3操舵工程。

Claims (1)

  1. 機台と、この機台に操舵可能に設けた操舵駆動輪と、台車を安定させるために前記機台に設けた自在車輪と、前記操舵駆動輪を制御する走行制御部とを備え、基本ラインに沿って往復走行させることを基本とする自走台車の走行制御方法において、
    前記走行制御部は、前進、停止、後進又は後進、停止、前進のごとく方向変更指令を受けたときに前記停止時若しくはその後に前記操舵駆動輪を所定角度操舵する第1操舵工程と、この状態で所定距離を後進又は前進させることで基本ラインから自走台車を離脱させる工程と、操舵を戻しさらに基本ラインに向けて操舵する第2操舵工程と、この状態で所定距離を後進又は前進させることで基本ラインまで自走台車を戻す工程と、自走台車が基本ラインに到達したときに操舵を戻して自走台車を基本ラインに沿って走行可能にする第3操舵工程とからなる一連の制御を実施することを特徴とする自走台車の走行制御方法。
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